JP4623059B2 - プロジェクタ - Google Patents

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Description

本発明は、プロジェクタに関する。
従来、光源から射出された光を、入力される画像情報に応じて変調して光学像を形成し、形成された光学像を拡大投射するプロジェクタ本体と、このプロジェクタ本体に画像情報を出力する画像出力装置とを備えるプロジェクタが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載のプロジェクタでは、画像出力装置(DVD(Digital Versatile Disk)プレーヤー)の上に、プロジェクタ本体が区画部材を介して載置されている。そして、DVDプレーヤーの背面には、DVDを投入するためのDVD投入部や、音声を出力するスピーカなどが設けられている。
ところで、このような画像出力装置と、プロジェクタ本体とが一体化されたプロジェクタは、主に家屋等における室内で用いられ、プロジェクタの使用者は、室内の広さや、スクリーンの大きさ及び設置場所などに応じて、自身の前方、後方、側方など様々な場所にプロジェクタを設置して使用している。
特開2006−72037号公報
しかしながら、特許文献1に記載のプロジェクタでは、DVD投入部の位置がプロジェクタの投射側とは反対側に固定されているため、プロジェクタの使用者は、例えば、自身の後方や、側方などの場所にプロジェクタ設置した場合に、操作部の位置が遠くなり、操作性が低下するという問題があった。
本発明の目的は、設置状況に応じて操作部の位置を自由に変更することを可能とし、設置自由度を向上させるプロジェクタを提供することにある。
本発明のプロジェクタは、光源から射出された光を、入力される画像情報に応じて変調して光学像を形成し、形成した光学像を拡大投射するプロジェクタ本体と、前記プロジェクタ本体に前記画像情報を出力する画像出力装置とを備えるプロジェクタであって、前記プロジェクタ本体および前記画像出力装置は、互いに対向して配置され、前記プロジェクタ本体と前記画像出力装置の間に介在して当該プロジェクタ本体および当該画像出力装置を連結させる連結機構を備え、前記連結機構は、前記プロジェクタ本体または前記画像出力装置のいずれか一方に固定される板状部材と、前記板状部材に固定されるとともに、前記プロジェクタ本体または前記画像出力装置のいずれか他方に形成された略円形状の取付側開口部に挿通され、当該板状部材を、前記他方に対して回転自在とさせる断面略円形状の回転部材とを備え前記回転部材は、断面略円形状の回転部材本体と、前記回転部材本体における前記取付側開口部への挿通方向先端側に、外側に向って延出して設けられる延出部とを備え、前記連結機構は、前記回転部材本体の外径と略同じ内径を有する平板状の円環部材が分割された複数の分割円環部材を備え、前記複数の分割円環部材は、前記回転部材が前記取付側開口部に挿通された状態において、互いに組み合わされることで前記回転部材本体に当接し、当該取付側開口部の周縁に固定されることを特徴とする。
ここで、画像出力装置としては、例えば、DVDプレーヤー、ビデオプレーヤー、テレビチューナーなどが挙げられる。
このような構成によれば、連結機構は、板状部材と、回転部材とを備えるので、プロジェクタ本体と、画像出力装置とを回転自在とさせることができる。すなわち、例えば、プロジェクタ本体を上方側、画像出力装置を下方側に対向して配置し、板状部材をプロジェクタ本体に固定し、回転部材を画像出力装置に取り付けることで、プロジェクタを設置した状態において、上方側に配置されたプロジェクタ本体を下方側に配置された画像出力装置に対して回転させることができる。
したがって、例えば、画像出力装置にDVD投入部などの操作部や、DVDの動作状態を表示する表示部などが設けられている場合には、プロジェクタの使用者は、画像出力装置における操作部および表示部が設けられた面を自身の方向に向けてプロジェクタを設置し、プロジェクタ本体による光学像の投射方向をスクリーン等の投射面の方向に向けることができる。すなわち、プロジェクタの使用者は、プロジェクタの設置状況に応じて操作部および表示部の位置を自由に変更することができる。
また、回転部材は、断面略円形状を有し、プロジェクタ本体または画像出力装置のいずれか他方に形成された取付側開口部に挿通されるので、簡素な構成により、板状部材を、取付側開口部に沿って回転自在とさせることができる。
さらに、回転部材は、回転部材本体と、延出部とを備え、複数の分割円環部材は、回転部材が取付側開口部に挿通された状態において、互いに組み合わされることで回転部材本体に当接し、取付側開口部の周縁に固定されるので、回転部材を、取付側開口部への挿通方向とは反対側に引き出した際に、回転部材における延出部は、分割円環部材に当接する。したがって、回転部材の取付側開口部からの抜けを防止することができる。さらに、回転部材本体は、板状部材に固定されるとともに、分割円環部材にて挟持されるので、板状部材を、分割円環部材に沿って回転自在とさせることができる。
