JP4406459B2 - 車両用開閉体のヒンジ構造 - Google Patents
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例えば、図9に示すヒンジ構造200では、断面ロ字状のヒンジ部材210の外側面にハーネス220,230を保持するためのクリップ240を設けて、そのクリップ240によってハーネス220,230をヒンジ部材210の外側面に取り付けている。
ヒンジ部材210のトランクルーム110への出っ張りを少なくするために、開口部120の車幅方向の縁に近付けてヒンジ部材210を配置した場合には、コーナー部121が円弧状に形成されているので、ヒンジ部材210から開口部120の前方向の縁までの距離L200が長くなって前方向の隙間が広がるという問題点があった。
また、このヒンジ構造200では、ハーネス220,230がヒンジ部材210の外側面に剥き出し状態で設置されているので、見映えも悪いという問題点があった。
また、ヒンジ部材310がコーナー部121の形状に追従した形状に形成されていないので、開口部120の前側の縁に接近させて配置すると、開口部120の前側の縁とヒンジ部材310との隙間L300が狭くなるものの、開口部120の側部側の縁とヒンジ部材310との隙間S300が広くなるという問題点があった。
このため、トランクルーム110は、ヒンジ部材310の大型化と隙間L300,S300の広がりとによって、ヒンジ部材310の基端部側が収納されるライニング130の出っ張りS400が大きくなり、荷物の収納容量が小さくなるという問題点があった。
しかし、図11に示すドアヒンジ構造400(特許文献1)では、ヒンジ部材470の断面が大型化するために開口部内に張り出し、開口部のスペースが減少してしまうという問題があった。
また、開口部のコーナー部は、多くの場合曲線状(円弧状)に形成されているが、従来のドアヒンジ構造400は、角張った形状に形成されているので、開口部のコーナー部にドアヒンジ構造400を近づけると、両者のクリアランスにばらつきが生じ、見栄えが悪くなるという問題があった。
本発明の第1実施形態について図1〜図3を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係るヒンジ構造を有する自動車を後斜め上方から見た斜視図である。
図1に示すように、自動車2は、車体後部に荷物を収納するトランクルーム3と、トランクルーム3の開口部4を開閉するトランクリッド(開閉体)5と、このトランクリッド5を車体2aに回動自在に連結するヒンジ構造1とを有している。
本第1実施形態に係るヒンジ構造1は、車体2aに対して開閉体たるトランクリッド5を回動自在に支持する装置であり、トランクリッド5を軸支する長尺状のヒンジ部材10が車体2aの開口部4のコーナー部4aに近隣に配置されて、トランクリッド5の開閉動作に伴いヒンジ部材10が回動するようになっている(図2(a)参照)。ヒンジ構造1の一端側は、トランクリッド5の裏面に固定されており、ヒンジ構造1の他端側は、トランクルーム3の内部において車体2aに回動自在に軸支されている。また、ヒンジ構造1は、トランクリッド5の左右端部及び開口部4の左右のコーナー部4aの近傍に1つずつ配設されている。
開口部4の周縁には、ゴム製のウェザーストリップ等のシール材Sが装着されて、トランクリッド5でその開口部4を閉塞した際に、トランクリッド5がシール材Sに押圧して密着し、トランクルーム3が密閉されるようになっている。
トランクリッド5は、例えば、圧延鋼板製の蓋体からなり、ナンバープレート2bと、このナンバープレート2bを照明するための照明灯装置(図示省略)と、ロック機構(図示省略)等が設けられている。
なお、左右のコーナー部4a(より詳しくは開口部4の前側の左右のコーナー部4a)は、曲線状(円弧状)に形成されている。左右のヒンジ構造1は、互いに対称な構造なので、以下の説明では左側に配置されたヒンジ構造1について、図2及び図3を参照しながら主に説明する。
ヒンジ部材10の延在方向の断面は、開口部4のコーナー部4aの形状に倣って形成されている(図3(a)参照)。
ヒンジ本体12は、ヒンジ部材10において、トランクリッド5に取り付けられてトランクリッド5内に配置される部位と、トランクリッド5及び車体2aから露出した状態に配置されて、カバー部材30とで線状部材20を覆う筒体を形成する部位と、が形成される部分である。ヒンジ本体12は、回転軸Cを中心とする所定径の回動軌跡円に沿うように湾曲している湾曲部12aと、アーム部材11と反対側の端部(先端部)からトランクリッド5の裏面に沿って延出するトランクリッド取付部12bと、を有している(図1参照)。アーム部材11とヒンジ本体12の湾曲部12aの間の空間にトランクルーム3の開口部4の縁部が配置されることになる(図1及び図3(a)参照)。
