JP2003337377A - リアプロジェクタ - Google Patents

リアプロジェクタ

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JP2003337377A
JP2003337377A JP2002365029A JP2002365029A JP2003337377A JP 2003337377 A JP2003337377 A JP 2003337377A JP 2002365029 A JP2002365029 A JP 2002365029A JP 2002365029 A JP2002365029 A JP 2002365029A JP 2003337377 A JP2003337377 A JP 2003337377A
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air
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Haruyoshi Yamada
晴良 山田
Atsushi Arai
淳 荒井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置内部を効率的に冷却でき、かつ排気用
開口から排出される空気により観察者に不快感を与える
ことのないリアプロジェクタを提供する。 【解決手段】リアプロジェクタ1において、下部キャビ
ネット13の左側の側面部132には吸気用開口132
Lが形成され、右側の側面部132には排気用開口13
2Rが形成されている。下部キャビネット13内に設け
られた複数のファンにより、吸気用開口132Lから導
入された冷却空気は、スクリーンの前面に沿う方向に流
れて内部を冷却し、最終的には排気用開口132Rから
排出される。このため、排気用開口132Rから排出さ
れた冷却後の空気が吸気用開口132Lに入り込むこと
を防止でき、常に新鮮な冷却空気を導入して内部を効率
的に冷却できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光源から射出され
た光束を画像情報に応じて光学像を形成する光学装置、
および該光学像を拡大投写する投写光学系を含む画像形
成部と、この画像形成部を収納する箱状の筐体と、この
筐体の箱状の側面のいずれかに露出して設けられ、前記
画像形成部で形成された光学像を投影するスクリーンと
を備えるリアプロジェクタに関する。
【0002】
【背景技術】近年、家庭内でのホームシアター等の用途
として、リアプロジェクタが普及しつつある。このリア
プロジェクタは、一般に、投写画像を形成する画像形成
部と、画像形成部および投写画像を反射する反射ミラー
等を収納する箱状の筐体と、この筐体の箱状側面に露出
して設けられる透過型スクリーンを備えて構成される。
画像形成部は、光源ランプと、この光源ランプから射出
された光束を画像情報に応じて変調し光学像を形成する
液晶パネル等の光学装置と、形成された光学像を拡大投
写する投写レンズ等の投写光学系とを備えている。画像
形成部で形成された光学像は、ミラー等で反射して透過
型スクリーン上に投影され、このスクリーンを透過した
画像が観察される。このようなリアプロジェクタは、さ
らに、スピーカ等の音響設備も筐体内に収納しており、
これにより、音響設備を利用した臨場感あふれる大画面
映像を観察できるものである。
【0003】ところで、このようなリアプロジェクタの
画像形成部は、前述の光源ランプ、この光源ランプ駆動
用の光源駆動ブロック、および光学装置の駆動制御用の
基板に電力を供給する電源ブロックを備え、それぞれが
発熱源となり、一方で光学装置等によっては熱にあまり
強くないものもあるため、装置内部の冷却を効率的に行
うことは重要である。そして、従来、装置内部の冷却を
実施するために、以下のような構成が利用されている
(例えば、特許文献1、2参照)。特許文献1に記載の
構成は、リアプロジェクタの筐体前面、すなわち、スク
リーンが設けられる側面に吸気用開口、および排気用開
口を設け、これらの開口を利用して冷却空気を装置内部
に導入し排出している。特許文献2に記載の構成は、リ
アプロジェクタの筐体前面に吸気用開口を設け、リアプ
ロジェクタの筐体背面に排気用開口を設け、リアプロジ
ェクタの前面側から背面側への冷却流路にて装置内部を
冷却している。
【0004】
【特許文献1】特開2001−343708号公報(図
6)
【0005】
【特許文献2】特開平9−98360号公報(図9)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特許文
献1に記載の冷却方法では、吸気用開口、排気用開口が
同一の筐体前面に設けられているため、排気用開口から
排出された冷却後の空気の一部が吸気用開口に取り込ま
れてしまい、吸気用開口から導入される冷却空気の温度
が上昇し、装置内部を効率的に冷却できないという問題
がある。また、筐体前面から加熱した冷却後の空気が排
出されるため、排出される空気の量によっては、観察者
に不快感を生じさせるという問題もある。また、特許文
献2に記載の冷却方法では、排気用開口が筐体背面に設
けられているため、例えば部屋の壁に背面側を対向させ
てリアプロジェクタを設置した場合に、壁により冷却空
気の流れが阻害されてしまい、装置内部に熱が滞留する
おそれがある。したがって、装置内部を効率的に冷却で
きないという問題がある。
【0007】本発明の目的は、装置内部を効率的に冷却
でき、かつ排気用開口から排出される空気により観察者
に不快感を与えることのないリアプロジェクタを提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係るリアプロジ
ェクタは、光源から射出された光束を画像情報に応じて
変調し光学像を形成する光学装置、および該光学像を拡
大投写する投写光学系を含む画像形成部と、この画像形
成部を収納する箱状の筐体と、この筐体の箱状の側面の
いずれかに露出して設けられ、前記画像形成部で形成さ
れた光学像を投影するスクリーンとを備えるリアプロジ
ェクタであって、前記スクリーンが設けられる側面以外
の前記筐体の側面のうち、前記スクリーンの一端近傍の
側面には前記画像形成部に冷却空気を導入する吸気用開
口が形成され、前記スクリーンの一端に対向する他端近
傍の側面には冷却後の空気を排出する排気用開口が形成
され、前記筐体内部には、スクリーン面に沿って冷却空
気を流す冷却流路が形成されていることを特徴とする。
【0009】ここで、画像形成部を構成する光学装置
は、光源から射出された光束を画像情報に応じて光変調
できる種々の光変調装置をいい、単板でカラー画像の変
調を行うものや、複数の光変調装置でR、G、B等の複
数の色光をそれぞれ変調して、プリズム等の色合成光学
装置により合成してカラー画像を形成するものも含むも
のである。また、光変調装置は、透過型液晶パネル、反
射型液晶パネルのみならず、マイクロミラーを用いて光
変調を行うものも含まれる。また、スクリーンの形状
は、特に限定されず、例えば矩形形状、台形形状、その
他の形状を採用でき、リアプロジェクタの設計に応じて
種々のものを採用すればよい。
【0010】本発明によれば、スクリーンが設けられる
側面以外の筐体の側面のうち、スクリーンの対向する端
部近傍のそれぞれの側面に吸気用開口、排気用開口が別
々に形成されるため、排気用開口から排出された装置内
部の冷却後の空気が吸気用開口に入り込むことを確実に
防ぐことができる。従って、吸気用開口から導入される
空気は、常に室温と同程度の温度となり、筐体内部を効
率的に冷却できる。また、例えば、部屋の壁に背面側を
対向させてリアプロジェクタを設置した場合であって
も、壁により冷却空気の流れが阻害されることがなく、
装置内部を効率的に冷却できる。さらに、冷却後の空気
の排出がスクリーン面が設けられない筐体側面となるの
で、筐体前面から冷却後の空気が排出されることもな
く、観察者に不快感を生じさせることもない。その上、
排出される空気が高温となる場合には、スクリーン上の
画像が見にくくなることも防止できる。
【0011】以上のようなリアプロジェクタにおいて、
前記冷却流路の流路中には、前記冷却空気の少なくとも
一部をスクリーン面の法線方向に流す第1ダクトが配置
されることが好ましい。ここで、前記第1ダクトは、筒
