JP2009256151A - ガラス基板の分断方法及び表示パネルの製造方法 - Google Patents

ガラス基板の分断方法及び表示パネルの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】分断精度の優れたガラス基板の分断方法及びガラス基板の分断方法を用いた表示パネルの製造方法を提供する。
【解決手段】ガラス基板を分断予定線に沿って分断するガラス基板の分断方法において、ガラス基板に、分断予定線に沿ってクラックを形成する。クラックが形成されたガラス基板を分断予定線に沿って加熱する。加熱されたガラス基板を分断予定線に沿って急冷し、クラックを進展させガラス基板を分断する。
【選択図】 図9

Description

この発明は、ガラス基板の分断方法及び表示パネルの製造方法に関する。
一般に、ガラス基板を分断して形成する製品が種々知られているが、例えば、表示パネルとして液晶表示パネルが知られている。液晶表示パネルは、アレイ基板と、このアレイ基板に隙間を保持して対向配置された対向基板と、これら両基板の間に挟持された液晶層と、を備えている。
液晶表示パネルを製造する場合、まず、アレイ基板より寸法の大きいマザーガラス上にアレイパターンを形成し、対向基板より寸法の大きい他のマザーガラス上に所定パターンを形成した後、これらマザーガラスおよび他のマザーガラスを貼り合せる。そして、アレイ基板の周縁に沿ってマザーガラスを分断し、対向基板の周縁に沿って他のマザーガラスを分断し、アレイ基板及び対向基板を有した液晶表示パネルを切出すことで製造される。 マザーガラスを分断する場合は、マザーガラスの分断予定線にレーザ光を照射してマザーガラスを加熱し、加熱した直後にマザーガラスを冷却することにより行われる(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−76930号公報
ところで、上記レーザ光による加熱がマザーガラスの分断予定線に対してゼロの幅を持つのが理想だが、実際、数mm程度の幅を持つ。レーザ光による加熱と、急冷によって得られる熱応力は、マザーガラスの熱処理履歴による分布、レーザ光出力密度分布の影響を受けてマザーガラスに加えられる。このため、マザーガラスは分断予定線からズレて分断される。特に、マザーガラスの端部近傍においては、分断予定線から200μm程度ズレてマザーガラスが分断される。
この原因は、マザーガラスに働く応力が分断予定線に対して左右非対称であるためである。より詳しくは、マザーガラスの外側に引っ張り応力が働くためである。このため、上記した分断方法では、分断予定線に沿ってマザーガラスを分断することは困難である。
この発明は以上の点に鑑みなされたもので、その目的は、分断精度の優れたガラス基板の分断方法及びガラス基板の分断方法を用いた表示パネルの製造方法を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の態様に係るガラス基板の分断方法は、
ガラス基板を分断予定線に沿って分断するガラス基板の分断方法において、
前記ガラス基板に、前記分断予定線に沿ってクラックを形成し、
前記クラックが形成された前記ガラス基板を前記分断予定線に沿って加熱し、
前記加熱された前記ガラス基板を前記分断予定線に沿って急冷し、前記クラックを進展させ前記ガラス基板を分断する。
また、本発明の他の態様に係る表示パネルの製造方法は、
アレイ基板と、前記アレイ基板に隙間を置いて対向配置された対向基板と、を備えた表示パネルの製造方法において、
第1分断予定線を有し、前記アレイ基板を形成する第1マザーガラスと、第2分断予定線を有し、前記対向基板を形成する第2マザーガラスと、を用意し、
前記第1マザーガラス及び第2マザーガラスを接合し、
接合された前記第1マザーガラスに、前記第1分断予定線に沿ってクラックを形成し、
前記クラックが形成された前記第1マザーガラスを前記第1分断予定線に沿って加熱し、
前記加熱された前記第1マザーガラスを前記第1分断予定線に沿って急冷し、前記クラックを進展させ前記第1マザーガラスを分断し、
接合された前記第2マザーガラスに、前記第2分断予定線に沿ってクラックを形成し、
前記クラックが形成された前記第2マザーガラスを前記第2分断予定線に沿って加熱し、
前記加熱された前記第2マザーガラスを前記第2分断予定線に沿って急冷し、前記クラックを進展させ前記第2マザーガラスを分断し、
分断された前記第1マザーガラス及び第2マザーガラスから、前記表示パネル又は前記表示パネルを複数有した表示パネル群を取出す。
