JP4510796B2 - 磁気記憶媒体の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、磁気記憶媒体の製造方法に関する。
一般的に、磁気ディスクなどの磁気記憶媒体は、記憶層を構成する磁性粒子の微細化などによって面記録密度の高密度化が図られている。面記録密度の高密度化が進行すると、記憶層の結晶微細化に伴う熱揺らぎによる磁化反転、狭トラック化に伴う隣接トラックとのクロストーク、磁気ヘッドの記録磁界の広がりに起因する隣接トラックへの書き込みなどの問題が顕在化する。
そこで、面記録密度の向上を実現させる磁気記録媒体として、記憶層を所定の凹凸パターンに形成し、凹凸パターンの凹部に非磁性材料を充填した、いわゆるディスクリートタイプの磁気記録媒体が提案されている(例えば、特許文献1)。
記憶層に凹凸パターンを形成する加工技術には、半導体素子の微細加工技術で利用される反応性イオンエッチングなどのトライエッチング法を用いることができる(例えば、特許文献2)。記憶層の凹部に非磁性材料を充填する充填技術には、半導体素子の微細加工技術で利用されるスパッタリングなどの成膜技術を用いることができる。
一方、磁気ディスクと磁気ヘッドとの間の距離は、磁気抵抗効果を効果的に得るためにナノメートルオーダ(例えば、10nm以下)で制御されている。磁気記録媒体では、その表面に段差があると磁気ヘッドの浮上動作を不安定にして書き込み不良や読み取り不良といった問題を招く。
上記スパッタリングなどの成膜技術を用いて上記凹部に非磁性材料を充填すると、非磁性材料は、凹部内と凸部上の双方に成膜される。この結果、磁気記憶媒体の表面は、記憶層の凹凸パターンに倣って凹凸形状を呈する。そのため、上記ディスクリートタイプの磁気記録媒体では、記憶層の凸部の表面と、凹部に充填された非磁性材料の表面とを平坦化して面一にする要請がある。こうした平坦化技術には、半導体素子の微細加工技術で利用されるCMP(Chemical Mechanical Polishing)などの研磨技術が検討されている(例
えば、特許文献3)。
特開平9−97419号公報 特開2000−322710号公報 特開2003−16622号公報
ところで、上記のように、磁気ディスクと磁気ヘッドとの間の距離はナノメートルオーダで制御されるため、磁気ディスクの表面では、その段差(例えば、記憶層の凸部表面と非磁性材料の表面との差)を数nm(例えば、3nm)以下に抑える必要がある。
しかしながら、CMP技術では、上記の加工精度を得難く、記憶層の凸部に非磁性材料を残存させたり、記憶層の凸部を過剰に研磨したりする問題を招いていた。また、CMP技術では、記憶層や凹部内に付着したスラリーを除去し難く、洗浄などに多大な時間やコストを要する問題を招いていた。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、磁気記憶媒
体の平坦性を向上させた磁気記憶媒体の製造方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、基板に磁性層を形成する磁性層
形成工程と、前記磁性層にレジストマスクを形成するマスク形成工程と、前記レジストマスクを使用して前記磁性層に凹部を形成する凹部形成工程と、前記凹部と前記レジストマスクとからなる前記基板の表面に前記凹部の深さに応じた膜厚の非磁性層を形成する非磁性層形成工程と、前記レジストマスクに堆積した前記非磁性層を前記レジストマスクとともに前記磁性層から剥離するレジスト剥離工程と、前記レジストマスクを剥離した後に、前記磁性層と前記非磁性層とからなる前記基板の表面に非磁性材料を用いた等方的なスパッタ成膜を施し、前記磁性層と前記非磁性層の表面段差を補償する犠牲層を形成する犠牲層形成工程と、前記犠牲層をエッチングして前記磁性層を露出させる犠牲層除去工程と、を備えたことを要旨とする。