状体から構成され、筒状体の一方の端部近傍側面には、
前記冷却空気の少なくとも一部を導入する導入口が形成
され、他方の端部近傍側面には、前記導入した冷却空気
を流出する流出口が形成されたものを採用できる。な
お、第1ダクトの断面形状は、冷却空気を効率的に流す
ことができれば、特に限定されず、円筒状、角筒状等の
装置内部のレイアウトおよび冷却対象に応じて種々のダ
クトを採用できる。
【0012】このような発明によれば、画像形成部の構
成部材のレイアウト等によって、スクリーン面の法線方
向に冷却流路を形成した方がよい構成部材がある場合に
は、第1ダクトによって冷却用の空気を同方向に案内で
きるため、より一層効率的に装置内部を冷却できる。ま
た、第1ダクトの導入口および流出口が前述のように形
成されることにより、スクリーン面に沿って流れる空気
を導入口で取り入れて、流出口から再びスクリーン面に
沿った方向に流出できるため、装置内部の全体的な冷却
流路の流れを損なうことなく、効率的に装置内部を冷却
できる。
【0013】また、以上のようなリアプロジェクタにお
いて、前記第1ダクトは、前記光源冷却用の流路を形成
するために用いられ、前記排気用開口に直接接続されて
いることが好ましい。このように第1ダクトを光源冷却
用の流路を形成するために用い、排気用開口に直接接続
することにより、光源を冷却した後の最も高温の空気が
排気用開口から直接排出されるため、光源冷却後の空気
が画像形成部の他の部分に供給されることを防止して、
冷却効率を向上できる。
【0014】さらに、以上のようなリアプロジェクタに
おいて、前記画像形成部は、前記光学装置の駆動制御を
行う制御部に電力を供給する第1電源ブロックと、画像
情報に付加される音声信号を増幅する音声信号増幅部、
およびこの音声信号増幅部に電力を供給する第2電源ブ
ロックとを備え、前記冷却流路中には、前記第1電源ブ
ロックの冷却流路と、前記音声信号増幅部、および前記
第2電源ブロックの冷却流路とを区画する仕切部材が設
けられていることが好ましい。
【0015】このような構成とすれば、仕切部材により
両冷却流路中を流れる空気を区画することができる。こ
こで、第1電源ブロックを冷却した後の空気は、比較的
低温であり、音声信号増幅部および第2電源ブロックの
冷却用の空気として利用できる。従って、画像形成部の
構成部材を無駄なく冷却できるため、冷却効率を向上で
きる。
【0016】また、以上のようなリアプロジェクタにお
いて、前記筐体下面に設けられ、装置本体を支持する脚
部を備え、前記吸気用開口には、冷却空気の一部を装置
下方に導く第2ダクトが設けられ、前記筐体下面および
脚部には、この第2ダクトと接続され、冷却空気を前記
光学装置に導く光学装置冷却流路が形成されていること
が好ましい。
【0017】ここで、脚部は、筐体下面全体と当接する
受け面と、この受け面の外周に該受け面を囲むように形
成され、筐体がはめ込まれる外周リブと、この外周リブ
の反対側に形成され、受け面の反対側を囲むリブ状の支
持部、およびこの支持部内に形成される格子状の補強リ
ブを含む脚部本体とを備えて構成できる。光学装置冷却
流路は、受け面の一部に形成された凹状の溝を、筐体の
下面で塞ぐことにより構成できる。
【0018】また、前記第1電源ブロックの近傍には、
第1電源ブロック冷却用のファンが設けられ、前記光源
近傍には、前記光源冷却用のファンが設けられ、これら
のファンにより、前記吸気用開口から導入された冷却空
気を按分して、2つの冷却流路を形成していることが好
ましい。このような場合には、吸気用開口から導入され
た空気を、2つのファンにより、光源冷却用の流路と両
電源ブロックの冷却流路とに按分するので、光源冷却後
の高熱の空気が両電源ブロックに影響することもなく、
光源および電源ブロックをそれぞれ効率的に冷却でき
る。
【0019】以上のリアプロジェクタにおいて、前記筐
体は、前記画像形成部を収納する第1筐体部と、前記ス
クリーンが設けられる第2筐体部とを備え、前記第1筐
体部における前記スクリーン面に沿った方向の寸法は、
前記第2筐体部における前記スクリーン面に沿った方向
の寸法よりも小さく形成されていることが好ましい。こ
のような構成とすれば、例えば、リアプロジェクタを部
屋等の隅部分の壁面に沿って密着させて設置する場合で
も、上下位置に配置された第2筐体部と第1筐体部との
寸法差分により構成された第1筐体部側面側の空間を利
用して、第1筐体部の両側面側方向に冷却空気を流すこ
とができる。このため、部屋等の空間を効率的に使用で
きる。
【0020】以上のリアプロジェクタにおいて、前記吸
気用開口は、筐体内部に冷却空気を導入する吸気系統を
少なくとも2系統以上有し、前記排気用開口は、筐体内
部の冷却後の空気を排出する排気系統を少なくとも2系
統以上有することが好ましい。このような場合には、吸
気系統および排気系統をそれぞれ2系統以上設けること
により、より局所的な冷却を行うことができ、全体とし
て冷却効率を高めることができる。さらに、2系統以上
の冷却流路を設けることにより、例えば、高熱な部分
と、それほど高熱でもないが冷却が必要な部分とを別々
の系統で冷却できるため、冷却効率が向上する。
【0021】ここで、前記吸気系統のうちの少なくとも
1系統には、防塵フィルタが設けられていることが好ま
しい。このような構成とすれば、エアフィルタ等の防塵
フィルタにより、筐体内部への塵埃の侵入を防止でき、
これにより、画像形成部の誤動作防止や、投写画像の品
質向上を達成できる。
【0022】このような構成とすれば、光学装置冷却流
路により、吸気用開口から導入された冷却空気が直接光
学装置に供給されるので、光学装置に低温の冷却空気を
導入して、光学装置の冷却効率を向上できる。また、光
学装置冷却流路が筐体下面と脚部との間に設けられるた
め、画像形成部のレイアウトが制限されることもなく、
レイアウトの自由度が向上する。さらに、脚部の受け面
に凹状の溝を形成するだけで、光学装置冷却流路を形成
できるため、構造の簡素化を図ることもできる。
【0023】以上のリアプロジェクタにおいて、前記ス
クリーンは、矩形状に形成されていることが好ましい。
このような構成とすれば、スクリーンが矩形状に形成さ
れているので、スクリーンの対向する端部近傍の筐体の
それぞれの端面に形成される吸気用開口および排気用開
口を対向して配置することができる。したがって、吸気
用開口から排気用開口へと略一方向に冷却空気を流すこ
とができ、リアプロジェクタ内部に高熱の空気が滞留す
ることを回避し、冷却効率を向上できる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面に基づいて説明する。 〔1.リアプロジェクタの主な構成〕図1は、本発明に
係るリアプロジェクタ1を前方から見た斜視図である。
図2は、このリアプロジェクタ1を後方から見た斜視図
である。図3は、リアプロジェクタ1を後方から見た分
解斜視図であり、具体的には、図2からバックカバー1
4が取り外された図である。図4は、リアプロジェクタ
1を下方から見た分解斜視図である。図5は、リアプロ
ジェクタ1を示す縦断面図である。
【0025】リアプロジェクタ1の主な構成について、
図1〜図5を用いて説明する。リアプロジェクタ1は、
図1〜図5に示すように、光源から射出された光束を画
像情報に応じて変調して光学像を形成し、この光学像を
スクリーンに拡大投写するものであり、筐体を構成する
キャビネット10と、このキャビネット10の下面側に
設けられる脚部20と、キャビネット10内に配置され
る画像形成部としての内部ユニット40と、同じくキャ
ビネット10内に配置される反射ミラー30と、キャビ
ネット10の前面に露出して設けられるスクリーン50
とを備えて構成される。これらのキャビネット10、内
部ユニット40、反射ミラー30、およびスクリーン5
0により装置本体が構成されている。なお、本実施形態
では、便宜上、前方から見て左側を左とし、前方から見
て右側を右とする。
【0026】キャビネット10は、内部ユニット40お
よび反射ミラー30を収納する合成樹脂製の筐体であ
り、図2,3に示すように、内部ユニット40を収納す
るとともに、前面側、上下面側および左右側面側のほと
んどを覆う第1筐体部としての縦断面コ字状の下部キャ
ビネット13と、背面側および左右側面側の一部を覆う
バックカバー14と、この下部キャビネット13の上側
