JPH10119054A - プレキュアトレッドの成形金型及び製造方法 - Google Patents
プレキュアトレッドの成形金型及び製造方法Info
- Publication number
- JPH10119054A JPH10119054A JP28355796A JP28355796A JPH10119054A JP H10119054 A JPH10119054 A JP H10119054A JP 28355796 A JP28355796 A JP 28355796A JP 28355796 A JP28355796 A JP 28355796A JP H10119054 A JPH10119054 A JP H10119054A
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- JP
- Japan
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- tread
- mold
- longitudinal direction
- molds
- divided
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- Pending
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- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 トレッドパターンに採用する溝配列を同一の
金型を使用して複数種類に変更することができ、製造コ
ストを低減することができるプレキュアトレッドの成形
金型及び製造方法を提供する。 【解決手段】 踏面に溝からなるトレッドパターンを有
する帯状のプレキュアトレッドを成形する一対の金型の
うち、踏面側を成形する金型Mを、トレッド長手方向に
複数に分割すると共に、トレッド幅方向に少なくとも2
列以上の金型列A,Bに分割し、これら2列以上の金型
列A,Bをトレッド長手方向に所定のずらし位置にセッ
トして未加硫ゴムを充填し、加硫成形する。
金型を使用して複数種類に変更することができ、製造コ
ストを低減することができるプレキュアトレッドの成形
金型及び製造方法を提供する。 【解決手段】 踏面に溝からなるトレッドパターンを有
する帯状のプレキュアトレッドを成形する一対の金型の
うち、踏面側を成形する金型Mを、トレッド長手方向に
複数に分割すると共に、トレッド幅方向に少なくとも2
列以上の金型列A,Bに分割し、これら2列以上の金型
列A,Bをトレッド長手方向に所定のずらし位置にセッ
トして未加硫ゴムを充填し、加硫成形する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、更生タイヤに使用
するプレキュアトレッドの成形金型及び製造方法に関
し、さらに詳しくは、トレッドパターンに採用する溝配
列を同一の金型を使用して複数種類に変更することがで
きるプレキュアトレッドの成形金型及び製造方法に関す
る。
するプレキュアトレッドの成形金型及び製造方法に関
し、さらに詳しくは、トレッドパターンに採用する溝配
列を同一の金型を使用して複数種類に変更することがで
きるプレキュアトレッドの成形金型及び製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】プレキュアトレッドは、予め加硫成形さ
れたトレッド材であり、タイヤを更生する際に使用済の
台タイヤに残存するトレッドゴムを取り除いた後に新し
いトレッドゴムとして貼り付けられる。このようなプレ
キュアトレッドを加硫成形する従来の成形金型は、図6
に示すように、金型Mをトレッド長手方向に複数に分割
した分割金型1〜5からなり、これら分割金型1〜5を
直列に連接させた状態で加硫成形を行う。キャビティ7
内にはトレッド長手方向に所定の間隔で溝成形骨8が設
けられており、この溝成形骨8に応じた溝配列のトレッ
ドパターンが形成される。
れたトレッド材であり、タイヤを更生する際に使用済の
台タイヤに残存するトレッドゴムを取り除いた後に新し
いトレッドゴムとして貼り付けられる。このようなプレ
キュアトレッドを加硫成形する従来の成形金型は、図6
に示すように、金型Mをトレッド長手方向に複数に分割
した分割金型1〜5からなり、これら分割金型1〜5を
