JP3802539B2 - 磁気記録媒体の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、記録層が所定の凹凸パターンで形成され、情報を記録するための記録要素が凹凸パターンの凸部として形成された磁気記録媒体の製造方法に関する。
従来、ハードディスク等の磁気記録媒体は、記録層を構成する磁性粒子の微細化、材料の変更、ヘッド加工の微細化等の改良により著しい面記録密度の向上が図られており、今後も一層の面記録密度の向上が期待されている。
しかしながら、ヘッドの加工限界、磁界の広がりに起因するサイドフリンジ、クロストーク等の問題が顕在化し、従来の改良手法による面記録密度の向上は限界にきているため、一層の面記録密度の向上を実現可能である磁気記録媒体の候補として、記録層が所定の凹凸パターンで形成され、情報を記録するための記録要素が凹凸パターンの凸部として形成されたディスクリートトラックメディアやパターンドメディア等の磁気記録媒体が提案されている(例えば、特許文献1、2参照)。尚、記録要素の側面は、例えば特許文献1等にも記載されているように、表面に対して垂直に近いことが好ましいと考えられている。
このように、凸部として形成された記録要素に情報を記録することで、隣接する他の記録要素との間のサイドフリンジ、クロストーク等を抑制することができる。
一方、磁気記録媒体の表面が凹凸パターンであるとヘッドの浮上高さが不安定となり、記録・再生特性が悪化することがあるため、凹凸パターンの記録層上に非磁性材を成膜して記録要素の間の凹部を充填し、記録要素上の余剰の非磁性材を除去して表面を平坦化することが好ましい。又、記録要素の側面は加工によるダメージを受けやすく、これにより磁気特性が悪化することがある。このような記録要素の側面の加工によるダメージを放置すると水分や空気中の酸素等による腐食、酸化が進行し、磁気特性の更なる悪化をもたらすことがあるが、記録要素の側面に非磁性材が密着することで水分や酸素が記録要素の側面に接触することを抑制できるので、この点でも、記録要素の間の凹部を非磁性材で充填することが好ましい。
記録層を凹凸パターンに加工する手法としてはドライエッチングの手法を利用しうる。尚、ドライエッチングについては、凹凸パターンの凸部の側面を表面に対して垂直に近い形状に加工するための種々の手法が開発されている。又、非磁性材を成膜する手法としては半導体製造の分野で用いられているスパッタリング等の成膜技術を利用しうる。又、記録層上の余剰の非磁性材を除去して平坦化する手法についても半導体製造の分野で用いられているCMP(Chemical Mechanical Polishing)等の加工技術を利用しうる。
特開平10−222944号公報 特開平9−97419号公報
しかしながら、上記の手法を用いて凹凸パターンの記録層上に非磁性材を成膜しても、記録要素の間の凹部を非磁性材で完全に充填することは困難であり、凹部内に空隙部が形成されることがあった。このように凹部内に空隙部が形成されると、空隙部に水分や空気等が入り込み、記録要素の側面が腐食したり、酸化されて磁気特性が悪化することが懸念される。
本発明は、以上の問題点に鑑みてなされたものであって、凹凸パターンの凸部として形成された記録要素の間の凹部が非磁性材でほぼ完全に充填された信頼性が高い磁気記録媒体の製造方法を提供することを目的とする。
本発明は、記録要素が突出する側の表面を臨む方向に該記録要素の側面が傾斜し、且つ、該記録要素の側面が前記表面に垂直な方向に対してなす傾斜角が90°よりも小さく、5°以上であるように構成したことにより上記目的を達成したものである。
