JP4539765B2 - トロイダル式無段変速機 - Google Patents

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Description

本発明は、無段変速機に関し、特に、入力ディスクと出力ディスクとの間に配置されたパワーローラの移動により変速比の変更が行われる、いわゆるトロイダル式の無段変速機に関するものである。
一般的に、トロイダル式無段変速機は、トロイダル面を有する入力ディスクと出力ディスクとの間に、外周面をトロイダル面に対応する曲面としたパワーローラを配設して、作動油の油圧によりパワーローラを挟み込み、これら入力ディスク、出力ディスクおよびパワーローラとの間に形成されるトラクションオイルの油膜のせん断力を利用してトルクを伝達するものである。そして、このパワーローラは、トラニオンにより回転自在に支持され、作動油の油圧によりトラニオンを揺動軸に沿った方向に揺動させている。このとき、作動油は、エンジンにより駆動されるオイルポンプにより供給されている。
従って、トラニオンに支持されるパワーローラがこのトラニオンと共に入力ディスクおよび出力ディスクに対する中立位置から変速位置に移動することで、パワーローラとディスクとの間に接線力が作用しサイドスリップが発生し、このパワーローラが入力ディスクおよび出力ディスクに対して揺動軸を中心として揺動、すなわち、傾転し、この結果、入力ディスクと出力ディスクとの回転数比である変速比が変更される。
ところで、作動油を供給するオイルポンプは、エンジンにより同期して作動している。このため、エンジンが駆動している間は、オイルポンプから作動油が供給されているため、入力ディスクと出力ディスクとの間にパワーローラを挟み込むと共に、トラニオンを揺動させて変速制御を行うことが可能である。しかしながら、エンジンの停止直後は、オイルポンプからの作動油の供給が停止されるため、作動油の油圧が徐々に低下すると共に、エンジン停止により変速制御も実行されない。つまり、エンジンの停止直後は、作動油の油圧が下がりきっていないため、パワーローラを介して入力ディスクと出力ディスクとの間の動力伝達が可能となっている。しかし、作動油の油圧低下により、変速制御に十分な油圧が得られないため、トラニオンがパワーローラを中立位置に保持することができず、変速位置へズレてしまう虞がある。これにより、エンジンの停止直後に、例えば、被牽引や惰性走行等により、車両が動いてしまうと、変速比が変更されてしまう。このとき、変速比が、例えばアップシフトしてしまうと、車両の発進時において、十分なトルクを得ることができず、車両の発進性能が低下してしまう虞がある。
このため、従来のトロイダル式の無段変速機として、オイルポンプ(原動機駆動ポンプ)の他に、車両の走行により作動油を供給可能な出力回転駆動ポンプを備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。このトロイダル式無段変速機は、エンジンが停止した状態において、車両を走行させることにより、出力回転駆動ポンプを駆動させて、作動油を供給することにより、入力ディスクと出力ディスクとの間にパワーローラを挟み込むと共に、トラニオンを揺動させて変速制御を行うことが可能となる。
特開2004−52861号公報
しかしながら、従来のトロイダル式の無段変速機では、オイルポンプの他に、通常の走行中において特段使用しない出力回転駆動ポンプを別途配設しているため、大幅なコストアップとなってしまう。また、エンジン停止中において、車両が走行する場合、入力ディスクと出力ディスクとの間にパワーローラを挟み込んだ状態で、トラニオンを揺動させて変速制御を行う必要があるため、電子制御により変速制御を行うことにより、バッテリーを消耗してしまう。
そこで、本発明は、オイルポンプの駆動停止等により作動油の油圧が低下した状態で、車両が走行しても、変速比を維持することが可能なトロイダル式無段変速機を提供することを課題とする。
本発明のトロイダル式無段変速機は、駆動力が入力される入力ディスクと、入力ディスクと同軸上に設けられ、駆動力が出力される出力ディスクと、入力ディスクと出力ディスクとの間に設けられた複数のパワーローラと、各パワーローラを回転自在に支持可能な複数のトラニオンと、エンジンの駆動に同期して作動するオイルポンプと、各パワーローラを介して入力ディスクから出力ディスクへの動力伝達を行うべく、入力ディスクと出力ディスクとを相対的に接近移動させるための押圧油圧機構と、各パワーローラを中立位置と変速位置との間で移動させるべく、各トラニオンを進退移動させるための変速油圧機構と、押圧油圧機構および変速油圧機構を、オイルポンプから供給される作動油の油圧により制御する油圧制御装置と、を備え、油圧制御装置は、オイルポンプの作動停止時において、押圧油圧機構の油圧源となる押圧油圧ライン内の油圧が、入力ディスクと出力ディスクとの間の動力伝達を遮断する油圧となるまで、変速油圧機構の油圧源となる変速油圧ライン内の油圧を、変速油圧機構による変速制御が可能な油圧とする油圧調整手段を有することを特徴とする。
この場合、油圧調整手段は、変速油圧ラインを閉鎖可能な閉鎖手段を有していることが、好ましい。
また、この場合、押圧油圧ラインは、その流入口がオイルポンプに接続されると共に、変速油圧ラインは、その流入口がオイルポンプおよび押圧油圧ラインのいずれか一方に接続されており、閉鎖手段は、変速油圧ラインの流入口を閉じる流入側閉じ手段を有していることが、好ましい。
また、この場合、流入側閉じ手段は、変速油圧ラインへの流入を許容すると共に、変速油圧ラインからの流出を規制する逆止弁であることが、好ましい。
これらの場合、油圧調整手段は、閉鎖された変速油圧ラインに油圧を供給可能な油圧供給手段をさらに有していることが、好ましい。
この場合、油圧供給手段は、変速油圧ラインに接続された蓄圧器と、変速油圧ラインと蓄圧器との間に介設された油圧開閉弁と、を備えたことが、好ましい。
また、この場合、油圧開閉弁は、オイルポンプの作動停止時において開弁することが、好ましい。
これらの場合、油圧制御装置は、変速油圧ラインの閉鎖後に、変速油圧機構による変速制御を行うことが、好ましい。
