JP2005235356A - 磁気記録媒体の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】凹凸パターンで形成された記録層を有し、表面が充分に平坦で記録再生精度が良好な磁気記録媒体を効率良く製造できる磁気記録媒体の製造方法を提供する。
【解決手段】基板上に所定の凹凸パターンで形成された記録層上に非磁性材を成膜することにより凹凸パターンの凹部を充填する非磁性材充填工程(S104)と、記録層上の余剰の非磁性材をイオンビームエッチングにより除去して表面を平坦化する平坦化工程(S106)と、を含む構成とした。
【選択図】図3

Description

本発明は、記録層が凹凸パターンで形成された磁気記録媒体の製造方法に関する。
従来、ハードディスク等の磁気記録媒体は、記録層を構成する磁性粒子の微細化、材料の変更、ヘッド加工の微細化等の改良により著しい面記録密度の向上が図られており、今後も一層の面記録密度の向上が期待されている。
しかしながら、ヘッドの加工限界、磁界の広がりに起因するサイドフリンジ、クロストークなどの問題が顕在化し、従来の改良手法による面記録密度の向上は限界にきているため、一層の面記録密度の向上を実現可能である磁気記録媒体の候補として、記録層を所定の凹凸パターンで形成してなるディスクリートトラックメディアやディスクリートビットメディア等の所謂パターンドメディアタイプの磁気記録媒体が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
一方、媒体表面が凹凸パターンであるとヘッド・スライダの浮上高さが不安定となり、記録・再生特性が悪化することがあるため、凹凸パターンの記録層上に非磁性材を成膜して凹部を充填し、記録層上の余剰の非磁性材を除去して表面を平坦化する必要がある。
記録層を凹凸パターンに加工する手法としてはドライエッチングの手法を利用しうる。又、非磁性材を成膜する手法としては半導体製造の分野で用いられているスパッタリング等の成膜技術を利用しうる。又、記録層上の余剰の非磁性材を除去して平坦化する手法についても半導体製造の分野で用いられているCMP(Chemical Mechanical Polishing)等の加工技術を利用しうる。
特開平9−97419号公報
しかしながら、CMP法は、1〜2nm程度のナノオーダーで加工量(厚さ)を精密に制御することが困難であるため、加工が不充分で記録層上に非磁性材が残存したり、加工が過大で記録層の一部を除去してしまうことがあり、これにより記録層の磁気特性が悪化してしまうことがあった。
又、CMP法を用いると、スラリーが記録層と反応し、これにより記録層の磁気特性が悪化してしまうこともあった。更に、CMP法を用いるとスラリーの除去のために洗浄等に多大な時間、コストを要するという問題もあった。
又、CMP法はウェットプロセスであるため、記録層の加工工程等のドライプロセスと組合わせると、被加工物の搬送等が煩雑となり、製造工程全体として効率が低下するという問題もあった。
本発明は、以上の問題点に鑑みてなされたものであって、凹凸パターンで形成された記録層を有し、表面が充分に平坦で記録再生精度が良好な磁気記録媒体を効率良く製造できる磁気記録媒体の製造方法を提供することをその課題とする。
本発明は、記録層上の余剰の非磁性材を除去し、平坦化する工程に、CMP法よりも加工量の制御が容易であるイオンビームエッチングを用いることで上記課題を解決したものである。これにより、平坦化工程における記録層の加工を抑制することができる。又、CMP法のようなウェットプロセスによらず、イオンビームエッチングというドライプロセスを用いることで、スラリーの洗浄等が不要となると共に、他のドライプロセスと組合わせることで磁気記録媒体の製造工程全体の効率を向上させることができる。
更に、イオンビームエッチングは、膜の突出した部位を他の部位よりも選択的に速く除去する傾向があり、高い平坦化効果が得られる。
尚、このようなイオンビームエッチングを用いた場合も、記録層上の非磁性材を完全に除去しようとすると、非磁性材と共に僅かながら記録層の一部を除去してしまうことがあった。
これに対し、発明者は当初、非磁性材よりもイオンビームエッチングに対するエッチングレートが低いストップ膜を記録層上に形成することを試みた。これにより、記録層を除去してしまうことを防止しつつ記録層上の非磁性材を完全に除去することが可能となったものの、ストップ膜を形成する工程を追加することで生産性が低下すると共に、記録層上にストップ膜が残存することで記録・再生の感度が低下することがあった。
