JP4566540B2 - 工業用殺菌剤、塗料、インク、樹脂エマルション、金属加工油剤、湿し水 - Google Patents

工業用殺菌剤、塗料、インク、樹脂エマルション、金属加工油剤、湿し水 Download PDF

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Description

本発明は、工業用殺菌剤、詳しくは、適用対象が、塗料、インク、樹脂エマルション、金属加工油剤、湿し水である工業用殺菌剤、および、その工業用殺菌剤を含有する、塗料、インク、樹脂エマルション、金属加工油剤、湿し水に関する。
従来より、各種の工業製品には、細菌、かび、酵母、藻などの有害な微生物が繁殖しやすく、生産性や品質の低下、悪臭の発生などの原因となっている。そのため、このような有害微生物の繁殖を防除するために、抗菌、防かび、防腐、防藻効果を発現する種々の工業用殺菌剤が広く使用されている。
また、このような工業用殺菌剤として、近年、例えば、特開平9−110692号公報(特許文献1)、特開平10−95773号公報(特許文献2)、特開平10−287566号公報(特許文献3)、特開2000−95763号公報(特許文献4)、特開2000−136185号公報(特許文献5)、特開2000−198879号公報(特許文献6)、特開2000−159607号公報(特許文献7)、特開2001−310191号公報(特許文献8)などにおいて、それらに記載されるビス四級アンモニウム塩化合物が、広い抗菌スペクトルを有し、優れた防除効果を発現することが報告されている。
特開平9−110692号公報 特開平10−95773号公報 特開平10−287566号公報 特開2000−95763号公報 特開2000−136185号公報 特開2000−198879号公報 特開2000−159607号公報 特開2001−310191号公報
しかし、上記したビス四級アンモニウム塩化合物を単独で使用しても、その防除効果が十分でない場合もあり、とりわけ、塗料、インク、樹脂エマルション、金属加工油剤、湿し水の分野において、十分な防除効果を発現し得る新規な工業用殺菌剤の開発が望まれている。
そこで、本発明はこのような事情に鑑みなされたもので、その目的とするところは、塗料、インク、樹脂エマルション、金属加工油剤、湿し水の分野において、細菌、かび、酵母、藻などに対して優れた防除効果を発現することのできる、工業用殺菌剤、および、その工業用殺菌剤を含有する、塗料、インク、樹脂エマルション、金属加工油剤、湿し水を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明者らは、塗料、インク、樹脂エマルション、金属加工油剤、湿し水の分野において、優れた防除効果を発現し得る化合物について鋭意検討したところ、ビス四級アンモニウム塩化合物と、イソチアゾリン系化合物とを併用することにより、塗料、インク、樹脂エマルション、金属加工油剤、湿し水の分野において、優れた防除効果を発現し得る知見を見い出し、さらに研究を進めた結果、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、
(1) N,N’−ヘキサメチレンビス(4−カルバモイル−1−デシルピリジニウムアセテート)からなるビス四級アンモニウム塩化合物と、2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オンまたは1,2−ベンツイソチアゾリン−3−オンからなるイソチアゾリン系化合物とを含有し、適用対象が、塗料であることを特徴とする、工業用殺菌剤、
(2) N,N’−ヘキサメチレンビス(4−カルバモイル−1−デシルピリジニウムアセテート)からなるビス四級アンモニウム塩化合物と、2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オンまたは1,2−ベンツイソチアゾリン−3−オンからなるイソチアゾリン系化合物とを含有し、適用対象が、インクであることを特徴とする、工業用殺菌剤、
