JP4491154B2 - 操舵器 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、回転操作される方向及び角度に応じて操縦機械の旋回方向及び旋回角度がそれぞれ調整される操舵器に関する。
【0002】
なお、本明細書の「操縦機械」には、車両(自動車、建設機械及び農業機械等)を含む。
【0003】
【従来の技術】
車両のステアリングホイールにおいては、中心にボス部を備えており、ボス部は、車両に回転可能に設けられたステアリングシャフトに固定されている。ボス部の周囲には運転手把持用のリム部を備えており、リム部は環状とされている。ボス部とリム部とは複数のスポーク部によって連結されており、これにより、ステアリングホイールが回転操作されることでステアリングシャフトが一体に回転されて、該回転操作される方向及び角度に応じて車両の旋回方向及び旋回角度がそれぞれ調整される。
【0004】
また、一般に、運転手がステアリングホイールのリム部を手指の握力によって把持することで、リム部と手指との摩擦力によってステアリングホイールが回転操作される。さらに、運転手がリム部を把持した手指をスポーク部に掛けることでも、ステアリングホイールが回転操作される。この手指をスポーク部に掛ける方法は、運転手の手指の皮脂や汗または埃がリム部に付着した場合でリム部と手指との摩擦力が低下して該摩擦力ではステアリングホイールを回転操作しにくくなった際等に特に有効である。
【0005】
ここで、このようなステアリングホイールでは、複数のスポーク部がステアリングシャフトを通る垂直線に対し左右対称形に設けられている。
【0006】
ところが、日本国内の道路交通法に基づく道路では、一方通行規制道路、高速道路及び駐車場内等を除き、一般に左側対面通行が義務付けられている。図3に示す如く、この左側対面通行では、交差点において車両の左折時(左旋回時)の旋回半径(図3のL)の方が右折時(右旋回時)の旋回半径(図3のR)に比し約半分とされて旋回角度が大きい。このため、車両の左折時の方が右折時に比しステアリングホイールの回転操作角度が大きく、上述の如く複数のスポーク部が左右対称形に設けられているとステアリングホイールの回転操作のし易さが左側回転と右側回転とで同一であるため、交差点において車両の左折が右折に比し困難であるという問題がある。
【0007】
さらに、一般に、日本国内では運転手は右利きが多い。このため、運転手は左側の腕及び手指の方が右側の腕及び手指に比し操作意思を動作に反応させることが容易でない場合が多い。したがって、上述の如く複数のスポーク部が左右対称形に設けられていると、車両の左旋回が右旋回に比し困難であるという問題もある。
【0008】
一方、これらの問題を解決するために、ステアリングホイールの回転操作角度に対する車両の旋回角度を左側回転の方を右側回転に比し大きくした構成とすることができる。しかし、駐車場内や幅員の狭小な道路においては、ステアリングホイールの回転操作角度に対する車両の旋回角度が左側回転と右側回転とで同一でないと車両の操縦性が悪くなり、このため、上記構成とすることには問題がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記事実を考慮し、回転操作角度に対する操縦機械の旋回角度を左側回転と右側回転とで異ならせた構成としなくても、左側または右側への回転操作を補助することができる操舵器を得ることが目的である。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の操舵器は、操縦者に操縦される操縦機械に回転可能に設けられた回転軸に固定された中心部と、前記中心部の周囲に設けられた操縦者把持用の周部と、前記中心部と前記周部とを連結する所定数の梁部と、を備え、回転操作されることで前記回転軸が一体に回転されて前記回転操作される方向及び角度に応じて前記操縦機械の旋回方向及び旋回角度がそれぞれ調整される操舵器において、中立位置で、前記中心部と前記周部の左側及び右側の何れか一方とを連結する前記梁部の前記周部側端部中央を前記回転軸を通る水平線よりも上方へ配置し、かつ、前記所定数の梁部の前記周部側端部上面を前記回転軸を通る垂直線に対し左右非対称形にして、補助が必要な当該左側及び右側の何れか一方への回転操作が左側及び右側の何れか他方への回転操作に対し補助される、ことを特徴としている。