そこで、発明者は更に鋭意検討を重ねた結果、イオンビームの入射角、加工用ガスの種類等のエッチング条件を適宜設定することで、非磁性材のエッチングレートよりも記録層のエッチングレートを低く抑制し、これにより記録層の加工を1nm程度以下に抑制しつつ余剰の非磁性材を除去できることを見出した。
即ち、次のような本発明により、上記課題の解決を図ることができる。
(1)基板上に所定の凹凸パターンで形成された記録層上に非磁性材を成膜することにより前記凹凸パターンの凹部を充填する非磁性材充填工程と、前記記録層上の余剰の前記非磁性材をイオンビームエッチングにより除去して表面を平坦化する平坦化工程と、を含むことを特徴とする磁気記録媒体の製造方法。
(2)前記平坦化工程は、前記非磁性材に対するエッチングレートよりも前記記録層に対するエッチングレートが低くなるように、エッチング条件が設定されたことを特徴とする前記(1)の磁気記録媒体の製造方法。
(3)前記平坦化工程は、加工用ガスとして希ガスを用いると共に前記基板の表面に対するイオンビームの入射角が所定の範囲に制限されたことを特徴とする前記(1)又は(2)の磁気記録媒体の製造方法。
(4)前記平坦化工程は、加工用ガスとしてハロゲン系ガスを用いるようにしたことを特徴とする前記(1)又は(2)の磁気記録媒体の製造方法。
(5)前記平坦化工程は、前記基板の表面に対するイオンビームの入射角が−10°以上、且つ、+30°以下の範囲に制限されたことを特徴とする前記(1)乃至(4)のいずれかの磁気記録媒体の製造方法。
(6)前記非磁性材充填工程は、前記基板にバイアスパワーを印加しつつ前記非磁性材を成膜する成膜手法を用いることを特徴とする前記(1)乃至(5)のいずれかの磁気記録媒体の製造方法。
尚、本出願において、「凹凸パターンで形成された記録層」とは、多数の記録要素に分割された記録層の他、一部が連続するように部分的に分割された記録層、螺旋状の渦巻き形状の記録層のように基板上の一部に連続して形成された記録層、凸部及び凹部双方が形成された連続した記録層、も含む意義で用いることとする。
又、本出願において「余剰の非磁性材」とは、記録層の上面よりも上側(基板と反対側)に存在する非磁性材という意義で用いることとする。
又、本出願において「イオンビームエッチング」という用語は、例えばイオンミリング等の、イオン化したガスを被加工体に照射して除去する加工方法の総称という意義で用いることとする。
又、本出願において「イオンビームの入射角」という用語は、イオンビームが被加工体の表面に対して入射する角度であって、被加工体の表面とイオンビームの平均的な照射方向とがなす角度という意義で用いることとする。例えば、イオンビームの中心軸が被加工体の表面と平行である場合、入射角は0°であり、イオンビームの中心軸が被加工体の表面と垂直である場合+90°である。
又、本出願において「エッチングレート」という用語は、エッチングによる単位時間当たりの加工量という意義で用いることとする。
又、本出願において「磁気記録媒体」という用語は、情報の記録、読み取りに磁気のみを用いるハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気テープ等に限定されず、磁気と光を併用するMO(Magnet Optical)等の光磁気記録媒体、磁気と熱を併用する熱アシスト型の記録媒体も含む意義で用いることとする。
本発明は、イオンビームエッチングを用いることで、平坦化工程における記録層の加工を抑制することができる。又、イオンビームの入射角を所定の範囲に制限したり、イオンビームエッチングの加工用ガスとしてハロゲン系ガスを用いることで、記録層の除去を抑制しつつ非磁性材を選択的に除去することができる。これにより、記録層の磁気特性の悪化を防止することができる。又、イオンビームエッチングというドライプロセスを用いることで、スラリーの洗浄等が不要となり、更に他のドライプロセスと組合わせることで製造工程全体の効率を向上させることができる。又、イオンビームエッチングを用いることで、膜の突出した部位を他の部位よりも選択的に速く除去しつつ平坦化することができ、高い平坦化効果が得られる。
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