直列に連接させた状態で加硫成形を行う。キャビティ7
内にはトレッド長手方向に所定の間隔で溝成形骨8が設
けられており、この溝成形骨8に応じた溝配列のトレッ
ドパターンが形成される。
【0003】ところで、タイヤの騒音特性や摩耗特性等
を改善するために、溝配列をタイヤ赤道線又はその平行
線の両側でタイヤ周方向に互いにずらしてトレッドパタ
ーンを評価することが頻繁に行われている。しかしなが
ら、上述した従来のプレキュアトレッドの成形金型で
は、溝配列をタイヤ幅方向両側で互いにタイヤ周方向に
ずらす場合、溝配列のずれ量P1 に応じて極めて多種類
の金型を用意する必要があるので、プレキュアトレッド
の製造コストが著しく増大するという問題があった。
を改善するために、溝配列をタイヤ赤道線又はその平行
線の両側でタイヤ周方向に互いにずらしてトレッドパタ
ーンを評価することが頻繁に行われている。しかしなが
ら、上述した従来のプレキュアトレッドの成形金型で
は、溝配列をタイヤ幅方向両側で互いにタイヤ周方向に
ずらす場合、溝配列のずれ量P1 に応じて極めて多種類
の金型を用意する必要があるので、プレキュアトレッド
の製造コストが著しく増大するという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、トレ
ッドパターンに採用する溝配列を同一の金型を使用して
複数種類に変更することができ、製造コストを低減する
ことができるプレキュアトレッドの成形金型及び製造方
法を提供することにある。
ッドパターンに採用する溝配列を同一の金型を使用して
複数種類に変更することができ、製造コストを低減する
ことができるプレキュアトレッドの成形金型及び製造方
法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明のプレキュアトレッドの成形金型は、踏面に溝
からなるトレッドパターンを有する帯状のプレキュアト
レッドを成形する踏面側と非踏面側との一対の金型のう
ち、前記踏面側を成形する金型を、トレッド長手方向に
複数に分割すると共に、トレッド幅方向に少なくとも2
列以上の金型列に分割し、該2列以上の金型列をトレッ
ド長手方向に互いにずらしたセット位置に変位可能にし
たことを特徴とするものである。
の本発明のプレキュアトレッドの成形金型は、踏面に溝
からなるトレッドパターンを有する帯状のプレキュアト
レッドを成形する踏面側と非踏面側との一対の金型のう
ち、前記踏面側を成形する金型を、トレッド長手方向に
複数に分割すると共に、トレッド幅方向に少なくとも2
列以上の金型列に分割し、該2列以上の金型列をトレッ
ド長手方向に互いにずらしたセット位置に変位可能にし
たことを特徴とするものである。
【0006】また、本発明のプレキュアトレッドの製造
方法は、上記成形金型を使用し、前記金型列をトレッド
長手方向に所定のずらし位置にセットして未加硫ゴムを
充填し、加硫成形することを特徴とするものである。こ
のようにプレキュアトレッドの踏面側を成形する金型
を、トレッド長手方向に複数に分割すると共に、トレッ
ド幅方向に少なくとも2列以上の金型列に分割し、該2
列以上の金型列をトレッド長手方向に互いにずらした状
態でプレキュアトレッドを加硫成形するので、その金型
列のずれ量を変更することにより、トレッドパターンに
採用する溝配列を同一の金型を使用して複数種類に変更
することができる。従って、従来のようにトレッドパタ
ーンにおける溝配列のずれ量に応じて多種類の金型を用
意する必要がないので、プレキュアトレッドの製造コス
トを低減することができる。
方法は、上記成形金型を使用し、前記金型列をトレッド
長手方向に所定のずらし位置にセットして未加硫ゴムを
充填し、加硫成形することを特徴とするものである。こ
のようにプレキュアトレッドの踏面側を成形する金型
を、トレッド長手方向に複数に分割すると共に、トレッ
ド幅方向に少なくとも2列以上の金型列に分割し、該2
列以上の金型列をトレッド長手方向に互いにずらした状
態でプレキュアトレッドを加硫成形するので、その金型
列のずれ量を変更することにより、トレッドパターンに
採用する溝配列を同一の金型を使用して複数種類に変更
することができる。従って、従来のようにトレッドパタ
ーンにおける溝配列のずれ量に応じて多種類の金型を用
意する必要がないので、プレキュアトレッドの製造コス
トを低減することができる。