この構成によれば、磁性層の凹部にのみ選択的に非磁性層を形成させることができる。したがって、非磁性層の膜厚を凹部の深さに応じた膜厚にすることができ、磁性層の表面と非磁性層の表面によって、磁気記憶媒体の表面を平坦にさせることができる。この結果、磁気記憶媒体の平坦性を向上させることができる。
また、磁性層と非磁性層の表面に、共通する平坦な犠牲層を形成させることができる。そのため、犠牲層をエッチングすることによって、磁性層の表面と非磁性層の表面を、より確実に面一にさせることができる。したがって、磁気記憶媒体の平坦性を、より向上させることができる。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の磁気記憶媒体の製造方法において、前記非磁性層形成工程は、非磁性材料を用いた異方性を有するスパッタ成膜によって非磁性層を形成すること、を要旨とする。
この構成によれば、異方性を有した非磁性材料のスパッタ粒子を凹部に充填させることができる。したがって、より平坦な非磁性層を形成させることができる
請求項に記載の発明では、請求項1又は2に記載の磁気記憶媒体の製造方法において、前記犠牲層除去工程は、所定波長の光の発光強度を検出し、前記光の発光強度が前記磁性材料からの光の発光強度になるときに前記犠牲層のエッチングを終了すること、を要旨とする。
この構成によれば、磁性層が露出するタイミングで犠牲層のエッチングを終了させることができる。したがって、磁性層の過剰なエッチングを回避させることができ、磁気記憶媒体の平坦性を、より向上させることができる。
上記したように、本発明によれば、磁気記憶媒体の平坦性を向上させた磁気記憶媒体の製造方法を提供する。
ず、本発明によって製造した磁気記憶媒体について説明する。磁気記憶媒体は、例えば、垂直磁気記憶方式などの磁気ディスクである。図1は、磁気ディスク10を説明する概略断面図である。
図1において、磁気ディスク10は、基板11と、基板11の上面に積層された下地層12と、軟磁性層13と、配向層14と、磁性層としての記憶層15と、非磁性層16と、保護層17と、潤滑層18とを有する。
基板11には、例えば、結晶化ガラス基板、強化ガラス基板、シリコン基板、アルミニウム合金基板などの非磁性基板を用いることができる。
下地層12は、基板11の表面荒れを緩和するためのバッファ層であって、基板11と軟磁性層13との間の密着性を確保する。また、下地層12は、上層の結晶配向を規定するためのシード層であって、積層される軟磁性層13の結晶配向を規定する。下地層12には、例えば、Ta、Ti、W、Crから選択された少なくとも1種類の元素を含む非晶質もしくは微結晶の合金、又はこれらの積層膜を用いることができる。
軟磁性層13は、軟磁気特性を有して記憶層15の垂直配向を促進させるための磁性層である。軟磁性層13には、例えば、Fe、Co、Ni、Al、Si、Ta、Ti、Zr、Hf、V、Nb、C、Bから選択された少なくとも1種類の元素を含む非晶質もしくは微結晶の合金、又はこれらの合金の積層膜を用いることができる。
配向層14は、記憶層15の結晶配向を規定するための層である。配向層14には、例えば、Ru、Ta、Pt、MgOなどの単層構造、又はMgO層上にRu層やTa層を積層した多層構造などを用いることができる。
各記憶層15は、記憶・再生の行われるデータトラックごとに分離された層であって、それぞれ基板11の上面と平行な上面(記憶面15a)を有している。各記憶層15は、それぞれデータ領域とサーボ領域で形状やサイズが異なる。図1では、説明の便宜上、等しいピッチ幅で形成されたデータ領域の一部を示す。各記憶層15は、面記憶密度の高密度化を図るため、その膜厚方向に沿って磁化容易軸を有するもの(垂直磁化膜)が好ましい。
