JP4417990B2 - 樹脂凸版 - Google Patents

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Description

本発明は、フレキソ印刷等に用いられる樹脂凸版に関するものである。
従来から、印刷用凸部の表面に多数の微小凸部が形成された樹脂凸版が、フレキソ印刷方法等の各種の凸版印刷に用いられている。また近年は、フレキソ印刷方法により、カラー液晶テレビに用いるTFT基板やカラーフィルタ基板上に配向膜や絶縁膜を形成することもよく行われている。ところが、カラー液晶テレビは年々大形化しており、現在では8世代の基板ガラスを使ったカラー液晶テレビが製造されているため、樹脂凸版も大形なものにする必要がある。
例えば、4世代の基板ガラスに対応する樹脂凸版は、800mm(縦幅)×1050mm(横幅)程度の大きさで、5世代の基板ガラスに対応する樹脂凸版は、1150mm×1500mm程度の大きさであり、この程度の大きさの樹脂凸版は既存の設備で製造することもできる。しかし、8世代の基板ガラスに対応する樹脂凸版では、2500mm×3000mm程度の大きさのものを用いる必要があり、このような大きさの樹脂凸版は既存の設備で製造することもできないため、設備を大型化する必要があり、製造コストがアップする。そこで、4世代,5世代もしくは4世代〜7世代の基板ガラスに対応する樹脂凸版を複数個製造し、これらをつなぎ合わせることにより、特に、8世代の基板ガラスに対応しうる大きさの樹脂凸版を製造することが考えられる。
そこで、段ボール印刷等の印刷分野で利用される大型の樹脂凸版の版つなぎ方法として、図16〜図19に示すような方法が提案されている。この方法では、まず、図16に示すように、接合すべき2つの印刷版31の接合面31a間にわずかな隙間をあけた状態で、上記両印刷版31を相対向状に配置し、これら両印刷版31の接合面31a間に形成された溝32の下面に粘着テープ33を貼付け、ついで、上記両接合面31aに接着材(図示せず)を塗布し、つぎに、図17に示すように、上記溝32に液状感光性樹脂34を充填し、つぎに、図18に示すように、液状感光性樹脂34の充填部の上面に粘着テープ35を貼付し、その状態で、図19に示すように、紫外線ランプ36で液状感光性樹脂34を硬化させたのち、上記両接着テープ33,35を剥がし、大形の樹脂凸版を得るようにしている(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−274310号公報
しかしながら、上記の版つなぎ方法では、接合すべき2つの印刷版31を、その接合面31a間にわずかな隙間をあけて相対向状に配置し、その状態で両印刷版31を接合しているだけであるため、上記両印刷版31を正確に位置合わせすることができず、得られた樹脂凸版の寸法精度や位置精度に劣る。しかも、得られた樹脂凸版の表面には、補強用の部材がなく、印刷時における、樹脂凸版のレリーフ部と被印刷体の被印刷部との圧接応力が大きくなり、上記レリーフ部が短時間で損傷等する。
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであって、寸法精度や位置精度に優れ、しかも、印刷用凸部の印刷面が長時間にわたって損傷等することがない樹脂凸版の提供をその目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明は、ドラム状版胴の外周面に巻装され印刷に供される、印刷用凸部を備えた平板状の樹脂凸版であって、複数の分割体からなり、各分割体は、隣接する分割体との端面同士を接合して連結され、所定の分割体には、上記印刷用凸部のパネル領域以外の領域に、樹脂製の凸部が形成され、この凸部の頂部に凸部形成樹脂の重合収縮時の反り緩和用の凹部が形成されているとともに、上記凹部の底面から、内側凸部が、その外周面と上記凹部の内周面との間に凸部形成樹脂の重合収縮時の反り緩和用の隙間をあけた状態で、突設されている樹脂凸版を要旨とする。
