JP4616410B1 - 大形樹脂凸版の製法およびそれによって得られた大形樹脂凸版 - Google Patents

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Abstract

【課題】樹脂凸版を複数連結して大形化した樹脂凸版において、連結部分の幅を狭くして印刷面積を広くすることができる大形樹脂凸版の製法およびそれによって得られた大形樹脂凸版を提供する。
【解決手段】連結し合う樹脂凸版1,2の端縁部分を、重ね位置決め用アライメントマーク11、21で位置決めして重ね合わせ、その状態で、重なっている部分について、重ね位置決め用アライメントマーク11、21に対する所定の位置で、側面に沿って上下同時に切断する。この切断により、高精度かつ高効率に形成された新たな側面(切断面)同士を、互いに精密に突き合わせることが可能になる。その結果、連結部分において対面する側面と側面との間の間隔を、幅0.1〜5.0mmと非常に狭くすることができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、樹脂凸版を複数連結した大形樹脂凸版の製法およびそれによって得られた大形樹脂凸版に関するものである。
従来から、印刷領域となる印刷用凸部が形成された樹脂凸版が、フレキソ印刷方法等の各種の凸版印刷に用いられている。そして、近年は、カラー液晶テレビに用いるTFT基板やカラーフィルタ基板の表面に、フレキソ印刷方法により、配向膜や絶縁膜を形成することもよく行われている。
カラー液晶テレビは、年々大形化しており、それに対応して、樹脂凸版も大形なものにする必要がある。最近の大形化したカラー液晶テレビに対応するためには、樹脂凸版の大きさを、例えば2500mm×3000mm程度にする必要がある。ところが、このような大きさの樹脂凸版は、既存の設備で製造することができない。そのため、設備を大形化することが考えられるが、そのようにすると、製造コストが大幅にアップする。
そこで、既存の設備で製造できる大きさの樹脂凸版を複数連結することにより、樹脂凸版を大形化する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この方法は、まず、図9に示すような、連結位置決め用アライメントマーク17,27および印刷用凸部18,28が形成された複数(図9では2枚)の樹脂凸版10,20と、図10に示すような、位置合わせ用アライメントマーク57が形成された位置合わせ用シート50とを準備する。ついで、図11に示すように、上記位置合わせ用シート50の位置合わせ用アライメントマーク57と、2枚の樹脂凸版10,20の連結位置決め用アライメントマーク17,27とが、平面視で重なるよう、上記位置合わせ用シート50の表面に、2枚の樹脂凸版10,20を載置する。これにより、自動的に、2枚の樹脂凸版10,20が適正に位置決めされるとともに、隣り合う樹脂凸版10,20の間に隙間(幅6〜15mm)40が形成されるようになっている。そして、図12に示すように、上記隙間40に、感光性樹脂等の接着剤30を充填し、それを硬化させる。その後、上記位置合わせ用シート50を剥離し、図13に示すような、複数の樹脂凸版10,20が接着剤30により連結された大形樹脂凸版Bを得ることができる。
特開2009−83112号公報
従来の樹脂凸版10,20は、単体で用いるものであり、複数を連結することは想定されていないため、その側面は、寸法精度が粗くなっている。そのため、樹脂凸版10,20を連結する場合、連結部分において対面する側面と側面との間の隙間を、先に述べたように、幅6〜15mmと広く設定する必要があった(狭くすることができなかった)。
しかしながら、上記連結部分は、印刷に寄与しない領域であり、その分、印刷面積が狭くなる。一方、印刷面積をできる限り広くしたいという要望もある。