このように、記録要素の側面が表面側を臨む方向に傾斜することで、凹部に非磁性材が入り込みやすくなり、凹部内に空隙部が形成されることを防止又は抑制する効果が得られる。即ち、従来、凹凸パターンの凸部として記録要素を形成する場合、記録要素の側面は、表面に対して極力垂直に加工しようとすることが常識であったのに対し、記録要素の側面を表面側に臨むように傾斜させることで磁気記録媒体の信頼性の向上を図ったものであり、本発明は、従来と全く異なるコンセプトに基づいてなされたものである。
即ち、次のような本発明により、上記目的を達成することができる。
(1)基板と、該基板上に所定の凹凸パターンで形成され、情報を記録するための記録要素が前記凹凸パターンの凸部として形成された記録層と、前記記録要素の間の凹部に充填された非磁性材と、を含む板状体で、その表面のうち前記記録要素が前記凹凸パターンにおいて突出する側の表面を臨む方向に該記録要素の側面が傾斜し、且つ、該記録要素の側面が前記表面に垂直な方向に対してなす傾斜角が90°よりも小さく、5°以上であることを特徴とする磁気記録媒体。
(2)前記傾斜角が16°以上であることを特徴とする前記(1)の磁気記録媒体。
(3)前記傾斜角が45°以下であることを特徴とする前記(1)又は(2)の磁気記録媒体。
(4)前記記録要素が200nm以下のピッチでデータ領域に形成されたことを特徴とする前記(1)乃至(3)のいずれかの磁気記録媒体。
(5)前記記録層の厚さが25nm以下であることを特徴とする前記(1)乃至(4)のいずれかの磁気記録媒体。
(6)前記非磁性材が、酸化物、窒化物及び炭化物のいずれかであることを特徴とする前記(1)乃至(5)のいずれかの磁気記録媒体。
(7)前記非磁性材が、アモルファス構造を有する材料及び微結晶状態の材料のいずれかであることを特徴とする前記(1)乃至(6)のいずれかの磁気記録媒体。
(8)前記非磁性材は、SiOが主成分であることを特徴とする前記(1)乃至(7)のいずれかの磁気記録媒体。
(9)前記記録層が前記凹凸パターンの凸部に限定して形成されたことを特徴とする前記(1)乃至(8)のいずれかの磁気記録媒体。
尚、本出願において、「基板上に所定の凹凸パターンで形成され、情報を記録するための記録要素が前記凹凸パターンの凸部として形成された記録層」とは、多数の記録要素に分割された記録層の他、一部が連続するように記録要素が部分的に分割された記録層、螺旋状の渦巻き形状の記録層のように基板上の一部に連続して形成された記録層、凸部及び凹部双方が形成された連続した記録層、も含む意義で用いることとする。
又、本出願において「磁気記録媒体」という用語は、情報の記録、読み取りに磁気のみを用いるハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気テープ等に限定されず、磁気と光を併用するMO(Magnet Optical)等の光磁気記録媒体、磁気と熱を併用する熱アシスト型の記録媒体も含む意義で用いることとする。
又、本出願において、「凹凸パターンの凸部」とは、表面に対して垂直な断面における凹凸形状の突出した部分という意義で用いることとする。
又、本出願において、「微結晶状態の材料」とは、X線回折において結晶性ピークを有していない材料という意義で用いることとする。
本発明によれば、記録要素の側面が表面側を臨む方向に傾斜しているので、凹部に非磁性材が入り込みやすく、記録要素の間の凹部が非磁性材でほぼ完全に充填される。
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
本実施形態に係る磁気記録媒体10は垂直記録型のディスクリートタイプの磁気ディスクで、図1に示されるように、基板12上に記録層14が凹凸パターンで形成され、情報を記録するための記録要素16が凹凸パターンの凸部として形成されている。記録要素16の間の凹部18には非磁性材20が充填されている。
磁気記録媒体10は、図2に拡大して示されるように、その表面のうち記録要素16が前記凹凸パターンにおいて突出する側の表面10Aを臨む方向に記録要素16の側面16Aが傾斜し、且つ、記録要素16の側面16Aが表面10Aに垂直な方向に対してなす傾斜角θが5°以上、45°以下であることを特徴としている。他の構成については、従来の磁気記録媒体と同様であるので説明を適宜省略することとする。