に設置される第2筐体部としての縦断面三角形状の上部
キャビネット12とを備えて構成される。下部キャビネ
ット13におけるスクリーン50の面に沿った方向とし
ての左右方向の寸法は、上部キャビネット12における
スクリーン50の面に沿った方向としての左右方向の寸
法よりも小さく形成されている。また、バックカバー1
4は、下部キャビネット13に対して着脱自在に構成さ
れている。
【0027】下部キャビネット13は、図4に示すよう
に、前面部131と、左右の側面部132と、上面部1
33と、下面部134とを備える。図4に示すように、
下部キャビネット13において、前面部131の略中央
には、内部ユニット40を構成する投写レンズの突出分
に応じて前面側に膨出したセンター部131Aが設けら
れ、このセンター部131Aの左右側には、略同寸法の
矩形状の開口部131R,131Lが形成されている。
これらの開口部131R,131Lには、低音域を再生
するスピーカーとしてのウーハーボックス60(60
R,60L)がそれぞれ取り付けられている。これらの
ウーハーボックス60R,60Lは、開口部131R,
131Lに対して前面側から着脱可能となっている。な
お、図面では明確にされていないが、左側の開口部13
1Lの下側には、コンピュータ接続用の接続部や、ビデ
オ入力端子、オーディオ機器接続端子等の各種の機器接
続用端子が設けられている。
【0028】また、下部キャビネット13において、図
3に示すように、左右の側面部132には、それぞれス
リット状の開口部が形成されている。左側の開口部は、
内部に冷却空気を導入する吸気用開口132Lであり、
右側の開口部は、内部に導入され内部を冷却した後の空
気を排出する排気用開口132Rである。
【0029】上面部133は、上部キャビネット12に
おける後述する下面部に対向するように構成されてい
る。また、下面部134は、脚部20の後述する受け面
に当接するように配置されている。
【0030】バックカバー14は、図3に示すように、
背面部141と、左右の側面部142とを備えて構成さ
れる。バックカバー14において、背面部141の右側
(後方から見て左側)には、冷却空気を導入するための
第2吸気用開口141Aが形成されている。第2吸気用
開口141Aには防塵フィルタとしてのエアフィルタ1
43が取り付けられる。このエアフィルタ143が設け
られた第2吸気用開口141Aには、この開口141A
を塞ぐカバー144が着脱自在に取り付けられている。
また、背面部141における第2吸気用開口141Aの
左側(後方から見て右側)にはインレットコネクタ14
5用の開口が設けられている。さらに、背面部141の
左側(後方から見て右側)にはコンピュータ接続用の接
続部や、ビデオ入力端子、オーディオ機器接続端子等の
各種の機器接続用端子が設けられており、この背面部1
41の内側には、インターフェース基板80が設けられ
ている。
【0031】上部キャビネット12は、図2および図5
を参照すれば、反射ミラー30を収納する縦断面三角形
状の筐体であり、略長方形板状の下面部15と、この下
面部15の両端部から立設された三角形板状の左右の側
面部16と、これらの左右の側面部に跨って形成され、
後方の下側に向かって傾斜する背面部17と、略矩形の
平面状に形成された前面部18とを備える。この平面状
の前面部18には、矩形状の開口部18Aが形成されて
いる。前面部18には、この開口部18Aを覆うスクリ
ーン50が取り付けられている。
【0032】図6は、リアプロジェクタ1の下部キャビ
ネット13側および脚部20を前方から見た縦断面図で
ある。脚部20は、図3,4,6を参照すれば、前記装
置本体を支持するとともに、下部キャビネット13の前
記前面部131の一部を覆う合成樹脂製の部材であり、
下部キャビネット13の前記下面部134全体に当接す
る受け面21と、この受け面21の裏側を囲み所定の高
さ寸法を有するリブ状の支持部22とを備える。受け面
21において、前後方向の中央部分における左側から中
央の位置には、支持部22の高さ寸法に対応する寸法分
凹んだ凹状溝が形成されている。
【0033】支持部22は、図4に示すように、リアプ
ロジェクタ1が床や机等の上面に設置された場合に、そ
の裏面が床等の上面に当接されるものである。この支持
部22の内側には、合成樹脂製で所定高さ寸法の格子状
の補強リブ22Aが形成されている。この補強リブ22
Aにより、脚部20の剛性が高められるとともに、床等
の上面から位置ずれしないようになっている。ただし、
支持部22の内側の一部には、補強リブ22Aが形成さ
れずに、支持部22の裏面側に、前後方向の中央部分に
おける左側から中央にかけて延びる平面部22Bが形成
されている。この平面部22Bは、受け面21に形成さ
れた前記凹状溝の下面部分となっている。
【0034】図6に示すように、前記凹状溝が形成され
た受け面21に前記装置本体が設置されると、下部キャ
ビネット13の左側の側面部132から中央部分にかけ
て左右方向に延びる空間としての第3ダクト93が構成
される。ただし、第3ダクト93の両端縁には装置本体
の下面が当接されず、左側の側面部132近傍の端縁部
分と略中央部分の端縁部分とが開口される。この左側の
側面部132近傍の開口には、第2ダクト92の一端が
接続されている。この第2ダクト92の他端は、左側の
側面部132に形成された吸気用開口132Lに防塵フ
ィルタであるエアフィルタ135を介して接続されてい
る。また、この中央部分の端縁部分における開口には、
第4ダクト94の一端が接続されている。この第4ダク
ト94の他端は、スポンジ等の弾性部材を介して、前記
装置本体を構成する光学装置の下側に配置されている。
【0035】図7は、リアプロジェクタ1からスクリー
ン50を外した正面図である。反射ミラー30は、略台
形状に形成された一般的な反射ミラーであり、上部キャ
ビネット12の背面部17の内側に、台形の長辺が上側
となるように取り付けられている。上部キャビネット1
2の背面部17の内側には、反射ミラー30を所定位置
に保持するミラー保持部31が形成されている。このミ
ラー保持部31によって、反射ミラー30の長辺部分、
短辺部分、斜辺部分が支持され、反射ミラー30に歪み
が生じないようになっている。
【0036】〔2.内部ユニットの構成〕図8は、内部
ユニットを後方から見た斜視図である。内部ユニット4
0は、入力された画像情報に応じて所定の光学像を形成
するとともに、この画像情報に付加される音声信号の増
幅等も行って、音声および映像を出力する装置である。
内部ユニット40は、内部ユニット本体400と、この
内部ユニット本体400を所定の姿勢で支持するアルミ
ニウム等の金属製の支持部材200と、第1電源装置3
01と、第2電源装置302とを備えて構成される。
【0037】図9は、内部ユニットを構成する支持部材
を前方から見た斜視図である。支持部材200は、図9
に示すように、前記下部キャビネット13の下面部13
4(図3)に対向配置される平板状のベース部材201
と、このベース部材201の上面に取り付けられる板状
の左右位置調整部材202と、この左右位置調整部材2
02の上面に固定され、後方側へと下り勾配に傾斜する
傾斜調整部材203と、この傾斜調整部材203の上面
に対向して配置される回転位置調整部材204とを備え
る。
【0038】ベース部材201は、内部ユニット40の
下面側を構成する板材であり、前記下部キャビネット1
3の下面部134に対して前後方向に進退可能に構成さ
れている。このベース部材201が進退することによ
り、下部キャビネット13から内部ユニット本体400
を後方側へと引き出し様のスライド式に取り出し可能と
なっている。ここで,図8に示すように、ベース部材2
01における右側(後方から見て左側)の位置には、上
下方向に延びて下部キャビネット13内を左右の2つの
空間に区画する仕切板205が形成されている。
【0039】図9に戻って、左右位置調整部材202
は、左右方向に延びるルーズ孔202Aが複数個形成さ
れている。これらのルーズ孔202Aにより、左右位置
調整部材202は、ベース部材201に対する左右方向
の位置調整が可能となっている。なお、左右位置調整部
材202は、左右方向に位置調整された後に、これらの
ルーズ孔202Aにねじを挿通して、ベース部材201
にねじ止め固定される。
【0040】傾斜調整部材203は、板状の傾斜調整部