この発明によれば、分断精度の優れたガラス基板の分断方法及びガラス基板の分断方法を用いた表示パネルの製造方法を提供することができる。
以下、図面を参照しながらこの発明のガラス基板の分断方法及び表示パネルの製造方法をマザーガラスの分断方法及び液晶表示パネルの製造方法に適用した実施の形態について詳細に説明する。
始めに、この製造方法によって製造される液晶表示パネルの構成を説明する。
図1及び図2に示すように、液晶表示パネル10は、アレイ基板11及び対向基板13を備えている。アレイ基板11は、透明な絶縁基板として、例えばガラスからなる第1基板12を備えている。対向基板13は、透明な絶縁基板として、例えばガラスからなる第2基板14を備えている。アレイ基板11及び対向基板13は、これら基板間に設けられた複数本の柱状スペーサ15により所定の隙間を置いて対向配置されている。
第1基板12上には、図示しない複数の走査線、複数の信号線、複数のスイッチング素子、複数の画素電極及び配向膜等のアレイパターンが形成され、アレイ基板11を構成している。また、第2基板14には、図示しない共通電極及び配向膜等の特定パターンが形成され、対向基板13を構成している。
アレイ基板11及び対向基板13は、これらの基板これらの周縁部に設けられた枠状の製品シール材16により接合されている。製品シール材16には液晶注入口18が形成されている。アレイ基板11、対向基板13及び製品シール材16によって囲まれた領域には、液晶が注入され、液晶層17を形成している。なお、液晶注入口18は、封止材19によって封止されている。アレイ基板11及び対向基板13の外面には、図示しない偏光板がそれぞれ配設されている。
アレイ基板11及び対向基板13は、矩形状に形成されている。アレイ基板11及び対向基板13は、各々の3辺がほぼ重なるように配置されている。アレイ基板11の残る一辺において、アレイ基板11は、対向基板13よりも外側へ延出している。対向基板13から外れたアレイ基板11上に、IC(集積回路)3が実装されている。
次に、上記形成された液晶表示パネルの製造方法について詳述する。
図1乃至図10に示すように、まず、アレイ基板11より大きな寸法の透明な絶縁基板としてガラス基板である第1マザーガラス2を用意する。第1マザーガラス2は、無アルカリケイ酸ガラスで形成されている。第1マザーガラス2は、矩形状に形成されている。第1マザーガラス2の板厚は、0.4mmである。
この実施の形態において、第1マザーガラス2は、2枚のアレイ基板11を形成するための2つの有効領域R1と、これら有効領域の周囲に位置した非有効領域R2とを有している。続いて、第1マザーガラス2上の各有効領域R1に、アレイパターンおよび複数本の柱状スペーサ15(図1)を形成する。これにより、2枚分のアレイ基板11が第1マザーガラス2を用いて形成される。
また、対向基板13より大きな寸法の透明な絶縁基板としてガラス基板である第2マザーガラス4を用意する。第2マザーガラス4は、矩形状に形成されている。第2マザーガラス4の板厚は、0.4mmである。第2マザーガラス4は、第1マザーガラス2と同一のガラス材で形成されている。
第2マザーガラス4は、有効領域R1にそれぞれ対応した2つの有効領域R3と、有効領域R3の周囲に位置した非有効領域R4とを有している。第2マザーガラス4の各有効領域R3に、共通電極および配向膜等の特定パターンを形成する。これにより、2枚分の対向基板13が第2マザーガラス4を用いて形成される。
次に、第1マザーガラス2の各有効領域R1の周縁部に液晶注入口18を有した製品シール材16を塗布する。その後、有効領域R1、R3の表示領域同士が対向するように第1マザーガラス2及び第2マザーガラス4を配置する。
続いて、第1マザーガラス2及び第2マザーガラス4を加圧して、両マザーガラスを製品シール材16により貼り合わせる。次いで、製品シール材16を硬化する。上記した工程により、2枚の第1、第2マザーガラス2、4が固着され、2組の空の液晶表示パネルを有した液晶表示セル1が完成する。
次に、製造装置20を用いて空の液晶表示パネルを取出す。
製造装置20は、メカニカル初期クラック形成機構30と、スクライブレーザ40と、冷却機構50とを有している。