【0011】
請求項1に記載の操舵器では、操縦機械の回転軸に固定された中心部と中心部の周囲に設けられた周部とを連結する所定数の梁部を備えており、回転操作されることで回転軸が一体に回転されて、該回転操作される方向及び角度に応じて操縦機械の旋回方向及び旋回角度がそれぞれ調整される。
【0012】
また、一般に、操舵器を回転操作し始める際に操縦者が周部を把持する位置は、周部の左斜め上部及び右斜め上部で左右対称な位置(例えば周部を時計の外周とみなすとほぼ10時10分を表示する短針と長針とが指す位置)である。
【0013】
ここで、操舵器の中立位置で、中心部と周部の左側及び右側の何れか一方とを連結する梁部の周部側端部中央を回転軸を通る水平線よりも上方へ配置し(以下、この梁部を「上配梁部」という)、かつ、所定数の梁部の周部側端部上面を回転軸を通る垂直線に対し左右非対称形にしている。このため、操舵器を上配梁部側(当該左側及び右側の何れか一方)へ回転操作し始める際に仮に周部と操縦者の手指との間に滑りが生じたとしても、手指が上配梁部に掛かることで、該回転操作を滞りなく始めることができる。また、操舵器を上配梁部側へ回転操作し始める当初から操縦者が手指を意図的に上配梁部に掛けることで、該回転操作を滞りなく始めることも可能である。これにより、操舵器の回転操作角度に対する操縦機械の旋回角度を左側回転と右側回転とで異ならせた構成としなくても、操舵器の上配梁部側への回転操作を補助することができる。
【0014】
したがって、例えば操縦機械が車両である場合で、該車両が左側対面通行の道路を一般に走行する際には上配梁部を操舵器の左側に設けることで交差点での車両の左折を容易にすることができ、一方、該車両が右側対面通行の道路を一般に走行する際には上配梁部を操舵器の右側に設けることで交差点での車両の右折を容易にすることができる。
【0015】
また、操縦者に右利きが多い場合には上配梁部を操舵器の左側に設けることで操縦機械の左旋回を容易にすることができ、一方、操縦者に左利きが多い場合には上配梁部を操舵器の右側に設けることで操縦機械の右旋回を容易にすることができる。
【0016】
さらに、操舵器の回転操作角度に対する操縦機械の旋回角度を左側回転と右側回転とで異ならせた構成としなくてもよいため、例えば操縦機械が車両である場合で、駐車場内や幅員の狭小な道路を走行する際においても、車両の操縦性が悪くなることを防止できる。
【0017】
請求項2に記載の操舵器は、操縦者に操縦される操縦機械に回転可能に設けられた回転軸に固定された中心部と、前記中心部の周囲に設けられた操縦者把持用の周部と、中立位置で前記中心部と前記周部の左側及び右側のそれぞれとを連結する一対の梁部と、を備え、回転操作されることで前記回転軸が一体に回転されて前記回転操作される方向及び角度に応じて前記操縦機械の旋回方向及び旋回角度がそれぞれ調整される操舵器において、中立位置で、前記中心部と前記周部の左側及び右側の何れか一方とを連結する前記梁部の前記周部側端部上面を前記中心部と前記周部の左側及び右側の何れか他方とを連結する前記梁部の前記周部側端部上面よりも上方へ配置して、補助が必要な当該左側及び右側の何れか一方への回転操作が当該左側及び右側の何れか他方への回転操作に対し補助される、ことを特徴としている。
【0018】
請求項2に記載の操舵器では、中立位置で、操縦機械の回転軸に固定された中心部と中心部の周囲に設けられた周部の左側及び右側のそれぞれとを連結する一対の梁部を備えており、回転操作されることで回転軸が一体に回転されて、該回転操作される方向及び角度に応じて操縦機械の旋回方向及び旋回角度がそれぞれ調整される。
【0019】
