JP2001195754A - トラッキング誤差検出装置 - Google Patents

トラッキング誤差検出装置

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JP2001195754A
JP2001195754A JP2000004701A JP2000004701A JP2001195754A JP 2001195754 A JP2001195754 A JP 2001195754A JP 2000004701 A JP2000004701 A JP 2000004701A JP 2000004701 A JP2000004701 A JP 2000004701A JP 2001195754 A JP2001195754 A JP 2001195754A
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Toshinori Okamoto
敏典 岡本
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/08Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
    • G11B7/09Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B7/0901Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following only

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光記録再生装置における、光ピックアップの
トラッキングを制御するためのトラッキング誤差信号お
よびオフセット信号を作成するトラッキング誤差検出装
置に関するもので、特に、その回路の小型化及び低消費
電力化を実現する具体的手段を提供する。 【解決手段】 トラッキング誤差信号を検出する位相誤
差検出手段及び低域通過手段と、オフセット信号を検出
する位相誤差検出手段及び低域通過手段を共用化し、共
用化した位相誤差検出手段及び低域通過手段を時分割的
に使用して、トラッキング誤差信号及びオフセット信号
を検出するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報記録媒体から
光ピックアップにより光学的に信号を記録再生する光記
録再生装置において、光ピックアップのトラッキングを
制御するためのトラッキング誤差信号およびオフセット
信号を作成するトラッキング誤差検出装置に関するもの
であり、特に、その回路の小型化及び低消費電力化を実
現する具体的手段を提供するものである。
【0002】
【従来の技術】記録媒体に凹凸のピットで情報が記録さ
れている光ディスクからトラッキング制御信号を得る方
式として、位相差法あるいはDPD(Differential Pha
se Detection)法と呼ばれる手法がある。この手法は、
ディスクに照射された光スポットがピット上を通過する
際、光スポットのピットの中心からのずれにより受光素
子上のピットの写像(回折パターン)が変化することを
利用したものであって、受光素子をピットの写像のトラ
ック長さ方向で分割された領域を有するように構成し、
それぞれの領域における受光光量に応じた出力信号レベ
ルを見ると、その変化の仕方は光スポットのピット中心
からのずれの方向と量に応じて異なったものとなり、受
光素子の出力を所定のレベルで2値化した後に、その2
値化した信号の位相を比較し、どちらが先に変化した
か、及びレベル変化の時間差(位相差)を見ることで、
光スポットのずれの方向と量を示すトラッキング誤差信
号を得ることを可能とするものである。
【0003】図3から図5は、光スポット23が情報ピ
ット22上を通過するときの4分割センサ21の受光領
域24,25,26,27で受光した反射光量の強度分
布パターン(ファーフィールドパターン)の変化例で、
これら各図の(a)は光スポット23と情報ピット22
との位置関係を表しており、(b)は光スポット23が
情報ピット22上を通過するときの反射光量のファーフ
ィールドパターンをそれぞれ示している。光スポット2
3が記録媒体の情報トラック上にある時、そのファーフ
イールドパターンは一様の明るさとなる。
【0004】光スポット23が情報ピット22の中央を
通過する場合には、図4に示すように、ファーフィール
ドパターンは、左右対称のまま変化する。また、図3、
図5に示すように、光スポット23が中央からずれて通
過する場合には、ファーフィールドパターンの左右の対
称性は崩れ、変化の仕方に時間差(位相差)が生じ、図
3に示すように、光スポット23が情報ピット22の中
心より右側を通るときは、時計方向に回転するように変
化し、反対に、光スポット23が情報ピット22の中心
より左側を通るときは、図5に示すように、反時計方向
に回転するように変化する。このパターンの変化は、光
スポット23が情報ピット22の中心からずれることに
より、より鮮明になる。これにより光量を電気信号に変
換し、その時間差を検出する処理を行うことによって、
図7に示したようなトラッキング誤差信号を得ることが
出来る。
【0005】トラッキング誤差信号は、図3から図5の
