JP5365562B2 - 駆動装置 - Google Patents
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Description
図1は、この発明の実施の形態にかかる駆動装置を示す構成図である。この駆動装置1は、動力源2と、クラッチ3と、無段変速機4と、制御装置5とを備える。
ここで、無段変速機4は、入力部41と、出力部42と、伝動部材43と、変速比制御部44とを有する(図1参照)。この実施の形態では、一例として、無段変速機4がCVPである場合について説明する。
ここで、トラクションドライブ方式を採用する無段変速機では、長時間の運転停止期間があると、その運転開始時にて、伝動部材と入力側回転部材および出力側回転部材との間のトラクション油の油膜切れが生じるおそれがある。すると、油膜形成が不十分な状態にて伝動部材と入力側回転部材および出力側回転部材との間のトルク伝達が行われる、あるいは、トルク伝達が行われない等の問題が生じ得る。
なお、この駆動装置1では、入力側回転部材412から出力側回転部材422への駆動トルクの伝達を許容および禁止(あるいは低減)できる手段(トルク伝達制御手段)として、無段変速機4への駆動トルクの伝達を許容または禁止するクラッチ3が採用される(図1参照)。そして、運転開始時にて、無段変速機4の運転停止期間が所定の閾値以上(ステップST2が肯定判定)であるときに、制御装置5がクラッチ3を駆動してクラッチ3の係合を運転開始から所定期間まで禁止する(ディレイ制御ステップST3)(図2参照)。すなわち、運転開始時にて、クラッチ3の係合タイミングが通常運転時(ステップST2が否定判定のとき)の係合タイミングよりも遅く設定される。すると、動力源2から無段変速機4への駆動トルクの伝達が遮断されて、入力側回転部材412から出力側回転部材422への駆動トルクの伝達が禁止される。
しかし、これに限らず、この駆動装置1では、上記のトルク伝達制御手段として、伝動部材43と回転部材412、422とのトルク伝達状態(押圧力)を制御する押圧機構45が採用されても良い(図3参照)。そして、運転開始時にて、無段変速機4の運転停止期間が所定の閾値以上(ステップST2が肯定判定)であるときに、制御装置5が押圧機構45を駆動して、押圧機構45が伝動部材43と回転部材412、422とのトルク伝達を禁止(あるいは抑制)する。これにより、入力側回転部材412から出力側回転部材422への駆動トルクの伝達が禁止(あるいは低減)される。
なお、この実施の形態では、無段変速機4がCVPであるが、これに限らず、無段変速機4がトラクションドライブ方式を採用するトロイダル型CVTであっても良い(図示省略)。かかる構成では、例えば、伝動部材がパワーローラから成り、入力側回転部材と出力側回転部材とがこの伝動部材を挟持して連結される。また、変速比制御部が入力側回転部材および出力側回転部材による伝動部材の挟圧力(伝動部材を挟み込む圧力)を制御する押圧機構により構成される。そして、駆動トルクが入力側回転部材から伝動部材を介して出力側回転部材に伝達されて出力される。このとき、変速比制御部が伝動部材の挟圧力を連続的に制御することにより、変速比の無段階制御が実現される。
以上説明したように、この駆動装置1は、入力側回転部材412から出力側回転部材422への駆動トルクの伝達を禁止あるいは低減できるトルク伝達制御手段(例えば、クラッチ3、押圧機構45など)と、無段変速機4の運転停止期間が所定の閾値以上であるか否かを判定する停止期間判定手段(制御装置5)とを備える(図1および図3参照)。そして、無段変速機4の運転停止期間が所定の閾値以上であるときに(停止期間判定ステップST2の肯定判定)、入力側回転部材412から出力側回転部材422への駆動トルクの伝達が所定期間禁止される(ディレイ制御ステップST3)(図2参照)。かかる構成では、駆動装置1の運転開始時にて、伝動部材43と入力側回転部材412および出力側回転部材422との間の駆動トルクの伝達が一時的に遮断される(遅れる)ので、この期間にて伝動部材43と入力側回転部材412および出力側回転部材422との間にトラクション油を供給できる。これにより、運転開始時における無段変速機4のトラクション油による動力伝達部の油膜切れ状態を改善できる利点がある。
Claims (3)
- 伝動部材と入力側回転部材および出力側回転部材との間にトラクション油を介在させて油膜のせん断力により、駆動トルクを前記入力側回転部材から前記出力側回転部材に伝達させるトラクションドライブ方式の無段変速機を備える駆動装置であって、
前記入力側回転部材から前記出力側回転部材への駆動トルクの伝達を禁止あるいは低減できるトルク伝達制御手段と、
前記無段変速機の運転停止期間が所定の閾値以上であるか否かを判定する停止期間判定手段とを備え、且つ、
前記無段変速機の運転停止期間が所定の閾値以上であると前記停止期間判定手段が判定したときに、前記トルク伝達制御手段が前記入力側回転部材から前記出力側回転部材への駆動トルクの伝達を所定期間禁止あるいは低減すると共に、前記所定期間にて、前記伝動部材と前記入力側回転部材および前記出力側回転部材との間にトラクション油を供給することを特徴とする駆動装置。 - 前記トルク伝達制御手段が前記無段変速機への駆動トルクの伝達を禁止あるいは低減できるクラッチから成る請求項1に記載の駆動装置。
- 前記トルク伝達制御手段が前記伝動部材と前記入力側回転部材および前記出力側回転部材とのトルク伝達状態を制御する押圧機構から成る請求項1に記載の駆動装置。
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