JP4539218B2 - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電動パワーステアリング装置に関し、特に、モータ電流を検出する電流検出器が故障しても運転継続できる電動パワーステアリング装置に関するものである。
自動車や車両のステアリング装置をモータの回転力でアシストする電動パワーステアリング装置は、モータの駆動力を減速機を介してギア又はベルト等の伝達機構により、ステアリングシャフト或いはラック軸にアシスト力を付勢するようになっている。かかる従来の電動パワーステアリング装置は、アシストトルク(操舵補助トルク)を正確に発生させるため、モータ電流のフィードバック制御を行っている。フィードバック制御は、電流制御値とモータ電流検出値との差が小さくなるようにモータ印加電圧を調整するものであり、モータ印加電圧の調整は、一般的にPWM(パルス幅変調)制御のデュ−ティ比の調整で行っている。
ここで、電動パワーステアリング装置の一般的な構成を図7に示して説明すると、操向ハンドル101の軸102は減速ギア103、ユニバーサルジョイント104a及び104b、ピニオンラック機構105を経て操向車輪のタイロッド106に結合されている。軸102には、操向ハンドル101の操舵トルクを検出するトルクセンサ110が設けられており、操向ハンドル101の操舵力をアシストするモータ108が減速ギア103を介して軸102に結合されている。パワーステアリング装置を制御するコントロールユニット130には、バッテリ114からイグニションキー111及び電源リレー113を経て電力が供給され、コントロールユニット130は、トルクセンサ110で検出された操舵トルクTと車速センサ112で検出された車速Vとに基いてアシスト指令の電流指令値Irefの演算を行い、演算された電流指令値Irefに基いてモータ108に供給する電流を制御する。
コントロールユニット130は主としてCPUで構成されるが、そのCPU内部においてプログラムで実行される一般的な機能を示すと図8のようになる。例えば電流指令値演算部204独立したハードウェアとしての電流指令値演算器を示すものではなく、CPUで実行される電流指令値演算機能を示している。
コントロールユニット130の機能及び動作を説明すると、トルクセンサ110で検出されて入力される操舵トルクTと、車速センサ112で検出された車速Vとが電流指令値演算部204に入力され、電流指令値Irefが算出される。一方、電流検出器205で検出されたモータ電流Iが、減算部207にフィードバックされ、前記電流指令値Irefとの偏差ΔI=Iref−Iが算出される。次に、偏差ΔIは、電流制御器の一例である比例積分制御部(PI制御部)208に入力され、電圧指令値Vrefが算出される。PWM制御部210は、電圧指令値Vrefを入力として、インバータ回路211に電圧指令値Vrefに基いて決定されるPWM信号を伝達する。インバータ回路211は、そのPWM信号に基きモータ108にモータ電流Iを供給する。
以上説明したように、電動パワーステアリング装置のモータに対するフィードバック制御(以下FB制御と記す)の基本的な制御方式である。このFB制御では、モータ電流を正しく検出できることが制御の重要な要件となっている。しかし、車輌の大型化に伴い、人力によるハンドル操舵が困難となってきており、電流検出器が故障した場合でも、電動パワーステアリング装置のアシストを継続することが望まれている。そこで、アシストを継続するための制御方式として、電流検出器が故障した場合には、電流検出器で検出したモータ電流を使用しないフィードフォワード制御(以下FF制御と記す)に切り替えてハンドル操舵のアシストを継続する制御方式をとることが、特許文献1、特許文献2、特許文献3などに開示されている。
特開平10−167086号公報 特開平11−49002号公報 特開2002−87304号公報
しかし、上記従来のアシストを継続するための制御方式は、FB制御を断念してFF制御に切り替えるものであるが、FF制御はFB制御と比較して操舵フィーリングの良さやモータなどに定格電流以上の過電流が流れる恐れがあるなどの問題がある。
本発明は上述のような事情から成されたものであり、本発明の目的は、電流検出器が故障しても、操舵フィーリングが良く、安全なFB制御でアシストを継続できる、また、例え、FF制御に切り替えても定格電流以上の電流が流れない安全な電動パワーステアリング装置を提供することにある。