湾曲部12aは、長手方向に垂直な断面形状も湾曲して形成されて、カバー部材30と対向する凹面12c内に、カバー取付ブラケット14が収納できるように空間が形成されている。その凹面12c内の長手方向の中央部及び両端部の三箇所には、カバー部材30を湾曲部12aに合致するように取り付けるためのカバー取付ブラケット14が設置されている。トランクリッド取付部12bは、トランクリッド5(図1参照)の裏面に例えば溶接ボルト(図示省略)で固定される。トランクリッド取付部12bには、その溶接ボルトを挿通するためのボルト挿通孔12dが上下方向に複数穿設されている。
図2(a)、(d)及び図3(a)に示すように、溶接部Wは、カバー取付ブラケット14と、ヒンジ本体12の凹面12cとが溶接される箇所である。溶接部Wは、ヒンジ本体12の長手方向から見て、カバー取付ブラケット14の先端側及び基端部側における一端部及び他端部が凹面12cに密着するように折曲形成されている。
突条部14aは、カバー取付ブラケット14の両端の溶接部W,W間に、この溶接部W,Wからカバー部材30側に向けて突出させて台形状に形成されている。この突条部14aと凹面12cとの間には、第1弾性係止片30b及び第2弾性係止片30cの先端の係止爪が配置される空間が形成されている(図3(b)参照)。
図2(a)に示すように、第1カバー取付孔14b及び第2カバー取付孔14cは、後記する第1弾性係止片30b及び第2弾性係止片30cが挿入されて係止される孔である。この第1カバー取付孔14b及び第2カバー取付孔14cは、突条部14aの両端部の平らな箇所に穿設されている。
図2(c)及び図3(a)に示すように、線状部材20は、ヒンジ部材10の回動軌跡に沿って形成されたヒンジ本体12の凹面12cに対向して配置されるカバー部材30の凹面30a内に収納されて配設されている。線状部材20は、一対の線状部材保持片30d,30d間に挿入されることによって、カバー部材30とヒンジ本体12とでなる筒体内に組み付けられている。
図2(d)に示すように、線状部材20は、カバー部材30とヒンジ本体12との間に介在されたときに、カバー取付ブラケット14の突条部14aの中央部分によって、ハーネス21及びオープンケーブル22が線状部材保持片30d,30d間から離脱しないように支持される(図2(c)参照)。
ハーネス21は、ランプに電気を供給するための電線であり、一端がランプ等に接続され、他端が点灯スイッチ(図示省略)を介在して電源に接続されている。
オープンケーブル22は、例えば運転席に設けられた開錠レバー(図示省略)の動作をトランクリッド5のロック機構に伝達するケーブルであり、開錠レバーを引くとトランクリッド5のロックが解除されるようになっている。
図2(a)、(d)、図3(a)、(b)に示すように、第1弾性係止片30b及び第2弾性係止片30cは、先端部の外側に係止爪を有する突起である。第1弾性係止片30b及び第2弾性係止片30cは、カバー取付ブラケット14の第1カバー取付孔14b及び第2カバー取付孔14cの縁にいわゆるスナップフィットして係合される。なお、カバー部材30は、第1弾性係止片30b及び第2弾性係止片30cが第1カバー取付孔14b及び第2カバー取付孔14cに挿入されて係止されることによって、ヒンジ部材10に取り付けられるようになっている。
図2(a)及び図3(b)に示すように、第1弾性係止片30bは、凹面30aの上端部の三個所に形成されている。第1弾性係止片30bは、先端内側に形成された係止爪がカバー取付ブラケット14の第1カバー取付孔14bに裏面側から挿入されて係止するようになっている。第2弾性係止片30cは、互いに間隔を隔てて立設された一対の突起からなり、第2カバー取付孔14cに挿入する際に、第2カバー取付孔14cの縁に傾斜面状の係止爪が押圧されて弾性変形し、係止爪が第2カバー取付孔14cを通過したときに復元するようになっている。
これにより、第1弾性係止片30b及び第2弾性係止片30cの係止爪が第1カバー取付孔14b及び第2カバー取付孔14cの縁に係合し、ひいては、カバー部材30がヒンジ部材10にワンタッチで容易に組み付けられるようになっている。このため、ヒンジ部材10及び線状部材20は、カバー部材30によって隠蔽されて外部から見えなくなり、ヒンジ構造1の外観性を向上させることができる。さらに、カバー部材30は、ヒンジ部材10に固定する際に、ねじ等の締結部材や、締結部材を挿通するための貫通孔等が不要なため、トランクルーム3の開口部4の内方側の外表面を見映えのよい表面に仕上げることが可能となり、ヒンジ構造1の美観性を向上させることができる。
