JPH1148901A - 自動車用乗員保護装置 - Google Patents

自動車用乗員保護装置

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JPH1148901A
JPH1148901A JP9210984A JP21098497A JPH1148901A JP H1148901 A JPH1148901 A JP H1148901A JP 9210984 A JP9210984 A JP 9210984A JP 21098497 A JP21098497 A JP 21098497A JP H1148901 A JPH1148901 A JP H1148901A
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bag
cylindrical
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longitudinal direction
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Shuji Yamada
修司 山田
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/02Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/16Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
    • B60R21/23Inflatable members
    • B60R21/231Inflatable members characterised by their shape, construction or spatial configuration
    • B60R21/232Curtain-type airbags deploying mainly in a vertical direction from their top edge

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  • Air Bags (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 乗員の頭部の車室外方向への移動に対する抗
力を高めることにより、車体側部への所定の高荷重作用
時における乗員の頭部の保護性能を向上させる。 【解決手段】 車体側部への所定の高荷重作用時にカー
テン状に膨張するバッグ22の下縁側に、下方側へ湾曲
した主筒状膨張部70を設け、その上方側に第1副筒状
膨張部72乃至第4副筒状膨張部78を設けた。このた
め、インフレータ20からガスが供給されると、実質的
なテンションラインがTの位置に形成され、本来のテン
ションラインT’よりも下がる。従って、乗員の頭部の
車室外方向への移動に対する抗力を高めることができ、
乗員の頭部の保護性能を向上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ピラー部及びルー
フサイドレール部に沿って折り畳み状態で格納され、車
体側部への所定の高荷重作用時にガスが供給されること
により、前端固定点乃至後端固定点間においてカーテン
状に膨出されるバッグを備えた自動車用乗員保護装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、車体側部への所定の高荷重作用時
における乗員の頭部の保護性能を向上させるべく、折り
畳み状態で格納されているバッグを膨出させて乗員の頭
部と車体側部との間に介在させる自動車用乗員保護装置
の開発が盛んに行われている。この種の自動車用乗員保
護装置の開示例として「ドイツ特許公開公報DE430
7175A1号」、「ドイツ特許公報DE413499
5C1号」等があり、以下に前者の開示例について簡単
に説明する。
【0003】図7及び図8に概略的に示されるように、
自動車用乗員保護装置としてのエアバッグ装置150で
は、フロントピラー部152、ルーフサイドレール部1