本発明は、車両の操舵系に操舵補助力を付与するようにした3相モータと、ハンドルに作用する操舵力を検出するトルクセンサと、前記3相モータの各相電流を検出する電流検出器を少なくとも2個備え、前記トルクセンサの出力値に基いて決定される電流指令値と、前記3相モータの電流とに基いて前記3相モータの電流を制御する電動パワーステアリング装置に関するものであり、本発明の上記目的は、前記電流検出器が故障し、且つ1つの前記電流検出器しか正常に検出できない場合、故障した電流検出器と正常な電流検出器とを特定する電流検出器故障特定手段と、前記正常な電流検出器が検出した1相分の検出電流から前記3相モータの各相電流を算出する第1の電流算出手段とを備え、前記算出された各相電流に基いて前記モータの電流の制御を継続することによって達成される。
また、上記目的は、前記第1の電流算出手段は、前記正常な電流検出器より検出された1相分の検出電流と前記故障した電流検出器の検出電流に代わる少なくとも1相分の推定電流とを入力とする3相/2相変換手段と、前記3相/2相変換手段の出力に配した2個のローパスフィルタと、前記ローパスフィルタの出力を入力とする2相/3相変換手段とを備え、前記2相/3相変換手段の出力である3相電流の中の前記推定電流に相当する電流を前記推定電流としてフィードバックすることによってさらに効果的に達成される。
本発明は、車両の操舵系に操舵補助力を付与するようにした3相モータと、ハンドルに作用する操舵力を検出するトルクセンサと、前記3相モータの各相電流を検出する電流検出器を少なくとも2個備え、前記トルクセンサの出力値に基いて決定される電流指令値と、前記3相モータの電流とに基いて前記3相モータの電流を制御する電動パワーステアリング装置に関するものであり、本発明の上記目的は、前記電流検出器の全てが故障した場合、前記3相モータを駆動するためのバッテリ電源から供給する電流を検出するためのバッテリ電流検出器と、前記バッテリ電流から前記3相モータの各相電流を算出する第2の電流算出手段とを備え、前記第2の電流算出手段により算出された3相の各相電流に基いて前記3相モータの電流を制御することを継続することによって達成される。
また、上記目的は、前記第2の電流算出手段は、前記バッテリ電流をq軸電流とし、d軸電流を零として入力する2相/3相変換手段であることによってさらに効果的に達成される。
また、上記目的は、前記電流検出器が故障した場合には、前記電流検出器が正常に検出できる場合の前記モータの最大出力電流値より最大出力電流値を小さく制限することによってさらに効果的に達成される。
た、本発明は、車両の操舵系に操舵補助力を付与するようにした3相モータと、ハンドルに作用する操舵力を検出するトルクセンサと、前記モータの各相電流を検出する電流検出器を少なくとも2個備え、前記トルクセンサの出力値に基いて決定される電流指令値と、前記3相モータの電流とに基いて前記モータの電流をフィードバック制御するに関するものであり、上記目的は、前記電流検出器が故障し、且つ1つの前記電流検出器しか正常に検出できない場合、故障した電流検出器と正常な電流検出器とを特定する電流検出器故障特定手段と、前記正常な電流検出器が検出した1相分の検出電流から前記3相モータの各相電流を算出する第1の電流算出手段とを備え、前記算出された各相電流に基いて前記モータの電流の制御を継続し、
前記電流検出器の全てが故障した場合、前記3相モータを駆動するためのバッテリ電源から供給する電流を検出するためのバッテリ電流検出器と、前記バッテリ電流から前記3相モータの各相電流を算出する第2の電流算出手段とを備え、前記第2の電流算出手段により算出された3相の各相電流に基いて前記3相モータの電流を制御することを継続し、
記3相モータの電流検出器及び前記バッテリ電流検出器の全てが正常と判断できない場合、前記フィードバック制御から前記電流指令値に基いたフィードフォワード制御に切り替えることによって達成される。
また、上記目的は、前記フィードフォワード制御する場合には、前記3相モータの各相電流を電流検出器で検出してフィードバック制御する場合の前記3相モータの最大出力電流値より最大出力電流値を小さく制限することによってさらに効果的に達成される。