本発明では、前記回転部材は、略円筒形状を有し、前記板状部材には、前記取付側開口部と対向する位置に部材側開口部が形成され、前記一方には、前記取付側開口部と対向する位置に固定側開口部が形成されていることが好ましい。
このような構成によれば、プロジェクタ本体と、画像出力装置とは、各開口部および回転部材により連通するので、例えば、画像出力装置から出力される画像情報をプロジェクタ本体に伝送するための画像ケーブル等の信号線を、回転部材を介してプロジェクタ本体および画像出力装置に接続することができる。したがって、プロジェクタの使用者は、画像出力装置から出力される画像情報をプロジェクタ本体に伝送するための画像ケーブル等の信号線を外部に接続することなく、プロジェクタを使用することができる。また、プロジェクタの外部に信号線を引き回す必要がなくなるので、省スペース化を図ることができる。さらに、各開口部および回転部材により連通された空間を介して信号線が接続されるので、プロジェクタ本体が回転しても信号線が絡まることがなくスムーズに回転させることができる。
本発明では、前記プロジェクタ本体および前記画像出力装置は、鉛直方向に積層して配置され、外部からケーブルを接続するためのコネクタを備え、前記コネクタは、下方側に配置される前記プロジェクタ本体または前記画像出力装置に設けられていることが好ましい。
このような構成によれば、例えば、AC(Alternating Current)電源ケーブルのインレットコネクタなどの外部からケーブルが接続されるためのコネクタは、下方側に配置されるプロジェクタ本体または画像出力装置に設けられる。したがって、例えば、プロジェクタ本体を上方側、画像出力装置を下方側に鉛直方向に積層して配置した場合において、プロジェクタ本体を画像出力装置に対して回転させる際に、ケーブルが絡まることなどなく、スムーズに回転させることができる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
〔プロジェクタの概略構成〕
図1は、プロジェクタ1を前方側から見た斜視図であり、図2は、プロジェクタ1を後方側から見た斜視図である。なお、図1〜図2では、説明の便宜上、プロジェクタ1の後方側から前方側に向かう方向をX軸とし、このX軸に直交する2軸をそれぞれY軸(水平軸)およびZ軸(垂直軸)とする。以下の図面についても同様である。
プロジェクタ1は、図1〜図2に示すように、光源から射出された光を、入力される画像情報に応じて変調して光学像を形成し、形成した光学像を拡大投射するプロジェクタ本体2と、プロジェクタ本体2に画像情報を出力するDVDプレーヤー3と、プロジェクタ本体2およびDVDプレーヤー3を回転自在に連結させる連結機構4と、プロジェクタ本体2およびDVDプレーヤー3の回転を規制する回転規制機構5とを備える。
プロジェクタ本体2は、図1および図2に示すように、DVDプレーヤー3の上方側(+Z軸方向側)に載置され、略直方体状に形成された上方側筐体21と、上方側筐体21の前面(+X軸方向側の面)に露出する投射レンズ22と、上方側筐体21の上面(+Z軸方向側の面)の後方側(−X軸方向側)に設けられた操作パネル23とを備える。この操作パネル23は、プロジェクタ1の起動・調整等の操作およびDVDプレーヤー3の再生・停止等の操作を実施するためのものである。DVDプレーヤー3は、このDVD操作パネル23が操作されることで、DVDプレーヤー3に挿入された記録媒体に記録された画像情報等の再生・停止等を実施する。なお、投射レンズ22については後に詳述する。
画像出力装置としてのDVDプレーヤー3は、デジタルデータとして画像情報等が記録されたDVD等の記録媒体を再生することで、記録媒体に記録された画像情報等を、画像ケーブル(図示略)を介してプロジェクタ本体2に出力するものである。このDVDプレーヤー3は、図1および図2に示すように、プロジェクタ本体2の下方側(−Z軸方向側)に配置され、略直方体状に形成された下方側筐体31と、下方側筐体31の前面の略中央部分に設けられたDVD挿抜口32と、DVD挿抜口32の下方側に設けられたDVD動作表示部33と、下方側筐体31の背面(−X軸方向側の面)に設けられたインタフェースカバー34およびインレットコネクタ35とを備える。
DVD挿抜口32は、DVD等の記録媒体が挿入されるスロットインタイプの挿入部であり、DVDプレーヤー3は、このDVD挿抜口32に挿入された記録媒体に記録された画像情報等を再生する。また、DVD挿抜口32の側方には、記録媒体を排出する為の排出スイッチ32Aが取り付けられている。
DVD動作表示部33は、DVDプレーヤー3の再生・停止等の状態を表示する部分であり、使用者は、このDVD動作表示部33を見ることで記録媒体の再生・停止等の状態を確認することができる。
インタフェースカバー34の内部には、図示は省略するが、例えば、プロジェクタ1に外部から画像情報を入力するための画像入力端子などの各種インタフェースコネクタが設けられており、インタフェースカバー34は、これらのインタフェースコネクタを保護する。そして、このインタフェースカバー34を開放することで、各種インタフェースコネクタを利用することができる。なお、インタフェースカバー34は省略してもよい。
