JP4512594B2 - 光ディスクドライブにおけるラジアルトラッキング方法 - Google Patents

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    • G11B7/0906Differential phase difference systems

Description

(発明の分野)
本発明は一般的に、光記憶ディスクに情報を書き込み、光記憶ディスクから情報を読み出すディスク駆動装置に関するものであり、以下ではこうしたディスク駆動装置を「光ディスクドライブ」とも表わす。
(発明の背景)
当業者には一般に知られているように、光記憶ディスクは少なくとも1本のトラックを具え、このトラックは、データパターンの形で情報を記憶可能な記憶空間内の連続した螺旋の形態か、あるいは複数の同心円の形態かのいずれかである。
光記憶ディスクの記憶空間内に情報を書き込むために、あるいはこのディスクから情報を読み出すために、光ディスクドライブは一方では、光ディスクを受けて回転させる回転手段を具え、他方では、光ビーム、一般にレーザービームを発生してこのレーザービームで記憶トラックを走査する光学手段を具えている。
回転中のディスクを光学的に走査するために、光ディスクドライブは、光ビーム発生装置(一般にレーザーダイオード)、この光ビームを集束させてディスク上の焦点スポットにするための対物レンズ、及びこのディスクから反射した反射光を受けて検出器出力電気信号を発生する光検出器を具えている。
動作中には、焦点スポットはトラックに位置合わせされたままであるべきか、あるいは新たなトラックに位置決め可能であるべきである。この目的のために、少なくとも前記対物レンズはラジアル(半径)方向に変位可能であり、光ディスクドライブは、前記対物レンズのラジアル(半径方向の)位置を制御するためのラジアル・アクチュエータ手段を具えている。
前記検出器出力電気信号は、トラッキングエラー(追跡誤差)、即ち焦点スポットの中心から追従中のトラックの中心までのラジアル距離についての情報を含む。この検出器出力電気信号は制御回路によって受信され、この制御回路はこの検出器出力電気信号を処理して、前記ラジアル・アクチュエータ用の制御信号を発生する。
前記検出器出力電気信号を処理するための1つの周知の方法は、プッシュ/プル信号を発生することである。プッシュ/プル法はいくつかの利点を有する。
プッシュ/プル法の1つの欠点は、ビーム着地誤差(ランディング・エラー)、即ち光検出器に対する光スポットの変位に対する感受性にある。
この問題に対する周知の解決法は、3スポット・プッシュ/プル法である。3スポット・プッシュ/プル法は1スポット・プッシュ/プル法のビーム着地感受性の問題を解決するが、他の欠点をもたらす。その1つは、3つのスポットを生成するためのハードウェア装置、即ち3スポット格子を必要とすることであり、この格子も位置合わせする必要があり、このことは光学系の複雑性及びコストを増加させる。さらに、3スポット格子は1本のレーザービームを効果的に3本、即ち1本の主ビーム及び2本の補助ビームに分割し、主ビームの光強度を低減する。
米国特許 US-6,388,964
米国特許 US-6,388,964は、位相差検出法に基づいて検出器出力信号からトラッキングエラー信号を発生するトラッキング方法を開示している。この文献に記載の方法はROMドライブに適用され、即ちデータを含むディスクに適用される。このことは、この文献に記載の方法は、書込み可能なディスクを扱うのに適したドライブ(駆動装置)には直接適用できないことを意味する、というのは、書込み可能なディスクにはデータのないトラックがあり得るからである。
(発明の概要)
本発明の一般的な目的は、プッシュ/プル・トラッキング法に代わる新たなラジアルトラッキング方法を提供することにある。特に本発明は、3スポット・プッシュ/プル法の代替法として使用可能なラジアルトラッキング方法を提供することを目的とし、この方法は3スポット・プッシュ/プル法の欠点をなくして利点を有する。
特に、本発明は、ビーム着地誤差に対する感受性がより低く、理想的には感受性のないラジアルトラッキング方法を提供することを目的とする。
さらに、本発明は、3スポット格子を必要としない簡略化した光学系で実現可能なラジアルトラッキング方法を提供することを目的とする。
さらに、本発明は、データのないトラックを有するディスクに適用可能なラジアルトラッキング方法を提供することを目的とする。
本発明の重要な態様によれば、ウォブル(蛇行)信号に基づいてトラッキングエラー信号を発生する。従って本発明の方法は、ウォブル(蛇行)した案内溝(プリグルーブ)を有する書込み可能なディスクのすべての場合に適用可能である。ウォブル信号はトラックが空でも利用可能である。
実際には、トラックが空でなければ、即ちトラックがデータを含めば、トラッキング方法に不利に影響し得る。こうした場合には、本発明のさらなる重要な態様によれば、データ信号に基づいてトラッキング信号を好適に発生する。
本発明のこれら及び他の態様、特徴及び利点は、以下の、図面を参照した本発明によるディスク駆動装置の好適な実施例の説明によってさらに説明され、図面中の同一参照番号は同一あるいは類似の部分を示す。
(実施例の詳細な説明)
図1に、光記憶ディスク2、一般にはDVDまたはCDまたはBD(ブルーレイ・ディスク)上に情報を記憶し、光記憶ディスク2から情報を読み出すのに適した光ディスク駆動装置1を図式的に示す。光ディスク2は少なくとも1本のトラックを具え、このトラックは、データパターンの形で情報を記憶可能な記憶空間内の連続した螺旋の形態か、あるいは複数の同心円の形態かのいずれかである。光ディスク2は読出し専用(リードオンリー)型とすることができ、この型では情報は製造中に記録され、ユーザはこの情報を読み出すことができる。光ディスク2は記録可能(R)型または再書込み可能(RW)型とすることもでき、この型ではユーザが情報を記録することができる。書込み可能ディスクは一回書込み(ライトワンス)ディスクであり、このディスクでは前に書き込まれたデータ上にデータを上書きすることによって情報内容を変更することができる。
