JP2002352438A - クロストーク除去装置及び情報再生装置 - Google Patents

クロストーク除去装置及び情報再生装置

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JP2002352438A
JP2002352438A JP2001154501A JP2001154501A JP2002352438A JP 2002352438 A JP2002352438 A JP 2002352438A JP 2001154501 A JP2001154501 A JP 2001154501A JP 2001154501 A JP2001154501 A JP 2001154501A JP 2002352438 A JP2002352438 A JP 2002352438A
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delay amount
wobble
crosstalk
wobble signal
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Shiyougo Miyanabe
庄悟 宮鍋
Hiroki Kuribayashi
祐基 栗林
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Pioneer Electronic Corp
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    • G11B7/09Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 隣接トラックが未記録であっても、ウォブル
信号を用いて遅延量を制御し、高精度にクロストークを
除去し得るクロストーク除去装置等を提供する。 【解決手段】 トラックが形成されたディスク10にお
いて再生対象である主トラックと一方及び他方の隣接ト
ラックに対しピックアップ10により接線方向に所定間
隔を置いて光ビームが照射される。CTC部15は、主
トラックの再生信号RFm及び隣接トラックの再生信号
RF1、RF2に対応する各サンプル値系列の遅延量を
用いて遅延を補正した後、クロストーク成分が除去され
たCTC出力信号を出力する。このとき、ウォブル信号
検出部13では、ディスク10のプッシュプル出力に基
づき各トラックのウォブル信号WB1、WBm、WB2
を検出し、遅延回路制御部18において各々のウォブル
信号の位相関係に基づいて最適な遅延量D1、D2を求
め、CTC部17に設定する。これにより、隣接トラッ
クが未記録であっても常に最適な遅延量D1、D1によ
り制御しつつ高精度にクロストークを除去することがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報記録媒体の主
トラックの再生信号と一方及び他方の隣接トラックの再
生信号に基づいて、主トラックの再生信号に含まれる隣
接トラックのクロストークを除去するクロストーク除去
装置、及び、かかるクロストーク除去装置を用いて、ト
ラックが形成された情報記録媒体から記録情報を再生す
る情報再生装置の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】DVD等の大容量の情報記録媒体では、
再生すべき主トラックの再生信号に、隣接トラックから
のクロストークが影響して再生品質を劣化させることが
問題となる。そのため、3つの光ビームを用いて隣接す
る3トラックを同時に再生し、隣接トラックの再生信号
から擬似的なクロストークを得て、これを主トラックの
再生信号から減算することによりクロストークを除去す
るクロストークキャンセラが注目されている。
【0003】一般に、クロストークキャンセラで用いる
3つの光ビームは、トラック接線方向に所定間隔を置い
て照射されるので、それぞれのトラックの再生信号に時
間差が生じる。よって、クロストークを除去する前に各
トラックの再生信号を所定の遅延量で遅延させ、上記の
時間差を打ち消して各再生信号の位相を揃える必要があ
る。
【0004】一方、各トラックの再生信号の遅延量は常
に一定値になるのではなく、レーザ波長の変動や情報記
録媒体の特性などに依存して時間的に変動する。よっ
て、クロストークキャンセラにおいて適切な遅延量で再
生信号を遅延させるべく、クロストークキャンセラにお
ける遅延量を最適に制御して、遅延量の時間的な変動を
補償する必要がある。例えば、再生信号に対応するジッ
タ値を検出して、このジッタ値が最小となる遅延量を設
定すればよい。すなわち、遅延量がずれた状態ではクロ
ストークが大きくなるため、ジッタ値を最小化させると
きの遅延量を設定すれば、クロストークが最適に除去す
ることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】最近ではDVD―RA
Mなどの書き換え可能な情報記録媒体が普及しつつあ
る。例えば、DVD−RAMの場合はランド・グルーブ
記録方式が採用され、グルーブトラックとランドトラッ
クの双方に記録情報を繰り返し書き込むことができる。
また、DVD−RAMのランドトラック及びグルーブト
ラックに予め一定周期でウォブリングが施され、タイミ
ング制御の基準として利用される。
【0006】通常、DVD−RAMのような情報記録媒
体の場合、記録済みのトラックと未記録のトラックが混
在する状況が想定されるので、主トラックの再生時に隣
接トラックに記録情報が記録されているとは限らない。
隣接トラックが記録済みであるときは、クロストークに
基づいてジッタ値が変化するため、上述のようにクロス
トークキャンセラの遅延量を制御することができる。こ
れに対し、一方及び他方の隣接トラックのいずれもが未
記録であるときは、クロストークが生じないためジッタ
値が変化しないことになる。そのため、上述したように
ジッタ値を検出したとしても、クロストークキャンセラ
に対し適切に遅延量を制御することができない。その結
果、隣接トラックに記録済みのトラックが急に現れる
と、クロストークキャンセラの遅延量がずれた状態で再
生動作が行われ、適正にクロストークを除去できずに再
生されないことが問題となる。
【0007】そこで、本発明はこのような問題に鑑みな
されたものであり、記録可能な情報記録媒体の再生時
に、隣接トラックが未記録であっても、ウォブル信号を