インレットコネクタ35は、AC電源ケーブルを外部から接続するためのコネクタであり、インタフェースカバー34に覆われることなく露出している。
すなわち、各種インタフェースコネクタおよびインレットコネクタ35は、下方側のDVDプレーヤー3に設けられている。
図3はプロジェクタ本体2の概略構成を示す図である。
プロジェクタ本体2は、図3に示すように、画像投射手段6と、冷却装置7と、電源装置8とを備える。
画像投射手段6は、平面視略L字形状を有し、入力される画像情報に基づく光学像を形成して拡大投射するものである。この画像投射手段6は、光源装置61と、照明光学装置62と、色分離光学装置63と、リレー光学装置64と、光学装置65と、投射レンズ22とを備える。
光源装置61は、照明光学装置62に向けて光束を射出するものである。この光源装置61は、一対の電極611A間で放電発光が行われる光源ランプ611と、主反射鏡612と、平行化レンズ613とを備える。
光源ランプ611から放射された光束は、主反射鏡612により光源装置61の前方側に射出方向を揃えて集束光として射出される。そして、主反射鏡612により射出された集束光は、平行化レンズ613によって平行化され、照明光学装置62に向けて射出される。
なお、本実施形態では、主反射鏡612を楕円面リフレクタとして構成しているが、光源ランプ611から射出された光束を略平行化して反射するパラボラリフレクタとして構成してもよい。この場合には、平行化レンズ613を省略した構成とすることができる。
照明光学装置62は、第1レンズアレイ621、第2レンズアレイ622、偏光変換素子623、および重畳レンズ624を備える。光源装置61から射出された光束は、第1レンズアレイ621によって複数の部分光束に分割され、第2レンズアレイ622の近傍で結像する。そして、第2レンズアレイ622から射出された各部分光束は、その中心軸(主光線)が偏光変換素子623の入射面に垂直となるように入射し、偏光変換素子623にて略1種類の直線偏光光として射出される。偏光変換素子623から直線偏光光として射出された複数の部分光束は、重畳レンズ624を介して光学装置65の後述する3枚の液晶パネル651上で重畳する。
色分離光学装置63は、2枚のダイクロイックミラー631,632、および反射ミラー633を備え、これらのダイクロイックミラー631,632と、反射ミラー633とにより照明光学装置62から射出された複数の部分光束を赤、緑、青の3色の色光に分離する。
リレー光学装置64は、入射側レンズ641、リレーレンズ643、および反射ミラー642,644を備え、色分離光学装置63で分離された色光、例えば、赤色光を光学装置65の後述する赤色光側の液晶パネル651Rまで導く。
光学装置65は、入射した光束を画像情報に応じて変調して光学像(カラー画像)を形成する。この光学装置65は、3つの液晶パネル651(赤色光側の液晶パネルを651R、緑色光側の液晶パネルを651G、青色光側の液晶パネルを651Bとする)と、各液晶パネル651の光路前段側に配置される入射側偏光板652と、各液晶パネル651の光路後段側に配置される射出側偏光板653と、クロスダイクロイックプリズム654とを備える。
3つの入射側偏光板652は、色分離光学装置63で分離された各色光のうち、偏光変換素子623で揃えられた偏光方向と略同一の偏光方向を有する偏光光のみ透過させ、その他の光束を吸収するものである。
3つの液晶パネル651は、一対の透明なガラス基板に電気光学物質である液晶が密閉封入された構成を有し、入力される画像情報に応じて液晶の配向状態が制御されることで、入射側偏光板652から射出された偏光光束の偏光方向を変調する。
3つの射出側偏光板653は、液晶パネル651を介して射出された光束のうち、一定方向の偏光光を透過し、その他の光束を吸収する。
クロスダイクロイックプリズム654は、射出側偏光板653から射出された各色ごとの変調光を合成してカラー画像を形成する。このクロスダイクロイックプリズム654は、4つの直角プリズムを貼り合わせた平面視略正方形状を有し、直角プリズム同士を貼り合わせた界面には、2つの誘電体多層膜が形成されている。これら誘電体多層膜は、液晶パネル651Gから射出され、射出側偏光板653を介した色光を透過し、液晶パネル651R,651Bから射出され、射出側偏光板653を介した各色光を反射する。これにより、各色光が合成されてカラー画像が形成される。
投射レンズ22は、複数のレンズが組み合わされた組レンズとして構成され、クロスダイクロイックプリズム654で形成されたカラー画像を拡大投射する。
冷却装置7は、プロジェクタ本体2の内部を冷却するものである。この冷却装置7は、光源装置61の光束射出方向とは反対側(−Y軸方向側)に設けられた冷却ファン71と、投射レンズ22の両側(Y軸方向両側)に設けられた冷却ファン72,73とを備える。