記憶層15を構成する磁性材料には、例えば、Co、Ni、Fe、Co系合金から選択された少なくとも一種類の強磁性材料を用いることができる。また、記憶層15を構成する磁性材料には、例えば、CoCr、CoPt、CoCrPtなどを主体としてSiO、Al、Taを含むグラニュラ膜を用いることができる。記憶層15の層構造は、単層構造であってもよく、あるいは、一対の強磁性層と該一対の強磁性層との間に挟まれた非磁性層とからなる多層構造を用いてもよい。すなわち、各記憶層15は、一対の強磁性層の各々の磁化が、強磁性層に挟まれた非磁性結合層を介して反強磁性的に結合する構造を有してもよい。
各非磁性層16は、各記憶層15を磁気的に分離させるための層であって、各記憶層15の間の空間(凹部H)に充填されている。各非磁性層16の上面(非磁性面16a)は、隣接する記憶層15の記憶面15aと連続する平坦面で形成されている。例えば、各非磁性面16aと各記憶面15aは、その最大段差が3nm以下である。非磁性層16を構成する非磁性材料には、SiO、Al、Ta、MgFなどを用いることができる。
保護層17は、記憶層15及び非磁性層16を保護するための層であって、例えば、その膜厚が0.5〜15nmのダイアモンド・ライク・カーボン(DLC)、窒化カーボン酸化アルミニウム、酸化ジルコニウムなどを用いることができる。
潤滑層18には、磁気ディスク10が磁気ヘッドと接触するときに、磁気ヘッドを面方
向に滑らせて磁気ディスク10や磁気ヘッドの破損を防ぐ層である。潤滑層18の表面18aは、記憶面15aと非磁性面16aが共通する平坦面を形成する分だけ、より平坦に形成される。潤滑層18には、例えば、パーフロロポリエーテル化合物など、公知の有機潤滑剤を用いることができる。
次に、磁気ディスク10の参考となる製造方法について以下に説明する。図2〜図5は、磁気ディスク10の製造方法を示す工程図である。
まず、図2において、基板11をスパッタ装置に搬入し、各層用のターゲットを用いて下地層12、軟磁性層13、配向層14、記憶層15を順に積層する(磁性層形成工程)。
図3において、記憶層15を形成すると、データトラックに対応するレジストマスクRを記憶層15上に形成する(マスク形成工程)。レジストマスクRは、例えば、電子線(EB:Electron-Beam)用ポジ型レジストを記憶層15にスピンコートし、EBリソグラ
フィによって形成する。あるいは、レジストマスクRは、ナノインプリント用ポリマーを用いたナノインプリント法などによって直接描画してもよい。また、ArFレーザを使用するArFレジスト、KrFレーザを使用するKrFレジストを用いてもよい。
レジストマスクRを形成すると、基板11の全体を反応性プラズマPL1に晒し、レジストマスクRをマスクにした記憶層15のパターンを形成する(凹部形成工程)。エッチングガスには、Cl、BCl、HBr、C、CFなどのハロゲン系のガス、該ハロゲン系のガスとArあるいはNの混合ガス、NHとCOの混合ガスなどを用いることができる。
尚、記憶層15をエッチングした後に、基板11の全体を水素活性種(水素イオン、水素ラジカル)を含む水素プラズマ、HOプラズマ、あるいは水素または水とAr又はNの少なくとも1種類を含む混合ガス、水素および水とAr又はNの少なくとも1種類を含む混合ガスのプラズマに晒してもよい。これによれば、記憶層15のパターンと露出した配向層14に付着したハロゲン系の活性種を水素活性種によって還元させることができる。これによって、記憶層15のパターンの腐食(アフターコロージョン)を回避させることができ、また配向層14と非磁性層16との密着性を確保することができる。
図4において、記憶層15のパターンを形成すると、基板11の全体にわたって非磁性材料のスパッタ粒子SP1を堆積させる(非磁性層形成工程)。つまり、凹部Hの内部と、レジストマスクRの上部と、にそれぞれ非磁性層16を形成する。