検出することにより最適な遅延量を求め、高精度にクロ
ストークを除去し得るクロストーク除去装置及び情報再
生装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載のクロストーク除去装置は、情報記
録媒体の再生対象である主トラックの再生信号と、一方
及び他方の隣接トラックの再生信号に基づいて、前記主
トラックの再生信号に含まれる前記隣接トラックのクロ
ストークを除去するクロストーク除去装置であって、前
記主トラックの再生信号と前記隣接トラックの再生信号
を、それぞれの再生時間差に相当する所定の遅延量で遅
延させた後、前記一方及び他方の隣接トラックの再生信
号からクロストークを抽出し、前記主トラックの再生信
号から前記クロストークを除去するクロストーク除去手
段と、前記主トラック及び前記隣接トラックに施された
ウォブリングに対応するウォブル信号を検出するウォブ
ル信号検出手段と、前記検出された各々のウォブル信号
の位相関係に基づいて最適な遅延量を求め、前記クロス
トーク除去手段に対し設定すべき遅延量を制御する遅延
量制御手段とを備えることを特徴とする。
【0009】また、請求項6に記載の情報再生装置は、
トラックが形成された情報記録媒体から記録情報を再生
する情報再生装置であって、再生対象である主トラック
と一方及び他方の隣接トラックに対し、接線方向に所定
間隔を置いて光ビームを照射したときの反射光に基づ
き、それぞれ再生信号を生成する再生手段と、前記主ト
ラックの再生信号と前記隣接トラックの再生信号を、そ
れぞれの再生時間差に相当する所定の遅延量で遅延させ
た後、前記一方及び他方の隣接トラックの再生信号から
クロストークを抽出し、前記主トラックの再生信号から
前記クロストークを除去するクロストーク除去手段と、
前記主トラック及び前記隣接トラックに施されたウォブ
リングに対応するウォブル信号を検出するウォブル信号
検出手段と、前記検出された各々のウォブル信号の位相
関係に基づいて最適な遅延量を求め、前記クロストーク
除去手段に対し設定すべき遅延量を制御する遅延量制御
手段とを備えることを特徴とする。
【0010】請求項1と請求項6にそれぞれ記載の発明
によれば、情報記録媒体の再生時に主トラックの再生信
号と一方及び他方の隣接トラックの再生信号が生成され
ると、これらの各再生信号を所定の遅延量で遅延させた
後にクロストークが除去される。このとき、各トラック
に施されたウォブリングに対応するウォブル信号を検出
し、各々のウォブル信号の位相関係に基づいて求めた遅
延量を設定するように制御する。よって、記録可能な情
報記録媒体に予め施されたウォブリングを利用するの
で、隣接トラックが未記録である状況でも、ジッタ値等
を求めることなく常に最適な遅延量を求めることができ
る。また、ウォブル信号の周期は正確であるため、高い
精度で遅延量を制御しつつ、確実に隣接トラックによる
クロストークを除去することができる。
【0011】請求項2に記載のクロストーク除去装置
は、請求項1に記載のクロストーク除去装置において、
前記遅延量制御手段は、基準となるウォブル信号と他の
ウォブル信号との間の位相差を検出し、当該位相差に対
応する最適な遅延量を求めることを特徴とする。
【0012】また、請求項7に記載の情報再生装置は、
請求項6に記載の情報再生装置において、前記遅延量制
御手段は、基準となるウォブル信号と他のウォブル信号
との間の位相差を検出し、当該位相差に対応する最適な
遅延量を求めることを特徴とする。
【0013】請求項2と請求項7にそれぞれ記載の発明
によれば、検出された複数のウォブル信号のうち基準を
定め、それぞれの間の位相差を検出して上述のように遅
延量を制御するようにしたので、正確な周期を持つウォ
ブル信号に対応して正確な遅延量を求めることができ
る。
【0014】請求項3に記載のクロストーク除去装置
は、請求項2に記載のクロストーク除去装置において、
前記遅延量制御手段は、前記各ウォブル信号の2値化信
号を生成し、前記基準となるウォブル信号の2値化信号
と前記他のウォブル信号の2値化信号との位相のずれに
対応するパルス幅を求めることにより前記位相差を検出
することを特徴とする。
【0015】また、請求項8に記載の情報再生装置は、
請求項7に記載の情報再生装置において、前記遅延量制
御手段は、前記各ウォブル信号の2値化信号を生成し、
前記基準となるウォブル信号の2値化信号と前記他のウ
ォブル信号の2値化信号との位相のずれに対応するパル
ス幅を求めることにより前記位相差を検出することを特
徴とする。
【0016】請求項3と請求項8にそれぞれ記載の発明
によれば、検出された複数のウォブル信号をそれぞれ2
値化し、2値化信号どうし位相差をパルス幅として求め
るようにしたので、比較的簡単なディジタル回路を利用
して上述のように遅延量を制御することができる。
【0017】請求項4に記載のクロストーク除去装置
は、請求項1に記載のクロストーク除去装置において、
前記遅延量制御手段は、基準となるウォブル信号と他の
ウォブル信号の位相差を検出し、当該位相差をゼロに近
づけるように前記遅延量を求めることを特徴とする。
【0018】また、請求項9に記載の情報再生装置は、
請求項6に記載の情報再生装置において、前記遅延量制
御手段は、基準となるウォブル信号と他のウォブル信号
の位相差を検出し、当該位相差をゼロに近づけるように
前記遅延量を求めることを特徴とする。
【0019】請求項4と請求項9にそれぞれ記載の発明
によれば、クロストーク除去手段で遅延された後の再生
信号を用いて上述のように位相差を検出し、これをゼロ
に近づけるように遅延量を制御するようにしたので、遅
延量の時間的変動が常にフィードバックされて修正さ
れ、最適な遅延量を安定に保つことできる。
【0020】請求項5に記載のクロストーク除去装置
は、請求項4に記載のクロストーク除去装置において、
前記遅延量制御手段は、前記基準となるウォブル信号の
ゼロクロスを検出し、当該ゼロクロスをタイミング基準
として前記位相差を検出することを特徴とする。
【0021】また、請求項10に記載の情報再生装置
は、請求項9に記載の情報再生装置において、前記遅延
量制御手段は、前記基準となるウォブル信号のゼロクロ
スを検出し、当該ゼロクロスをタイミング基準として前
記位相差を検出することを特徴とする。
【0022】請求項5と請求項10にそれぞれ記載の発
明によれば、基準となるウォブル信号と他のウォブル信
号との位相差を検出するために、ウォブル信号のゼロク