本発明の電動パワーステアリング装置によれば、3相モータの各相電流を1個の正常な電流検出器で検出した1相分の相電流から算出し、電動パワーステアリング装置の制御を継続できるので、比較的操舵フィーリングが良く、安全な電動パワーステアリング装置を提供できる。
また、3相モータの各相電流をバッテリ電流から算出できるので、電動パワーステアリング装置の制御を継続でき、比較的操舵フィーリングが良く、安全な電動パワーステアリング装置を提供できる。
また、電流検出器が全て正常と判断できない場合は、フィードバック制御からフィードフォワード制御に切り替えても最大出力電流を制限するのでモータなどに過電流が流れることがなく安全な電動パワーステアリング装置を提供できる。
本発明は、一部の電流検出器が故障しても、残りの電流検出器が検出した電流から各相電流を算出でき、その算出した各相電流に基いて電動パワーステアリング装置の制御を継続するところに特徴がある。以下図面を参照して実施例について説明する。
図1を参照して実施例1について説明する。まず、電動パワーステアリング装置のFB制御の基本を説明し、その後で本発明の要部について説明する。
トルクセンサ110で検出されて入力されるトルクTと、車速センサ112で検出された車速Vとが電流指令値演算部204に入力され、各相の電流指令値Iaref、Ibref,Icrefが算出される。一方、電流検出器205−1で3相モータ108のa相電流Ia、電流検出器205−2でc相電流Icが検出される。ここで、電流検出器205−1,205−2が故障していなければ、b相電流IbはIb=−(Ia+Ic)として算出され、検出電流Ia,Ib,Icは、減算部207−1,207−2,207−3にフィードバックされ、偏差ΔIa=Iaref−Ia、ΔIb=Ibref−Ib、ΔIc=Icref−Icとして算出される。
次に、各相偏差ΔIa,ΔIb,ΔIcは、PI制御部208に入力され、各相の電圧指令値Varef,Vbref,Vcrefが出力される。PWM制御部210は、各相の電圧指令値Varef,Vbref,Vcrefを入力として、インバータ回路211に各相の電圧指令値Varef,Vbref,Vcrefに基いて決定されるPWM信号を伝達する。インバータ回路211は、そのPWM信号に基き3相モータ108にモータ電流Ia,Ib,Icを供給する。
なお、インバータ回路211には、バッテリ電源114から電力が供給されており、そのバッテリ電流Idcは、バッテリ電流検出器18によって検出されている。図1においては、バッテリ電源114の流出側に配されているバッテリ電流検出器18−2とバッテリ電源114の流入側に配されているバッテリ電流検出器18−1が存在するが、どちらか1つが配されていれば良い。この実施例では、バッテリ電流検出器18−1が配されている場合について説明する。以上が、電動パワーステアリング装置のFB制御の基本に関する説明である。
ここで、一例としてc相の電流検出器205−2が故障した場合のFB制御について説明する。まず、電流検出器205−1の検出電流Iaと電流検出器205−2の検出電流Icとバッテリ電流検出器18−1で検出された電流Idcが電流検出器故障特定手段10に入力され、各電流検出器205−1,205−2,18−1のどれが故障したかが特定される。特定する方法は、例えば、特開2002−234457で開示されている電流検出器で検出されるモータ電流値と電流指令値から算出されるモータ電流値とを各相毎に比較して故障を特定する方法がある。
また別の方法として、バッテリ電流Idcは、必ず、各相のモータ電流Ia,Ib,Icのどれかの経路を経由してバッテリ電源から供給されているという特徴を利用すれば、どの電流検出器が故障したかを特定できる。例えば、バッテリ電流Idcが、a相電流Iaとして3相モータ108へ流入してc相電流Icとしてバッテリ電源に戻ってくるとすると、インバータ回路211のスイッチングモードのあるモードにおいて、Idc=Ia=−Icが成立する。或いは、a相電流Iaとして3相モータ108に流入してb相電流Ibとc相電流Icとを経由してバッテリ電源に戻ってくるとすると、Idc=Ia=−(Ib+Ic)が成立する。この関係を利用すれば、どの電流検出器が故障したかを特定できる。
さらに、簡単な方法としては、検出電流が最大電流値や零電流に長い間維持されて変化がない場合などは、その電流検出器は故障として特定できる。この方法は、故障として特定する判定時間が長くなるところが短所となる。