【0007】本発明において、金型のトレッド長手方向
及びトレッド幅方向の分割数はその上限が限定されるも
のではなく、トレッドパターン及びトレッドの寸法等に
応じて多数に分割することが可能である。特に、金型の
トレッド幅方向の分割は、2列以上の金型列がそれぞれ
トレッド長手方向にわたって配設された溝成形骨を含む
ようにすることが好ましい。この溝成形骨は、トレッド
長手方向に延びる主溝やトレッド幅方向に延びる横溝の
いずれを形成するものであってもよい。
及びトレッド幅方向の分割数はその上限が限定されるも
のではなく、トレッドパターン及びトレッドの寸法等に
応じて多数に分割することが可能である。特に、金型の
トレッド幅方向の分割は、2列以上の金型列がそれぞれ
トレッド長手方向にわたって配設された溝成形骨を含む
ようにすることが好ましい。この溝成形骨は、トレッド
長手方向に延びる主溝やトレッド幅方向に延びる横溝の
いずれを形成するものであってもよい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成について添付
の図面を参照して詳細に説明する。図1〜図3は、本発
明の第1実施例からなるプレキュアトレッドの成形金型
を示すものである。図1において、プレキュアトレッド
の踏面側を成形する金型Mは、トレッド幅方向に延びる
複数の分割線DL によって、トレッド長手方向に複数の
分割金型1〜5に分割されている。これら分割金型1〜
5は、さらにトレッド中央部においてトレッド長手方向
に延びる分割線DV によって、トレッド幅方向に2列に
分割されている。即ち、左側の分割金型1a〜5aは金
型列Aを構成し、右側の分割金型1b〜5bは金型列B
を構成している。このように分割金型1a〜5a及び分
割金型1b〜5bの集合体からなる金型Mの中央部には
キャビティ7が設けられている。このキャビティ7内に
はトレッド長手方向に所定の間隔でトレッド幅方向に延
びる複数の溝成形骨8が凸設されており、この溝成形骨
8に応じた溝配列のトレッドパターンが形成されるよう
になっている。また、金型列Aにおける溝成形骨8の配
列と、金型列Bにおける溝成形骨8の配列とは、予めず
れ量P1 をもってトレッド長手方向すなわちタイヤ周方
向にずれるように設定されている。このずれ量P1 は例
えば23mmである。
の図面を参照して詳細に説明する。図1〜図3は、本発
明の第1実施例からなるプレキュアトレッドの成形金型
を示すものである。図1において、プレキュアトレッド
の踏面側を成形する金型Mは、トレッド幅方向に延びる
複数の分割線DL によって、トレッド長手方向に複数の
分割金型1〜5に分割されている。これら分割金型1〜
5は、さらにトレッド中央部においてトレッド長手方向
に延びる分割線DV によって、トレッド幅方向に2列に
分割されている。即ち、左側の分割金型1a〜5aは金
型列Aを構成し、右側の分割金型1b〜5bは金型列B
を構成している。このように分割金型1a〜5a及び分
割金型1b〜5bの集合体からなる金型Mの中央部には
キャビティ7が設けられている。このキャビティ7内に
はトレッド長手方向に所定の間隔でトレッド幅方向に延
びる複数の溝成形骨8が凸設されており、この溝成形骨
8に応じた溝配列のトレッドパターンが形成されるよう
になっている。また、金型列Aにおける溝成形骨8の配
列と、金型列Bにおける溝成形骨8の配列とは、予めず
れ量P1 をもってトレッド長手方向すなわちタイヤ周方
向にずれるように設定されている。このずれ量P1 は例
えば23mmである。
【0009】上述のように構成される成形金型を使用し
てプレキュアトレッドを製造する場合、上記金型Mを下
型とし、この金型Mと対をなす例えば平板状の金型を上
型とし、これら上下金型間に未加硫のゴムを充填して加
硫成形する。これにより、溝成形骨8に応じた溝配列の
トレッドパターンを有するプレキュアトレッドを製造す
ることができる。
てプレキュアトレッドを製造する場合、上記金型Mを下
型とし、この金型Mと対をなす例えば平板状の金型を上
型とし、これら上下金型間に未加硫のゴムを充填して加
硫成形する。これにより、溝成形骨8に応じた溝配列の
トレッドパターンを有するプレキュアトレッドを製造す
ることができる。
【0010】金型列Aの溝配列と金型列Bの溝配列との
トレッド長手方向のずれ量P1 を変更したい場合は、図
2に示すように、金型列Aと金型列Bとをトレッド長手