ロスを検出する構成としたので、簡単な処理で位相差を
検出して上述のように遅延量を制御することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を図面に基づいて説明する。以下では、DVDフォーマ
ットに対応する光ディスクを再生しユーザデータを外部
出力するとともに、クロストーク除去装置の構成を備え
た情報再生装置に本発明を適用する場合として2つの実
施形態を示し、それぞれ具体的に説明する。
【0024】(第1実施形態)図1は、第1実施形態に
係る情報再生装置の要部構成を説明するブロック図であ
る。図1に示す情報再生装置は、ピックアップ11と、
再生信号検出部12と、ウォブル信号検出部13と、A
/Dコンバータ14〜16と、CTC(Cross-Talk Can
celler)部17と、遅延回路制御部18と、CPU19
とを含んで構成され、挿入されたディスク10に記録さ
れているユーザデータの再生動作を行う。
【0025】以上の構成において、ディスク10として
は、例えばDVD−RAMなどの書き換え可能なDVD
ディスクを想定する。すなわち、後述するように、クロ
ストークキャンセラの遅延量を制御する際、ディスク1
0の再生時に検出されたウォブル信号を用いるので、情
報再生装置はトラックに予めウォブリングが施されたD
VD−RAM等を再生するように構成されている。
【0026】ピックアップ11は、回転駆動されるディ
スク10のトラックに光ビームを照射し、その反射光に
基づいて検出信号を生成する。また、本実施形態ではピ
ックアップ11から3つの光ビームをディスク10上で
互いに隣接する3トラックに照射し、再生対象の主トラ
ックへの隣接トラックのクロストークを除去することに
より、再生品質の向上を図っている。
【0027】ここで、図2はクロストークを除去するた
めの構成として、ピックアップ11の光学系及びディス
ク10における光ビームの照射状態を示す図である。図
2に示すように、ピックアップ11の光学系には、レー
ザ101と、回折格子102と、ビームスプリッタ10
3と、対物レンズ104と、フォトディテクタ105が
含まれる。
【0028】図2に示すように、ディスク10の情報記
録面には、DVD−RAMに採用されるランド・グルー
ブ記録方式に対応して、互いに高さの異なるランドトラ
ックLとグルーブトラックGが交互に形成されている。
一般に、ディスク10への記録は相変化方式に基づいて
行われ、記録材料の結晶状態とアモルファス状態の可逆
的変化が利用される。ディスク10の書き換え時には、
ランドトラックL又はグルーブトラックGに、ヘッダH
に続いてユーザデータに対応する記録マークMが形成さ
れる。
【0029】ランドトラックLとグルーブトラックG
は、一定周期でディスク半径方向にトラックを蛇行させ
ることによりウォブリングが施されている。再生時にウ
ォブリングに対応するウォブル信号を検出すれば、タイ
ミング制御の基準に利用することができる。なお、第1
実施形態では、ウォブル信号をクロストークキャンセラ
の遅延量の制御に用いるが、詳しくは後述する。
【0030】図2において、レーザ101から出射され
た光ビームBは、回折格子102の作用により、主ビー
ムBmと2つの副ビームB1、B2に分離される。これ
ら3本の光ビームは、ビームスプリッタ103を透過
し、対物レンズ104を介してディスク10の情報記録
面において互いに隣接する3トラックに照射される。主
ビームBmは再生対象である主トラックTmに照射さ
れ、ビームスポットSPmを形成する。また、一方の副
ビームB1は主トラックTmの隣接トラックT1に照射
され、ビームスポットSP1を形成し、他方の副ビーム
M2は主トラックTmの他の隣接トラックT2に照射さ
れ、ビームスポットSP2を形成する。なお、なお、図
2では、主トラックがグルーブトラックGで、隣接トラ
ックT1、T2がランドトラックLである場合を示して
いる。
【0031】そして、主ビームBmによるビームスポッ
トSPmからの反射光と、各副ビームB1、B2による
ビームスポットSP1、SP2からの反射光は、それぞ
れ対物レンズ104を介してビームスプリッタ103で
反射され、フォトディテクタ105にて受光される。フ
ォトディテクタ105は分割形状を有し、各々の分割領
域で反射光を光電変換して検出信号を出力する。この検
出信号に基づいて主トラックTmの再生信号RFm及び
ウォブル信号WBm(図1)と2つの隣接トラックT
1、T2の再生信号RF1、RF2及びウォブル信号W
B1、WB2(図1)が生成される。
【0032】図2において、主ビームBmによるビーム
スポットSPmと、2つの副ビームB1、B2によるビ
ームスポットSP1、SP2は、理想的にはディスク半
径方向に整列する配置であることが望ましい。しかし、
ディスク10のトラックピッチが狭いため、3つのビー
ムスポットが互いにオーバーラップすることを避けるべ
く、図2に示すように、各ビームスポットSPm、SP
1、SP2は、トラック接線方向に所定間隔を置いて斜
めの直線上に配置される。よって、上記の3つの再生信
号RFm、RF1、RF2は、各ビームスポットSP
m、SP1、SP2どうしのディスク接線方向の間隔に
対応する遅延が生じることになる。この遅延は時間の経
過とともに変動するため、各再生信号RFm、RF1、
RF2に対する遅延量の制御が必要となるが、具体的な
構成及び動作については後述する。
【0033】次に図1において、ピックアップ11のフ
ォトディテクタ105の検出信号は、再生信号検出部1
2及びウォブル信号検出部13に出力される。それぞ
れ、再生信号検出部12は、上記3つの再生信号RF
m、RF1、RF2を生成し、ウォブル信号検出部13
は、上記3つの各ウォブル信号WBm、WB1、WB2
を生成する。ここで、図3及び図4により、再生信号検
出部12、ウォブル信号検出部13の構成について、フ
ォトディテクタ105の構成を含めて説明する。
【0034】図3は、再生信号検出部12の構成を示す
図である。図3において、フォトディテクタ105で
は、中央に配置された4分割形状のディテクタに主トラ
ックTmで反射された主ビームBmが受光される。ま
た、両側に配置された2つの2分割形状のディテクタに
隣接トラックT1、T2で反射された副ビームB1、B
2が受光される。なお、図3の各ディテクタに対し上下
方向がディスク10のトラックに沿う方向である。
【0035】再生信号検出部12は、5つの加算器20