次に、c相電流検出器205−2が故障してc相電流Icが正確に検出できなかった場合、a相電流検出器205−1で検出したa相電流Iaを基に各相電流ia,ib,icの算出手段について説明する。まず、上述した電流検出器特定手段10で電流検出器205−2が故障したと特定される。
次に、図1の破線Aで囲まれた部分である第1の電流算出手段Aに、電流検出器故障特定手段10の特定信号に基いて電流検出器特定手段10で正常と特定されたa相電流検出器205−1で検出されたa相電流Iaが入力され、それを基に各相電流ia,ib,icが算出される。
第1の電流算出手段Aの構成は、電流検出手段205−1で検出されたa相電流Iaを入力とする3相/2相変換手段である3相/2相変換部12が配されている。3相/2相変換部12の残り入力であるb相電流Ibの初期値,及びc相電流Icの推定電流であるicの初期値は仮の電流値として零電流を入力しておく。また、Id及びIqの初期値もを零に設定しておく。次に、3相/2相変換部12の出力であるq軸電流Iq及びd軸電流Idを入力とするローパスフィルタ(LPF)14−1,14−2がそれぞれ配置されている。LPF14−1,14−2を経由したq軸電流Iq’及びd軸電流Id’が2相/3相変換手段である2相/3相変換部16に入力され、各相の算出電流ia,ib,icが出力される。そして、c相の算出電流icが推定電流としてフィードバックされ、3相/2相変換部12に入力され、c相検出電流Icの代わりに推定電流icが入力される。一方、b相電流Ibは、演算(Ib=−(Ia+Ic))により符号反転加算部11で算出される。
このような第1の電流算出手段が各相電流ia,ib,icを正しく算出できる理由は、3相のモータ電流Ia,Ib,Icはモータ108の電気角速度と同じ周波数帯の信号であるが、d−q軸上の電流Id,Iqは電気角に関係なくDcモータと同様に取り扱うことができる直流で、トルク指令値Trefと同じ周波数帯である。従って、3相電流に比べ、d軸電流Id,q軸電流Iqは変化が遅く、短時間なら一定値と考えても問題ない。そこで、a相電流検出値であるIaと1サンプル(例えば、250μs)前のc相電流算出値であるicとを入力してd軸電流、q軸電流Iqを算出し、LPFを通過させてId,Iqを平滑化してから2相/3相変換させて各相電流ia,ib,icを算出できる。代替制御への切替え直後は、過渡現象が発生するが、モータが電気角で1回転(ハンドル操舵で3度程度)すれば検出値と算出値とはほぼ一致するので電動パワーステアリング装置の制御では問題ない。この様にして算出された各相電流ia,ib,icが、電流検出器205−2が正常の場合の検出電流Ia,Ib,Icに代わって減算部207−1,207−2,207−3に入力されFB制御が継続できる。
なお、c相電流検出器205−2が故障して、a相電流検出器の検出電流IaだけでFB制御する場合のモータの出力の制御について図2を参照して説明する。図2において、電流検出器205−2が故障するまでは、例えば、最大出力の50%程度を出力していたとすると、電流検出器205−1の故障が発生すると、安全のため一度出力を零にして、その間に故障電流検出器を特定する。故障電流検出器を電流検出器205−2と特定できたならば、正常な電流検出器である電流検出器205−1の検出電流Iaに基いて第1の電流算出手段で各相電流を算出してFB制御を再開する。
その場合、出力を徐々に大きくしていく。これは、電動パワーステアリング装置のアシストが一度停止されたので、突然大きなアシストが加わるのはハンドル操舵にとって危険なため、徐々にアシスト力を大きくしていく。なお、算出した各相電流でFB制御する場合、c相電流検出器205−2が故障してc相電流Icが過電流保護にも使用していた場合、保護手段の一部が欠落して危険なので、安全のため最大出力を電流検出器が正常の場合の100%出力に対して、一例として、80%程度に制限しておけば、過電流を防ぐことができ安全である。
その結果、c相電流検出器が故障しても、a相電流検出器が正常であれば、FB制御を継続でき比較的操舵フィーリングが良く、安全な電動パワーステアリング装置を提供できる。
また、一旦電動パワーステアリング装置の出力を零にする理由として、出力が零になった時のハンドル操舵の違和感により、電動パワーステアリング装置の故障をドライバーに気づかせて修理工場で当該故障を修理させることを促す効果がある。