方向に互いにずらすことにより、ずれ量P2 を例えば1
5mmにする。そして、金型列Aと金型列Bを互いにず
らした状態で固定し、上下金型間で未加硫のトレッド材
を加硫成形することにより、溝配列を異ならせたプレキ
ュアトレッドが得られる。
トレッド長手方向のずれ量P1 を変更したい場合は、図
2に示すように、金型列Aと金型列Bとをトレッド長手
方向に互いにずらすことにより、ずれ量P2 を例えば1
5mmにする。そして、金型列Aと金型列Bを互いにず
らした状態で固定し、上下金型間で未加硫のトレッド材
を加硫成形することにより、溝配列を異ならせたプレキ
ュアトレッドが得られる。
【0011】従って、タイヤの騒音特性や摩耗特性等を
改善するために、溝配列をタイヤ赤道線の両側でタイヤ
周方向に互いにずらしてトレッドパターンを評価する場
合に、溝配列のずれ量に応じて多種類の金型を用意する
必要がないので、プレキュアトレッドの製造コストを低
減することができる。また、本発明では、図3に示すよ
うに、金型列A,B間にスペーサ9を挿入するようにし
てもよい。このスペーサ9はトレッド幅を変更するため
に挿入するものである。このように金型Mにスペーサ9
を組み合わせても上記と同様にトレッドパターンの変更
を行うことができる。
改善するために、溝配列をタイヤ赤道線の両側でタイヤ
周方向に互いにずらしてトレッドパターンを評価する場
合に、溝配列のずれ量に応じて多種類の金型を用意する
必要がないので、プレキュアトレッドの製造コストを低
減することができる。また、本発明では、図3に示すよ
うに、金型列A,B間にスペーサ9を挿入するようにし
てもよい。このスペーサ9はトレッド幅を変更するため
に挿入するものである。このように金型Mにスペーサ9
を組み合わせても上記と同様にトレッドパターンの変更
を行うことができる。
【0012】図4及び図5は、本発明の第2実施例から
なるプレキュアトレッドの成形金型を示すものである。
図4において、金型Mはトレッド長手方向に複数の分割
金型1〜6に分割されていると共に、トレッド幅方向に
3列に分割されている。即ち、左側の分割金型1a〜6
aは金型列Aを構成し、右側の分割金型1b〜6bは金
型列Bを構成し、中央の分割金型1c〜6cは金型列C
を構成している。金型Mの中央部のキャビティ7内に
は、トレッド長手方向にジグザグ状に延びる溝成形骨8
a,8bが凸設されていると共に、両ショルダー部にお
いてトレッド長手方向に所定の間隔でトレッド幅方向に
延びる複数の溝成形骨8cが設けられており、これら溝
成形骨8a,8b,8cに応じた溝配列のトレッドパタ
ーンが形成されるようになっている。なお、幅が太い溝
成形骨8aは金型列A,Bにそれぞれ1本設けられ、幅
が細い溝成形骨8bは金型列Cに2本設けられている。
また、溝成形骨8a,8bの配列は、タイヤ赤道の両側
で予めずれ量P3 をもってトレッド長手方向に互いにず
れるように設定されている。このずれ量P3 は例えば2
8mmである。
なるプレキュアトレッドの成形金型を示すものである。
図4において、金型Mはトレッド長手方向に複数の分割
金型1〜6に分割されていると共に、トレッド幅方向に
3列に分割されている。即ち、左側の分割金型1a〜6
aは金型列Aを構成し、右側の分割金型1b〜6bは金
型列Bを構成し、中央の分割金型1c〜6cは金型列C
を構成している。金型Mの中央部のキャビティ7内に
は、トレッド長手方向にジグザグ状に延びる溝成形骨8
a,8bが凸設されていると共に、両ショルダー部にお
いてトレッド長手方向に所定の間隔でトレッド幅方向に
延びる複数の溝成形骨8cが設けられており、これら溝
成形骨8a,8b,8cに応じた溝配列のトレッドパタ
ーンが形成されるようになっている。なお、幅が太い溝
成形骨8aは金型列A,Bにそれぞれ1本設けられ、幅
が細い溝成形骨8bは金型列Cに2本設けられている。
また、溝成形骨8a,8bの配列は、タイヤ赤道の両側
で予めずれ量P3 をもってトレッド長手方向に互いにず
れるように設定されている。このずれ量P3 は例えば2
8mmである。
【0013】上述のように構成される成形金型によれ
ば、図5に示すように、金型列A,Bをそれぞれ金型列
Cに対してトレッド長手方向にずらすことにより、金型
列Cにおける2本の溝成形骨8b,8b間のずれ量P3
をそのままにして、溝成形骨8bと溝成形骨8aとの間
