JP4603595B2 - 車体流れ抑制装置 - Google Patents

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Description

この発明は、路面の横勾配に対する車体の流れを抑制する車体流れ抑制装置に関するものである。
道路には、雨天時の安全走行を目的として路面に雨が溜まらないように路面に横勾配が設けられている場合がある。このような横勾配のある路面を車両が走行しているときには、路面の低い方向へ車両が流されてしまう。以下、この現象を「車体流れ」と称す。
このように車体流れが起こるときに、車両を路面の低い方向へ流されないように直進させるには、運転者にステアリングホイールを介した修正操作が強いられるため、運転者の運転負荷が増大する。
そこで、運転者の運転負荷を低減しつつ車体流れを抑制する車体流れ抑制装置が開発されている。例えば、車体流れを検出したときには、車体流れが生じていないときよりも操舵アシスト量を増大制御する電動パワーステアリング装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−168617号公報
しかしながら、運転者が積極的に運転操作を行いたい度合いが高いときに、車体流れ抑制装置による車体流れの抑制が行われると、運転者の運転操作と車体流れ抑制の干渉が発生し、操舵フィールが悪化するという課題があった。
そこで、この発明は、運転者が車体流れの抑制を欲していないと推定されたときには車体流れを抑制する制御を実行しないようにすることができる車体流れ抑制装置を提供するものである。
この発明に係る車体流れ抑制装置では、上記課題を解決するために以下の手段を採用した。
請求項1に係る発明は、車体流れを抑制する装置であって、自動ブレーキ制御装置の作動を禁止する自動ブレーキ制御装置作動禁止スイッチ(例えば、後述する実施例におけるVSA作動OFFスイッチ8)が禁止状態であるか否かを判定する自動ブレーキ制御装置作動禁止スイッチ判定部(例えば、後述する実施例におけるスイッチ判定部19)と、自車が直進クルーズ走行であるか否かを判定する直進クルーズ走行判定部(例えば、後述する実施例における直進クルーズ走行判定部14)と、を備え、前記自動ブレーキ制御装置作動禁止スイッチ判定部により禁止状態であると判定された場合もしくは前記直進クルーズ走行判定部により直進クルーズ走行ではないと判定された場合には、車体流れを抑制する制御を行うことを禁止し、前記自動ブレーキ制御装置作動禁止スイッチ判定部により禁止状態ではないと判定され且つ前記直進クルーズ走行判定部により直進クルーズ走行であると判定された場合には、車体流れを抑制する制御を行うことを特徴とする車体流れ抑制装置(例えば、後述する実施例における車体流れ抑制装置1)である。
このように構成することにより、自動ブレーキ制御装置作動禁止スイッチが禁止状態である場合もしくは直進クルーズ走行ではない場合には、運転者が積極的に運転操作を行いたい状態であると推定し、車体流れを抑制する制御(以下、車体流れ抑制制御と略す)についてもその実行を運転者が欲していないと判断して、車体流れ抑制制御を行うことを禁止することができる。一方、自動ブレーキ制御装置作動禁止スイッチが禁止状態でなく且つ直進クルーズ走行である場合には、車体流れ抑制制御の実行を運転者が欲していると判断し、その場合には車体流れ抑制制御を行うようにすることができる。
請求項2に係る発明は、車体流れを抑制する装置であって、クルーズコントロール装置作動が許可されているか否かを判定するクルーズコントロール装置作動許可判定部(例えば、後述する実施例におけるスイッチ判定部19)と、自車が直進クルーズ走行であるか否かを判定する直進クルーズ走行判定部(例えば、後述する実施例における直進クルーズ走行判定部14)と、を備え、前記クルーズコントロール装置作動許可判定部により作動が許可されていると判定され且つ前記直進クルーズ走行判定部により直進クルーズ走行であると判定された場合に、車体流れを抑制する制御を行い、前記クルーズコントロール装置作動許可判定部により作動が許可されていないと判定された場合もしくは前記直進クルーズ走行判定部により直進クルーズ走行ではないと判定された場合には、車体流れを抑制する制御を行わないことを特徴とする車体流れ抑制装置(例えば、後述する実施例における車体流れ抑制装置1)である。