この場合、入力ディスク側の入力軸の回転の有無を検出する入力軸回転検出手段と、出力ディスク側の出力軸の回転の有無を検出する出力軸回転検出手段と、をさらに備え、少なくとも入力軸および出力軸のいずれか一方が無回転である場合、油圧制御装置は、変速制御を停止することが、好ましい。
この場合、油圧調整手段は、押圧油圧ラインを開放可能な開放手段を有していることが、好ましい。
また、この場合、押圧油圧ラインは、その流入口がオイルポンプに接続されており、開放手段は、押圧油圧ラインの流出口を開閉可能な流出口開閉弁であることが、好ましい。
また、この場合、流出口開閉弁は、オイルポンプの作動停止時において開弁することが、好ましい。
また、この場合、流出口開閉弁は、エンジンのアイドリングストップ時において閉弁することが、好ましい。
本発明に係るトロイダル式無段変速機は、押圧油圧ラインの油圧が、入力ディスクから出力ディスクへの動力伝達が遮断される油圧となるまで、変速油圧ラインの油圧を、各パワーローラを中立位置に保持可能な油圧とすることができる。このため、入力ディスクから出力ディスクへの動力伝達が可能であったとしても、各パワーローラは変速位置に移動することができないため、各パワーローラの変速比が変更されることはない。また、入力ディスクから出力ディスクへの動力伝達の遮断後、各パワーローラは、入力ディスクおよび出力ディスクに転接することはないため、変速比が変更されることはない。これにより、エンジン停止後に、車両の駆動輪が回転したとしても、変速比を維持することができるという効果を奏する。
以下、添付した図面を参照して、本発明に係るトロイダル式無段変速機について説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施例における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、或いは実質的に同一のものが含まれる。
ここで、図1は、実施例1に係るトロイダル式無段変速機の概略断面図であり、図2は、実施例1に係るトロイダル式無段変速機の一対のパワーローラ周りの概略断面図である。また、図3は、油圧制御装置に係る油圧回路を概略的に示した概略構成図であり、図4は、エンジン停止後の変速制御に係る一連のフローチャートである。さらに、図5は、エンジン停止前後の変速制御に関する時系列を表した説明図である。
先ず、図1に示すように、車両1は、駆動源となるエンジン5と、エンジン5に連結されたトルクコンバータ6と、トルクコンバータ6に連結された前後進切換機構7と、前後進切換機構7に連結されたトロイダル式無段変速機8とを備えている。また、トロイダル式無段変速機8には減速装置9が連結されると共に、減速装置9には差動装置10が連結され、さらに、差動装置10には駆動輪11が連結されている。
エンジン5は、例えば、ガソリンエンジンやディーゼルエンジン等が用いられており、円筒形状に形成されるシリンダの中心軸方向にピストンが往復運動し、ピストンの往復運動を回転運動に変換するクランクシャフト15から駆動力を出力する。なお、上記の構成に限らず、モータなどの電動機を用いてもよく、また、エンジン及び電動機を併用してもよい。
トルクコンバータ6は、流体クラッチの一種であり、エンジン5から出力された駆動力を、作動油を介して前後進切換機構7に伝えるものである。また、トルクコンバータ6は、例えば、ロックアップ機構を有するものがあり、エンジン5からの出力トルクを増加させて、あるいはそのままの出力トルクで、前後進切換機構7に伝達する。
トロイダル式無段変速機8は、前後進切換機構7から入力される駆動力の回転速度を、車両の運転状態に応じて所望の回転速度に変更して出力する。なお、トロイダル式無段変速機8の詳細な説明は後述する。
減速装置9は、トロイダル式無段変速機8から入力された駆動力の回転速度を減速して差動装置10に駆動力を伝達し、差動装置10は、車両1が旋回する際に生じる旋回の中心側、つまり内側の駆動輪11と、外側の駆動輪11との速度差を吸収する。
従って、車両1において、エンジン5が駆動すると、エンジン5から出力された駆動力は、クランクシャフト15を介してトルクコンバータ6に伝達される。そして、トルクコンバータ6によって出力トルクが増幅された駆動力は、前後進切換機構7に伝達され、前後進切換機構7によって所望の回転方向に変更される。所望の回転方向となった駆動力は、トロイダル式無段変速機8に入力され、入力された駆動力は、トロイダル式無段変速機8の所定の変速比に応じて、回転速度が変更される。トロイダル式無段変速機8によって、回転速度が変更された駆動力は、減速装置9に入力され、入力された駆動力は、減速装置9によって減速された後、差動装置10に出力される。そして、差動装置10は、入力された駆動力を駆動輪11に伝達することにより、駆動輪11が回転し、これにより、車両1が走行する。
次に、トロイダル式無段変速機8について説明する。トロイダル式無段変速機8は、車両に搭載されたエンジン5からの駆動力(出力回転数や出力トルク)を、車両1の走行状態に応じて、適切な駆動力に変換して駆動輪11に伝達するものであり、変速比を無段階(連続的)に制御することができる、いわゆるCVTである。
図1および図2に示すように、トロイダル式無段変速機8は、入力軸28を介して駆動力が入力される一対の入力ディスク20a,20bと、一対の入力ディスク20a,20bの間に配設されると共に、各入力ディスク20a,20bに対向するように配設された一対の出力ディスク21a,21bと、各入力ディスク20a,20bと各出力ディスク21a,21bとの間にそれぞれ設けられた対となる2組のパワーローラ22と、を備えており、各パワーローラ22は、各トラニオン23に回転自在に支持されている。また、トロイダル式無段変速機8は、各入力ディスク20a,20bと各出力ディスク21a,21bとを接近させて各パワーローラ22を挟持させるディスク押圧機構24(押圧油圧機構)と、各トラニオン23を揺動軸61a,61b(図2参照)に沿って移動させて各パワーローラ22を中立位置と変速位置との間で移動させる油圧サーボ機構25(変速油圧機構)と、を備えており、ディスク押圧機構24および油圧サーボ機構25は、油圧制御装置26により制御されている。