本発明の第1実施形態は、基板上に連続記録層等を形成してなる図1に示されるような被加工体の加工出発体に加工を施すことにより、連続記録層を所定の凹凸パターンで多数の記録要素に分割すると共に記録要素の間の凹部(凹凸パターンの凹部)に非磁性材を充填して図2に示されるような磁気記録媒体を製造する製造方法に関するものであり、非磁性材充填工程及び平坦化工程に特徴を有している。他の工程については従来と同様であるので説明を適宜省略することとする。
図1に示されるように、被加工体10の加工出発体は、ガラス基板12に、下地層14、軟磁性層16、配向層18、連続記録層20、第1のマスク層22、第2のマスク層24、レジスト層26がこの順で形成された構成とされている。
下地層14は、厚さが30〜200nmで、材料はTa(タンタル)、Cr(クロム)又はCr合金である。軟磁性層16は、厚さが50〜300nmで、材料はFe(鉄)合金又はCo(コバルト)合金である。配向層18は、厚さが3〜30nmで、材料はCr、非磁性のCoCr合金、Ti(チタン)、MgO(酸化マグネシウム)等である。連続記録層20は、厚さが5〜30nmで、材料はCoCr(コバルト−クロム)合金である。第1のマスク層22は、厚さが3〜50nmで、材料はTiN(窒化チタン)である。
第2のマスク層24は、厚さが3〜30nmで、材料はNi(ニッケル)である。レジスト層26は、厚さが30〜300nmで、材料はネガ型レジスト(NBE22A 住友化学工業株式会社製)である。
図2に示されるように、磁気記録媒体30は垂直記録型のディスクリートタイプの磁気ディスクで、記録層32は、前記連続記録層20を微細な間隔で多数の記録要素32Aに分割してなる凹凸パターンとされている。記録要素32Aは、具体的には、データ領域においてトラックの径方向に微細な間隔で同心円状に形成され、サーボ領域では所定のサーボ情報等のパターンで形成されている。又、記録要素32Aの間の凹部34には、非磁性材36が充填され、記録要素32A及び非磁性材36上に保護層38、潤滑層40がこの順で形成されている。
非磁性材36は、材料がSiO(二酸化ケイ素)である。保護層38は、厚さが1〜5nmで、材料はダイヤモンドライクカーボンと呼称される硬質炭素膜である。尚、本出願において「ダイヤモンドライクカーボン(以下、「DLC」という)」という用語は、炭素を主成分とし、アモルファス構造であって、ビッカース硬度測定で200〜8000kgf/mm2程度の硬さを示す材料という意義で用いることとする。潤滑層40は、厚さが1〜2nmで、材料はPFPE(パーフロロポリエーテル)である。
次に、被加工体10の加工方法について、図3のフローチャートに沿って説明する。
まず、図1に示される被加工体10の加工出発体を加工し、連続記録層20を記録要素32Aに分割して記録層32を形成する(S102)。
被加工体10の加工出発体は、具体的にはガラス基板12に、下地層14、軟磁性層16、配向層18、連続記録層20、第1のマスク層22、第2のマスク層24をこの順でスパッタリング法により形成し、更にレジスト層26をスピンコート法で塗布することにより得られる。尚、ディッピング法によりレジスト層26を塗布してもよい。
この被加工体10の加工出発体のレジスト層26に転写装置(図示省略)を用いて、サーボ領域にコンタクトホールを含む所定のサーボパターンを、データ領域に径方向微細な間隔で凹凸パターンをナノ・インプリント法により転写し、Oガスを反応ガスとする反応性イオンエッチングにより、凹凸パターンの凹部底面のレジスト層26を除去する。尚、レジスト層26を露光・現像して、凹凸パターンに加工してもよい。
次に、Ar(アルゴン)ガスを用いたイオンビームエッチングにより、凹部底面の第2のマスク層24を除去し、更にSF(6フッ化硫黄)ガスを用いた反応性イオンエッチングにより、凹部底面の第1のマスク層22を除去する。これにより、凹部底面に連続記録層20が露出する。次に、COガス及びNHガスを反応ガスとする反応性イオンエッチングにより、凹部底面の連続記録層20を除去する。これにより、連続記録層20が多数の記録要素32Aに分割され、記録層32が形成される。次に、SFガスを反応ガスとする反応性イオンエッチングにより、記録要素32Aの上面に残存する第1のマスク層22を完全に除去し、凹凸パターンの記録層32が表面に形成された図4に示されるような被加工体10が得られる。
次に、バイアススパッタリング法により図5に示されるように、被加工体10にバイアスパワーを印加しつつSiO(非磁性材36)の粒子を被加工体10の表面に成膜し、記録要素32Aの間の凹部34を充填する(S104)。ここで、非磁性材36は記録要素32Aを完全に被覆するように成膜する。