このように構成することにより、クルーズコントロール装置が作動し且つ直進クルーズ走行である場合には、運転者は運転への参加を積極的には望んでいないと推定することができるので、車体流れ抑制制御の実行を運転者が欲していると判断し、その場合には車体流れ抑制制御を行うことができる。一方、クルーズコントロール装置が作動していない場合もしくは直進クルーズ走行ではない場合には、運転者が運転への参加を望んでいると推定し、車体流れ抑制制御についてはその実行を運転者が欲していないと判断して、車体流れ抑制制御を行わないようにすることができる。
請求項3に係る発明は、請求項1または請求項2に記載の発明において、自車の車両挙動を判定する車両挙動判定部(例えば、後述する実施例における車両挙動判定部12)と、自車の運転操作状態を判定する運転操作判定部(例えば、後述する実施例における運転操作判定部3)と、を備え、前記直進クルーズ走行判定部は、前記車両挙動判定部の判定結果と前記運転操作判定部の判定結果に基づいて自車が直進クルーズ走行であるか否かを判定することを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項3に記載の発明において、前記直進クルーズ走行判定部は、前記車両挙動判定部により横加速度が所定値未満であり前後加速度が所定値未満でありヨーレートが所定値未満であると判定され、且つ、前記運転操作判定部により操舵角が所定値未満でありアクセル開度が所定値未満であると判定された場合に、自車が直進クルーズ走行であると判定することを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、自動ブレーキ制御装置作動禁止スイッチが禁止状態である場合もしくは直進クルーズ走行ではない場合には車体流れ抑制制御を行うことを禁止し、自動ブレーキ制御装置作動禁止スイッチが禁止状態でなく且つ直進クルーズ走行である場合には車体流れ抑制制御を行うようにすることができるので、運転者の運転への参加度合いを自動ブレーキ制御装置作動禁止スイッチの状態および直進クルーズ走行判定部の判定結果に応じて変更することが可能になる。したがって、運転者の運転操作と車体流れ抑制の干渉を防止することができ、操舵フィールが向上する。
請求項2に係る発明によれば、クルーズコントロール装置が作動し且つ直進クルーズ走行である場合には車体流れ抑制制御を行い、クルーズコントロール装置が作動していない場合もしくは直進クルーズ走行ではない場合には車体流れ抑制制御を行わないようにすることができるので、運転者の運転への参加度合いをクルーズコントロール装置作動許可判定部の判定結果および直進クルーズ走行判定部の判定結果に応じて変更することが可能になる。したがって、運転者の運転操作と車体流れ抑制の干渉を防止することができ、操舵フィールが向上する。
以下、この発明に係る車体流れ抑制装置の実施例を図1から図8の図面を参照して説明する。
<実施例1>
初めに、この発明に係る車体流れ抑制装置の実施例1を図1から図6の図面を参照して説明する。
図1のブロック図に示すように、実施例1の車体流れ抑制装置1は、車両の左右方向加速度(以下、横加速度という)を検出する横加速度センサ(以下、横Gセンサと略す)2、車両の前後方向加速度(以下、前後加速度という)を検出する前後加速度センサ(以下、前後Gセンサと略す)3、車両のヨーレートを検出するヨーレートセンサ4、車両のステアリングシャフトの操舵角を検出する操舵角センサ5、車両のアクセルのアクセル開度を検出するアクセル開度センサ6と、ステアリングシャフトに印加される操舵トルクを検出する操舵トルクセンサ7と、VSAの作動を禁止するときに運転者によってON操作されるVSA作動OFFスイッチ8と、電子制御装置(ECU)10と、を備えて構成されている。
なお、VSA(ビークル・スタビリティ・アシストシステム)は、ブレーキ時の車輪ロックを防ぐABS(アンチロック・ブレーキシステム)と、加速時などの車輪空転を防ぐTCS(トラクション・コントロールシステム)に、旋回時の横すべり抑制を加え、3つの機能をトータルにコントロールする車両挙動安定化制御システムである。例えば、車両がオーバーステアを起こしそうになったときには、フロント外輪にブレーキをかけることによりオーバーステア抑制を行い、旋回加速時に車両がアンダーステアを起こしそうになったときには、エンジン出力を低減するとともに、必要に応じてフロント内輪にブレーキをかけることによりアンダーステア抑制を行う。したがって、VSA作動OFFスイッチ8がON状態(VSA作動禁止状態)では、ブレーキ制御装置の作動が禁止されることとなり、VSA作動OFFスイッチ8がOFF状態(VSA作動許可状態)では、VSAの作動が許可されることからブレーキ制御装置の作動が許可されることとなる。実施例1において、VSA作動OFFスイッチ8は、ブレーキ制御装置の作動を禁止するブレーキ制御装置作動禁止スイッチを構成する。