にずれ量P4 を設けることができる。このずれ量P4 は
例えば10mmにすることができる。
ば、図5に示すように、金型列A,Bをそれぞれ金型列
Cに対してトレッド長手方向にずらすことにより、金型
列Cにおける2本の溝成形骨8b,8b間のずれ量P3
をそのままにして、溝成形骨8bと溝成形骨8aとの間
にずれ量P4 を設けることができる。このずれ量P4 は
例えば10mmにすることができる。
【0014】このように溝成形骨8a,8bの配列に応
じて金型Mをトレッド幅方向に分割することにより、同
一の金型Mを使用してトレッドパターンの溝配列を容易
にかつ多彩に変更することができる。なお、本実施例に
おいても、上述の第1実施例と同様に、金型列A,C間
及び金型列C,B間にそれぞれスペーサを挿入すること
によりトレッド幅を変更するようにしてもよい。
じて金型Mをトレッド幅方向に分割することにより、同
一の金型Mを使用してトレッドパターンの溝配列を容易
にかつ多彩に変更することができる。なお、本実施例に
おいても、上述の第1実施例と同様に、金型列A,C間
及び金型列C,B間にそれぞれスペーサを挿入すること
によりトレッド幅を変更するようにしてもよい。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、プ
レキュアトレッドの踏面側を成形する金型をトレッド幅
方向に少なくとも2列以上の金型列に分割し、該2列以
上の金型列をトレッド長手方向に互いにずらした状態で
プレキュアトレッドを加硫成形するから、トレッドパタ
ーンに採用する溝配列を同一の金型を使用して複数種類
に変更することができ、プレキュアトレッドの製造コス
トを低減することができる。
レキュアトレッドの踏面側を成形する金型をトレッド幅
方向に少なくとも2列以上の金型列に分割し、該2列以
上の金型列をトレッド長手方向に互いにずらした状態で
プレキュアトレッドを加硫成形するから、トレッドパタ
ーンに採用する溝配列を同一の金型を使用して複数種類
に変更することができ、プレキュアトレッドの製造コス
トを低減することができる。
【図1】本発明の第1実施例からなるプレキュアトレッ
ドの成形金型を示す平面図である。
ドの成形金型を示す平面図である。
【図2】本発明の第1実施例からなるプレキュアトレッ
ドの成形金型のパターン変更時における状態を示す平面
図である。
ドの成形金型のパターン変更時における状態を示す平面
図である。
【図3】本発明の第1実施例からなるプレキュアトレッ
ドの成形金型の変形例を示す平面図である。
ドの成形金型の変形例を示す平面図である。
【図4】本発明の第2実施例からなるプレキュアトレッ
ドの成形金型を示す平面図である。
ドの成形金型を示す平面図である。
【図5】本発明の第2実施例からなるプレキュアトレッ
ドの成形金型のパターン変更時における状態を示す平面
図である。
ドの成形金型のパターン変更時における状態を示す平面
図である。
【図6】従来のプレキュアトレッドの成形金型を示す平
面図である。
面図である。
M 金型 A,B,C 金型列 P1 〜P4 ずれ量 DL ,DV 分割線 1〜6,1a〜6a,1b〜6b,1c〜6c 分割金
型 7 キャビティ 8,8a,8b 溝成形骨 9 スペーサ
型 7 キャビティ 8,8a,8b 溝成形骨 9 スペーサ
Claims (2)
- 【請求項1】 踏面に溝からなるトレッドパターンを有
する帯状のプレキュアトレッドを成形する踏面側と非踏
面側との一対の金型のうち、前記踏面側を成形する金型
を、トレッド長手方向に複数に分割すると共に、トレッ
ド幅方向に少なくとも2列以上の金型列に分割し、該2
列以上の金型列をトレッド長手方向に互いにずらしたセ
ット位置に変位可能にしたプレキュアトレッドの成形金
型。 - 【請求項2】 請求項1に記載の成形金型に、前記金型
列をトレッド長手方向に所定のずらし位置にセットして
未加硫ゴムを充填し、加硫成形するプレキュアトレッド
の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28355796A JPH10119054A (ja) | 1996-10-25 | 1996-10-25 | プレキュアトレッドの成形金型及び製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28355796A JPH10119054A (ja) | 1996-10-25 | 1996-10-25 | プレキュアトレッドの成形金型及び製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10119054A true JPH10119054A (ja) | 1998-05-12 |