すなわち、本発明の樹脂凸版では、これを構成する複数の分割体のうち、所定の分割体の凸部にその凸部形成樹脂の重合収縮時の反り緩和用の凹部が形成されているため、製法に際して、この凹部を、位置合わせのための目印として利用することにより、所定の分割体と、これに隣接する分割体とを接合するときに、所定の分割体と、これに隣接する分割体とを正確に位置合わせして接合することができる。そのため、本発明の樹脂凸版のように、複数の分割体を接合して構成されたものであっても、各分割体同士間の位置ずれをなくし、優れた寸法精度や位置精度を得ることができる。しかも、上記各分割体の凸部の形成の際に、その凸部形成樹脂の重合収縮により生じる各分割体の反りを、上記凸部形成樹脂の重合収縮時の反り緩和用の凹部で吸収して緩和することができる。なお、本発明では、「凸部」を、上記凹部を形成するために特別に設ける必要はなく、ユーザー等の要望により、印刷時の衝撃緩和のために形成される凸部(ダミー)を利用してもよい。
また、本発明の樹脂凸版、上記凹部の底面から内側凸部が、その外周面と上記凹部の内周面との間に凸部形成樹脂の重合収縮時の反り緩和用の隙間をあけた状態で突設されていることから、上記凹部と内側凸部との間に形成される隙間を狭くすることが可能で、この隙間にインク溜まりを起こさないようにすることができるとともに、上記凹部の外形寸法を大きく設定することで、位置合わせがしやすくなる。
つぎに、本発明を実施するための最良の形態について説明する。ただし、本発明は、この実施の形態に限られるものではない。
図1は本発明の樹脂凸版の一実施の形態を示している。図において、1は凸版本体であり、弾性を有する光硬化性樹脂材料製の透明な平板状体1aと、この平板状体1aの裏面に接合された透明なベースフィルム1bとからなっている(図2参照)。また、この凸版本体1には、図2に示すように、そのベースフィルム1bの裏面に透明な補強用シート2が接着剤層(図示せず)を介して接合されており、上記凸版本体1と補強用シート2とからなる透明な積層体で上記樹脂凸版が構成されている。この樹脂凸版は、ドラム状版胴(図示せず)の外周面に巻装されて用いられ、印刷に供される。
上記凸版本体1は、複数個(この実施の形態では、4個)に分割されており、これら各分割体3〜6の端面3a,4a,4b,5a,5b,6a同士が、光硬化性樹脂材料製の透明な帯状連結部13a〜13cにより連結されている。
より詳しく説明すると、上記凸版本体1には、その平板状体1aの表面に、複数個の平板状凸部11と複数本の凸条(凸部)12とからなる印刷用凸部11,12が突設されている。上記各平板状凸部11には、その表面(すなわち、上面)に、基板(図示せず)に配向膜等を形成するための多数の微小凸部(図示せず)が形成されており、これにより、上記各平板状凸部11の表面にパネル領域が形成されている。このような各平板状凸部11は、この実施の形態では、おおむね平面視略四角形状で、平板状体1aの表面に6個(左右2列に並べられ、両列にそれぞれ前後3個配設されて)形成されている。
また、上記各凸条12は、印刷時に基板への当接,押圧により生じる衝撃の緩和のためにクッション用として上記パネル領域以外の領域に突設されたダミーであり、ユーザー等の要望により、ユーザー等の所望の位置に所望の形状で形成されている。また、上記各凸条12の上面の高さは、上記基板への当接のため上記各平板状凸部11の印刷面(各平板状凸部11の表面に突設された多数の微小凸部の表面〔印刷用インクが塗布される面〕で形成される面)と略同じ高さに形成されている。また、上記各凸条12の上面も基板に当接して印刷を行うため、上記各凸条12の上面とパネル領域とで、基板に当接する印刷領域が形成されている。この実施の形態では、上記各凸条12の上面で囲まれた部分が印刷領域となる。このような各凸条12は、この実施の形態では、上記各平板状凸部11の外周面に沿って直線状に配設されており、適宜連結することで、コ字状,四角形枠状等に形成されている。