横Gセンサ2、前後Gセンサ3、ヨーレートセンサ4、操舵角センサ5、アクセル開度センサ6、操舵トルクセンサ7は、それぞれ検出値に応じた出力信号LG,AG,YAW,STR,THL,STRTをECU10に出力する。また、VSA作動OFFスイッチ8は、そのON/OFF状態に応じた出力信号VSA_OFF_SWをECU10に出力する。
ECU10は、メイン制御部11、車両挙動判定部12、運転操作判定部13、直進クルーズ走行判定部14、ベース補正量算出部15、スイッチ判定部19、制御許可判定部20、車体流れ抑制制御ON/OFFスイッチ16等を備えて構成されている。
メイン制御部11は、車体流れ抑制制御の実行の有無に関わりなく実行される制御部であり、その制御対象は車両のヨー角を変化せしめ得るものとされていて、車体流れ抑制制御の実行時には、このメイン制御部11から出力されるベース制御量(CNT_Base)を補正することにより車体流れを抑制する。
例えば、メイン制御部11は、電動パワーステアリング装置(以下、EPSと略す)における操舵アシスト制御で構成することができ、その場合のベース制御量(CNT_Base)は目標操舵アシストトルクとなる。あるいは、メイン制御部11は、四輪操舵装置(以下、4WSと略す)におけるリヤ舵角制御で構成することができ、その場合のベース制御量(CNT_Base)は目標リヤ舵角となる。あるいは、メイン制御部11は、四輪駆動装置(以下、4WDと略す)における駆動トルク制御で構成することができ、その場合のベース制御量(CNT_Base)は目標左右駆動トルクとなる。
車両挙動判定部12は、横Gセンサ2と前後Gセンサ3とヨーレートセンサ4の出力信号に基づいて、車両挙動を判定する。詳述すると、横Gセンサ2とヨーレートセンサ4の出力信号に基づいて車両の直進性を判定し、前後Gセンサ3の出力信号に基づいて車両がクルーズ走行中か否かを判定する。
詳述すると、横Gセンサ2により検出された横加速度LGの絶対値が所定値A(m/s2)未満で、且つ、ヨーレートセンサ4により検出されたヨーレートYAWの絶対値が所定値B(rad/s)未満である場合には車両が直進走行中であると判定し、横加速度LGの絶対値が所定値A(m/s2)以上、あるいは、ヨーレートYAWの絶対値が所定値B(rad/s)以上である場合には車両は直進走行中ではない判定する。
また、前後Gセンサ3により検出された前後加速度AGの絶対値が所定値C(m/s2)未満である場合には車両がクルーズ走行中であると判定し、前後加速度AGの絶対値が所定値C(m/s2)以上である場合には車両がクルーズ走行中ではないと判定する。
クルーズ走行中は、車両の前後方向の運動に関する運転者の活性度合いが低く、クルーズ走行中でないときは、車両の前後方向の運動に関する運転者の活性度合い高いと言える。つまり、車両挙動判定部12では、前後Gセンサ3により検出される前後加速度に基づいて、車両の前後方向の運動に関する運転者の活性度合いを判定する。
そして、車両挙動判定部12は、横加速度LGの絶対値が所定値A(m/s2)未満で、且つ、ヨーレートYAWの絶対値が所定値B(rad/s)未満で、且つ、前後加速度AGの絶対値が所定値C(m/s2)未満である場合には、車両が直進クルーズ走行中(定常走行中)であると判定して、直進クルーズ走行中フラグVD_Fに「1」を立て、横加速度LGの絶対値が所定値A(m/s2)以上であるか、または、ヨーレートセンサ4により検出されたヨーレートYAWの絶対値が所定値B(rad/s)以上であるか、または、前後Gセンサ3により検出された前後加速度AGの絶対値が所定値C(m/s2)以上である場合には、車両が直進クルーズ走行中ではないと判定して、直進クルーズ走行中フラグVD_Fに「0」を立てる。そして、車両挙動判定部12は、直進クルーズ走行中フラグVD_F信号を直進クルーズ走行判定部14へ出力する。
