JP4550729B2 - 乗員保護装置 - Google Patents

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Description

本発明は、窓の上縁(ルーフ側縁)に沿わせてエアバッグ袋体(展開部)を備えるとともに、エアバッグ袋体にガスを供給するインフレータを車体側に備え、車両衝突時に車室側方の窓領域を覆うことができる乗員保護装置に関するものである。
乗員保護装置(サイドカーテンエアバッグ)として、例えば、車両の側部へ衝撃を受けたときに、特に乗員の頭部の保護性能を高めるための開発が進められている。
この種の乗員保護装置には、例えば、ルーフから窓の上縁にかけてサイドカーテンエアバッグを設け、所定の衝撃力が車体に加わったときに窓(サイドガラス)に沿ってカーテン状に展開させるとともに所定の部分を膨出させる技術が開発されている。
このような乗員保護装置として、窓の上縁に沿わせてエアバッグ袋体を折り畳んだ状態で取付け、インフレータを車体に取付け、インフレータからエアバッグ袋体内にガスを供給し、エアバッグ袋体をサイドガラスに沿わせてカーテン状に膨出展開するものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2001−171471公報(第6頁、図1)
特許文献1の技術を説明する。
図13は従来の基本構成を説明する図であり、乗員保護装置230のエアバッグ袋体231は、窓の下側ライン232の上方に主展開部233を設け、窓の下側ライン232の下方に第1〜第4副展開部234〜237を設け、主展開部233に乗員保護のための第1・第2の主膨張部241,242を設け、第1〜第4副展開部234〜237に圧力調整のための第1〜第4の副膨張部244〜247を設けたものであって、第1・第2主膨張部241,242の直下に第2・第4の副膨張部245,247を配置したものである。
しかし、乗員保護装置230では、車両に側突や横転が発生したときに、乗員の着座位置に近い部分に形成した第2の副膨張部245若しくは第4の副膨張部247を乗員とドアの間に速やかに入り込ませる必要がある。例えば、乗員に先に第2の副膨張部245若しくは第4の副膨張部247が当たることもあるので、第2の副膨張部245若しくは第4の副膨張部247が膨出展開しにくいと思われる。
第2の副膨張部245若しくは第4の副膨張部247を速やかに膨出展開させるためには、流体ガスを発生させるインフレータの容量を増やす必要に迫られる。
例えば、インフレータを高出力にすると、乗員保護装置230の重量の増加やコストの高騰を招くので、好ましいことではない。
すなわち、乗員保護装置の展開性の向上を図ることができるとともに、インフレータの容量の増加を最小限に止めつつ、エアバッグ袋体の車室外への飛出しを防止することができる乗員保護装置が望まれる。
本発明は、副膨張部を設けるために乗員保護装置の展開性が低下する点を解決し、速やかに展開部(主展開部)及び副展開部を展開することができる乗員保護装置を提供することを課題とする。
また、本発明は、インフレータの容量を増加しなければならない点を解決し、インフレータの容量の増加を最小限に止め、エアバッグ袋体の車室外への飛出しを防止して乗員保護性能の向上を図ることができる乗員保護装置を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、車体の窓の上縁に沿って車両衝突時に窓の車室内側を覆う展開部を設けられ、展開部に、窓の下縁よりも下方へ延出され、窓の下縁と平行に前後方向に伸びる矩形の副展開部が付設された乗員保護装置であって、展開部に、流体ガスで膨張させる主膨張部と、副展開部の上方に窓の下縁から上縁に渡って膨張する展開部側副膨張部と、を備え、副展開部が、前席乗員の着座位置前方で且つ前席乗員の着座位置を除いた領域に展開する第1の副展開部と、前席および後席乗員の着座位置間で且つ前席および後席乗員の着座位置を除いた領域に展開する第2の副展開部と、から構成されたことを特徴とする。
すなわち、展開部に、窓の下縁よりも下方へ延出され、窓の下縁と平行に前後方向に伸びる矩形の副展開部が付設されることで、乗員保護装置を展開させるときに、副展開部を乗員と窓との間に入りこます必要性がない。
また、展開部に、窓の下縁よりも下方へ延出され、窓の下縁と平行に前後方向に伸びる矩形の副展開部が付設されることで、副展開部を窓下(ドアライニング)に当接させる。
