JP4555281B2 - 安全装置 - Google Patents

安全装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4555281B2
JP4555281B2 JP2006502789A JP2006502789A JP4555281B2 JP 4555281 B2 JP4555281 B2 JP 4555281B2 JP 2006502789 A JP2006502789 A JP 2006502789A JP 2006502789 A JP2006502789 A JP 2006502789A JP 4555281 B2 JP4555281 B2 JP 4555281B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hinge
hood
bonnet
locking
safety device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006502789A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006518305A (ja
Inventor
レナート ハグルンド
Original Assignee
オートリブ ディヴェロプメント アクチボラゲット
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by オートリブ ディヴェロプメント アクチボラゲット filed Critical オートリブ ディヴェロプメント アクチボラゲット
Publication of JP2006518305A publication Critical patent/JP2006518305A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4555281B2 publication Critical patent/JP4555281B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D25/00Superstructure or monocoque structure sub-units; Parts or details thereof not otherwise provided for
    • B62D25/08Front or rear portions
    • B62D25/10Bonnets or lids, e.g. for trucks, tractors, busses, work vehicles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/34Protecting non-occupants of a vehicle, e.g. pedestrians
    • B60R21/38Protecting non-occupants of a vehicle, e.g. pedestrians using means for lifting bonnets
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D25/00Superstructure or monocoque structure sub-units; Parts or details thereof not otherwise provided for
    • B62D25/08Front or rear portions
    • B62D25/10Bonnets or lids, e.g. for trucks, tractors, busses, work vehicles
    • B62D25/12Parts or details thereof
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B77/00Vehicle locks characterised by special functions or purposes
    • E05B77/02Vehicle locks characterised by special functions or purposes for accident situations
    • E05B77/08Arrangements for protection of pedestrians
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B83/00Vehicle locks specially adapted for particular types of wing or vehicle
    • E05B83/16Locks for luggage compartments, car boot lids or car bonnets
    • E05B83/24Locks for luggage compartments, car boot lids or car bonnets for car bonnets
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05DHINGES OR SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS
    • E05D3/00Hinges with pins
    • E05D3/02Hinges with pins with one pin
    • E05D3/022Hinges with pins with one pin allowing an additional lateral movement, e.g. for sealing
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05YINDEXING SCHEME RELATING TO HINGES OR OTHER SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS AND DEVICES FOR MOVING WINGS INTO OPEN OR CLOSED POSITION, CHECKS FOR WINGS AND WING FITTINGS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, CONCERNED WITH THE FUNCTIONING OF THE WING
    • E05Y2900/00Application of doors, windows, wings or fittings thereof
    • E05Y2900/50Application of doors, windows, wings or fittings thereof for vehicles
    • E05Y2900/53Application of doors, windows, wings or fittings thereof for vehicles characterised by the type of wing
    • E05Y2900/536Hoods