この際、Ar等のスパッタリングガスがSiOのターゲットに衝突することによりSiOの粒子が飛散して被加工体10の表面に、記録要素の凹凸形状に倣って一様に堆積しようとするので、非磁性材36は表面が凹凸形状となる傾向がある。
一方、被加工体10にバイアスパワーを印加することにより、スパッタリングガスは被加工体10の方向に付勢されて堆積済みのSiOに衝突し、堆積済みのSiOの一部をエッチングする。このエッチング作用は、堆積済みのSiOのうち、突出した部分を他の部位よりも速く選択的に除去する傾向があるので、非磁性材36の表面の凹凸は次第に均される。尚、実際にはこれらの作用は同時に進行し、成膜作用がエッチング作用を上回ることで表面の凹凸が小さく抑制されつつ非磁性材36の成膜が進行する。
従って、非磁性材36は、図5に示されるように、表面の凹凸が抑制された形状で成膜される。
次に、図6に示されるように、イオンビームエッチングを用いて非磁性材36を記録要素32Aの上面まで除去し、記録要素32A及び非磁性材36の表面を平坦化する(S106)。ここではイオンビームエッチングの加工用ガスとしてArガスを用い、イオンビームの入射角を−10°以上、且つ、+55°以下の範囲に制限し、記録要素32Aの上面まで非磁性材36を除去する。このようにイオンビームの入射角を表面に対して垂直な方向から傾斜させることで、凹凸を均す効果を高めることができる。尚、更に凹凸を均す効果を高めるためには、イオンビームの入射角を−10°以上、且つ、+30°以下の範囲に制限することが好ましい。
更に、図7中に符号Aで示されるように、上記の範囲にイオンビームの入射角を制限することでCoCr合金(記録層32)のエッチングレートが、同図中に符号Bで示されるSiO(非磁性材36)のエッチングレートよりも低くなるので、それだけ記録要素32Aの加工量を抑制することができる。尚、図7中に符号Cで示される曲線は、SiO(非磁性材36)のエッチングレートをCoCr合金(記録層32)のエッチングレートで除したエッチングレートの比である。特に、イオンビームの入射角を+10°以下に制限すると、エッチングレートの比が著しく大きくなり、記録要素32Aの加工量を確実に1nm程度以下に抑制しつつ非磁性材36を選択的に除去することができ、好ましい。
尚、イオンビームの入射角が(−10〜0°の)負の範囲でも加工が可能であるが、これは、イオンビームの平均的な入射角が負の範囲であても、一部のイオンビームの入射角は正の範囲になっているためと考えられる。
これにより、記録要素32Aの磁気特性が劣化することを抑制しつつ、図8に示されるように、余剰の非磁性材36を記録要素32Aの上面まで除去し、非磁性材36及び記録要素32Aの上面を充分に平坦化することができる。
尚、非磁性材充填工程(S104)においてバイアスパワーを印加することで非磁性材36は表面の凹凸が抑制されて成膜されているので、それだけ平坦化が容易である。
又、図9に示されるように、非磁性材36を過度に除去し、非磁性材36が記録要素32Aの上面よりも若干凹んだ場合であっても、記録層32のエッチングレートは非磁性材36のエッチングレートよりも低いので記録要素32Aの加工量は小さく抑制され、記録要素32Aの磁気特性が劣化することを抑制することができる。更に、記録要素32Aが非磁性材36よりも突出するので、記録・再生の感度が低下することがない。
次に、CVD(Chemical Vapor Deposition)法により記録要素32A及び非磁性材36の上面に保護層38を形成する(S108)。更に、ディッピング法により保護層38の上に潤滑層40を塗布する(S110)。これにより、前記図2に示される磁気記録媒体30が完成する。
以上のように、バイアスパワーを印加して表面の凹凸を抑制しつつ非磁性材36を成膜し、更に、イオンビームエッチングを用いて平坦化することで記録要素32A及び非磁性材36の表面を所望のレベルまで充分に平坦化することができ、潤滑層40の表面も所望のレベルまで充分に平坦となる。従ってヘッド・スライダの安定した浮上特性が得られる。
又、平坦化工程(S106)でイオンビームの入射角を−10〜55°の範囲に設定し、SiO(非磁性材36)のエッチングレートよりも、CoCr合金(記録層32)のエッチングレートを低くすることで、記録層32の除去を抑制し、記録層32の磁気特性の劣化を抑制することができる。