1〜205を含んでいる。そして、主ビームBmに対応
して、加算器201により領域Aと領域Bの各検出信号
が加算され、加算器202により領域Cと領域Dの各検
出信号が加算される。さらに、加算器203により加算
器201及び加算器202の各出力が加算され、結果と
して全部の領域A〜Dの各検出信号が加算された再生信
号RFmが生成される。
【0036】一方、副ビームB1に対応して、加算器2
04により領域L1と領域R1の各検出信号が加算され
再生信号RF1が生成される。同様に、副ビームM2に
対応して、加算器205により領域L2と領域R2の各
検出信号が加算され再生信号RF2が生成される。
【0037】次に図4は、ウォブル信号検出手段として
のウォブル信号検出部13の構成を示す図である。図4
において、フォトディテクタ105の構成は図3と同様
である。ウォブル信号検出部13は、2つの加算器21
1、212と3つの減算器213〜215を含んでい
る。そして、主ビームBmに対応して、加算器211に
より領域Aと領域Bの各検出信号が加算され、加算器2
12により領域Cと領域Dの各検出信号が加算される。
さらに、減算器213により加算器211及び加算器2
12の各出力の差分が求められる。その結果、主トラッ
クTmにおけるプッシュプル出力に対応するウォブル信
号WBmが検出される。
【0038】一方、副ビームB1に対応して、減算器2
14により領域L1と領域R1の各検出信号の差分が求
められ、副トラックT1におけるプッシュプル出力に対
応するウォブル信号WB1が検出される。同様に、副ビ
ームB2に対応して、減算器215により領域L2と領
域R2の各検出信号の差分が求められ、副トラックT2
におけるプッシュプル出力に対応するウォブル信号WB
2が検出される。
【0039】次に図1において、再生信号検出部12か
ら出力された3つの再生信号RFm、RF1、RF2
は、A/Dコンバータ14〜16に供給される。A/D
コンバータ15は、主トラックTmの再生信号RFmを
サンプリングしてサンプル値系列Smを生成し、A/D
コンバータ14、16は、隣接トラックT1、T2の再
生信号RF1、RF2をサンプリングしてサンプル値系
列S1、S2を生成する。A/Dコンバータ14〜16
にて生成されたサンプル値系列Sm、S1、S2は、C
TC部17に供給される。
【0040】クロストーク除去手段としてのCTC部1
7は、上記3つのサンプル値系列Sm、S1、S2に対
し所定の演算処理を施し、隣接トラックによるクロスト
ークの影響が除去されたCTC出力信号を生成する。こ
のとき、CTC部17は、上述したように各再生信号R
Fm、RF1、RF2の間に存在する遅延を補正する後
述の遅延回路を備えている。なお、CTC部17に対
し、遅延回路制御部18により適宜に調整された遅延量
D1、D2が供給される。
【0041】ウォブル信号検出部13から出力された3
つのウォブル信号WBm、WB1、WB2は、遅延回路
制御部18に供給される。遅延回路制御部18は、後述
するように各ウォブル信号間の位相差を検出し、これに
基づいて各再生信号RFm、RF1、RFの間に存在す
る遅延を補正するための遅延量D1、D2を求めて出力
する。
【0042】なお、CTC部17及び遅延回路制御部1
8の具体的な構成及び動作についてはそれぞれ後述す
る。
【0043】CPU19は、情報再生装置の再生動作を
全体的に制御する手段である。CPU19は、CTC部
17及び遅延回路18の動作を制御し、後述するように
遅延量を制御する際の各部の状態を常に管理している。
【0044】次に、CTC部17の具体的な構成及び動
作を説明する。図5はCTC部17の構成を示すブロッ
ク図である。図5に示すように、遅延回路301、30
2と、可変フィルタ303、304と、係数制御部30
5、306と、加減算器307とを含んでCTC部17
が構成される。図5の構成では、隣接トラックT2に対
応するサンプル値系列S2を基準として、主トラックT
mに対応するサンプル値系列Sm及び隣接トラックT1
に対応するサンプル値系列S1の遅延を補正する構成に
なっている。
【0045】図5において、遅延回路301は、隣接ト
ラックT1に対応するサンプル値系列S1を、遅延回路
制御部18で制御される遅延量D1により遅延させて出
力する。同様に、遅延回路302は、主トラックTmに
対応するサンプル値系列Smを、遅延回路制御部18で
制御される遅延量D2により遅延させて出力する。遅延
回路301、302は、例えば、FIFO(First In F
irst Out)メモリを用いて構成することができる。かか
る構成により、入力される各サンプル値系列S1、Sm
をFIFOメモリに順次記憶し、遅延量D1、D2に相
当する時間が経過した時点で記憶された順に各サンプル
値系列S1、Smを読み出して出力するように制御す
る。
【0046】可変フィルタ303は、遅延補正後のサン
プル値系列S1を順次シフトしつつ入力し、可変制御さ
れるn個のタップ係数を用いたnタップの構成でフィル
タ演算を行い、隣接トラックT1からのクロストーク成
分に対応するクロストーク信号C1を算出する。また、
可変フィルタ304は、隣接トラックT2に対応するサ
ンプル値系列S2を順次シフトしつつ入力し、可変制御
されるn個のタップ係数を用いたnタップの構成でフィ
ルタ演算を行い、隣接トラックT2からのクロストーク
成分に対応するクロストーク信号C2を算出する。
【0047】なお、可変フィルタ303、306のタッ
プ数nを増加させると、より高精度なフィルタ演算を行
うことができ、CTC部17におけるクロストーク成分
の除去能力が向上する。しかし、タップ数nの増加によ
り可変フィルタ303、304の構成が複雑になり、C
TC部17の回路規模の増大を招く。よって、可変フィ
ルタ303、304は、性能面と回路規模のバランスを
考慮した適切なタップ数nで構成される。
【0048】次に、係数制御部305は、隣接トラック
T1によるクロストークの変動に対応すべく、可変フィ
ルタ303におけるタップ係数を制御する。同様に、係
数制御部306は、隣接トラックT2によるクロストー
クの変動に対応すべく、可変フィルタ304におけるタ
ップ係数を制御する。係数制御部305、306には、
それぞれのサンプル値系列S1、S2に加えてCTC出
力信号が入力され、CTC出力信号のゼロクロスのずれ
に基づいてクロストークの大きさを判別する。そして、
このクロストークを最小化するように可変フィルタ30
