JP4295498B2 - Atv用ラジアルタイヤ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、旋回性能を向上しうるATV用ラジアルタイヤに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
ATV(ALL TERRAIN VEHICLE )は、砂地や泥濘地等の悪路走行を目的としたもので、全地形走行車両、或いはバギー車などと呼ばれる場合もある。ATVは、車体の前部に設けられた1ないし2輪の操舵輪と、車体の後部に設けられた左右の駆動輪を有している。駆動輪には、通常、デファレンシャル装置を介在させていない。従って、左右の駆動輪は常に同じ回転数で回転しているため、旋回時には駆動輪を横方向にスライドさせる必要がある。
【0003】
また近年のATV用タイヤでは、悪路でのグリップ力を充分に確保するため、トレッド面にブロックパターンが採用されている。しかしながら、ブロックパターンは前に進もうとするトラクション力が高く、旋回時にスライドさせることが難しいため旋回性能に劣る傾向がある。しかもラジアル構造のタイヤでは、トレッド部がベルト層によって補強されているため、トレッド剛性が高くブロックの変形も小さくなる。このため、トラクション性がさらに増し、旋回性能の悪化をより顕著なものとしている。
【0004】
本発明は、以上のような問題点に鑑み案出なされたもので、車両装着時に車両外側を向く外側ブロック縁に、面取り状に切り欠いた斜面からなる切欠き部を形成した面取りブロックを設けることを基本として、簡単な構成によりトラクション性能とスライド性能とをバランスさせることができ、旋回性能の向上に役立つATV用ラジアルタイヤを提供することを目的としている。
【0005】
なお乗用車用のリブパターンタイヤにおいてリブエッジに面取りを設ける技術は、下記特許文献1ないし2に記載されている。ただし、本願発明のように、ATV用ラジアルタイヤの特有に問題点を示唆するところはない。
【0006】
【特許文献1】
特開2000−225811号公報
【特許文献2】
特開平7−329516号公報
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明のうち請求項1記載の発明は、
トレッド面に複数のブロックを隔置したブロックパターンを形成したATV用ラジアルタイヤであって、
前記ブロックは、車両装着時に車両外側を向く外側ブロック縁に、面取り状に切り欠いた斜面からなる切欠き部を形成し、かつ車両装着時に車両内側を向くブロック縁には切欠き部を設けない面取りブロックを含むとともに、
前記面取りブロックは、全ブロックの80〜100%を占めていることを特徴としている。
【0008】
また請求項2記載の発明は、前記切欠き部は、前記面取りブロックの接地面に対する角度θが30〜60度であることを特徴とする請求項1記載のATV用ラジアルタイヤである。
【0009】
また請求項3記載の発明は、前記切欠き部は、その半径方向の高さhが前記面取りブロックの半径方向のブロック高さHの25〜50%であることを特徴とする請求項1又は2に記載のATV用ラジアルタイヤである。
【0010】
また請求項4記載の発明は、前記ブロックパターンが、ブロックがタイヤ周方向に並ぶ複数のブロック列を有し、かつブロックの重心がタイヤ赤道Cよりも車両内側にある主ブロック列のブロックの接地面積を、ブロックの重心がタイヤ赤道Cよりも車両外側にある主ブロック列のブロックの接地面積よりも大としたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のATV用ラジアルタイヤである。
【0011】
また請求項5記載の発明は、前記面取りブロックは、タイヤ軸方向のブロック長さがタイヤ周方向のブロック長さよりも大きい横長状をなし、かつ車両外側に位置する外側部と、車両内側に位置するとともに前記外側部とはタイヤ周方向に位置ずれした内側部と、この内側部と前記外側部とをタイヤ周方向に対して斜めにのびて継ぐ継ぎ部とからなることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のATV用ラジアルタイヤである。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の一形態を図面に基づき説明する。