この際、基板11に対するスパッタ粒子SP1の入射方向を基板11の略法線方向にして、基板11の全体にわたり異方性スパッタ成膜を施す。異方性スパッタ成膜とは、スパッタ粒子が、基板の略法線方向にのみ進行するスパッタをいう。これによれば、スパッタ粒子SP1の入射方向を基板11の法線方向に近づける分だけ、凹部Hの略全幅にわたりスパッタ粒子SP1を均一に堆積させることができる。そして、凹部Hに堆積される非磁性層16の膜厚が記憶層15の膜厚(凹部Hの深さ)と略同じになるタイミングで、非磁性層16の成膜を終了する。これによって、非磁性面16aと記憶面15aを面一にして平坦にさせることができる。
図5において、非磁性層16を形成すると、レジストマスクRにレジスト剥離液を接触させて各記憶層15の記憶面15aからレジストマスクRを剥離する(レジスト剥離工程)。レジスト剥離液には、レジストマスクRを溶解し、かつ、記憶層15及び非磁性層16を不溶にしてその磁気特性を維持する有機溶剤などを用いることができる。そして、レジストマスクRを有した基板11を該レジスト剥離液に浸漬し、記憶層15の記憶面15
aからレジストマスクRと、レジストマスクRに堆積した非磁性層16と、を剥離除去する。これによって、凹部Hの内部にのみ非磁性層16を形成させることができ、かつ、その非磁性面16aを記憶面15aと面一の平坦面にすることができる。
レジストマスクRを剥離除去すると、基板11の表面(記憶面15aと非磁性面16a)に保護層17と潤滑層18を積層する。例えば、エチレンなどの炭化水素ガスを用いたCVD法を用いて、記憶層15及び非磁性層16の上側にダイアモンド・ライク・カーボン層(DLC層:保護層17)を積層する。次いで、保護層17に潤滑剤(例えば、パーフロロポリエーテル)を塗布して潤滑層18を積層する。これによって、潤滑層18の表面18aに高い平坦性を有した磁気ディスク10を形成することができる。
(実施形態)
以下、本発明を具体化した実施形態を図面に従って説明する。図6〜図9は、磁気ディスク10の製造方法を示す工程図である。実施形態は、上記参考となる製造方法に示した非磁性層形成工程以降の製造工程を変更したものである。
図6において、凹部形成工程の終了した基板11の全体に、非磁性材料のスパッタ粒子SP2を堆積させる(非磁性層形成工程)。そして、凹部Hの内部と、レジストマスクRの上部に、異方性スパッタにより非磁性層16を形成する。
図7において、非磁性層16を形成すると、上記参考となる製造方法と同じく、レジストマスクRにレジスト剥離液を接触させて各記憶層15の記憶面15aからレジストマスクRと、レジストマスクRに堆積した非磁性層16と、を剥離除去する(レジスト剥離工程)。これによって、凹部Hの内部にのみ非磁性層16を形成させることができる。
図8において、レジストマスクRを剥離除去すると、基板11の全面(記憶面15aと非磁性面16a)に、等方性スパッタ成膜を施し、非磁性材料のスパッタ粒子SP3を堆積させ、平坦な表面を有する犠牲層21を形成した。ここで、等方性スパッタとは、スパッタ粒子が基板の法線方向だけでなく、あらゆる方向から入射するスパッタをいう。(犠牲層形成工程)。そして、各記憶面15aと各非磁性面16aの上側に犠牲層21を形成し、基板11の全体に広がる平坦な表面(犠牲面21a)を形成する。
これによれば、スパッタ粒子SP3があらゆる方向から入射する分だけ、記憶面15aと非磁性面16aの段差を無くすようにスパッタ粒子SP3を堆積させることができ、基板11の全体に、より平坦な犠牲面21aを形成させることができる。そして、犠牲層21が記憶面15aと非磁性面16aとの間の段差を補償して平坦な犠牲面21aを呈するタイミングで、犠牲層21の成膜を終了する。これによって、犠牲層21の膜厚を最小にさせることができ、犠牲層21の成膜に要する時間を最短にさせることができる。
図9において、犠牲層21を形成すると、基板11の全体をエッチング速度の均一な反応性プラズマPL2に晒し、記憶面15aが露出するまで、犠牲層21の全体をエッチングする(犠牲層除去工程)。エッチングガスには、C、CFなどのハロゲン系のガス、該ハロゲン系のガスとArあるいはNの混合ガスなどを用いることができる。