材本体206と、この傾斜調整部材本体206の四隅に
それぞれ下方へ突出して設けられる脚部207とを備え
る。各脚部207は、上下方向に進退自在に構成されて
いる。また、各脚部207において、傾斜調整部材本体
206と反対側の先端部分は、左右位置調整部材202
に取り付けられている。これらの4つの脚部207を上
下方向に進退させることにより、左右位置調整部材20
2に対する傾斜調整部材本体206の姿勢が調整可能と
なっている。
【0041】回転位置調整部材204は、投写レンズ4
6の照明光軸の位置Xを略回転中心として、この回転中
心Xから離れた位置を前後方向等に付勢することによ
り、傾斜調整部材本体206の上面に沿って面内方向に
回転自在に構成されている。この回転位置調整部材20
4の上面には、内部ユニット本体400(図8)が取り
付けられている。以上のことから、内部ユニット本体4
00は、左右位置調整部材202、傾斜調整部材203
および回転位置調整部材204により、ベース部材20
1の上面に対して、左右方向、傾き方向(あおり方
向)、および面内回転方向を含む姿勢調整が可能となっ
ている。
【0042】図8に示すように、内部ユニット本体40
0は、右側(後方から見て左側)部分に配置された光源
装置411を含み、この光源装置411から左側へ延び
てさらに前方側へ延びる平面視略L字状の光学ユニット
401と、この光学ユニット401の右側部分の一部を
覆うように跨って配置され、中央から左側(後方から見
て右側)へと延びる制御基板402とを備えて構成され
る。
【0043】制御基板402は、CPU等を含む制御部
を備える基板であり、入力された画像情報に応じて、光
学ユニット401を構成する光学装置の駆動制御を行っ
ている。また、制御基板402の周囲は、金属製のシー
ルド部材403によって覆われている。この制御基板4
02を覆うシールド部材403は、柱状の部材を介して
光学ユニット401を跨ぐように、回転位置調整部材2
04に取り付けられている。なお、光学ユニット401
の詳細については後述する。
【0044】第1電源装置301は、光源装置411の
前方側で仕切板205の左側に設けられており、第1電
源ブロック303と、この第1電源ブロック303に隣
接配置されたランプ駆動回路(バラスト)304とを備
える。第1電源ブロック303は、インレットコネクタ
145に接続された図示しない電源ケーブルを通して、
外部から供給された電力をランプ駆動回路304や制御
基板402等に供給する。ランプ駆動回路304は、光
学ユニット401を構成する光源ランプに第1電源ブロ
ック303から供給された電力を供給するものであり、
この光源ランプと電気的に接続されている。このような
ランプ駆動回路304は、例えば、図示しない基板に配
線されている。
【0045】また、第1電源装置301は、左右側が開
口された金属製のシールド部材305によって周囲を覆
われている。このシールド部材305は、電磁ノイズの
漏れを防止する機能を有する。さらに、第1電源装置3
01における中央側の開口には、電源用の軸流ファン5
21が取り付けられている。これにより、第1電源装置
301の延びる方向、すなわち、中央部分から右側方向
へ冷却空気を送風している。この場合には、このシール
ド部材305は、冷却空気を誘導するダクトとして機能
している。
【0046】第2電源装置302は、仕切板205の右
側の空間に設けられており、第2電源ブロック306
と、入力された音声信号を増幅する音声信号増幅部(ア
ンプ)307とを備え、周囲を金属製のシールド部材3
08で覆われている。第2電源ブロック306は、イン
レットコネクタ145に接続された図示しない電源ケー
ブルを通して、外部から供給された電力を音声信号増幅
部307に供給する。音声信号増幅部307は、第2電
源ブロック306から供給された電力によって駆動さ
れ、入力された音声信号を増幅するものであり、図8に
は図示しない後述するスピーカボックスおよび前記ウー
ハーボックスと電気的に接続されている。このような音
声信号増幅部307は、例えば、図示しない基板に配線
されている。
【0047】〔3.光学ユニットの構成〕図10は、光
学ユニット401を示す斜視図である。図11は、光学
ユニット401を模式的に示す平面図である。光学ユニ
ット401は、図11に示すように、光源装置を構成す
る光源ランプから射出された光束を光学的に処理して画
像情報に対応した光学像を形成し、この光学像を拡大し
て投写するユニットであり、インテグレータ照明光学系
41と、色分離光学系42と、リレー光学系43と、光
学装置44と、直角プリズム48と、投写光学系として
の投写レンズ46とを備える。
【0048】インテグレータ照明光学系41は、光学装
置44を構成する3枚の液晶パネル441(赤、緑、青
の色光毎にそれぞれ液晶パネル441R,441G,4
41Bとする)の画像形成領域をほぼ均一に照明するた
めの光学系であり、光源装置411と、第1レンズアレ
イ412と、第2レンズアレイ413と、偏光変換素子
414と、重畳レンズ415とを備えている。
【0049】光源装置411は、放射光源としての光源
ランプ416と、リフレクタ417とを備え、光源ラン
プ416から射出された放射状の光線をリフレクタ41
7で反射して平行光線とし、この平行光線を外部へと射
出する。光源ランプ416としては、ハロゲンランプを
採用している。なお、ハロゲンランプ以外に、メタルハ
ライドランプや高圧水銀ランプ等も採用できる。リフレ
クタ417としては、放物面鏡を採用している。なお、
放物面鏡の代わりに、平行化凹レンズおよび楕円面鏡を
組み合わせたものを採用してもよい。
【0050】第1レンズアレイ412は、光軸方向から
見てほぼ矩形状の輪郭を有する小レンズがマトリクス状
に配列された構成を有している。各小レンズは、光源ラ
ンプ416から射出される光束を、複数の部分光束に分
割している。各小レンズの輪郭形状は、液晶パネル44
1の画像形成領域の形状とほぼ相似形をなすように設定
されている。たとえば、液晶パネル441の画像形成領
域のアスペクト比(横と縦の寸法の比率)が4:3であ
るならば、各小レンズのアスペクト比も4:3に設定す
る。
【0051】第2レンズアレイ413は、第1レンズア
レイ412と略同様な構成を有しており、小レンズがマ
トリクス状に配列された構成を有している。この第2レ
ンズアレイ413は、重畳レンズ415とともに、第1
レンズアレイ412の各小レンズの像を液晶パネル44
1上に結像させる機能を有する。
【0052】偏光変換素子414は、第2レンズアレイ
413と重畳レンズ415との間に配置されるととも
に、第2レンズアレイ413と一体でユニット化されて
いる。このような偏光変換素子414は、第2レンズア
レイ413からの光を1種類の偏光光に変換するもので
あり、これにより、光学装置44での光の利用効率が高
められている。
【0053】具体的に、偏光変換素子414によって1
種類の偏光光に変換された各部分光は、重畳レンズ41
5によって最終的に光学装置44の液晶パネル441上
にほぼ重畳される。偏光光を変調するタイプの液晶パネ
ル441を用いたリアプロジェクタ1では、1種類の偏
光光しか利用できないため、他種類のランダムな偏光光
を発する光源ランプ416からの光のほぼ半分が利用さ
れない。このため、偏光変換素子414を用いることに
より、光源ランプ416から射出された光束を全て1種
類の偏光光に変換し、光学装置44での光の利用効率を
高めている。なお、このような偏光変換素子414は、
たとえば特開平8−304739号公報に紹介されてい
る。
【0054】色分離光学系42は、2枚のダイクロイッ
クミラー421,422と、反射ミラー423とを備
え、ダイクロイックミラー421、422によりインテ
グレータ照明光学系41から射出された複数の部分光束
を赤(R)、緑(G)、青(B)の3色の色光に分離す
る機能を有している。
【0055】リレー光学系43は、入射側レンズ431
と、リレーレンズ433と、反射ミラー432、434
とを備え、色分離光学系42で分離された色光である赤
色光を液晶パネル441Rまで導く機能を有している。
【0056】この際、色分離光学系42のダイクロイッ
クミラー421では、インテグレータ照明光学系41か
ら射出された光束の赤色光成分と緑色光成分とが透過す