54、及びセンタピラー部156に亘ってバッグ158
が折り畳み状態で格納されている。また、フロントピラ
ー部152及びセンタピラー部156には車体側部への
所定の高荷重作用時にバッグ158内へガスを噴出する
インフレータ160、162がそれぞれ配設されてい
る。
【0004】上述したバッグ158は、最上段に配置さ
れかつ逆U字形状に膨張する第1膨張部164と、この
第1膨張部164によって包囲される部分に略車両上下
方向に連接して配置される第2膨張部166、第3膨張
部168、第4膨張部170と、によって構成されてい
る。これらの第2膨張部166乃至第4膨張部170
は、略車両前後方向を長手方向とする円筒状に膨張する
ようになっている。なお、最下段に配置された第4膨張
部170は、サイドドア172のベルトライン174か
ら略車両上方側へ所定距離A(図7参照)だけ離間した
位置に配置されている。
【0005】上記構成によれば、車体側部への所定の高
荷重作用時になると、インフレータ160、162から
それぞれガスが噴出されて格納状態にあるバッグ158
内へ供給される。このため、第1膨張部164にあって
は逆U字形状に膨張し、又第2膨張部166乃至第4膨
張部170にあっては略車両前後方向を長手方向として
膨張される。その結果、膨張したバッグ158が、乗員
の頭部とサイドドア172との間に介在される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記構成によっても、
乗員の頭部に対する保護性能は確保されるものと思われ
るが、乗員の頭部に対する保護性能の更なる向上が求め
られている。そこで、上記公報に開示された構成を検討
すると、乗員の頭部の車室外方向への移動に対する抗力
の観点から、改良の余地があることが窺える。
【0007】すなわち、車体側部に所定の高荷重が作用
すると、乗員の頭部は車室外方向へ慣性移動し、第2膨
張部166乃至第4膨張部170の所定範囲に当接する
ことになる。
【0008】ここで、略車両前後方向を長手方向として
膨張する第2膨張部166乃至第4膨張部170を備え
たバッグ158を用いる場合、乗員の頭部の車室外方向
への移動に対する抗力を高めるには、バッグ158の特
に下縁側(即ち、第4膨張部170)に作用するテンシ
ョンラインT”を下げることが有効である。しかしなが
ら、上記公報に開示された構成においては、バッグ15
8の特に下縁側のテンションラインT”を下げる工夫が
未だ不充分といえる。よって、この点において、改良の
余地がある。
【0009】本発明は上記事実を考慮し、乗員の頭部の
車室外方向への移動に対する抗力を高めることにより、
車体側部への所定の高荷重作用時における乗員の頭部の
保護性能を向上させることができる自動車用乗員保護装
置を得ることが目的である。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、ピラー部及びルーフサイドレール部に沿って折り畳
み状態で格納され、車体側部への所定の高荷重作用時に
ガスが供給されることにより、前端固定点乃至後端固定
点間においてカーテン状に膨出されるバッグを備えた自
動車用乗員保護装置であって、略車両前後方向を長手方
向として筒状に膨張されると共に側面視での膨張形状が
略車両下方側へ向かって湾曲する凸湾曲形状とされた主
筒状膨張部を、バッグの下縁側に設定した、ことを特徴
としている。
【0011】請求項2記載の本発明に係る自動車用乗員
保護装置は、請求項1に記載の発明において、前記バッ
グにおける前記主筒状膨張部の上方側に、各々略車両前
後方向を長手方向として筒状に膨張されかつ略車両上下
方向に互いに平行に連接された複数の副筒状膨張部を設
け、さらに、当該主筒状膨張部へのガスの供給を当該副
筒状膨張部へのガスの供給よりも先行させた、ことを特
徴としている。
【0012】請求項3記載の本発明に係る自動車用乗員
保護装置は、請求項2に記載の発明において、前記複数
の副筒状膨張部における略車両前後方向に沿う所定の中
間部に、略車両上下方向に隣合う副筒状膨張部同士を相
互に連通させる連通部を設けた、ことを特徴としてい
る。
【0013】請求項4記載の本発明に係る自動車用乗員
保護装置は、請求項1に記載の発明において、前記バッ