各冷却ファン71〜73は、所定の駆動電圧で駆動され、光源装置61および投射レンズ22を含むプロジェクタ本体2の各部を冷却する。
電源装置8は、光源装置61の前方側(+X軸方向側)に取り付けられ、インレットコネクタ35に接続されたAC電源ケーブルを介して供給されるAC電源をDC電源に変換してプロジェクタ本体2およびDVDプレーヤー3に供給する。
図4は、プロジェクタ1を前方側から見た分解斜視図である。
連結機構4は、図4に示すように、プロジェクタ本体2の底板24に固定される板状部材41と、この板状部材41に固定されるとともに、DVDプレーヤー3の天板36に回転自在に取り付けられる回転部材42と、この回転部材42を天板36に取り付ける複数の分割円環部材43とを備える。
なお、図4では、上方側筐体21から露出する投射レンズ22(図1参照)や、下方側筐体31に設けられたDVD挿抜口32(図1参照)等の各部については図示を省略している。
板状部材41は、平面視略十字形状に形成される板状の部材であり、略直交して四方に延出する4つの端部を有している。この板状部材41の略中央位置には、回転部材42が複数のネジ44にて固定されている。
また、板状部材41の各端部には、先端側の両端または一端に、複数の孔41Bが形成されている。ここで、上方側筐体21の底板24には、板状部材41の部材側開口部41A(図5参照)と対向する位置に、固定側開口部24Aが形成され、各孔41Bと対向する位置に、板状部材41を固定するための複数の雌ネジ孔(図示略)が形成されている。そして、板状部材41は、各孔41Bを介して底板24の雌ネジ孔に、ネジ(図示略)を螺合することで、上方側筐体21に固定されている。
回転部材42は、略円筒形状の回転部材本体421と、この回転部材本体421の両端に、軸方向と略直交して外側に向かって延出して設けられる部材側延出部422および取付側延出部423とを備える。
ここで、下方側筐体31の天板36には、プレス成形等により、上方側に向かって突出する略円盤状の台座361が略中央位置に形成され、台座361における部材側開口部41Aと対向する位置には、略円形の取付側開口部361Aが形成されている。すなわち、部材側開口部41A、取付側開口部361A、固定側開口部24Aは、それぞれ対向して形成されている。
また、取付側開口部361Aの周縁には、分割円環部材43を固定するための雌ネジ孔361Bが4箇所に形成されている。そして、回転部材42は、板状部材41に固定された状態で取付側開口部361Aに上方側から挿通される。
分割円環部材43は、回転部材本体421の外径と略同じ内径を有する平板状の円環部材を2つの部分に分割した部材であり、回転部材42を取付側開口部361Aに挿通した状態における天板36と、取付側延出部423との間隙と略同じ厚さに形成されている。また、分割円環部材43には、天板36の雌ネジ孔361Bと対向する位置に、天板36に固定するための孔43Aが各2箇所に形成されている。
そして、分割円環部材43は、天板36と、取付側延出部423との間隙に回転部材本体421を挟み込むように挿入され、各孔43Aを介して雌ネジ孔361Bに、ネジ431(図6参照)を螺合することで固定されている。すなわち、分割円環部材43は、回転部材42が取付側開口部361Aに挿通された状態において、互いに組み合わされることで回転部材本体421に当接し、取付側開口部361Aの周縁に固定される。
天板36の周縁には、複数の孔36Aが形成されている。また、下方側筐体31には、側面の上端から内側に向かって延出する天板取付部311が形成され、この天板取付部311には、天板36を固定するための複数の雌ネジ孔311Aが複数の孔36Aと対向する位置に形成されている。そして、天板36は、複数の孔36Aを介して雌ネジ孔311Aに、ネジ362(図8参照)を螺合することで、下方側筐体31に固定される。
回転規制機構5は、台座361の周縁における右側面側(+Y軸方向側)および左側面側(−Y軸方向側)の2箇所位置に、上方側に向かって突出するように折り曲げ加工されたストッパ部51A,51Bと、前面側(+X軸方向側)および背面側(−X軸方向側)の2箇所位置に取り付けられたクリックバネ52A,52Bとを備える。
ストッパ部51A,51Bは、板状部材41に当接することで、板状部材41の所定方向への回転を規制する。具体的に、ストッパ部51Aは、プロジェクタ本体2における投射レンズ22と、DVDプレーヤー3におけるDVD挿抜口32とが同側にある状態、すなわち、図1および図4の状態において、板状部材41に当接し、上方側から見て時計回り方向(図4中矢印A)への板状部材41の回転を規制する。また、ストッパ部51Bは、投射レンズ22と、DVD挿抜口32とが反対側にある状態、すなわち、図2の状態において、板状部材41に当接し、反時計回り方向(図4中矢印B)への板状部材41の回転を規制する。
クリックバネ52A,52Bは、板状部材41がストッパ部51A,51Bに当接した際に、ストッパ部51A,51Bにより規制される所定方向の回転とは逆方向の回転に対する抗力を板状部材41に付加する。