るとともに、青色光成分が反射する。ダイクロイックミ
ラー421によって反射した青色光は、反射ミラー42
3で反射し、フィールドレンズ418を通って、青色用
の液晶パネル441Bに到達する。このフィールドレン
ズ418は、第2レンズアレイ413から射出された各
部分光束をその中心軸(主光線)に対して平行な光束に
変換する。他の液晶パネル441G、441Bの光入射
側に設けられたフィールドレンズ418も同様である。
【0057】また、ダイクロイックミラー421を透過
した赤色光と緑色光のうちで、緑色光は、ダイクロイッ
クミラー422によって反射し、フィールドレンズ41
8を通って、緑色用の液晶パネル441Gに到達する。
一方、赤色光は、ダイクロイックミラー422を透過し
てリレー光学系43を通り、さらにフィールドレンズ4
18を通って、赤色光用の液晶パネル441Rに到達す
る。なお、赤色光にリレー光学系43が用いられている
のは、赤色光の光路の長さが他の色光の光路長さよりも
長いため、光の発散等による光の利用効率の低下を防止
するためである。すなわち、入射側レンズ431に入射
した部分光束をそのまま、フィールドレンズ418に伝
えるためである。なお、リレー光学系43には、3つの
色光のうちの赤色光を通す構成としたが、これに限ら
ず、例えば、青色光を通す構成としてもよい。
【0058】光学装置44は、入射された光束を画像情
報に応じて変調してカラー画像を形成するものであり、
色分離光学系42で分離された各色光が入射される3つ
の入射側偏光板442と、各入射側偏光板442の後段
に配置される光変調装置としての液晶パネル441R,
441G,441Bと、各液晶パネル441R,441
G,441Bの後段に配置される射出側偏光板443
と、色合成光学系としてのクロスダイクロイックプリズ
ム444とを備える。
【0059】液晶パネル441R,441G,441B
は、例えば、ポリシリコンTFTをスイッチング素子と
して用いたものである。光学装置44において、色分離
光学系42で分離された各色光は、これら3枚の液晶パ
ネル441R,441G,441B、入射側偏光板44
2、および射出側偏光板443によって、画像情報に応
じて変調された光学像を形成する。
【0060】入射側偏光板442は、色分離光学系42
で分離された各色光のうち、一定方向の偏光光のみ透過
させ、その他の光束を吸収するものであり、サファイヤ
ガラス等の基板に偏光膜が貼付されたものである。射出
側偏光板443も、入射側偏光板442と略同様に構成
され、液晶パネル441(441R,441G,441
B)から射出された光束のうち、所定方向の偏光光のみ
透過させ、その他の光束を吸収するものである。これら
の入射側偏光板442および射出側偏光板443は、互
いの偏光軸の方向が直交するように設定されている。
【0061】クロスダイクロイックプリズム444は、
射出側偏光板443から射出され、各色光毎に変調され
た光学像を合成してカラー画像を形成するものである。
クロスダイクロイックプリズム444には、赤色光を反
射する誘電体多層膜と青色光を反射する誘電体多層膜と
が、4つの直角プリズムの界面に沿って略X字状に設け
られ、これらの誘電体多層膜により3つの色光が合成さ
れる。
【0062】以上説明した液晶パネル441、射出側偏
光板443およびクロスダイクロイックプリズム444
は、一体的にユニット化された光学装置本体45として
構成されている。なお、入射側偏光板442は、ライト
ガイド47に形成された図示しない溝部にスライド式に
嵌め込んで取り付けられる。
【0063】光学装置本体45は、具体的な図示を省略
するが、クロスダイクロイックプリズム444と、この
クロスダイクロイックプリズム444を下方から支持す
る金属製の台座と、クロスダイクロイックプリズム44
4の光束入射端面に取り付けられ、射出側偏光板443
を保持する金属製の保持板と、この保持板の光束入射側
に取り付けられた4つのピン部材によって保持される液
晶パネル441(441R,441G,441B)とを
備える。保持板と液晶パネル441との間には所定間隔
の空隙が設けられており、この空隙部分を冷却空気が流
れるようになっている。
【0064】直角プリズム48は、光学装置44のクロ
スダイクロイックプリズム444における光束射出側に
配置され、このクロスダイクロイックプリズム444で
合成されたカラー画像を投写レンズ46の方向、すなわ
ち前方向に射出されたカラー画像を上方向へと折り曲げ
て反射するものである。
【0065】投写レンズ46は、直角プリズム48で反
射されたカラー画像を拡大して、反射ミラー30に投写
するものである。この投写レンズ46は、回転位置調整
部材204にねじ止め固定された支持部材によって支持
されている。また、図8に示すように、投写レンズ46
の投写側の周囲には、上側が開口された箱状のカバー部
材49Aが設けられている。下部キャビネット13の上
面部133には、投写される光学像の光路を確保するた
めに開口部が形成されている。カバー部材49Aは、こ
の開口部の周囲に対して弾性部材を介して当接されてこ
の開口部を塞いでいる。なお、上部キャビネット12の
下面部15には、下部キャビネット13の上面部133
の開口部に対応する開口部が設けられている。
【0066】以上説明した各光学系41〜44,48
は、図10に示す光学部品用筐体としての合成樹脂製の
ライトガイド47内に収容されている。このライトガイ
ド47は、内部側の具体的な図示を省略するが、図10
に示すように、前述した各光学部品412〜415,4
18,421〜423,431〜434,442(図1
1)を上方からスライド式に嵌め込む溝部が形成された
下ライトガイド471と、下ライトガイド471の上部
の開口側を閉塞する蓋状の上ライトガイド472とを備
えて構成される。
【0067】スクリーン50は、図1に示すように、矩
形状に形成され、光学ユニット401の投写レンズで拡
大され、前記反射ミラーで反射された光学像を裏面から
投影する透過型スクリーンである。このスクリーン50
は、スクリーン本体51と、このスクリーン本体51の
前面側が露出した状態でスクリーン本体51を収納する
スクリーンカバー52とを備える。
【0068】スクリーン本体51は、入射光に近い位置
すなわち裏面側から順に、拡散板、フレネルシート、レ
ンチキュラーシート、保護板の4枚構成となっている。
前記投写レンズから射出され前記反射ミラーで反射され
た光束は、拡散板で拡散された後にフレネルシートで平
行化され、レンチキュラーシートを構成する光学ビーズ
によって拡散され、表示画像が得られる。
【0069】ここで、図2に示すように、上部キャビネ
ット12の左右側の側面部16には、それぞれスピーカ
ボックス70が取り付けられており、上部キャビネット
12とは別体として構成されている。このスピーカボッ
クス70は、所定のスピーカとして機能する箱型のもの
である。これらのスピーカボックス70の前面とスクリ
ーン50の前面とは略面一に形成され、これらの面は鉛
直方向に略平行となっている。以上より、スクリーンカ
バー52は、図1に示すように、スクリーン本体51を
収納した状態で、上部キャビネット12の前面部18と
スピーカボックス70の前面と覆うように、上部キャビ
ネット12に固定されている。
【0070】〔4.内部冷却部の構成(冷却構造)〕図
12は、リアプロジェクタ1を示す平面図である。図1
3は、図12におけるXIII−XIIIでの縦断面図であ
る。ここで、リアプロジェクタ1には、図7,12,1
3に示すように、内部ユニット40を構成するこれらの
各部品400,200,301,302と、キャビネッ
ト10の内部とを冷却する内部冷却部500が設けられ
ている。この内部冷却部500は、内部ユニット40を
含む下部キャビネット13内全体を冷却している。
【0071】内部冷却部500は、図12,13に示す
ように、吸気用開口132Lから下部キャビネット13
内に外部の冷却空気を導入して、下部キャビネット13
内の各部品400,200,301,302を冷却し、
右側の排気用開口132Rから冷却後の空気を外部へと
排出するものである。つまり、下部キャビネット13内
には、スクリーン50の前面に沿って左側から右側へと
冷却空気を流す冷却流路が形成されている。内部冷却部
500は、制御基板冷却流路511と、光学装置冷却流
路512と、光源冷却流路513と、電源冷却流路51