また、一般に、操舵器を回転操作し始める際に操縦者が周部を把持する位置は、周部の斜め左部位及び斜め右部位で左右対称な位置(例えば周部を時計の外周とみなすとほぼ10時10分を表示する短針と長針とが指す位置)である。
【0020】
ここで、操舵器の中立位置で、中心部と周部の左側及び右側の何れか一方とを連結する梁部の周部側端部上面を、中心部と周部の左側及び右側の何れか他方とを連結する梁部の周部側端部上面よりも上方へ配置している(以下、周部側端部上面が上方へ配置された側の梁部を「上配梁部」という)。このため、操舵器を上配梁部側(当該左側及び右側の何れか一方側)へ回転操作し始める際に仮に周部と操縦者の手指との間に滑りが生じたとしても、手指が上配梁部に掛かることで、該回転操作を滞りなく始めることができる。また、操舵器を上配梁部側へ回転操作し始める当初から操縦者が手指を意図的に上配梁部に掛けることで、該回転操作を滞りなく始めることも可能である。これにより、操舵器の回転操作角度に対する操縦機械の旋回角度を左側回転と右側回転とで異ならせた構成としなくても、操舵器の上配梁部側への回転操作を補助することができる。
【0021】
したがって、例えば操縦機械が車両である場合で、該車両が左側対面通行の道路を一般に走行する際には上配梁部を操舵器の左側に設けることで交差点での車両の左折を容易にすることができ、一方、該車両が右側対面通行の道路を一般に走行する際には上配梁部を操舵器の右側に設けることで交差点での車両の右折を容易にすることができる。
【0022】
また、操縦者に右利きが多い場合には上配梁部を操舵器の左側に設けることで操縦機械の左旋回を容易にすることができ、一方、操縦者に左利きが多い場合には上配梁部を操舵器の右側に設けることで操縦機械の右旋回を容易にすることができる。
【0023】
さらに、操舵器の回転操作角度に対する操縦機械の旋回角度を左側回転と右側回転とで異ならせた構成としなくてもよいため、例えば操縦機械が車両である場合で、駐車場内や幅員の狭小な道路を走行する際においても、車両の操縦性が悪くなることを防止できる。
【0024】
【発明の実施の形態】
図1には、本発明の操舵器が適用されて構成された実施の形態に係るステアリングホイール10が正面図にて示されている。
【0025】
本実施の形態に係るステアリングホイール10は、操縦機械としての車両(自動車、建設機械及び農業機械等)の運転席(図示省略)に設置されており、運転席には、操舵機構の一部を構成するステアリングシャフト12が回転可能に設けられている。
【0026】
ステアリングホイール10の中心部分には、中心部としてのボス部14が設けられており、ボス部14はステアリングシャフト12の先端に固定されている。
【0027】
ステアリングホイール10には、ボス部14の周囲において周部としてのリム部16が設けられており、リム部16は、環状とされて運転手(操縦者)把持用とされている。
【0028】
ボス部14とリム部16とは、所定数(本実施の形態では3つ)の梁部としてのスポーク部によって連結されている(以下、ボス部14とリム部16左側とを連結するものを「スポーク部18A」といい、ボス部14とリム部16右側とを連結するものを「スポーク部18B」といい、ボス部14とリム部16下側とを連結するものを「スポーク部18C」という)。このため、ステアリングホイール10(ボス部14、リム部16及びスポーク部18A、18B、18C)とステアリングシャフト12とは一体に回転可能とされており、ステアリングホイール10が回転操作されることでステアリングシャフト12が一体に回転され、該回転操作される方向及び角度に応じて車両の旋回方向及び旋回角度がそれぞれ調整される。
【0029】
ここで、右側のスポーク部18Bのリム部16側端部中央は、ほぼステアリングシャフト12を通る水平線(図1の一点鎖線A)上に配置されている。一方、左側のスポーク部18Aのリム部16側端部中央は、水平線Aよりも上方へ配置されている。これにより、各スポーク部18A、18B、18Cの配置がステアリングシャフト12を通る垂直線(図1の一点鎖線B)に対し左右非対称形とされると共に、左側のスポーク部18Aのリム部16側端部上面が右側のスポーク部18Bのリム部16側端部上面よりも上方へ配置された構成とされている。