本発明は特に、R/RWディスクとして表わされる書込み可能ディスクに関するものであり、従って、特にR/RWディスクドライブ、即ちR/RWディスクを読出し及び書込み可能なディスクドライブに関するものであり、こうしたディスクの例はCD−R、CD−RW、DVD−RW、DVD+RW、DVD+R、BD+RWである。従って、本発明は以下では、特にR/RWディスクドライブについて説明する。しかし、R/RWディスクドライブを参照することは例示に過ぎず、いずれにせよ本発明の範囲をこうした例に限定することを意図するものではないことは明らかである、というのは、本発明の要点は読出し専用ディスクにも適用可能だからである。特に、本発明はディスクの読出しのみ可能なディスクドライブに適用可能であり、このディスクが書込み可能ディスクであるか否かにはよらない。また、本発明は、読出し専用ディスクのみ読出し可能なディスクドライブにも適用可能である。
光ディスクの技術一般、即ち、情報を光ディスクに記録可能にする方法、及び光学的データを光ディスクから読み出し可能にする方法は当業者に一般に知られているので、本明細書ではこの技術をより詳細に説明する必要はない。
ディスク2を回転させるために、ディスクドライブ1はフレーム(簡単のため図示せず)に固定したモーター4を具え、モーター4は回転軸5を規定する。ディスク2を受けて保持するために、ディスク駆動装置1はターンテーブルまたはクランプハブ6を具えることができ、スピンドルモーター4の場合には、このターンテーブルまたはクランプハブ6はモーター4のスピンドル軸7上に取り付けられる。
ディスク駆動装置1はさらに、ディスク2のトラックを光ビームで走査するための光学系30を具えている。光学系30は光ビーム発生手段31を具え、これは一般にレーザーダイオードのようなレーザーであり、光ビーム32を発生すべく構成されている。以下では、光ビーム32の異なる光路を、参照番号32に付けた文字a,b,b,d等で示す。
光ビーム32は、ビームスプリッタ33、コリメータ(視準器)レンズ37、及び対物レンズ34を通過してディスク2に到達する(ビーム32b)。光ビーム32bはディスク2で反射して(反射光ビーム32c)、対物レンズ34、コリメータレンズ37、及びビームスプリッタ33を通過して(ビーム32d)、光検出器35に到達する。
対物レンズ34は、光ビーム32bをディスク2の情報層(簡単のため図示せず)上の焦点スポットFに集束させるべく設計されている。
動作中には、焦点スポットはトラックに位置合わせされたままであるか、あるいは新たなトラックに位置決め可能であるべきである。この目的のために、少なくとも対物レンズ34はラジアル(半径)方向に変位可能なように構成され、光ディスク駆動装置1は、対物レンズ34をディスク2に対してラジアル方向に変位させるべく構成されたラジアル・アクチュエータ51を具えている。ラジアル・アクチュエータ自体は既知であり、さらに、こうしたラジアル・アクチュエータの設計及び動作は本発明の主題ではないので、本明細書ではこうしたラジアル・アクチュエータの設計及び動作は特に詳しく説明する必要はない。
ディスク駆動装置1はさらに、ラジアル・アクチュエータ51の制御入力に結合された出力93、及び光検出器35からの読出し信号SRを受信する読出し信号入力91を有する制御回路90を具えている。
図2に、光検出器35が複数の検出器セグメントを具えている様子を示し、この場合にはこれらのセグメントは4つの検出器セグメント35a,35b,35c,35dであり、それぞれ個別の検出器信号A,B,C,Dを供給可能であり、これらの検出器信号はそれぞれ、検出器の4象限の各々に入射する光量を示す。第1及び第4セグメント35a及び35dを第2及び第3セグメント35b及び35cから分ける中心線36は、トラック方向に相当する方向を有する。こうした4象限検出器自体は一般に知られているので、本明細書ではその設計及び機能の詳細な説明をする必要はない。
図2には、制御回路90の読出し信号入力91が実際に、それぞれ個別の検出器信号A,B,C,Dを受信する4つの入力91a,91b,91c,91dを具えている様子も示す。制御回路90は、これら個別の検出器信号A,B,C,Dを処理して、これらの信号からデータ及び制御情報を導出すべく設計されていることは、当業者にとって明らかである。例えば、データ信号SDは、次式に従い、個別の検出器信号A,B,C,Dのすべてを合計することによって得ることができる:
D=A+B+C+D (1)
さらに、プッシュプル・トラッキングエラー信号STEは、次式に従い、中心線36の一方の側にあるすべての個別の検出器セグメント35a及び35dからの信号A及びDを合計し、中心線36の他方の側にあるすべての個別の検出器セグメント35b及び35cからの信号B及びCを合計し、これら2つの合計の差をとることによって得られる:
TE=(A+D)+(B+C) (2a)
ビーム全体の光強度の変動を補償するために、次式に従い、このエラー信号をデータ信号で割って正規化することができ、正規化されたトラッキングエラー信号RESが得られる:
RES=STE/SD (2b)
それ自体は既知であるウォブル(蛇行)した案内溝の形のトラックを有するディスクの場合には、4つの信号A,B,C,Dは、線走査速度をウォブル周期で割った値に等しい周波数を有する信号成分を含む。この周波数はすべての信号A,B,C,Dについて同じであるが、これら4つの振動は一般に同期していない。
ウォブル誘因の信号成分はそれぞれWA,WB,WC,WDで表わされ、数学的には次式のように書くことができる:
A=KA・cos(τ−τA) (3a)
B=KB・cos(τ−τB) (3b)
C=KC・cos(τ−τC) (3c)
D=KD・cos(τ−τD) (3d)
ここに、KA、KB,KC,KDはそれぞれの振幅であり、
τA,τB,τC,τDはそれぞれの位相である。
τ=2πx/lWは接線方向の走査変数であり、ここにxはビーム32が進んだトラック距離を表わし、lWはウォブル周期を表わす。
それぞれの位相がラジアル走査変数φ=2πy/tpに依存することを示すことができ、ここにtpはトラックピッチ(トラック間隔)を表わし、yはラジアルエラー、即ち焦点スポットの中心とトラックの中心とのラジアル(半径方向の)距離を表わす。
あらゆる信号対P,Qについて(P及びQはA,B,C,Dのいずれかを表わす)、相互遅延Δ(P,Q)を次式のように定義することができる:
Δ(P,Q)=τP−τQ (4)