開部に、流体ガスで膨張させる主膨張部を備え、副展開部に、流体ガスで膨張させる副膨張部を備えることで、一層、乗員の保護性能を増す。
請求項に係る発明は、第1及び第2の副展開部は、それぞれ流体ガスで膨張させる副膨張部を備え、副膨張部、主膨張部にそれぞれ縮径部を介して連通させるとともに、副膨張部に、それぞれ流体ガスによる膨張で破断させて副膨張部の体積を増加させる破断部を備えることを特徴とする。
副膨張部を、主膨張部にそれぞれ縮径部を介して連通させるとともに、副膨張部に、それぞれ流体ガスによる膨張で破断させて副膨張部の体積を増加させる破断部を備えることで、主膨張部の膨出展開時から少しづつ副膨張部も膨張させておく。
請求項に係る発明は、破断部が、所定の長さを持たせて形成したものであることを特徴とする。
破断部を、所定の長さを持たせて形成することで、主膨張部の内圧が所定圧力を超えた時点から破断部を徐々に破断させる。
請求項に係る発明は、副膨張部が、主膨張部の車室側に折畳んで収納したものであることを特徴とする。
副膨張部を、主膨張部の車室側に折畳んで収納することで、副膨張部の展開性の向上を図る。
請求項1に係る発明では、展開部に、窓の下縁よりも下方へ延出され、窓の下縁と平行に前後方向に伸びる矩形の副展開部が付設されたので、乗員保護装置を展開させるときに、副展開部を乗員と窓との間に入りこます必要性がない。従って、展開部及び副展開部の展開性の向上を図ることができる。この結果、乗員保護装置の乗員保護性能の向上を図ることができるという利点がある。
また、展開部に、窓の下縁よりも下方へ延出され、窓の下縁と平行に前後方向に伸びる矩形の副展開部が付設されたので、副展開部を窓下(ドアライニング)に当接させることができる。この結果、展開部を支持する強さを増すことができるという利点がある。
開部に、流体ガスで膨張させる主膨張部を備え、副展開部に、流体ガスで膨張させる副膨張部を備えたので、一層、乗員の保護性能を増すことができる。この時に、乗員の着座位置には副膨張部はないので、例えば、インフレータの容量の増加を最小限に止めることができる。この結果、乗員保護装置の重量の増加やコストの高騰を抑えることができるという利点がある。
請求項に係る発明では、副膨張部を、主膨張部にそれぞれ縮径部を介して連通させるとともに、副膨張部に、それぞれ流体ガスによる膨張で破断させて副膨張部の体積を増加させる破断部を備えたので、主膨張部の膨出展開時から少しづつ副膨張部も膨張させておくことができる。この結果、主膨張部の内圧を急速に高めることができるとともに、主膨張部の乗員保護のための所定圧力を比較的長い時間保持することができるという利点がある。
請求項に係る発明では、破断部を、所定の長さを持たせて形成したので、主膨張部の内圧が所定圧力を超えた時点から破断部を徐々に破断させることができる。これにより、主膨張部の内圧保持時間を長く設定することができる。この結果、主膨張部で乗員を包込むように受け止めることができ、乗員にかかる衝撃を円滑に吸収することができるという利点がある。
請求項に係る発明では、副膨張部を、主膨張部の車室側に折畳んで収納したので、副膨張部の展開性の向上を図ることができるという利点がある。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係る乗員保護装置を採用した車両の側面図であり、図中、10は車両、11は車体、12は車室、13はフロントウインドウ、14はフロントバンパ、15はフロントフェンダ、16は前輪、17は後輪、18は前ドア、19は後ドア、21はリヤウインドウ、22はリヤバンパ、23はボンネット、24はルーフ、25はステアリング、26は運転席、27は後部座席、28は運転者(乗員)、29は乗員である。
本発明に係る乗員保護装置(車両用乗員保護装置)40は、車両10に側突や横転があったときに展開させることで、乗員28,29にかかる衝撃を円滑に吸収するようにしたサイドカーテンエアバッグである。
図2は本発明に係る乗員保護装置を採用したエアバッグ展開前の車室の斜視図であり、車両10は、車体11の窓31、32の上縁31a,32aに沿って(車体11のルーフ24の側縁に沿わせて)乗員保護装置40を備える。乗員保護装置40は、エアバッグ袋体41を収納状態(折畳んだ状態若しくは巻込んだ状態)で設けるとともに、必要に応じてエアバッグ袋体41を膨出展開させて乗員28,29の保護を図る。なお、31b,32bは窓31、32の下縁を示す。