従って、トロイダル式無段変速機8は、ディスク押圧機構24により各入力ディスク20a,20bと各出力ディスク21a,21bとの間に各パワーローラ22を挟み込み、この状態で、油圧サーボ機構25により各トラニオン23を揺動軸61a,61bに沿って移動させる。これにより、各パワーローラ22が中立位置から変速位置に移動することで、各パワーローラ22が傾転し、入力ディスク20a,20bと出力ディスク21a,21bとの回転数比である変速比が変更される。
一対の入力ディスク20a,20bは、トロイダル式無段変速機8の入力軸28に連結されたバリエータ軸30に軸支されており、軸線X1を中心にバリエータ軸30と一体となって回転する。そして、一対の入力ディスク20a,20bは、バリエータ軸30に対して、フロント側(エンジン5側)にフロント側入力ディスク20aが設けられ、フロント側入力ディスク20aに対して所定の間隔をあけてリア側(駆動輪11側)にリア側入力ディスク20bが設けられる。
各入力ディスク20a,20bは、バリエータ軸30の径方向外側に突出する円板形状に形成され、その軸心には、バリエータ軸30が挿通される開口が形成されている。そして、各入力ディスク20a,20bの各出力ディスク21a,21bと対向する面には、各パワーローラ22にそれぞれ接触するトロイダル面33aが形成されている。
フロント側入力ディスク20aは、ボールスプライン35を介してバリエータ軸30に支持されている。このため、フロント側入力ディスク20aは、バリエータ軸30に対して周方向への変位が規制される一方、バリエータ軸30に対して軸方向への変位が許容される。一方、リア側入力ディスク20bは、スプライン36を介してバリエータ軸30に支持されていると共に、バリエータ軸30のリア側端部に設けられたスナップリング37により軸方向への移動が規制されている。このため、リア側入力ディスク20bは、バリエータ軸30に対して周方向への変位が規制される一方、バリエータ軸30に対して軸方向リア側への変位が規制され、軸方向フロント側への変位が許容される。なお、詳細は後述するが、フロント側入力ディスク20aは、ディスク押圧機構24によりバリエータ軸30に対して軸方向リア側に押圧され、リア側入力ディスク20bは、ディスク押圧機構24によりバリエータ軸30に対して軸方向フロント側に押圧される。
一対の出力ディスク21a,21bは、バリエータ軸30に対し回転自在に軸支されており、軸線X1を中心に回転する。そして、一対の出力ディスク21a,21bは、一対の入力ディスク20a,20bの間に配設されており、バリエータ軸30に対して、フロント側にフロント側出力ディスク21aが設けられ、フロント側出力ディスク21aに対して所定の間隔をあけてリア側にリア側出力ディスク21bが設けられる。
各出力ディスク21a,21bも、各入力ディスク20a,20bと同様に、バリエータ軸30の径方向外側に突出する円板形状に形成され、その軸心には、バリエータ軸30が遊挿される開口が形成されている。そして、各出力ディスク21a,21bの各入力ディスク20a,20bと対向する面には、各パワーローラ22にそれぞれ接触するトロイダル面33bが形成されている。
フロント側出力ディスク21aおよびリア側出力ディスク21bは、ベアリングを介してバリエータ軸30に支持されている。一対の出力ディスク21a,21bの間には、出力ギア40が連結されており、この出力ギア40は、一対の出力ディスク21a,21bと一体となって回転する。また、出力ギア40には、カウンターギア41が噛み合わされており、このカウンターギア41に出力軸42が連結されている。従って、各出力ディスク21a,21bが回転することにより出力ギア40が回転し、出力ギア40からカウンターギア41に回転を伝達することで、出力軸42が回転する。そして、この出力軸42は、減速装置9、差動装置10等を介して駆動輪11に接続されている。
ここで、入力軸28周りには、各出力ディスク21a,21bに対し各入力ディスク20a,20bを接近させるディスク押圧機構24が配設されている。つまり、ディスク押圧機構24は、各入力ディスク20a,20bと各出力ディスク21a,21bとの間に一対のパワーローラ22を挟み込んで、挟圧力を作用させるものである。このディスク押圧機構24は、挟圧力発生油圧室45と、挟圧押圧力ピストン46とを有している。
挟圧力発生油圧室45は、フロント側入力ディスク20a側に設けられており、入力軸28とフロント側入力ディスク20aとの間に配置される。なお、詳細は後述するが、挟圧力発生油圧室45には、油圧制御装置26のディスク押圧油圧系83から作動油が供給される(図3参照)。
挟圧押圧力ピストン46は、円板状に形成され、その中心が軸線X1とほぼ一致するようにバリエータ軸30のフロント側の一端部に設けられる。具体的に、バリエータ軸30のフロント側端部には、フランジ部47が形成され、このフランジ部47に挟圧押圧力ピストン46のフロント側端面の中央部を当接させると共に、挟圧押圧力ピストン46のフロント側端面の外周部には、入力軸28が連結されている。つまり、バリエータ軸30のフランジ部47は、入力軸28と挟圧押圧力ピストン46との間に配設されている。そして、挟圧押圧力ピストン46は、X1軸方向に対して、バリエータ軸30のフランジ部47とフロント側入力ディスク20aとの間に所定の間隔をあけて配置される。これにより、この挟圧押圧力ピストン46とフロント側入力ディスク20aとの間には、上述の挟圧力発生油圧室45が形成される。
また、挟圧押圧力ピストン46は、このバリエータ軸30と共に軸線X1を中心として回転可能に設けられると共に、軸線X1に沿った方向に移動可能に設けられる。これにより、リア側入力ディスク20b、バリエータ軸30および挟圧押圧力ピストン46は、入力軸28と一体となって軸線X1を中心に回転可能に構成され、軸線X1に沿った方向に移動可能に構成される。また、フロント側入力ディスク20aは、リア側入力ディスク20b、バリエータ軸30および挟圧押圧力ピストン46と共に一体となって軸線X1を中心として回転可能である一方で、ボールスプライン35によって、このリア側入力ディスク20b、バリエータ軸30および挟圧押圧力ピストン46に対して軸線X1に沿った方向に相対的に移動可能である。