グにおける前記主筒状膨張部の上方側に、各々略車両上
下方向を長手方向として筒状に膨張されかつ略車両前後
方向に互いに平行に連接された複数の副筒状膨張部を設
け、さらに、当該主筒状膨張部を介して当該副筒状膨張
部にガスが供給される、ことを特徴としている。
【0014】請求項1記載の本発明によれば、車体側部
に所定の高荷重が作用すると、ピラー部及びルーフサイ
ドレール部に沿って折り畳み状態で格納されていたバッ
グ内へガスが供給される。これにより、バッグは、前端
固定点乃至後端固定点間において車体側部の車室内側に
カーテン状に膨出される。その結果、乗員の頭部と車体
側部との間に膨張したバッグが介在され、当該膨張した
バッグによって乗員の頭部が保護される。
【0015】ここで、本発明では、バッグの下縁側に側
面視での膨張形状が略車両下方側へ向かって湾曲する凸
湾曲形状とされた主筒状膨張部を設定したので、バッグ
はその前端固定点及び後端固定点間で突っ張ると共に主
筒状膨張部の長手方向中間部が略車両下方側へ引っ張ら
れる。このため、バッグの実質的なテンションラインが
主筒状膨張部の凸湾曲形状に沿った位置に形成され、テ
ンションラインの位置が略車両下方側へ下がる。また、
主筒状膨張部の長手方向中間部の下縁側に略車両下方側
への引張力が作用し続けることから、テンションライン
が強固なものとなる。これらのことから、本発明によれ
ば、乗員の頭部の車室外方向への移動に対する抗力が高
められる。
【0016】請求項2記載の本発明によれば、バッグに
おける主筒状膨張部の上方側に、各々略車両前後方向を
長手方向として筒状に膨張されかつ略車両上下方向に互
いに平行に連接された複数の副筒状膨張部を設けたの
で、乗員の頭部の保護エリアが拡大される。
【0017】しかも、本発明によれば、主筒状膨張部へ
のガスの供給を副筒状膨張部へのガスの供給よりも先行
させたので、最初に主筒状膨張部が膨張していき、続い
て副筒状膨張部が膨張していくという膨張形態をとる。
換言すれば、主筒状膨張部が先行して凸湾曲形状に膨張
していくため、バッグは簾(すだれ)式に瞬時に膨張動
作を完了する。従って、バッグの膨張完了時間が短縮さ
れる。
【0018】請求項3記載の本発明によれば、複数の副
筒状膨張部における略車両前後方向に沿う所定の中間部
に、略車両上下方向に隣合う副筒状膨張部同士を相互に
連通させる連通部を設けたので、当該連通部を介してガ
スが相互に副筒状膨張部内へ流入される。このため、本
発明によれば、請求項2記載の発明よりも更にバッグの
膨張完了時間が短縮される。
【0019】請求項4記載の本発明によれば、バッグに
おける主筒状膨張部の上方側に、各々略車両上下方向を
長手方向として筒状に膨張されかつ略車両前後方向に互
いに平行に連接された複数の副筒状膨張部を設け、さら
に、当該主筒状膨張部を介して当該副筒状膨張部にガス
が供給される構成としたので、最初に主筒状膨張部が凸
湾曲形状に膨張し、続いて複数の副筒状膨張部が略車両
上下方向に沿って膨張することになる。このため、複数
の副筒状膨張部が、バッグの下縁側にて凸湾曲形状に膨
張した主筒状膨張部を支える支柱として機能する。従っ
て、本発明によれば、乗員の頭部の車室外方向への移動
に対する抗力がより一層高められる。
【0020】
【発明の実施の形態】
〔第1実施形態〕以下、図1〜図4を用いて、請求項1
乃至請求項3の一実施形態に係る本発明の第1実施形態
について説明する。
【0021】図2には自動車用乗員保護装置としてのエ
アバッグ装置10の格納状態が側面視で示されており、
又図1には当該エアバッグ装置10の作動状態が側面視
にて示されている。
【0022】これらの図に示されるように、本実施形態
に係るエアバッグ装置10は、前席に着座している乗員
の頭部の保護のみならず、後席に着座している乗員の頭
部の保護をも図るべく、フロントピラー部(Aピラー
部)12からルーフサイドレール部14を経由してリヤ
ピラー部(Cピラー部)16に至る範囲に亘って配設さ
れている。
【0023】このエアバッグ装置10は、車体側部への
所定の高荷重作用状態を検出するためのセンサ18と、
作動することによりガスを噴出する円柱形状のインフレ