4とを備えている。
【0072】内部冷却部500において、図12または
図13に示すように、ファン522,523によって吸
気用開口132Lから導入された外部の冷却空気は、そ
の一部が、制御基板用の軸流ファン522によって吸引
されて、制御基板冷却流路511を流れて制御基板40
2を冷却する。また、冷却空気の残りの一部は、光学装
置用の軸流ファン523およびシロッコファン524に
よって吸引されて、第2〜4ダクト92〜94を含んで
構成される光学装置冷却流路512にて光学装置44に
導かれ、該光学装置44を冷却する。これらの冷却空気
は、光学装置44上方の近傍で合流する。
【0073】ここで、光源冷却流路513では、仕切板
205の右側の空間に配置され前後方向に延びる第1ダ
クト91が用いられている。前記合流した空気の一部
は、図12に示すように、光学部品冷却用の2つのシロ
ッコファン525,526によって吸引されて、ライト
ガイド47内の光源冷却流路513を流れて前記偏光変
換素子および光源装置を冷却し、その後、第1ダクト9
1を通って、排気用開口132Rから外部へと排出され
る。
【0074】一方、合流した空気の残りの一部は、電源
用の軸流ファン521によって吸引されて、電源冷却流
路514にて第1電源装置301および第2電源装置3
02に導かれ、該第1電源装置301および第2電源装
置302を冷却する。そして、排気用開口132Rから
外部へと排出される。このように冷却後の空気の排出流
路として2つの流路が設けられている。そして、光源装
置411冷却後の空気は、他の部品に接触することなく
専用の第1ダクト91から外部へと直接排出され、第2
電源装置302には干渉しないようになっている。
【0075】〔5.内部冷却部の詳細な構成〕次に、内
部冷却部500について、図8,12〜14を用いて、
より詳細に説明する。図14は、光学装置44の近傍を
模式的に示す斜視図であり、ダクト92〜94にて導か
れ、第4ダクト94から流出する冷却空気の流れを説明
するための図である。
【0076】図12に示すように、内部冷却部500に
は、吸気用開口132Lから内部に導入される冷却空気
の流路として2つの流路が設けられている。また、内部
冷却部500には、排気用開口132Rから外部へと排
出される冷却後の空気の流路として2つの流路が設けら
れている。冷却空気導入用の2つの流路とは、制御基板
冷却流路511および光学装置冷却流路512である。
一方、冷却後の空気排出用の2つの流路とは、光源冷却
流路513および電源冷却流路514である。
【0077】光学装置冷却流路512には、図14に示
すように、ライトガイド47内に配置された光学装置4
4を構成するクロスダイクロイックプリズム444の下
端面側に設けられた下側の軸流ファン523と、この下
側の軸流ファン523の下側に配置された第4ダクト9
4と、ライトガイド47の上ライトガイド472の上側
に配置された上側のシロッコファン524と、この上側
のシロッコファン524を覆うファンカバー541とが
設けられている。なお、シロッコファン524は、軸流
ファンとしてもよい。
【0078】図13,14に示すように、光学装置冷却
流路512において、外部の冷却空気は、下側の軸流フ
ァン523によって、ダクト92〜94を介して吸気用
開口132Lから光学装置44の下端面近傍まで導かれ
る。この光学装置44の下端面近傍まで導かれた冷却空
気は、上側のシロッコファン524によって、クロスダ
イクロイックプリズム444と3枚の液晶パネル441
(441R,441G,441B)との間の空間を下か
ら上へと流れ、さらにファンカバー541による整流の
効果も加わって右方向へと流れる。このようにして、熱
によって損傷しやすい3枚の液晶パネル441(441
R,441G,441B)を効率よく直接冷却してい
る。
【0079】図8および図12を参照すれば、光源冷却
流路513には、ライトガイド47に収納された偏光変
換素子414の上側に配置された小型のシロッコファン
525と、光源装置411の上側に配置された大型のシ
ロッコファン526と、この大型のシロッコファン52
6に接続された第1ダクト91とが設けられている。
【0080】小型のシロッコファン525は、図12に
示すように、光学装置冷却流路512を流れて光学装置
44の上方近傍にある空気を吸引して、偏光変換素子4
14の上方に形成された開口からライトガイド47内に
流入させる。これにより、偏光変換素子414を直接冷
却している。なお、このシロッコファン525は、図3
に示す下部キャビネット13の背面部141に形成され
た第2吸気用開口141Aから外部の冷たい空気も吸引
して、ライトガイド47内に流入させている。これによ
り、ライトガイド47内を流通する空気の温度を下げる
ことができ、ライトガイド47内を効率よく冷却でき
る。
【0081】大型のシロッコファン526は、図12に
示すように、小型のシロッコファン525によってライ
トガイド47内に流入された空気を吸引して、第1ダク
ト91内へと流入させる。これにより、光源装置411
を構成する光源ランプ416を主に冷却している。
【0082】第1ダクト91は、図8に示すように、前
記光源冷却流路を形成するために用いられる断面略矩形
状で樹脂製の筒状体である。この第1ダクト91は、前
記スクリーンの前面部の法線方向である前後方向に沿っ
て延びるように仕切板205の右側面に固定され、仕切
板205の右側の空間に配置されている。この筒状体の
第1ダクト91において、後方側の端部近傍の左側面9
1Lには大型のシロッコファン526と接続する導入口
としての接続口91Aが形成され、前方側の端部近傍の
右側面91Rには流出口91Bが形成されている。
【0083】接続口91Aは、略矩形状に形成されてい
る。この略矩形状の接続口91Aには、仕切板205を
挟むように、大型のシロッコファン526と接続され、
該シロッコファン526により吸引されたライトガイド
47内の空気がこの接続口91Aを介して第1ダクト9
1に導入される。なお、この接続部分には、例えば、空
気が漏れないようにパッキン等の空気漏れ防止部材が設
けられていてもよい。流出口91Bは、接続口91Aよ
りも大きな寸法で略矩形状に形成されている。この接続
口91Aには、図8では図示しない前記下部キャビネッ
トの右側の側面部に形成された前記排気用開口に直接接
続されている。
【0084】図12に示すように、光源冷却流路513
において、制御基板冷却流路511および光学装置冷却
流路512を流れてきた空気は、小型のシロッコファン
525に吸引されてライトガイド47内の偏光変換素子
414を冷却した後に、大型のシロッコファン526に
吸引されて光源ランプ416を含む光源装置411を冷
却し、第1ダクト91の接続口91Aを介して第1ダク
ト91内へ導入される。その後、第1ダクト91内に導
入された冷却後の空気は、第1ダクト91に導かれ、流
出口91Bに接続された排気用開口132Rから直接外
部へと排出される。
【0085】ここで、支持部材200の仕切板205
は、下部キャビネット13内を左右の2つの空間に区画
しており、第1電源装置301および光源装置411
と、第2電源装置302とは、異なる空間に配置されて
いる。このため、光源装置411で発生する高熱が第2
電源装置302に影響しないようになっている。また、
第1電源装置301を冷却し暖まった空気が、光源装置
411に流れないため、比較的温度の低い空気で光源装
置411を冷却することができる。
【0086】電源冷却流路514は、第1電源装置30
1を冷却する第1電源冷却流路514Aと、第2電源装
置302を冷却する第2電源冷却流路514Bとを備え
ている。前述したように、第1電源装置301が仕切板
205の左側空間に位置し、第2電源装置302が仕切
板205の右側空間に位置するため、これらの電源冷却
流路514A,514Bは、仕切板205によって左右
に区画されている。ただし、仕切板205の一部分が切
欠かれているため、第1電源冷却流路514Aと第2電
源冷却流路514Bとが連通している。なお、第1電源
装置301を冷却した後の空気は、光源装置411を冷
却した後の空気に比べて、比較的低温である。
【0087】電源冷却流路514には、第1電源装置3
01に取り付けられた電源用の軸流ファン521と、前
記第1電源ブロック等を囲むシールド部材305と、仕