ウォブル誘因の信号成分から導出した好適なトラッキングエラー信号は次式のように規定される:
DTD4R=Δ(A,B)+Δ(C,D) (5)
図3は、DVD+RWの案内溝パラメータでの数値シミュレーションによって得られたこの好適なトラッキングエラー信号DTD4Rを示すグラフである。水平軸はラジアル走査変数φを表わし、垂直軸はDTD4Rを表わす。図3より、φが0付近の範囲ではDTD4Rがφに比例し、よってDTD4Rを実際にトラッキングエラー信号として使用できることがわかる。
なお、このシミュレーションでは、隣接する2本のトラックがそれぞれのウォブルを互いに同期させているものと仮定した。通常は、このことは実際には成り立たず、このためエラー信号DTD4Rの形状は異なり得る。それにもかかわらず、φの0付近の範囲ではDTD4Rがφにほぼ比例し、よってDTD4Rはトラッキングエラー信号として使用できる。
(5)式によって規定されるDTD4R信号は、トラッキングエラー信号として機能する可能性を有する唯一の信号ではない。代案の具体例では、次式によって規定される信号DTD4Tを用いる:
DTD4T=Δ(A,D)+Δ(C、D) (6)
しかし、DTD4R信号とDTD4T信号とを比較すれば、DTD4R信号の方が好ましい、というのは、DTD4R信号が最終的なエラー信号に導入するノイズ(雑音)はDTD4T信号よりも少ないからである。
他の代案の具体例では、次式によって規定される信号DTD2を用いる:
DTD2=(A+C,B+D) (7)
しかし、DTD4R信号とDTD2信号とを比較すれば、DTD4R信号の方が好ましい、というのは、DTD4R信号が最終的なエラー信号に導入するノイズ(雑音)はDTD2信号よりも少ないからである。さらに、DTD2信号はビーム着地誤差により敏感である。
上述した方法、即ちウォブル由来の信号をトラッキングエラー信号として使用することは、トラックが空の場合に、即ち書込み済みのデータを何ら含まないトラックに対して良好に作用する。しかし、トラックがデータを含む場合には、このデータがウォブル由来の信号にノイズを導入する。このノイズを除去するか少なくとも低減するために、制御回路の入力において、トラッキングエラー信号として使用可能な信号成分から成る周波数範囲を通過させ、不利なノイズ成分から成る周波数範囲を停止すべく設計された適切なフィルタを使用することができ、実際にこうした具体例は本発明の範囲内の実施例である。
しかし、トラックがデータを含む場合には、データ信号から導出した信号をトラッキングエラー信号として使用することが好ましい。従って、ウォブル由来の信号は不所望な信号成分となり、トラッキングエラー信号として使用可能なデータ信号成分から成る周波数範囲を通過させ、ウォブル由来の信号から成る周波数範囲を停止すべく設計された適切なフィルタを使用することによって除去するか少なくとも低減することができる。
従って、書込み済みトラック並びに真新しいトラックを含むディスクを取り扱うことができるためには、書込み済みトラックの場合に使用するのに適した第1のフィルタ特性、及び真新しいトラックの場合に使用するのに適した第2のフィルタ特性を有するように制御可能な可制御のフィルタ装置を使用することが望ましい。
図4は、本発明の好適な実施例によるディスクドライブの関連する構成要素を示すブロック図である。本実施例では、制御回路90が4つの可制御フィルタ装置110A,110B,110C,110Dを具え、これらはそれぞれの出力112A,112B,112C,112Dを有し、そして制御回路90のそれぞれの信号入力91a,91b,91c,91dに結合されたそれぞれの入力111A,111B,111C,111Dを有する。さらに、制御回路90は2つの遅延計算機120及び130を具え、これらはそれぞれの出力123及び133を有する。
第1遅延計算機120は、第1可制御フィルタ装置110Aの出力112Aに結合された第1入力121、及び第4可制御フィルタ装置110Dの出力112Dに結合された第2入力122を有する。第1遅延計算機120は、その出力123において、それぞれ第1及び第4検出器セグメント35a及び35dの信号AとDとの間の遅延Δ(A,D)を表わす信号S1を供給する。
第2遅延計算機130は、第2可制御フィルタ装置110Bの出力112Bに結合された第1入力131、及び第3可制御フィルタ装置110Cの出力112Cに結合された第2入力132を有する。第2遅延計算機130は、その出力133において、それぞれ第2及び第3検出器セグメント35b及び35cの信号BとCとの間の遅延Δ(B,C)を表わす信号S2を供給する。
さらに、制御回路90は、出力143を有する第1加算器140を具えている。第1加算器140は、第1遅延計算機120の出力123に結合された第1入力141、及び第2遅延計算機130の出力133に結合された第2入力142を有する。第1加算器140は、その出力143において、DTD4R信号を表わす信号S3を供給する。
さらに、制御回路90は第2加算器150を具え、第2加算器150は、制御回路90のそれぞれの信号入力91a,91b,91c,91dに結合された4つの入力151A,151B,151C,151Dを有する。第2加算器150は、その出力152において、光検出器35の中心開口信号(ビームスポットの中心部を用いた信号)CA、即ち検出器の4象限の和信号を表わす信号S4を供給する。さらに、制御回路90は、第2加算器150の出力信号S4を受信すべく結合された入力161を有するフィルタコントローラ160を具えている。フィルタコントローラ160は、可制御フィルタ110A,110B,110C,110Dのそれぞれの制御入力113A,113B,113C,113Dに結合された出力162を有する。
あるいはまた、フィルタコントローラ160は、各々が可制御フィルタ110A,110B,110C,110Dのそれぞれの制御入力に結合された4つの別個の出力162A,162B,162C,162Dを持つことができる。
フィルタコントローラ160は、その入力信号を評価して現在のトラックがデータを含むか否かを判定すべく設計されている。適切な具体例では、この入力信号の周波数スペクトルに基づいてこのことを行う。図5Aは、未書込みのトラックの場合の中心開口信号CAの周波数スペクトル170Aの形状を示すグラフであり、図5Bは、書込み済みトラックの場合の中心開口信号CAの周波数スペクトル170Bを示す同様なグラフである。両方の場合において、水平軸は任意単位の周波数を表わし、垂直軸は任意単位の信号パワーを表わす。