図4に示すフローチャートは、車両挙動判定部12において実行される車両挙動判定処理ルーチンを示し、車両挙動判定処理ルーチンはECU10により繰り返し実行される。
まず、ステップS101において、横Gセンサ2により検出された横加速度LGの絶対値が所定値A(m/s2)未満であるか否かを判定する。
ステップS101における判定結果が「YES」(|LG|<A)である場合には、ステップS102に進み、ヨーレートセンサ4により検出されたヨーレートYAWの絶対値が所定値B(rad/s)未満であるか否かを判定する。
ステップS102における判定結果が「YES」(|YAW|<B)である場合には、ステップS103に進み、前後Gセンサ3により検出された前後加速度AGの絶対値が所定値C(m/s2)未満であるか否かを判定する。
ステップS103における判定結果が「YES」(|AG|<C)である場合には、ステップS104に進み、直進クルーズ走行中フラグVD_Fを「1」として、リターンする。
一方、ステップS101における判定結果が「NO」(|LG|≧A)である場合、および、ステップS102における判定結果が「NO」(|YAW|≧B)である場合、および、ステップS103における判定結果が「NO」(|AG|≧C)である場合には、ステップS105に進み、直進クルーズ走行中フラグVD_Fを「0」として、リターンする。
運転操作判定部13は、操舵角センサ5とアクセル開度センサ6の出力信号に基づいて、運転操作状態を判定する。詳述すると、操舵角センサ5の出力信号に基づいて直進操作中か否かを判定し、アクセル開度センサ6の出力信号に基づいてクルーズ操作中か否かを判定する。
詳述すると、操舵角センサ5により検出された操舵角STRの絶対値が所定値D(rad)未満である場合には直進操作中であると判定し、操舵角STRの絶対値が所定値D(rad)以上である場合には直進操作中ではないと判定する。
また、アクセル開度センサ6により検出されたアクセル開度THLが所定値F(rad)未満である場合にはクルーズ操作中であると判定し、アクセル開度THLが所定値F(rad)以上である場合にはクルーズ操作中ではないと判定する。
クルーズ操作中は、車両の前後方向の運動に関する運転者の活性度合いが低く、クルーズ操作中でないときは、車両の前後方向の運動に関する運転者の活性度合い高いと言える。つまり、運転操作判定部13では、アクセル開度センサ6により検出されるアクセル開度に基づいて、車両の前後方向の運動に関する運転者の活性度合いを判定する。
なお、アクセル開度の時間的変化、すなわちアクセル開度速度に基づいて車両の前後方向の運動に関する運転者の活性度合いを判定することも可能であり、アクセル開度速度が低い場合は運転者の活性度合いが低く、アクセル開度速度が高い場合は運転者の活性度合いが高いと判定することができる。
そして、運転操作判定部13は、操舵角STRの絶対値が所定値D(rad)未満で、且つ、アクセル開度THLが所定値F(rad)未満である場合には、直進クルーズ操作中であると判定して、直進クルーズ操作中フラグDV_Fに「1」を立て、操舵角STRの絶対値が所定値D(rad)以上であるか、または、アクセル開度THLが所定値F(rad)以上である場合には、直進クルーズ操作中ではないと判定して、直進クルーズ操作中フラグDV_Fに「0」を立てる。そして、運転操作判定部13は、直進クルーズ操作中フラグDV_F信号を直進クルーズ走行判定部14へ出力する。
図5に示すフローチャートは、運転操作判定部13において実行される運転操作判定処理ルーチンを示し、運転操作判定処理ルーチンはECU10により繰り返し実行される。
まず、ステップS201において、操舵角センサ5により検出された操舵角STRの絶対値が所定値D(rad)未満であるか否かを判定する。
ステップS201における判定結果が「YES」(|STR|<D)である場合には、ステップS202に進み、アクセル開度センサ6により検出されたアクセル開度THLが所定値F(rad)未満か否かを判定する。
ステップS202における判定結果が「YES」(THL<F)である場合には、ステップS203に進み、直進クルーズ操作中フラグDV_Fを「1」として、リターンする。
一方、ステップS201における判定結果が「NO」(|STR|≧D)である場合、および、ステップS202における判定結果が「NO」(THL≧F)である場合には、ステップS204に進み、直進クルーズ操作中フラグDV_Fを「0」として、リターンする。