上述した実施例では、c相の電流検出器205−2が故障した場合について説明したが、a相の電流検出器205−1が故障した場合にも同じように本発明を適用できることは言うまでもない。また、3相モータの各相に電流検出器が3個設置されている場合において、1個故障した場合は、他の正常な2相の検出電流と関係式(Ia+Ib+Ic=0)から算出して制御を継続し、2個故障して正常な電流検出器が1個になった場合に、本発明を適用して制御を継続できる。
次に、実施例1の変形例として、3相モータを各相制御する場合以外に、d、q軸制御にも本発明を適用できる。図3は、その実施例を示した図である。図3において、電流指令値演算部204−1からd、q軸電流指令値Iqref,Idrefが算出される。一方、LPF14−1、14−2から電流Iq’,Id’が出力され、減算部207−1,207−2で偏差ΔIq,ΔIdが算出される。PI制御部208は、偏差ΔIq,ΔIdを入力として電圧指令値Vqref,Vdrefを算出する。電圧指令値Vqref,Vdrefを2相3相変換部16−2で各相電圧指令値Varef,Vbref,Vcrefが算出される。各相電圧指令値Varef,Vbref,Vcrefに基いてインバータ回路211はPWM制御される。
このように、本発明は、d、q軸制御の場合にも適用可能で、同じ効果が得られる。
次に、バッテリ電流を用いてFB制御を継続する場合について図4を参照して説明する。図4において、バッテリ電流検出器18−1で検出されたバッテリ電流Idcが、破線Bで囲まれた部分である第2の電流算出手段Bに入力される。第2の電流算出手段Bは、符号化したバッテリ電流Idcをq軸電流Iqとする、即ち、Iq=sign(ω)・|Idc|を算出するq軸電流算出部17と、d軸電流を零(Id=0)として、そのIqとIdを入力とする2相/3相変換手段である2相/3相変換部16とから構成されている。ここで、q軸電流算出部17では、モータ108の回転方向に応じて符号化されるバッテリ電流Idcを求めており、モータの回転方向を示す符号sign(ω)とバッテリ電流Idの大きさ|Idc|とが算出された後に、それらが乗算され、q軸電流Iq=sign(ω)・|Idc|が出力される。なお、モータ108の回転方向は、モータ108の角速度ωを、回転速度検出手段としてのレゾルバ19(或いはホールセンサ、ホールICなど)で検出して、その符号sign(ω)を求めれば良い。そして、q軸電流Iqとd軸電流Idを入力とする2相/3相変換部16からは、算出各相電流であるia,ib,icが算出される。
このような構成の第2の電流算出手段で各相電流が算出できる理由は、バッテリ電流は直流電流であり、q軸電流はモータの出力トルクを形成する電流である。弱め界磁制御などを実行しなければd軸電流は零電流であるから、Idc=Iq、Id=0と関係づけることが可能となる。
2相/3相変換部16で算出された各相電流ia,ib,icが、電流検出器205−2が正常の場合の検出電流Ia,Ib,Icに代わって減算部207−1,207−2,207−3に入力されFB制御が継続できる。
なお、バッテリ電流を用いてFB制御する場合で、特に、電流検出器205−1や205−2が故障した結果、バッテリ電流によるFB制御に切り替えるのであれば、上述した図2に示す制御方式である出力停止後に、徐々に出力を大きくし、最大電流を制限するようにすれば電動パワーステアリング装置の安全をより確保できる。
モータの各相電流検出器205−1,205−2及びバッテリ電流検出器18−1の全ての電流検出器が正常でないと判断した場合は、、FB制御を継続することができないので、その場合は、FF制御に切り替える。その実施例として図5を参照して説明する。図5において、電流指令値Irefを進み遅れ関数部20に入力し、電圧指令値Vrefを算出する。ここで、その関数の一例として、(L・s+R)/(T・s+a)を用いる。ここで、Lはモータ108のインダクタンス値、Rはモータ108の抵抗値、1/Tは折点周波数、aは定数である。スイッチ22は、モータの各相電流検出器205−1,205−2及びバッテリ電流検出器18−1の全てが故障した場合、電流検出器特定手段10からの特定信号によりに切り替わり、FB制御からFF制御になる。