3、304のタップ係数を徐々に変化させる。
【0049】加減算器307は、主トラックTmに対応
する遅延補正後のサンプル値系列S1から、隣接トラッ
クT1に対応するクロストーク信号C1と隣接トラック
T2に対応するクロストーク信号C2を減算し、上記の
CTC出力信号を出力する。このようにして得られたC
TC出力信号においては、理想的なフィルタ演算がなさ
れることを条件に、隣接トラックT1、T2によるクロ
ストーク成分が除去された状態となる。
【0050】次に、遅延量制御手段としての遅延回路制
御部18の具体的な構成及び動作を説明する。図6は遅
延回路制御部18の構成を示すブロック図である。ま
た、図7は、図6の構成における波形図である。図6に
示すように、2値化部401〜403と、EXOR回路
404、405と、パルス幅カウント部406、407
と、平均化部408、409とを含んで遅延回路制御部
18が構成される。以上の構成では、隣接トラックT2
に対応するサンプル値系列S2を基準として、主トラッ
クTmに対応するサンプル値系列Sm及び隣接トラック
T1に対応するサンプル値系列S1の遅延を補正する構
成になっている。
【0051】図6において、2値化部401〜403
は、入力された各ウォブル信号を所定のしきい値を基準
に2値化し、対応する2値化信号を生成する。それぞ
れ、2値化部401では隣接トラックT1に対応する2
値化ウォブル信号WB1’を生成し、2値化部402で
は、主トラックTmに対応する2値化ウォブル信号WB
m’を生成し、2値化部403では隣接トラックT2に
対応する2値化ウォブル信号WB2’を生成する。
【0052】図7において、上記3つの2値化ウォブル
信号WB1’、WBm’、WB2’の各波形パターンを
示している。各2値化ウォブル信号WB1’、WB
m’、WB2’は、いずれもウォブリングの周期に対応
して一定周期の波形パターンになっているが、それぞれ
互いに位相がずれた状態になっている。すなわち、図2
に示す各ビームスポットSPm、SP1、SP2のトラ
ック接線方向の間隔に相当する位相差が生じている。な
お、ウォブル周波数が十分に小さく設定されるので、各
2値化ウォブル信号WB1’、WBm’、WB2’の間
では位相のずれが1周期内に納まる。
【0053】次に、EXOR回路404は、隣接トラッ
クT1に対応する2値化ウォブル信号WB1’と隣接ト
ラックT2に対応する2値化ウォブル信号WB2’との
排他的論理和をとって信号EX1を出力する。また、E
XOR回路405は、主トラックTmに対応する2値化
ウォブル信号WBm’と隣接トラックT2に対応する2
値化ウォブル信号WB2’との排他的論理和をとって信
号EX2を出力する。なお、2つのEXOR回路40
4、405のいずれに対しても、上記のように基準とさ
れる隣接トラックT2に対応する2値化ウォブル信号W
B2’が入力されているここで、図7において、EXO
R回路404、405から出力される各信号EX1、E
X2の波形パターンをそれぞれ示している。これらの波
形パターンによれば、それぞれに入力された2つの2値
化ウォブル信号の位相がずれた期間ハイとなるパルスが
出力されることがわかる。EXOR回路404からの信
号EX1のパルス幅PW1は、隣接トラックT1と隣接
トラックT2の間におけるウォブル信号の位相差に対応
し、これにより両トラックの間の遅延量D1を判別でき
る。また、EXOR回路405からの信号EX2のパル
ス幅PW2は、主トラックTmと隣接トラックT2の間
におけるウォブル信号の位相差に対応し、これにより両
トラックの間の遅延量D2を判別できる。
【0054】パルス幅カウント部406は、EXOR回
路404からの信号EX1のパルス幅PW1を検出す
る。また、パルス幅カウント部407は、EXOR回路
405からの信号EX2のパルス幅PW2を検出する。
具体的には、パルス幅カウント部406、407におい
て、EXOR回路404、405からの各信号EX1、
EX2に含まれるパルスが1周期内でハイとなる期間、
所定のクロックをカウントしてカウント値を求めればよ
い。
【0055】平均化部408は、パルス幅カウント部4
06から出力されるカウント値に対し所定の時間範囲で
平均値を算出し、遅延量D1として出力する。また、平
均化部409は、パルス幅カウント部407から出力さ
れるカウント値に対し所定の時間範囲で平均値を算出
し、遅延量D2として出力する。このように平均化部4
07、408で平均化処理を行っているのは、短期的な
ノイズで遅延量D1、D2が変動するのを防止するため
である。
【0056】以上のように第1実施形態おいて、図6に
示す遅延回路制御部18で得られた遅延量D1、D2
は、遅延量の制御に際し所定のタイミングでCTC部1
7の遅延回路301、302に設定される。通常の手法
では、CTC部17に対する遅延量を設定する際、例え
ばジッタ量を最小化する遅延量を求めるので、隣接トラ
ックT1、T2から主トラックMへの定常的なクロスト
ークが存在することが前提となる。しかし、DVD−R
AMなどのディスクでは隣接トラックT1、T2が未記
録であって、定常的なクロストークが存在しない場合が
問題となる。第1実施形態では、隣接トラックT1、T
2が未記録であっても、ウォブル信号を検出することが
でき、これにより常に最適な遅延量を求めることができ
る。
【0057】(第2実施形態)図8は、第2実施形態に
係る情報再生装置の要部構成を説明するブロック図であ
る。図8に示す情報再生装置は、ピックアップ11と、
再生信号検出部12と、ウォブル信号検出部13と、A
/Dコンバータ14〜16と、CPU19と、CTC
(Cross-Talk Canceller)部21と、可変遅延回路制御
部22と、A/Dコンバータ23〜25とを含んで構成
され、挿入されたディスク10に記録されているユーザ
データの再生動作を行う。
【0058】以上の構成において、ピックアップ11、
再生信号検出部12、ウォブル信号検出部13、A/D
コンバータ14〜16、CPU19及びディスク10に
関しては、第1実施形態と同様であるため説明を省略す
る。図8に示す第2実施形態を第1実施形態と比べる
と、遅延回路制御部18に代り、可変遅延回路制御部2
2とA/Dコンバータ23〜25を設けた点が異なる。
【0059】図8において、CTC部21は、ピックア
ップ11、再生信号検出部12、A/Dコンバータ14
〜16の機能により得られたサンプル値系列Sm、S
1、S2に対し所定の演算処理を施し、隣接トラックに