ータ20と、所定の折り畳み方で長尺状に折り畳まれた
バッグ22と、このバッグ22を収納する長尺状のケー
ス24(図3参照)と、を主要構成要素として構成され
ている。以下、これらの要素についてこの順に簡単にし
た後に、本実施形態の要部について説明する。
【0024】センサ18は、センタピラー部26の下端
部付近に配設されており、車体側部に所定の高荷重が作
用した場合にこれを検出して図示しないセンタコントロ
ールユニットに出力するようになっている。なお、セン
サ18としては、加速度センサ等が適用可能である。
【0025】インフレータ20はフロントピラー部12
とインストルメントパネル28との接続部付近に配設さ
れており、図示しないセンタコントロールユニットと接
続されている。従って、センサ18によって車体側部へ
の所定の高荷重作用状態が検出されると、センタコント
ロールユニットからインフレータ20に作動電流が通電
されインフレータ20が作動するようになっている。な
お、インフレータ20としては、内部に封入されたガス
発生剤が燃焼することによりガスを発生するガス発生剤
封入タイプや、内部に設けられた隔壁を破断させること
により高圧ガスを噴出する高圧ガス封入タイプ等が適用
可能である。
【0026】図1に示されるように、バッグ22は側面
視で略扇形状を成しており、フロントピラー部12に沿
って配置される前縁部22A、ルーフサイドレール部1
4に沿って配置される上縁部22B、リヤピラー部16
に沿って配置される後縁部22C、及びバッグ22の最
下縁を構成する下縁部22Dがいずれも縫製又は接着に
より固着されることにより袋状に構成されている。な
お、バッグ22の前縁部22A、上縁部22B、及び後
縁部22Cには舌片状のバッグ固定片30(図3参照)
が所定の間隔で一体形成されている。また、バッグ22
の前縁下端部22Eと前述したインフレータ20とはチ
ューブ32によって連結されており、これによりインフ
レータ20から噴出されたガスがバッグ22内へ供給さ
れるようになっている。
【0027】図3に示されるように、ケース24は、長
尺状に折り畳まれたバッグ22を収納すべく矩形断面形
状の長尺部材として構成されている。また、ケース24
は樹脂材料から成り、車室内側の角部には所定のバッグ
膨張圧で破断する破断部34が形成されている。さら
に、このケース24にも前述したバッグ固定片30と同
一箇所に各々一対のケース固定片36が形成されてお
り、これらのケース固定片36間にバッグ固定片30が
挟持された状態で取付ボルト38及びウエルドナット4
0によって後述するピラーインナパネル48に固定され
ている。なお、上記ケース24は、必ずしも必須の部材
ではなく、折り畳み状態のバッグ22がその弾性復元力
で解けないような構成(例えば、バッグ22を部分的に
ラッピングする等)を付加すれば、省略可能である。
【0028】以上がエアバッグ装置10の主要構成要素
の概略構成であるが、各部(フロントピラー部12、ル
ーフサイドレール部14、リヤピラー部16)における
エアバッグ装置10の格納構造を示す意味で、代表して
フロントピラー部12におけるエアバッグ装置10の格
納構造について以下に補足しておく。なお、ルーフサイ
ドレール部14及びリヤピラー部16における格納構造
も、フロントピラー部12における格納構造と基本的に
は同様である。
【0029】フロントピラー部12は、車体側を構成す
るフロントピラー42と、フロントピラー42の車室内
側に配置され内装材を構成するピラーガーニッシュ44
と、によって構成されている。フロントピラー42は、
車室外側に配置されるピラーアウタパネル46と、車室
内側に配置されて前述したウエルドナット40が溶着さ
れたピラーインナパネル48と、両者に挟持されるピラ
ーリインフォース50と、によって閉断面構造に構成さ
れている。なお、フロントピラー42の後端フランジ部
には、オープニングウエザストリップ52が弾性的に嵌
着されている。
【0030】一方、ピラーガーニッシュ44は、所定硬
度の樹脂材によって構成されかつ凸湾曲形状に形成され
た基材54と、この基材54の表面(車室内側の面)を
覆う表皮56と、によって構成されている。さらに、ピ
ラーガーニッシュ44の基材54における前部側は厚肉