犠牲層21の犠牲面21aが平坦面であるため、犠牲層21の全体が順にエッチングされて記憶面15aが露出するとき、凹部Hに対応する領域には、記憶面15aと連続する平坦な非磁性面16aが形成される。このため、犠牲層21のRIEを終了するとき、基板11の表面には、記憶面15aと面一の平坦な非磁性面16aが形成される。
尚、犠牲層21をエッチングした後に、基板11の全体を水素活性種(水素イオン、水
素ラジカル)を含む水素プラズマに晒してもよい。これによれば、記憶層15や非磁性層16に付着したハロゲン系の活性種を水素活性種によって還元させることができる。これによって、記憶層15のパターンの腐食(アフターコロージョン)を回避させることができ、また記憶層15と保護層17との間の密着性又は非磁性層16と保護層17との間の密着性を確保することができる。
また、犠牲層21のRIEを終了するタイミングは、RIEによって得られる光の発光強度に基づいて規定してもよい。図10は、記憶層15のみのRIEによって得られる光の発光強度スペクトルと、犠牲層21のみのRIEによって得られる光の発光強度スペクトルと、を示す。図11は、犠牲層除去工程における325nmと375nmの光の発光強度の経時変化を示す。
すなわち、図10に示すように、まず、記憶層15のみのRIEによって得られる光の発光強度と、犠牲層21のみのRIEによって得られる光の発光強度と、を予め計測する。次いで、これらの計測結果に基づいて、記憶層15から得られる光と犠牲層21から得られる光との間で発光強度が異なる波長(検出波長:図10では、325nmと375nm)を規定する。
図10において、波長が325nmの光の場合、犠牲層21から得られる光の強度(破線)が記憶層15から得られる光の強度(実線)よりも高い。反対に、波長が375nmの光の場合、記憶層15から得られる光の強度(実線)が犠牲層21から得られる光の強度(破線)よりも高い。このため、犠牲層除去工程では、犠牲層21の全体が順にエッチングされて記憶面15aが露出するとき、犠牲層21の消失によって325nmの光の強度が急激に低下し、記憶面15aの露出によって375nmの光の強度が急激に増加する。すなわち、図11に示すように、RIEによって得られる325nmと375nmの光の発光強度に基づいて、325nmの光の強度が急激に低下し、かつ、375nmの光の強度が急激に増加する時間(図11の終点時間Te)を犠牲層21のRIEの終点に規定することができる。これによって、記憶層15の過剰なエッチングを確実に回避させることができ、記憶面15aと非磁性面16aを、より高い再現性の下で平坦面に形成させることができる。
犠牲層21をエッチングすると、基板11の表面(記憶面15aと非磁性面16a)側から順に保護層17と潤滑層18を積層する。これによって、記憶層15と非磁性層16との間の段差を補償することができ、より高い平坦性を有した磁気ディスク10を形成することができる。
参考例
次に、上記参考となる製造方法に基づいた参考例を以下に説明する。
まず、直径が62.5mmの円盤状のガラスディスク基板を基板11として用い、該基板11をスパッタ装置に搬入した。
次いで、図2に示すように、CoTaターゲットを用いて、膜厚が200nmのCoTa層を下地層12として得た。また、CoTaZrターゲットを用いて、膜厚が500nmのCoTaZr層を軟磁性層13として得た。また、Ruターゲットを用いて、膜厚が5nmのRu層を配向層14として得た。そして、CoCrPtを主体としてSiOを含有するターゲットを用いて、膜厚が20nmのCoCrPt−SiO層を記憶層15として形成した。
記憶層15を形成すると、図3に示すように、記憶層15上にEB用ポジ型レジストをスピンコートし、EBリソグラフィによってデータトラックに応じたレジストマスクRを