3) N,N’−ヘキサメチレンビス(4−カルバモイル−1−デシルピリジニウムアセテート)からなるビス四級アンモニウム塩化合物と、2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オンまたは1,2−ベンツイソチアゾリン−3−オンからなるイソチアゾリン系化合物とを含有し、適用対象が、樹脂エマルションであることを特徴とする、工業用殺菌剤、
4) N,N’−ヘキサメチレンビス(4−カルバモイル−1−デシルピリジニウムアセテート)からなるビス四級アンモニウム塩化合物と、2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン、1,2−ベンツイソチアゾリン−3−オンまたは2−n−オクチル−4−イソチアゾリン−3−オンからなるイソチアゾリン系化合物とを含有し、適用対象が、金属加工油剤であることを特徴とする、工業用殺菌剤、
5) N,N’−ヘキサメチレンビス(4−カルバモイル−1−デシルピリジニウムアセテート)からなるビス四級アンモニウム塩化合物と、2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オンからなるイソチアゾリン系化合物とを含有し、適用対象が、平版印刷おいて版面を湿らせるための湿し水であることを特徴とする、工業用殺菌剤
(6) 前記(1)に記載の工業用殺菌剤を含有することを特徴とする、塗料
(7) 前記(2)に記載の工業用殺菌剤を含有することを特徴とする、インク
(8) 前記(3)に記載の工業用殺菌剤を含有することを特徴とする、樹脂エマルション
(9) 前記(4)に記載の工業用殺菌剤を含有することを特徴とする、金属加工油剤、
(10) 前記(5)に記載の工業用殺菌剤を含有することを特徴とする、平版印刷おいて版面を湿らせるための湿し水、
提供するものである。
本発明の工業用殺菌剤は、塗料、インク、樹脂エマルション、金属加工油剤、湿し水を適用対象として、細菌、かび、酵母、藻に対する優れた防除効果を発現することができる。そのため、本発明の工業用殺菌剤が含有される塗料、インク、樹脂エマルション、金属加工油剤、湿し水は、細菌、かび、酵母、藻の発生が防除され、長期にわたって良好な品質を保持することができる。
本発明の工業用殺菌剤は、有効成分として、ビス四級アンモニウム塩化合物と、イソチアゾリン系化合物とを含有している。
本発明に用いられるビス四級アンモニウム塩化合物は、N,N’−ヘキサメチレンビス(4−カルバモイル−1−デシルピリジニウムアセテート)からなる。
本発明に用いられるイソチアゾリン系化合物は、本発明の工業用殺菌剤が塗料(後述)、インク(後述)または樹脂エマルション(後述)として用いられる場合には、2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オンまたは1,2−ベンツイソチアゾリン−3−オンからなり、また、本発明の工業用殺菌剤が金属加工油剤(後述)として用いられる場合には、2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン、1,2−ベンツイソチアゾリン−3−オンまたは2−n−オクチル−4−イソチアゾリン−3−オンからなり、また、本発明の工業用殺菌剤が湿し水(後述)として用いられる場合には、2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オンからなる。
そして、本発明の工業用殺菌剤は、ビス四級アンモニウム塩化合物と、イソチアゾリン系化合物とを配合することにより得ることができる。
なお、本発明の工業用殺菌剤は、ビス四級アンモニウム塩化合物と、イソチアゾリン系化合物とを別の製剤として調製し、使用時に混合してもよい。
また、ビス四級アンモニウム塩化合物と、イソチアゾリン系化合物とを配合する割合は、例えば、ビス四級アンモニウム塩化合物100重量部に対して、イソチアゾリン系化合物が、2〜5000重量部、好ましくは、5〜2000重量部である