化されており(以下、この部分を「ベース部54A」と
称す)、又基材54における後部側は薄肉化されている
(以下、この部分を「バッグ収納部54B」と称す)。
従って、ベース部54Aの剛性は高く設定されているの
に対し、バッグ収納部54Bの剛性はベース部54Aよ
りも低く設定されている。そして、ベース部54Aとバ
ッグ収納部54Bとの接続部が、バッグ収納部54Bが
展開する際のヒンジ部58とされている。なお、バッグ
収納部54Bの端末部は、前述したオープニングウエザ
ストリップ52に弾性的に係止されている。
【0031】上述したピラーインナパネル48とピラー
ガーニッシュ44との間には所定の空間部60が形成さ
れており、この空間部60の後部側に前述した如くエア
バッグ装置10が格納されている。付言すると、空間部
60の前部側には、エアバッグ装置10が作動しないま
でも、車体側部に所定未満の荷重が作用して乗員の頭部
がピラーガーニッシュ44に当接した場合の保護性能を
確保すべく、図示しない樹脂製のエネルギー吸収部材が
配設されている。なお、このエネルギー吸収部材は、折
り畳み状態のバッグ22自体もエネルギー吸収部材とし
ての機能を果たすことから、必ずしも必須の部材ではな
く省略可能である。
【0032】次に、本実施形態の要部について説明す
る。図1に示されるように、上述したバッグ22には、
略車両前後方向を長手方向としかつ略車両上下方向に所
定の間隔で配置された複数段の第1非膨張部62乃至第
4非膨張部68が形成されている。これらの第1非膨張
部62乃至第4非膨張部68は、バッグ22の側面視で
の下縁形状(略車両下方側へ向かって所定の曲率半径で
湾曲する凸湾曲形状)に沿って同様の凸湾曲形状に形成
されている。なお、これらの第1非膨張部62乃至第4
非膨張部68は縫製により構成されている(図4参照)
が、接着剤を利用することによって構成してもよい。
【0033】これにより、本実施形態では、バッグ22
の下縁側に、略車両前後方向を長手方向として円筒状に
膨張されかつ略車両下方側へ向かって湾曲する凸湾曲形
状の主筒状膨張部70が形成されている。さらに、主筒
状膨張部70の上方側には、主筒状膨張部70と同様に
凸湾曲形状とされた第1副筒状膨張部72乃至第4副筒
状膨張部78が平行に形成されている。なお、これらの
第1副筒状膨張部72乃至第4副筒状膨張部78は、略
車両上下方向に互いに連接している。
【0034】また、上述した第1副筒状膨張部72乃至
第4副筒状膨張部78を隔成する第1非膨張部62乃至
第4非膨張部68における略車両前後方向に沿う所定位
置には、隣合う副筒状膨張部同士を相互に連通させる複
数の連通部80が形成されている。
【0035】次に、本実施形態の作用並びに効果を説明
する。車体側部に所定の高荷重が作用すると、この高荷
重作用状態がセンサ18によって検出されて図示しない
センタコントロールユニットに出力される。このため、
センタコントロールユニットからインフレータ20に作
動電流が通電され、インフレータ20が作動する。従っ
て、インフレータ20からガスが噴出され、当該ガスが
チューブ32を介して折り畳み状態のバッグ22の前縁
下端部22Eからバッグ22内へ供給される。これによ
り、バッグ22は、前端固定点(図1のP点)乃至後端
固定点(図1のQ点)間において、車体側部の車室内側
にカーテン状に膨出される。その結果、前席及び後席に
それぞれ着座している乗員の頭部と車体側部との間に膨
張したバッグ22が介在され、当該膨張したバッグ22
によって乗員の頭部が保護される。
【0036】なお、本実施形態のバッグ22の膨張過程
について補足すると、前述した如く、インフレータ20
からのガスは前縁下端部22Eからバッグ22内へ流入
されるため、当該前縁下端部22Eに最も近い位置にあ
る主筒状膨張部70が最初に膨張していき、続いて第1
副筒状膨張部72乃至第4副筒状膨張部78が順次膨張
していくという膨張形態をとる。また、第1非膨張部6
2乃至第4非膨張部68における略車両前後方向に沿う
所定位置には、隣合う副筒状膨張部同士を相互に連通さ
せる複数の連通部80が形成されていることから、主筒
状膨張部70内へ供給されたガスは複数の連通部80を
介して第1副筒状膨張部72、第2副筒状膨張部74、
