JP2001088676A - 自動車運転中における、運転者によるアンチスキッド制動装置（ａｂｓ）任意使用選択方法。 - Google Patents
自動車運転中における、運転者によるアンチスキッド制動装置（ａｂｓ）任意使用選択方法。Info
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- JP2001088676A JP2001088676A JP37735799A JP37735799A JP2001088676A JP 2001088676 A JP2001088676 A JP 2001088676A JP 37735799 A JP37735799 A JP 37735799A JP 37735799 A JP37735799 A JP 37735799A JP 2001088676 A JP2001088676 A JP 2001088676A
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- JP
- Japan
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- driver
- automobile
- driving
- brake system
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Abstract
(57)【要約】
【課題】自動車のアンチスキッド制動装置（ＡＢＳ）
は、車輪のロックを防止し車輪のスリップ率を所定の範
囲内におさめることによって、制動距離を短縮しなが
ら、車輌の走行安定性を保つものである。しかし、道路
条件や走行速度によっては、車輪をロックした方が制動
距離が短くなる場合もある。また、自動車の運転者がＡ
ＢＳの動作特性について熟知していない場合もあり、Ａ
ＢＳゆえの交通事故の発生が報告されている。 【解決手段】上述の問題点を解決するための手段とし
て、運転者が運転中の道路条件や走行速度などによっ
て、適宜随時、ＡＢＳの使用あるいは不使用を選択でき
るようにした。このため、選択図１のように、車輪速セ
ンサから制御回路に流れる電流を断続するスイッチ（Ｓ
Ｗ１〜４）を挿入した。これを運転者が操作しやすい場
所にとりつけることによって、常に変化する運転環境に
適切に対処するため、自動車の制動方法の選択の余地を
拡大し、自動化ゆえの欠点を補うことによって、自動車
の運転を、より安全なものにする。
は、車輪のロックを防止し車輪のスリップ率を所定の範
囲内におさめることによって、制動距離を短縮しなが
ら、車輌の走行安定性を保つものである。しかし、道路
条件や走行速度によっては、車輪をロックした方が制動
距離が短くなる場合もある。また、自動車の運転者がＡ
ＢＳの動作特性について熟知していない場合もあり、Ａ
ＢＳゆえの交通事故の発生が報告されている。 【解決手段】上述の問題点を解決するための手段とし
て、運転者が運転中の道路条件や走行速度などによっ
て、適宜随時、ＡＢＳの使用あるいは不使用を選択でき
るようにした。このため、選択図１のように、車輪速セ
ンサから制御回路に流れる電流を断続するスイッチ（Ｓ
Ｗ１〜４）を挿入した。これを運転者が操作しやすい場
所にとりつけることによって、常に変化する運転環境に
適切に対処するため、自動車の制動方法の選択の余地を
拡大し、自動化ゆえの欠点を補うことによって、自動車
の運転を、より安全なものにする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の制動装置
の動作中の車輪ロックを防止する、自動車のアンチスキ
ッド制動装置（ＡＢＳ）制動効果に関するものである。
の動作中の車輪ロックを防止する、自動車のアンチスキ
ッド制動装置（ＡＢＳ）制動効果に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】ＡＢＳは、自動車の制動装置を作動させ
たとき、車輪ロックを防止するため、各車輪のスリップ
率を目標スリップ率にできるだけ近づけるように、ブレ
ーキ液圧を制御するものである。また、緊急停止の場
合、制動装置の油圧を一時的に減少させるなどして、車
輪ロックを防止し、自動車の走行安定性を保持しつつ、
制動距離の短縮を目的とする。
たとき、車輪ロックを防止するため、各車輪のスリップ
率を目標スリップ率にできるだけ近づけるように、ブレ
ーキ液圧を制御するものである。また、緊急停止の場
合、制動装置の油圧を一時的に減少させるなどして、車
輪ロックを防止し、自動車の走行安定性を保持しつつ、
制動距離の短縮を目的とする。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】道路状況や自動車の走
行速度の差違、タイアの磨耗の程度によって、ＡＢＳが
作動したときのほうが、制動距離が長くなる場合があ
る。乾燥アスファルト舗装路面での低速走行が、この場
合の例である。つまり、車輪をロックさせたときのほう
が、制動距離が短くなる。
行速度の差違、タイアの磨耗の程度によって、ＡＢＳが
作動したときのほうが、制動距離が長くなる場合があ
る。乾燥アスファルト舗装路面での低速走行が、この場
合の例である。つまり、車輪をロックさせたときのほう
が、制動距離が短くなる。
【０００４】また、自動車の運転者が、ＡＢＳの動作特
性に関する知識に欠けている場合もあり、運転者が、Ａ
ＢＳ動作中の振動に驚き、ブレーキペダルを踏んでいる
足を離すということもある。
性に関する知識に欠けている場合もあり、運転者が、Ａ
ＢＳ動作中の振動に驚き、ブレーキペダルを踏んでいる
足を離すということもある。
【０００５】ゆえに、ＡＢＳを装備している自動車を運
転する運転者が、追突事故をおこす場合があることが、
最近報告されている。また、ＡＢＳを嫌う運転者は、Ａ
ＢＳのヒューズをはずして運転している場合もある。
転する運転者が、追突事故をおこす場合があることが、
最近報告されている。また、ＡＢＳを嫌う運転者は、Ａ
ＢＳのヒューズをはずして運転している場合もある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】運転者が運転中に道路状
況、走行速度、タイアの磨耗度などを判断し、ＡＢＳの
作動可否を選択できるようにする。
況、走行速度、タイアの磨耗度などを判断し、ＡＢＳの