そして、このようにして配合される本発明の工業用殺菌剤は、後述する適用対象において、細菌、かび、酵母、藻の少なくとも1つに対して優れた防除効果を発現するため、これらの防除剤として好適に用いられる。
また、本発明の工業用殺菌剤は、ビス四級アンモニウム塩化合物と、イソチアゾリン系化合物とを予め配合して、製剤化したものを後述する適用対象に添加してもよく、また、ビス四級アンモニウム塩化合物と、イソチアゾリン系化合物とを、後述する適用対象に、それぞれ個別に添加して、後述する適用対象において作用させてもよい。
本発明の工業用殺菌剤を製剤化する場合には、特に限定されることなく、公知の方法を用いることができ、その目的および用途に応じて、例えば、液剤(水懸濁剤および油剤を含む。)、ペースト剤、粉剤、粒剤、マイクロカプセルなどの公知の種々の剤型に製剤化すればよい。また、包接化合物として調製してもよく、さらに、層状ケイ酸塩などのモンモリロナイト(スメクタイト類など)などに担持させ、あるいは、クレー、シリカ、ホワイトカーボン、タルクなどに吸着させることにより調製してもよい。
これらのうち、例えば、液剤として製剤化する場合には、ビス四級アンモニウム塩化合物と、イソチアゾリン系化合物とを、上記した配合割合で、適宜溶剤に溶解または分散すればよい。より具体的には、例えば、液剤100重量%中に、溶剤が1〜99.8重量%、ビス四級アンモニウム塩化合物が0.1〜95重量%、イソチアゾリン系化合物が0.1〜95重量%となる割合でそれぞれ配合し、溶解または分散させればよい。用いられる溶剤としては、ビス四級アンモニウム塩化合物およびイソチアゾリン系化合物とを溶解しまたは分散し得る溶剤であれば特に制限されない。
このような溶剤としては、例えば、水、例えば、メタノール、エタノール、n−プロパノール、iso−プロパノール、n−ブタノール、tert−ブタノール、3−メチル−3−メトキシブタノールなどのアルコール系溶剤、例えば、エチレングリコール、ジエチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、トリプロピレングリコールモノメチルエーテルなどのグリコール系溶剤、例えば、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、プロピレンカーボネートなどのケトン系溶剤、例えば、ジオキサン、テトラヒドロフラン、エチルエーテルなどのエーテル系溶剤、例えば、酢酸エチル、酢酸ブチル、酢酸イソブチル、3−メチル−3−メトキシブチルアセテート、γ−ブチロラクトン、アジピン酸ジメチル、グルタル酸ジメチル、コハク酸ジメチルなどのエステル系溶剤、例えば、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、ジメチルスルホキシド、アセトニトリル、N−メチルピロリドンなどの極性溶剤などが挙げられる。
これらのうち、好ましくは、水、アルコール系溶剤、グリコール系溶剤、極性溶剤が挙げられる。これら溶剤は、単独または2種以上併用してもよい。
また、本発明の藻類防除剤は、その目的および用途によって、公知の添加剤、例えば、他の防藻剤および/または防かび剤、界面活性剤、酸化防止剤、光安定剤などを添加してもよい。
他の防藻剤および/または防かび剤としては、例えば、ジチオール系化合物、チオフェン系化合物、ハロアセチレン系化合物、フタルイミド系化合物、ハロアルキルチオ系化合物、ピリチオン系化合物、フェニルウレア系化合物、トリアジン系化合物、グアニジン系化合物、トリアゾール系化合物、ベンズイミダゾール系化合物、四級アンモニウム塩系化合物が挙げられる。
ジチオール系化合物としては、例えば、4,5−ジクロロ−1,2−ジチオール−3−オンがなど挙げられる。
チオフェン系化合物としては、例えば、3,3,4−トリクロロテトラヒドロチオフェン−1,1−ジオキシド、3,3,4,4−テトラクロロテトラヒドロチオフェン−1,1−ジオキシドなどが挙げられる。