図1は本発明のATV用ラジアルタイヤの一実施形態を示す断面図、図2はそのトレッドパターンを展開して示す展開図である。
【0013】
図1において、ATV用ラジアルタイヤ1(以下タイヤ1という)は、トレッド部2からサイドウォール部3をへてビード部4のビードコア5に至るカーカス6と、トレッド部2の内部かつ前記カーカス6のタイヤ半径方向外側に配されたベルト層7とを具えている。
【0014】
前記カーカス6は、カーカスコードをタイヤ周方向に対して70゜〜90゜の角度で配列した1枚以上、好ましくな2枚のカーカスプライ6Aから形成される。カーカスコードには、ナイロン、レーヨン、ポリエステルといった有機繊維コードが好適である。少なくとも1枚のカーカスプライ6Aは、ビードコア5、5間を跨るトロイド状の本体部6aと、この本体部の両側からのびビードコア5の廻りをタイヤ軸方向内側から外側に折り返された折返し部6bとを有する折り返しプライとするのが良い。またカーカスプライ6Aの本体部6aと折返し部6bとの間には、ビードコア5から先細状でタイヤ半径方向外側にのびるエーペックスゴム8が設けられている。
【0015】
前記ベルト層7は、ベルトコードをタイヤ周方向に対して例えば15°〜35°の角度で配列した1枚以上、本例では2枚のベルトプライ7A、7Bから形成される。各ベルトコードは、プライ間相互で交差するように、傾斜の向きを違えて配される。ATV用タイヤ1は、凹凸の激しい悪路で頻繁に使用される関係上、乗り心地性やギャップ吸収性などが非常に重要となる。そのために、ベルト層7のベルトコードには、カーカスコードと同様にナイロン、ポリエステル、レーヨン等の低モジュラスの有機繊維コードが好適に使用される。
【0016】
またトレッド部2には、図1、図2に例示する如く、幅広のトレッド溝Gを凹設することにより、複数のブロック9が隔置されたブロックパターンが形成される。本実施形態では、泥濘、砂地といった軟弱地でのグリップ性能を充分に確保するため、トレッド面の全面積S(トレッド溝Gを全て埋めた状態におけるトレッド面の全接地表面積)に占めるブロック9の表面積Sb(実接地面積)の割合であるランド比Sb/Sを15〜25%と低く設定している。これは、路面へのブロック9の食い込み量を高めるのに役立つ。
【0017】
前記ブロック9は、例えば平面視が長方形状、台形状、略5角形状、楕円形状など種々の形状のものを採用できる。ただし、軟弱地でのトラクション性能の観点より、本例の如くタイヤ軸方向のブロック長さBxをタイヤ周方向のブロック長さByに比して大(Bx>By)とした横長状とすることが好ましい。特に限定はされないが、ブロック長さ比(Bx/By)は、好ましくは2.0〜4.0、特に好ましくは2.5〜3.5とするのが望ましい。前記ブロック長さ比(Bx/By)が2.0未満であると悪路でのトラクション性能が不足しやすく、逆に4.0を超えると、ブロック9のタイヤ周方向剛性の著しい低下を招きやすくなる。
【0018】
また本実施形態のブロック9は、図2に示すように、車両への装着時、車両外側に位置する外側部9oと、車両内側に位置するとともに前記外側部9oとはタイヤ周方向に位置ずれした内側部9iと、この内側部9iと前記外側部9oとをタイヤ周方向に対して傾斜して継ぐ継ぎ部9cとからなるものが例示される。本例の内側部9i、外側部9oは、いずれもタイヤ軸方向に平行にのびている。継ぎ部9cは、タイヤ周方向に対して30〜60゜程度で傾斜してのびている。
【0019】
一般に、タイヤ軸方向のブロック長さBxが大きい横長状のブロックは、タイヤ周方向の剛性が低下しやすい。特に大きな制動力又は駆動力が作用したときにブロックが大きく変形し、十分な加速、制動が得られない場合がある。これに対して、本実施形態のブロック9のように、横長状としつつも中央に継ぎ部9cを設けることによって、ブロックのタイヤ周方向の剛性を高めることができる。これは、大きな制動力又は駆動力が作用したときでもブロック9の周方向の過度の変形を防止でき、十分な加速ないし制動作用を得るのに役立つ。なおブロックの接地面12には、凹ませたスロット15や図示しないサイプなどを設けることができる。
【0020】