よるクロストークの影響が除去されたCTC出力信号を
生成する。また、ウォブル信号検出部13から出力され
たウォブル信号WB1、WBm、WB2に基づいて、そ
れぞれA/Dコンバータ23〜25により生成されたウ
ォブルサンプル値系列WS1、WSm、WS2がCTC
部21に供給される。ここで、第2実施形態のCTC部
21は、第1実施形態の場合と構成及び動作が異なる。
【0060】図9は、CTC部21の構成を示すブロッ
ク図である。図9に示すように、遅延回路601、60
2と、可変遅延回路603、604と、可変フィルタ6
05、606と、係数制御部607、608と、加減算
器609と、遅延回路610、611と、可変遅延回路
612、613とを含んでCTC部21が構成される。
図9の構成では、主トラックTmに対応するサンプル値
系列Smを基準として、隣接トラックT1に対応するサ
ンプル値系列S1及び隣接トラックT2に対応するサン
プル値系列S2の遅延の時間的変動を補正する構成にな
っている。
【0061】図9において、遅延回路601は、隣接ト
ラックT1に対応するサンプル値系列S1を、予め設定
された固定の遅延量D1により遅延させて出力する。同
様に、遅延回路602は、主トラックTmに対応するサ
ンプル値系列Smを、予め設定された固定の遅延量D2
により遅延させて出力する。各遅延回路601、602
における遅延量D1、D2は、図2に示されるビームス
ポットSP2から各々のビームスポットSP1、SPm
までのディスク接線方向の間隔に対応する所定値を設定
すればよい。
【0062】これらの遅延回路601、602は、例え
ば、FIFO(First In First Out)メモリを用いて構
成することができる。かかる構成により、入力される各
サンプル値系列S1、SmをFIFOメモリに順次記憶
し、遅延量D1、D2に相当する時間が経過した時点で
記憶された順に各サンプル値系列S1、Smを読み出し
て出力するように制御する。
【0063】可変遅延回路603は、遅延回路601に
より遅延されたサンプル値系列S1を、可変遅延回路制
御部22により供給される可変の遅延量d1により遅延
させて出力する。同様に、可変遅延回路604は、隣接
トラックT2に対応するサンプル値系列S2を、可変遅
延回路制御部22により供給される可変の遅延量d2だ
け遅延させて出力する。このように、固定の遅延回路6
01、602とは別に可変遅延回路603、604を設
ける構成とすることで、上記の遅延が比較的狭い範囲で
変動する場合に遅延量d1、d2を大きな値に設定しな
くて済む。
【0064】上記の可変遅延回路603、604は、例
えばシフトレジスタとセレクタ回路を用いて構成するこ
とができる。すなわち、シフトレジスタに順次サンプル
値系列を入力し、遅延量d1、d2に相当するタイミン
グのデータをセレクタで選択して出力すればよい。
【0065】なお、図9において、可変フィルタ60
5、606、係数制御部607、608、加減算器60
9は、第1実施形態のCTC部17(図5)の場合と同
様の機能を有する。
【0066】一方、図9において、遅延回路610は、
隣接トラックT1に対応するウォブルサンプル値系列W
S1を、上述の遅延量D1により遅延させて出力する。
同様に、遅延回路611は、主トラックTmに対応する
ウォブルサンプル値系列WSmを、上述の遅延量D2に
より遅延させて出力する。また、可変遅延回路612
は、遅延回路610により遅延されたウォブルサンプル
値系列WS1を、上述の遅延量d1により遅延させて出
力する。同様に、可変遅延回路613は、隣接トラック
T2に対応するウォブルサンプル値系列S2を、上述の
遅延量d2だけ遅延させて出力する。このように、各々
のウォブルサンプル値系列WS1、WSm、WS2に対
し、サンプル値系列S1、Sm、S2と同様の構成によ
り処理が施される。
【0067】可変遅延回路612から出力される遅延補
正後のウォブルサンプル値系列WS1’と、遅延回路6
11から出力される遅延補正後のウォブルサンプル値系
列WSm’と、可変遅延回路604から出力される遅延
補正後のサンプル値系列WS2’は、それぞれ可変遅延
回路制御部22に供給される。可変遅延回路制御部22
では、各ウォブルサンプル値系列WS1’、WSm’、
WS2’に基づいてウォブル信号を検出するとともに、
上記の遅延量d1、d2を求めるが、詳細については後
述する。
【0068】次に図10は、ウォブル信号検出手段及び
遅延量制御手段としての可変遅延回路制御部22の構成
を示すブロック図である。図10に示すように可変遅延
回路22には、BPF(Band Pass Filter)701、7
02、703と、ゼロクロス検出部704と、サンプル
ホールド部705、706と、修正部707、708
と、積分部709、710を含んで構成されている。
【0069】図10において、CTC部21から供給さ
れた遅延補正後の各ウォブルサンプル値系列WS1’、
WSm’、WS2’は、それぞれBPF701〜703
に入力される。BPF701〜703は、ウォブル周波
数成分以外の不要な周波数成分を除去するバンドパスフ
ィルタであり、それぞれウォブル周波数成分のみを含む
ウォブルサンプル値系列WS1’’、WSm’’、WS
2’’を出力する。すなわち、第2実施形態の場合は、
BPF701〜704の作用によりS/Nを確保して、
各ウォブル信号を検出するものである。
【0070】ゼロクロス検出部704は、主トラックT
mに対応するウォブルサンプル値系列WSm’’を解析
し、ゼロクロスタイミングを検出する。ゼロクロス検出
部704で検出されたウォブル信号のゼロクロスタイミ
ングは、サンプルホールド部705、706にそれぞれ
供給され、各隣接トラックT1、T2に対応するウォブ
ルサンプル値系列WS1’’、WS2’’に対する位相
の基準となる。
【0071】サンプルホールド部705は、ゼロクロス
検出部704から供給されるゼロクロスタイミングにお
いて、隣接トラックT1に対応するウォブルサンプル値
系列WS1’’をサンプルホールドする。同様に、サン
プルホールド部706は、ゼロクロス検出部704から
供給されるゼロクロスタイミングにおいて、隣接トラッ
クT2に対応するウォブルサンプル値系列WS2’’を
サンプルホールドする。よって、各々のサンプルホール
ド部705、706では、ウォブルサンプル値系列WS
1’’、WS2’’の1周期の間、ゼロクロスタイミン
グに対応するサンプル値を保持しつづける。