また、フロント側入力ディスク20aは、そのフロント側端面が、フロント側入力ディスク20aを移動させるための油圧の第1作用面50となっており、挟圧押圧力ピストン46は、そのリア側端面が、リア側入力ディスク20bを移動させるための油圧の第2作用面51となっている。つまり、挟圧力発生油圧室45は、その一部が第1作用面50および第2作用面51により区画されている。
従って、ディスク押圧機構24は、挟圧力発生油圧室45内に供給される作動油の油圧により、フロント側入力ディスク20aを軸線X1の軸方向リア側へ移動させると共に、挟圧押圧力ピストン46を軸線X1の軸方向フロント側へ移動させる。これにより、フロント側入力ディスク20aとフロント側出力ディスク21aとの間に配設された一対のパワーローラ22は、フロント側入力ディスク20aとフロント側出力ディスク21aとにより挟持される。一方、リア側入力ディスク20bとリア側出力ディスク21bとの間に配設された一対のパワーローラ22は、挟圧押圧力ピストン46が軸線X1の軸方向フロント側へ移動することにより、リア側入力ディスク20bがフロント側へ移動するため、リア側入力ディスク20bとリア側出力ディスク21bとにより挟持される。この結果、トロイダル式無段変速機8は、各パワーローラ22を介して各入力ディスク20a,20bと各出力ディスク21a,21bとの間で、動力伝達を行うことが可能となる。
次に、2組一対のパワーローラ22は、各入力ディスク20a,20bと各出力ディスク21a,21bとの間にそれぞれ配設され、具体的には、一方の一対のパワーローラ22は、フロント側入力ディスク20aとフロント側出力ディスク21aとの間に配設され、他方の一対のパワーローラ22は、リア側入力ディスク20bとリア側出力ディスク21bとの間に配設されている。そして、各パワーローラ22は、ディスク押圧機構24により各入力ディスク20a,20bおよび各出力ディスク21a,21bに挟持された状態で転動することにより、各入力ディスク20a,20bから各出力ディスク21a,21bに駆動力を、あるいは各出力ディスク21a,21bから各入力ディスク20a,20bに被駆動力を伝達する。このとき、各パワーローラ22は、トロイダル式無段変速機8に供給されるトラクションオイルにより各パワーローラ22と各入力ディスク20a,20bとの間および各パワーローラ22と各出力ディスク21a,21bとの間に形成される油膜のせん断力を用いて駆動力あるいは被駆動力を伝達する。
さらに具体的に、各パワーローラ22は、パワーローラ本体55と、外輪56とにより構成されている。パワーローラ本体55は、その外周面が各入力ディスク20a,20bおよび各出力ディスク21a,21bのトロイダル面33a,33bに対応した曲面状の接触面57に形成されている。パワーローラ本体55は、外輪56に形成された回転軸58に対し、ラジアルベアリングRBを介して回転自在に支持されている。また、パワーローラ本体55は、外輪56のパワーローラ本体55と対向する面に対して、スラストベアリングSBを介して回転自在に支持されている。従って、パワーローラ本体55は、外輪56の回転軸58の軸線X2を回転中心として回転可能となっている。
外輪56には、上述の回転軸58と共に偏心軸59が形成されている。偏心軸59は、その軸線X3が回転軸58の軸線X2に対してずれた位置となるように形成されている。偏心軸59は、後述するトラニオン23に対し、ラジアルベアリングRBを介して回転自在に支持されている。従って、外輪56は、偏心軸59の軸線X3を中心として回転可能である。つまり、各パワーローラ22は、軸線X3を中心として公転可能でかつ軸線X2を中心として自転可能となる。
各パワーローラ22を回転自在に支持する各トラニオン23は、各入力ディスク20a,20bおよび各出力ディスク21a,21bに対し、各パワーローラ22を中立位置と変速位置との間で移動させるものである。各トラニオン23は、本体部60と、揺動軸61a,61bとにより構成されている。
本体部60には、パワーローラ22が配置される空間部が形成されている。また、本体部60には、パワーローラ22の移動方向における両端部に揺動軸61a,61bがそれぞれ一体形成されている。揺動軸61a,61bは、柱状に形成されており、軸線X4を回転中心として本体部60を回転可能に軸支している。図示下方に延びる一方の揺動軸61aは、ロアリンク62を介してケーシング(不図示)に支持されており、図示上方に延びる他方の揺動軸61bは、アッパリンク63を介してケーシング(不図示)に支持されている。また、揺動軸61aは、ラジアルベアリングRBを介してロアリンク62に回転自在かつ軸方向に移動自在に支持され、揺動軸61bは、ラジアルベアリングRBを介してアッパリンク63に回転自在かつ軸方向に移動自在に支持されている。従って、トラニオン23は、本体部60が揺動軸61a,61bと共に軸線X4を中心として回転自在に支持され、また、軸線X4に沿った方向に移動自在に支持されている。
ここで、各トラニオン23の揺動軸61a,61b周りには、各トラニオン23をX4軸方向に移動させる油圧サーボ機構25が配設されている。つまり、油圧サーボ機構25は、各トラニオン23を介して各パワーローラ22を中立位置から変速位置へ移動させるものである。この油圧サーボ機構25は、変速制御油圧室65と、変速制御ピストン66とを有しており、変速制御油圧室65に導入される作動油の油圧を変速制御ピストン66により受圧することで、各トラニオン23を軸線X4に沿った2方向(A1方向及びA2方向)に移動させる。
変速制御ピストン66は、ピストンベース70とフランジ部71とにより構成されている。ピストンベース70は、円筒形状に形成され一方の揺動軸61aに挿入されて固定されている。フランジ部71は、ピストンベース70から揺動軸61aの径方向外側に突出して円板状に形成されると共にピストンベース70に固定的に設けられている。