ハロアセチレン系化合物としては、例えば、N−ブチル−3−ヨードプロピオール酸アミド、3−ヨード−2−プロピニルブチルカーバメートなどが挙げられる。
フタルイミド系化合物としては、例えば、N−1,1,2,2−テトラクロロエチルチオ−テトラヒドロフタルイミド(Captafol)、N−トリクロロメチルチオ−テトラヒドロフタルイミド(Captan)、N−ジクロロフルオロメチルチオフタルイミド(Fluorfolpet)、N−トリクロロメチルチオフタルイミド(Folpet)などが挙げられる。
ハロアルキルチオ系化合物としては、例えば、N−ジメチルアミノスルホニル−N−トリル−ジクロロフルオロメタンスルファミド(Tolylfluanide)、N−ジメチルアミノスルホニル−N−フェニル−ジクロロフルオロメタンスルファミド(Dichlofluanide)などが挙げられる。
ピリチオン系化合物としては、例えば、ナトリウムピリチオン、ジンクピリチオンなどが挙げられる。
フェニルウレア系化合物としては、例えば、3−(3,4−ジクロロフェニル)−1,1−ジメチルウレアなどが挙げられる。
トリアジン系化合物としては、例えば、2−メチルチオ−4−t−ブチルアミノ−6−シクロプロピルアミノ−s−トリアジンなどが挙げられる。
グアニジン系化合物としては、例えば、1,6−ジ−(4’−クロロフェニルジグアニド)−ヘキサン、ポリヘキサメチレンビグアニジン塩酸塩などが挙げられる。
トリアゾール系化合物としては、例えば、α−[2−(4−クロロフェニル)エチル]−α−(1,1−ジメチルエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−1−エタノール(慣用名:テブコナゾール)、1−[[2−(2,4−ジクロロフェニル)−4−n−プロピル−1,3−ジオキソラン−2−イル]メチル]−1H−1,2,4−トリアゾール(慣用名:プロピコナゾール)、1−[[2−(2,4−ジクロロフェニル)−1,3−ジオキソラン−2−イル]メチル]−1H−1,2,4−トリアゾール(慣用名:アザコナゾール)、α−(4−クロロフェニル)−α−(1−シクロプロピルエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−1−エタノール(慣用名:シプロコナゾール)などが挙げられる。
ベンズイミダゾール系化合物としては、例えば、メチル 2−ベンズイミダゾールカルバメート、エチル 2−ベンズイミダゾールカルバメート、2−(4−チアゾリル)ベンズイミダゾールなどが挙げられる。
四級アンモニウム塩系化合物としては、ヘキサデシルトリメチルアンモニウムブロマイド、ヘキサデシルトリメチルアンモニウムクロライド、塩化ベンザルコニウム、ジ−n−デシル−ジメチルアンモニウムクロライド、1−ヘキサデシルピリジニウムクロライドなどが挙げられる。
また、他の防藻剤および/または防かび剤として、その他に、例えば、ジヨードメチル−p−トルイルスルホン、p−クロロフェニル−3−ヨードプロパルギルフォルマールなどの有機ヨウ素系化合物、例えば、テトラメチルチウラムジスルフィドなどのチオカーバメート系化合物、例えば、2,4,5,6−テトラクロロイソフタロニトリルなどのニトリル系化合物、例えば、2,3,5,6−テトラクロロ−4−(メチルスルフォニル)ピリジンなどのピジリン系化合物、例えば、2−(4−チオシアノメチルチオ)ベンゾチアゾールなどのベンゾチアゾール系化合物、例えば、3−ベンゾ[b]チエン−2−イル−5,6−ジヒドロ−1,4,2−オキサチアジン−4−オキサイドなどのオキサチアジン系化合物などが挙げられる。
これらの他の防藻剤および/または防かび剤は、単独または2種以上併用してもよい。また、他の防藻剤および/または防かび剤の配合割合は、その剤型および目的ならびに用途によって適宜決定されるが、例えば、ビス四級アンモニウム塩化合物100重量部に対して、1〜9000重量部、好ましくは、3〜8000重量部である。