車体11は、フロントピラー35、センタピラー36及びリヤピラー37を車体11前方から後方に向けて順に設けたものであり、フロントピラー35の上端部からセンタピラー36の上端部を経てリヤピラー37の上端部までルーフサイドレール38を延ばしたものである。
ルーフサイドレール38は、ルーフ24の側縁に沿って設けた。また、ルーフサイドレール38に乗員保護装置(車両用乗員保護装置)40を設置する。
フロントピラー35とセンタピラー36との間に前ドア(フロントサイドドア)18を開閉自在に設け、センタピラー36とリヤピラー37との間に後ドア(リヤサイドドア19を設ける。
前ドア18の上半分には窓(窓ガラス)31を設けるとともに、前ドア18の車室12内には運転席(ドライバーズシート)26を隣接させる。
後ドア19の上半分には窓(窓ガラス)32及びクォータ窓ガラス33を設けるとともに、後ドア19の車室12内には後部座席(リヤシート)27を隣接させる。
乗員保護装置40は、エアバッグ袋体41にインフレータ42を連通した状態でエアバッグ袋体41を折畳み(巻込み)、折畳んだエアバッグ袋体41を車体11のルーフ24の側縁に沿わせて取付けるとともに、インフレータ42をリヤピラー37(車体11側)に取付けたものである。
さらに、乗員保護装置40は、インフレータ42からエアバッグ袋体41内にガスを供給することにより、窓(フロントサイドドア窓ガラス)31及び窓(リヤサイドドア窓ガラス)32に沿わせてエアバッグ袋体41を膨出展開させる。
インフレータ42は、流体ガス(ガス)を供給するインフレータ本体44を備え、インフレータ本体44にエアバッグ袋体41の図3に示すガス導入部(ガス導入管)45を延ばし、ガス導入部45の側面から流体ガスをエアバッグ袋体41内に導くようにしたものである。
また、インフレータ本体44は、取付ブラケット46でリヤピラー37に4本のボルト48・・・(・・・は複数個を示す。以下同じ)で取付けたものである。
エアバッグ袋体41は、インフレータ本体44に図3に示すガス導入部45を接続し、ガス導入部45の下側の後述する展開部61を折畳んだ(巻いた)状態で配置し、折畳んだ展開部61及びガス導入部45を筒状カバー49内に収納し、この筒状カバー49を複数のストラップ51・・・で束ね、筒状カバー49内から複数の取付片52・・・を上向きに突出させ、これらの取付片52・・・をそれぞれ取付具(不図示)を介してボルト54・・・でルーフサイドレール38に取付けたものと言える。なお、エアバッグ袋体41の詳細構造は図3で述べる。
筒状カバー49及びストラップ51・・・は、エアバッグ袋体41が膨出展開する際に、エアバッグ袋体41自体で破断できるように、例えば、破断させる部位にミシン目(図示せず)などを形成する。
図3は本発明に係る乗員保護装置を採用したエアバッグ袋体の側面図であり、エアバッグ袋体41は、図2に示す窓(フロントサイドドア窓ガラス)31、窓(リヤサイドドア窓ガラス)32及びクォータ窓ガラス33をカーテン状に覆う展開部61と、この展開部61を膨出展開するために形成したガス導入部45と、展開部61の上部から延出した複数の取付片52・・・と、展開部61の前部から延ばした取付点としての前取付部62と、展開部61の後部から延ばした取付点としての後取付部63と、展開部61の下方に設けた副展開部としての第1・第2の副展開部65,66と、からなる。
展開部(主展開部)61は、主膨張部としての第1の主膨張部71と、この第1の主膨張部71に縮径部としての第1縮径部(連通部)72を介して接続した副膨張部としての第1の副膨張部73と、第1の主膨張部71に縮径部としての第2縮径部(連通部)74を介して接続した副膨張部としての第2の副膨張部75と、主膨張部としての第2の主膨張部76と、この第2の主膨張部76に第3縮径部(連通部)77を介して接続した副膨張部としての第3の副膨張部78と、第1の副展開部65に形成するとともに第1の主膨張部71に第4縮径部(連通孔)81を介して接続した副膨張部としての第4の副膨張部82と、第2の副展開部66に形成するとともに第2の主膨張部76に第5縮径部(連通孔)83を介して接続した副膨張部としての第5の副膨張部84と、からなる。
すなわち、膨張部70は、第1・第2の主膨張部71,76と、第1〜第5の副膨張部73,75,78,82,84と、から構成する。