尚、本第1実施形態において、スパッタリング法により非磁性材36を成膜しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えばイオンビームデポジション等の他の成膜手法により、非磁性材36を成膜してもよい。この場合も、バイスパワーを印加することで表面の凹凸を抑制する効果が得られる。一方、平坦化工程(S106)で充分に表面を平坦化することができれば、バイスパワーを印加しない成膜手法を用いて非磁性材36を成膜してもよい。
又、本第1実施形態において、平坦化工程(S106)はイオンビームエッチングの加工用ガスとしてArガスを用いているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、Kr(クリプトン)、Xe(キセノン)等の他の希ガスを用いてもよい。
又、本第1実施形態において、イオンビームの入射角を−10°以上、且つ、+55°以下の範囲に制限しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、イオンビームの入射角を55°よりも大きい(90°以下の)範囲に設定した場合も、イオンビームエッチングを用いればCMP法よりも加工量の制御が容易であり、又、他のドライプロセスと組み合わせることによる生産効率向上の効果が得られる。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
本第2実施形態は、上記第1実施形態に対し、平坦化工程(S106)でイオンビームエッチングの加工用ガスとしてCガスを用いるようにしたものである。他の工程については前記第1実施形態と同様であるので説明を省略する。
例えば、イオンビームエッチングの加工用ガスとしてC(6フッ化エタン)ガスを用いた場合、図10に符号Dで示される曲線のように、イオンビームの入射角が等しければ、Arガスを用いた場合よりもCoCr合金(記録層32)のエッチングレートは低くなり、それだけ記録層32の除去が抑制される。又、Cガスの混合ガスを用いることで、Cガスと、SiOと、が化学反応してSiOが脆性化されるので、同図に符号Eを付した曲線で示されるようにSiO(非磁性材36)のエッチングレートを高めることができ、効率良く表面を平坦化することができる。更に、イオンビームの入射角に拘らず、SiO(非磁性材36)のエッチングレートよりも、CoCr合金(記録層32)のエッチングレートを低くすることができる。又、Arガスを用いた場合と同様に、イオンビームの入射角を+10°以下に制限すれば、図10中に符号Fで示される曲線のように、SiO(非磁性材36)のエッチングレートをCoCr合金(記録層32)のエッチングレートで除したエッチングレートの比が著しく大きくなり、記録層32を保護する効果を高めることができ、好ましい。
尚、本第2実施形態ではイオンビームエッチングの加工用ガスとしてCガスを用いているが、本発明はこれに限定されるものではなく、SF(6フッ化硫黄)、CF(4フッ化炭素)等の他のハロゲン系ガスを用いてもCガスと同様の効果が得られることを確認している。ハロゲン系ガスとしては、フッ素系ガスの他、塩素系ガスを用いることもできるが、残留した加工用ガスのクリーニングが容易であるという点で、フッ素系ガスを用いることが好ましい。
又、前記第1及び第2実施形態において、第1のマスク層22、第2のマスク層24、レジスト層26を連続記録層20に形成し、3段階のドライエッチングで連続記録層20を分割しているが、連続記録層20を所望の凹凸パターンに加工できれば、レジスト層、マスク層の材料、積層数、厚さ、ドライエッチングの種類等は特に限定されない。
又、前記第1及び第2実施形態において、記録層32(連続記録層20)の材料はCoCr合金であるが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、鉄族元素(Co、Fe(鉄)、Ni)を含む他の合金、これらの積層体等の他の材料の記録要素で構成される磁気記録媒体の加工のためにも本発明を適用可能である。
又、前記第1及び第2実施形態において、非磁性材36の材料はSiOであるが、本発明はこれに限定されるものではなく、他の酸化物、TiN(窒化チタン)等の窒化物、Ta(タンタル)、TaSi、Si等の他の非磁性材を用いてもよい。