また、界面活性剤としては、例えば、石鹸類、ノニオン系界面活性剤、アニオン系界面活性剤、カチオン系界面活性剤、両イオン界面活性剤、高分子界面活性剤など、公知の界面活性剤が挙げられ、好ましくは、ノニオン系界面活性剤、アニオン系界面活性剤が挙げられる。
また、酸化防止剤としては、例えば、2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノール、2,2’−メチレンビス[4−メチル−6−t−ブチルフェノール]などのフェノール系酸化防止剤、例えば、アルキルジフェニルアミン、N,N’−ジ−s−ブチル−p−フェニレンジアミンなどのアミン系酸化防止剤などが挙げられる。
これら、界面活性剤および酸化防止剤は、例えば、液剤の場合には、液剤100重量部に対して0.1〜5重量部添加される。
また、光安定剤としては、例えば、ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)セバケートなどのヒンダードアミン系光安定剤などが挙げられる。
このような光安定剤は、例えば、液剤の場合には、液剤100重量部に対して0.1〜10重量部添加される。
そして、このようにして得られる本発明の工業用殺菌剤は、塗料、インク、樹脂エマルション、金属加工油剤、湿し水を適用対象として、細菌、かび、酵母、藻に対する優れた防除効果を発現することができる。
塗料としては、特に制限されず、例えば、油性塗料、酒精塗料、NAD塗料、電着塗料、粉体塗料、セルロース塗料、合成樹脂塗料、水性塗料、漆系塗料、ゴム系塗料などが挙げられる。好ましくは、合成樹脂塗料、水性塗料に適用される。
合成樹脂塗料としては、例えば、フェノール樹脂塗料、フタル酸樹脂塗料(例えば、アルキド樹脂塗料など)、マレイン酸樹脂塗料、尿素樹脂塗料、メラミン樹脂塗料、ビニル樹脂塗料(例えば、酢酸ビニル樹脂塗料、塩化ビニル樹脂塗料、スチレン樹脂塗料、アクリル酸樹脂塗料、ポリビニルブチラール樹脂塗料など)、エポキシ樹脂塗料、シリコーン樹脂塗料、フラン樹脂塗料、ポリエステル樹脂塗料、ウレタン樹脂塗料、ニトロセルロース樹脂塗料、アミノ樹脂塗料、フッ素樹脂塗料などが挙げられる。
水性塗料としては、例えば、水性ペイント、エマルション油ペイント、乳化重合塗料(例えば、酢酸ビニル樹脂乳化重合塗料、塩化ビニリデン塩化ビニル共重合体乳化重合塗料、アクリル酸樹脂乳化重合塗料、スチレン樹脂乳化重合塗料、合成ゴムラテックス塗料など)などが挙げられる。
本発明の工業用殺菌剤を塗料に適用する場合には、例えば、塗料100重量部に対して、本発明の工業用殺菌剤を含む製剤として、例えば、0.05〜10重量部、好ましくは、0.1〜5重量部添加して混合すればよい。
このようにして調製される塗料は、本発明の工業用殺菌剤が添加されるため、細菌、かび、酵母、藻の発生が防除され、長期にわたって良好な品質を保持することができる。
また、このような塗料は、例えば、建築用途、製紙用途、自動車用途、船舶用途、重防食用途などに用いられる。
インクとしては、油性インク、水性インクなど、特に制限されず、例えば、筆記用インク、印刷インク、複写インク、記標インク、特殊インク(例えば、不消インク、隠顕インクなど)などが挙げられる。好ましくは、これらのうちの水性インクに適用される。
本発明の工業用殺菌剤をインクに適用する場合には、例えば、インク100重量部に対して、本発明の工業用殺菌剤を含む製剤として、例えば、0.05〜10重量部、好ましくは、0.1〜5重量部添加して混合すればよい。
このようにして調製されるインクは、本発明の工業用殺菌剤が添加されるため、細菌、かび、酵母、藻の発生が防除され、長期にわたって良好な品質を保持することができる。
樹脂エマルションとしては、特に制限されず、例えば、アクリル樹脂エマルション、ウレタン樹脂エマルション、酢酸ビニル樹脂エマルション、アクリル−スチレン樹脂エマルション、エチレン−酢酸ビニル樹脂エマルションなどが挙げられる。好ましくは、アクリル樹脂エマルション、酢酸ビニル樹脂エマルションに適用される。