本発明は、このような事情に鑑みなされたもので、樹脂凸版を複数連結して大形化した樹脂凸版において、連結部分の幅を非常に狭くして印刷面積を広くすることができる大形樹脂凸版の製法およびそれによって得られた大形樹脂凸版の提供をその目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明は、複数の樹脂凸版をその側面同士で接着して連結させることにより,より大形の樹脂凸版を製造する方法であって、端縁部に重ね位置決め用アライメントマークおよび連結位置決め用アライメントマークが形成された樹脂凸版を複数準備する工程と、連結し合う樹脂凸版の端縁部分を,上記重ね位置決め用アライメントマークで位置決めして重ね合わせる工程と、上記重なっている部分について,上記重ね位置決め用アライメントマークに対する所定の位置で,側面に沿って上下同時に切断し,その切断面よりも外側部分を除去する工程と、位置合わせ用アライメントマークが形成された位置合わせ用シートを準備し,その位置合わせ用アライメントマークに,上記樹脂凸版の連結位置決め用アライメントマークが合わさるよう,上記位置合わせ用シート上に上記樹脂凸版を載置することにより,上記切断で形成された新たな側面同士の間の隙間を,幅0.1〜5.0mmの範囲内の所定値に設定する工程と、上記隙間に接着剤を注入し,その後,その接着剤を硬化させることにより,樹脂凸版同士を一体化する工程とを備えている大形樹脂凸版の製法を第1の要旨とする。
また、本発明は、上記大形樹脂凸版の製法により得られ、複数の樹脂凸版をその側面同士で接着して連結させてなる大形樹脂凸版であって、連結部分において対面する側面と側面との間の間隔が、0.1〜5.0mmの範囲内に設定されている大形樹脂凸版を第2の要旨とする。
本発明の大形樹脂凸版の製法は、連結し合う樹脂凸版の端縁部分を、重ね位置決め用アライメントマークで位置決めして重ね合わせ、その状態で、重なっている部分について、重ね位置決め用アライメントマークに対する所定の位置で、側面に沿って上下同時に切断する。そのため、その切断により、高精度かつ高効率に形成された新たな側面同士を、互いに突き合わせて精密に位置決めすることが可能になる。その結果、上記切断で形成された新たな側面同士の間の隙間を,幅0.1〜5.0mmと非常に狭くすることができる。この隙間の幅の設定は、位置合わせ用シートの位置合わせ用アライメントマークと、上記樹脂凸版の連結位置決め用アライメントマークとが合わさるよう、上記樹脂凸版を位置決めすることにより容易に行うことができる。そして、上記隙間に接着剤を注入し、その後、その接着剤を硬化させることにより、上記所定幅の間隔を保持した状態で、樹脂凸版同士を一体化することができ、目的の大形樹脂凸版を得ることができる。
特に、上記隙間への接着剤の注入に先立って、その隙間がV字溝となるよう、その隙間を挟む一方の樹脂凸版に対し、他方の樹脂凸版を傾け、上記接着剤を注入した後、上記V字溝を閉じるよう、一方の樹脂凸版と他方の樹脂凸版とを同一平面状にする場合には、上記V字溝により、上記接着剤を注入する隙間が広がり、接着剤の注入が容易になるため、生産効率が向上する。
そして、本発明の大形樹脂凸版は、上記製法により得られたものであるため、切断により高精度に形成された新たな側面同士を、互いに精密に突き合わせたものとなっている。その結果、連結部分において対面する側面と側面との間の間隔が、0.1〜5.0mmと非常に狭くなっており、印刷面積が広くなっている。
本発明の大形樹脂凸版の一実施の形態を模式的に示しており、(a)は、その平面図であり、(b)は、(a)の円部Cの連結部分の断面の拡大図である。 上記大形樹脂凸版の製造に用いる2枚の樹脂凸版を模式的に示す平面図である。 上記大形樹脂凸版の製造工程を模式的に示しており、(a)は、その平面図であり、(b)は、その正面図である。 図3に続く、上記大形樹脂凸版の製造工程を模式的に示す正面図である。 上記大形樹脂凸版の製造に用いる位置合わせ用シートを模式的に示す平面図である。 図4,図5に続く、上記大形樹脂凸版の製造工程を模式的に示しており、(a)は、その平面図であり、(b)は、その正面図である。 図6に続く、上記大形樹脂凸版の製造工程を模式的に示す正面図である。 図7に続く、上記大形樹脂凸版の製造工程を模式的に示す正面図である。 従来の大形樹脂凸版の製造に用いる2枚の樹脂凸版を模式的に示す平面図である。 従来の大形樹脂凸版の製造に用いる位置合わせ用シートを模式的に示す平面図である。 図9,図10に続く、従来の大形樹脂凸版の製造工程を模式的に示す平面図である。 図11に続く、従来の大形樹脂凸版の製造工程を模式的に示す平面図である。 従来の大形樹脂凸版を模式的に示す平面図である。