磁気記録媒体10は、基板12上に、下地層22、軟磁性層24、配向層26がこの順で形成され、配向層26上に前記記録層14が凹凸パターンで形成されている。又、記録層14上には、保護層28、潤滑層30がこの順で形成されている。
基板12は、材料がガラスである。尚、剛性が高い非磁性材料であれば、基板12の材料として、例えばAl(アルミニウム)、Al(アルミナ)等を用いてもよい。
記録層14は、厚さが5〜25nmで、材料はCoCrPt(コバルト−クロム−白金)合金である。凹部18は記録層14の基板12側の面まで形成されており、記録層14は、凹凸パターンの凸部に限定して形成されている。
記録要素16は、データ領域において磁気記録媒体10の径方向に200nm以下のピッチで同心円状に形成されている。又、記録要素16は、サーボ領域において所定のサーボ情報等のパターンで形成されている。
非磁性材20は、記録要素16の間の凹部18内をほぼ完全に充填している。非磁性材20の主成分は、SiO(二酸化ケイ素)であり、結晶粒界がない非晶質のアモルファス構造の材料である。尚、非磁性材20として微結晶状態の材料を用いてもよい。又、非磁性材20の表面は、記録層14の表面とほぼ一致しており、記録要素16及び非磁性材20の上面は平坦化されている。
保護層28は、厚さが1〜5nmで、材料はダイヤモンドライクカーボンと呼称される硬質炭素膜である。尚、本出願において「ダイヤモンドライクカーボン(以下、「DLC」という)」という用語は、炭素を主成分とし、アモルファス構造であって、ビッカース硬度測定で2×10〜8×1010Pa程度の硬さを示す材料という意義で用いることとする。潤滑層30は、厚さが1〜2nmで、材料はPFPE(パーフロロポリエーテル)である。
次に、磁気記録媒体10の作用について説明する。
磁気記録媒体10は、記録要素16の側面16Aが表面10A側を臨む方向に傾斜し、且つ、傾斜角θが5°以上であるので、凹部18に非磁性材20が入り込みやすくなっており、非磁性材20が、記録要素16の側面16Aに密着しつつ、凹部18内をほぼ完全に充填している。従って、凹部18内の空隙部に水分等が入り込み、記録要素が腐食したり、凹部18内の空隙部に酸素等が入り込み、記録要素の側面が酸化されることが防止又は著しく抑制され、良好な磁気特性が確実に得られる。例えば、加工により記録要素16の側面16Aがダメージを受けていても、非磁性材20が側面16Aに密着するように凹部18内をほぼ完全に充填しているので、加工によりダメージを受けた部位に水分や酸素が接触することによる腐食や酸化の進行が防止又は抑制され、良好な磁気特性が得られる。即ち、磁気記録媒体10は、信頼性が高い。
尚、傾斜角θが過度に大きいと、加工によりダメージを受ける側面16Aの面積が大きくなり、記録要素16の磁気特性が悪化することが懸念される。又、傾斜角θが過度に大きいと、記録要素16同士が過度に接近したり、一部が連続した形状となるので、この点でも磁気記録媒体10の記録・再生特性が悪化することが懸念される。これに対し、傾斜角θが45°以下であるので、記録要素16の磁気特性は良好である。傾斜角θと、記録要素16の磁気特性と、の関係については更に後述する。
尚、傾斜角θが等しくても、凹部18の幅が狭く、記録層14が厚い程、記録要素16同士が接近することとなる。本実施形態のように記録要素16が200nm以下のピッチで形成される場合、凹部18の(記録要素16の上面位置における)幅は50nm程度まで小さくなることが想定されているが、本実施形態のように記録層14の厚さの最大値を25nmとする場合、傾斜角θを45°以下とすることで、記録要素16同士が連続することを防止することができる。