本発明の工業用殺菌剤を樹脂エマルションに適用する場合には、例えば、樹脂エマルション100重量部に対して、本発明の工業用殺菌剤を含む製剤として、例えば、0.05〜10重量部、好ましくは、0.1〜5重量部添加して混合すればよい。
このようにして調製される樹脂エマルションは、本発明の工業用殺菌剤が添加されるため、細菌、かび、酵母、藻の発生が防除され、長期にわたって良好な品質を保持することができる。
金属加工油剤は、金属材料の金属加工に用いられる油剤であって、不水溶性金属加工油剤、水溶性金属加工油剤など、特に制限されず、例えば、切削油剤、研削油剤、作動油剤などが挙げられる。好ましくは、水溶性金属加工油剤に適用される。
本発明の工業用殺菌剤を金属加工油剤に適用する場合には、例えば、金属加工油剤100重量部に対して、本発明の工業用殺菌剤を含む製剤として、例えば、0.1〜20重量部、好ましくは、0.5〜10重量部添加して混合すればよい。
このようにして調製される金属加工油剤は、本発明の工業用殺菌剤が添加されるため、細菌、かび、酵母、藻の発生が防除され、長期にわたって良好な品質を保持することができる。
湿し水は、平版印刷おいて、非画像部への印刷インクの付着の防止、画像部の劣化防止、版画湿度の保持、非画像部と画像部との清浄などを目的として、版面を湿らせる水溶液であって、特に制限されず、例えば、広告、宣伝、カタログなどの用途としての商業用湿し水、新聞印刷用湿し水などが挙げられる。
本発明の工業用殺菌剤を湿し水に適用する場合には、例えば、湿し水100重量部に対して、本発明の工業用殺菌剤を含む製剤として、例えば、0.1〜20重量部、好ましくは、0.5〜10重量部添加して混合すればよい。
このようにして調製される湿し水は、本発明の工業用殺菌剤が添加されるため、細菌、かび、酵母、藻の発生が防除され、長期にわたって良好な品質を保持することができる。
なお、本発明の工業用殺菌剤は、上記した他に、例えば、リグニンスルホン酸またはその塩(塩としては、ナトリウム、カリウムなどの1価の金属が挙げられる。)を含むセメント減水剤や、植物の延命剤などの用途としても、好適に用いることができる。
また、本発明の工業用殺菌剤は、上記した適用対象において、pHが、3〜13、好ましくは、4〜12の範囲で用いることができる。さらには、例えば、SO 2−、SO 2−、HSO 、HSO 、S 2−、好ましくは、SO 2−、HSO 、S 2−などの還元剤の存在下においても、その効力を有効に発現することができる。なお、この場合の還元剤の濃度は、例えば、製品中1〜10000ppmであることが好ましい。
以下に実施例を挙げ、本発明をより具体的に説明する。なお、以下の実施例および比較例に用いる有効成分の略号を下記に示す。
HMDP−Ac:N,N’−ヘキサメチレンビス(4−カルバモイル−1−デシルピリジニウムアセテート)
HMDP−Br:N,N’−ヘキサメチレンビス(4−カルバモイル−1−デシルピリジニウムブロマイド)
MIT: 2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン
BIT:1,2−ベンツイソチアゾリン−3−オ
OIT:2−n−オクチル−4−イソチアゾリン−3−オ
(1)実施例および比較例の調製
実施例1
ダイマー38A(HMDP−Ac:10重量%、イヌイ社製)30g、コーデック50C(MIT:50重量%、ロームアンドハース社製)6gを、プロピレングリコール64gに加え、室温で撹拌して溶解することにより、100gの液剤を得た。
実施例2
ダイマー38A(HMDP−Ac:10重量%、イヌイ社製)28g、プロクセルプレスペーストD(BIT:80重量%、アビシア社製)4.0gを、プロピレングリコール68gに加え、室温で撹拌して溶解することにより、100gの液剤を得た。
実施例