Description

本発明は、安全装置に関し、特に、事故状況において車両が衝突した歩行者を保護するよう自動車に取り付けられる安全装置に関する。
歩行者が事故状況において自動車と衝突した場合、歩行者は、その頭又は胴体が自動車のフード又はボンネットに当たるように投げ出される場合がある。自動車のフード又はボンネットは、かかる衝撃の結果として変形する場合があるが、フード又はボンネットが閉じられていると、フード又はボンネットは、フード又はボンネットの下面がフード又はボンネットの下に位置するエンジンの一部と係合する前に非常に短い距離だけ変形するに過ぎない場合がある。
したがって、歩行者との衝撃の感知に応答して、自動車のフード又はボンネットを部分的に上昇させる機構を提供することが提案された。かくして、歩行者がフード又はボンネットに当たると、フード又はボンネットは、その下側がエンジンに係合する前に相当長い距離にわたって変形することができる。フード又はボンネットのこの大幅な変形中、歩行者の頭又は胴体を自動車に対して適度に減速させることができ、それほど怪我をすることはない。
歩行者との衝突を含む事故状況に応答してボンネット又はフードの後側部分を持ち上げる種々の装置が提案された。しかしながら、典型的には、ボンネット又はフードは、ボンネットの後側部分のところに設けられたヒンジ回りに点検整備目的で持ち上げられる。したがって、第1にボンネットをヒンジによりボンネット又はフードの後部のところに定められたピボット軸線回りに通常の仕方で持ち上げることができ(それにより自動車の容易な点検整備を可能にする)、更にボンネットの後側部分を事故状況において持ち上げることができる特別のヒンジ構造を案出することが必要であった。ボンネットの前側領域は、ボンネットの前部を自動車のシャーシの前部に対して解除自在に係止する係止機構を備えている。かくして、係止機構は、ボンネットをフロントから開いて点検整備を可能にするよう解除できる。
しかしながら、ボンネットの後部を持ち上げることにより、前側係止機構回りのボンネットの回動運動が生じる。前側係止機構をフード又はボンネットの最前方の縁部に対し僅かに後ろに配置するのが通例であり、従って、フード又はボンネットがその通常の閉鎖位置にあるとき、フード又はボンネットの最前方の縁部は、「パネルギャップ」ができるだけ小さいものであるよう自動車の車体構造の前部のすぐ隣に配置され、それにより見苦しい外観にならないようにしている。上述した形式の或る従来提案された安全装置のフード又はボンネットの後部を持ち上げると、その結果、フード又はボンネットの最前方の部分が係止機構回りに回動し、それ故ボンネットの前部の回動の中心である箇所がフード又はボンネットよりも著しく下に位置している場合、下方に、場合によっては前方に動くことになる。これにより、フード又はボンネットの最前方の縁部が自動車の車体の前部に衝突する場合があり、その結果、フード又はボンネット及び(又は)車体構造の永久変形が生じる場合がある。これは、安全装置の偶発的な作動によりフード又はボンネットの後部が持ち上げられる場合に不都合である。というのは、たとえフード又はボンネットをその通常の位置にリセットできても、これは依然として変形し、これは見苦しく且つそれ故に都合が悪い。
本発明は、歩行者との衝突を含む事故状況に応答してフード又はボンネットの後部を持ち上げることができるようになった形式の改良型安全装置を提供しようとするものである。
本発明によれば、自動車のフード又はボンネットの後部を持ち上げる安全装置であって、フード又はボンネットの前部を開放できるようフード又はボンネットの後部を自動車の主要部に連結するヒンジを有し、ヒンジは、第1のヒンジ部分及び第2のヒンジ部分を有し、上記ヒンジ部分のうち一方は、自動車の主要部に固定され又は一体形成され、他方のヒンジ部分は、フード又はボンネットの後部に固定され又は一体形成され、ヒンジは、一端部が上記第1のヒンジ部分に回動自在に連結されると共に他端部が上記第2のヒンジ部分に回動自在に連結されたヒンジアームを更に有し、ヒンジアームの上記他端部と上記第2のヒンジ部分との連結部は、上記第2のヒンジ部分に対するヒンジアームの回転運動を可能にするよう可動ピボットから成り、上記可動ピボットは、第1の位置と第2の位置との間で上記第2のヒンジ部分に対して動くことができ、第2の位置は、第1の位置から後方へ間隔を置いて位置し、上記ヒンジアームは、上記ピボットが上記第1の位置に配置されるよう上記第2のヒンジ部分に解除自在に連結され、フード又はボンネットの後部を持ち上げることができるよう上記解除自在な連結を解除する解除機構が設けられ、上記可動ピボットは、フード又はボンネットの後部が持ち上げられると、上記第1の位置から上記第2の位置に向かって動く、安全装置が提供される。
好ましくは、ヒンジアームの上記他端部は、ヒンジアームと第2のヒンジ部分との間に設けられた連結要素により上記第2のヒンジ部分に連結され、上記連結要素は、上記可動ピボットによりヒンジアームの上記他端部に回動自在に連結されると共に第2のピボットにより上記第2のヒンジ部分に回動自在に連結されていて、連結要素がフード又はボンネットの後部の持ち上げ中、上記第2のピボット回りに回動して可動ピボットを後方に動かすようになっている。
有利には、上記第2のヒンジ部分は、自動車の主要部に固定され又はこれと一体に形成されている。
好都合には、上記可動ピボットは、上記第2のヒンジ部分に形成された細長いスロット内に摺動自在に受け入れられる。
好ましくは、上記第2のヒンジ部分は、フード又はボンネットの後部に固定され又はこれと一体に形成されている。
有利には、安全装置は、一端部が上記ヒンジ部分のうちの一方に連結され、他端部が他方のヒンジ部分又はヒンジアームに連結されたつなぎ具を有する。
有利には、安全装置は、細長い支持アームを更に有し、支持アームの一端部は、その2つの端部の間の位置で上記ヒンジに回動自在に連結され、支持アームの他端部は、上記可動ピボットの後方に間隔を置いた位置で上記第2のヒンジ部分に回動自在に連結されている。
好都合には、上記支持アームは、フード又はボンネットの後部の持ち上げ中、上記ヒンジアームと上記第2のヒンジ部分との間の回転運動の度合いを制限するのに有効な長さを有する。
好ましくは、上記安全装置は、一端部が上記ヒンジ部分のうちの一方に連結され、他端部が上記支持アームに連結されたつなぎ具を有する。
好ましくは、上記解除機構は、火工装填物により作動可能である。
有利には、上記解除機構は、上記第2のヒンジ部分によって支持された可動係止ピンを有し、係止ピンは、ヒンジアームに設けられた係止孔内に受け入れられる。
好都合には、安全装置は、フード又はボンネットの後部の下に設けられていて、フード又はボンネットの後部を持ち上げるよう作動可能な持ち上げ要素を更に有する。
好ましくは、上記解除機構は、上記持ち上げ要素の作動に応答して作動可能である。
変形例として、上記持ち上げ要素は、上記解除機構の作動に応答して作動可能である。
好ましくは、安全装置は、フード又はボンネットの前部を閉鎖位置に解除自在に係止する係止装置を更に有し、係止装置は、フード又はボンネットの前部によって支持された係止要素と、自動車の主要部に設けられていて、上記係止要素に解除自在に係合し、他方自動車の主要部に対する係止要素の下方運動を可能にする係止機構とを有する。
有利には、上記係止機構は、上記係止要素に解除自在に係合し、他方上記係止機構に対する上記係止要素の摺動運動を可能にするよう構成されている。