つぎに、本発明の実施の形態を図面にもとづいて詳しく説明する。
図1(a)は、本発明の大形樹脂凸版の一実施の形態を模式的に示す平面図であり、図1(b)は、図1(a)の円部C内の連結部分の断面を拡大した図である。この大形樹脂凸版Aは、図1(a),(b)に示すように、2枚の樹脂凸版1,2を、その側面1a,2a同士で、接着剤3により接着して連結させたものである。そして、連結部分において対面する側面1aと側面2aとの間の間隔Wは、0.1〜5.0mmの範囲内と、従来(6〜15mmの範囲内)よりも非常に狭く設定されている。この間隔Wは、印刷面積を広くする観点から、狭いことが好ましく、例えば、0.1〜2.0mmの範囲内に設定されることが好ましい。なお、図1(a)において、符号11は、重ね位置決め用アライメントマークであり、符号12,22は、連結位置決め用アライメントマークであり、符号13,23は、印刷領域となる印刷用凸部である。また、上記重ね位置決め用アライメントマーク11等のアライメントマークは、理解を容易にするため、図1(a)および以降の図面では、大きく図示している。
このような、連結間隔Wが非常に狭い大形樹脂凸版Aは、例えば、つぎのようにして製造することができる。
まず、図2に示すように、透明な感光性樹脂からなる2枚の樹脂凸版1,2を準備する。そのうち、一方(図2の左側)の樹脂凸版1には、その一端縁部(図2の右端縁部)の両端部(図2では上下端部)に、平面視十字状の凹部からなる重ね位置決め用アライメントマーク11が形成され、その横側(図2では左側)に、立方体状の4個の突起部12aを縦横に隙間を開けて並べた連結位置決め用アライメントマーク12が形成されている。また、他方(図2の右側)の樹脂凸版2には、その一端縁部(図2の左端縁部)の両端部(図2では上下端部)に、上記連結位置決め用アライメントマーク12と同様の重ね位置決め用アライメントマーク21が形成され、その横側(図2では右側)に、上記連結位置決め用アライメントマーク12と同様の連結位置決め用アライメントマーク22が形成されている。上記重ね位置決め用アライメントマーク11,21および連結位置決め用アライメントマーク12,22は、印刷領域である印刷用凸部13,23の外側に形成されている。また、上記重ね位置決め用アライメントマーク21および連結位置決め用アライメントマーク12,22を構成する上記突起部21a,12a,22aの高さは、印刷用凸部13,23の高さ以下に設定されている。
ついで、図3(a),(b)に示すように、一方の樹脂凸版1の平面視十字状の重ね位置決め用アライメントマーク11と、他方の樹脂凸版2の重ね位置決め用アライメントマーク21を構成する立方体状の4個の突起部21aの隙間で形成される十字部分とが、平面視で重なるよう、一方の樹脂凸版1の一端縁部に、他方の樹脂凸版2の一端縁部を、重ね合わせる。なお、図3(a),(b)に示す2点鎖線Lは、つぎの工程(図4参照)で切断する位置を示している。
つぎに、図4に示すように、上記重なっている部分を、上記重ね位置決め用アライメントマーク11,21に対する所定の位置〔図3(a),(b)に示す2点鎖線Lの位置〕で、側面に沿って上下同時に、回転刃等を用いて切断し、その切断面よりも外側部分を除去する。このとき、上記重なっている部分が上下同時に切断されるため、その切断により形成された新たな側面(切断面)1a,2aは、高精度に形成され、互いに精密に突き合わせることが可能な形状になる。なお、上記切断に用いる回転刃等の刃先は、上記新たな側面1a,2aを高精度に形成する観点から、シャープな一文字状になっていることが好ましい。
そして、図5に示すような位置合わせ用シート5を準備する。この位置合わせ用シート5は、上記樹脂凸版1,2の連結位置決め用アライメントマーク12,22〔図3(a)参照〕と合わせる、平面視十字状の凹部からなる位置合わせ用アライメントマーク52が形成されている。この位置合わせ用シート5の上記位置合わせ用アライメントマーク52は、上記切断位置に対応して配設されており、つぎの工程〔図6(a),(b)参照〕において、上記位置合わせ用アライメントマーク52に、2枚の樹脂凸版1,2の連結位置決め用アライメントマーク12,22を合わせると、2枚の樹脂凸版1,2の側面1a,2a同士の間の隙間4を、自動的に、所定幅に設定できるようになっている。