得た。そして、レジストマスクRを有した基板11をRIE装置に搬入し、基板11の全体を、ClとArの混合ガスを用いた反応性プラズマPL1に晒し、記憶層15のパターンを得た。また、記憶層15をパターニングした後に、基板11の全体を水素プラズマに晒して記憶層15及び配向層14の表面に還元処理を施した。
記憶層15のパターンを形成すると、レジストマスクRを有した基板11をスパッタ装置に搬入し、SiOターゲットを使用して、SiOターゲットと基板11との間の距離を300mmまで広げた。また、SiOターゲットと基板11との間の圧力を7×10−3Paまで減圧した。これによって、スパッタ粒子SP1の入射方向を基板11の法線方向に近づけ、スパッタ粒子SP1の散乱を抑制させた。そして、図4に示すように、SiOターゲットをスパッタし、凹部Hの内部と、レジストマスクRの上部と、にそれぞれSiOのスパッタ粒子SP1を堆積させ、凹部Hに堆積される非磁性層16の膜厚が記憶層15の膜厚(凹部Hの深さ)と略同じになるまで異方性スパッタを施した。これによって、記憶面15aと連続する平坦な非磁性面16aを得た。
非磁性層16を形成すると、レジストマスクRを有した基板11をレジスト剥離液に浸漬し、図5に示すように、レジストマスクRとレジストマスクRに堆積した非磁性層16を剥離除去し、記憶面15aと非磁性面16aとからなる平坦面な表面を基板11上に得た。そして、この状態において、基板11の表面(記憶面15aと非磁性面16a)の最大段差を計測した。参考例の最大段差は、3nm以下であって、磁気ディスク10と磁気ヘッドとの間の距離をナノメートルオーダで制御できるものであった。
最後に、基板11の表面(記憶面15aと非磁性面16a)に保護層17と潤滑層18を積層し、高い平坦性を有した磁気ディスク10を得た。
(実施例)
次に、上記実施形態に基づいた実施例を以下に説明する。
まず、参考例と同じく、直径が62.5mmの円盤状のガラスディスク基板を基板11として用い、該基板11をスパッタ装置に搬入して、下地層12、軟磁性層13、配向層14、記憶層15を得た。次いで、参考例と同じく、記憶層15上にレジストマスクRを形成し、レジストマスクRをマスクにしたRIEによって記憶層15のパターンを得た。また、基板11の全体を水素プラズマに晒して記憶層15及び配向層14の表面に還元処理を施した。
記憶層15のパターンを形成すると、レジストマスクRを有した基板11をスパッタ装置に搬入し、図6に示すように、SiOターゲットをスパッタし、凹部Hの内部と、レジストマスクRの上部に、異方性スパッタによりSiOのスパッタ粒子SP2を堆積させた。
非磁性層16を形成すると、レジストマスクRを有した基板11をレジスト剥離液に浸漬し、図7に示すように、レジストマスクRとレジストマスクRに堆積した非磁性層16を剥離除去し、凹部Hの内部にのみ非磁性層16を得た。
レジストマスクRを剥離すると、基板11をスパッタ装置に搬入し、SiOターゲットと基板11との間の距離を上記異方性スパッタ成膜時よりも十分に短い70mmに設定し、かつ、SiOターゲットと基板11との間の圧力を上記異方性スパッタ成膜時よりも十分に高い1.0Paに設定した。これによって、スパッタ粒子SP3の入射方向を基板11の法線方向から傾斜させ、スパッタ粒子SP3の散乱を促進させた。そして、図8に示すように、記憶面15aと非磁性面16aにSiOのスパッタ粒子SP3を堆積させて膜厚が10nmの犠牲層21を形成し、記憶面15aと非磁性面16aの段差を補償
する平坦な犠牲面21aを得た。
犠牲面21aを形成すると、基板11をRIE装置に搬入し、基板11の全面を反応性プラズマPL2に晒し、終点時間Teまで犠牲層21をエッチングした。また、犠牲層21をエッチングした後に、基板11の全体を水素プラズマに晒して記憶層15の記憶面15aと非磁性層16の非磁性面16aに還元処理を施した。反応性プラズマPL2は、エッチングガスとしてCとArの混合ガスあるいはCFとArの混合ガスを用い、プラズマ源となるアンテナコイルに高周波電力を800W供給し、セルフバイアス電圧の供給源となる基板電極にバイアス用高周波電力を100W供給し、チャンバ圧力を0.5Paにして生成した。