このように構成すれば、FF制御の場合、電流検出器の検出電流を必要とせず制御できるのでアシストを継続できる。しかし、各電流をモニターしていないので装置の安全の面からも、図2に示す出力特性とすべきである。即ち、FB制御からFF制御に切り替える際に、一度出力を零にして徐々に出力を大きくし、最大出力を電流検出器が正常の場合の最大出力より制限した最大出力とすべきである。
図6は、FF制御及び外乱オブザーバ構成の電動パワーステアリング装置においては、全ての電流検出器が正常でないと判断した場合は、外乱オブザーバを切り離せば、制御を継続できる。
図6において、電流指令値演算部204から出力された電流指令値Iaref,Ibref,Icrefを進み遅れ演算部20に入力する。一方、外乱オブザーバに関しては、電流検出器205−1,205−2で検出されたモータ電流Ia,Ib,Icをモータ108のモデルである巻線抵抗値Rとインダクタンス値Lとで構成される伝達関数(L・s+R)をもつ伝達関数部30から各相のモータ電圧Vmが出力される。そして、減算部32において、後述する各相電圧指令値Varef,Vbref,Vcrefと、各相のモータ電圧Vmとの各相偏差ΔVが出力される。次に、その各相偏差ΔVは、一次遅れ関数(1/(T2・s+1))をもつ伝達関数部34に入力され、その各相出力は、電流検出器故障特定手段10の特定信号によって制御されるスイッチ36を介して加算部38に送られる。そして、加算部38において、伝達関数部34の各相出力と、進み遅れ演算部20の各相出力とが加算されて、各相電圧指令値Varef,Vbref,Vcrefが算出される。そして、各相電圧指令値Varef,Vbref,Vcrefに基いてPWM制御されたインバータ回路211はモータ108にモータ電流を供給する。
このように構成された制御ブロック図で、電流検出器205−1,205−2,18−1において、電流検出器205−1、或いは、電流検出器205−2のどちらかが故障した場合は、実施例1に基いて、各相電流ia,ib,icを算出して外乱オブザーバ制御を継続できる。また、電流検出器205−1,205−2が故障しても電流検出器18−1又は18−2が正常であれば、この場合も、実施例2に基いて、各相電流を算出でき、それらの算出電流を利用して、外乱オブザーバ制御を継続できる。しかし、電流検出器205−1,205−2,18−1、18−2の全ての電流検出器が故障した場合は、スイッチ36を開放して外乱オブザーバ制御を断念してFF制御だけで制御を継続する。
このように、FF制御と外乱オブザーバ制御との組み合わせ制御においても、本発明を適用でき、一部の電流検出器が故障しても、各相電流を算出して、その各相電流を利用した制御を継続できる。
以上説明したように、本発明を用いれば、一部の電流検出器が故障しても、残りの正常な電流検出器で検出した電流から各相電流を算出して電動パワーステアリング装置の制御を継続できるので、比較的操舵フィーリングが良く、安全な電動パワーステアリング装置を提供できる。また、フィードバック制御している場合において、電流検出器が全て正常と判定できない場合には、フィードバック制御からフィードフォワード制御に切り替えても最大出力電流を制限するのでモータなどに過電流が流れることがなく安全な電動パワーステアリング装置を提供できる。
本発明の一実施例を示す各相フィードバック制御ブロック図である。 実施例による電流検出器の故障前後のモータ出力を示す図である。 本発明の一実施例を示すd、q制御フィードバック制御ブロック図である。 本発明の他の一実施例を示すフィードバック制御ブロック図である。 本発明の他の一実施例を示すフィードフォワード制御ブロック図である。 本発明の他の一実施例を示す外乱オブザーバを付加したフィードフォワード制御ブロック図である。 電動パワーステアリング装置の構成図である。 電動パワーステアリング装置のフィードバック制御ブロック図である。
符号の説明
10 電流検出器故障特定手段
11 符号反転加算部
12 3相/2相変換部
14−1,14−2 LPF
16 2相/3相変換部
17 q軸電流算出部
18−1,18−2 バッテリ電流検出器
19 レゾルバ
20 進み遅れ関数部
22 スイッチ
30 伝達関数部
32 減算部
34 伝達関数部
36 スイッチ
38 加算部
A 第1の電流算出部
B 第2の電流算出部

Claims (7)

  1. 車両の操舵系に操舵補助力を付与するようにした3相モータと、ハンドルに作用する操舵力を検出するトルクセンサと、前記3相モータの各相電流を検出する電流検出器を少なくとも2個備え、前記トルクセンサの出力値に基いて決定される電流指令値と、前記3相モータの電流とに基いて前記3相モータの電流を制御する電動パワーステアリング装置において