切板205とが用いられている。電源冷却流路514に
おいて、制御基板冷却流路511および光学装置冷却流
路512を流れてきた空気は、電源用の軸流ファン52
1によって吸引され、ダクトとして機能するシールド部
材305によって導かれて、第1電源装置301を冷却
した後に、前記切欠きを通って仕切板205の右側の空
間に流出する。この後、右側の空間に流出した空気は、
仕切板205に沿って流れてから、排気用開口132R
に対向配置された第2電源装置302を冷却し、その
後、排気用開口132Rから外部へと排出される。な
お、本実施形態において冷却用に各場所で軸流ファンを
採用したが、これらのファンをシロッコファンとしても
よい。逆に、シロッコファンを軸流ファンとすることも
できる。
【0088】〔6.実施形態の効果〕 (1)下部キャビネット13の左右の側面部132のそれ
ぞれに吸気用開口132L、排気用開口132Rを別々
に形成したので、排気用開口132Rから排出された内
部の冷却後の空気が吸気用開口132Lに入り込むこと
を確実に防止できる。このため、吸気用開口132Lか
ら導入される空気は、常に室温と同程度の温度となり、
下部キャビネット13内部を効率的に冷却できる。
【0089】(2)冷却後の空気の排出は、スクリーン5
0の前面部が設けられない下部キャビネット13の左右
の側面部132となるので、下部キャビネット13の前
面部131から冷却後の空気が排出されないので、観察
者に不快感を生じさせることもない。その上、排出され
る空気が高温となる場合には、スクリーン50上の画像
が見にくくなることも防止できる。
【0090】(3)リアプロジェクタ1では、左右方向に
冷却用の空気が流通するので、前後方向に冷却用の空気
を流通させる場合と異なり、例えば、部屋の壁に背面側
を対向させてリアプロジェクタ1を配置したとしても、
空気の流れを阻害しないから、内部を効率よく確実に冷
却できる。
【0091】(4)第1ダクト91を前後方向に延びるよ
うに配置して、冷却後の空気がスクリーン50の法線方
向に流れるようにしたので、例えば、内部ユニット40
等の各構成部材のレイアウト等に応じて前後方向に空気
を流したい場合に、第1ダクト91によって空気を前後
方向に案内できるため、より一層効率的に内部を冷却で
きる。
【0092】(5)第1ダクト91において、後方側の端
部近傍の左側面91Lに接続口91Aを、前方側の端部
近傍の右側面91Rに流出口91Bを形成したので、ス
クリーン50の前面部に沿って流れる空気を接続口91
Aで取り入れて、流出口91Bから再びスクリーン面に
沿った方向に排出できて、左から右へと向かう、リアプ
ロジェクタ1内の全体的な冷却流路の流れを損なうこと
なく、リアプロジェクタ1内を効率的に冷却できる。
【0093】(6)第1ダクト91を光源冷却流路513
を形成するために用い、流出口91Bを排気用開口13
2Rに直接接続したので、光源装置411を冷却した後
の最も高温の空気が排気用開口132Rから直接排出さ
れるため、光源装置411を冷却した後の空気が、第1
電源装置301および第2電源装置302等の他の部材
に供給されることを防止して、冷却効率を向上できる。
また、第1ダクト91を設けたので、大型のシロッコフ
ァン526でありながら、作動音や風切音等の騒音を低
減できる。
【0094】(7)仕切板205によって、第2電源装置
302と光源装置411とが異なる空間に位置するよう
にしたので、光源装置411の熱が第2電源装置302
に影響することを防止できる。
【0095】(8)第1電源装置301を冷却した後の空
気は比較的低温であるため、この空気を音声信号増幅部
および第2電源ブロックの冷却用として利用できる。こ
のため、リアプロジェクタ1内を無駄なく冷却できる。
【0096】(9)光学装置冷却流路512により、吸気
用開口132Lから導入された冷却空気が直接光学装置
44に供給されるので、光学装置44に低温の冷却空気
を導入して、光学装置44の冷却効率を向上できる。
【0097】(10)光学装置冷却流路512を下部キャビ
ネット13の下面と脚部20との間に設けたので、内部
ユニット40等のレイアウトが制限されないので、レイ
アウトの自由度が向上する。
【0098】(11)脚部20の受け面21に凹状溝を形成
するだけで第3ダクト93を構成して、光学装置冷却流
路512に利用できるため、リアプロジェクタ1の内部
構造の簡素化を図ることができる。
【0099】(12)クロスダイクロイックプリズム444
の上下にそれぞれファン523,524を配置したの
で、クロスダイクロイックプリズム444の入射出側端
面に沿って、冷却空気を確実に流すことができる。この
際、クロスダイクロイックプリズム444と液晶パネル
441との間に所定の空間を設けたので、熱が篭りやす
い、クロスダイクロイックプリズム444の入射出側端
面および液晶パネル441の裏面側を確実に冷却でき
る。
【0100】(13)下部キャビネット13の左右方向の寸
法は、上部キャビネット12の左右方向の寸法よりも小
さく形成したので、リアプロジェクタ1を部屋等の隅部
分の壁面に沿って密着させて設置する場合でも、部屋の
壁面と上部キャビネット12とが当接して、下部キャビ
ネット13の両側面には空間が設けられるため、冷却空
気を確実に流すことができる。このため、部屋等の空間
を効率的に使用できる。
【0101】〔7.実施形態の変形〕なお、本発明は、
前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的
を達成できる他の構成等を含み、以下に示すような変形
等も本発明に含まれる。例えば、第1ダクト91を前後
方向に延びるように配置せずに、上下方向や前後方向か
らずれて斜めの方向等の任意の方向へ延びるように配置
できる。要するに、リアプロジェクタ1全体としてみた
場合に、一の側面部から他の側面部に向かって冷却空気
が流れるように構成されればよい。
【0102】また、第1ダクト91の断面形状を略矩形
状としたが、これに限らず、冷却空気を効率的に流すこ
とができれば、断面円形状、多角形状等のその他の形状
とすることができる。また、第1ダクト91において、
接続口91Aおよび流出口91Bの位置および形状も特
に限定されない。このような場合には、リアプロジェク
タ1内のレイアウトや冷却対象等にあわせて適宜選択す
ればよい。
【0103】前記実施形態において、第1ダクト91を
用いて光源装置411のみを選択的に冷却する構成とし
たが、光源装置411以外の電源装置301,302等
のその他の部材を選択的に冷却する構成も採用できる。
ただし、前記実施形態の方が、リアプロジェクタ1で最
も高熱を発するのが光源装置411であることから、リ
アプロジェクタ1内の冷却効率を向上できる利点があ
る。
【0104】また、前記実施形態において、第2〜第4
ダクト92〜94を用いて光学装置44を選択的に冷却
する構成としたが、光学装置44以外のその他の部材を
選択的に冷却する構成も採用できる。
【0105】前記実施形態において、前方からみて左側
から冷却空気を導入し、右側から排出するように構成し
たが、例えば、冷却空気が左右逆方向に流れるように構
成してもよい。
【0106】前記実施形態において、冷却空気の導入流
路として2つの流路を設け、さらに、排出流路として2
つの排出流路を設けたが、これに限らず、導入および排
出の流路の数を少なくとも1つ設ければよい。要する
に、全体として、スクリーン50の前面部に沿った方向
に冷却空気が流れるように構成すればよい。
【0107】前記実施形態において、スクリーンは、矩
形状に形成された構成を説明したが、これに限らず、例
えば、台形形状、または、四角形以外の形状でもよく、
リアプロジェクタ1の設計に応じて種々のものを採用で
きる。
【0108】
【発明の効果】本発明によれば、スクリーン面に沿って
対向配置される一対の筐体側面のそれぞれに吸気用開
口、排気用開口を別々に形成したので、排気用開口から
排出された装置内部の冷却後の空気が吸気用開口に入り
込むことを確実に防止できる。これにより、吸気用開口
から導入される空気は、常に室温と同程度の温度となる
ため、筐体内部を効率的に冷却できる。また、冷却後の
空気の排出がスクリーン面が設けられない筐体側面とな
るので、筐体前面から冷却後の空気が排出されることも
なく、観察者に不快感を生じさせることもない上、排出