これによって、記憶層15の過剰なエッチングを回避させて、基板11の表面に、記憶面15aと面一の平坦な非磁性面16aを得た。そして、この状態において、基板11の表面(記憶面15aと非磁性面16a)の最大段差を計測した。実施例の最大段差は、1nm以下であって、磁気ディスク10と磁気ヘッドとの間の距離をナノメートルオーダで十分に制御できるものであった。
最後に、基板11の表面(記憶面15aと非磁性面16a)に保護層17と潤滑層18を積層し、高い平坦性を有した磁気ディスク10を得た。
上記実施形態によれば、以下の効果を奏する。
(1)上記実施形態によれば、基板11に形成した記憶層15にレジストマスクRを形成し、レジストマスクRを使用して記憶層15に凹部Hを形成した。次いで、凹部Hの内部と、レジストマスクRの上部と、にそれぞれ非磁性層16を形成し、凹部Hに形成する非磁性層16の膜厚と、記憶層15の膜厚(凹部Hの深さ)と、を略同じ厚さにした。そ
して、レジストマスクRと、レジストマスクRに形成した非磁性層16と、を記憶層15の記憶面15aから剥離した。
したがって、凹部Hにのみ選択的に非磁性層16を形成させることができる。しかも、凹部Hの内部に形成した非磁性層16の膜厚を凹部Hの深さと略同じにすることができる。この結果、記憶層15の記憶面15aと非磁性層16の非磁性面16aとを面一にして平坦にする分だけ、磁気ディスク10の表面18aを、より平坦にさせることができる。よって、磁気記憶媒体の平坦性を向上させることができる。
(2)上記実施形態によれば、凹部Hを有した基板11の全面に非磁性材料を用いた異方性スパッタを施し、凹部Hの内部と、レジストマスクRの上部と、にそれぞれ非磁性層16を形成した。したがって、凹部Hの深さ方向に異方性を有したスパッタ粒子SP1を凹部Hの内方に向けて入射させることができる。よって、より平坦な非磁性面16aを形成させることができる。
(3)上記実施形態によれば、レジストマスクRを剥離した後に、記憶層15の記憶面15aと非磁性層16の非磁性面16aの双方に非磁性材料を用いた等方的なスパッタ成膜を施した。そして、記憶面15aと非磁性面16aの上側に、記憶面15aと非磁性面16aの段差を補償する犠牲層21を形成して基板11の表面に平坦な犠牲面21aを形成した。次いで、均一なエッチング速度を有する反応性プラズマPL2に犠牲層21を晒し、記憶層15の記憶面15aが露出するまで犠牲層21をエッチングした。
したがって、記憶面15aと非磁性面16aの表面に、共通する平坦な犠牲面21aを形成させることができる。そして、記憶面15aが露出するまで犠牲層21を均一にエッチングさせることによって、より平坦な記憶面15aと非磁性面16aを形成させること
ができ、記憶面15aの過剰なエッチングを回避させることができる。
(4)上記実施形態によれば、犠牲層21をエッチングする際に、検出波長の光の発光強度を検出した。そして、検出波長の光の発光強度が記憶層15から得られる光の発光強度になるときに、犠牲層のエッチングを終了させた。したがって、記憶層15が露出するときに、犠牲層21のエッチングを終了させることができ、記憶層15の過剰なエッチングを回避させることができる。よって、磁気ディスク10の平坦性を向上させることができ、その磁気特性を安定させることができる。
尚、上記実施形態は、以下の態様で実施してもよい。
・上記実施形態では、レジストマスクRの側壁を、基板11の法線方向に沿う形状に構成した。これに限らず、例えば、図12に示すように、レジストマスクRの側壁をテーパ状に形成し、レジストマスクRの開口を拡大させる構成にしてもよい。これによれば、凹部Hの周縁に入射するスパッタ粒子SP2の入射角を拡大させることができる。そのため、凹部Hの周縁で非磁性材料の堆積速度を増加させることができる。よって、非磁性面16aが断面円弧状を呈する場合(図12の二点鎖線)には、非磁性面16aを、より平坦にさせることができる(図12の実線)。