そして、図6(a),(b)に示すように、上記位置合わせ用シート5の平面視十字状の位置合わせ用アライメントマーク52と、2枚の樹脂凸版1,2の連結位置決め用アライメントマーク12,22を構成する立方体状の4個の突起部12a,22aの隙間で形成される十字部分とが、平面視で重なるよう、上記位置合わせ用シート5の表面に、2枚の樹脂凸版1,2を載置する。これにより、自動的に、2枚の樹脂凸版1,2を適正に位置決めすることができるとともに、2枚の樹脂凸版1,2の側面1a,2a同士の間の隙間4を、幅0.1〜5.0mmの範囲内の所定値に設定することができる。
ついで、図7に示すように、上記隙間4がV字溝となるよう、その隙間4を挟む一方の樹脂凸版1に対し、他方の樹脂凸版2を傾ける。そして、上記V字溝に、ディスペンサ等を用いて接着剤3を注入する。このとき、上記V字溝により、上記接着剤3を注入する隙間4が広がり、接着剤3の注入が容易になる。
その後、図8に示すように、上記V字溝を閉じるよう、一方の樹脂凸版1と他方の樹脂凸版2とを同一平面状にする。これにより、2枚の樹脂凸版1,2の側面1a,2a同士が、接着剤3を介して、突き合わさった状態となる。このとき、突き合わさった部分からはみ出した接着剤3があれば、それを拭き取る等して除去する。なお、上記接着剤3としては、感光性樹脂,熱硬化性樹脂,吸湿硬化樹脂,溶剤気化硬化樹脂,圧着硬化樹脂等があげられ、なかでも、品質上の安全性,作業性の観点から樹脂凸版1,2と同一成分の感光性樹脂が好ましい。
そして、上記接着剤3を硬化させ、一方の樹脂凸版1と他方の樹脂凸版2とを一体化する。その後、上記位置合わせ用シート5を、樹脂凸版1,2から剥離する。このようにして、2枚の樹脂凸版1,2が接着剤3により連結され、しかも、連結部分において対面する側面1aと側面2aとの間の間隔Wが0.1〜5.0mmの範囲内とかなり狭い大形樹脂凸版A〔図1参照(a),(b)〕を製造することができる。
なお、上記実施の形態では、大形樹脂凸版Aの製法において、2枚の樹脂凸版1,2の間の隙間4に接着剤3を注入するに先立って、その隙間4がV字溝となるよう、その隙間4を挟む一方の樹脂凸版1に対し、他方の樹脂凸版2を傾け、接着剤3を注入する隙間4を広げたが、狭い隙間の状態で接着剤3を注入することができれば、その隙間4を広げるために樹脂凸版2を上記のように傾けなくてもよい。
また、上記実施の形態では、2枚の樹脂凸版1,2を連結させたが、それと同様にして、連結する端縁部に重ね位置決め用アライメントマーク11,21および連結位置決め用アライメントマーク12,22が形成された樹脂凸版を用い、樹脂凸版を3枚以上連結させることができる。
さらに、上記重ね位置決め用アライメントマーク11,21等のアライメントマークの形状は、上記実施の形態の十字状等以外の形状でもよく、例えば、円形状等でもよい。
つぎに、実施例について説明する。但し、本発明は、実施例に限定されるわけではない。
〔樹脂凸版〕
連結する樹脂凸版として、1560mm×1030mmのものを2枚準備した。それら樹脂凸版は、重ね位置決め用アライメントマークおよび連結位置決め用アライメントマークが形成されているものとした(図2参照)。
〔実施例1〕
図3〜図8に示す製法と同様にして、2枚の樹脂凸版を連結した大形樹脂凸版を製造した。この大形樹脂凸版の製造において、端縁部を切断した後の樹脂凸版の位置決めに、上記切断により形成された新たな側面同士の間の隙間を幅0.1mmに設定する位置合わせ用シートを用いた。その結果、製造された大形樹脂凸版では、連結部分において対面する側面と側面との間の間隔は0.1mmであった。
〔実施例2〕
上記実施例1において、位置合わせ用シートとして、上記切断により形成された新たな側面同士の間の隙間を幅0.8mmに設定するものを用いた。それ以外の部分は、上記実施例1と同様にして大形樹脂凸版を製造した。その結果、製造された大形樹脂凸版では、連結部分において対面する側面と側面との間の間隔は0.8mmであった。