【0030】
また、運転席には車両速度等を表示するための表示器(図示省略)が設置されており、運転手は、この表示器をステアリングシャフト12上側の空間20(ボス部14やスポーク部18A、18Bとリム部16との隙間)を介して視認可能とされている。
【0031】
次に、本実施の形態の作用を説明する。
【0032】
以上の構成のステアリングホイール10では、車両のステアリングシャフト12に固定されたボス部14とボス部14の周囲に設けられたリム部16とを連結するスポーク部18A、18B、18Cを備えており、回転操作されることでステアリングシャフト12が一体に回転されて、該回転操作される方向及び角度に応じて車両の旋回方向及び旋回角度がそれぞれ調整される。
【0033】
また、図2に示す如く、一般に、ステアリングホイール10を回転操作し始める際に運転手がリム部16を把持する位置は、リム部16の左斜め上部及び右斜め上部で左右対称な位置(例えば周部を時計の外周とみなすとほぼ10時10分を表示する短針と長針とが指す位置であって、左側の把持位置は左側のスポーク部18Aのリム部16側端部上面よりも略0°以上30°以下上方の位置)である。
【0034】
ここで、右側のスポーク部18Bのリム部16側端部中央をほぼ水平線A上に配置すると共に、左側のスポーク部18Aのリム部16側端部中央を水平線Aよりも上方へ配置することで、各スポーク部18A、18B、18Cを垂直線Bに対し左右非対称形にすると共に、左側のスポーク部18Aのリム部16側端部上面を右側のスポーク部18Bのリム部16側端部上面よりも上方へ配置している。
【0035】
このため、ステアリングホイール10をスポーク部18A側(左側)へ回転操作し始める際に仮にリム部16と運転手の手指との間に滑りが生じたとしても、手指(左親指でありその付根を含む)がスポーク部18Aに掛かることで、該回転操作を滞りなく始めることができる。また、ステアリングホイール10をスポーク部18A側へ回転操作し始める当初から運転手が手指を意図的にスポーク部18Aに掛けることで、該回転操作を滞りなく始めることも可能である。これにより、ステアリングホイール10の回転操作角度に対する車両の旋回角度を左側回転と右側回転とで異ならせた構成としなくても、ステアリングホイール10のスポーク部18A側(左側)への回転操作を補助することができる。
【0036】
したがって、スポーク部18Aをステアリングホイール10の左側に設けることで、車両が左側対面通行の道路を一般に走行する場合でも、交差点での車両の左折を容易にすることができる。
【0037】
また、スポーク部18Aをステアリングホイール10の左側に設けることで、運転手に右利きが多くても車両の左旋回を容易にすることができる。
【0038】
さらに、ステアリングホイール10の回転操作角度に対する車両の旋回角度を左側回転と右側回転とで異ならせた構成としなくてもよいため、駐車場内や幅員の狭小な道路を走行する際においても、車両の操縦性が悪くなることを防止できる。
【0039】
またここで、左側のスポーク部18Aのリム部16側端部中央のみを水平線Aよりも上方へ配置し、右側のスポーク部18Bのリム部16側端部中央はほぼ水平線A上に配置したため、ステアリングシャフト12上側の空間20を介しての運転席の表示器の視認がスポーク部18A、18Bによって阻害されることを抑制することができる。
【0040】