したがって、板状部材41を、ストッパ部51A,51Bから離間させる方向に回転させるためには、クリックバネ52A,52Bにより付加される抗力よりも大きな力を加える必要がある。すなわち、板状部材41は、ストッパ部51A,51Bに当接した状態で仮固定される。なお、本実施形態では、板状部材41がストッパ部51Aに当接した状態の仮固定位置を第1仮固定位置とし、ストッパ部51Bに当接した状態の仮固定位置を第2仮固定位置とする。
〔板状部材および回転部材の詳細構成〕
図5は、板状部材41および回転部材42の分解斜視図である。
板状部材41の端部411(+Y軸方向側の端部)には、図5に示すように、板状部材41の回転に際して、ストッパ部51A,51Bに当接する当接部411A,411Bが形成されている。
当接部411Aは、端部411の隅部(+X軸方向側の隅部)に設けられ、他の端部における隅部とは異なり、面取りされることなく直線状に形成されている。また、当接部411Bは、端部411の略中央部分に外側に突出して設けられている。なお、端部411は、当接部411Aを形成するために、当接部411Bの両側部分において、Y軸方向に段差が設けられている。
板状部材41の端部412(+X軸方向側の端部)には、略中央部分に外側に向かって突出して突出部413が形成されている。突出部413の略中央位置には、孔413Aが形成され、この孔413Aには、下方側に突出する略円柱形状のピン45が嵌め込まれている。また、板状部材41の各端部における先端側の略中央位置には、それぞれ孔414が形成され、これらの孔414には、下方側に突出する略半球形状のスペーサ46がそれぞれ嵌め込まれている。スペーサ46はPOM(ポリアセタール)等の動摩擦係数の低い樹脂で成形されている。また、板状部材41の略中央位置には、略円形の部材側開口部41Aが形成され、この部材側開口部41Aの周縁には、回転部材42を固定するための雌ネジ孔415が4箇所に形成されている。
回転部材42の部材側延出部422は、部材側開口部41Aの内径よりも大きい外径に形成され、この部材側延出部422には、板状部材41の雌ネジ孔415と対向する位置に、回転部材42を固定するための孔422Aが4箇所に形成されている。
回転部材42の取付側延出部423は、部材側開口部41Aおよび取付側開口部361Aの内径よりも小さい外径に形成されている。
そして、回転部材42は、部材側開口部41Aに上方側から挿通され、各孔422Aを介して雌ネジ孔415に、ネジ44を螺合することで固定される。
図6は、天板36および連結機構4を示す縦断面図である。
板状部材41および回転部材42は、図6に示すように、取付側開口部361Aに上方側から挿通される。各スペーサ46は、板状部材41と台座361の間で挟まれるように配置され、板状部材41と台座361の隙間を確保するとともに、プロジェクタ本体2を支持する。また、回転部材42は、部材側開口部41Aおよび取付側開口部361Aに挿通されたときに、天板36と、取付側延出部423との間に間隙Lがあるような長さに形成されている。そして、この間隙Lに分割円環部材43が回転部材本体421を挟み込むように挿入され、ネジ431にて固定されている。
ここで、上方側筐体21の内部と、下方側筐体31の内部とは、取付側開口部361A、固定側開口部24A、および回転部材42とにより連通している。そして、DVDプレーヤー3から出力される画像情報をプロジェクタ本体2に伝送するための画像ケーブルや、電源装置8にAC電源を供給するための電源ケーブル等の信号線は、これらの取付側開口部361A、固定側開口部24A、および回転部材42を介して接続されている。
〔回転規制機構の詳細構成〕
図7は、図1および図4と同様に、プロジェクタ1が第1仮固定位置で仮固定されている状態における回転規制機構5を示す図である。
ストッパ部51Aは、図7に示すように、台座361における右側面側に設けられ、台座361の中央より前面側に位置している。また、ストッパ部51Bは、台座361における左側面側に設けられ、台座361の略中央に位置している。そして、ストッパ部51A,51Bの突出量は、板状部材41を天板36に固定したときに、ストッパ部51A,51Bの先端位置が板状部材41と略同じ高さとなるような突出量とされている。
抗力付加部材としてのクリックバネ52A,52Bは、弾性材料からなる部材であり、図7に示すように、板バネ部521と、固定部522と、係止部523とを備える。
板バネ部521は、先端側に向かって拡がるように断面略U字状に折り曲げ形成された部分であり、この板バネ部521における一方の平面には、この平面と略直交して延出する固定部522が形成されている。
ここで、台座361の周縁における前面側および背面側の2箇所位置には、クリックバネ52A,52Bを取り付けるためのバネ取付用開口部361Cが形成されている。クリックバネ52A,52Bを台座361に取り付けるにあたっては、板バネ部521をバネ取付用開口部361Cに挿入し、固定部522に形成された孔(図示略)を介してバネ取付用開口部361Cにおける回転部材42とは反対側の周縁に形成された雌ネジ孔(図示略)に、ネジ524を螺合することで取り付けられる。なお、クリックバネ52A,52Bは、板バネ部521の先端側が左側面側となるように台座361に取り付けられる。この際、板バネ部521における回転部材42側の平面は、ピン45の回転軌道の内側にあるように取り付けられている。