直進クルーズ走行判定部14は、車両挙動判定部12から入力した直進クルーズ走行中フラグVD_F信号と、運転操作判定部13から入力した直進クルーズ操作中フラグDV_F信号とに基づいて、直進クルーズ走行中で且つ直進クルーズ操作中(以下、直進クルーズ走行操作中と略す)か否かを判定する。詳述すると、直進クルーズ走行中フラグVD_Fと直進クルーズ操作中フラグDV_Fがともに「1」の場合には直進クルーズ走行操作中であると判定して直進クルーズ走行操作中フラグSTART_END_Fに「1」を立て、直進クルーズ走行中フラグVD_Fと直進クルーズ操作中フラグDV_Fの少なくとも一方が「0」である場合には直進クルーズ走行操作中ではない判定して直進クルーズ走行操作中フラグSTART_END_Fに「0」を立てる。そして、直進クルーズ走行判定部14は、直進クルーズ走行操作中フラグSTART_END_F信号を制御許可判定部20へ出力する。
スイッチ判定部19は、VSA作動OFFスイッチ8のON/OFF信号に基づいてVSA作動OFFスイッチ8のスイッチ状態を判定する。
図3に示すフローチャートは、スイッチ判定部19において実行されるVSA作動OFFスイッチ状態判定処理ルーチンを示し、該スイッチ状態判定処理ルーチンはECU10により繰り返し実行される。
まず、ステップS301において、VSA作動OFFスイッチ8がONか否かを判定する。
ステップS301における判定結果が「YES」(ON)である場合には、VSAの作動を禁止しているので、ステップS302に進み、スイッチ状態判定フラグAC_Fに「0」を立ててリターンする。
一方、ステップS301における判定結果が「NO」(OFF)である場合には、VSAの作動を許可しているので、ステップS303に進み、スイッチ状態判定フラグAC_Fに「1」を立ててリターンする。
そして、スイッチ判定部19はスイッチ状態判定フラグAC_F信号を制御許可判定部20へ出力する。
制御許可判定部20は、直進クルーズ走行判定部14から入力した直進クルーズ走行操作中フラグSTART_END_F信号とスイッチ判定部19から入力したVSA作動OFFスイッチ8のスイッチ状態判定フラグAC_F信号とに基づいて、車体流れ抑制制御ON/OFFスイッチ16をON(制御許可)とするか、OFF(制御不許可)とするかを判定する。
詳述すると、直進クルーズ走行操作中フラグSTART_END_Fが「1」で、且つ、スイッチ状態判定フラグAC_Fが「1」である場合には、車両を直進クルーズ走行操作中で車両の前後方向の運動に関する運転者の活性度合いが低く、且つ、運転者の意志によりVSAの作動を許可しているので、車体流れ抑制制御の実行を運転者が欲していると判断して、車体流れ抑制制御許可フラグCNT_ENB_Fを「1」とし、車体流れ抑制制御ON/OFFスイッチ16をONとする。
一方、直進クルーズ走行操作中フラグSTART_END_Fが「0」である場合には、車両が直進クルーズ走行操作中ではなく車両の前後方向の運動に関する運転者の活性度合いが高く、スイッチ状態判定フラグAC_Fが「0」である場合には、運転者の意志によりVSAの作動を禁止しているので、いずれの場合も、車体流れ抑制制御の実行を運転者が欲していないと判断して、車体流れ抑制制御許可フラグCNT_ENB_Fを「0」とし、車体流れ抑制制御ON/OFFスイッチ16をOFFとする。
車両挙動判定部12と運転操作判定部13と直進クルーズ走行判定部14は、車両の前後方向の運動に関する運転者の活性度合いを判定する活性度合い判定手段を構成する。
ベース補正量算出部15は、操舵トルクセンサ7の出力信号(操舵トルクSTRT)に基づいて、例えば図6に示されるベース補正量テーブルを参照して、ベース補正量CAL_Baseを算出する。図6に示すベース補正量テーブルでは、横軸に操舵トルクの絶対値、縦軸にベース補正量CAL_Baseを取り、操舵トルクの絶対値が所定値まではベース補正量CAL_Baseは「0」であり、前記所定値以上になると、操舵トルクの絶対値が大きくなるにしたがってベース補正量CAL_Baseが徐々に大きくなるように設定されている。すなわち、操舵トルクセンサ7により検出される操舵トルクが大きいほど、車体流れ抑制制御のための補正量が大きくなるように設定されている。