好都合には、上記係止機構は、スロットが形成された板を有し、上記係止要素は、上記スロット内で摺動運動できるよう上記スロット内に解除自在に保持される。
好ましくは、上記係止要素は、上記フード又はボンネットに対して撓むことができるよう上記フード又はボンネットの前部に取り付けられている。
本発明を理解しやすくするため及びその別の特徴を理解できるようにするため、添付の図面を参照して例示として本発明の実施形態を以下に説明する。
まず最初に図1を参照すると、自動車のフード又はボンネット1の前部が概略的な形態で示されている。フード又はボンネット1は、フード又はボンネット1の最前方縁部2がフード又はボンネット1の前且つ下に位置した自動車の車体構造3の最前方部に実質的に隣接すると共にこれと面一をなして位置しているその通常の閉鎖位置で示されている。フード又はボンネット1の前縁部2は、車体構造3から互いに間隔を置いて位置していてこれらの間に比較的小さな「パネルギャップ」4が形成されていることが分かる。
係止ループ5がフード又はボンネット1の前部から下方に延びており、この係止ループは、解除自在なキャッチ要素6とそれ自体公知の仕方で係合してこれにより上方運動が阻止されている。
図2は、ボンネット又はフード1を、ボンネット又はフード1の後部が例えば先行技術の形式の安全装置によって垂直方向に持ち上げられてフード又はボンネットの主要部をその下に位置するエンジンブロックから遠ざけ、それにより歩行者と衝突したときにフード又はボンネットを変形させることができるのに十分な隙間を生じさせ、それにより歩行者との衝突からのエネルギを吸収する位置で示している。図2から理解できることとして、フード又はボンネット1の前端部は、係止キャッチ6を中心として回動し、従ってフード又はボンネット1の最前方縁部が係止キャッチ6から前方に延びているので、フード又はボンネット1の後部が持ち上げられたとき、最前方縁部2が一段と前方且つ下方に動くようになる。パネルギャップ4が小さいので、最前方縁部2は、車体構造3の前部に係合し、これにより前方縁部2及び(又は)車体構造3が永続的に変形状態になることができ、これは上述したように都合が悪い。
したがって、フード又はボンネット1の後部が持ち上げられたときに、フード又はボンネット1を全体として図3に示すような位置に向かって移動させようとすることが望ましい。図3においては、フード又はボンネット1全体は、その最後方部が持ち上げられたときに自動車の構造に対し後方に動かされていることが理解されよう。これにより、フード又はボンネット1の最前方縁部2は、車体構造3の前部から離れたままの状態で下方に動くことができ、それにより前縁部2又は車体構造3の損傷が回避される。本発明の安全装置は、歩行者との衝突が差し迫っていることを指示する信号に応答してフード又はボンネット1のこの種の運動を達成するよう構成されている。
次に図4を参照してこれを考慮すると、フード又はボンネット1の後部の下に設置された本発明の第1の実施形態としての安全装置7が示されている。図示の安全装置7は、長さが伸長するよう(例えば、図10に示されている)衝突センサ(図示せず)からの適当な信号を受け取ると作動可能であり、それによりフード又はボンネット1の後部を上方に駆動するピストンの形態をしたリフタ8を有している。しかしながら、ピストンに代えて任意他の好都合の形態のリフタ、例えばベロー装置又は或る形態のインフレート可能なエアバッグ装置を用いてもよい。
安全装置は、フード又はボンネットの後部の下に設置され且つフード又はボンネットの各側でフード又はボンネットと自動車の主要部との間に取り付けられた1対のヒンジ9(かかるヒンジは1つしか示されていない)を更に有している。ヒンジ9のうちの1つが、図6に最も明確に示されている。図6に示すヒンジ9は、フード又はボンネットの左側部の下に設置されるよう設計されており、後ろ且つ外側左側部から見た状態で示されている。対応(「鏡像」関係)のヒンジが、フード又はボンネットの右側部の下に設置されている。
ヒンジ9は、下ヒンジ部分10、上ヒンジ部分11及び2つのヒンジ部分10,11を互いに連結したヒンジアーム12を有している。ヒンジ部分10は、全体として細長い垂直側板13を有し、この側板13は、その最も下の縁部から見て内方に差し向けられた取付けフランジ14を支持している。内向きのフランジ14を貫通して1対の取付け孔15が形成されておりそれにより下ヒンジ部分10を例えば1対のボルトで自動車の主要部にフード又はボンネット1の後部の下の位置でしっかりと取り付けることができるようになっている。
図8に最も明確に示されているように、下ヒンジ部分10の側板13は形状が全体として矩形であるが、側板13の最前方部は、部分円形最上方縁部16を構成する上方に差し向けられた延長部を有している。側板13の後部は、取付けフランジ14を越えて延びて解除機構17を支持しており、この解除機構17は、側板を貫通して形成された取付け孔を介して側板に取り付けられている。解除機構17は、係止スピゴット18を有し、この係止スピゴットは、当初自動車の側部に向かって外方に差し向けられており、火工装填物の作動時に内方に動くよう(図6に示すように)火工装填物によって動作可能である。係止スピゴット18の目的は、以下において明らかになろう。
細長いが比較的短い連結要素19が、側板13の外側部に回動自在に取り付けられていてピボット20を中心として側板13に対し回動自在に動くことができるようになっており、このピボット20は、部分円形縁部16を構成する円の中心と一致している。連結要素19の他端部は、ヒンジアーム12の前方端部に回動自在に連結されている(符号21のところで)。ヒンジアーム12の最前方端部と連結要素19の連結は、ストップ(図8に示す)を形成する最も内側の円形フランジ22を備えた内方に差し向けられているピボットピンにより行われ、このストップは、図8に示すように、連結要素19の最も外側の表面から僅かに間隔を置いて位置すると共に側板13の部分円形縁部16を横切って延びるよう寸法決めされている。ヒンジアーム12の後方端部にはこれを貫通して係止孔23が設けられ、この係止孔は、ヒンジを全体として図7に示すようにその閉鎖形態に折り畳むと、係止スピゴット18を受け入れるような寸法及び位置に設定されている。
ヒンジアーム12の後部は、上方且つ後方に差し向けられた延長部24を更に支持し、この延長部24は、ピボット25を介して上ヒンジ部分11の最後方端部に回動自在に連結されている。ヒンジ部分11は、フード又はボンネット1の裏面の一部に固定可能な内方に差し向けられている取付けフランジ26を備えている。
図6に最も明確に示されているように、ヒンジ機構9は、細長い支持アーム27を更に有し、この支持アーム27は、ヒンジアーム12の中央部と下ヒンジ部分10の後部を相互に連結するのに役立つ。支持アーム27の一端部は、ピボット29により解除機構17の前に僅かに間隔を置いた位置で側板13の外側部に回動自在に連結されている。支持アーム27の他端部は、ピボット30により、ヒンジアーム12の前縁部のところのピボット21とヒンジアーム12の後方端部の係止孔23との間の実質的に中央の位置でヒンジアーム12の内側部に回動自在に連結されている。