また、クリックバネ52A,52Bには、図4に示すように、固定部522と比較して板バネ部521における平面の端部が上方側に突出するように所定幅の段差が形成され、クリックバネ52A,52Bが台座361に取り付けられた場合において、板バネ部521における平面が上方側に所定の突出量で突出する。また、この突出量は、板バネ部521における平面の端部が、板状部材41と、ピン45の先端との間にあるような突出量とされている。
係止部523は、板バネ部521における回転部材42側の平面に、回転部材42側に突出して形成された略半円筒形状の部分であり、板状部材41が第1仮固定位置または第2仮固定位置にあるときには、ピン45と当接し、かつ、ピン45よりもストッパ部51A側にあるような位置に形成されている。
〔プロジェクタの回転動作〕
次に、プロジェクタ1の回転動作について、図8〜図10を参照して説明する。
図8は、プロジェクタ1において、DVDプレーヤー3に対してプロジェクタ本体2を回転させている状態を示す図である。図9は、プロジェクタ1が第2仮固定位置で仮固定されている状態を示す図である。図10は、プロジェクタ1が第2仮固定位置で仮固定されている状態における回転規制機構5を示す図である。
プロジェクタ1が第1仮固定位置で仮固定されている状態、すなわち、図1に示す状態において、プロジェクタ本体2を、上方側から見て時計回りに回転させるように所定の回転力を付加すると、板状部材41は、プロジェクタ本体2の底板24に固定されているので、プロジェクタ本体2の回転に伴って、上方側から見て時計回り方向(図7中矢印A)に所定の回転力が付加される。しかしながら、プロジェクタ1が第1仮固定位置で仮固定されている状態では、ストッパ部51Aと、板状部材41の当接部411Aとが当接しているので、板状部材41の回転が規制されるとともに、プロジェクタ本体2の回転が規制される。
また、この状態において、プロジェクタ本体2を、上方側から見て反時計回りに回転させるように所定の回転力を付加すると、板状部材41は、プロジェクタ本体2の底板24に固定されているので、プロジェクタ本体2の回転に伴って、上方側から見て反時計回り方向(図7中矢印B)に所定の回転力が付加される。そして、板状部材41の回転により、ピン45がクリックバネ52Aの付勢力に抗してクリックバネ52Aの係止部523を越えると、図8に示すように、プロジェクタ本体2は回転を開始する。
すなわち、板状部材41は、第1仮固定位置にあるときには、上方側から見て時計回り方向の回転がストッパ部51Aにて規制されるとともに、反時計回り方向の回転がクリックバネ52Aにて規制される。プロジェクタ本体2が回転している際には、動摩擦係数の低いスペーサ46が台座361上を摺動する。これにより、回転開始時以外ではプロジェクタ本体2の回転に必要となる力が低減される。
なお、プロジェクタ本体2を、DVDプレーヤー3に対して回転させると、天板36を下方側筐体31に固定するためのネジ362が露出する。
プロジェクタ本体2が、図9に示すように、第2仮固定位置まで回転すると、クリックバネ52Bの板バネ部521における回転部材42側の平面は、ピン45と接触することで固定部522が形成された平面に近づくように押し込まれ、ピン45を回転部材42側に付勢する。そして、ピン45がクリックバネ52Bの係止部523を越えると、図10に示すように、ストッパ部51Bと、板状部材41の当接部411Bとが当接し、プロジェクタ1は、第2仮固定位置で仮固定されている状態となる。
なお、板状部材41は、第2仮固定位置にあるときには、上方側から見て反時計回り方向の回転がストッパ部51Bにて規制されるとともに、時計回り方向の回転がクリックバネ52Bにて規制される。
本実施形態に係るプロジェクタ1によれば、次のような効果がある。
(1)連結機構4は、板状部材41と、回転部材42とを備えるので、プロジェクタ本体2をDVDプレーヤー3に対して回転させることができる。また、プロジェクタ1は、回転規制機構5を備えるので、板状部材41を、ストッパ部51A,51Bおよびクリックバネ52A,52Bにより所定の位置に仮固定することができる。したがって、プロジェクタ1の使用者は、プロジェクタ1の設置状況に応じてDVD挿抜口32およびDVD動作表示部33の位置を容易、かつ、自由に変更することができる。
(2)上方側筐体21の内部と、下方側筐体31の内部とは、取付側開口部361A、固定側開口部24A、および回転部材42とにより連通し、DVDプレーヤー3から出力される画像情報をプロジェクタ本体2に伝送するための画像ケーブルや、電源装置8にAC電源を供給するための電源ケーブル等の信号線は、これらの各開口部361A,24A、および回転部材42を介して接続されている。したがって、プロジェクタ1の使用者は、画像ケーブル等の信号線を外部に接続することなく、プロジェクタ1を使用することができる。また、プロジェクタ1の外部に信号線を引き回す必要がなくなるので、省スペース化を図ることができる。さらに、上方側筐体21の底板24および下方側筐体31の天板36の略中央位置に形成された各開口部361A,24A、および回転部材42により連通された空間を介して信号線が接続されるので、プロジェクタ本体2が回転しても信号線が絡まることがなくスムーズに回転させることができる。