第3副筒状膨張部76、第4副筒状膨張部78の順に分
流して供給されていく。このようにして、図1に示され
る如く、バッグ22が略扇形状に膨出される。
【0037】ここで、本実施形態では、バッグ22の下
縁側に側面視での膨張形状が略車両下方側へ向かって湾
曲する凸湾曲形状とされた主筒状膨張部70を設定した
ので、バッグ22はその前端固定点(図1のP点)及び
後端固定点(図1のQ点)間で突っ張りながら膨張され
ると共に主筒状膨張部70の長手方向中間部の下縁側が
略車両下方側(図1の矢印R方向)へ引っ張られる。こ
のため、本来なら前端固定点であるP点と後端固定点で
あるQ点とを結ぶ位置にテンションラインT’が形成さ
れるのであるが、本実施形態の場合には主筒状膨張部7
0の中心線上に実質的なテンションラインTが凸湾曲形
状に形成される。このため、テンションラインの位置が
略車両下方側へ下がる。また、主筒状膨張部70の長手
方向中間部の下縁側に略車両下方側への引張力が作用し
続けることから、テンションラインTは強固なものとな
る。これらのことから、本実施形態によれば、乗員の頭
部の車室外方向への移動に対する抗力を高めることがで
きる。その結果、本実施形態によれば、車体側部への所
定の高荷重作用時における乗員の頭部の保護性能を向上
させることができる。
【0038】また、本実施形態によれば、バッグ22に
おける主筒状膨張部70の上方側に、各々略車両前後方
向を長手方向として筒状に膨張されかつ略車両上下方向
に互いに平行に連接された第1副筒状膨張部72乃至第
4副筒状膨張部78を設けたので、乗員の頭部の保護エ
リアを拡大することができる。
【0039】さらに、本実施形態では、前述した如く、
主筒状膨張部70へのガスの供給を第1副筒状膨張部7
2乃至第4副筒状膨張部78へのガスの供給よりも先行
させたので、最初に主筒状膨張部70が膨張していき、
続いて第1副筒状膨張部72乃至第4副筒状膨張部78
が順次膨張していくという膨張形態をとる。換言すれ
ば、主筒状膨張部70が先行して凸湾曲形状に膨張して
いくため、バッグ22は簾(すだれ)式に瞬時に膨張動
作を完了する。従って、本実施形態によれば、バッグ2
2の膨張完了時間を短縮させることができる。
【0040】加えて、本実施形態によれば、第1副筒状
膨張部72乃至第4副筒状膨張部78を隔成する第1非
膨張部62乃至第4非膨張部68における略車両前後方
向に沿う所定位置に、略車両上下方向に隣合う副筒状膨
張部同士を相互に連通させる複数の連通部80を設けた
ので、当該連通部80を介してガスが相互に副筒状膨張
部内へ流入される。従って、この観点からも、バッグ2
2の膨張完了時間を短縮させることができる。
【0041】なお、上述した乗員の頭部の保護エリアが
拡大される点、並びに、バッグ22の膨張完了時間が短
縮される点は、いずれも、車体側部への所定の高荷重作
用時における乗員の頭部の保護性能の向上に寄与するも
のである。 〔第2実施形態〕次に、図5を用いて、請求項1乃至請
求項3記載の本発明の一実施形態に係る第2実施形態に
ついて説明する。なお、前述した実施形態と同一の構成
部分については、同一の番号を付してその説明を省略す
る。
【0042】前述した第1実施形態で説明したエアバッ
グ装置10は前後席両用のものであったが、本実施形態
では前席専用のエアバッグ装置90である点に特徴があ
る。従って、バッグ92の後端固定点Q’は、ルーフサ
イドレール部14とリヤピラー部16との境目付近に設
定されている。なお、バッグ92の構造は、前述した第
1実施形態と同様である。
【0043】上記構成によれば、前席専用のエアバッグ
装置90であることから、見かけ上のテンションライン
S’が形成される位置及び実質的なテンションラインS
が形成される位置のみが前述した第1実施形態と異なる
が、作用並びに効果については前述した第1実施形態と
同様のものが得られる。 〔第3実施形態〕次に、図6を用いて、請求項4記載の
本発明の一実施形態に係る第3実施形態について説明す
る。なお、前述した実施形態と同一の構成部分について
は、同一の番号を付してその説明を省略する。
【0044】図6に示されるように、本実施形態に係る
エアバッグ装置100では、バッグ101に側面視で略