又、磁気記録媒体10は、記録要素16がデータ領域において径方向に200nm以下のピッチで形成されているので面記録密度が高く、記録要素16が凹凸パターンの凸部として形成されているので、面記録密度が高くても、隣接する他の記録要素16との間のサイドフリンジ、クロストーク等が抑制される。又、記録層14は、記録要素16が凹凸パターンの凸部に限定して形成されているので、凹部18から磁気的なノイズが発生することがなく、それだけ記録・再生特性が良い。又、磁気記録媒体10は、凹部18に非磁性材20が充填され、記録要素16及び非磁性材20の上面が平坦化されているので、潤滑層30の表面も平坦であり、ヘッド浮上高さの変動量が小さい。
又、磁気記録媒体10は、記録層14の厚さが5〜25nmであるので、記録層14の加工量が少なく、生産性が良い。尚、従来、垂直記録型の磁気記録媒体については、記録層が厚い程、良好な磁気特性が得られると考えられていたが、発明者は、記録層14の厚さを5〜25nmとすることで、これよりも記録層が厚い磁気記録媒体と同等、又はそれ以上の良好な磁気特性が得られることを確認している。言い換えれば、記録層14の厚さを5〜25nmとすることで、良好な生産性及び良好な磁気特性の両立を図ることができる。
次に、磁気記録媒体10の製造方法について図3のフローチャートに沿って簡単に説明する。
まず、図4に示される被加工体50の加工出発体を加工し、図5に示されるように連続記録層52を記録要素16に分割して記録層14を形成する(S102)。
被加工体50の加工出発体は、基板12上に、下地層22、軟磁性層24、配向層26、連続記録層52、第1のマスク層54、第2のマスク層56をこの順でスパッタリング法により形成し、更にレジスト層58をスピンコート法で塗布することにより得られる。尚、ディッピング法によりレジスト層58を塗布してもよい。
連続記録層52は、記録層14の加工前の形態であり、連続記録層52の厚さ及び材料は記録層14と同じである。第1のマスク層54は、厚さが3〜20nmで、材料はC(炭素)である。又、第2のマスク層56は、厚さが3〜30nmで、材料はSi(ケイ素)である。又、レジスト層58は、厚さが30〜300nmで、材料はネガ型レジスト(例えば、住友化学工業株式会社製NBE22A等)である。
この被加工体50の加工出発体のレジスト層58に転写装置(図示省略)を用いて、サーボ領域にはコンタクトホールを含む所定のサーボパターンを、データ領域には径方向に200nm以下の微細なピッチで凹凸パターンをナノ・インプリント法により転写し、O(酸素)ガスを反応ガスとする反応性イオンエッチングにより、凹凸パターンの凹部底面のレジスト層58を除去する。尚、露光・現像して、レジスト層58を凹凸パターンに加工してもよい。
次に、SF(6フッ化硫黄)ガスを反応ガスとする反応性イオンエッチングにより、凹部底面の第2のマスク層56を除去し、更にOガスを用いた反応性イオンエッチングにより、凹部底面の第1のマスク層54を除去する。これにより、凹部底面に連続記録層52が露出する。
次に、加工用ガスとしてAr(アルゴン)ガスを用いたイオンビームエッチングにより、凹部底面の連続記録層52を除去する。これにより、連続記録層52が多数の記録要素16に分割され、記録層14が形成される。ここで「イオンビームエッチング」という用語は、例えばイオンミリング等の、イオン化したガスを被加工体に照射して加工対象物を除去する加工方法の総称という意義で用いることとする。
この際、図6に示されるように、一部の加工用ガスは被加工体50に対し、その表面に垂直な方向から若干傾斜して照射され、第1のマスク層54から露出している部分であっても端部近傍は一部のガスに対して第1のマスク層54の陰となるため、他の部分よりもエッチングの進行が遅れ、記録要素16の側面16Aは表面側を臨む方向に傾斜したテーパ面となる。