第1の副膨張部73は、第1の副膨張部73の体積を増加させる破断部としての第1破断部85を備え、第2の副膨張部75は、第2の副膨張部75の体積を増加させる破断部としての第2破断部86を備え、第3の副膨張部78は、第3の副膨張部78の体積を増加させる破断部としての第3破断部87を備え、第4の副膨張部82は、第4の副膨張部82の体積を増加させる破断部としての第4破断部88を備え、第5の副膨張部84は、第5の副膨張部84の体積を増加させる破断部としての第5破断部89を備える。
第1〜第5破断部85〜89は、所定の長さを持たせて形成することで、時間をかけて徐々に破断するようにしたものであって、第1〜第5の副膨張部73,75,78,82,84の破断開始後も、第1・第2の主膨張部の内圧を徐々に下げるようにしたものである。この結果、乗員28,29にかかる衝撃を円滑に吸収することができる。
図中、45aはガス導入部45の第1導入部、45bはガス導入部45の第2導入部、71aは第1の主膨張部71の前室、71bは第1の主膨張部71の中間室、71cは第1の主膨張部71の後室、76aは第2の主膨張部76の前室、76bは第2の主膨張部の後室である。
次に流体ガスの流れを説明する。
先ず、インフレータ42で発生させた流体ガスを矢印a1,a2の如くガス導入部45の第1・第2導入部45a,45bに導入する。
流体ガスを矢印a3〜a5の如く第1の主膨張部71の前室71a、中間室71b及び後室71cにそれぞれ流すことで、第1の主膨張部71を膨出展開する。
このときに、第1縮径部72から矢印a6の如く第1の副膨張部73に少しずつ流体ガスを供給するとともに、第2縮径部74から矢印a7の如く第2の副膨張部75に少しずつ流体ガスを供給し、同時に、第4縮径部(連通孔)81から矢印a8の如く第4の副膨張部82に少しずつ流体ガスを供給する。この結果、第1の副膨張部73、第2の副膨張部75及び第4の副膨張部82は、第1の主膨張部71の膨出展開開始時から徐々に膨張させておくことができる。
一方、流体ガスを矢印a3〜a5の如く第1の主膨張部71に流すと同時に、
流体ガスを矢印a9の如く第2の主膨張部76の前室76aに流すとともに、流体ガスを矢印a10の如く第2の主膨張部76の後室76bに流すことで、第2の主膨張部76を膨出展開する。
このときに、第3縮径部77から矢印a11の如く第3の副膨張部78に少しずつ流体ガスを供給するとともに、第5縮径部(連通孔)83から矢印a12の如く第5の副膨張部84に少しずつ流体ガスを供給する。この結果、第3の副膨張部78及び第5の副膨張部84は、第2の主膨張部76の膨出展開開始時から徐々に膨張させておくことができる。
次に、第1の主膨張部71に流体ガスが満ちた状態で、且つ第1・第2・第4の副膨張部73,75,82に流体ガスが満ちた状態で乗員28が第1の主膨張部71に当接したときに、第1・第2・第4の副膨張部73,75,82の第1・第2・第4破断部85,86,88を徐々に破断させることで、第1・第2・第4の副膨張部73,75,82の体積を徐々に増加して第1の主膨張部71の内圧を下げ、乗員28にかかる衝撃を円滑に吸収する。
同様に、第2の主膨張部76に流体ガスが満ちた状態で、且つ第3・第5の副膨張部78,84に流体ガスが満ちた状態で乗員29が第2の主膨張部76に当接したときに、第3・第5の副膨張部78,84の第3・第5破断部87,89を徐々に破断させることで、第3・第5の副膨張部78,84の体積を徐々に増加して第2の主膨張部76の内圧を下げ、乗員29にかかる衝撃を円滑に吸収する。
図4(a),(b)は図3の4−4線断面図であり、(a)はエアバッグ袋体41の第1の副膨張部73の第1破断部85の破断前の状態を示し、(b)は、エアバッグ袋体41の第1の副膨張部73の第1破断部85の破断後の状態を示す。
(a)において、第1の副膨張部73は、図3に示す第1縮径部72から徐々に流体ガスの供給を受けるので、第1の副膨張部71の膨出展開中から膨出を開始する。
(b)において、図3で説明したように乗員28が第1の主膨張部71に当接したときに、第1の副膨張部73の所定の長さの第1破断部85を徐々に(所定の時間をかけて)破断させることで、第1の副膨張部73の体積を矢印b1,b1及び矢印b2,b2の如く徐々に増加して第1の主膨張部71の内圧を下げ、乗員28にかかる衝撃を円滑に吸収することができる。
図5は本発明に係る乗員保護装置を採用したエアバッグ展開後の車室の斜視図であり、乗員保護装置40は、車体11の窓31,32の上縁31a,32aに沿って車両衝突時に窓31,32の車室12内側を覆う展開部61を設けた乗員保護装置において、展開部61が、乗員28,29の着座位置を除く箇所のみに、窓31,32の下縁31b,32bよりも下方へ延出する副展開部(第1・第2の副展開部)65,66を備えたものと言える。
例えば、速やかに展開部及び副展開部を展開することができるとすれば、乗員保護装置の乗員保護性能を向上することができるので好ましいことである。
すなわち、展開部61が、乗員28,29の着座位置を除く箇所のみに窓31,32の下縁31b,32bよりも下方へ延出する副展開部(第1・第2の副展開部)65,66を備えることで、乗員保護装置40を展開させるときに、副展開部65,66を乗員28,29と窓31,32との間に入りこます必要性がない。従って、展開部61及び副展開部65,66の展開性の向上を図ることができる。この結果、乗員保護装置40の乗員保護性能の向上を図ることができる。
また、展開部61が、窓31,32の下縁31b,32bよりも下方へ延出する副展開部(第1・第2の副展開部)65,66を備えることで、副展開部65,66を窓下(ドアライニング)に当接させることができる。この結果、展開部61を支持する強さを増すことができる。
また、乗員保護装置40は、展開部61に、流体ガスで膨張させる主膨張部(第1・第2の主膨出部)71,76を備え、副展開部(第1・第2の副展開部)65,66に、流体ガスで膨張させる副展開部(第4・第5の副膨張部)82,84を備えたものとも言える。
エアバッグ袋体41の車室外への飛出しを防止するために、例えば、流体ガスを発生させるインフレータの容量の増加を最小限に止めることができるとすれば、乗員保護装置40の重量の増加やコストの高騰を抑えることができるので好ましいことである。
展開部61に、流体ガスで膨張させる主膨張部(第1・第2の主膨出部)71,76を備え、副展開部(第1・第2の副展開部)65,66に、流体ガスで膨張させる副膨張部(第4・第5の副膨張部)82,84を備えることで、一層、乗員28,29の保護性能を増すことができる。この時に、乗員28,29の着座位置には副膨張部65,66はないので、インフレータ42の容量の増加を最小限に止めることができる。この結果、乗員保護装置40の重量の増加やコストの高騰を抑えることができる。
さらに、乗員保護装置40は、副膨張部(第4・第5の副膨張部)82,84が、主膨張部(第1・第2の主膨出部)71,76に縮径部(第4・第5の縮径部)81,83を介して連通させたものであるとともに、副膨張部(第4・第5の副膨張部)82,84に、流体ガスによる膨張で破断させて副膨張部82,84の体積を増加させる破断部(第4・第5の破断部)88,89を備えるものとも言える。
副膨張部(第4・第5の副膨張部)82,84を、主膨張部(第1・第2の主膨出部)71,76に縮径部(第4・第5の縮径部)81,83を介して連通させるとともに、副膨張部(第4・第5の副膨張部)82,84に、流体ガスによる膨張で破断させて副膨張部82,84の体積を増加させる破断部(第4・第5の破断部)88,89を備えることで、主膨張部(第1・第2の主膨出部)71,76の膨出展開時から少しづつ副膨張部(第4・第5の副膨張部)82,84も膨張させておくことができる。この結果、主膨張部(第1・第2の主膨出部)71,76の内圧を急速に高めることができるとともに、主膨張部71,76の乗員保護のための所定圧力を比較的長い時間保持することができる。
乗員保護装置40は、破断部(第4・第5破断部)88,89が、所定の長さを持たせて形成したものであるとも言える。
破断部(第4・第5破断部)88,89が、所定の長さを持たせて形成することで、主膨張部(第1・第2の主膨出部)71,76の内圧が所定圧力を超えた時点から破断部(第4・第5破断部)88,89を徐々に破断させることができる。これにより、主膨張部(第1・第2の主膨出部)71,76の内圧保持時間を長く設定することができる。この結果、主膨張部(第1・第2の主膨出部)71,76で乗員28,29を包込むように受け止めることができ、乗員28,29にかかる衝撃を円滑に吸収することができる。
さらに、破断部(第4・第5破断部)88,89を徐々に破断させるようにしたので、
例えば、窓31,32の下のドアライニング(不図示)の傷付きの防止を図ることができる。
図6は本発明に係る乗員保護装置の作用を説明するグラフであり、横軸は時間、縦軸はエアバッグ袋体の圧力を示す(符号は図3参照)。
実線の圧力曲線Aは、実施例であるエアバッグ袋体41の主膨張部(第1の主膨張部)71の圧力曲線であり、乗員保護装置40では、時間t1〜t2を乗員保護に必要な圧力保持時間とするときに、主膨張部71の膨出展開時から少しづつ副膨張部73,75も膨張させておき、主膨張部71,76の内圧が所定圧力を超えた時点から所定の長さを持たせて形成した破断部85,86を破断させるようにしたので、乗員保護に必要な圧力保持時間の間所定圧力を保つことができる。この結果、乗員28,29にかかる衝撃を円滑に吸収することができる。
一点鎖線の圧力曲線Bは、比較例のエアバッグ袋体(不図示)の主膨張部の圧力曲線であって、例えば、主膨張部に副膨張部を破断部を介して接続して、破断部を一気に破断させることを想定した圧力曲線である。圧力曲線Bでは、急激に破断部を破断させるものなので、主膨張部の所定の乗員保護に必要な圧力保持時間の間の圧力の低下が大きいと考えられる。
また、破線の圧力曲線Cは、実施例のエアバッグ袋体41の副膨張部(第1の副膨張部)73の圧力曲線であり、主膨張部71の膨出展開とともに徐々に膨張させて、乗員28が当接後も破断部85を時間をかけて破断させることで、急激な圧力の増加を防ぐことができる。この結果、主膨張部71の急激な圧力低下を回避して、乗員保護に必要な圧力保持時間t1〜t2の間所定圧力P1を保つことができる。
図7は本発明に係る乗員保護装置のエアバッグ袋体を膨出展開させたときの位置関係を示す模式図であり、乗員保護装置40は、前・後取付部62,63を結ぶ線をテンションラインTと呼ぶときに、テンションラインTを、窓31,32の下縁31b,32bよりも下方に設けた。
すなわち、乗員保護装置40は、車体11(図1参照)の窓31,32の上縁31a,32aに沿って車両衝突時に窓の車室12内側を覆う展開部61を設けた乗員保護装置において、展開部61は、窓31,32を挟んで車体前後方向に複数の取付点(前・後取付部)62,63にて車体11側に取付けたものであり、取付点62,63の2点を結んだ線を展開部61を、車体前後方向に引張るテンションラインTと呼ぶときに、このテンションラインTを、窓31,32の下縁31b,32bよりも下方に設けたものと言える。
例えば、展開部の全域に渡ってほぼ均一の乗員保護性能を発揮させることができるとすれば、乗員保護装置の乗員保護性能の向上を図ることができるので好ましいことであり、乗員保護装置の軽量化やコストの低減を図ることができるとすれば、安価な車両にまで乗員保護装置(サイドカーテンエアバッグ)を搭載することができ、乗員保護装置(サイドカーテンエアバッグ)を普及させることができるのでさらに好ましいことである。
展開部61を、窓31,32を挟んで車体前後方向に複数の取付点(前・後取付部)62,63にて車体11側に取付け、取付点62,63のうち少なくとも2点を結んだ線を、展開部61を車体前後方向に引張るテンションラインTと呼ぶときに、このテンションラインTを、窓31,32の下縁31b,32bよりも下方に設けることで、展開部61の全域に渡ってほぼ均一の乗員保護性能を発揮させることができる。この結果、乗員保護装置40の乗員保護性能の向上を図ることができる。
また、上記構成を採用することで、乗員保護装置40の軽量化やコストの低減を図ることができる。この結果、安価な車両にまで乗員保護装置(サイドカーテンエアバッグ)40を搭載することができ、乗員保護装置(サイドカーテンエアバッグ)40を普及させることができる。
さらに、乗員保護装置40では、テンションラインTを、展開部61の下側61aに沿って位置させたもの、若しくは、テンションラインTを、展開部61の下側61aに略平行に沿わせたものと言える。
テンションラインTを、展開部61の下側61aに沿って位置させたもの、若しくは、テンションラインTを、展開部61の下側61aに略平行に沿わせることで、展開部61を最小にした状態で窓31,32領域を覆うことができる。この結果、展開部61の収納体積の低減を図ることができ、乗員保護装置40をコンパクトにすることができる。
図8(a),(b)は本発明に係る乗員保護装置の副膨張部の別実施例を示す断面図であり、副膨張部としての第1の副膨張部93を示す。
(a)において、第1の副膨張部93は、エアバッグ袋体91の窓31側を表面材96、エアバッグ袋体91の車室12側を裏面材97とするときに、裏面材97に破断部94,95を設けたものである。なお、一点鎖線で示す矢印c1はガス流体の流れである。
(b)において、エアバッグ袋体91の窓31側を表面材96、エアバッグ袋体91の車室12側を裏面材97とするときに、裏面材97に破断部94,95を設けることで、破断部94,95を破断させたときに、第1の副膨張部93の窓31側の膨出を回避することができる。なお、第1の副膨張部93は、乗員28(図1参照)の着座位置から外した位置に設けるものなので、車室12(図3参照)側に膨出させることは乗員28に干渉するものではない。
図9(a),(b)は本発明に係る第2実施形態の乗員保護装置の断面図である。
(a)において、図中、101は車体、102は車室、103はルーフレール、104はルーフライニング、105は窓、106は窓の下縁、107はドア、108はドアライニング、110は乗員保護装置、111はエアバッグ袋体、112はエアバッグ袋体111の主膨張部、113はエアバッグ袋体111の副膨張部、114主膨張部112と副膨張部113との連通部、であり、乗員保護装置110は、主膨張部112の車体高さ方向の長さを略窓105の下縁106までの長さに設定するとともに、主膨張部112と副膨張部113との連通部114で副膨張部113を主膨張部112の車室102側に折畳んで収納したものである。
すなわち、乗員保護装置110は、先に、主膨張部112を矢印g1の如く落下させ、その後、副膨張部113を矢印g2の如く膨出展開させるものである。この結果、(b)に示す状態になる。
(b)において、乗員保護装置110は、主膨張部112の車体高さ方向の長さを略窓105の下縁106までの長さに設定するとともに、主膨張部112と副膨張部113との連通部114で副膨張部113を主膨張部112の車室102側に折畳んで収納することで、例えば、ドア107部分が車室102側に突出する場合にも、エアバッグ袋体111(主膨張部112及び副膨張部113)の良好な展開性を確保することができる。さらに、副膨張部113のドアライニング108に対する当たりも緩和することができる。
図10は本発明に係る第2実施形態の乗員保護装置の収納形態を示す断面図であり、乗員保護装置110は、副膨張部113が、主膨張部112の車室102側に折畳んで収納したものであると言える。
副膨張部113を、主膨張部112の車室102側に折畳んで収納することで、副膨張部113の展開性の向上を図ることができる。
図11は本発明に係る第2実施形態の乗員保護装置の別収納形態を示す断面図であり、乗員保護装置110に使用した部品と同一部品は同一符号で示して詳細な説明は省略する。
図中、111はエアバッグ袋体、112はエアバッグ袋体111の主膨張部、113はエアバッグ袋体111の副膨張部、114は主膨張部112と副膨張部113との連通部であり、乗員保護装置120は、副膨張部113を、連通部114を頂点として主膨張部112の車室102側に折畳んで収納し、さらに、連通部114を頂点としてエアバッグ袋体111を巻込んで収納したものである。
乗員保護装置120では、連通部114を頂点としてエアバッグ袋体111を巻込んで収納することで、エアバッグ111に折り目が付きにくく、さらに、展開性を向上させることができる。
図12は本発明に係る乗員保護装置の別実施例のエアバッグ袋体の側面図であり、図5に示すエアバッグ袋体41の別実施例を示す。
エアバッグ袋体131、展開部132と、この展開部132から延出した第1・第2の副展開部133,134と、から構成するものである。すなわち、展開部132は、図5に示す展開部61と同様に、乗員の着座位置を除く箇所のみに、図5に示す窓31,32の下縁31b,32bよりも下方へ延出する副展開部(第1・第2の副展開部)133,134を備えるものである。
また、135はガス導入孔、136は主膨張部としての第1の主膨張部、141〜143はそれぞれ第1の主膨張部136の前室、中間室、後室、137は主膨張部としての第2の主膨張部、144,145はそれぞれ第2の主膨張部137の前室、後室、138は副膨張部としての第1の副膨張部、139は副膨張部としての第2の副膨張部、146,147はそれぞれ第2の副膨張部139の前室、後室を示す。
エアバッグ袋体131は、第1の副膨張部138を、展開部132及び第1の副展開部133に跨って形成し、第2の副膨張部139を、展開部132及び第2の副展開部134に跨って形成したものであるとともに、第1の主膨張部136に第1の副膨張部138を連続的に形成し、第2の主膨張部137に第2の副膨張部139を連続的に形成することで、例えば、図9に示すルーフライニング104及びドアライニング108の間を一体的に膨出展開できる第1・第2の副膨張部138,139でつなぐことができる。この結果、さらなる乗員保護性能の向上を図ることができる。
尚、本発明に係る乗員保護装置は、図3に示すように、展開部(主展開部)61に第1〜第3の副膨張部73,75,78を形成し、第1・第2の副展開部65,66に第4・第5の副膨張部82,84を形成したが、これに限るものではなく、展開部(主展開部)61に第1〜第3の副膨張部73,75,78を適宜省略したものであってもよい。
また、本発明に係る乗員保護装置は、図3に示すように、第1の主膨張部71に第1・第2の副膨張部73,75を設け、第2の主膨張部76に第3の副膨張部78を設けたが、これに限るものではなく、主膨張部に設ける副膨張部の個数は任意であり、主膨張部に設ける副膨張部の個数を限定するものではない。
本発明に係る乗員保護装置は、図3に示すように、展開部61に第1・第2の主膨張部71,76を設けたが、これに限るものではなく、必要に応じて主膨張部を増加・削減することを妨げるものではない。
本発明に係る乗員保護装置は、ワゴンやセダンなどの乗用車のサイドカーテンエアバッグに採用するのに好適である。
本発明に係る乗員保護装置を採用した車両の側面図である。 本発明に係る乗員保護装置を採用したエアバッグ展開前の車室の斜視図である。 本発明に係る乗員保護装置を採用したエアバッグ袋体の側面図である。 図3の4−4線断面図である。 本発明に係る乗員保護装置を採用したエアバッグ展開後の車室の斜視図である。 本発明に係る乗員保護装置の作用を説明するグラフである。 本発明に係る乗員保護装置のエアバッグ袋体を膨出展開させたときの位置関係を示す模式図である。 本発明に係る乗員保護装置の副膨張部の別実施例を示す断面図である。 本発明に係る第2実施形態の乗員保護装置の断面図である。 本発明に係る第2実施形態の乗員保護装置の収納形態を示す断面図である。 本発明に係る第2実施形態の乗員保護装置の別収納形態を示す断面図である。 本発明に係る乗員保護装置の別実施例のエアバッグ袋体である。 従来の基本構成を説明する図である。
符号の説明
10…車両、11…車体、31,32…窓、31a,32a…上縁、31b,32b…下縁、40…乗員保護装置、61…展開部、65,66…副展開部(第1・第2の副展開部)、71,76…主膨張部(第1・第2の主膨張部)、82,84…副膨張部(第4。第5の副膨張部)、88,89…破断部(第4・第5破断部)。

Claims (4)

  1. 車体(11)の窓(31,32)の上縁(31a,32a)に沿って車両衝突時に窓(31,32)の車室(12)内側を覆う展開部(61)を設けられ、前記展開部(61)に、前記(31,32)の下縁(31b,32b)よりも下方へ延出され、前記窓(31,32)の下縁(31b,32b)と平行に前後方向に伸びる矩形の副展開部(65,66)が付設された乗員保護装置であって、
    前記展開部(61)は、流体ガスで膨張させる主膨張部(71,76)と、前記副展開部(65,66)の上方に窓(31,32)の下縁(31b,32b)から上縁(31a,32a)に渡って膨張する展開部側副膨張部(73,75)と、を備え、
    前記副展開部(65,66)は、前席乗員(28)の着座位置前方で且つ前席乗員(28)の着座位置を除いた領域に展開する第1の副展開部(65)と、前席および後席乗員(28,29)の着座位置間で且つ前席および後席乗員(28,29)の着座位置を除いた領域に展開する第2の副展開部(66)と、からなることを特徴とする乗員保護装置。
  2. 第1及び第2の副展開部(65,66)は、それぞれ流体ガスで膨張させる副膨張部(82,84)を備え、前記副膨張部(82,84)は、前記主膨張部(71,76)にそれぞれ縮径部(81,85)を介して連通させるとともに、前記副膨張部(82,84)は、それぞれ前記流体ガスによる膨張で破断させて副膨張部(82,84)の体積を増加させる破断部(88,89)を備えることを特徴とする請求項記載の乗員保護装置。
  3. 前記破断部(88,89)は、所定の長さを持たせて形成したものであることを特徴とする請求項記載の乗員保護装置。
  4. 前記副膨張部(82,84)は、前記主膨張部の車室側に折畳んで収納したものであることを特徴とする請求項2又は請求項3記載の乗員保護装置。
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