当然のことながら、図6は、ヒンジ機構9を完全開放形態で示しており、これに対し、通常の使用中、自動車のフード又はボンネット1が閉鎖された状態で、ヒンジ機構9は、図7に示す形態を取るよう閉鎖されている。この形態では、ヒンジアーム12は、全体として側板13の外側部に隣接して位置し、支持アーム27及び連結要素19は、全体としてヒンジアーム12と側板13との間に位置している。ヒンジアーム12を図6に示す位置から図7に示す位置に向かって下方に動かすと、連結アーム19は、そのピボット20を中心として回転してフランジ22が前方に動いて図8に示す位置を取るようになっている。この位置では、外向き係止スピゴット18は、係止孔23に嵌まり、それによりヒンジアーム12を下ヒンジ部分10に対して定位置に係止する。
ヒンジアーム12を上述したように下ヒンジ部分10に隣接した定位置に係止すると、上ヒンジ部分11は、自由にヒンジアーム12の延長部24を中心として回転できる状態のままであり、それ故に、フード又はボンネット1をその前方端部から開いてピボット25を横方向に通る軸線回りに回動することができるようになっている。これにより、フード又はボンネット1を図8に示すように開くことができ、それによりフード又はボンネット1の下に設置されたエンジン区画室への都合のよい接近が得られる。当然のことながら、フード又はボンネット1を図4に示すように閉じると、フード又はボンネットの前方端部のところの係止機構は、フード又はボンネットをその通常の位置に保持するのに役立ち、上ヒンジ部分11は、例えば図5及び図7に示すように下ヒンジ部分10の側板13の上に位置した状態でヒンジ部分12の外面に実質的に隣接して位置する。
歩行者との衝突が差し迫っている又は間近であることを表す衝突センサからの信号を受け取ると、リフタ8及び解除機構17は、実質的に同時に又は互いに応答して作動される。かくして、係止スピゴット18が係止機構17内の火工装填物の作用下で内方に駆動され、それにより係止孔23との係合から離脱させ、ヒンジアーム12を下ヒンジ部分10から解除する。それと同時に、リフタ8は、フード又はボンネット1の後部を持ち上げるのに役立ち、それ故ヒンジ機構9は、図6、図10及び図11に示す位置に向かって開く。ヒンジアーム12の後部は、上方に動き、それによりヒンジアーム12は、連結要素19へのその回動連結部21により下ヒンジ部分10に対して回転する。ヒンジアーム12がこのように上方に動くと、支持アーム27も又上方に動いて下ヒンジ部分10へのその回動連結部29回りに回動する。しかしながら、支持アーム27の長さは、下ヒンジ部分10に対するヒンジアーム12の回転運動の度合いを制限するよう定められており、従って、ヒンジアーム12がその回転運動の限度に達すると、フード又はボンネット1の後部のそれ以上の上方運動(それ故に、フード又はボンネット1に固定された上ヒンジ部分11のそれ以上の上方運動)により、連結要素19が下ヒンジ部分10に対して後方に回転して連結要素19とヒンジアーム12との回動連結部21は、中心がピボット20に一致した部分円形経路を辿って後方に動くようになっている。連結要素19がこのように動くと、フランジ22は、側板13の部分円形縁部16回りに動く。
連結要素19とヒンジアーム12との回動連結部21が上述した仕方で後方に動き、他方フード又はボンネット1の後部は上方に駆動されるので、ヒンジアーム12全体は、自動車に取り付けられている下ヒンジ部分10に対して後方に動き、それ故上ヒンジ部分11も又、フード又はボンネット1がその運動の上限に達すると後方に動くようになる。
上ヒンジ部分11のこの後方運動は、図10に最も明確に示されており、この場合、一点鎖線31は、ヒンジアーム12と上ヒンジ部分11との回動連結部25の軸線の辿る経路を示している。一例を挙げて説明すると、一点鎖線32は、ヒンジアーム12の最前方端部と下ヒンジ部分10との間の回動連結部が固定され、上述したように後方には動かない場合、回動連結部25の辿る経路を示している。経路31は、経路32と比較した場合、上ヒンジ部分11の後方運動、それ故上ヒンジ部分11が固定されたフード又はボンネット1の後方運動を明確に示している。フード又はボンネット1の後部が持ち上げられているときのフード又はボンネット1のこの後方運動の効果は、図11に最も明確に示されており、ここでは、フード又はボンネット1の最前方縁部2が図3を参照して上述したような仕方で前側車体構造3から離れたままの状態で下方に動くようになっていることが理解されよう。
図12は、本発明の安全装置の一部を形成するヒンジ機構の別の形態を示している。この構成では、ヒンジは、自動車の主要部に固定された下ヒンジ部分33及びフード又はボンネット1の裏面に固定された上ヒンジ部分34を有している。ヒンジアーム35はこの場合も又、下ヒンジ部分33と上ヒンジ部分34を互いに連結するのに役立つが、この形態では、ヒンジアーム35の後方端部は、固定された状態の回動連結部36により下ヒンジ部分の後部に回動自在に連結されている。ヒンジアーム35の最前方端部は、ピボット37により上ヒンジ部分34の最前方部に回動自在に連結され、ピボット37は、上ヒンジ部分34を貫通して形成された細長いスロット38内に摺動自在に受け入れられている。
上ヒンジ部分34の後方端部のところに、解除機構39が設けられ、この解除機構39は、上述の実施形態の解除機構17と実質的に同一である。解除機構39は、ヒンジアーム35を貫通して形成された係止孔40と嵌合するよう形作られたスピゴットを有する。この場合も又、支持アーム41が上ヒンジ部分34とヒンジアーム35を相互に連結しており、この支持アーム41は、一端部が上ヒンジ部分34に回動自在に連結されると共にその他端部がヒンジアーム35に回動自在に連結されている。
図12に示す実施形態では、可撓性ケーブル又はワイヤの形態をした安全つなぎ具42が設けられ、この安全つなぎ具は、一端部43が下ヒンジ部分33の前方端部に回動自在に連結されると共にその他端部44が支持アーム41に回動自在に連結されている。しかしながら、安全つなぎ具の端部44は、これとは異なり、ヒンジアーム35又は上ヒンジ部分34に連結してもよいことは理解されるべきである。
このヒンジ組立体の通常の閉鎖形態では、ヒンジアーム35は、下ヒンジ部分33に実質的に隣接して位置し、ヒンジアーム35とヒンジ部分34との間のピボット37は、細長いスロット38の最前方端部のところに設けられている。上ヒンジ部分34は常態では、ヒンジアーム35に隣接して位置し、この上ヒンジ部分は、解除機構39のスピゴットと係止孔40の嵌合によりヒンジアーム35に対して係止される。ヒンジ組立体の閉鎖形態では、可撓性つなぎ具42には、張力が加えられず、この可撓性つなぎ具は、単にその自重を受けて自然な状態で位置する。
フード又はボンネット1を、ヒンジアーム35が自動車に固定された下ヒンジ部分33に対してピボット36回りに回転する全体として従来の仕方でその前方端部から開くことができる。しかしながら、係止機構39の作動時、スピゴットは、係止孔40との嵌合から離脱してフード又はボンネット1の後部がリフタ(図12には示さず)によって上方に駆動されると、ヒンジ機構が図12に示すように開くようになっている。
ヒンジ機構がこのように開くと、上ヒンジ部分34は、回動連結部37回りにヒンジアーム35に対して回転してついには支持アーム41がヒンジ部分34とヒンジアーム35の回転運動を制限する箇所に達するようになる。この箇所に達すると、フード又はボンネット1のそれ以上の上方運動により、ピボット37がスロット38の最も後方の部分に向かって後方に動く。
したがって、この場合も又図12に示すヒンジ機構により、フード又はボンネット1は、その後部が持ち上げられると後方に動いてフード又はボンネットの最後方縁部が符号45で示す僅かに湾曲した経路を辿るようになる。