変速制御油圧室65は、シリンダボディ75内に形成されており、シリンダボディ75は、ボディ本体76と、ボディ本体76の底部に配設されたロアカバー77とにより構成されている。ボディ本体76は、その底部に変速制御油圧室65となる円柱中空状の凹部が形成されている。そして、ロアカバー77は、ボディ本体76の凹部の開口を塞ぐようにボディ本体76の底部に固定される。これにより、変速制御油圧室65は、ボディ本体76とロアカバー77とにより軸線X4を中心とした円柱状(シリンダ状)に区画される。
そして、変速制御ピストン66のフランジ部71は、変速制御油圧室65内に収容されると共に、変速制御油圧室65を第1油圧室OP1と第2油圧室OP2とに区分けする。このとき、第1油圧室OP1は、軸線X4に沿ったA2方向側に形成され、第2油圧室OP2は、軸線X4に沿ったA1方向側に形成される。
従って、第1油圧室OP1の内部に作動油が供給されると、油圧によりフランジ部71が軸線X4に沿ったA1方向に移動する一方、第2油圧室OP2の内部に作動油が供給されると、油圧によりフランジ部71が軸線X4に沿ったA2方向に移動する。これにより、油圧サーボ機構25は、各トラニオン23を軸線X4に沿った方向に移動させることにより、各入力ディスク20a,20bおよび各出力ディスク21a,21bに対し、各パワーローラ22を中立位置から変速比に応じた変速位置に移動させることで、各入力ディスク20a,20bおよび各出力ディスク21a,21bに対し、各パワーローラ22を傾転させることができる。そして、この後、再び各パワーローラ22を中立位置に戻すことで、変速比の変更を完了する。このとき、フランジ部71の径方向外側の先端部には、環状のシール部材Sが設けられており、環状のシール部材Sは、第1油圧室OP1および第2油圧室OP2の内部の作動油が互いに漏れないようにシールしている。なお、一対のパワーローラ22を支持する一対のトラニオン23において、一方のトラニオン23の揺動軸61a周りに形成された第1油圧室OP1および第2油圧室OP2は、他方のトラニオン23の揺動軸61a周りに形成された第1油圧室OP1および第2油圧室OP2に対し、位置関係が逆となっている。
ここで、ディスク押圧機構24および油圧サーボ機構25は、油圧制御装置26により制御されており、図3に示すように、油圧制御装置26は、作動油を貯留するオイルタンク80と、エンジン5により駆動するオイルポンプ81と、オイルポンプ81により汲み上げた作動油を各部へ向けて供給するライン圧系82と、ライン圧系82に接続されたディスク押圧油圧系83(押圧油圧ライン)と、ライン圧系82に接続されたサーボ油圧系84(変速油圧ライン)と、サーボ油圧系84に設けられた油圧調整系85(油圧調整手段)と、を備えている。このとき、サーボ油圧系84は、ディスク押圧油圧系83に比して、ライン圧系82の上流側に接続されている。
オイルポンプ81は、エンジン5の運転、例えばクランクシャフト15の回転に連動して作動するものであり、オイルタンク80に貯留されている作動油を吸引、加圧し、吐出するものである。そして、加圧されて吐出された作動油は、ライン圧系82を介して、ディスク押圧油圧系83やサーボ油圧系84等に供給される。
ライン圧系82は、オイルポンプ81から吐出された作動油を各部、例えば、前後進切換機構7、ディスク押圧機構24および油圧サーボ機構25等に供給している。ライン圧系82内における油圧は、エンジン5の運転時において、オイルポンプ81により作動油が供給されることで、所定の油圧に保持されている。しかし、エンジン5の運転が停止すると、オイルポンプ81による作動油の供給が停止されるため、ライン圧系82内の油圧は、徐々に低下してゆく。
ディスク押圧油圧系83は、ディスク押圧機構24の駆動源(油圧源)となっており、ライン圧系82と挟圧力発生油圧室45とを接続している。ディスク押圧油圧系83には、挟圧力発生油圧室45に供給する作動油の流量を調整するディスク押圧制御弁88が配設されている。
ディスク押圧制御弁88は、ECU90により制御されており、ECU90によりディスク押圧制御弁88を制御することで、ライン圧系82と挟圧力発生油圧室45との接続状態を切り替え、これにより、挟圧力発生油圧室45に作動油を供給する。従って、挟圧力発生油圧室45に作動油を供給する場合、ECU90は、所定の挟持力となる弁制御量に基づいて、ディスク押圧制御弁88を開弁する。なお、エンジン5の運転停止によりオイルポンプ81が停止すると、ライン圧系82内の油圧が低下するため、これに伴いディスク押圧油圧系83内の油圧も徐々に低下し、これにより、挟圧力発生油圧室45内の油圧が低下する。このため、ディスク押圧機構24による各入力ディスク20a,20bおよび各出力ディスク21a,21bの各パワーローラ22への挟持力が徐々に低下し、最終的に各入力ディスク20a,20bと各出力ディスク21a,21bとの間の動力伝達が断たれる。
サーボ油圧系84は、油圧サーボ機構25の駆動源(油圧源)となっており、ライン圧系82と第1油圧室OP1および第2油圧室OP2とを接続している。サーボ油圧系84には、ライン圧系82から第1油圧室OP1に供給する作動油の流量を調整する第1変速制御弁92が配設され、ライン圧系82から第2油圧室OP2に供給する作動油の流量を調整する第2変速制御弁93が配設されている。
第1変速制御弁92は、ECU90により制御されており、ECU90により第1変速制御弁92を制御することで、ライン圧系82と第1油圧室OP1との接続状態を切り替え、これにより、ライン圧系82から第1油圧室OP1に作動油を供給し、また、第1油圧室OP1からオイルパン94へ作動油を排出する。第2変速制御弁93も、第1変速制御弁92と同様に構成され、ECU90により制御されており、ECU90により第2変速制御弁93を制御することで、ライン圧系82と第2油圧室OP2との接続状態を切り替え、これにより、ライン圧系82から第2油圧室OP2に作動油を供給し、また、第2油圧室OP2からオイルパン94へ作動油を排出する。