逆T字形に形成された複数の非膨張部102が略車両前
後方向に沿って所定の間隔で形成されている。これによ
り、バッグ101の下縁側には、略車両前後方向を長手
方向として円筒状に膨張されかつ略車両下方側へ向かっ
て湾曲する凸湾曲形状の主筒状膨張部104が形成され
ている。さらに、この主筒状膨張部104の上方側に
は、略車両上下方向を長手方向として円筒状に膨張され
かつ略車両前後方向に互いに平行に連接された複数の副
筒状膨張部106が形成されている。これらの副筒状膨
張部106は、隣合う非膨張部102及びバッグ101
の上縁部101Aによって隔成されており、下端部のみ
が主筒状膨張部104と連通されている。なお、各非膨
張部102は略逆T字形に形成されていることから、各
副筒状膨張部106と主筒状膨張部104との連通部1
08の連通面積は比較的小さくなっている。
【0045】上記構成によれば、車体側部への所定の高
荷重作用時になると、インフレータ20から噴出された
ガスは、まず主筒状膨張部104内へ供給され、続いて
連通部108を介して複数の副筒状膨張部106内へ供
給される。このため、最初に主筒状膨張部104が凸湾
曲形状に膨張し、続いて複数の副筒状膨張部106が略
車両上下方向に沿って膨張することになる。
【0046】このことから、複数の副筒状膨張部106
が、バッグ101の下縁側にて凸湾曲形状に膨張した主
筒状膨張部104を支える支柱として機能する。つま
り、複数の副筒状膨張部106内へガスが供給された後
は、副筒状膨張部106内のガス圧が主筒状膨張部10
4を押し下げる方向へ作用する。従って、本実施形態に
よれば、車体側部への所定の高荷重作用時における乗員
の頭部の車室外方向への移動に対する抗力をより一層高
めることができる。その結果、 乗員の頭部の保護性能
をより一層向上させることができる。
【0047】なお、上述した第1実施形態及び第2実施
形態では、連通部108を設けたが、請求項1及び請求
項2に記載の発明との関係においては、連通部108を
設けなくてもよい。
【0048】また、上述した第1実施形態及び第2実施
形態では、インフレータ20をフロントピラー部12と
インストルメントパネル28との接続部付近に配設した
が、これに限らず、リヤピラー部16に配設してもよ
い。この場合、リヤピラー部16側はフロントピラー部
12側よりもスペースがあることから、インフレータ2
0の配置方向の自由度も高い。よって、バッグ22の主
筒状膨張部70が最も効果的かつ優先的に膨張されるよ
うにインフレータ20のガス噴出方向を調整した上でイ
ンフレータ20を配置することができるというメリット
がある。さらに、インフレータ20をフロントピラー部
12側とリヤピラー部16側の双方に配設するようにし
てもよい。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載の本
発明に係る自動車用乗員保護装置は、略車両前後方向を
長手方向として筒状に膨張されると共に側面視での膨張
形状が略車両下方側へ向かって湾曲する凸湾曲形状とさ
れた主筒状膨張部を、バッグの下縁側に設定したので、
乗員の頭部の車室外方向への移動に対する抗力を高める
ことができ、その結果、車体側部への所定の高荷重作用
時における乗員の頭部の保護性能を向上させることがで
きるという優れた効果を有する。
【0050】請求項2に記載の本発明に係る自動車用乗
員保護装置は、請求項1に記載の発明において、バッグ
における主筒状膨張部の上方側に、各々略車両前後方向
を長手方向として筒状に膨張されかつ略車両上下方向に
互いに平行に連接された複数の副筒状膨張部を設け、さ
らに、当該主筒状膨張部へのガスの供給を当該副筒状膨
張部へのガスの供給よりも先行させたので、乗員の頭部
の保護エリアの拡大並びにバッグの膨張完了時間の短縮
を図ることができ、その結果、請求項1に記載の発明よ
りも、乗員の頭部の保護性能を向上させることができる
という優れた効果を有する。
【0051】請求項3記載の本発明に係る自動車用乗員
保護装置は、請求項2に記載の発明において、複数の副
筒状膨張部における略車両前後方向に沿う所定の中間部
に、略車両上下方向に隣合う副筒状膨張部同士を相互に