ベース補正量算出部15で算出されたベース補正量CAL_Baseは乗算器17に入力され、乗算器17において係数Kを乗算されて、補正量CAL_Hoseiが算出される(CAL_Hosei=CAL_Base×K)。ここで、係数Kはメイン制御部11の制御対象によって決定される変換係数であり、メイン制御部11がEPSにおける操舵アシスト制御で構成されているときには操舵トルク変換係数K1を採用し、メイン制御部11が4WSにおけるリヤ舵角制御で構成されているときには舵角変換係数K2を採用し、メイン制御部11が4WDにおける駆動トルク制御で構成されているときには駆動トルク変換係数K3を採用する。
そして、車体流れ抑制制御ON/OFFスイッチ16がONのときには、加算器18に入力されるメイン制御部11のベース制御量CNT_Baseと補正量CAL_Hoseiを加算してメイン制御部11の制御量CNT_Vを算出し、図示しない駆動回路に出力される(CNT_V=CNT_Base+CAL_Hosei)。
また、車体流れ抑制制御ON/OFFスイッチ16がOFFのときには、加算器18には補正量CAL_Hoseiは入力されず、メイン制御部11のベース制御量CNT_Baseだけが入力されるので、ベース制御量CNT_Baseがメイン制御部11の制御量CNT_Vとして出力される(CNT_V=CNT_Base)。つまり、この場合には、補正量CAL_Hosei=0は「0」となる。
次に、この実施例における車体流れ抑制制御を、図2のフローチャートに従って説明する。
図2のフローチャートに示す車体流れ抑制制御ルーチンは、ECU10によって一定時間毎に繰り返し実行される。
まず、ステップS01において、VSA作動OFFスイッチ8のON/OFF信号に基づいて、前述したスイッチ状態判定処理を実行し、スイッチ状態判定フラグAC_Fを「1」または「0」に設定する。
次に、ステップS02において、横Gセンサ2と前後Gセンサ3とヨーレートセンサ4の出力信号に基づいて、前述した車両挙動判定処理を実行し、直進クルーズ走行中フラグVD_Fを「1」または「0」に設定する。
次に、ステップS03に進み、操舵角センサ5とアクセル開度センサ6の出力信号に基づいて、前述した運転操作判定処理を実行し、直進クルーズ操作中フラグDV_Fを「1」または「0」に設定する。
次に、ステップS04に進み、直進クルーズ走行中フラグVD_Fと直進クルーズ操作中フラグDV_Fとを乗算して、その積を直進クルーズ走行操作中フラグSTART_END_Fとする(START_END_F=VD_F×DV_F)。
次に、ステップS05に進み、直進クルーズ走行操作中フラグSTART_END_Fとスイッチ状態判定フラグAC_Fとを乗算して、その積をVSA制御許可フラグCNT_ENB_Fとする(CNT_ENB_F=START_END_F×AC_F。)
次に、ステップS06に進み、VSA制御許可フラグCNT_ENB_Fが「1」か否かを判定する。
ステップS06における判定結果が「YES」(CNT_ENB_F=1)である場合には、ステップS07に進み、操舵トルクセンサ7の出力信号に基づいて、ベース補正量CAL_Baseを算出する。
次に、ステップS08に進み、ベース補正量CAL_Baseに係数Kを乗じて、補正量CAL_Hoseiを算出する(CAL_Hosei=CAL_Base×K)。
次に、ステップS09に進み、メイン制御部11のベース制御量CNT_Baseに補正量CAL_Hoseiを加算して、メイン制御部11の制御量CNT_Vを算出する(CNT_V=CNT_Base+CAL_Hosei)。
一方、ステップS06における判定結果が「NO」(CNT_ENB_F=0)である場合には、ステップS10に進み、補正量CAL_Hoseiを「0」として、ステップS09に進む。この場合には、メイン制御部11のベース制御量CNT_Baseに補正量CAL_Hoseiとして「0」が加算されるので、メイン制御部11の制御量CNT_Vはベース制御量CNT_Baseと一致する(CNT_V=CNT_Base)。