なお、これらのグラフは、一部の質的な態様を一般的に示すために、周波数スペクトルの理想化した輪郭を示すに過ぎない。現実には、こうしたスペクトルはより複雑な形状を有することは当業者にとって明らかである。
以下では、参照番号に付けた添字A及びBはそれぞれ、未書込みのトラックの場合及び書込み済みのトラックの場合を示すために用い、こうした添字のない参照番号はいずれにせよ、この参照番号に対応する特徴を示すために用いる。
図5Aと図5Bとを比較すれば、周波数スペクトル170は常に、約0〜100または1000Hzの低周波数範囲内に1番目の大きなピークを含むことがわかる。さらに、書込み済みトラックの場合のDCピーク171Bの高さは、未書込みトラックの場合のDCピーク171Aの高さより大幅に低いことがわかる。
さらに、周波数スペクトル170は常に、ウォブル周波数周辺の範囲内に2番目の大きなピーク172を含み、このピークは一般に、1XDVD+RWシステムの場合には1MHzの範囲にある。ピーク172は「ウォブルピーク」という言葉で表わされる。図5Aと図5Bとを比較すれば、ウォブルピーク172の高さはデータの有無にほとんど影響されないことがわかる。
さらに、書込み済みトラックの場合には、周波数スペクトル170Bは、データ周波数に相当する範囲内、一般に1XDVD+RWシステムの場合には1〜10MHzの範囲内に3番目の大きなピーク173Bを含む。この3番目の大きなピークは「データピーク」という言葉で表わされる。未書込みトラックはデータを含まないので、1番目の周波数スペクトル170Aはこうしたデータピークを含まない。
フィルタコントローラ160は、上述した相違、あるいは他にあり得る相違のいずれをも用いて、現在のトラックがデータを含むか否かを判定して、この判定の結果に依存する値のフィルタ制御信号SFCをその出力162に発生すべく設計することができ、これにより、可制御フィルタ110のフィルタ特性を切り換える。例えば、フィルタ制御信号SFCは、フィルタコントローラ160がデータが存在することを見出した場合に第1の値(例えばハイレベルまたはディジタルの”1”)を有し、フィルタコントローラ160がデータが存在しないことを見出した場合に第2の値(例えばローレベルまたはディジタルの”0”)を有することができる。
1つの具体例では、フィルタコントローラ160を、CA信号のDCピークを監視して(あるいはより詳細には、低周波数範囲内の信号パワーを測定して)、DCピーク171の高さを、図5A及び5Bに174で示す所定の基準レベルと比較するように設計することができる。測定した高さがこの所定の基準レベルを上回れば、フィルタコントローラ160はデータが存在しないものと判定し、測定した高さがこの所定の基準レベルを下回れば、フィルタコントローラ160はデータが存在するものと判定する。
第2の具体例では、フィルタコントローラ160を、データピーク173を監視して(あるいはより詳細には、データ周波数に相当する周波数範囲内の信号パワーを測定して)、データピーク173の高さを、図5A及び5Bに175で示す所定の基準レベルと比較するように設計することができる。測定した高さがこの所定の基準レベルを上回れば、フィルタコントローラ160はデータが存在するものと判定し、測定した高さがこの所定の基準レベルを下回れば、フィルタコントローラ160はデータが存在しないものと判定する。
上記2つの具体例は、任意の時点でフィルタコントローラ160がトラックの現在状態:YES DATA(データ有り)またはNO DATA(データ無し)を見出すという特徴を有する。しかし、特に第1の具体例では、上記基準レベル用の適切な値を規定することには困難がある。代案の具体例では、第1の具体例と同じ原理に基づいて、ここでもフィルタコントローラ160を、CA信号のDCピーク171を監視するように設計するが、DCピーク171の現在の高さを所定の基準レベルと比較する代わりに、フィルタコントローラ160はDCピーク171の変動を監視する。図5Cは、DCピーク171の高さの変化の例を時間の関数として示す(上段のグラフ)時間変化図である。左から始まって、DCピーク171の高さは、DCピーク171の高さがより低いレベルLまで急に大きく下降する時刻t1まで、ほぼ一定の第1レベルHに留まる。フィルタコントローラ160はこうした下降を、空のトラックから書込み済みのトラックへの移行を示すものとして捉えることができる。
時刻t1における下降の後に、DCピーク171の高さは、DCピーク171の高さがより高いレベルHまで急に大きく上昇する時刻t2まで、再びほぼ一定に、前記高さLに留まる。フィルタコントローラ160はこうした上昇を、書込み済みのトラックから空のトラックへの移行を示すものとして捉えることができる。
フィルタコントローラ160を、図5Cの下段のグラフ176に示すように、DCピーク171の時間微分を計算するように設計することも可能である。通常、この時間微分176はほぼ0に等しい。移行の瞬時t1及びt2のみにおいて、この時間微分176はそれぞれ負及び正のピークを示す。この信号を使用するために、フィルタコントローラ160を、この時間微分の値を図5Cにそれぞれ177及び178で示す所定の負及び正のしきい値レベルと比較するように設計することができる。この時間微分の大きさがこうしたしきい値を下回る限り、現在の状態を維持する。この時間微分がこれらのしきい値レベルのいずれかを超えれば、フィルタコントローラ160はこうした事象を、(時間微分の大きさが負のしきい値レベル177を超える場合には)書込み済みのトラック部分から未書込みのトラック部分への移行、あるいは(時間微分の大きさが正のしきい値レベルを超える場合には)未書込みのトラック部分から書込み済みのトラック部分への移行を示すものとして捉えることができる。
あるいはまた、DCピーク171の代わりに、フィルタコントローラ160はこうした急な下降及び上昇を見つけるために、データピーク173を用いて、その時間微分を計算してこうした時間微分におけるピークを見つけることができる。この場合には、未書込みのトラック部分から書込み済みのトラック部分への移行がデータピーク173の上昇、及びこの時間微分が正のしきい値レベルを超えたことに関連し、書込み済みのトラック部分から未書込みのトラック部分への移行がデータピーク173の下降、及びこの時間微分が負のしきい値レベルを超えたことに関連することは明らかである。