また本実施形態では、全てのブロック9が、図3、及び図2のA−A断面である図4に示すように、少なくとも車両(ATV)装着時に車両外側を向く前記外側部9oの外側ブロック縁Eに、面取り状に切り欠いた斜面11Sからなる切欠き部11を形成した面取りブロック10からなるものを示す。このような切欠き部11を設けると、図5に略示するように、旋回時の遠心力Fがブロック10に作用すると、切欠き部11によって該ブロック10を旋回外側に倒れ込みやすくする。これは、ブロック9に、横方向のグリップ力の低下をもたらし、ひいては小さな横力で横方向へタイヤをスライドさせ得る。従って、旋回性能が向上する。またブロック10タイヤ周方向の剛性は、実質的な変化がないため、直進時のトラクション性能などを低下をも防止できる。なお、図1〜図5(全図)において自明のように、前記面取りブロック10の車両(ATV)装着時に車両内側を向く前記内側部9iの内側のブロック縁には前記切欠き部を設けていない。
【0021】
切欠き部11は、外側ブロック縁Eの一部にのみ設けられていても良いが、好ましくは該外側ブロック縁Eの80%以上、より好ましくは全範囲に亘って設けられることが望ましい。また切欠き部11は、図3、図4に示すように、面取りブロック10の接地面12に対する斜面11Sの角度θが30〜60度、特に好ましくは40〜50゜とするのが良い。
【0022】
斜面11Sの傾斜の角度θが30°未満では、旋回時にタイヤに横方向へのスライドを促進させる効果が十分に得られない傾向があり、逆に60゜を超えると、ブロック10の横剛性が過度に低下しやすく、旋回時の安定性を損ねやすくなる。
【0023】
また切欠き部11は、その半径方向の高さhが面取りブロック10の半径方向のブロック高さHの25〜50%であることが望ましい。切欠き部の高さhがブロック高さHの25%未満では、旋回時にタイヤに横方向へのスライドを促進させる効果が十分に得られない傾向があり、逆に50%を超えると、ブロック10の横剛性が過度に低下しやすく、或いは接地面積を過度に減じるなど旋回時の安定性を損ねやすくなる。特に好ましくは切欠き部の高さhがブロック高さH40〜50%であるのが望ましい。なお上記実施形態では、面取りブロック10は、全ブロックの100%を占めているが、50%以上であれば、本発明の効果が期待できる。特に好ましくは80%以上とし、本発明においては80%以上としている。
【0024】
また本実施形態のATV用ラジアルタイヤ1のブロックパターンは、前記横長状のブロック9がタイヤ周方向に並ぶ主ブロック列R1〜R4が複数列形成されている。またトレッド両端部には、平面視がコ字状をなす端部ブロック14がタイヤ周方向に並ぶ端のブロック列Re、Reが配されている。主ブロック列は、車両内側から順次車両外側に配された第1の主ブロック列R1、第2の主ブロック列R2、第3の主ブロック列R3及び第4の主ブロック列R4を含んでいる。第1、第2の主ブロック列R1、R2は、いずれもブロックの重心がタイヤ赤道Cよりも車両内側にあり、他方、第3、第4の主ブロック列R3、R4は、いずれもブロックの重心がタイヤ赤道Cよりも車両外側にある。
【0025】
本実施形態では、第1ないし第2の主ブロック列R1、R2に含まれるブロック9の接地面積を、第3ないし第4のブロック列R3、R4に含まれるブロック9の接地面積よりも大きく設定している。また各主ブロック列R1〜R4において、タイヤ周方向のブロック配設ピッチは略同一としている。これにより、トレッド面は、タイヤ赤道Cよりも車両内側のランド比が、タイヤ赤道Cよりも車両外側のランド比よりも大きく設定されている。
【0026】
このようなATV用ラジアルタイヤ1は、トレッド面内において発生しうるトラクション(牽引力)が、車両内側で大きくかつ車両外側で小さくなる。したがって、このようなランド比の割合に基づいて、旋回時に車両外側においてスリップを発生させ易くする。そして、このようなパターンを面取りブロック10と組み合わせて用いたときには、旋回性能をさらに向上させることができる点で特に好ましいものとなる。またさらに好ましくは、車両外側に位置するブロック列ほど、該ブロック列に含まれるブロックの接地面積が小さくなるのが望ましい。とりわけ、内側のランド比は、外側のランド比の1.1〜1.5倍、さらに好ましくは1.20〜1.25倍とするのが好適である。