メカニカル初期クラック形成機構30は、ガラス基板にクラックを形成するためのホイール31を有している。メカニカル初期クラック形成機構30は、ガラスカッター用の刃から成るホイール31により、ガラス基板に、ガラス基板を分断するための起点となる初期クラックを形成する。また、メカニカル初期クラック形成機構30は、ホイール31により、ガラス基板に、分断予定線に沿ってクラックを形成しても良い。これにより、ガラス基板の表層に切込みが形成される。但し、分断予定線に沿ってクラックを形成する場合、ホイール31以外のホイールを用いても良い。
スクライブレーザ40は、レーザ光を出射させる出射口41を有している。ここで、スクライブレーザ40は、COレーザである。スクライブレーザ40は、クラックが形成されたガラス基板の前記分断予定線に沿ってレーザ光を照射し、レーザ光が照射された個所のガラス基板を加熱する。
冷却機構50は、加熱されたガラス基板を分断予定線に沿って急冷するためのものである。このため、冷却機構50は、例えば、加熱されたガラス基板の分断予定線に沿って冷却液をかけ、加熱された個所のガラス基板を急冷する。このガラス基板の急冷は、レーザ光の照射に追従して行われる。これにより、分断予定線に沿ってガラス基板に熱応力が加わるため、ガラス基板に形成されたクラックを進展させ、ガラス基板を分断することができる。
次に、製造装置20を用いて空の液晶表示パネルを取出すため、上記したように構成された製造装置20によって第1、第2マザーガラス2、4を分断するマザーガラスの分断方法について詳述する。
まず、前述した工程により製造された液晶表示セル1を用意する。なお、図6乃至図10に示した液晶表示セル1は、便宜上、第1、第2マザーガラス2、4のみ示している。第1マザーガラス2は、有効領域R1の周縁に沿っているとともに第1マザーガラス2の周縁に延出した第1分断予定線e1と、第1マザーガラス2周縁に位置した初期クラック形成予定部a1とを有している。第2マザーガラス4は、有効領域R3の周縁に沿っているとともに第2マザーガラス4の周縁に延出した第2分断予定線e2と、第2マザーガラス4周縁に位置した初期クラック形成予定部a2とを有している。
図6及び図7に示すように、メカニカル初期クラック形成機構30を用い、ホイール31で第2マザーガラス4周縁の初期クラック形成予定部a2に第2マザーガラス4の側縁から切込みを形成する。これにより、第2マザーガラス4の周縁に初期クラックf2が形成される。初期クラックf2を形成する際、ホイール31により、第2マザーガラス4に1乃至10N程度の範囲内で適宜調整された圧力を加えて行う。ここでは、初期クラック形成予定部a2は、第2分断予定線e2に繋がっている。
次いで、メカニカル初期クラック形成機構30を用い、ホイール31で、第2分断予定線e2に沿って、第2マザーガラス4の表層に切込みを形成する。この際、初期クラックf2から続けて第2分断予定線e2に沿って切込みを形成する。これにより、第2分断予定線e2に沿って、第2マザーガラス4にクラックc2が形成される。ここで、第2マザーガラス4に形成されるクラックc2の深さが10μm程度となるよう、ホイール31により第2マザーガラス4に加えられる圧力は適宜調整される。この実施の形態において、クラックc2は、初期クラックf2に繋げて形成されている。
図8及び図9に示すように、初期クラックf2及びクラックc2を形成した後、スクライブレーザ40を用い、初期クラックf2が形成された第2マザーガラス4と、この初期クラックに続けて第2分断予定線e2に沿った第2マザーガラス4と、にレーザ光を照射する。この実施の形態において、第2マザーガラス4に照射するレーザ光の強度は150W程度である。これにより、第2マザーガラス4は、初期クラックf2及び第2分断予定線e2に沿って加熱される。
その後、冷却機構50を用い、初期クラックf2が形成された第2マザーガラス4と、この初期クラックに続けて第2分断予定線e2に沿った第2マザーガラス4と、に冷却液をかける。これにより、第2マザーガラス4は、初期クラックf2及び第2分断予定線e2に沿って急冷される。
すなわち、初期クラックf2が形成された第2マザーガラス4と、第2分断予定線e2に沿った第2マザーガラス4とに、加熱及び急冷を連続的に行うことにより、第2マザーガラス4に熱応力が加わる。これにより、第2マザーガラス4に形成された初期クラックf2及びクラックc2は、第2マザーガラス4の厚み方向に進展するため、第2マザーガラス4は第2分断予定線e2に沿って分断される。