図6は、可制御フィルタ装置110の可能な具体例を図式的に示すブロック図である。この具体例では、可制御フィルタ装置110が2つの別個のフィルタ115及び116を具えている。第1フィルタ115は、ウォブル周波数の範囲の信号成分を通過させデータ周波数の範囲の信号成分を停止すべく設計されているのに対し、第2フィルタ116はウォブル周波数の範囲の信号成分を停止させデータ周波数の範囲の信号成分を通過させるべく設計されている。例えば、第1フィルタ115はウォブル周波数を中心とするバンドパス(帯域通過)フィルタとして、第2フィルタ116は、カットオフ(遮断)周波数をウォブル周波数とデータ周波数との間の適切な値に設定したローパス(低域通過)フィルタとすることができる。
各フィルタ115、116はそれぞれ、可制御フィルタ装置110の入力111に結合された入力115a、116a、及び可制御スイッチ117の入力117a及び117bにそれぞれ結合された出力115b、116bを有する。可制御スイッチ117は、可制御フィルタ装置110の出力112に結合された出力117cを有する。可制御スイッチ117は、可制御フィルタ装置110の制御入力113に結合された制御入力117dを有する。可制御スイッチ117は、その制御入力117dで受信した制御信号に応答して、その出力117cがその第1入力117aに接続される第1動作状態と、その出力117cがその第2入力117bに接続される第2動作状態との切り換えを行う。従って、可制御スイッチ117の動作状態に応じて、第1フィルタ115または第2フィルタ116のいずれかが作用し、このことは、可制御フィルタ装置110全体が、第1フィルタ115の第1フィルタ特性または第2フィルタ116の第2フィルタ特性のいずれかを示すことを意味する。
図7は、参照番号290で示す制御回路の代案の具体例を図式的に示すブロック図である。この具体例では、制御回路290は第1分岐のフィルタ装置310A〜310D、遅延検出器320、330、及び制御回路90(図4)を参照して上述した回路と同様の方法で結合した加算器340を具えている。これらの構成要素は上述した制御回路90の具体例における構成要素110、120、130、140と同一にすることができ、例外として、フィルタ装置310A〜310Dは制御する必要がなく、従って可制御フィルタ装置である必要はなく、実際に、これらのフィルタ装置310A〜310Dの各々は上述した第1フィルタ115と同一にすることができる。
さらに、この具体例では、制御回路290は第2分岐のフィルタ装置410A〜410D、遅延検出器420、430、及び第1分岐と同様の方法で結合された加算器440を具えている。同様に、これらの構成要素は、上述した制御回路90の具体例における構成要素110、120、130、140と同一にすることができ、例外として、フィルタ装置410A〜410Dは制御する必要がなく、従って可制御フィルタ装置である必要はなく、実際に、これらのフィルタ装置410A〜410Dの各々は上述した第2フィルタ116と同一にすることができる。
フィルタ装置310A〜310D及びフィルタ装置410A〜410Dは、制御回路290のそれぞれの入力291A〜Dに並列に接続されたそれぞれの入力311A〜D及び411A〜Dを有する。従って、第1分岐の第1加算器340はウォブル由来のDTD4信号を供給し、第2分岐の第2加算器440はデータ由来のDTD4信号を供給する。
制御回路290はさらに可制御スイッチ299を具え、可制御スイッチ299は、それぞれ加算器340及び440の出力に結合された2つの入力を有し、そしてコントローラ160によって制御されて、その第1入力がその出力に接続される第1動作状態と、その第2入力がその出力に接続される第2動作状態との間の切り換えを行う。従って、この具体例でも、ウォブル由来のDTD4信号またはデータ由来のDTD4信号のいずれかをトラッキングエラー信号として用いる。
以上の記述は本発明の原理を明確に説明しているが、実際には、遅延Δを計算する信号対の一方の信号を反転させることが有利であり、これによりφ=0周辺の範囲のDTD4信号の平滑性を改善することができる。こうした反転はπの遅延と等価である。従って、より一般的な形では、式(5)は次式のように書くことができる:
DTD4R=Δ(A,sB)+Δ(C,sD) (8)
ここに、sは+1または−1のいずれかである。
図4及び7では、この機能は信号Sとして示され、この信号は遅延計算機120、130、320、330、420、430のそれぞれの符号入力124、134、324、334、424、434に供給される。この信号Sは、フィルタコントローラ160からの出力フィルタ制御信号SFCに等しくするか、あるいはこの制御信号から導出することができる。具体例では、データが存在すればsは+1に等しく、データが存在しなければsは−1に等しい。
図8は、この機能を遅延計算機、例えば遅延計算機120において実現する方法を図式的に示すブロック図である。この例の遅延計算装置120は可制御スイッチ125を具え、可制御スイッチ125は、装置の第2入力122に結合された第1入力125A、第2入力125B、装置の制御入力124に結合された制御入力125C、及び出力125Dを有する。この例の遅延計算装置120はさらにインバータ(論理反転回路)127を具え、その入力は装置の第2入力122に結合され、その出力は可制御スイッチ125の第2入力125Bに結合されている。可制御スイッチ125は、その制御入力125Cで受信した値に応じて、その出力125Dを、その第1入力125Aまたはその第2入力125Bのいずれかに接続するように設計されている。
この例の遅延計算装置120はさらに実際の遅延計算ユニット126を具え、遅延計算ユニット126は、装置の第1入力121に結合された第1入力126A、可制御スイッチ125の出力125Dに結合された第2入力126B、及び装置の出力123に結合された出力126Cを有し、この実際の遅延計算ユニット126は、その2つの入力に到来する信号間の遅延を計算して、この遅延を表わす出力信号を発生するように設計されている。