従って、フランジ部71を軸線X4に沿ったA1方向に移動させる場合、ECU90により第1変速制御弁92を制御して、ライン圧系82から第1油圧室OP1に作動油を供給する一方、ECU90により第2変速制御弁93を制御して、第2油圧室OP2からオイルパン94へ作動油を排出する。一方、フランジ部71を軸線X4に沿ったA2方向に移動させる場合、ECU90により第1変速制御弁92を制御して、第1油圧室OP1からオイルパン94へ作動油を排出する一方、ECU90により第2変速制御弁93を制御して、ライン圧系82から第2油圧室OP2に作動油を供給する。
ここで、ライン圧系82およびサーボ油圧系84の接続部95と、第1変速制御弁92および第2変速制御弁93との間には、油圧調整系85(油圧調整手段)が配設されている。油圧調整系85は、オイルポンプ81の停止時(ディスク押圧油圧系83内の油圧低下時)において、ディスク押圧油圧系83内の油圧が、各入力ディスク20a,20bと各出力ディスク21a,21bとの間の動力伝達が遮断される油圧となるまで、サーボ油圧系84内の油圧を、油圧サーボ機構25による変速制御が可能な油圧に保持するものである。この油圧調整系85は、ライン圧系82およびサーボ油圧系84の接続部95の油流れ方向の下流側に設けられた逆止弁98(流入側閉じ手段)と、逆止弁98と第1変速制御弁92および第2変速制御弁93との間に油圧供給流路99を介して接続された蓄圧器100と、油圧供給流路99に介設された電磁弁101(油圧開閉弁)とを備えている。
逆止弁98は、ライン圧系82からサーボ油圧系84への作動油の流入を許容すると共に、サーボ油圧系84からライン圧系82への作動油の流入を規制するものである。これにより、ライン圧系82内の油圧が下降しても、サーボ油圧系84内の作動油はライン圧系82に流出することがないため、サーボ油圧系84の流入口を閉塞する流入側閉じ手段として機能している。このとき、第1変速制御弁92および第2変速制御弁93は、オイルパン94へ作動油を排出しないように切り替えられている。つまり、サーボ油圧系84は、逆止弁98、第1変速制御弁92および第2変速制御弁93により、閉鎖される。このため、ライン圧系82内の油圧が低下しても、サーボ油圧系84を閉鎖することにより、サーボ油圧系84内の作動油がサーボ油圧系84外に流出することを抑制できるため、サーボ油圧系84内の油圧の低下を抑制することができる。
蓄圧器100は、油圧供給流路99を介して流入する作動油を貯留することにより、所定の油圧を保持すると共に、貯留した作動油を油圧供給流路99を介して供給するものである。すなわち、蓄圧器100は、油圧供給流路を介してサーボ油圧系84に接続されているため、油圧供給流路を介してサーボ油圧系84から作動油を貯留する一方、油圧供給流路99を介してサーボ油圧系84へ作動油を供給する。
電磁弁101は、油圧供給流路99を開放または閉塞するものであり、ECU90により制御されることで、蓄圧器100への作動油の貯留および蓄圧器100からの作動油の供給を制御している。具体的に、エンジン5運転中において、ライン圧系82が所定の油圧となっており、また、蓄圧器100への油圧の確保が不十分である、つまり作動油が未充填である場合、電磁弁101は、油圧供給流路99を開放することにより、蓄圧器100に作動油を充填して、所定の油圧を確保する。この後、蓄圧器100への油圧が確保されると、電磁弁101は、油圧供給流路99を閉塞して、蓄圧器100に確保された油圧を保持する。一方、蓄圧器100に油圧が確保された状態において、エンジン5の運転が停止されると、電磁弁101は、油圧供給流路99を開放して、サーボ油圧系84内に作動油を供給し、サーボ油圧系84内の油圧を保持する。
なお、蓄圧器100と電磁弁101との間の油圧供給流路99には、流量調整弁105が配設されると共に、流量調整弁105を迂回する油圧バイパス流路106が形成されており、この油圧バイパス流路106には、逆止弁107が配設されている。これにより、逆止弁107は、蓄圧器100への作動油の流入を許容する一方、作動油の蓄圧器100からの流出を規制し、流量調整弁105は、蓄圧器100と電磁弁101との間の油圧供給流路99における作動油の流量を調整する。
ECU90は、図1および図2に示すように、エンジン5および油圧制御装置26を制御している。そして、図3に示すように、油圧制御装置26において、ECU90は、上述したディスク押圧制御弁88、第1変速制御弁92、第2変速制御弁93、電磁弁101および流量調整弁105等の開閉制御しており、これら各種制御弁を開閉することにより、トロイダル式無段変速機8の変速比を変更している。また、ECU90には、各入力ディスク20a,20bの回転数である入力回転数Ninを検出する入力回転数センサ110(入力軸回転検出手段)が接続されると共に、各出力ディスク21a,21bの回転数である出力回転数Noutを検出する出力回転数センサ111(出力軸回転検出手段)が接続されている。さらに、ECU90には、時間を計測するタイマー112が接続されている。そして、ECU90は、入力回転数センサ110および出力回転数センサ111の検出結果に基づいて、トロイダル式無段変速機8の変速制御を行っている。このとき、ECU90は、エンジン5の運転停止後であっても、所定の時間、変速制御を行うように構成されている。
具体的に、図4および図5を参照して、エンジン5停止後のECU90による一連の変速制御について説明する。エンジン5運転中において、ECU90は、ディスク押圧制御弁88、第1変速制御弁92および第2変速制御弁93を制御して、変速制御を行うと共に、電磁弁101を制御して、蓄圧器100に作動油を充填する。この状態において、エンジン5の運転が停止されると(S1)、ECU90は、変速制御を継続しつつ、電磁弁101を開放する(S2)。
このとき、図5に示すように、エンジン5が停止すると、オイルポンプ81の駆動が停止するため、ライン圧系82内の油圧は低下し、これに伴い、ディスク押圧油圧系83内の油圧も低下する。一方、サーボ油圧系84内の油圧は、逆止弁98、第1変速制御弁92および第2変速制御弁93により、サーボ油圧系84からライン圧系82への作動油の流出が規制されると共にサーボ油圧系84からオイルパンへの作動油の排出が規制された状態で、サーボ油圧系84内に蓄圧器100から作動油が供給されるため、所定の油圧を維持する。これにより、サーボ油圧系84は、変速制御が可能な油圧となるように保持される。