ように、反射光量を4分割センサ21の受光領域24,
25,26,27で受光し、それぞれの対角に位置する
受光領域の和から、信号の差分を取ればトラッキング誤
差信号は零となり、光スポット23がトラツクの真上に
あるオントラック状態と呼ばれる状態となる。一方、光
スポット23が情報ピットから外れるとその光量に応
じ、ファーフイールドパターンの強度分布の対称性がく
ずれてトラッキング誤差信号が生じる。ところが、光ス
ポット23を情報トラツク上に形成しても、ファーフィ
ールドパターンの中心と4分割センサの分割線がずれる
ことがあり、この場合トラッキング誤差信号は、オント
ラック状態でありながら零とならず、オフセットを生じ
てトラッキング誤差信号は図8のようなオフセットが基
準値0からずれた波形となる。
【0006】図6にオフセットエラーを生じる時の分割
センサ31の受光領域と光スポット32のファーフィー
ルドパターンとの関係を示す。図6に示すように、光ス
ポット32のファーフィールドパターンは情報ピットの
深さに関係があり、使用波長をλとすると、情報ピット
の深さが図6(1)(2)のλ/4の場合には、レンズ
が移動しても対角どうしのパターンは同じで、時間差
(位相差)は零となるが、図6(3)(4)に示すよう
にλ/4と異なる場合においては、対角どうしのパター
ンにレベルの差が生じ、これより時間差(位相差)が生
じるため、トラッキング誤差信号にオフセットが発生す
る。
【0007】図9は、従来のトラッキング誤差検出装置
の構成を示す図である。以下、従来のトラッキング誤差
検出装置について図9を用いて説明する。図9におい
て、光スポットが情報ピット上を通過する際の光の回折
パターン(ファーフィールドパターン)は、受光領域が
4分割されたフォトディテクタ60を用いて検出する。
フォトディテクタ60は田の字型に4分割された受光素
子70a,70b,70c,70dを有しており、情報
記録媒体のトラック上に光スポットを照射することによ
り得られた情報トラックから反射光を受光して、それぞ
れへの入射光量に応じた光量を電気信号に変換する。
【0008】トラッキング誤差信号を検出する場合に
は、まず、加算回路61aにより受光素子70a,70
cの出力信号を、加算器61bにより受光素子70b,
70dの出力信号を加算する。すなわち対角線上に位置
する受光素子からの出力信号を加算器61a,61bに
より加算する。次に、加算器61a,61bから出力さ
れる加算信号間の位相を第1の位相誤差検出手段である
位相誤差検出回路62で比較し、その差異に応じた位相
誤差信号を、第1の低域通過手段であるローパスフィル
タ63に通してトラッキング誤差信号を求める。
【0009】また、オフセット信号を検出する場合に
は、まず、加算器61cにより受光素子70a,70b
の出力信号を、加算器61dにより受光素子70c,7
0dの出力信号を加算する。すなわち、トラック方向に
対して垂直な前段と後段に位置する受光素子の出力信号
を加算器61c,61dで加算する。次に、加算器61
c,61dから出力される加算信号間の位相を第2の位
相誤差検出手段である位相誤差検出回路64で比較し、
その差異に応じた位相誤差信号を、第2の低域通過手段
であるローパスフィルタ65に通してオフセット信号を
求める。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来のト
ラッキング誤差検出装置では、位相誤差検出回路62及
びローパスフィルタ63を用いてトラッキング誤差信号
を、また位相誤差検出回路64及びローパスフィルタ6
5を用いてトラッキング誤差信号におけるオフセット信
号を、それぞれ別々に検出するように構成されているこ
とから、回路の小型化及び低消費電力化において、有効
ではなかった。
【0011】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたもので、トラッキング誤差信号とオフセット信号の
検出において、従来トラッキング誤差信号作成のため
と、オフセット信号作成のためにそれぞれ存在していた
位相誤差検出回路及びローパスフィルタを共有化し、共
有化した位相誤差検出回路及びローパスフィルタを時分
割的に使用することで、回路の小型化及び低消費電力化
を図ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1にかかる発明は、情報記録媒体の情報トラッ
ク上に光ビームを照射して形成した光スポットの反射光
を、情報トラック方向およびその情報トラック方向と垂
直方向に4分割された受光素子により受光し、それぞれ
の受光量に応じた4つの電気信号を出力する受光手段
と、前記受光素子から出力される4つの電気信号のうち
対角方向の受光素子からの電気信号を加算する第1及び
第2の加算手段と、前記受光素子から出力される4つの
電気信号のうちトラック方向に対し垂直な前段と後段の
受光素子からの電気信号を加算する第3及び第4の加算
手段と、第1及び第2の加算手段から出力される加算信
号間の時間差に応じて変化する位相誤差信号を検出する
第1の位相誤差検出手段と、第3及び第4の加算手段か
ら出力される加算信号間の時間差に応じて変化する位相
誤差信号を検出する第2の位相誤差検出手段と、前記第
1の位相誤差検出手段から出力される位相誤差信号から