従って、本発明は光ディスクドライブにおけるラジアルトラッキングの方法を提供し、この方法では、DTDトラッキングエラー信号を光検出器信号のウォブル誘因の信号成分から導出する。このトラッキングエラー信号はビーム着地誤差、及び個々の検出器セグメントの出力信号の信号振幅Kの差に対して比較的低感受性である。さらに、3スポット格子の必要性がなくなる。
好適な実施例では、一方では追従中のトラックが空である状況と、他方では追従中のトラックが書込み済みである状況との区別を行う。追従中のトラックが空である場合には、DTDトラッキングエラー信号を光検出器信号のウォブル誘因の信号成分から導出し、追従中のトラックが書込み済みである場合には、DTDトラッキングエラー信号を光検出器信号のデータ誘因の信号成分から導出する。
本発明は上述した好適な実施例に限定されず、請求項に規定した本発明の権利範囲内で種々の変形及び変更が可能であることは当業者にとって明らかである。
例えば、フィルタコントローラ160は、現在のトラックがデータを含むか否かを他の基準に基づいて判定するように設計することができる。
さらに、以上では、光検出器35が、4つの検出器セグメントに対応する4つの出力信号を発生して、これら4つの信号をすべて使用する場合について本発明を説明してきた。しかし、光検出器35が異なる数の検出器セグメントを有し、従って、異なる数の出力信号を発生することも可能である。トラッキングエラー信号を検出器の出力信号の一部のみから導出することも可能である。
以上では、本発明による装置の機能ブロックを示すブロック図を参照して本発明を説明してきた。これらの機能ブロックの1つ以上をハードウェアで実現し、こうした機能ブロックの機能を個別のハードウェア構成要素によって実現することができるが、これらの機能ブロックの1つ以上をソフトウェアで実現し、こうした機能ブロックの機能をコンピュータプログラムの1つ以上のプログラムライン(プログラム行)、あるいはマイクロプロセッサ、マイクロコントローラ等のようなプログラマブル(プログラム可能な)デバイスによって実行することもできることは明らかである。
光ディスク駆動装置を図式的に示す図である。 光検出器をより詳細に示す図である。 DTDエラー信号をラジアル走査変数の関数として示すグラフである。 制御回路の関連する構成要素を示すブロック図である。 検出器の出力信号の周波数スペクトルを示すグラフである。 検出器の出力信号の周波数スペクトルを示すグラフである。 検出器の出力信号の特性の挙動を時間の関数として示すグラフである。 可制御フィルタの具体例を示すブロック図である。 適応信号処理の代案の具体例を示すブロック図である。 遅延計算機の具体例を示すブロック図である。

Claims (17)

  1. 光ディスクドライブであって、
    光ディスクを光ビームで走査するための光学系であって、前記光ディスクによって反射された光を受光する光検出器を具えた光学系と;
    前記光ビームの焦点スポットをラジアル方向に変位させるラジアル・アクチュエータと;
    前記光検出器の出力信号を受信する入力、及び前記ラジアル・アクチュエータ用の制御信号を発生する出力を有する制御回路とを具えており、
    前記制御回路が、少なくとも、前記ラジアル・アクチュエータ用の前記制御信号を、前記光検出器の出力信号のウォブル誘因の信号成分から導出したトラッキングエラー信号に基づいて発生する第1動作モードで動作可能であり、
    前記制御回路が、前記光検出器出力信号を処理して、ラジアルトラッキング方法、すなわち:
    トラッキングエラー信号を、検出器セグメントA、検出器セグメントB、検出器セグメントCおよび検出器セグメントDを有する光検出器の光検出器出力信号のウォブル誘因の信号成分WA,WB,WC,WDから導出する光ディスクドライブにおけるラジアルトラッキング方法であって、
    前記トラッキングエラー信号を、次式:
    DTD4R=Δ(A,B)+(C,D)、
    に従って発生し、ここに、
    Δ(A,B)は、信号成分WA=KA・cos(τ−τA)と信号成分WB=KB・cos(τ−τB)との間の遅延τA−τBを表わし、
    Δ(C,D)は、信号成分WC=KC・cos(τ−τC)と信号成分WD=KD・cos(τ−τD)との間の遅延τC−τDを表わし、
    A,KB,KC,KDはそれぞれ信号成分WA,WB,WC,WDの振幅であり、
    τA,τB,τC,τDはそれぞれ信号成分WA,WB,WC,WDの位相であり、
    τは接線方向の走査変数であり、
    信号成分WA,WB,WC,WDは、それぞれ検出器セグメントA,B,C,Dから導出され、検出器セグメントA,B,C,Dは、ディスクドライブが動作しているときに光ビームの焦点スポットをラジアル方向に変位させるラジアル・アクチュエータのトラック方向に平行な方向をもつ架空の中心線が光検出器を検出器セグメントAおよびDを完全に含む第一の部分と検出器セグメントBおよびCを完全に含む第二の部分に等分するよう位置され、かつ検出器セグメントAとBが隣り合い、検出器セグメントCとDが隣り合うよう位置される、
    方法
    によりトラッキングエラー信号を計算することができ、
    前記制御回路が、少なくとも、前記ラジアル・アクチュエータ用の前記制御信号を、前記光検出器の出力信号のデータ誘因の信号成分から導出したトラッキングエラー信号に基づいて発生する第2動作モードで動作可能であり、
    前記制御回路が、可制御のフィルタ特性を有する入力フィルタ・アセンブリを具えており、
    前記入力フィルタ・アセンブリが、前記制御回路の光検出器入力に結合された信号入力と、信号出力と、制御入力とを有する可制御フィルタ装置を少なくとも1つ具え、前記可制御フィルタ装置が、前記制御入力で受信した第1の値を有する制御信号に応答して、低周波数範囲の信号成分を通過させデータ周波数範囲の信号成分を阻止すべく設計され、さらに、前記制御入力で受信した第2の値を有する前記制御信号に応答して、前記低周波数範囲の信号成分を阻止し前記データ周波数範囲の信号成分を通過させるべく設計されている、
    ことを特徴とする光ディスクドライブ。
  2. 光ディスクドライブであって、