・上記実施形態では、レジストマスクRの側壁を、基板11の法線方向に沿う形状に構成した。これに限らず、例えば、図13に示すように、レジストマスクRの側壁を逆テーパ上に形成し、レジストマスクRを底部に向けて拡開形成する構成にしてもよい。これによれば、凹部Hの内部から逆スパッタされた非磁性材料のスパッタ粒子を、拡開したレジストマスクRの底部側壁に付着させることができる。そのため、逆スパッタに起因した開口幅の狭化を抑制させることができる。よって、非磁性面16aが断面皿状を呈する場合(図13の二点鎖線)には、非磁性面16aを、より平坦にさせることができる(図13の実線)。
・上記実施形態では、レジストマスクRをマスクにして記憶層15のみをエッチングする構成にした。これに限らず、例えば、レジストマスクRをマスクにして記憶層15と配向層14の双方をエッチングする構成にしてもよい。すなわち、凹部Hの底面を軟磁性層13で構成してもよい。
・上記実施形態では、異方性スパッタを7×10−3Paの圧力で行ったが、ターゲットと基板との間の距離がターゲットの直径よりも大きいという条件の下では、1×10−1Pa以下であればよい。
本発明にかかる製造方法を用いて製造した磁気記憶媒体を示す断面図。 気記憶媒体の参考となる製造方法を示す工程図。 同じく、磁気記憶媒体の製造方法を示す工程図。 同じく、磁気記憶媒体の製造方法を示す工程図。 同じく、磁気記憶媒体の製造方法を示す工程図。 実施形態の磁気記憶媒体の製造方法を示す工程図。 同じく、磁気記憶媒体の製造方法を示す工程図。 同じく、磁気記憶媒体の製造方法を示す工程図。 同じく、磁気記憶媒体の製造方法を示す工程図。 同じく、各層の発光強度スペクトルを示す図。 同じく、発光強度の経時変化を示す図。 変更例の磁気記憶媒体の製造方法を示す工程図。 同じく、磁気記憶媒体の製造方法を示す工程図。
符号の説明
H…凹部、R…レジストマスク、10…磁気記憶媒体としての磁気ディスク、11…基板、15…磁性層としての記憶層、16…非磁性層、21…犠牲層。

Claims (3)

  1. 基板に磁性層を形成する磁性層形成工程と、
    前記磁性層にレジストマスクを形成するマスク形成工程と、
    前記レジストマスクを使用して前記磁性層に凹部を形成する凹部形成工程と、
    前記凹部と前記レジストマスクとからなる前記基板の表面に前記凹部の深さに応じた膜厚の非磁性層を形成する非磁性層形成工程と、
    前記レジストマスクに堆積した前記非磁性層を前記レジストマスクとともに前記磁性層から剥離するレジスト剥離工程と、
    前記レジストマスクを剥離した後に、前記磁性層と前記非磁性層とからなる前記基板の表面に非磁性材料を用いた等方的なスパッタ成膜を施し、前記磁性層と前記非磁性層の表面段差を補償する犠牲層を形成する犠牲層形成工程と、
    前記犠牲層をエッチングして前記磁性層を露出させる犠牲層除去工程と、
    を備えたことを特徴とする磁気記憶媒体の製造方法。
  2. 請求項1に記載の磁気記憶媒体の製造方法において、
    前記非磁性層形成工程は、
    非磁性材料を用いた異方性を有するスパッタ成膜によって非磁性層を形成すること、
    を特徴とする磁気記憶媒体の製造方法。
  3. 請求項1又は2に記載の磁気記憶媒体の製造方法において、
    前記犠牲層除去工程は、所定波長の光の発光強度を検出し、前記光の発光強度が前記磁性材料からの光の発光強度になるときに前記犠牲層のエッチングを終了すること、
    を特徴とする磁気記憶媒体の製造方法。
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