この後、ECU90は、タイマー112により所定の時間が経過したか否かを判別する(S3)。ここで、所定の時間とは、ディスク押圧油圧系83内の油圧が抜け切る時間、すなわち各パワーローラ22を介して各入力ディスク20a,20bと各出力ディスク21a,21bとの間の動力伝達が不可能な油圧になるまでの時間である。
所定時間に達していないと判別した場合、ECU90は、変速制御を継続して実行する(S4)。一方で、所定時間に達していると判別した場合、ECU90は、入力回転数センサ110および出力回転数センサ111の検出結果から、入力回転数Ninおよび出力回転数Noutがあるか否かを判別する(S5)。入力回転数Ninおよび出力回転数Noutがある場合、すなわち、各入力ディスク20a,20bおよび各出力ディスク21a,21bが回転している場合、ECU90は、各パワーローラ22を介した各入力ディスク20a,20bと各出力ディスク21a,21bとの動力伝達が行われていると判断し、変速制御を継続する。一方で、入力回転数Ninおよび出力回転数Noutの少なくともいずれか一方がない場合、すなわち、各入力ディスク20a,20bおよび各出力ディスク21a,21bの少なくとも一方が回転していない場合、ECU90は、各パワーローラ22を介した各入力ディスク20a,20bと各出力ディスク21a,21bとの動力伝達が行われていないと判断し、変速制御を停止する(S6)。なお、変速制御の停止とは、ECU90および各種制御弁へのバッテリーからの電力供給を切断することである。
以上の構成によれば、エンジン5の停止直後において、各入力ディスク20a,20bと各出力ディスク21a,21bとの間の動力伝達が可能となっていても、動力伝達が遮断される油圧となるまで、サーボ油圧系84内の油圧を保持することができる。このため、エンジン5の停止状態において、各入力ディスク20a,20bと各出力ディスク21a,21bとの間の動力伝達が可能な状態で車両1が走行したとしても、変速制御により所定の変速比に保持することができる。また、各入力ディスク20a,20bから各出力ディスク21a,21bへの動力伝達の遮断後、変速制御を停止しても、各パワーローラ22は、各入力ディスク20a,20bおよび各出力ディスク21a,21bに転接することはないため、変速比が変更されることはない。これにより、エンジン5停止後に、車両1の駆動輪11が回転したとしても、変速比を維持することができる。
なお、実施例1では、サーボ油圧系84を、逆止弁98、第1変速制御弁92および第2変速制御弁93により閉鎖した状態で、サーボ油圧系84内に蓄圧器100から作動油が供給されることにより、所定の油圧を保持したが、蓄圧器100からの作動油の供給を廃した構成であっても良い。このとき、逆止弁98、第1変速制御弁92および第2変速制御弁93からの作動油のリークがないようにシール性の高い各種弁を用いることが好ましい。この構成によれば、サーボ油圧系84が閉鎖した状態であれば、作動油のリークがないため、所定の油圧を保持することが可能である。言い換えれば、蓄圧器100は、閉鎖状態のサーボ油圧系84からの作動油のリーク分を補完するために、作動油を供給している。
次に、図6を参照して、実施例2に係るトロイダル式無段変速機について説明する。なお、重複した記載を避けるべく、異なる部分についてのみ説明する。図6は、実施例2に係る油圧制御装置に係る油圧回路を概略的に示した概略構成図である。実施例1のトロイダル式無段変速機8は、その油圧調整系85が、オイルポンプ81の停止時において、閉鎖したサーボ油圧系84に作動油を供給することにより、ディスク押圧油圧系83内の油圧が、各入力ディスク20a,20bと各出力ディスク21a,21bとの間の動力伝達が遮断される油圧となるまで、サーボ油圧系84内の油圧を、各パワーローラ22が軸線X4に沿った方向に移動可能な油圧に保持する構成となっている。これに比して、実施例2のトロイダル式無段変速機は、その油圧調整系121が、オイルポンプ81の停止時において、ディスク押圧油圧系83を開放することにより、サーボ油圧系84内の油圧が、各パワーローラ22が軸線X4に沿った方向に移動不能となる油圧になる前に、各入力ディスク20a,20bと各出力ディスク21a,21bとの間の動力伝達を遮断する構成となっている。
具体的に、油圧調整系121は、ディスク押圧油圧系83に配設されており、ディスク押圧制御弁88の油流れ方向の下流側に、油圧開放流路125を介してオイルパン126が配設され、油圧開放流路125に流路開閉弁127が介設されている。流路開閉弁127は、ECU90により制御されており、オイルポンプ81の作動停止時において、流路開閉弁127を開弁することで、ディスク押圧油圧系83の油圧を低下させる。
従って、エンジン5の運転が停止されると、ライン圧系82内の油圧は低下するが、このとき、ECU90は、流路開閉弁127を開放することにより、ディスク押圧油圧系83内の油圧を早期に低下させる。これにより、サーボ油圧系84内の油圧が変速制御不能な油圧となる前に、各入力ディスク20a,20bと各出力ディスク21a,21bとの動力伝達を遮断することができる。
なお、エンジン5のアイドリング時において、オイルポンプ81の作動が停止したとしても、ECU90は、流路開閉弁127を閉弁するように制御する。これにより、エンジン5を駆動して車両1を走行させる場合、ECU90は、ディスク押圧油圧系83の油圧を直ぐに昇圧することができるため、変速制御を直ぐに行うことが可能となる。