される空気が高温となる場合には、スクリーン上の画像
が見にくくなることも防止できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るリアプロジェクタを前方から見た
斜視図である。
【図2】前記リアプロジェクタを後方から見た斜視図で
ある。
【図3】前記リアプロジェクタを後方から見た分解斜視
図であり、具体的には、図2からバックカバーが取り外
された図である。
【図4】前記リアプロジェクタを下方から見た分解斜視
図である。
【図5】前記リアプロジェクタを示す縦断面図である。
【図6】前記リアプロジェクタを前方から見た縦断面図
である。
【図7】前記リアプロジェクタからスクリーンを外した
正面図である。
【図8】前記リアプロジェクタを構成する内部ユニット
を後方から見た斜視図である。
【図9】前記内部ユニットを構成する支持部材を前方か
ら見た斜視図である。
【図10】前記内部ユニットを構成する光学ユニットを
示す斜視図である。
【図11】前記光学ユニットを模式的に示す平面図であ
る。
【図12】前記リアプロジェクタを示す平面図である。
【図13】図12におけるXIII−XIIIでの縦断面図で
ある。
【図14】前記光学ユニットを構成する光学装置近傍を
模式的に示す斜視図である。
【符号の説明】
1 リアプロジェクタ 10 筐体を構成するキャビネット 12 第2筐体部を構成する上部キャビネット 13 第1筐体部を構成する下部キャビネット 20 脚部 30 反射ミラー 40 内部ユニット 44 光学装置 46 投写光学系としての投写レンズ 50 スクリーン 91 第1ダクト 91A 接続口(導入口) 91B 流出口 92 第2ダクト 132 側面部 133 エアフィルタ 132L 吸気用開口 132R 排気用開口 205 仕切部材としての仕切板 303 第1電源ブロック 306 第2電源ブロック 307 音声信号増幅部 401 光学ユニット 402 制御部を有する制御基板 411 光源装置 416 光源ランプ 441(441R,441G,441B)液晶パネル 444 クロスダイクロイックプリズム 500 冷却流路を構成する内部冷却部 511 制御基板冷却流路 512 光学装置冷却流路 513 光源冷却流路 514 電源冷却流路 514A 第1電源冷却流路 514B 第2電源冷却流路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/64 541 H04N 5/64 541J 5/74 5/74 F // G02F 1/13357 G02F 1/13357 Fターム(参考) 2H088 EA14 EA15 EA18 EA19 EA68 HA13 HA24 JA04 MA02 MA16 2H091 FA05Z FA26X FA26Z FA41Z FD06 FD12 FD22 FD24 LA03 LA12 LA15 MA07 2K103 AA05 AA17 AA25 AB10 CA06 CA78 DA07 DA18 DA19 5C058 AA18 BA23 BA30 EA01 EA26 EA31 EA52

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源から射出された光束を画像情報に応
    じて変調し光学像を形成する光学装置、および該光学像
    を拡大投写する投写光学系を含む画像形成部と、この画
    像形成部を収納する箱状の筐体と、この筐体の箱状の側
    面のいずれかに露出して設けられ、前記画像形成部で形
    成された光学像を投影するスクリーンとを備えるリアプ
    ロジェクタであって、 前記スクリーンが設けられる側面以外の前記筐体の側面
    のうち、前記スクリーンの一端近傍の側面には、前記画
    像形成部に冷却空気を導入する吸気用開口が形成され、
    前記スクリーンの一端に対向する他端近傍の側面には、
    冷却後の空気を排出する排気用開口が形成され、 前記筐体内部には、スクリーン面に沿って冷却空気を流
    す冷却流路が形成されていることを特徴とするリアプロ
    ジェクタ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のリアプロジェクタにお
    いて、 前記冷却流路の流路中には、前記冷却空気の少なくとも
    一部をスクリーン面の法線方向に流す第1ダクトが配置
    されることを特徴とするリアプロジェクタ。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のリアプロジェクタにお
    いて、 前記第1ダクトは筒状体から構成され、筒状体の一方の
    端部近傍側面には、前記冷却空気の少なくとも一部を導
    入する導入口が形成され、他方の端部近傍側面には、前
    記導入した冷却空気を流出する流出口が形成されている
    ことを特徴とするリアプロジェクタ。
  4. 【請求項4】 請求項2または請求項3に記載のリアプ
    ロジェクタにおいて、 前記第1ダクトは、前記光源冷却用の流路を形成するた
    めに用いられ、前記排気用開口に直接接続されているこ
    とを特徴とするリアプロジェクタ。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のリアプロジェクタにお
    いて、 前記画像形成部は、前記光学装置の駆動制御を行う制御
    部に電力を供給する第1電源ブロックと、画像情報に付
    加される音声信号を増幅する音声信号増幅部、およびこ
    の音声信号増幅部に電力を供給する第2電源ブロックと
    を備え、 前記冷却流路中には、前記第1電源ブロックの冷却流路
    と、前記音声信号増幅部、および前記第2電源ブロック
    の冷却流路とを区画する仕切部材が設けられていること
    を特徴とするリアプロジェクタ。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のリアプロジェクタにお
    いて、 前記第1電源ブロックの近傍には、第1電源ブロック冷
    却用のファンが設けられ、前記光源近傍には、前記光源
    冷却用のファンが設けられ、 これらのファンにより、前記吸気用開口から導入された
    冷却空気を按分して、2つの冷却流路を形成しているこ
    とを特徴とするリアプロジェクタ。
  7. 【請求項7】 請求項1〜請求項6のいずれかに記載の
    リアプロジェクタにおいて、 前記筐体は、前記画像形成部を収納する第1筐体部と、
    前記スクリーンが設けられる第2筐体部とを備え、 前記第1筐体部における前記スクリーン面に沿った方向
    の寸法は、前記第2筐体部における前記スクリーン面に
    沿った方向の寸法よりも小さく形成されていることを特
    徴とするリアプロジェクタ。
  8. 【請求項8】 請求項1〜請求項7のいずれかに記載の
    リアプロジェクタにおいて、 前記吸気用開口は、筐体内部に冷却空気を導入する吸気
    系統を少なくとも2系統以上有し、 前記排気用開口は、筐体内部の冷却後の空気を排出する
    排気系統を少なくとも2系統以上有することを特徴とす
    るリアプロジェクタ。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載のリアプロジェクタにお
    いて、 前記吸気系統のうちの少なくとも1系統には、防塵フィ
    ルタが設けられていることを特徴とするリアプロジェク
    タ。
  10. 【請求項10】 請求項1〜請求項9のいずれかに記載
    のリアプロジェクタにおいて、 前記筐体下面に設けられ、装置本体を支持する脚部を備
    え、 前記吸気用開口には、冷却空気の一部を装置下方に導く
    第2ダクトが設けられ、 前記筐体下面および脚部には、この第2ダクトと接続さ
    れ、冷却空気を前記光学装置に導く光学装置冷却流路が
    形成されていることを特徴とするリアプロジェクタ。
  11. 【請求項11】 請求項1〜請求項10のいずれかに記
    載のリアプロジェクタにおいて、 前記スクリーンは、矩形状に形成されていることを特徴
    とするリアプロジェクタ。
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