又、前記第1及び第2実施形態において、連続記録層20の下に下地層14、軟磁性層16、配向層18が形成されているが、本発明はこれに限定されるものではなく、連続記録層20の下の層の構成は、磁気記録媒体の種類に応じて適宜変更すればよい。例えば、下地層14、軟磁性層16、配向層18のうち一又は二の層を省略してもよい。又、各層が複数の層で構成されていてもよい。又、基板上に連続記録層を直接形成してもよい。
又、前記第1及び第2実施形態において、磁気記録媒体30はデータ領域において記録要素32Aがトラックの径方向に微細な間隔で並設された垂直記録型のディスクリートタイプの磁気ディスクであるが、本発明はこれに限定されるものではなく、記録要素がトラックの周方向(セクタの方向)に微細な間隔で並設された磁気ディスク、トラックの径方向及び周方向の両方向に微細な間隔で並設された磁気ディスク、凹凸パターンが形成された連続記録層を有するパームタイプの磁気ディスク、トラックが螺旋形状をなす磁気ディスクの製造についても本発明は当然適用可能である。又、面内記録型の磁気ディスクにも本発明は適用可能である。又、MO等の光磁気ディスク、磁気と熱を併用する熱アシスト型の磁気ディスク、更に、磁気テープ等ディスク形状以外の凹凸パターンの記録層を有する他の磁気記録媒体の製造に対しても本発明を適用可能である。
上記第1実施形態のとおり、磁気記録媒体30を作製した。具体的には、記録層32を下記の凹凸パターンで形成した。
ピッチ : 150nm
凸部の幅 : 95nm
凹部の幅 : 55nm
凹凸 段差 : 20nm
次に、非磁性材充填工程(S104)で下記のような条件設定を行い、非磁性材36を約40nmの膜厚に成膜し、非磁性材36で凹部34を充填した。尚、ここで示した非磁性材36の膜厚は、成膜された非磁性材36の表面における最も突出した部位と、記録層32の上面との距離である。
投入パワー :500W
Arガス圧 :0.3Pa
バイアスパワー :250W
次に、平坦化工程(S106)で下記のような条件設定を行い、記録要素32Aの上面まで非磁性材36を除去した。非磁性材36(SiO)のエッチングレートは約46Å/minだった。尚、記録要素32Aの上面も微少量イオンビームで加工されていると考えられるが、同様の条件下における記録要素32Aのエッチングレートは約15Å/minであり、非磁性材36(SiO)のエッチングレートの1/3以下であるため加工量は1nm以下に制御できるレベルである。
Arガス流量 :11sccm
ガス圧 :0.05Pa
ビーム電圧 :500V
ビーム電流 :500mA
サプレッサー電圧:400V
イオンビーム入射角:+2°
平坦化工程(S106)後、記録層32及び非磁性材36の表面をAFM(Atomic Force Microscope)、断面をTEM(Transmission Electron Microscope)により観察したところ、以下のような結果であり、また記録要素32A上に非磁性材36は残存していなかった。尚、下記に示す平均段差は、記録要素32A上面と非磁性材36上面の平均段差である。
記録層の加工量 :0.3nm
平均段差 :0.7nm
又、VSM(Vibrating Sample Magnetometer)により記録層の磁気特性を測定したところ、磁気特性の劣化は見られなかった。
上記第2実施形態のとおり、平坦化工程(S106)において加工用ガスとしてC(6フッ化エタン)ガスを用いた。尚、他の工程については実施例1と同様とした。平坦化工程(S106)の条件は下記のように設定した。
ガス流量 :6sccm
ガス圧 :0.05Pa
ビーム電圧 :500V
ビーム電流 :500mA
サプレッサー電圧 :400V
イオンビーム入射角:+2°
平坦化工程(S106)における非磁性材36(SiO)のエッチングレートは約91Å/minだった。尚、記録要素32Aの上面も微少量イオンビームで加工されていると考えられるが、同様の条件下における記録要素32Aのエッチングレートは約6.3Å/minであり、非磁性材36(SiO)のエッチングレートの1/14以下であるため加工量は1nm以下に制御できるレベルである。平坦化工程(S106)後、記録層32及び非磁性材36の表面をAFM、断面をTEMにより観察したところ、以下のような結果であり、また記録要素32A上に非磁性材36は残存していなかった。
記録層の加工量 :0.0nm
平均段差 :1.0nm
また、VSMにより記録層の磁気特性を測定したところ、磁気特性の劣化は見られなかった。
このように実施例2は実施例1よりも非磁性材36(SiO)のエッチングレートが高く平坦化に要する時間が短縮されており、更に、記録層の加工量も実施例1よりも小さく抑制されていた。