第1のマスク層54が厚い程、傾斜角θが大きくなる傾向があり、第1のマスク層54の厚さを調節することで、傾斜角θを調節することができる。又、被加工体50が収容されるチャンバ内のガス圧が高い程、イオンビームの直進性が悪化し、傾斜角θが大きくなる傾向があり、チャンバ内のガス圧を調節することで、傾斜角θを調節することもできる。又、イオンビームの照射方向を、被加工体50の表面に垂直な方向から意図的に傾斜させることで、傾斜角θを調節することもできる。更に、これらの手法を併用して、傾斜角θを調節することも可能である。
連続記録層52の基板12側の面まで凹部18が形成されるまでイオンビームエッチングによる加工を行い、Oガスを反応ガスとする反応性イオンエッチングにより、記録要素16の上面に残存する第1のマスク層54を完全に除去する。これにより、前記図5に示されるように、基板12上に記録層14が凹凸パターンで形成された被加工体50が得られる。
次に、バイアススパッタリング法により被加工体50にバイアスパワーを印加しつつSiO(非磁性材20)の粒子を、図7に示されるように被加工体50の表面に成膜し、記録要素16の間の凹部18を充填する(S104)。ここで、非磁性材20は記録要素16を完全に被覆するように成膜する。
この際、記録要素16の側面16Aは表面側を臨む方向に傾斜しており、傾斜角θは5°以上であるので、非磁性材20は、記録要素16の間の凹部18内に容易に入り込み、凹部18内をほぼ完全に充填する。連続記録層52を記録要素16に分割する際、記録要素16の側面16Aには結晶粒界等の欠陥が生じやすいが、非磁性材20は、凹部18内をほぼ完全に充填し、記録要素16の側面16Aに密着するので、空隙部の発生を抑制し、側面16Aの結晶粒界等の欠陥を確実に充填することができる。尚、このような欠陥を粒界のある結晶質の材料で充填することは困難であるが、非磁性材20は、材料がSiOであり、成膜条件を選択することで粒成長が抑制されたアモルファス構造又は微結晶状態となるので、磁性材料の記録要素16の側面16Aに密着し、結晶粒界等の欠陥を確実に充填することができる。
又、非磁性材20を成膜する際、Ar等のスパッタリングガスがSiOのターゲットに衝突することによりSiOの粒子が飛散して、被加工体50の表面に記録要素の凹凸形状に倣って一様に堆積しようとするので、非磁性材20は表面が凹凸形状となる傾向がある。
一方、被加工体50にバイアスパワーを印加することにより、スパッタリングガスは被加工体50の方向に付勢されて堆積済みのSiOに衝突し、堆積済みのSiOの一部をエッチングする。このエッチング作用は、堆積済みのSiOのうち、突出した部分を他の部位よりも速く選択的に除去する傾向があるので、非磁性材20の表面の凹凸は次第に均される。尚、実際にはこれらの作用は同時に進行し、成膜作用がエッチング作用を上回ることで表面の凹凸が小さく抑制されつつ非磁性材20の成膜が進行する。
従って、非磁性材20は、図7に示されるように、表面の凹凸が抑制された形状で成膜される。
次に、図8に示されるように、イオンビームエッチングを用いて非磁性材20を記録要素16の上面まで除去し、記録要素16及び非磁性材20の表面を平坦化する(S106)。尚、図8中に矢印で模式的に示されるように、表面に対して傾斜した方向からイオンビームを照射することにより、平坦化効果を高めることができる。
次に、CVD(Chemical Vapor Deposition)法により記録要素16及び非磁性材20の上面に保護層28を形成する(S108)。更に、ディッピング法により保護層28の上に潤滑層30を塗布する(S110)。これにより、前記図1に示される磁気記録媒体10が完成する。
尚、本実施形態において、記録層14を凹凸パターンに加工するためのイオンビームエッチングの加工用ガスとしてArガスを用いているが、例えば、Kr(クリプトン)、Xe(キセノン)等の他の不活性ガスを用いてもよい。又、CO(一酸化炭素)及びNH(アンモニア)等の含窒素ガスを反応性ガスとする反応性イオンエッチングにより、記録層14を凹凸パターンに加工してもよい。尚、この場合、第1のマスク層としてはTiN(窒化チタン)、Ta(タンタル)等を用いればよい。