図10に示すように、第1マザーガラス2を、第2マザーガラス4と同様、分断する。簡単に説明すると、上記メカニカル初期クラック形成機構30を用い、初期クラック形成予定部a1に初期クラックf1を形成し、第1分断予定線e1に沿って第1マザーガラス2にクラックc1を形成する。その後、上記スクライブレーザ40を用い、初期クラックf2及び第2分断予定線e2に沿って第1マザーガラス2を加熱する。続いて、上記冷却機構50を用い、初期クラックf2及び第2分断予定線e2に沿って第1マザーガラス2を急冷する。
これにより、第1マザーガラス2に形成された初期クラックf1及びクラックc1は、第1マザーガラス2の厚み方向に進展するため、第1マザーガラス2は第1分断予定線e1に沿って分断される。
図1乃至図10に示すように、これにより、分断された第1マザーガラス2及び第2マザーガラス4から、空の液晶表示パネルを取出すことができる。この実施の形態において、液晶表示セル1から2組の空の液晶表示パネルが得られる。その後、真空注入により、液晶表示パネルの液晶注入口18から液晶を注入し、液晶注入口18を封止材19によって封止する。これにより、アレイ基板11および対向基板13の間に液晶が封入され液晶層17が形成される。
続いて、アレイ基板11および対向基板13の外面に、それぞれ偏光板を配置することにより、液晶表示パネル10が完成する。完成した液晶表示パネル10のアレイ基板11上にはIC3が実装される。
以上のように構成された液晶表示パネルの製造方法によれば、第1、第2マザーガラス2、4をそれぞれ分断する場合、第1、第2マザーガラスに単に熱応力を加えて分断するのではなく、クラックc1、c2を形成した後、第1、第2マザーガラスに熱応力を加えている。
第1、第2マザーガラス2、4に加えられる熱応力は、クラックc1、c2を進展させる。このため、熱応力を加える第1、第2マザーガラス2、4に予めクラックc1、c2を形成した場合、形成しない場合に比べ、第1、第2マザーガラスを、第1、第2分断予定線e1、e2に沿って精度良く分断することができる。
これにより、液晶表示パネル10の周縁部に図示しないベゼルを設ける場合、ベゼルに対する液晶表示パネル10の位置ずれを防止することができる等、優れた効果を得ることができる。
上記実施の形態から、分断精度の優れたマザーガラスの分断方法を用いた液晶表示パネルの製造方法を得ることができる。
なお、この発明は上記実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化可能である。また、上記実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。
例えば、図11に示すように、液晶表示セル1から、短冊、すなわち、空の液晶表示パネルを複数有した液晶表示パネル群Gを取出す場合に、上述したマザーガラスの分断方法を用いても良い。第1、第2マザーガラス2、4は、液晶表示パネル群Gの周縁に沿っているとともに第1、第2マザーガラスの周縁に延出した第3分断予定線e3と、第1、第2マザーガラス周縁に位置した初期クラック形成予定部a3とをそれぞれ有している。第1マザーガラス2及び第2マザーガラス4は、液晶表示パネル群Gの周縁部に位置し空気抜き口8を有した外周シール材6と、製品シール材16とにより接合されている。
液晶表示セル1から液晶表示パネル群Gを取出す場合、上述した手法を用い、第3分断予定線e3に沿って第1マザーガラス2及び第2マザーガラス4をそれぞれ分断すれば良い。例えば、分断した液晶表示パネル群Gのガラス基板(切出された第1、第2マザーガラス2、4)を化学的研磨する場合、メインシール材としての封止材により空気抜き口8を封止して行えば良い。
上述した実施の形態において、マザーガラス(ガラス基板)の板厚が、0.4mmの場合について説明したが、これに限らず、ガラス基板の板厚が0.1乃至1.4mmであれば、この発明のガラス基板の分断方法を適用することができる。
この発明は、液晶表示パネルの製造方法に限らず、有機EL表示パネルの製造方法等、他の表示パネルの製造方法にも適用することができる。また、マザーガラスの分断方法に限らず、ガラス基板の分断であれば適用することができる。