以上説明するように、この実施例1の車体流れ抑制装置1によれば、VSA作動OFFスイッチ8がOFFであり、且つ、直進クルーズ走行操作中で車両の前後方向の運動に関する運転者の活性度合いが低いと判定された場合には、車体流れ抑制制御の実行を運転者が欲していると判断して、車体流れ抑制制御を行うことができる。一方、VSA作動OFFスイッチ8がONである場合(すなわち、VSAの作動を禁止している場合)、あるいは、直進クルーズ走行操作中ではなく運転者の活性度合いが高いと判断された場合には、車体流れ抑制制御の実行を運転者が欲していないと判断して、車体流れ抑制制御を行わないよう禁止することができる。その結果、運転者の運転への参加度合いをVSA作動OFFスイッチ8の状態に応じて変更することが可能になる。換言すると、運転者の運転への参加度合いをブレーキ制御装置作動禁止スイッチの状態に応じて変更することが可能になる。したがって、運転者の運転操作と車体流れ抑制の干渉を防止することができ、操舵フィールが向上する。
<実施例2>
次に、この発明に係る車体流れ抑制装置の実施例2を図7および図8の図面を参照して説明する。
図7は実施例2における車体流れ抑制装置1のブロック図であり、実施例2の車体流れ抑制装置1が実施例1のものと相違する点は、実施例2の車体流れ抑制装置1では、VSA作動OFFスイッチ8を備えず、クルーズコントロール装置を作動させるときに運転者によってON操作されるACC作動ONスイッチ9を備え、ACC作動ONスイッチ9のON/OFF状態に応じて、スイッチ判定部19がスイッチ状態判定フラグAC_F信号を設定することだけである。
クルーズコントロール装置は、先行車両が存在しないときには運転者が設定した設定速度で定速走行制御を行い、先行車両が存在するときには前記設定速度を上限速度として先行車両に追従走行し車間距離制御を行うものである。したがって、ACC作動ONスイッチ9がONされているときには、運転者は運転への参加を積極的には望んでいないと推定して、車体流れ抑制制御の実行を運転者が欲していると判断する。一方、ACC作動ONスイッチ9がOFFされているときには、運転者が運転への参加を望んでいると推定して、車体流れ抑制制御についてはその実行を運転者が欲していないと判断する。
図8に示すフローチャートは、スイッチ判定部19において実行されるACC作動ONスイッチ状態判定処理ルーチンを示し、該スイッチ状態判定処理ルーチンはECU10により繰り返し実行される。
まず、ステップS401において、ACC作動ONスイッチ9がONか否かを判定する。
ステップS401における判定結果が「YES」(ON)である場合には、クルーズコントロール装置の作動を許可しているので、ステップS402に進み、スイッチ状態判定フラグAC_Fに「1」を立ててリターンする。
一方、ステップS401における判定結果が「NO」(OFF)である場合には、クルーズコントロール装置を不許可としているので、ステップS403に進み、スイッチ状態判定フラグAC_Fに「0」を立ててリターンする。
そして、スイッチ判定部19はスイッチ状態判定フラグAC_F信号を制御許可判定部20へ出力する。
制御許可判定部20は、直進クルーズ走行判定部14から入力した直進クルーズ走行操作中フラグSTART_END_F信号とスイッチ判定部19から入力したACC作動ONスイッチ9のスイッチ状態判定フラグAC_F信号とに基づいて、車体流れ抑制制御ON/OFFスイッチ16をON(制御許可)とするか、OFF(制御不許可)とするかを判定する。
詳述すると、直進クルーズ走行操作中フラグSTART_END_Fが「1」で、且つ、スイッチ状態判定フラグAC_Fが「1」である場合には、車両を直進クルーズ走行操作中で車両の前後方向の運動に関する運転者の活性度合いが低く、且つ、運転者の意志によりクルーズコントロール装置の作動を許可しているので、車体流れ抑制制御の実行を運転者が欲していると判断して、車体流れ抑制制御許可フラグCNT_ENB_Fを「1」とし、車体流れ抑制制御ON/OFFスイッチ16をONとする。
一方、直進クルーズ走行操作中フラグSTART_END_Fが「0」である場合には、車両が直進クルーズ走行操作中ではなく車両の前後方向の運動に関する運転者の活性度合いが高く、スイッチ状態判定フラグAC_Fが「0」である場合には、運転者の意志によりクルーズコントロール装置の作動を不許可としているので、いずれの場合も、車体流れ抑制制御の実行を運転者が欲していないと判断して、車体流れ抑制制御許可フラグCNT_ENB_Fを「0」とし、車体流れ抑制制御ON/OFFスイッチ16をOFFとする。
その他の構成は実施例1の車体流れ抑制装置1と同一であるので、図7において同一態様部分に同一符号を付して説明を省略する。