(3)回転部材42は、回転部材本体421と、取付側延出部423とを備え、複数の分割円環部材43は、回転部材42が取付側開口部361Aに挿通された状態において、互いに組み合わされることで回転部材本体421に当接し、取付側開口部361Aの周縁に固定されるので、回転部材42の取付側開口部361Aからの抜けを防止することができる。さらに、回転部材本体421は、板状部材41に固定されるとともに、分割円環部材43にて挟持されるので、板状部材41を、分割円環部材43に沿って回転自在とさせることができる。
(4)各スペーサ46は、板状部材41と台座361の間で挟まれるように配置されているので、板状部材41と台座361の隙間を確保するとともに、プロジェクタ本体2を支持することができる。また、プロジェクタ本体2が回転している際には、動摩擦係数の低いスペーサ46が台座361上を摺動するので、回転開始時以外ではプロジェクタ本体2の回転に必要となる力を低減させることができる。
(5)各種インタフェースコネクタおよびインレットコネクタ35は、下方側のDVDプレーヤー3に設けられているので、上方側に配置されたプロジェクタ本体2を下方側に配置されたDVDプレーヤー3に対して回転させる際に、ケーブルが絡まることなどなく、スムーズに回転させることができる。
(6)プロジェクタ本体2をDVDプレーヤー3に対して回転させている状態においては、天板36を下方側筐体31に固定するためのネジ362が露出する。したがって、プロジェクタ1の連結機構を容易に分解することができる。なお、連結機構4を分解するためには、まず、DVDプレーヤー3に対してプロジェクタ本体2を回転させることでネジ362を露出させて取り外し、下方側筐体31から天板36を取り外す。次に、分割円環部材43を固定するためのネジ431を取り外し、分割円環部材43および天板36を回転部材42から取り外す。そして、板状部材41を上方側筐体21に固定するためのネジを取り外し、上方側筐体21から板状部材41を取り外すことで、連結機構4を分解することができる。
〔実施形態の変形〕
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
前記実施形態では、プロジェクタ本体2は、DVDプレーヤー3の上方側に載置されていたが、これとは逆に、画像出力装置を、プロジェクタ本体の上方側に載置するようにしてもよい。
前記実施形態では、プロジェクタ本体2およびDVDプレーヤー3は、鉛直方向に積層して配置されていたが、例えば、水平方向に隣接して配置されていてもよい。要するに、プロジェクタ本体および画像出力装置は、互いに対向して配置されていればよい。
前記実施形態では、画像出力装置として、DVDプレーヤー3を例示したが、例えば、ビデオプレーヤーなどであってもよく、要するに、プロジェクタ本体に画像情報を出力するものであればよい。
前記実施形態では、連結機構4は、プロジェクタ本体2に固定された板状部材41と、板状部材41に固定されるとともに、DVDプレーヤー3に取り付けられ、板状部材41を、DVDプレーヤー3に対して回転させる回転部材42とを備えていたが、連結機構は、画像出力装置に固定される板状部材と、板状部材に固定されるとともに、プロジェクタ本体に取り付けられ、板状部材を、プロジェクタ本体に対して回転自在とさせる回転部材とを備えていてもよい。
前記実施形態では、上方側筐体21の内部と、下方側筐体31の内部とは、取付側開口部361A、固定側開口部24A、および回転部材42とにより連通していたが、プロジェクタ1の外部に信号線を引き回すことで画像ケーブル等の信号線を接続する場合には、上方側筐体21の内部と、下方側筐体31の内部とは、連通していなくてもよい。
前記実施形態では、回転部材42は、天板36に固定される分割円環部材43にて挟持され、板状部材41を、分割円環部材43に沿って回転自在とさせていたが、例えば、軸受けなどを利用して回転自在とさせてもよい。要するに、板状部材を、プロジェクタ本体および画像出力装置のいずれか他方に対して回転自在とさせることができればよい。
前記実施形態では、各種インタフェースおよびインレットコネクタ35は、下方側のDVDプレーヤー3に設けられていたが、下方側にコネクタを設けることが設計上困難な場合などには上方側のプロジェクタ本体2に設けられていてもよい。