つなぎ具42は、ピボット37がスロット38の後方端部に係合するとぴんと張った状態になるよう構成されたものであるのがよい。しかしながら、つなぎ具42は、図12に示すヒンジ組立体の完全開放位置のところでもつなぎ具がぴんと張った状態でないように僅かに長いものであるのがよい。つなぎ具の目的は、フード又はボンネットの後部が自動車に関する正面衝突の場合にヒンジ組立体の種々の回動連結部の破損により自動車から離脱するのを阻止することにある。
図2〜図11に示すヒンジ組立体も又、上述した形式のつなぎ具42を備えるのがよい。
次に図13及び図14を参照してこれを考慮すると、フード又はボンネット1の最前方端部の下に設置された係止機構が示されており、この係止機構は、フード又はボンネットの最前方端部を自動車のシャーシ又は主要部に対し解除自在に係止するよう構成されている。係止機構は、フード又はボンネット1の裏面に固定された取付け板50を有している。細長い係止ピン51が、取付け板50から下方に垂下しており、この係止ピンは、その最も下の端部に拡大ヘッド52を有している。
周囲の内方に曲げられたリム54を備えた支承ワッシャ53が、係止ピン51の周りに設けられており、螺旋ばね55が、係止ピン51の周りに設けられていて、取付け板50と支承ワッシャ53との間で作用して支承ワッシャ53を取付け板50から押し離すようになっている。
拡大ヘッド52は、自動車のシャーシに取り付けられた係止板57を貫通して形成された細長い係止スロット56中へ受け入れられるよう形作られている。図14に最も明確に示されているように、係止フィンガ58が、一端部のところに設けられたピボット59により係止板57の裏面に回動自在に連結されている。係止フィンガ58の他端部は、作動ケーブル60の端部に連結されており、この作動ケーブルは、係止板57の裏面から下方に垂下したガイド61を通って延びている。ばね62が、作動ケーブルの端部周りに設けられていて、このばねは、係止フィンガ58とガイド60との間で作用してピボット59から見て遠くに位置する係止フィンガの端部を係止スロット56に向かって付勢するようになっている。
図13は、係止機構を、ピン50の係止ヘッド52が係止板57に形成されたスロット56中へ挿入された係止形態で示している。ピンをこの位置に向かって下降させると、係止ヘッド52のテーパ付き端面が付勢状態のフィンガ58に当接し、それによりフィンガ58をそのピボット59回りに回転させてフィンガを図14に示すように時計回りの方向に動かす。係止ヘッド52が係止フィンガ58を通過すると、係止フィンガ58は、ばね62の作用下で押圧されて図14に示すその位置に向かって押し戻され、この位置では、係止フィンガは、係止スロット56を部分的に横切って延び、それにより係止ヘッド52をその下に保持する。作動ケーブル60を矢印63で示す方向に引っ張ることにより係止機構を解除することができ、この係止機構は、係止フィンガ58を係止スロット56から遠ざかるように回転させて係止ヘッド52がこれを通過できるようにすることは理解されよう。
図15は、ボンネットの後方端部のところに設けられた持ち上げ装置を作動させてボンネットの後部を持ち上げた後の係止機構の形態を示している。ボンネットの前縁部2は、後方且つ下方へ動かされていることが理解されよう。ボンネットの前方端部の後方運動は、係止スロット56内での係止ピン52のシャフトの摺動係合により可能になる。図14から理解されるように、スロット56に沿うピン51のどの長手方向位置でも、ピンの係止ヘッド52は常時係止フィンガ58により保持される。
ボンネット1の前方端部の下方運動により、係止ピン51は係止スロット56を通って僅かながら更に駆動され、このことは、支承ワッシャ53と取付け板50との間で作用するばね55を圧縮するのに役立つ。
図16〜図18は、フード又はボンネット1の前部の下に設けられた別の形式であるが全体として類似した形式の係止機構を示している。この構成例では、係止ピン51は、取付け板50に対し、それ故取付け板50が固定されているフード又はボンネット1に対するピン51の或る程度の撓みを可能にするよう取付け板50に取り付けられている。また、この構成例では、上述の構成例の細長い係止スロット56に代えて、係止孔64が設けられており、この係止孔は、ピン51の係止ヘッド52を挿通状態で受け入れるが、係止板57に対する係止ピン51の実質的な運動を阻止するよう寸法決めされている。
この構成例では、フード又はボンネット1の最前方縁部2がフード又はボンネット1の後部の上方運動に応答して下方に運動しているとき、係止ピン51の係止ヘッド52は、係止板57に対し実質的に静止したままである。しかしながら、係止ピンは、取付け板50に対して撓み、それ故フード又はボンネット1に対しても撓むようになっている。
したがって、フード又はボンネット1の前方端部の下に設けられた上述の係止機構は両方とも、フード又はボンネット1の最前方縁部2の下方且つ後方運動を可能にしながら依然としてフード又はボンネット1と自動車のシャーシとの間の堅固な連結を保証していることは理解されるべきである。
原文明細書において、“comprises”(「〜を有する」と訳している場合がある)という用語は、“includes又はconsists of”(〜を含む/〜から成る)を意味し、“comprising”という用語は、“including又はconsisting of”を意味している。
自動車のフード又はボンネットの前部の概略断面図であり、フード又はボンネットを自動車の車体構造の前部に対しその通常の位置で示す図である。 全体として図1に一致した図であるが、従来提案された安全装置と関連した技術的問題を示すために、フード又はボンネットをフード又はボンネットの後部が持ち上げられた別の位置で示す図である。 全体として図2と一致した図であるが、フード又はボンネットをフード又はボンネットの後部が持ち上げられ、フード又はボンネットが自動車の車体構造の前部から僅かに後方に遠ざかった位置で示す図である。 フード又はボンネットの後部の下に設置された本発明の安全装置を示す略図である。 図4に示す安全装置の概略拡大図である。 本発明の一部を形成するヒンジ装置の斜視図であり、ヒンジ装置を開放作動形態で示す図である。 図6に示すヒンジ装置の斜視図であり、ヒンジ装置を通常の閉鎖形態で示す図である。 全体として図5と一致した略図であるが、ヒンジ装置をフード又はボンネットの前部を開くことができるような仕方で開放された状態で示す図である。 全体として図7と一致した斜視図であるが、ヒンジ装置を図8に示す形態で示す図である。 本発明の安全装置をその作動形態で示す略図である。 全体として図4と一致した図であるが、安全装置をフード又はボンネットの後部を持ち上げたその作動形態で示す図である。 本発明の別の実施形態の一部を形成する別のヒンジ装置のヒンジの略図である。 フード又はボンネットの前に設けられた通常の形態の係止装置を示す図である。 図13の係止装置を下から見た図である。 図13及び図14の係止装置をフード又はボンネットの後部が上方且つ後方に動かされたときに採用される別の形態で示す図である。 フード又はボンネットの前部のところに設けられた係止機構の別の形態を示す図である。 図16の係止装置を下から見た図である。 図16及び図17の係止装置をフード又はボンネットの後部が上方且つ後方に動かされた別の形態で示す図である。