このような凸版本体1を分割する4個の分割体3〜6は、右・外側に位置決めされる第1の分割体3と、右・内側に位置決めされる第2の分割体4と、左・内側に位置決めされる第3の分割体5と、左・外側に位置決めされる第4の分割体6とからなり、第1の分割体3の左側端面3aと第2の分割体4の右側端面4aとが右側帯状連結部13aで接合され、第2の分割体4の左側端面4bと第3の分割体5の右側端面5aとが中央帯状連結部13bで接合され、第3の分割体5の左側端面5bと第4の分割体6の右側端面6aとが左側帯状連結部13cで接合されている。また、第1の分割体3の表面には、その右側縁部に凸条17が突設され、第2の分割体4の表面には、右側の3個の平板状凸部11およびこれら各平板状凸部11を取り囲む凸条12が突設され、第3の分割体5の表面には、左側の3個の平板状凸部11およびこれら各平板状凸部11を取り囲む凸条12が突設され、第4の分割体6の表面には、その左側縁部に凸条17が突設されている。
そして、第2および第3の分割体4,5の凸条12のうち、最前列および最後列の凸条12a,12bの表面にはそれぞれ、上記両分割体4,5の端面4b,5a(第2の分割体4の左側端面4b,第3の分割体5の右側端面5a)から同じ距離だけ外側に寄った位置に、本発明の特徴である、位置合わせ用の第1目印14が形成されている。この第1目印14は、図4に示すように、上記凸条12(12a,12b)の表面に形成された十字状の凹部14aと、この凹部14aの底面から凸条12(12a,12b)の表面にまで至る状態で突設された十字状の内側凸部14bとからなっており、上記凹部14aの内周面と上記内側凸部14bの外周面との間に形成される隙間(凸部形成樹脂の重合収縮時の反り緩和用の隙間)が狭く、これにより、この隙間にインク溜まりを起こさないようにするとともに、凹部14aの外形寸法を大きくして第1目印14が見やすくなるようにしている。
また、第1および第2の分割体3,4の前縁部および後縁部(すなわち、上記印刷領域以外の領域〔非印刷領域〕)には、上記各分割体3,4の端面3a,4a(第1の分割体3の左側端面3a,第2の分割体4の右側端面4a)から同じ距離だけ離間した位置に、角柱状の凸部15が位置合わせ用として突設されており、その上面(頂部)に、十字状の凹部16aからなる位置合わせ用の第2目印16(図5参照。図1では、図示せず)が形成されている。また、第3および第4の分割体5,6にも、第1および第2の分割体3,4と同様に、その前縁部および後縁部(すなわち、非印刷領域)に、上記各分割体3,4の端面5b,6a(第3の分割体3の左側端面5b,第4の分割体6の右側端面6a)から同じ距離だけ離間した位置に角柱状の凸部15が位置合わせ用として突設されており、その上面に、十字状の凹部16aからなる位置合わせ用の第2目印16(図5参照。図1では、図示せず)が形成されている。これら各凸部15の上面の高さは、上記各平板状凸部11の印刷面と同じ高さに形成されている必要はないが、この実施の形態では、上記印刷面と同じ高さに形成されている。このような目印14,16は、各分割体3〜6の作製時に、エッチング加工等により印刷用凸部11,12や各凸部15を形成する際に同時に形成される。
このような樹脂凸版を、例えばつぎのようにして製造することができる。すなわち、まず、それ自体の表面が透明な保護フィルム(図示せず)で覆われた第1〜第4の分割体3〜6および透明な第1〜第3の位置合わせ用マスク(位置合わせ用シート)7〜9を準備する。なお、第1〜第4の分割体3〜6は、従来公知の方法(図示せず)で作製される。例えば、ガラス板の上にネガフィルムを置き、ついで、このネガフィルム上に液状光硬化性樹脂を一定厚みに塗布し、つぎに、この液状光硬化性樹脂の表面にベースフィルム1bを置き、その状態でベースフィルム1bを通して紫外線等の光照射を行なったのち、ネガフィルムを通して紫外線等の光照射を行い、(印刷用凸部11,12、凸部15、凸条17を有する)第1〜第4の分割体3〜6が作製される。
また、第1の位置合わせ用マスク7は、第1および第2の分割体3,4の位置合わせのために用いられるものであり、図6に示すように、所定の位置(凸版本体1の4つの第2目印16に対応する位置)に、上記第2目印16に対応する十字状のマーク7a(図7参照)が形成されている。また、第2の位置合わせ用マスク8は、第2および第3の分割体4,5の位置合わせのために用いられるものであり、図8に示すように、所定の位置(凸版本体1の4つの第1目印14に対応する位置)に、上記第1目印14に対応する十字状のマーク8a(図9参照)が形成されている。また、第3の位置合わせ用マスク9(図10参照)は、第3および第4の分割体5,6の位置合わせのために用いられるものであり、所定の位置(凸版本体1の4つの第2目印16に対応する位置)に、上記第2目印16に対応する十字状のマーク7a(図7参照)が形成されている。