【0072】ここで、3つのウォブルサンプル値系列W
S1’’、WSm’’、WS2’’の位相関係につい
て、図11を用いて説明する。図11(a)は、遅延補
正が最適に行われた場合において、3つのウォブルサン
プル値系列WS1’’、WSm’’、WS2’’の位相
が揃っている状態の位相関係を示している。図11
(a)のような理想的な状態では、ゼロクロス検出部7
04にて検出されたウォブルサンプル値系列WSm’’
のゼロクロスタイミングは、他のウォブルサンプル値系
列WS1’’、WS2’’のゼロクロスタイミングと一
致する。よって、各サンプルホールド部705、706
では、ウォブルサンプル値系列WS1’’、WS2’’
に含まれるゼロクロスサンプルが出力されることにな
る。
【0073】一方、図11(b)は、遅延補正が最適で
はない場合において、3つのウォブルサンプル値系列W
S1’’、WSm’’、WS2’’の位相がずれた状態
の位相関係を示している。図11(b)の状態では、ゼ
ロクロス検出部704にて検出されたウォブルサンプル
値系列WSm’’のゼロクロスタイミングは、他のウォ
ブルサンプル値系列WS1’’、WS2’’のゼロクロ
スタイミングと一致しない。よって、各サンプルホール
ド部705、706では、ウォブルサンプル値系列WS
1’’、WSm’’、WS2’’に含まれる正又は負の
所定のサンプル値が出力されることになる。このとき、
各サンプルホールド部705、706から出力されるサ
ンプル値の符号により、遅延量を変化させる方向を判断
できる。
【0074】サンプルホールド部705から出力された
サンプル値は、修正部707により所定の修正係数を乗
じて出力された後、積分部709において積分される。
同様に、サンプルホールド部706から出力されたサン
プル値は、修正部708により所定の修正係数を乗じて
出力された後、積分部710において積分される。この
結果、各々の積分部710、711では、ある程度の時
間範囲で位相のずれを平均化することになり、安定に遅
延補正が行われる状況では積分部709、710におけ
る積分値はゼロに近づく。よって、ウォブル信号の位相
差をゼロに近づけるように遅延量d1、d2をCTC部
21にフィードバックし、最適な遅延量の制御を行うこ
とができる。なお、修正部707、708で用いる修正
係数は、各ウォブルサンプル値系列WS1’’、WS
m’’、WS2’’の位相ずれと遅延量d1、d2の対
応関係に応じて適切な値を設定すればよい。
【0075】次に図12は、図10に示す可変遅延回路
制御部22の変形例を示すブロック図である。図12に
示す可変遅延回路22には、BPF801、802、8
03と、ゼロクロス検出部804と、サンプルホールド
部805、806と、減算器807と、修正部808
と、積分部809を含んで構成されている。図12の変
形例は、1個の遅延量dを求めて出力する構成となって
いる。すなわち、主トラックTmに対し、各隣接トラッ
クT1、T2における遅延は概ね対称になることに着目
し、1個の遅延量dに正・負の符号を付加するものであ
る。
【0076】従って、図12において、減算器807で
は、サンプルホールド部805から出力されるサンプル
値と、サンプルホールド部806から出力されるサンプ
ル値との差分値を算出して出力する。続いて、減算器8
07から出力された差分値は、修正部808により所定
の修正係数を乗じて出力された後、積分部809におい
て積分される。その結果、得られた遅延量dに基づい
て、例えば、上記の遅延量d1を+dに設定し、上記の
遅延量d2を−dに設定すればよい。
【0077】以上のように第2実施形態において、図1
0又は図12に示す可変遅延回路制御部22で得られた
遅延量d1、d2は、遅延量の制御に際し所定のタイミ
ングでCTC部21の可変遅延回路603、604、6
12、613に設定される。この第2実施形態の場合
も、隣接トラックT1、T2が未記録であっても、ウォ
ブル信号を検出することで常に最適な遅延量を求めるこ
とができる点は、第1実施形態の場合と同様である。
【0078】このように、第1実施形態の構成によれ
ば、回路規模を小さく、遅延調整を速くすることができ
る。また、第2実施形態の構成によれば、遅延調整後の
信号に基づいて再調整するため、遅延調整の精度を向上
させることができる。
【0079】なお、以上の実施形態では、本発明をDV
D―RAM等のDVDフォーマットに対応する光ディス
クを再生する情報再生装置に適用する場合を説明した
が、これに限らず、ウォブリングが施されたトラックが
形成されるとともに記録情報を記録可能な各種フォーマ
ットの情報記録媒体を用いる情報再生装置に対し広く本
発明を適用することができる。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、記
録可能な情報記録媒体のトラックに施されたウォブリン
グに基づくウォブル信号を検出し、クロストークを除去
する際の遅延量を制御するようにしたので、隣接トラッ
クが未記録であっても、ウォブル信号を利用して常に最
適な遅延量を求めることができ、高精度にクロストーク
を除去し得るクロストーク除去装置を実現することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係る情報再生装置の要部構成を
説明するブロック図である。
【図2】クロストークを除去するための構成として、ピ
ックアップの光学系及び光ディスクにおける光ビームの
照射状態を示す図である。
【図3】第1実施形態の再生信号検出部の構成を示す図
である。
【図4】第1実施形態のウォブル信号検出部の構成を示
す図である。
【図5】第1実施形態のCTC部の構成を示すブロック
図である。
【図6】第1実施形態の遅延回路制御部の構成を示すブ
ロック図である。
【図7】図6の構成における波形図である。
【図8】第2実施形態に係る情報再生装置の要部構成を
説明するブロック図である。
【図9】第2実施形態のCTC部の構成を示すブロック
図である。
【図10】第2実施形態の可変遅延回路制御部の構成を
示すブロック図である。
【図11】図10における3つのウォブル信号の位相関
係を説明する図である。
【図12】図10の可変遅延回路制御部の変形例を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
10…光ディスク 11…ピックアップ 12…再生信号検出部 13…ウォブル信号検出部 14、15、16、23、24、25…A/Dコンバー