以上の構成によれば、エンジン5の停止直後において、各入力ディスク20a,20bと各出力ディスク21a,21bとの間の動力伝達が可能となっていても、動力伝達が遮断される油圧となるまで、サーボ油圧系84内の油圧を保持することができる。このため、エンジン5の停止状態において、各入力ディスク20a,20bと各出力ディスク21a,21bとの間の動力伝達が可能な状態で車両1が走行したとしても、変速制御により所定の変速比に保持することができる。また、各入力ディスク20a,20bから各出力ディスク21a,21bへの動力伝達の遮断後は、各パワーローラ22は、各入力ディスク20a,20bおよび各出力ディスク21a,21bに転接することはないため、変速比が変更されることはない。これにより、エンジン5停止後に、車両1の駆動輪11が回転したとしても、変速比を維持することができる。
以上のように、本発明は、エンジン停止直後に走行可能な車両に搭載されたトロイダル式無段変速機に有用であり、特に、変速比を維持する場合に適している。
実施例1に係るトロイダル式無段変速機の概略断面図である。 実施例1に係るトロイダル式無段変速機の一対のパワーローラ周りの概略断面図である。 油圧制御装置に係る油圧回路を概略的に示した概略構成図である。 エンジン停止後の変速制御に係る一連のフローチャートである。 エンジン停止前後の変速制御に関する時系列を表した説明図である。 実施例2に係る油圧制御装置に係る油圧回路を概略的に示した概略構成図である。
符号の説明
1 車両
5 エンジン
8 トロイダル式無段変速機
11 駆動輪
20a,20b 入力ディスク
21a,21b 出力ディスク
22 パワーローラ
23 トラニオン
24 ディスク押圧機構
25 油圧サーボ機構
26 油圧制御装置
45 挟圧力発生油圧室
46 挟圧押圧力ピストン
65 変速制御油圧室
66 変速制御ピストン
80 オイルタンク
81 オイルポンプ
82 ライン圧系
83 ディスク押圧油圧系
84 サーボ油圧系
85 油圧調整系
88 ディスク押圧制御弁
90 ECU
92 第1変速制御弁
93 第2変速制御弁
98 逆止弁
99 油圧供給流路
100 蓄圧器
101 電磁弁
105 流量調整弁
106 油圧バイパス流路
107 逆止弁
110 入力回転数センサ
111 出力回転数センサ
112 タイマー
121 油圧調整系(実施例2)
125 油圧開放流路
127 流路開閉弁
OP1 第1油圧室
OP2 第2油圧室

Claims (13)

  1. 駆動力が入力される入力ディスクと、
    前記入力ディスクと同軸上に設けられ、前記駆動力が出力される出力ディスクと、
    前記入力ディスクと前記出力ディスクとの間に設けられた複数のパワーローラと、
    前記各パワーローラを回転自在に支持可能な複数のトラニオンと、
    エンジンの駆動に同期して作動するオイルポンプと、
    前記各パワーローラを介して前記入力ディスクから前記出力ディスクへの動力伝達を行うべく、前記入力ディスクと前記出力ディスクとを相対的に接近移動させるための押圧油圧機構と、
    前記各パワーローラを中立位置と変速位置との間で移動させるべく、前記各トラニオンを進退移動させるための変速油圧機構と、
    前記押圧油圧機構および前記変速油圧機構を、前記オイルポンプから供給される作動油の油圧により制御する油圧制御装置と、を備え、
    前記油圧制御装置は、前記オイルポンプの作動停止時において、前記押圧油圧機構の油圧源となる押圧油圧ライン内の油圧が、前記入力ディスクと前記出力ディスクとの間の動力伝達を遮断する油圧となるまで、前記変速油圧機構の油圧源となる変速油圧ライン内の油圧を、前記変速油圧機構による変速制御が可能な油圧とする油圧調整手段を有することを特徴とするトロイダル式無段変速機。
  2. 前記油圧調整手段は、前記変速油圧ラインを閉鎖可能な閉鎖手段を有していることを特徴とする請求項1に記載のトロイダル式無段変速機。
  3. 前記押圧油圧ラインは、その流入口がオイルポンプに接続されると共に、前記変速油圧ラインは、その流入口が前記オイルポンプおよび前記押圧油圧ラインのいずれか一方に接続されており、
    前記閉鎖手段は、前記変速油圧ラインの流入口を閉じる流入側閉じ手段を有していることを特徴とする請求項2に記載のトロイダル式無段変速機。
  4. 前記流入側閉じ手段は、前記変速油圧ラインへの流入を許容すると共に、前記変速油圧ラインからの流出を規制する逆止弁であることを特徴とする請求項3に記載のトロイダル式無段変速機。
  5. 前記油圧調整手段は、閉鎖された前記変速油圧ラインに油圧を供給可能な油圧供給手段をさらに有していることを特徴とする請求項2ないし4のいずれか1項に記載のトロイダル式無段変速機。
  6. 前記油圧供給手段は、前記変速油圧ラインに接続された蓄圧器と、前記変速油圧ラインと前記蓄圧器との間に介設された油圧開閉弁と、を備えたことを特徴とする請求項5に記載のトロイダル式無段変速機。
  7. 前記油圧開閉弁は、前記オイルポンプの作動停止時において開弁することを特徴とする請求項6に記載のトロイダル式無段変速機。
  8. 前記油圧制御装置は、前記変速油圧ラインの閉鎖後に、前記変速油圧機構による変速制御を行うことを特徴とする請求項2または7のいずれか1項に記載のトロイダル式無段変速機。
  9. 前記入力ディスク側の入力軸の回転の有無を検出する入力軸回転検出手段と、
    前記出力ディスク側の出力軸の回転の有無を検出する出力軸回転検出手段と、をさらに備え、
    少なくとも入力軸および出力軸のいずれか一方が無回転である場合、前記油圧制御装置は、前記変速制御を停止することを特徴とする請求項8に記載のトロイダル式無段変速機。
  10. 前記油圧調整手段は、前記押圧油圧ラインを開放可能な開放手段を有していることを特徴とする請求項1に記載のトロイダル式無段変速機。
  11. 前記押圧油圧ラインは、その流入口がオイルポンプに接続されており、
    前記開放手段は、前記押圧油圧ラインの流出口を開閉可能な流出口開閉弁であることを特徴とする請求項10に記載のトロイダル式無段変速機。
  12. 前記流出口開閉弁は、前記オイルポンプの作動停止時において開弁することを特徴とする請求項11に記載のトロイダル式無段変速機。
  13. 前記流出口開閉弁は、前記エンジンのアイドリングストップ時において閉弁することを特徴とする請求項12に記載のトロイダル式無段変速機。
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