    光ディスクを光ビームで走査するための光学系であって、前記光ディスクによって反射された光を受光する光検出器を具えた光学系と;
    前記光ビームの焦点スポットをラジアル方向に変位させるラジアル・アクチュエータと;
    前記光検出器の出力信号を受信する入力、及び前記ラジアル・アクチュエータ用の制御信号を発生する出力を有する制御回路とを具えており、
    前記制御回路が、少なくとも、前記ラジアル・アクチュエータ用の前記制御信号を、前記光検出器の出力信号のウォブル誘因の信号成分から導出したトラッキングエラー信号に基づいて発生する第1動作モードで動作可能であり、
    前記制御回路が、前記光検出器出力信号を処理して、ラジアルトラッキング方法、すなわち:
    トラッキングエラー信号を、検出器セグメントA、検出器セグメントB、検出器セグメントCおよび検出器セグメントDを有する光検出器の光検出器出力信号のウォブル誘因の信号成分から導出する光ディスクドライブにおけるラジアルトラッキング方法であって、
    前記トラッキングエラー信号を、次式:
    DTD4T=Δ(A,D)+(C,B)、
    に従って発生し、ここに、
    Δ(A,D)は、信号成分WA=KA・cos(τ−τA)と信号成分WD=KD・cos(τ−τD)との間の遅延τA−τDを表わし、
    Δ(C,B)は、信号成分WC=KC・cos(τ−τC)と信号成分WB=KB・cos(τ−τB)との間の遅延τC−τBを表わし、
    A,KB,KC,KDはそれぞれ信号成分WA,WB,WC,WDの振幅であり、
    τA,τB,τC,τDはそれぞれ信号成分WA,WB,WC,WDの位相であり、
    τは接線方向の走査変数であり、
    信号成分WA,WB,WC,WDは、それぞれ検出器セグメントA,B,C,Dから導出され、検出器セグメントA,B,C,Dは、ディスクドライブが動作しているときに光ビームの焦点スポットをラジアル方向に変位させるラジアル・アクチュエータのトラック方向に平行な方向をもつ架空の中心線が光検出器を検出器セグメントAおよびDを完全に含む第一の部分と検出器セグメントBおよびCを完全に含む第二の部分に等分するよう位置され、かつ検出器セグメントAとBが隣り合い、検出器セグメントCとDが隣り合うよう位置される、
    方法
    によりトラッキングエラー信号を計算することができ、
    前記制御回路が、少なくとも、前記ラジアル・アクチュエータ用の前記制御信号を、前記光検出器の出力信号のデータ誘因の信号成分から導出したトラッキングエラー信号に基づいて発生する第2動作モードで動作可能であり、
    前記制御回路が、可制御のフィルタ特性を有する入力フィルタ・アセンブリを具えており、
    前記入力フィルタ・アセンブリが、前記制御回路の光検出器入力に結合された信号入力と、信号出力と、制御入力とを有する可制御フィルタ装置を少なくとも1つ具え、前記可制御フィルタ装置が、前記制御入力で受信した第1の値を有する制御信号に応答して、低周波数範囲の信号成分を通過させデータ周波数範囲の信号成分を阻止すべく設計され、さらに、前記制御入力で受信した第2の値を有する前記制御信号に応答して、前記低周波数範囲の信号成分を阻止し前記データ周波数範囲の信号成分を通過させるべく設計されている、
    ことを特徴とする光ディスクドライブ。
  3. 前記可制御フィルタ装置が、
    前記低周波数範囲の信号成分を通過させ前記データ周波数範囲の信号成分を阻止するフィルタ特性を有し、前記可制御フィルタ装置の前記信号入力に結合されたフィルタ信号入力を有する第1フィルタと;
    前記低周波数範囲の信号成分を阻止し前記データ周波数範囲の信号成分を通過させるフィルタ特性を有し、前記可制御フィルタ装置の前記信号入力に結合されたフィルタ信号入力を有する第2フィルタと;
    それぞれ前記第1及び第2フィルタのフィルタ信号出力に結合された複数の信号入力と、前記可制御フィルタ装置の出力に結合された信号出力と、前記可制御フィルタ装置の前記制御入力に結合された制御入力とを有する可制御スイッチとを具え、
    前記可制御スイッチが、この可制御スイッチの前記制御入力で受信した制御信号に応答して、この可制御スイッチの前記信号出力を、この可制御スイッチの前記複数の信号入力のうちの1つに結合すべく構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の光ディスクドライブ。
  4. 請求項1または2に記載の光ディスクドライブであって、前記制御回路が、前記光検出器の出力信号を処理して、それぞれ請求項1または2に記載の方法によりトラッキングエラー信号を計算することができることを特徴とする光ディスクドライブ。
  5. 前記制御回路が、前記光検出器の出力信号を監視して、前記光検出器の出力信号が未書込みのトラックを表わす際に前記第1動作モードで動作し、前記光検出器の出力信号が書込み済みのトラックを表わす際に前記第2動作モードで動作すべく構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の光ディスクドライブ。
  6. 前記制御回路が、前記光検出器の出力信号の低周波数信号成分の信号パワーを監視して、測定した前記信号パワーを所定の基準レベルと比較して、前記測定した信号パワーが前記基準レベルを上回る際に前記第1動作モードで動作し、前記測定した信号パワーが前記基準レベルを下回る際に前記第2動作モードで動作すべく構成されていることを特徴とする請求項5に記載の光ディスクドライブ。
  7. 前記制御回路が、前記光検出器の出力信号の低周波数信号成分の信号パワーを監視して、測定した信号パワーが所定量以上の上昇を示す際に、例えば前記測定した信号パワーの時間微分が所定の正の基準レベルを超える際に、前記第1動作モードに切り換わり、前記測定した信号パワーが所定量以上の下降を示す際に、例えば前記測定した信号パワーの時間微分が所定の負の基準レベルを超える際に、前記第2動作モードで動作すべく構成されていることを特徴とする請求項5に記載の光ディスクドライブ。
  8. 前記制御回路が、前記信号検出器のデータ周波数信号成分の信号パワーを監視して、測定した信号パワーを所定の基準レベルと比較して、前記測定した信号パワーが前記基準レベルを下回る際に前記第1動作モードで動作し、前記測定した信号パワーが前記基準レベルを上回る際に前記第2動作モードで動作すべく構成されていることを特徴とする請求項5に記載の光ディスクドライブ。