【0027】
以上、本発明の特に好ましい実施形態について詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定されることなく、例えばタイヤの内部構造、ブロック形状などを含め、種々の態様に変形して実施しうるのは言うまでもない。
【0028】
【実施例】
図1、図2の基本構造を有するタイヤサイズがAT20×10R9のATV用ラジアルタイヤを、表1の仕様で試作するとともに、各試供タイヤの実車評価(トラクション性能、旋回性能(スライド性能)、乗り心地性、及びそれらの総合性能)を行った。なお表1以外の仕様は、表2に示す通りとし、各タイヤとも実質的に同一とした。
【0029】
実車評価は、試供タイヤをリム(8.0AT)にリム組みして内圧(28kPa)を充填し、ATV車(排気量660cm3 の後輪駆動のスポーツタイプ4輪車)の全輪に装着し、ATVの競技コースを走行した。そして、そのときのトラクション性能、旋回性能(スライド性能)、乗り心地性、及びそれらの総合性能を、夫々ドライバーの官能評価により5点法で評価した。テストの結果などを表1に、またタイヤの仕様などを表2に示す。
【0030】
【表1】
【0031】
【表2】
【0032】
テストの結果、実施例のタイヤでは、トラクション性能を悪化させることなく旋回性を向上していることが確認できる。つまり、本発明の優位性が確認できた。
【0033】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のATV用ラジアルタイヤは、トラクション性能を損ねることなく旋回時におけるスライド性を高め、旋回性能を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のATV用ラジアルタイヤの一実施形態を示す断面図である。
【図2】そのトレッドパターンの一例を展開して示す展開図である。
【図3】ブロックを拡大して示す斜視図である。
【図4】その断面図である。
【図5】旋回時のブロックの状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ATV用ラジアルタイヤ
2 トレッド部
2S トレッド面
9 ブロック
10 面取りブロック
11 切欠き部
11S 斜面
12 ブロックの接地面
E 外側ブロック縁
Claims (5)
- トレッド面に複数のブロックを隔置したブロックパターンを形成したATV用ラジアルタイヤであって、
前記ブロックは、車両装着時に車両外側を向く外側ブロック縁に、面取り状に切り欠いた斜面からなる切欠き部を形成し、かつ車両装着時に車両内側を向くブロック縁には切欠き部を設けない面取りブロックを含むとともに、
前記面取りブロックは、全ブロックの80〜100%を占めていることを特徴とするATV用ラジアルタイヤ。 - 前記切欠き部は、前記面取りブロックの接地面に対する角度θが30〜60度であることを特徴とする請求項1記載のATV用ラジアルタイヤ。
- 前記切欠き部は、その半径方向の高さhが前記面取りブロックの半径方向のブロック高さHの25〜50%であることを特徴とする請求項1又は2に記載のATV用ラジアルタイヤ。
- 前記ブロックパターンは、ブロックがタイヤ周方向に並ぶ複数のブロック列を有し、かつブロックの重心がタイヤ赤道Cよりも車両内側にある主ブロック列のブロックの接地面積を、ブロックの重心がタイヤ赤道Cよりも車両外側にある主ブロック列のブロックの接地面積よりも大としたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のATV用ラジアルタイヤ。
- 前記面取りブロックは、タイヤ軸方向のブロック長さがタイヤ周方向のブロック長さよりも大きい横長状をなし、
かつ車両外側に位置する外側部と、車両内側に位置するとともに前記外側部とはタイヤ周方向に位置ずれした内側部と、この内側部と前記外側部とをタイヤ周方向に対して斜めにのびて継ぐ継ぎ部とからなることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のATV用ラジアルタイヤ。
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