タ 17、21…CTC部 18…遅延回路制御部 19…CPU 22…可変遅延回路制御部 101…レーザ 102…回折格子 103…ビームスプリッタ 104…対物レンズ 105…フォトディテクタ 201〜205、211、212…加算器 213〜215…減算器 301、302…遅延回路 303、304…可変フィルタ 305、306…係数制御部 307…加減算器 401〜403…2値化部 404、405…EXOR回路 406、407…パルス幅カウント部 408、409…平均化部 601、602、610、611…遅延回路 603、604、612、613…可変遅延回路 605、606…可変フィルタ 607、608…係数制御部 609…加減算器 701〜703…BPF 704…ゼロクロス検出部 705、706…サンプルホールド部 707、708…修正部 709、710…積分部 801〜803…BPF 804…ゼロクロス検出部 805、806…サンプルホールド部 807…減算器 808…修正部 809…積分部 Tm…主トラック T1、T2…隣接トラック B…光ビーム Bm…主ビーム B1、B2…副ビーム SPm、SP1、SP2…ビームスポット RFm、RF1、RF2…再生信号 WBm、WB1、WB2…ウォブル信号 Sm、S1、S2、Sm’、S1’、S2’…サンプル
値系列 WSm、WS1、WS2、WSm’、WS1’、WS
2’ 、WSm’’WS1’’、WS2’’…ウォブル
サンプル値系列
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5D075 CC23 5D090 AA01 BB04 BB05 CC04 DD03 EE13 FF45 GG03 HH01

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報記録媒体の再生対象である主トラッ
    クの再生信号と、一方及び他方の隣接トラックの再生信
    号に基づいて、前記主トラックの再生信号に含まれる前
    記隣接トラックのクロストークを除去するクロストーク
    除去装置であって、 前記主トラックの再生信号と前記隣接トラックの再生信
    号を、それぞれの再生時間差に相当する所定の遅延量で
    遅延させた後、前記一方及び他方の隣接トラックの再生
    信号からクロストークを抽出し、前記主トラックの再生
    信号から前記クロストークを除去するクロストーク除去
    手段と、 前記主トラック及び前記隣接トラックに施されたウォブ
    リングに対応するウォブル信号を検出するウォブル信号
    検出手段と、 前記検出された各々のウォブル信号の位相関係に基づい
    て最適な遅延量を求め、前記クロストーク除去手段に対
    し設定すべき遅延量を制御する遅延量制御手段と、 を備えることを特徴とするクロストーク除去装置。
  2. 【請求項2】 前記遅延量制御手段は、基準となるウォ
    ブル信号と他のウォブル信号との間の位相差を検出し、
    当該位相差に対応する最適な遅延量を求めることを特徴
    とする請求項1に記載のクロストーク除去装置。
  3. 【請求項3】 前記遅延量制御手段は、前記各ウォブル
    信号の2値化信号を生成し、前記基準となるウォブル信
    号の2値化信号と前記他のウォブル信号の2値化信号と
    の位相のずれに対応するパルス幅を求めることにより前
    記位相差を検出することを特徴とする請求項2に記載の
    クロストーク除去装置。
  4. 【請求項4】 前記遅延量制御手段は、基準となるウォ
    ブル信号と他のウォブル信号の位相差を検出し、当該位
    相差をゼロに近づけるように前記遅延量を求めることを
    特徴とする請求項1に記載のクロストーク除去装置。
  5. 【請求項5】 前記遅延量制御手段は、前記基準となる
    ウォブル信号のゼロクロスを検出し、当該ゼロクロスを
    タイミング基準として前記位相差を検出することを特徴
    とする請求項4に記載のクロストーク除去装置。
  6. 【請求項6】 トラックが形成された情報記録媒体から
    記録情報を再生する情報再生装置であって、 再生対象である主トラックと一方及び他方の隣接トラッ
    クに対し、接線方向に所定間隔を置いて光ビームを照射
    したときの反射光に基づき、それぞれ再生信号を生成す
    る再生手段と、 前記主トラックの再生信号と前記隣接トラックの再生信
    号を、それぞれの再生時間差に相当する所定の遅延量で
    遅延させた後、前記一方及び他方の隣接トラックの再生
    信号からクロストークを抽出し、前記主トラックの再生
    信号から前記クロストークを除去するクロストーク除去
    手段と、 前記主トラック及び前記隣接トラックに施されたウォブ
    リングに対応するウォブル信号を検出するウォブル信号
    検出手段と、 前記検出された各々のウォブル信号の位相関係に基づい
    て最適な遅延量を求め、前記クロストーク除去手段に対
    し設定すべき遅延量を制御する遅延量制御手段と、 を備えることを特徴とする情報再生装置。
  7. 【請求項7】 前記遅延量制御手段は、基準となるウォ
    ブル信号と他のウォブル信号との間の位相差を検出し、
    当該位相差に対応する最適な遅延量を求めることを特徴
    とする請求項6に記載の情報再生装置。
  8. 【請求項8】 前記遅延量制御手段は、前記各ウォブル
    信号の2値化信号を生成し、前記基準となるウォブル信
    号の2値化信号と前記他のウォブル信号の2値化信号と
    の位相のずれに対応するパルス幅を求めることにより前
    記位相差を検出することを特徴とする請求項7に記載の
    情報再生装置。
  9. 【請求項9】 前記遅延量制御手段は、基準となるウォ
    ブル信号と他のウォブル信号の位相差を検出し、当該位
    相差をゼロに近づけるように前記遅延量を求めることを
    特徴とする請求項6に記載の情報再生装置。
  10. 【請求項10】 前記遅延量制御手段は、前記基準とな
    るウォブル信号のゼロクロスを検出し、当該ゼロクロス
    をタイミング基準として前記位相差を検出することを特
    徴とする請求項9に記載の情報再生装置。
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