又、本実施形態において、バイアススパッタリング法により非磁性材20を成膜しているが、例えばイオンビームデポジションやプラズマCVD等の他の成膜手法により、非磁性材20を成膜してもよい。この場合も、バイスパワーを印加することで表面の凹凸を抑制する効果が得られる。一方、平坦化工程(S106)で充分に表面を平坦化することができれば、バイスパワーを印加しない成膜手法を用いて非磁性材20を成膜してもよい。
又、本実施形態において、第1のマスク層54、第2のマスク層56、レジスト層58を連続記録層52に形成し、3段階のドライエッチングで連続記録層52を分割しているが、連続記録層52を所望の凹凸パターンに加工できれば、レジスト層、マスク層の材料、積層数、厚さ、ドライエッチングの種類等は特に限定されない。
又、本実施形態において、記録層14(連続記録層52)の材料はCoCrPt合金であるが、例えば、鉄族元素(Co、Fe(鉄)、Ni)を含む他の合金、これらの積層体等の他の材料の記録要素で構成される磁気記録媒体にも本発明を適用可能である。
又、本実施形態において、非磁性材20はSiOであるが、他の酸化物、TiN(窒化チタン)等の窒化物、SiC(炭化ケイ素)やTiC(炭化チタン)等の炭化物、Ta(タンタル)、TaSi、Si等の他の非磁性材を用いてもよい。特に、酸化物、窒化物、炭化物等の非磁性材は、それ自体の化学的安定性に優れると共に、金属磁性材の記録層14との接触による腐食等に対する化学的安定性にも優れているので、それだけ良好な記録・再生特性が得られる。
尚、記録要素16の側面の欠陥を充填し、空隙部の発生を抑制する効果を高めることができるという点で、非磁性材20の材料として、結晶粒界がない非晶質のアモルファス構造又は微結晶状態の材料を用いることが好ましい。
又、本実施形態において、記録層14の下に下地層22、軟磁性層24、配向層26が形成されているが、連続記録層14の下の層の構成は、磁気記録媒体の種類に応じて適宜変更すればよい。例えば、下地層22、軟磁性層24、配向層26のうち一又は二の層を省略してもよい。又、各層が複数の層で構成されていてもよい。又、基板上に記録層を直接形成してもよい。
又、本実施形態において、磁気記録媒体10はデータ領域において記録要素16がトラックの径方向に微細な間隔で並設された垂直記録型のディスクリートタイプの磁気ディスクであるが、記録要素がトラックの周方向(セクタの方向)に微細な間隔で並設された磁気ディスク、トラックの径方向及び周方向の両方向に微細な間隔で並設された磁気ディスク、凹凸パターンが形成された連続記録層を有するPERM(パーム)タイプの磁気ディスク、トラックが螺旋形状をなす磁気ディスクについても本発明は当然適用可能である。又、面内記録型の磁気ディスクにも本発明は適用可能である。又、MO等の光磁気ディスク、磁気と熱を併用する熱アシスト型の磁気ディスク、更に、磁気テープ等ディスク形状以外の凹凸パターンの記録層を有する他の磁気記録媒体に対しても本発明を適用可能である。
上記実施形態のとおり、傾斜角θが異なる8種類の磁気記録媒体10を作製した。記録層14の具体的な形状は以下のとおりである。
厚さ :17nm
凹凸のピッチ :150nm
記録要素16(凸部)の幅:75nm
凹部の幅 :75nm
尚、記録要素16の幅、凹部の幅は、記録要素16の上面位置における幅である。