前記実施形態では、回転規制機構5は、ストッパ部51A,51Bと、クリックバネ52A,52Bを備えることにより、板状部材41を、第1仮固定位置または第2仮固定位置に仮固定していたが、回転規制機構は、これ以外の機構を採用してもよい。例えば、クリックバネ52A,52Bには、略半円筒形状の係止部523が回転部材42側に突出して設けられていたが、係止部を回転部材42とは反対側に突出させて設け、この係止部にピン45が嵌まり込むことで仮固定するようにしてもよい。なお、板状部材の回転に制限を設けない場合には、ストッパ部および抗力付加部材は設けなくてもよい。
前記実施形態では、画像投射手段6は、光源装置61から投射レンズ22に至る形状が平面視略L字形状を有していたが、その他の形状としてもよく、例えば、平面視略U字形状を有するように構成してもよい。
前記実施形態では、プロジェクタ1は、液晶パネル651を3つ備える三板式のプロジェクタで構成していたが、例えば、液晶パネルを1つ備える単板式のプロジェクタで構成してもよい。また、液晶パネルを2つ備えるプロジェクタや、液晶パネルを4つ以上備えるプロジェクタとして構成してもよい。
前記実施形態では、光入射面と光射出面とが異なる透過型の液晶パネルを用いていたが、光入射面と光射出面とが同一となる反射型の液晶パネルを用いてもよい。
前記実施形態では、液晶パネルを用いて光学像を形成していたが、例えば、マイクロミラーを用いたデバイスなど、液晶パネル以外のデバイスを用いてもよい。なお、この場合には、光束入射側および光束射出側の各偏光板652,653を省略することができる。
本発明は、プロジェクタに利用でき、特に、プロジェクタ本体と、画像出力装置とを備えるプロジェクタに好適に利用することができる。
本実施形態におけるプロジェクタを前方側から見た斜視図。 前記実施形態におけるプロジェクタを後方側から見た斜視図。 前記実施形態におけるプロジェクタ本体の概略構成を示す図。 前記実施形態におけるプロジェクタを前方側から見た分解斜視図。 前記実施形態における板状部材および回転部材の分解斜視図。 前記実施形態における天板および連結機構を示す縦断面図。 前記実施形態におけるプロジェクタが第1仮固定位置で仮固定されている状態における回転規制機構を示す図。 前記実施形態におけるプロジェクタにおいて、DVDプレーヤーに対してプロジェクタ本体を回転させている状態を示す図。 前記実施形態におけるプロジェクタが第2仮固定位置で仮固定されている状態を示す図。 前記実施形態におけるプロジェクタが第2仮固定位置で仮固定されている状態における回転規制機構を示す図。
符号の説明
1…プロジェクタ、2…プロジェクタ本体、3…DVDプレーヤー(画像出力装置)、4…連結機構、5…回転規制機構、24A…固定側開口部、41…板状部材、41A…部材側開口部、42…回転部材、43…分割円環部材、51A,51B…ストッパ部、52A,52B…クリックバネ(抗力付加部材)、361A…取付側開口部、421…回転部材本体、423…取付側延出部(延出部)。

Claims (3)

  1. 光源から射出された光を、入力される画像情報に応じて変調して光学像を形成し、形成した光学像を拡大投射するプロジェクタ本体と、前記プロジェクタ本体に前記画像情報を出力する画像出力装置とを備えるプロジェクタであって、
    前記プロジェクタ本体および前記画像出力装置は、互いに対向して配置され、
    前記プロジェクタ本体と前記画像出力装置の間に介在して当該プロジェクタ本体および当該画像出力装置を連結させる連結機構を備え、
    前記連結機構は、
    前記プロジェクタ本体または前記画像出力装置のいずれか一方に固定される板状部材と、
    前記板状部材に固定されるとともに、前記プロジェクタ本体または前記画像出力装置のいずれか他方に形成された略円形状の取付側開口部に挿通され、当該板状部材を、前記他方に対して回転自在とさせる断面略円形状の回転部材とを備え
    前記回転部材は、
    断面略円形状の回転部材本体と、
    前記回転部材本体における前記取付側開口部への挿通方向先端側に、外側に向って延出して設けられる延出部とを備え、
    前記連結機構は、
    前記回転部材本体の外径と略同じ内径を有する平板状の円環部材が分割された複数の分割円環部材を備え、
    前記複数の分割円環部材は、前記回転部材が前記取付側開口部に挿通された状態において、互いに組み合わされることで前記回転部材本体に当接し、当該取付側開口部の周縁に固定されることを特徴とするプロジェクタ。
  2. 請求項1に記載のプロジェクタにおいて、
    前記回転部材は、略円筒形状を有し、
    前記板状部材には、前記取付側開口部と対向する位置に部材側開口部が形成され、
    前記一方には、前記取付側開口部と対向する位置に固定側開口部が形成されていることを特徴とするプロジェクタ。
  3. 請求項1または請求項2に記載のプロジェクタにおいて、
    前記プロジェクタ本体および前記画像出力装置は、鉛直方向に積層して配置され、
    外部からケーブルを接続するためのコネクタを備え、
    前記コネクタは、下方側に配置される前記プロジェクタ本体または前記画像出力装置に設けられていることを特徴とするプロジェクタ。
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