    前記電流検出器が故障し、且つ1つの前記電流検出器しか正常に検出できない場合、故障した電流検出器と正常な電流検出器とを特定する電流検出器故障特定手段と、前記正常な電流検出器が検出した1相分の検出電流から前記3相モータの各相電流を算出する第1の電流算出手段とを備え、前記算出された各相電流に基いて前記モータの電流の制御を継続することを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  2. 前記第1の電流算出手段は、前記正常な電流検出器より検出された1相分の検出電流と前記故障した電流検出器の検出電流に代わる少なくとも1相分の推定電流とを入力とする3相/2相変換手段と、前記3相/2相変換手段の出力に配した2個のローパスフィルタと、前記ローパスフィルタの出力を入力とする2相/3相変換手段とを備え、前記2相/3相変換手段の出力である3相電流の中の前記推定電流に相当する電流を前記推定電流としてフィードバックする請求項1に記載の電動パワーステアリング装置。
  3. 車両の操舵系に操舵補助力を付与するようにした3相モータと、ハンドルに作用する操舵力を検出するトルクセンサと、前記3相モータの各相電流を検出する電流検出器を少なくとも2個備え、前記トルクセンサの出力値に基いて決定される電流指令値と、前記3相モータの電流とに基いて前記3相モータの電流を制御する電動パワーステアリング装置において
    前記電流検出器の全てが故障した場合、前記3相モータを駆動するためのバッテリ電源から供給する電流を検出するためのバッテリ電流検出器と、前記バッテリ電流から前記3相モータの各相電流を算出する第2の電流算出手段とを備え、前記第2の電流算出手段により算出された3相の各相電流に基いて前記3相モータの電流を制御することを継続することを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  4. 前記第2の電流算出手段は、前記バッテリ電流をq軸電流とし、d軸電流を零として入力する2相/3相変換手段である請求項3に記載の電動パワーステアリング装置。
  5. 前記電流検出器が故障した場合には、前記電流検出器が正常に検出できる場合の前記モータの最大出力電流値より最大出力電流値を小さく制限する請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の電動パワーステアリング装置。
  6. 車両の操舵系に操舵補助力を付与するようにした3相モータと、ハンドルに作用する操舵力を検出するトルクセンサと、前記モータの各相電流を検出する電流検出器を少なくとも2個備え、前記トルクセンサの出力値に基いて決定される電流指令値と、前記3相モータの電流とに基いて前記モータの電流をフィードバック制御する電動パワーステアリング装置において
    前記電流検出器が故障し、且つ1つの前記電流検出器しか正常に検出できない場合、故障した電流検出器と正常な電流検出器とを特定する電流検出器故障特定手段と、前記正常な電流検出器が検出した1相分の検出電流から前記3相モータの各相電流を算出する第1の電流算出手段とを備え、前記算出された各相電流に基いて前記モータの電流の制御を継続し、
    前記電流検出器の全てが故障した場合、前記3相モータを駆動するためのバッテリ電源から供給する電流を検出するためのバッテリ電流検出器と、前記バッテリ電流から前記3相モータの各相電流を算出する第2の電流算出手段とを備え、前記第2の電流算出手段により算出された3相の各相電流に基いて前記3相モータの電流を制御することを継続し、
    記3相モータの電流検出器及び前記バッテリ電流検出器の全てが正常と判断できない場合、前記フィードバック制御から前記電流指令値に基いたフィードフォワード制御に切り替える電動パワーステアリング装置。
  7. 前記フィードフォワード制御する場合には、前記3相モータの各相電流を電流検出器で検出してフィードバック制御する場合の前記3相モータの最大出力電流値より最大出力電流値を小さく制限する請求項6に記載の電動パワーステアリング装置。
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