  9. 前記制御回路が、前記信号検出器のデータ周波数信号成分の信号パワーを監視して、測定した信号パワーが所定量以上の下降を示す際に、例えば前記測定した信号パワーの時間微分が所定の負の基準レベルを超える際に、前記第1動作モードに切り換わり、前記測定した信号パワーが所定量以上の上昇を示す際に、例えば前記測定した信号パワーの時間微分が所定の正の基準レベルを超える際に、前記第2動作モードで動作すべく構成されていることを特徴とする請求項8に記載の光ディスクドライブ。
  10. 前記制御回路が、前記光検出器の出力信号を前記第1動作モードで処理する第1信号処理経路と、前記光検出器の出力信号を前記第2動作モードで処理する第2信号経路と、前記第1信号処理経路または前記第2信号処理経路のいずれかを選択する可制御スイッチとを有することを特徴とする請求項1または2に記載の光ディスクドライブ。
  11. さらに、第1遅延計算機及び第2遅延計算機を具え、
    前記第1遅延計算機が、
    前記信号入力が前記制御回路の第1光検出器入力に結合された第1の前記可制御フィルタ装置の前記信号出力に結合され、前記光検出器の第1検出器セグメントAで受光した光量に対応するフィルタ処理された光出力信号を受信する第1入力と;
    前記信号入力が前記制御回路の第4光検出器入力に結合された第4の前記可制御フィルタ装置の前記信号出力に結合され、前記光検出器の第4検出器セグメントDで受光した光量に対応するフィルタ処理された光出力信号を受信する第2入力とを有し、
    前記第2遅延計算機が、
    前記信号入力が前記制御回路の第3光検出器入力に結合された第3の前記可制御フィルタ装置の前記信号出力に結合され、前記光検出器の第3検出器セグメントCで受光した光量に対応するフィルタ処理された光出力信号を受信する第1入力と;
    前記信号入力が前記制御回路の第2光検出器入力に結合された第2の前記可制御フィルタ装置の前記信号出力に結合され、前記光検出器の第2検出器セグメントBで受光した光量に対応するフィルタ処理された光出力信号を受信する第2入力とを有し、
    前記第1及び第2遅延計算機の各々が、前記第1及び第2入力で受信した信号間の時間差または位相差を表わす出力信号を発生すべく設計され、
    前記制御回路がさらに、前記第1及び第2遅延計算機のそれぞれの出力に結合された2つの入力、及び前記2つの入力の信号の和をトラッキングエラー信号として供給する出力を具えた加算器を具えており、
    前記検出器セグメントA,B,C,Dは、ディスクドライブが動作しているときに光ビームの焦点スポットをラジアル方向に変位させるラジアル・アクチュエータのトラック方向に平行な方向をもつ架空の中心線が光検出器を検出器セグメントAおよびDを完全に含む第一の部分と検出器セグメントBおよびCを完全に含む第二の部分に等分するよう位置され、かつ検出器セグメントAとBが隣り合い、検出器セグメントCとDが隣り合うよう位置される
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の光ディクドライブ。
  12. 請求項1または2に記載の光ディスクドライブであって、前記ラジアルトラッキング方法が、追従中のトラックが未書込みである場合には、それぞれ請求項1または2に記載のラジアルトラッキング方法により、トラッキングエラー信号を光検出器の出力信号のウォブル誘因の信号成分から導出し、追従中のトラックが書込み済みである場合には、トラッキングエラー信号を、前記光検出器の出力信号のデータ誘因の信号成分から導出することを特徴とする、光ディスクドライブ。
  13. 請求項12に記載の光ディスクドライブであって、前記ラジアルトラッキング方法が、前記光検出器の出力信号を評価して、追従中のトラックが未書込みであるか書込み済みであるかを判定することを特徴とする、光ディスクドライブ。
  14. 請求項13に記載の光ディスクドライブであって、前記ラジアルトラッキング方法が、前記追従中のトラックが未書込みであるか書込み済みであるかの判定を、中心開口(CA)信号の低周波数部分の信号パワー量に基づいて行うことを特徴とする、光ディスクドライブ。
  15. 請求項14に記載の光ディスクドライブであって、前記ラジアルトラッキング方法が、前記中心開口信号の低周波数部分の信号パワー量を監視して、前記信号パワー量の大幅な下降を検出した場合に、トラッキングエラー信号の発生を、データ誘因の信号成分からのトラッキングエラー信号の導出に切り換え、前記信号パワー量の大幅な上昇を検出した場合に、トラッキングエラー信号の発生を、請求項12が請求項1を引用する場合には請求項1に記載の方法によるウォブル誘因の信号成分からのトラッキングエラー信号の導出に切り換え、請求項12が請求項2を引用する場合には請求項2に記載の方法によるウォブル誘因の信号成分からのトラッキングエラー信号の導出に切り換えることを特徴とする、光ディスクドライブ。
  16. 請求項13に記載の光ディスクドライブであって、前記ラジアルトラッキング方法が、前記追従中のトラックが未書込みであるか書込み済みであるかの判定を、中心開口信号のデータ周波数部分の信号パワー量に基づいて行うことを特徴とする、光ディスクドライブ。
  17. 請求項16に記載の光ディスクドライブであって、前記ラジアルトラッキング方法が、前記中心開口信号のデータ周波数部分の信号パワー量を監視して、前記信号パワー量の大幅な上昇を検出した場合に、トラッキングエラー信号の発生を、データ誘因の信号成分からのトラッキングエラー信号の導出に切り換え、前記信号パワー量の大幅な下降を検出した場合に、トラッキングエラー信号の発生を、請求項12が請求項1を引用する場合には請求項1に記載の方法によるウォブル誘因の信号成分からのトラッキングエラー信号の導出に切り換え、請求項12が請求項2を引用する場合には請求項2に記載の方法によるウォブル誘因の信号成分からのトラッキングエラー信号の導出に切り換えることを特徴とする、光ディスクドライブ。
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