Family
ID=17667078
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28355796A Pending JPH10119054A (ja) | 1996-10-25 | 1996-10-25 | プレキュアトレッドの成形金型及び製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10119054A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007145150A1 (ja) | 2006-06-15 | 2007-12-21 | Bridgestone Corporation | プレキュアトレッド及びこれを用いた更生タイヤ |
EP2337673A1 (en) * | 2008-08-31 | 2011-06-29 | MICHELIN Recherche et Technique S.A. | Contoured flat mold |
CN104760168A (zh) * | 2015-03-25 | 2015-07-08 | 山东豪迈机械科技股份有限公司 | 轮胎模具的设计方法 |
WO2016191446A1 (en) | 2015-05-26 | 2016-12-01 | Bridgestone Bandag, Llc | Method and apparatus for improved tread splicing |
-
1996
- 1996-10-25 JP JP28355796A patent/JPH10119054A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007145150A1 (ja) | 2006-06-15 | 2007-12-21 | Bridgestone Corporation | プレキュアトレッド及びこれを用いた更生タイヤ |
EP2337673A1 (en) * | 2008-08-31 | 2011-06-29 | MICHELIN Recherche et Technique S.A. | Contoured flat mold |
JP2012501256A (ja) * | 2008-08-31 | 2012-01-19 | ミシュラン ルシェルシュ エ テクニーク ソシエテ アノニム | 異形フラットモールド |
EP2337673A4 (en) * | 2008-08-31 | 2013-05-29 | Michelin Rech Tech | CONTOURED FLAT FORM |
US8632715B2 (en) | 2008-08-31 | 2014-01-21 | Michelin Recherche Et Technique S.A. | Contoured flat mold |
CN104760168A (zh) * | 2015-03-25 | 2015-07-08 | 山东豪迈机械科技股份有限公司 | 轮胎模具的设计方法 |
WO2016191446A1 (en) | 2015-05-26 | 2016-12-01 | Bridgestone Bandag, Llc | Method and apparatus for improved tread splicing |
EP3302949A4 (en) * | 2015-05-26 | 2019-01-16 | Bridgestone Bandag, LLC | METHOD AND DEVICE FOR IMPROVED TIMING LAYER SPINDING |
US10821693B2 (en) | 2015-05-26 | 2020-11-03 | Bridgestone Bandag, Llc | Method and apparatus for improved tread splicing |
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