Claims (16)

  1. 自動車のフード又はボンネットの後部を持ち上げる安全装置であって、
    フード又はボンネットの後部の下に設けられ、フード又はボンネットの後部を持ち上げるよう作動可能な持ち上げ要素と、
    フード又はボンネットの前部を開放できるようフード又はボンネットの後部を自動車の主要部に連結するヒンジと
    細長い支持アームと、を有し、
    前記ヒンジは、第1のヒンジ部分及び第2のヒンジ部分を有し、前記ヒンジ部分のうち一方は、前記自動車の主要部に固定され又は一体形成され、他方のヒンジ部分は、前記フード又はボンネットの後部に固定され又は一体形成され、
    前記ヒンジは、一端部が前記第1のヒンジ部分に回動自在に連結され、他端部が前記第2のヒンジ部分に回動自在に連結されたヒンジアームを有し、ヒンジアームの前記他端部と前記第2のヒンジ部分との連結部は、前記第2のヒンジ部分に対するヒンジアームの回転運動を可能にするよう可動ピボットを有し、前記可動ピボットは、第1の位置と第2の位置との間で前記第2のヒンジ部分に対して動くことができ、第2の位置は、第1の位置から後方へ間隔を置いて位置し、
    前記支持アームの一端部は、その2つの端部の間の位置で前記ヒンジに回動自在に連結され、支持アームの他端部は、前記可動ピボットの後方に間隔を置いた位置で前記第2のヒンジ部分に回動自在に連結され、
    前記ヒンジアームは、前記可動ピボットが前記第1の位置に配置されるよう前記第2のヒンジ部分に解除自在に連結され、前記フード又はボンネットの後部を持ち上げることができるように前記解除自在な連結を解除する解除機構が設けられ、
    前記可動ピボットは、フード又はボンネットの後部が前記持ち上げ要素により持ち上げられると、前記第1の位置から前記第2の位置に向かって移動する、安全装置。
  2. ヒンジアームの前記他端部は、ヒンジアームと第2のヒンジ部分との間に設けられた連結要素により前記第2のヒンジ部分に連結され、前記連結要素は、前記可動ピボットによりヒンジアームの前記他端部に回動自在に連結されると共に第2のピボットにより前記第2のヒンジ部分に回動自在に連結されていて、連結要素がフード又はボンネットの後部の持ち上げ中、前記第2のピボット回りに回動して可動ピボットを後方に動かすようになっている、請求項1記載の安全装置。
  3. 前記第2のヒンジ部分は、自動車の主要部に固定され又はこれと一体に形成されている、請求項2記載の安全装置。
  4. 前記可動ピボットは、前記第2のヒンジ部分に形成された細長いスロット内に摺動自在に受け入れられる、請求項1記載の安全装置。
  5. 前記第2のヒンジ部分は、フード又はボンネットの後部に固定され又はこれと一体に形成されている、請求項4記載の安全装置。
  6. 一端部が前記ヒンジ部分のうちの一方に連結され、他端部が他方のヒンジ部分又はヒンジアームに連結されたつなぎ具を有する、請求項1乃至5の何れか1項に記載の安全装置。
  7. 前記支持アームは、フード又はボンネットの後部の持ち上げ中、前記ヒンジアームと前記第2のヒンジ部分との間の回転運動の度合いを制限するのに有効な長さを有する、請求項1乃至6の何れか1項に記載の安全装置。
  8. 一端部が前記ヒンジ部分のうちの一方に連結され、他端部が前記支持アームに連結されたつなぎ具を有する、請求項記載の安全装置。
  9. 前記解除機構は、火工装填物により作動可能である、請求項1乃至の何れか1項に記載の安全装置。
  10. 前記解除機構は、前記第2のヒンジ部分によって支持された可動係止ピンを有し、係止ピンは、ヒンジアームに設けられた係止孔内に受け入れられる、請求項1乃至の何れか1項に記載の安全装置。
  11. 前記解除機構は、前記持ち上げ要素の作動に応答して作動可能である、請求項1乃至10の何れか1項に記載の安全装置。
  12. 前記持ち上げ要素は、前記解除機構の作動に応答して作動可能である、請求項1乃至11の何れか1項に記載の安全装置。
  13. フード又はボンネットの前部を閉鎖位置に解除自在に係止する係止装置を更に有し、係止装置は、フード又はボンネットの前部によって支持された係止要素と、自動車の主要部に設けられていて、前記係止要素に解除自在に係合し、他方自動車の主要部に対する係止要素の下方運動を可能にする係止機構とを有する、請求項1乃至12の何れか1項に記載の安全装置。
  14. 前記係止機構は、前記係止要素に解除自在に係合し、他方前記係止機構に対する前記係止要素の摺動運動を可能にするよう構成されている、請求項13記載の安全装置。
  15. 前記係止機構は、スロットが形成された板を有し、前記係止要素は、前記スロット内で摺動運動できるよう前記スロット内に解除自在に保持される、請求項14記載の安全装置。
  16. 前記係止要素は、前記フード又はボンネットに対して撓むことができるよう前記フード又はボンネットの前部に取り付けられている、請求項13記載の安全装置。
JP2006502789A 2003-02-20 2004-02-02 安全装置 Expired - Fee Related JP4555281B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB0303915A GB2398545A (en) 2003-02-20 2003-02-20 Hinge assembly for raising the rear of a vehicle bonnet
PCT/SE2004/000130 WO2004074051A1 (en) 2003-02-20 2004-02-02 A safety arranement