高域成分を取り除き、前記情報トラックと光ビームとの
相対位置を示すトラッキング誤差信号を検出する第1の
低域通過手段と、前記第2の位相誤差検出手段から出力
される位相誤差信号から高域成分を取り除き、前記トラ
ッキング誤差信号におけるオフセット信号を生成する第
2の低域通過手段と、を備えるトラッキング誤差検出装
置において、前記第1の位相誤差検出手段と前記第2の
位相誤差検出手段とを、また前記第1の低域通過手段と
前記第2の低域通過手段とを、共用化し、前記トラッキ
ング誤差信号と前記オフセット信号の検出に、共用化し
た位相誤差検出部及び低域通過手段を時分割的に使用す
ることを特徴とする。
【0013】また請求項2にかかる発明は、請求項1に
記載のトラッキング誤差検出装置において、前記受光手
段から出力される4つの電気信号を制御して、4つの電
気信号のうち対角方向の受光素子の出力信号を加算する
か、トラック方向に対し垂直な前段と後段の受光素子の
出力信号を加算するかを選択する選択手段をさらに備え
ることを特徴とする。
【0014】また、請求項3にかかる発明は、請求項2
に記載のトラッキング誤差検出装置において、前記選択
手段は、トラッキング誤差信号を検出するか、オフセッ
ト信号を検出するかを決定する切り替え信号を出力する
DSPによって制御されていることを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態1によ
るトラッキング誤差検出装置について図面を参照しつつ
説明する。 (実施の形態1)図1は、本発明の実施の形態1による
トラッキング誤差検出装置の構成を示す図である。以
下、本実施の形態1によるトラッキング誤差検出装置に
ついて図1を用いて説明する。
【0016】図1において、光スポットが情報ピット上
を通過する際の光の回折パターン(ファーフィールドパ
ターン)は、受光領域が4分割されたフォトディテクタ
10を用いて検出を行う。フォトディテクタ10は、田
の字型に4分割された受光素子1a,1b,1c,1d
を有しており、情報記録媒体のトラック上に光スポット
を照射することにより得られた情報トラックからの反射
光を受光し、それぞれへの入射光量に応じた光量を電気
信号に変換する。変換された各信号はADコンバーター
16a,16b,16c,16dにより、それぞれアナ
ログ信号からデジタル信号に変換される。
【0017】トラッキング誤差信号を求める場合には、
まず、加算器12aにより受光素子1a,1cの出力信
号の和を、加算器12bにより受光素子1b,1dの出
力信号の和をそれぞれ得られるように、DSP(デジタ
ルシグナルプロセッサ)17からの切り替え信号を基に
セレクタ11a,11bが受光素子からの出力信号をそ
れぞれ選択する。すなわち、加算器12a,12bで対
角方向の受光素子から得られる出力信号を加算する。次
に、それぞれ求めた加算信号を位相誤差検出回路13に
入力し、そこで位相を比較して位相誤差信号を求め、得
られた位相誤差信号を低域通過手段(ローパスフィルタ
ー)14に通すことにより、トラッキング誤差信号を求
める。
【0018】また、オフセット信号を求める場合には、
加算器12aにより受光素子1a,1bの出力信号の和
を、加算器12bにより受光素子1c,1dの信号の和
を、それぞれ得られるように、DSP17からの切り替
え信号を基にセレクタ11a,11bが受光素子からの
出力信号をそれぞれ選択する。すなわち、加算器12
a,12bでトラック方向に対し垂直な前段と後段の受
光素子から得られる信号の加算を行う。次に、それぞれ
求めた加算信号を位相誤差検出回路13に入力し、そこ
で位相を比較して位相誤差信号を求め、得られた位相誤
差信号をローパスフィルタ14に通すことにより、オフ
セット信号を求める。
【0019】また、ローパスフィルタ14においては、
デジタル構成のため、トラッキング誤差信号、オフセッ
ト信号のそれぞれに対して、フィルターの係数の割り当
て、あるいは設定が可能である。
【0020】また、切り替え信号は、DSP17からの
出力信号であり、トラッキング誤差信号を検出するか、
オフセット信号を検出するかを決定する。トラッキング
誤差信号は、光スポットがトラック上にオンしているか
を常に、検出しなければならないが、オフセット信号に
関しては、光スポットがオントラック状態でのレンズの
ずれによるトラッキング誤差信号のオフセットを検出す
るため、オフセット信号に関しては、常に検出しなくて
もよい。そのため、ある回数に一回の割合で検出しても
オフセットずれの調整をすることが可能となり、切り替
え信号によりトラッキング誤差信号を検出するか、オフ
セット信号を検出するかを決定することができる。
【0021】切り替え信号とDSPの関係を、図2を用
いて説明する。まず、図2(a)は、DSP17の内部
の信号であり、DSP17側に対して、TEのパルスで
は、トラッキング誤差信号を検出し、または、TGのパ
ルスでは、オフセット信号を検出するように決める信号
であり、TGのパルス信号が、ある一定の間隔でTEの
パルスの間に現れる。このとき、(a)を基準となる信
号として、切り替え信号を(a)のTGのパルスのひと
つ前のパルスで、切り替え信号がHIGH、それ以外で
は、LOWになるように切り替え信号が生成される。そ
して、(b)のTE、TGの分布のように、トラッキン