[比較例1]
上記実施例1に対し、イオンビームの入射角は約90°として平坦化工程(S106)を実行し、記録要素32A上の非磁性材36を完全に除去した。他の条件は総て実施例1と同様とした。本比較例1における非磁性材36のエッチングレートは約250Å/minだった。尚、同様の条件下における記録要素32のエッチングレートは約310Å/minである。
平坦化工程(S106)後、記録層32及び非磁性材36の表面をAFM、断面をTEMにより観察したところ、以下のような結果であり、また記録要素32A上に非磁性材36は残存していなかった。
記録層の加工量 :2.6nm
平均段差 :0.6nm
また、VSMにより記録層の磁気特性を測定したところ、磁気特性が大きく劣化していた。
比較例1は平均段差が実施例1及び実施例2よりも若干改善しているが、記録要素32の一部が除去されて記録要素32の上面が非磁性材36の上面よりも凹んでいた。このように、比較例1は、加工により記録要素32の磁気特性が悪化し、また記録要素32とヘッドとの間隔が大きくなることによる記録・再生の感度の低下が懸念される。
これに対し、上記実施例1及び2によれば、表面を充分に平坦化され、記録要素32の磁気特性が良好な磁気記録媒体が確実に得られることがわかる。
本発明は、例えば、ディスクリートトラックメディア、ディスクリートビットメディア等の所謂パターンドメディアタイプの記録層が凹凸パターンで形成された磁気記録媒体を製造するために利用することができる。
本発明の第1実施形態に係る被加工体の加工出発体の構造を模式的に示す側断面図 同被加工体を加工して得られる磁気記録媒体の構造を模式的に示す側断面図 同磁気記録媒体の製造工程の概要を示すフローチャート 表面に記録要素が形成された前記被加工体の形状を模式的に示す側断面図 記録要素上に非磁性材が成膜され、凹部が非磁性材で充填された前記被加工体の形状を模式的に示す側断面図 前記被加工体の平坦化工程を模式的に示す側断面図 同平坦化工程における加工用ガスとしてArガスを用いた場合のイオンビームの入射角とエッチングレートとの関係を示すグラフ 平坦化工程後の前記被加工体の形状を模式的に示す側断面図 平坦化工程後の前記被加工体の形状の他の例を模式的に示す側断面図 本発明の第2実施形態における加工用ガスとしてCガスを用いた場合のイオンビームの入射角とエッチングレートとの関係を示すグラフ
符号の説明
10…被加工体
12…ガラス基板
14…下地層
16…軟磁性層
18…配向層
20…連続記録層
22…第1のマスク層
24…第2のマスク層
26…レジスト層
30…磁気記録媒体
32…記録層
32A…記録要素
34…凹部
36…非磁性材
38…保護層
40…潤滑層
S102…記録層加工工程
S104…非磁性材充填工程
S106…平坦化工程
S108…保護層形成工程
S110…潤滑層形成工程

Claims (6)

  1. 基板上に所定の凹凸パターンで形成された記録層上に非磁性材を成膜することにより前記凹凸パターンの凹部を充填する非磁性材充填工程と、前記記録層上の余剰の前記非磁性材をイオンビームエッチングにより除去して表面を平坦化する平坦化工程と、を含むことを特徴とする磁気記録媒体の製造方法。
  2. 請求項1において、
    前記平坦化工程は、前記非磁性材に対するエッチングレートよりも前記記録層に対するエッチングレートが低くなるように、エッチング条件が設定されたことを特徴とする磁気記録媒体の製造方法。
  3. 請求項1又は2において、
    前記平坦化工程は、加工用ガスとして希ガスを用いると共に前記基板の表面に対するイオンビームの入射角が所定の範囲に制限されたことを特徴とする磁気記録媒体の製造方法。
  4. 請求項1又は2において、
    前記平坦化工程は、加工用ガスとしてハロゲン系ガスを用いるようにしたことを特徴とする磁気記録媒体の製造方法。
  5. 請求項1乃至4のいずれかにおいて、
    前記平坦化工程は、前記基板の表面に対するイオンビームの入射角が−10°以上、且つ、+30°以下の範囲に制限されたことを特徴とする磁気記録媒体の製造方法。
  6. 請求項1乃至5のいずれかにおいて、
    前記非磁性材充填工程は、前記基板にバイアスパワーを印加しつつ前記非磁性材を成膜する成膜手法を用いることを特徴とする磁気記録媒体の製造方法。
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