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006518305A JP2006518305A (ja) 2006-08-10
JP4555281B2 true JP4555281B2 (ja) 2010-09-29

Family

ID=9953373

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006502789A Expired - Fee Related JP4555281B2 (ja) 2003-02-20 2004-02-02 安全装置

Country Status (6)

Country Link
JP (1) JP4555281B2 (ja)
KR (1) KR101122190B1 (ja)
CN (1) CN100384665C (ja)
DE (1) DE112004000307T5 (ja)
GB (1) GB2398545A (ja)
WO (1) WO2004074051A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9308886B1 (en) 2014-09-26 2016-04-12 Hyundai Motor Company Active hood device for vehicle

Families Citing this family (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7594555B2 (en) * 2004-11-17 2009-09-29 Delphi Technologies, Inc. Hood lift mechanism and method
DE102005016113B4 (de) * 2005-04-08 2009-10-29 GM Global Technology Operations, Inc., Detroit Karosserie für ein Kraftfahrzeug
CA2518682A1 (en) * 2005-09-09 2007-03-09 Multimatic Inc. Pedestrian protection hood hinge
JP4802690B2 (ja) * 2005-12-08 2011-10-26 日産自動車株式会社 車両前部構造
DE102006052645A1 (de) * 2006-11-08 2008-05-15 Audi Ag Frontklappenscharnier für Kraftfahrzeugfrontklappe und Sicherheitssystem
DE102006062252B4 (de) * 2006-12-22 2020-07-30 Volkswagen Ag Kraftfahrzeug mit einer Scharniereinrichtung
DE102007017130A1 (de) * 2007-04-11 2008-10-16 Audi Ag Verriegelungsvorrichtung für die Frontklappe eines Fahrzeuges
DE102007056691B4 (de) * 2007-11-24 2016-05-04 Audi Ag Fußgängerschutzvorrichtung für ein Kraftfahrzeug
EP2256007B1 (en) 2009-05-29 2012-10-31 Autoliv Development AB Safety release arrangement
DE102009040415B4 (de) * 2009-09-07 2020-08-06 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Fahrzeug-Sicherheitseinrichtung mit einem ersten und einem zweiten Scharnierteil
DE102009041418B8 (de) * 2009-09-16 2014-04-10 Daimler Ag Fahrzeugscharnier zum Anheben einer Fahrzeughaube in einer Unfallsituation
KR101124981B1 (ko) * 2009-11-26 2012-03-27 현대자동차주식회사 자동차용 후드 스트라이커
DE102010023285A1 (de) * 2010-06-10 2011-12-15 Gm Global Technology Operations Llc (N.D.Ges.D. Staates Delaware) Kraftfahrzeugkarosserie mit reversierbarer Haube
FR2971755B1 (fr) * 2011-02-21 2013-03-08 Peugeot Citroen Automobiles Sa Ensemble comportant un capot de vehicule automobile equipe d'une gache reliee a ce capot par des pattes deformables en cas de choc pieton
CN102582567B (zh) * 2012-02-29 2014-04-02 华南理工大学 一种有利于行人保护的发动机罩弹起装置
EP2733024B1 (en) * 2012-11-15 2016-04-06 Volvo Car Corporation A safety arrangement for a vehicle
DE102014010653A1 (de) * 2014-07-17 2014-12-24 Daimler Ag Fahrzeug
DE102014018068A1 (de) * 2014-12-08 2016-06-09 Audi Ag Verriegelungsvorrichtung für eine Frontklappe eines Fahrzeugs und korrespondierendes Fahrzeug
US9403487B1 (en) * 2015-02-19 2016-08-02 Ford Global Technologies, Llc Vehicle deployable front step
CN109501868B (zh) * 2017-09-14 2021-06-25 标致雪铁龙汽车股份有限公司 一种汽车前端及汽车
CN113137152A (zh) * 2021-05-12 2021-07-20 厦门理工学院 一种发动机罩铰链和车辆