連通させる連通部を設けたので、バッグの膨張完了時間
の更なる短縮化を図ることができ、その結果、請求項2
に記載の発明よりも、乗員の頭部の保護性能を向上させ
ることができるという優れた効果を有する。
【0052】請求項4記載の本発明に係る自動車用乗員
保護装置は、請求項1に記載の発明において、バッグに
おける主筒状膨張部の上方側に、各々略車両上下方向を
長手方向として筒状に膨張されかつ略車両前後方向に互
いに平行に連接された複数の副筒状膨張部を設け、さら
に、当該主筒状膨張部を介して当該副筒状膨張部にガス
が供給される構成としたので、複数の副筒状膨張部を主
筒状膨張部を支える支柱として機能させることができ、
その結果、請求項1に記載の発明よりも、乗員の頭部の
保護性能を向上させることができるという優れた効果を
有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係るエアバッグ装置の作動状態
を示す車室内側から見た側面図である。
【図2】図1に示されるエアバッグ装置の格納状態を示
す車室内側から見た側面図である。
【図3】エアバッグ装置におけるフロントピラー部での
格納構造を拡大して示す拡大断面図である。
【図4】図1に示される作動状態におけるバッグの縦断
面構造を示す図1の4−4線に沿う縦断面図である。
【図5】第2実施形態に係るエアバッグ装置の作動状態
を示す車室内側から見た側面図である。
【図6】第3実施形態に係るエアバッグ装置の作動状態
を示す車室内側から見た側面図である。
【図7】従来例に係るエアバッグ装置の作動状態を示す
車室内側から見た側面図である。
【図8】図7に示されるエアバッグ装置の縦断面図構造
を示す図7の8−8線に沿う縦断面図である。
【符号の説明】
10 エアバッグ装置(自動車用乗員保護装置) 12 フロントピラー部(ピラー部) 14 ルーフサイドレール部 16 リヤピラー部(ピラー部) 22 バッグ 70 主筒状膨張部 72 第1副筒状膨張部 74 第1副筒状膨張部 76 第1副筒状膨張部 78 第1副筒状膨張部 80 連通部 90 エアバッグ装置(自動車用乗員保護装置) 92 バッグ 100 エアバッグ装置(自動車用乗員保護装置) 101 バッグ 104 主筒状膨張部 106 副筒状膨張部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピラー部及びルーフサイドレール部に沿
    って折り畳み状態で格納され、車体側部への所定の高荷
    重作用時にガスが供給されることにより、前端固定点乃
    至後端固定点間においてカーテン状に膨出されるバッグ
    を備えた自動車用乗員保護装置であって、 略車両前後方向を長手方向として筒状に膨張されると共
    に側面視での膨張形状が略車両下方側へ向かって湾曲す
    る凸湾曲形状とされた主筒状膨張部を、バッグの下縁側
    に設定した、 ことを特徴とする自動車用乗員保護装置。
  2. 【請求項2】 前記バッグにおける前記主筒状膨張部の
    上方側に、各々略車両前後方向を長手方向として筒状に
    膨張されかつ略車両上下方向に互いに平行に連接された
    複数の副筒状膨張部を設け、 さらに、当該主筒状膨張部へのガスの供給を当該副筒状
    膨張部へのガスの供給よりも先行させた、 ことを特徴とする請求項1に記載の自動車用乗員保護装
    置。
  3. 【請求項3】 前記複数の副筒状膨張部における略車両
    前後方向に沿う所定の中間部に、略車両上下方向に隣合
    う副筒状膨張部同士を相互に連通させる連通部を設け
    た、 ことを特徴とする請求項2に記載の自動車用乗員保護装
    置。
  4. 【請求項4】 前記バッグにおける前記主筒状膨張部の
    上方側に、各々略車両上下方向を長手方向として筒状に
    膨張されかつ略車両前後方向に互いに平行に連接された
    複数の副筒状膨張部を設け、 さらに、当該主筒状膨張部を介して当該副筒状膨張部に
    ガスが供給される、 ことを特徴とする請求項1に記載の自動車用乗員保護装
    置。
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