ダイマー38A(HMDP−Ac:10重量%、イヌイ社製)30g、ゾーネン0/100(OIT:100重量%、ケミクレア社製)3.0gを、プロピレングリコール67.0gに加え、室温で撹拌して溶解することにより、100gの液剤を得た。
比較例1
ダイマー38A(HMDP−Ac:10重量%、イヌイ社製)60gを、プロピレングリコール40gに加え、室温で撹拌して溶解することにより、100gの液剤を得た。
比較例2
ダイマー38(HMDP−Br:99重量%、イヌイ社製)6.1gを、プロピレングリコール93.9gに加え、室温で撹拌して溶解することにより、100gの液剤を得た。
比較例3
コーデック50C(MIT:50重量%、ロームアンドハース社製)12gを、プロピレングリコール88gに加え、室温で撹拌して溶解することにより、100gの液剤を得た。
比較例4
プロクセルプレスペーストD(BIT:80重量%、アビシア社製)7.5gを、メチルカルビトール92.5gに加え、室温で撹拌して溶解することにより、100gの液剤を得た。
比較例5
ケーソンLX SF25(MITs:26重量%、ロームアンドハース社製)23.1gを、プロピレングリコール76.9gに加え、室温で撹拌して溶解することにより、100gの液剤を得た。
比較例6
ゾーネン0/100(OIT:100重量%、ケミクレア社製)6gを、プロピレングリコール94gに加え、室温で撹拌して溶解することにより、100gの液剤を得た。
比較例7
マイヤサイドAS(BNPD:99重量%、長瀬産業社製)21.7gを、プロピレングリコール78.3gに加え、室温で撹拌して溶解することにより、100gの液剤を得た。
比較例8
ジブニロールA−75(DBNE:75重量%、ケイアイ化成社製)22gを、プロピレングリコール78gに加え、室温で撹拌して溶解することにより、100gの液剤を得た。
比較例9
ダイマー38(HMDP−Br:99重量%、イヌイ社製)21.7gを、ジメチルスルホキシド78.3gに加え、室温で撹拌して溶解することにより、100gの液剤を得た。
(2)効果試験
1)塗料
ビニデラ300(アクリル系塗料、関西ペイント社製)に対して、表1に示す各実施例および各比較例を、0.1重量%の割合となるように添加して、塗料を調製した。次いで、この塗料100gに対して塗料腐敗種2gを添加して、33℃の恒温槽で1ヶ月放置後、細菌およびかびの生菌数を測定した。初期および1ヶ月放置後の菌数を表1に示す。
Figure 0004566540
2)インク
藍インク(サカタインクス社製)に対して、表2に示す各実施例および各比較例を、0.2重量%の割合となるように添加して、インクを調製した。次いで、このインク100gに対してインク腐敗種(サカタインクス供試品)2gを添加して、33℃の恒温槽で2ヶ月放置後、細菌の生菌数を測定した。なお、2ヶ月放置している間には、毎週、インク腐敗種2gを添加した。初期および2ヶ月放置後の菌数を表2に示す。
Figure 0004566540
3)樹脂エマルション
A−50(アクリル樹脂エマルション、ガンツ化成社製)に対して、表3に示す各実施例および各比較例を、0.1重量%の割合となるように添加して、樹脂エマルションを調製した。次いで、この樹脂エマルション100gに対して樹脂エマルション腐敗種(ガンツ化成供試品)2gを添加して、33℃の恒温槽で1ヶ月放置後、細菌およびかびの生菌数を測定した。初期および1ヶ月放置後の菌数を表3に示す。
Figure 0004566540
4)金属加工油剤
切削油剤(ソリューションタイプ、日本クエーカー社製)に対して、表4に示す各実施例および各比較例を、4.0重量%の割合となるように添加して、金属加工油剤を調製した。次いで、300mL三角フラスコに、減菌水100mL、とうもろこし粉5g、鋳鉄切屑3g、潤滑油1mLおよび調製した金属加工油剤3mLを加え、これを培地として、金属加工油剤腐敗液(バチルス・ズブチリス(IFO3531)、大腸菌(IFO3044)、シュードモナスアウレギノーサ(IFO3080)、セラチアマルセッセンス(IFO3735)および黄色ブドウ球菌(IFO3061)から調製)1mLを添加して、30℃の恒温槽で振盪培養し、1ヶ月放置後、細菌の生菌数を測定した。なお、1ヶ月振盪培養している間には、週に2回、金属加工油剤腐敗液1mLを添加した。初期および1ヶ月放置後の菌数を表4に示す。