ついで、図10および図11に示すように、載置板18(図10では、図示せず)の上面上の所定の位置に各位置合わせ用マスク7〜9を載置,固定し、これら各位置合わせ用マスク7〜9上に各分割体3〜6を、その印刷用凸部11,12を上向きにした状態で載置し、各分割体3〜6を動かしながら、各位置合わせ用マスク7〜9の位置合わせ用マーク7a,8aと各分割体3〜6の目印14,16との位置を合わせる。この位置合わせにより、各分割体3〜6の端面3a,4a,4b,5a,5b,6a間には、前後に一直線状に延びる隙間19(図12参照。この図12では、第2および第3の分割体3,4間に形成される隙間19しか図示せず)が形成される。
その状態で、上記各隙間19に透明な液状光硬化性樹脂20を注入し(図13参照)、つぎに、紫外線等の光照射を行って液状光硬化性樹脂20を硬化させる。つぎに、この硬化により略一体化された4つの分割体3〜6(以下、「仮止め体」という)を載置板18の上面および各位置合わせ用マスク7〜9から離間させたのち、上記仮止め体の裏面に一枚の補強用シート2とをラミネートする。これにより、光硬化性樹脂材料製の凸版本体1と補強用シート2とからなる樹脂凸版を製造することができる。
上記のようにして得られた樹脂凸版は、印刷用凸部11を外側にした状態でドラム状版胴の外周に接着材や固定手段を用いて巻装され、8世代等の大型基板ガラス上に各種の印刷を行う。
このように、上記実施の形態では、上記各分割体3〜6を位置合わせ用マスク7〜9を用いて正確に位置合わせすることができ、得られる樹脂凸版の寸法精度や位置精度が向上する。しかも、上記各分割体3〜6の作製において、これを構成する液状光硬化性樹脂に紫外線等を光照射して硬化させる際に、その光硬化性樹脂の重合収縮により生じる各分割体3〜6の反りを、目印14の隙間,目印16の凹部16aで吸収して緩和することができる。しかも、凸版本体1には、その裏面に補強用シート2が積層されているため、さらに強度がアップする。
上記液状光硬化性樹脂としては、従来公知のものであればどのようなものでも使用することができ、例えば、不飽和ポリエステル樹脂等に光増感剤や熱安定剤等を添加したものが用いられる。また、ベースフィルム1bとしては、従来公知のものであればどのようなものでもよく、例えば、ポリエステルフィルムが用いられる。また、補強用シート2としては、従来公知のものであればどのようなものでもよく、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)が用いられる。
上記凸版本体1は、その厚みH1(図13参照)(平板状凸部11が形成されていない部分の厚み)が、1.0〜2.0mmの範囲内に、平板状凸部11および凸条12の厚みH2が、0.6〜0.8mmの範囲内に設定されている。また、上記ベースフィルム1bの厚みは、0.10〜0.35mmの範囲内に設定されている。また、第1目印14の十字状の凹部14aの幅L1(図4参照)は、0.005〜1.0mmの範囲内に、長さL2(中央交差部から延びる4本の溝の長さ)は、0.05〜10mmの範囲内に、深さは5〜30μmの範囲内に設定されている。また、第1目印14の内側凸部14bの幅L3は、0.05〜1.0mmの範囲内に、長さL4(中央交差部から延びる4本の突条の長さ)は、1〜10mmの範囲内に、高さは、10〜30μmの範囲内に設定されている。また、第2目印16の十字状の凹部16aの幅は、0.005〜1.0mmの範囲内に、長さ(中央交差部から延びる4本の溝の長さ)は、1〜10mmの範囲内に、深さは5〜30μmの範囲内に設定されている。
図1は本発明の樹脂凸版の他の実施の形態を示している。この実施の形態では、上記樹脂凸版は第2および第3の分割体4,5からなっている。したがって、上記凸版本体1の平板状体1aの表面には角柱状の凸部15が突設されていない。それ以外の部分は、図1〜図13に示す実施の形態と同様であり、同様の部分には同じ符号を付している。この実施の形態でも、図1〜図13に示す実施の形態と同様の作用・効果を奏する。