作動可否を選択できるようにする。
【０００７】発明の実施の形態について図面を参照して
説明する。図１は、一般的なＡＢＳ装置の例である。こ
の例は、従動輪の車輪速度や、４つの車輪速のなかの最
大値をもって、推定車体側度を確定し、制動輪の車輪速
度との差を求め、スリップ率を算出し、ブレーキ油圧を
所定の範囲内に制御するものである。この装置におい
て、車輪速度を検出するセンサから制御回路までの電流
を、運転者の任意判断で、運転中に断続できるようなス
イッチ（図１のＳＷ１〜ＳＷ４）を挿入したものであ
る。
説明する。図１は、一般的なＡＢＳ装置の例である。こ
の例は、従動輪の車輪速度や、４つの車輪速のなかの最
大値をもって、推定車体側度を確定し、制動輪の車輪速
度との差を求め、スリップ率を算出し、ブレーキ油圧を
所定の範囲内に制御するものである。この装置におい
て、車輪速度を検出するセンサから制御回路までの電流
を、運転者の任意判断で、運転中に断続できるようなス
イッチ（図１のＳＷ１〜ＳＷ４）を挿入したものであ
る。
【０００８】
【実施例】図１に示すスイッチ（ＳＷ１〜４）を、自動
車の運転席周辺の、運転者が操作し易い場所にとりつけ
ることによって、運転者は、ＡＢＳの使用あるいは不使
用を、容易に選択できる。また、ＡＢＳ装置の電源を断
続するスイッチでもよい。
車の運転席周辺の、運転者が操作し易い場所にとりつけ
ることによって、運転者は、ＡＢＳの使用あるいは不使
用を、容易に選択できる。また、ＡＢＳ装置の電源を断
続するスイッチでもよい。
【０００９】
【発明の効果】本発明は、上述のとおり構成されている
ので、次に記載する効果を奉する。
ので、次に記載する効果を奉する。
【００１０】運転者が、運転中の制動方法の選択の余地
を拡大することによって、運転中の事故発生率をできる
だけ低下させることができる。
を拡大することによって、運転中の事故発生率をできる
だけ低下させることができる。
【００１１】ゆえに、本発明は、不確定要素、予知でき
ない要素が多い、常に変化する運転環境には、完全には
対応しきれない、従来のＡＢＳの欠点を、できるだけ補
えるようにしたものである。言い換えれば、自動化ゆえ
の限界を、克服するものである。
ない要素が多い、常に変化する運転環境には、完全には
対応しきれない、従来のＡＢＳの欠点を、できるだけ補
えるようにしたものである。言い換えれば、自動化ゆえ
の限界を、克服するものである。
【００１２】
【図１】一般的なＡＢＳの制動装置の油圧回路、およ
び、車輪速度センサから制御回路、電磁制御油圧弁の系
統図である。
び、車輪速度センサから制御回路、電磁制御油圧弁の系
統図である。
ＦＲ１ 右前車輪センサ ＦＬ１ 左前車輪センサ ＲＲ１ 右後車輪センサ ＲＬ１ 左後車輪センサ ＦＲ２ 右前車輪ホイールシリンダ ＦＬ２ 左前車輪ホイールシリンダ ＲＲ２ 右後車輪ホイールシリンダ ＲＬ２ 左後車輪ホイールシリンダ ＳＷ１ 左前車輪センサスイッチ ＳＷ２ 右前車輪センサスイッチ ＳＷ３ 右後車輪センサスイッチ ＳＷ４ 左後車輪センサスイッチ
Claims (1)
- 【請求項１】 自動車の運転者が運転中の道路状況や走
行速度などにより、任意適切にＡＢＳを使用するか否か
を、電流断続で切り替え選択する方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP37735799A JP2001088676A (ja) | 1999-12-27 | 1999-12-27 | 自動車運転中における、運転者によるアンチスキッド制動装置（ａｂｓ）任意使用選択方法。 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP37735799A JP2001088676A (ja) | 1999-12-27 | 1999-12-27 | 自動車運転中における、運転者によるアンチスキッド制動装置（ａｂｓ）任意使用選択方法。 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001088676A true JP2001088676A (ja) | 2001-04-03 |
Family
ID=18508681
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP37735799A Pending JP2001088676A (ja) | 1999-12-27 | 1999-12-27 | 自動車運転中における、運転者によるアンチスキッド制動装置（ａｂｓ）任意使用選択方法。 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001088676A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008213512A (ja) * | 2007-02-28 | 2008-09-18 | Honda Motor Co Ltd | Ａｂｓ動作モード切替装置 |
| JP2009262734A (ja) * | 2008-04-24 | 2009-11-12 | Honda Motor Co Ltd | 車体流れ抑制装置 |
-
1999
- 1999-12-27 JP JP37735799A patent/JP2001088676A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008213512A (ja) * | 2007-02-28 | 2008-09-18 | Honda Motor Co Ltd | Ａｂｓ動作モード切替装置 |
| JP2009262734A (ja) * | 2008-04-24 | 2009-11-12 | Honda Motor Co Ltd | 車体流れ抑制装置 |
| JP4603595B2 (ja) * | 2008-04-24 | 2010-12-22 | 本田技研工業株式会社 | 車体流れ抑制装置 |
| US8170754B2 (en) | 2008-04-24 | 2012-05-01 | Honda Motor Co., Ltd. | Vehicle body drifting restraining device |
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