本発明の実施の形態に係る液晶表示パネルの製造方法により製造された液晶表示パネルを示す概略断面図。 図1に示した液晶表示パネルの斜視図。 上記液晶表示パネルの製造方法において、2つの有効領域を有した第1マザーガラス上に製品シール材を形成した状態を示す平面図。 上記液晶表示パネルの製造方法において、2つの有効領域を有した第2マザーガラスを示す平面図。 上記液晶表示パネルの製造方法において、第1マザーガラス及び第2マザーガラスが貼り合わされた状態の液晶表示セルを示す平面図。 上記液晶表示セルを示す図であり、特に、初期クラック形成予定部及び第2分断予定線を有した第2マザーガラスを示す図。 上記液晶表示パネルの製造方法において、メカニカル初期クラック形成機構を用いて、上記第2マザーガラスに、初期クラック及びクラックを形成した状態を示す断面図。 上記液晶表示パネルの製造方法において、スクライブレーザ及び冷却機構を用いて、上記第2マザーガラスにレーザ光を照射しているとともに冷却液をかけている状態を示す斜視図。 図8と同様、上記液晶表示パネルの製造方法において、スクライブレーザ及び冷却機構を用いて、上記第2マザーガラスにレーザ光を照射しているとともに冷却液をかけている状態を示す断面図。 上記液晶表示セルを示す図であり、特に、初期クラック形成予定部及び第1分断予定線を有した第1マザーガラスを示す図。 本発明の実施の形態に係る液晶表示パネルの製造方法により製造された液晶表示セルの変形例を示す平面図であり、特に、複数の空の液晶表示パネルを有した複数の液晶表示パネル群Gが形成された状態を示す図。
符号の説明
1…液晶表示セル、2…第1マザーガラス、4…第2マザーガラス、6…外周シール材、8…空気抜き口、10…液晶表示パネル、11…アレイ基板、12…第1基板、13…対向基板、14…第2基板、15…柱状スペーサ、16…製品シール材、17…液晶層、18…液晶注入口、19…封止材、20…製造装置、30…メカニカル初期クラック形成機構、31…ホイール、40…スクライブレーザ、41…出射口、50…冷却機構、a1,a2,a3…初期クラック形成予定部、c1,c2…クラック、e1…第1分断予定線、e2…第2分断予定線、e3…第3分断予定線、f1,f2…初期クラック、G…液晶表示パネル群、R1,R3…有効領域、R2,R4…非有効領域。

Claims (6)

  1. ガラス基板を分断予定線に沿って分断するガラス基板の分断方法において、
    前記ガラス基板に、前記分断予定線に沿ってクラックを形成し、
    前記クラックが形成された前記ガラス基板を前記分断予定線に沿って加熱し、
    前記加熱された前記ガラス基板を前記分断予定線に沿って急冷し、前記クラックを進展させ前記ガラス基板を分断するガラス基板の分断方法。
  2. 前記ガラス基板を加熱する前、前記ガラス基板に、前記ガラス基板を分断するための起点となる初期クラックを形成し、
    前記ガラス基板を加熱する際、前記初期クラックが形成された個所の前記ガラス基板を加熱し、連続して前記ガラス基板を前記分断予定線に沿って加熱し、
    前記ガラス基板を急冷する際、前記初期クラックが形成された個所の前記ガラス基板を急冷し、連続して前記ガラス基板を前記分断予定線に沿って急冷する請求項1に記載のガラス基板の分断方法。
  3. 前記クラック及び初期クラックを互いに繋げて形成する請求項1に記載のガラス基板の分断方法。
  4. 前記ガラス基板を加熱する際、前記ガラス基板に、前記分断予定線に沿ってレーザ光を照射する請求項1に記載のガラス基板の分断方法。
  5. 前記ガラス基板を急冷する際、前記ガラス基板に、前記分断予定線に沿って冷却液をかける請求項1に記載のガラス基板の分断方法。
  6. アレイ基板と、前記アレイ基板に隙間を置いて対向配置された対向基板と、を備えた表示パネルの製造方法において、
    第1分断予定線を有し、前記アレイ基板を形成する第1マザーガラスと、第2分断予定線を有し、前記対向基板を形成する第2マザーガラスと、を用意し、
    前記第1マザーガラス及び第2マザーガラスを接合し、
    接合された前記第1マザーガラスに、前記第1分断予定線に沿ってクラックを形成し、
    前記クラックが形成された前記第1マザーガラスを前記第1分断予定線に沿って加熱し、
    前記加熱された前記第1マザーガラスを前記第1分断予定線に沿って急冷し、前記クラックを進展させ前記第1マザーガラスを分断し、
    接合された前記第2マザーガラスに、前記第2分断予定線に沿ってクラックを形成し、
    前記クラックが形成された前記第2マザーガラスを前記第2分断予定線に沿って加熱し、
    前記加熱された前記第2マザーガラスを前記第2分断予定線に沿って急冷し、前記クラックを進展させ前記第2マザーガラスを分断し、
    分断された前記第1マザーガラス及び第2マザーガラスから、前記表示パネル又は前記表示パネルを複数有した表示パネル群を取出す表示パネルの製造方法。
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