以下、実施例をあげて本発明をさらに具体的に説明する。
図1〜図13に示す樹脂凸版において、その全体の大きさが2300mm(左右幅)×2740mm(前後幅)であり、第1および第4分割体3,6の大きさがそれぞれ2300mm×140mmで、第2および第3分割体4,5の大きさがそれぞれ2300mm×1230mmである。また、凸版本体1の厚みH1(平板状凸部11が形成されていない部分の厚み)が1.6mmで、平板状凸部11および凸条12の厚みH2が0.75mmで、ベースフィルム1bの厚みが0.2mmである。
また、第2および第3の分割体4,5の凸条12のうち、最前列および最後列のもの12a,12bは、上記両分割体4,5の前端面および後端面から80mm内側に寄った位置に形成され、第1〜第4の分割体3〜6の凸部15は、上記各分割体3〜6の前端面および後端面から6mm内側に寄った位置に形成されている。また、第1目印14は、中央帯状連結部13bから左右に50mm離間した位置に形成され、左右の第2目印16は、右側帯状連結部13aおよび左側帯状連結部13cから左右に40mm離間した位置に形成されている。
また、第1目印14の凹部14aの幅L1は0.03mmで、長さL2(中央交差部から延びる4本の溝の長さ)は2.5mmで、深さは15μmであり、凸部14bの幅L3は0.1mmで、長さL4(中央部から延びる4本の凸部の長さ)は2.5mmで、高さは15μmである。また、第2目印16の凹部16aの幅は0.1mmで、長さ(中央交差部から延びる4本の溝の長さ)は2.5mmで、深さは15μmである。
なお、上記各実施の形態では、目印14,16は十字状に形成されているが、これに限定するものではなく、円形状もしくは四角形状等、各種形状に形成されていてもよい。また、8世代の基板ガラス用に限定するものではなく、5〜7世代あるいは8世代以上の基板ガラスにも応用することができる。
また、図1〜図13および図1に示す実施の形態では、上記凸版本体1の表面にダミーとして凸条12が突設されているが、図15のように、ダミーが突設されていない場合には、位置合わせ用として、本発明の目印14を各凸部15の上面に形成すればよい。また、全ての分割体2〜4にダミーとして凸条12を突設してもよい(図1参照)。
本発明の樹脂凸版の一実施の形態を示す平面図である。 上記樹脂凸版の断面図である。 上記樹脂凸版の要部の断面図である。 第1目印の説明図である。 第2目印の説明図である。 第1の位置合わせ用マスクの説明図である。 第1の位置合わせ用マスクに形成されたマークの説明図である。 第2の位置合わせ用マスクの説明図である。 第2の位置合わせ用マスクに形成されたマークの説明図である。 上記樹脂凸版の製造方法の説明図である。 上記樹脂凸版の製造方法の説明図である。 上記樹脂凸版の製造方法の説明図である。 上記樹脂凸版の製造方法の説明図である。 本発明の樹脂凸版の他の実施の形態を示す平面図である。 本発明の樹脂凸版のさらに他の実施の形態を示す平面図である。 従来例のフレキソ印刷版の版つなぎ方法を示す説明図である。 従来例のフレキソ印刷版の版つなぎ方法を示す説明図である。 従来例のフレキソ印刷版の版つなぎ方法を示す説明図である。 従来例のフレキソ印刷版の版つなぎ方法を示す説明図である。
3〜6 分割体
3a,4a,4b,5a,5b,6a 端面
11 平板状凸部
12 凸条

Claims (1)

  1. ドラム状版胴の外周面に巻装され印刷に供される、印刷用凸部を備えた平板状の樹脂凸版であって、複数の分割体からなり、各分割体は、隣接する分割体との端面同士を接合して連結され、所定の分割体には、上記印刷用凸部のパネル領域以外の領域に、樹脂製の凸部が形成され、この凸部の頂部に凸部形成樹脂の重合収縮時の反り緩和用の凹部が形成されているとともに、上記凹部の底面から、内側凸部が、その外周面と上記凹部の内周面との間に凸部形成樹脂の重合収縮時の反り緩和用の隙間をあけた状態で、突設されていることを特徴とする樹脂凸版。
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