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB9312721D0 (en) * 1993-06-19 1993-08-04 Jaguar Cars Vehicle bonnets
JP3791066B2 (ja) * 1996-10-18 2006-06-28 日産自動車株式会社 フード跳ね上げ装置
JP3785722B2 (ja) * 1997-03-19 2006-06-14 日産自動車株式会社 跳ね上げ式フード
JP3791141B2 (ja) * 1997-07-31 2006-06-28 日産自動車株式会社 跳ね上げ式フード
JPH1199966A (ja) * 1997-09-30 1999-04-13 Nissan Motor Co Ltd ヒンジ構造
JP3829207B2 (ja) * 1997-10-16 2006-10-04 日産自動車株式会社 跳ね上げ式フード
US6046420A (en) * 1998-12-17 2000-04-04 Electronics For Imaging, Inc. Silicon switch
WO2000069706A1 (de) * 1999-05-17 2000-11-23 Edscha Ag Fronthaubenanordnung
JP3377763B2 (ja) * 1999-07-08 2003-02-17 本田技研工業株式会社 車両用フード装置
JP3320681B2 (ja) * 1999-07-19 2002-09-03 本田技研工業株式会社 車両用フード装置
DE10116717B4 (de) * 2001-04-04 2015-05-13 Volkswagen Ag Scharniereinrichtung für eine anhebbare Fronthaube an einem Fahrzeug
DE10128967C1 (de) * 2001-06-15 2002-12-05 Audi Ag Sicherheitseinrichtung eines Kraftfahrzeugs
DE10144811A1 (de) * 2001-09-12 2003-03-27 Bayerische Motoren Werke Ag Anordnung einer Frontklappe
DE10146564A1 (de) * 2001-09-21 2003-04-10 Bayerische Motoren Werke Ag Kraftfahrzeug
JP3925217B2 (ja) * 2002-01-28 2007-06-06 トヨタ自動車株式会社 車両フード跳ね上げ装置
EP1494895B1 (en) * 2002-04-17 2007-02-14 Autoliv Development Ab A safety device to lift the rear part of the bonnet or hood of a motor vehicle

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9308886B1 (en) 2014-09-26 2016-04-12 Hyundai Motor Company Active hood device for vehicle

Also Published As

Publication number Publication date
CN100384665C (zh) 2008-04-30
CN1774358A (zh) 2006-05-17
GB2398545A (en) 2004-08-25
DE112004000307T5 (de) 2005-12-29
GB0303915D0 (en) 2003-03-26
KR20050114623A (ko) 2005-12-06
JP2006518305A (ja) 2006-08-10
KR101122190B1 (ko) 2012-03-19
WO2004074051A1 (en) 2004-09-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4555281B2 (ja) 安全装置
CN110116701B (zh) 铰链设备、发动机罩设备、车辆及使用铰链设备的方法
JP3983741B2 (ja) 自動車のボンネット又はフードの後側部分を持ち上げる安全装置
JP4297183B2 (ja) 車両用フードの跳ね上げ装置
JP5118828B2 (ja) 車両
JP4991725B2 (ja) 歩行者を保護する自動車のボンネットのヒンジ組立体
EP2239169B1 (en) Vehicle with a pedestrian protection device
US8573658B2 (en) Active hood latch system for vehicle
EP1842748A2 (en) Collision safety system for use with a motor vehicle
US4565152A (en) Safety flag
JP3675209B2 (ja) 車両用フード装置
JP2007501161A (ja) 自動車両への正面衝突の際に人を保護する装置を手動で逆動させる装置
KR100973513B1 (ko) 모터 차량의 보닛 또는 후드의 후방 부분을 들어올리는안전 장치
JP3785754B2 (ja) 跳ね上げ式フード
KR101241021B1 (ko) 자동차의 액티브 후드 장치
JP3842022B2 (ja) 車両用フード装置
KR101841018B1 (ko) 자동차용 후드의 액티브 힌지장치
JP3791141B2 (ja) 跳ね上げ式フード
JPH10119823A (ja) フード跳ね上げ装置
JP2004203249A (ja) リフトアップ装置及びリフトアップシステム構造
CN110745095B (zh) 发动机罩装置及车辆
KR100372429B1 (ko) 자동차 후드의 에어가이드 작동장치
JP7001324B2 (ja) 車両用スロープ装置
KR100644488B1 (ko) 자동차용 후드의 힌지
CN114737838A (zh) 主动式发动机罩铰链组件

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070131

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090721

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20091021

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20091028

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100120

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100621

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100715

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130723

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees