JP5029575B2 - 頭部保護エアバッグ - Google Patents
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膨張用ガスを流入させて車内側壁部と車外側壁部とを離すように膨らむガス流入部と、車内側壁部と車外側壁部とを結合させた状態として膨張用ガスを流入させない非流入部と、を備え、
ガス流入部が、
ピラー部の前方側と後方側とにおいてそれぞれ乗員頭部を受け止め可能な前側保護部と後側保護部とを有した保護膨張部、及び、前側保護部と後側保護部との上方に配置されて、インフレーターからの膨張用ガスを、前側保護部と後側保護部とに供給可能なガス供給路部、を具備して、膨張用ガスの流入当初に膨らむ一次膨張部と、
絞られた開口の連通口を介在させて、前側保護部と連通され、前側保護部の圧力上昇時に前側保護部側の膨張用ガスを流入させて、前側保護部の圧力上昇を抑制可能な二次膨張部と、
を備えて構成される頭部保護エアバッグであって、
ピラー部の車内側の部位が、アンカーの配置エリアを含んだ上部側に、前側保護部の一部となって、アンカーを覆い可能なピラー用膨張部を配置させ、下部側におけるピラー用膨張部からエアバッグの下縁に至るまでの範囲に、二次膨張部の二次前側部を配置させて、構成され、
前側保護部が、ピラー用膨張部と、ピラー用膨張部の前方側の本体膨張部と、を備えて構成され、
二次膨張部が、二次前側部と、二次前側部の後方側に連なって配置される二次後側部と、を備えて構成されていることを特徴とする。
二次膨張部を、一つのチャンバとして、前側保護部と後側保護部との圧力上昇の抑制用に兼用することが望ましい。
ガス流入部の外周縁を囲う周縁部と、
二次前側部の前縁側と上縁側とに配置されて、周縁部におけるエアバッグの下縁側から上方に延び、さらに、上端から後方に延びて、二次前側部と前側保護部とを区画する境界区画部と、
を設けて構成し、
二次前側部の前側保護部との連通口を、境界区画部におけるエアバッグの下縁から離れた上部側を開口させて、配設することが望ましい。
ちなみに、実施形態の二次前側部56の長さ寸法LVとしては、二次前側部56が、センターピラー部CPにおけるアンカー11の直下からの下部CPD側を覆い可能に、設定されている。
11…アンカー、
40,40A,40B,40C,40D,40E,40F,40G,40H…エアバッグ、
40b…(エアバッグの)下縁、
41…ガス流入部、
41a…車内側壁部、
41b…車外側壁部、
42…一次膨張部、
44…ガス供給路部、
45…保護膨張部、
46…前側保護部、
47…本体膨張部、
49,49G,49H…ピラー用膨張部、
49a…(ピラー用膨張部の)前縁、
49b…(ピラー用膨張部の)後縁、
49c…(ピラー用膨張部の)下縁、
50…(ピラー用膨張部の上端側の)流入口、
51,51H…(ピラー用膨張部の前縁側の)流入口、
52…後側保護部、
55…二次膨張部、
56…二次前側部、
57,57B,57C,57D,57E,57F,57G,57H…(二次前側部の)連通口、
58…二次後側部、
59,59A…(二次後側部の)連通口、
61…非流入部、
62b…下縁、
71,71B,71C,71D…(二次前側部の)境界区画部、
72…縦区画部、
73…横区画部、
75,75A…(二次後側部の)境界区画部、
77,77G,77H…前側区画部、
O1…(前縁側の流入口の)開口寸法、
O2…(二次前側部の連通口の)開口寸法、
V…車両、
W1,W2…(窓)サイドウインド、
UE…(窓の)上縁側、
CP…(センター)ピラー部、
CPU…(センターピラー部の)上部、
CPD…(センターピラー部の)下部、
G…膨張用ガス、
C…乗員、
CH…(乗員の)頭部。
Claims (5)
- 車両におけるシートベルト装置のアンカーを設けた車両のピラー部の前後の窓の上縁側に、前記ピラー部の上方を跨いで、折り畳まれて収納され、膨張用ガスの流入時に、前記ピラー部とともに前記ピラー部の前後の窓の車内側を覆い可能に下方へ展開膨張する構成として、
膨張用ガスを流入させて車内側壁部と車外側壁部とを離すように膨らむガス流入部と、前記車内側壁部と前記車外側壁部とを結合させた状態として膨張用ガスを流入させない非流入部と、を備え、
前記ガス流入部が、
前記ピラー部の前方側と後方側とにおいてそれぞれ乗員頭部を受け止め可能な前側保護部と後側保護部とを有した保護膨張部、及び、前記前側保護部と前記後側保護部との上方に配置されて、インフレーターからの膨張用ガスを、前記前側保護部と前記後側保護部とに供給可能なガス供給路部、を具備して、膨張用ガスの流入当初に膨らむ一次膨張部と、
絞られた開口の連通口を介在させて、前記前側保護部と連通され、前記前側保護部の圧力上昇時に前記前側保護部側の膨張用ガスを流入させて、前記前側保護部の圧力上昇を抑制可能な二次膨張部と、
を備えて構成される頭部保護エアバッグであって、
前記ピラー部の車内側の部位が、前記アンカーの配置エリアを含んだ上部側に、前記前側保護部の一部となって、前記アンカーを覆い可能なピラー用膨張部を配置させ、下部側における前記ピラー用膨張部から前記エアバッグの下縁に至るまでの範囲に、前記二次膨張部の二次前側部を配置させて、構成され、
前記前側保護部が、前記ピラー用膨張部と、該ピラー用膨張部の前方側の本体膨張部と、を備えて構成され、
前記二次膨張部が、前記二次前側部と、前記二次前側部の後方側に連なって配置される二次後側部と、を備えて構成されていることを特徴とする頭部保護エアバッグ。 - 前記二次膨張部の前記二次後側部が、絞られた開口として前記後側保護部に連通する連通口を備え、該連通口を経て、前記後側保護部の圧力上昇時に前記後側保護部側の膨張用ガスを流入させ、前記後側保護部の圧力上昇を抑制可能に構成され、
前記二次膨張部が、一つのチャンバとして、前記前側保護部と前記後側保護部との圧力上昇の抑制用に兼用されていることを特徴とする請求項1に記載の頭部保護エアバッグ。 - 前記非流入部が、
前記ガス流入部の外周縁を囲う周縁部と、
前記二次前側部の前縁側と上縁側とに配置されて、前記周縁部における前記エアバッグの下縁側から上方に延び、さらに、上端から後方に延びて、前記二次前側部と前記前側保護部とを区画する境界区画部と、
を備えて構成され、
前記二次前側部の前記前側保護部との前記連通口が、前記境界区画部における前記エアバッグの下縁から離れた上部側を開口させて、配設されていることを特徴とする請求項1若しくは請求項2に記載の頭部保護エアバッグ。 - 前記境界区画部が、前記エアバッグの下縁側から上方に延びる縦区画部と、該縦区画部の上端から後方に延びる横区画部と、を備えて構成され、
前記二次前側部の前記前側保護部との前記連通口が、前記横区画部における前記ピラー用膨張部の後縁近傍を開口させて、配設されていることを特徴とする請求項3に記載の頭部保護エアバッグ。 - 前記非流入部が、前記前側保護部の前記本体膨張部と前記ピラー用膨張部とを区画する前側区画部を備え、
前記ピラー用膨張部が、
前記二次前側部の前記前側保護部との前記連通口を、下縁側に備えるとともに、前記ガス供給路部から膨張用ガスを流入可能な流入口を、上端側に備え、さらに、
開口寸法を前記二次前側部の前記連通口より大きくして、前記本体膨張部から膨張用ガスを流入可能に、前記前側区画部を開口させて形成した流入口を、前縁側に備えて、
配設されていることを特徴とする請求項3若しくは請求項4に記載の頭部保護エアバッグ。
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2008
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