これらの磁気記録媒体10について、記録層14のMs(飽和磁化)をVSM(Vibrating Sample Magnetometer)を用いて測定した。又、非磁性材20の充填後に走査型電子顕微鏡を用いて断面観察を行った。表1に、凹部18内における非磁性材料20の充填状態と、傾斜角θと、の関係を示す。尚、表1において、×印は凹部内における記録要素の側面の近傍に多数の空隙部が存在することを示し、○印は凹部の隅部近傍に限定して微小な空隙部が存在することを示し、◎印は凹部内に空隙部が存在しないことを示す。又、表2に、傾斜角θが0°である記録層14のMsに対する各磁気記録媒体10の記録層14のMsの比率と、傾斜角θと、の関係を示す。図9は表2をグラフで図示したものである。
Figure 0003802539
Figure 0003802539
表1より、傾斜角θが5°以上であれば、凹部18の隅部に僅かな空隙部が認められるものの、記録要素16の側面16Aに沿う空隙部の発生を防止することができ、加工による側面16Aのダメージを抑制する効果が得られることがわかる。又、傾斜角θが16°以上であれば、凹部18内を非磁性材で完全に充填することができるので、加工による側面16Aのダメージを抑制する効果が得られると共に、凹部18内の空隙部に水分等が入り込むことによる記録要素の腐食や、凹部18内の空隙部に酸素等が入り込むことによる記録要素の側面の酸化を防止することができ、良好な磁気特性が確実に得られる。
又、表2及び図9に示されるように、傾斜角θが45°よりも大きいと、傾斜角θが0°である記録層14のMsに対して記録層14のMsが大きく低下するが、傾斜角θが45°以下であれば、傾斜角θが0°である記録層14に対する記録層14のMsの低下が2%以下に抑制され、良好な磁気特性が得られる。
本発明は、例えば、ディスクリートメディア、パターンドメディア等の記録層が凹凸パターンで形成された磁気記録媒体に利用することができる。
本発明の実施形態に係る磁気記録媒体の構造を模式的に示す側断面図 同磁気記録媒体の構造を更に拡大して示す側断面図 同磁気記録媒体の製造工程の概要を示すフローチャート 同製造工程における被加工体の加工出発体の構造を模式的に示す側断面図 表面に記録要素が形成された被加工体の形状を模式的に示す側断面図 記録要素が形成される様子を拡大して模式的に示す側断面図 記録要素上に非磁性材が成膜され、凹部が非磁性材で充填された前記被加工体の形状を模式的に示す側断面図 前記被加工体の表面の平坦化工程を模式的に示す側断面図 傾斜角θが0°である記録層のMsに対する各磁気記録媒体10の記録層のMsの比率と、傾斜角θと、の関係を示すグラフ
符号の説明
10…磁気記録媒体
12…基板
14…記録層
16…記録要素
18…凹部
20…非磁性材
22…下地層
24…軟磁性層
26…配向層
28…保護層
30…潤滑層
50…被加工体
52…連続記録層
54…第1のマスク層
56…第2のマスク層
58…レジスト層
θ…傾斜角
S102…記録層加工工程
S104…非磁性材充填工程
S106…平坦化工程
S108…保護層形成工程
S110…潤滑層形成工程

Claims (2)

  1. 基板の上に連続記録層が形成された被加工体の前記連続記録層をドライエッチングにより凹凸パターンに加工して情報を記録するための記録要素を前記凹凸パターンの凸部としてデータ領域において200nm以下のピッチで形成し、且つ、前記被加工体の表面を臨む方向に前記記録要素の側面が傾斜し、前記記録要素の側面が前記表面に垂直な方向に対してなす傾斜角が45°以下、5°以上である形状に前記記録要素を加工する記録層加工工程と、前記記録層の上にアモルファス構造を有する材料及び微結晶材料のいずれかである非磁性材を成膜して前記凹凸パターンの凹部を該非磁性材で充填する非磁性材充填工程と、をこの順で実行することを特徴とする磁気記録媒体の製造方法。
  2. 請求項1において、
    前記記録層加工工程において、前記記録要素を前記側面の傾斜角が16°以上である形状に加工することを特徴とする磁気記録媒体の製造方法。
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