なお、本実施の形態では、左側のスポーク部18Aのリム部16側端部中央をステアリングシャフト12を通る水平線Aよりも上方へ配置して、左側のスポーク部18Aのリム部16側端部上面を右側のスポーク部18Bのリム部16側端部上面よりも上方へ配置した構成としたが、右側のスポーク部(梁部)のリム部(周部)側端部中央をステアリングシャフト(回転軸)を通る水平線よりも上方へ配置するか、あるいは、右側のスポーク部(梁部)のリム部(周部)側端部上面を左側のスポーク部(梁部)のリム部(周部)側端部上面よりも上方へ配置した構成としてもよい。このような構成とすることで、ステアリングホイールの右側への回転操作を補助することができる。このため、車両が右側対面通行の道路を一般に走行する場合でも交差点での車両の右折を容易にすることができると共に、運転手に左利きが多くても車両の右旋回を容易にすることができ、しかも、車両が駐車場内や幅員の狭小な道路を走行する際においても車両の操縦性が悪くなることを防止できる。
【0041】
【発明の効果】
請求項1に記載の操舵器では、中立位置で、中心部と周部の左側及び右側の何れか一方とを連結する上配梁部の周部側端部中央を回転軸を通る水平線よりも上方へ配置し、かつ、所定数の梁部の周部側端部上面を回転軸を通る垂直線に対し左右非対称形にしたため、操舵器の回転操作角度に対する操縦機械の旋回角度を左側回転と右側回転とで異ならせた構成としなくても操舵器の上配梁部側への回転操作を補助することができる。
【0042】
請求項2に記載の操舵器では、中立位置で、中心部と周部の左側及び右側の何れか一方とを連結する梁部の周部側端部上面を中心部と周部の左側及び右側の何れか他方とを連結する梁部の周部側端部上面よりも上方へ配置したため、操舵器の回転操作角度に対する操縦機械の旋回角度を左側回転と右側回転とで異ならせた構成としなくても操舵器の上配梁部側への回転操作を補助することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るステアリングホイールを示す正面図である。
【図2】ステアリングホイールを回転操作し始める際に一般に運転手がリム部を把持する位置を示す正面図である。
【図3】左側対面通行での交差点における車両の左折時と右折時との旋回半径を示す概略的な平面図である。
【符号の説明】
10 ステアリングホイール(操舵器)
12 ステアリングシャフト(回転軸)
14 ボス部(中心部)
16 リム部(周部)
18A スポーク部(梁部)
18B スポーク部(梁部)
18C スポーク部(梁部)
A 水平線
B 垂直線

Claims (2)

  1. 操縦者に操縦される操縦機械に回転可能に設けられた回転軸に固定された中心部と、
    前記中心部の周囲に設けられた操縦者把持用の周部と、
    前記中心部と前記周部とを連結する所定数の梁部と、
    を備え、回転操作されることで前記回転軸が一体に回転されて前記回転操作される方向及び角度に応じて前記操縦機械の旋回方向及び旋回角度がそれぞれ調整される操舵器において、
    中立位置で、前記中心部と前記周部の左側及び右側の何れか一方とを連結する前記梁部の前記周部側端部中央を前記回転軸を通る水平線よりも上方へ配置し、かつ、前記所定数の梁部の前記周部側端部上面を前記回転軸を通る垂直線に対し左右非対称形にして、補助が必要な当該左側及び右側の何れか一方への回転操作が左側及び右側の何れか他方への回転操作に対し補助される
    ことを特徴とする操舵器。
  2. 操縦者に操縦される操縦機械に回転可能に設けられた回転軸に固定された中心部と、
    前記中心部の周囲に設けられた操縦者把持用の周部と、
    中立位置で前記中心部と前記周部の左側及び右側のそれぞれとを連結する一対の梁部と、
    を備え、回転操作されることで前記回転軸が一体に回転されて前記回転操作される方向及び角度に応じて前記操縦機械の旋回方向及び旋回角度がそれぞれ調整される操舵器において、
    中立位置で、前記中心部と前記周部の左側及び右側の何れか一方とを連結する前記梁部の前記周部側端部上面を前記中心部と前記周部の左側及び右側の何れか他方とを連結する前記梁部の前記周部側端部上面よりも上方へ配置して、補助が必要な当該左側及び右側の何れか一方への回転操作が当該左側及び右側の何れか他方への回転操作に対し補助される
    ことを特徴とする操舵器。
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