〔実施例3〕
上記実施例1において、位置合わせ用シートとして、上記切断により形成された新たな側面同士の間の隙間を幅1.8mmに設定するものを用いた。それ以外の部分は、上記実施例1と同様にして大形樹脂凸版を製造した。その結果、製造された大形樹脂凸版では、連結部分において対面する側面と側面との間の間隔は1.8mmであった。
〔実施例4〕
上記実施例1において、位置合わせ用シートとして、上記切断により形成された新たな側面同士の間の隙間を幅2.0mmに設定するものを用いた。それ以外の部分は、上記実施例1と同様にして大形樹脂凸版を製造した。その結果、製造された大形樹脂凸版では、連結部分において対面する側面と側面との間の間隔は2.0mmであった。
〔実施例5〕
上記実施例1において、位置合わせ用シートとして、上記切断により形成された新たな側面同士の間の隙間を幅3.5mmに設定するものを用いた。それ以外の部分は、上記実施例1と同様にして大形樹脂凸版を製造した。その結果、製造された大形樹脂凸版では、連結部分において対面する側面と側面との間の間隔は3.5mmであった。
〔実施例6〕
上記実施例1において、位置合わせ用シートとして、上記切断により形成された新たな側面同士の間の隙間を幅5.0mmに設定するものを用いた。それ以外の部分は、上記実施例1と同様にして大形樹脂凸版を製造した。その結果、製造された大形樹脂凸版では、連結部分において対面する側面と側面との間の間隔は5.0mmであった。
上記実施例1〜6の結果から、図2〜図8に示す製法により、実際に、連結間隔が0.1〜5.0mmと非常に狭い大形樹脂凸版を製造できることがわかった。
また、上記実施例1〜6において、接着剤の注入を、樹脂凸版同士の間の隙間をV字溝にすることなく、行った。この場合、接着剤を吐出するノズル先端が非常に細いディスペンサを用いて接着剤を注入した。この場合も、上記と同様の結果を得た。
本発明の大形樹脂凸版は、大形のカラー液晶テレビに用いるTFT基板やカラーフィルタ基板等の表面に、フレキソ印刷方法により、配向膜や絶縁膜を形成する際に用いることができる。
1,2 樹脂凸版
11,21 重ね位置決め用アライメントマーク

Claims (3)

  1. 複数の樹脂凸版をその側面同士で接着して連結させることにより,より大形の樹脂凸版を製造する方法であって、端縁部に重ね位置決め用アライメントマークおよび連結位置決め用アライメントマークが形成された樹脂凸版を複数準備する工程と、連結し合う樹脂凸版の端縁部分を,上記重ね位置決め用アライメントマークで位置決めして重ね合わせる工程と、上記重なっている部分について,上記重ね位置決め用アライメントマークに対する所定の位置で,側面に沿って上下同時に切断し,その切断面よりも外側部分を除去する工程と、位置合わせ用アライメントマークが形成された位置合わせ用シートを準備し,その位置合わせ用アライメントマークに,上記樹脂凸版の連結位置決め用アライメントマークが合わさるよう,上記位置合わせ用シート上に上記樹脂凸版を載置することにより,上記切断で形成された新たな側面同士の間の隙間を,幅0.1〜5.0mmの範囲内の所定値に設定する工程と、上記隙間に接着剤を注入し,その後,その接着剤を硬化させることにより,樹脂凸版同士を一体化する工程とを備えていることを特徴とする大形樹脂凸版の製法。
  2. 上記隙間への接着剤の注入に先立って、その隙間がV字溝となるよう、その隙間を挟む一方の樹脂凸版に対し、他方の樹脂凸版を傾け、上記接着剤を注入した後、上記V字溝を閉じるよう、一方の樹脂凸版と他方の樹脂凸版とを同一平面状にする請求項1記載の大形樹脂凸版の製法。
  3. 請求項1または2に記載の大形樹脂凸版の製法により得られ、複数の樹脂凸版をその側面同士で接着して連結させてなる大形樹脂凸版であって、連結部分において対面する側面と側面との間の間隔が、0.1〜5.0mmの範囲内に設定されていることを特徴とする大形樹脂凸版。
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