Figure 0004566540
5)湿し水
広告用湿し水(ニチナン商事社製)に対して、表5に示す各実施例および各比較例を、3.0重量%の割合となるように添加して、湿し水を調製した。次いで、この湿し水を、水で50倍希釈した後、湿し水腐敗液(バチルス・ズブチリス(IFO3531)、大腸菌(IFO3044)、シュードモナスアウレギノーサ(IFO3080)、セラチアマルセッセンス(IFO3735)および黄色ブドウ球菌(IFO3061)から調製)2gを添加して、30℃の恒温槽で振盪培養し、1ヶ月放置後、細菌の生菌数を測定した。なお、1ヶ月振盪培養している間には、週に1回、湿し水腐敗液2gを添加した。初期および1ヶ月放置後の菌数を表5に示す。
Figure 0004566540

Claims (10)

  1. N,N’−ヘキサメチレンビス(4−カルバモイル−1−デシルピリジニウムアセテート)からなるビス四級アンモニウム塩化合物と、
    2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オンまたは1,2−ベンツイソチアゾリン−3−オンからなるイソチアゾリン系化合物とを含有し、適用対象が、塗料であることを特徴とする、工業用殺菌剤。
  2. N,N’−ヘキサメチレンビス(4−カルバモイル−1−デシルピリジニウムアセテート)からなるビス四級アンモニウム塩化合物と、
    2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オンまたは1,2−ベンツイソチアゾリン−3−オンからなるイソチアゾリン系化合物とを含有し、適用対象が、インクであることを特徴とする、工業用殺菌剤。
  3. N,N’−ヘキサメチレンビス(4−カルバモイル−1−デシルピリジニウムアセテート)からなるビス四級アンモニウム塩化合物と、
    2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オンまたは1,2−ベンツイソチアゾリン−3−オンからなるイソチアゾリン系化合物とを含有し、適用対象が、樹脂エマルションであることを特徴とする、工業用殺菌剤。
  4. N,N’−ヘキサメチレンビス(4−カルバモイル−1−デシルピリジニウムアセテート)からなるビス四級アンモニウム塩化合物と、
    2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン、1,2−ベンツイソチアゾリン−3−オンまたは2−n−オクチル−4−イソチアゾリン−3−オンからなるイソチアゾリン系化合物とを含有し、適用対象が、金属加工油剤であることを特徴とする、工業用殺菌剤。
  5. N,N’−ヘキサメチレンビス(4−カルバモイル−1−デシルピリジニウムアセテート)からなるビス四級アンモニウム塩化合物と、
    2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オンからなるイソチアゾリン系化合物とを含有し、適用対象が、平版印刷おいて版面を湿らせるための湿し水であることを特徴とする、工業用殺菌剤。
  6. 請求項1に記載の工業用殺菌剤を含有することを特徴とする、塗料。
  7. 請求項2に記載の工業用殺菌剤を含有することを特徴とする、インク。
  8. 請求項3に記載の工業用殺菌剤を含有することを特徴とする、樹脂エマルション。
  9. 請求項4に記載の工業用殺菌剤を含有することを特徴とする、金属加工油剤。
  10. 請求項5に記載の工業用殺菌剤を含有することを特徴とする、平版印刷おいて版面を湿らせるための湿し水。
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