グ誤差信号装置15において、切り替え信号がHIGH
のときにオフセット信号を検出し、LOWのときには、
トラッキング誤差信号の検出を行う。以上のようにし
て、本実施の形態のトラッキング誤差検出装置によれ
ば、DSP17から出力される切り替え信号により、信
号検出において時分割的にトラッキング誤差信号を検出
するか、オフセット信号を検出するかを切り替えること
ができるため、回路の共用化を図ることが可能となり、
回路の小型化及び低消費電力化を行うことができる。
【0022】
【発明の効果】以上のように、本発明のトラッキング誤
差検出装置によれば、トラッキング誤差信号及びオフセ
ット信号の検出において、トラッキング誤差信号を検出
する手段である第1の位相誤差検出手段及び第1の低域
通過手段と、オフセット信号を検出する手段である第2
の位相誤差検出部及び第2の低域通過手段を共用化し、
共用化した位相誤差検出手段及び低域通過手段を時分割
的に使用することで、回路の小型化及び低消費電力化が
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1におけるトラッキング誤
差検出装置のブロック図。
【図2】本発明の実施の形態1におけるトラッキング誤
差検出装置の動作波形図。
【図3】トラッキング誤差検出におけるファーフイール
ドパターンの変化を示す図。
【図4】トラッキング誤差検出におけるファーフイール
ドパターンの変化を示す図。
【図5】トラッキング誤差検出におけるファーフイール
ドパターンの変化を示す図。
【図6】オフセット信号検出におけるファーフイールド
パターンの変化を示す図。
【図7】トラッキング誤差信号の波形図。
【図8】オフセットを生じたトラッキング誤差信号の波
形図。
【図9】従来のトラッキング誤差検出装置のブロック
図。
【符号の説明】
1a,1b,1c,1d,24,25,26,27,7
0a,70b,70c,70d 受光素子 10,21,31,60 フォトディテクタ 11a,11b セレクタ 12a,12b,61a,61b,61c,61d 加
算器 13,62,64 位相誤差検出回路 14,63,65 ローパスフィルタ 15 トラッキング誤差検出装置 16a,16b,16c,16d ADコンバータ 17 デジタルシグナルプロセッサ(DSP) 22,32,41 情報ピット 23,42 光スポット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報記録媒体の情報トラック上に光ビー
    ムを照射して形成した光スポットの反射光を、情報トラ
    ック方向およびその情報トラック方向と垂直方向に4分
    割された受光素子により受光し、それぞれの受光量に応
    じた4つの電気信号を出力する受光手段と、 前記受光素子から出力される4つの電気信号のうち対角
    方向の受光素子からの電気信号を加算する第1及び第2
    の加算手段と、 前記受光素子から出力される4つの電気信号のうちトラ
    ック方向に対し垂直な前段と後段の受光素子からの電気
    信号を加算する第3及び第4の加算手段と、 第1及び第2の加算手段から出力される加算信号間の時
    間差に応じて変化する位相誤差信号を検出する第1の位
    相誤差検出手段と、 第3及び第4の加算手段から出力される加算信号間の時
    間差に応じて変化する位相誤差信号を検出する第2の位
    相誤差検出手段と、 前記第1の位相誤差検出手段から出力される位相誤差信
    号から高域成分を取り除き、前記情報トラックと光ビー
    ムとの相対位置を示すトラッキング誤差信号を生成する
    第1の低域通過手段と、 前記第2の位相誤差検出手段から出力される位相誤差信
    号から高域成分を取り除き、前記トラッキング誤差信号
    におけるオフセット信号を生成する第2の低域通過手段
    と、を備えるトラッキング誤差検出装置において、 前記第1の位相誤差検出手段と前記第2の位相誤差検出
    手段とを、また前記第1の低域通過手段と前記第2の低
    域通過手段とを、共用化し、前記トラッキング誤差信号
    と前記オフセット信号の検出に、共用化した位相誤差検
    出手段及び低域通過手段を時分割的に使用することを特
    徴とするトラッキング誤差検出装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のトラッキング誤差検出
    装置において、 前記受光手段から出力される4つの電気信号を制御し
    て、4つの電気信号のうち対角方向の受光素子の出力信
    号を加算するか、トラック方向に対し垂直な前段と後段
    の受光素子の出力信号を加算するかを選択する選択手段
    をさらに備えることを特徴とするトラッキング誤差検出
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のトラッキング誤差検出
    装置において、 前記選択手段は、トラッキング誤差信号を検出するか、
    オフセット信号を検出するかを決定する切り替え信号を
    出力するDSPによって制御されていることを特徴とす
    るトラッキング誤差検出装置。
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