この実施例2の車体流れ抑制装置1によれば、ACC作動ONスイッチ9がONであり、且つ、直進クルーズ走行操作中で車両の前後方向の運動に関する運転者の活性度合いが低いと判定された場合には、車体流れ抑制制御の実行を運転者が欲していると判断して、車体流れ抑制制御を行うことができる。一方、ACC作動ONスイッチ9がOFFである場合、あるいは、直進クルーズ走行操作中ではなく運転者の活性度合いが高いと判断された場合には、車体流れ抑制制御の実行を運転者が欲していないと判断して、車体流れ抑制制御を行わないよう禁止することができる。その結果、運転者の運転への参加度合いをACC作動ONスイッチ9の状態に応じて変更することが可能になる。したがって、運転者の運転操作と車体流れ抑制の干渉を防止することができ、操舵フィールが向上する。
この発明に係る車体流れ抑制装置の実施例1におけるブロック図である。 前記実施例1における車体流れ抑制装置の車体流れ抑制制御を示すフローチャートである。 前記実施例1の車体流れ抑制制御におけるVSA作動OFFスイッチ状態判定処理を示すフローチャートである。 前記実施例1の車体流れ抑制制御における車両挙動判定処理を示すフローチャートである。 前記実施例1の車体流れ抑制制御における運転操作判定処理を示すフローチャートである。 前記実施例1の車体流れ抑制制御において使用されるベース補正量テーブルの一例である。 この発明に係る車体流れ抑制装置の実施例2におけるブロック図である。 前記実施例2の車体流れ抑制制御におけるACC作動ONスイッチ状態判定処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1 車体流れ抑制装置
8 VSA作動OFFスイッチ(ブレーキ制御装置作動禁止スイッチ)
9 ACC作動ONスイッチ(クルーズコントロール装置)

Claims (4)

  1. 車体流れを抑制する装置であって、
    自動ブレーキ制御装置の作動を禁止する自動ブレーキ制御装置作動禁止スイッチが禁止状態であるか否かを判定する自動ブレーキ制御装置作動禁止スイッチ判定部と、
    自車が直進クルーズ走行であるか否かを判定する直進クルーズ走行判定部と、
    を備え、
    前記自動ブレーキ制御装置作動禁止スイッチ判定部により禁止状態であると判定された場合もしくは前記直進クルーズ走行判定部により直進クルーズ走行ではないと判定された場合には、車体流れを抑制する制御を行うことを禁止し、前記自動ブレーキ制御装置作動禁止スイッチ判定部により禁止状態ではないと判定され且つ前記直進クルーズ走行判定部により直進クルーズ走行であると判定された場合には、車体流れを抑制する制御を行うことを特徴とする車体流れ抑制装置。
  2. 車体流れを抑制する装置であって、
    クルーズコントロール装置作動が許可されているか否かを判定するクルーズコントロール装置作動許可判定部と、
    自車が直進クルーズ走行であるか否かを判定する直進クルーズ走行判定部と、
    を備え、
    前記クルーズコントロール装置作動許可判定部により作動が許可されていると判定され且つ前記直進クルーズ走行判定部により直進クルーズ走行であると判定された場合に、車体流れを抑制する制御を行い、前記クルーズコントロール装置作動許可判定部により作動が許可されていないと判定された場合もしくは前記直進クルーズ走行判定部により直進クルーズ走行ではないと判定された場合には、車体流れを抑制する制御を行わないことを特徴とする車体流れ抑制装置。
  3. 自車の車両挙動を判定する車両挙動判定部と、
    自車の運転操作状態を判定する運転操作判定部と、
    を備え、
    前記直進クルーズ走行判定部は、前記車両挙動判定部の判定結果と前記運転操作判定部の判定結果に基づいて自車が直進クルーズ走行であるか否かを判定することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車体流れ抑制装置。
  4. 前記直進クルーズ走行判定部は、前記車両挙動判定部により横加速度が所定値未満であり前後加速度が所定値未満でありヨーレートが所定値未満であると判定され、且つ、前記運転操作判定部により操舵角が所定値未満でありアクセル開度が所定値未満であると判定された場合に、自車が直進クルーズ走行であると判定することを特徴とする請求項3に記載の車体流れ抑制装置。
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