図3(a)に示すように、ヒンジ部材10の外周面のうち開口部4のコーナー部4aに対向する部分、すなわち、ヒンジ本体12の湾曲部12aの外周面は、開口部4のコーナー部4aに倣った形状に形成されている。換言すれば、ヒンジ部材10の外周面は、開口部4のコーナー部4aと略平行に形成されている。これにより、ヒンジ部材10の外周面とコーナー部4aとの間隔L1,L2が略一定になり、ヒンジ部材10をコーナー部4aに極力接近させて配置することができ、ヒンジ構造1がトランクルーム3の開口部4の内方へ張り出す量を減少させることができる。
これにより、トランクルーム3の左右のコーナー部4aに配置された左右のヒンジ構造1間の距離が広がり、トランクリッド5の支持スパンを大きくすることができるため、ヒンジ構造1によるトランクリッド5の保持力及び支持剛性を向上させることができる。
すなわち、図11に示す従来のヒンジ構造400では、ヒンジ部材450にカバー部材470を組み付ける際に、プロテクタ本体410にハーネス430,440を装着させた後に、カバー部材470と蓋部材420とを係合させる必要があったが、本第1実施形態に係るヒンジ構造1では、線状部材20を係止したカバー部材30が単独でヒンジ部材10に保持されるので、カバー部材30の組み付け作業性を向上させることができる。
そのため、ヒンジ構造1のうちコーナー部4aから離れた部分を構成するカバー部材30の成形自由度が向上し、カバー部材30を開口部4の内方へ極力張り出さないように、断面視して扁平した形状にすることができるとともに、ヒンジ構造1の全体の断面形状を円弧状のコーナー部4aの外観形状に追従した形に形成できる。このため、ヒンジ構造1の見映えを向上させることができるとともに、ヒンジ構造1とコーナー部4aとの間隔L1,L2を狭くすることができる。
このように形成されたヒンジ構造1は、トランクルーム3の開口部4の内側方向にカバー部材30が配置されて、運転者等がトランクルーム3へ荷物を積み降ろしする際に、ヒンジ部材10がカバー部材30によって隠れるとともに、線状部材20がヒンジ部材10とカバー部材30とでなる筒体に内蔵されて見えなくなっている。このため、ヒンジ構造1の外観の向上、省スペース化、小型化及びトランクルーム3の拡大化を図ることができる。
ヒンジ構造1は、ヒンジ本体12及びカバー取付ブラケット14が金属板をプレス加工して形成され、ヒンジ本体12に取り付けられる略板状の樹脂部材によって形成されているので、ヒンジ構造1全体の小型化及び軽量化を図ることができる。
次に、本発明の第2実施形態について図4〜図5を参照して詳細に説明する。
図4は、本発明の第2実施形態に係るヒンジ構造を示す分解斜視図である。図5は、本発明の第2実施形態に係るヒンジ構造を示す図であり、(a)はトランクリッドの開口部におけるヒンジ部材の設置状態を示す拡大断面図、(b)はクリップの取り付け状態を示す拡大断面図である。
アーム部材41は、第1実施形態のアーム部材11(図2(a)参照)と略同一形状の筒体からなり、ヒンジ本体42の切欠部42dに挿入されて溶接されている。
ヒンジ本体42は、第1実施形態のヒンジ本体12(図2(a)参照)と略同様に、金属製板部材をプレス加工してなる。このヒンジ本体42は、回動軌跡円に沿って湾曲形成された湾曲部42aと、長手方向から見て全体がコーナー部4a(図5参照)に沿って略U字状に曲げて形成された凹面42cと、後記するトランクリッド取付部42bと、切欠部42dと、第2カバー取付孔42eと、を有している。ヒンジ本体42には、第1実施形態のカバー取付ブラケット14(図2(a)参照)と同様に、折曲形成されて凹面42cに溶接されるカバー取付ブラケット44が取り付けられている。その他、このヒンジ部材には、カバー取付ブラケット44に取り付けられるハーネスクリップ60と、ハーネスクリップ60によって凹面42c内に保持される線状部材20と、凹面42cを閉塞するようにヒンジ本体42に取り付けられるカバー部材50と、が取り付けられる。
湾曲部42a及びトランクリッド取付部42bは、カバー部材50側が開口した凹面42cが連続形成されて、線状部材20が収納できるように空間が形成されている。湾曲部42aの下面の複数個所には、一対の第2弾性係止片50cがスナップフィットされる第2カバー取付孔42eが複数穿設されている。
第1カバー取付孔44bは、第1弾性係止片50bを下方向から挿入するための孔である。
第1弾性係止片50bは、カバー部材50の凹面50a内から上方向に向けて突設されて、先端部が第1カバー取付孔44bに挿入される。第2弾性係止片50cは、カバー部材50の凹面50a内の複数個所に配設されて、先端に係止爪を有する。
係合片50gは、ヒンジ本体42の下端部42fの先端が係合する部位であり、略V字状に形成された突起からなる。
これにより、カバー部材50は、第1弾性係止片50bがカバー取付ブラケット44の第1カバー取付孔44bに係合し、係合片50gがヒンジ本体42の下端部42fに係合するとともに、第2弾性係止片50cがヒンジ本体42の第2カバー取付孔42eに係合して、ひいては、カバー部材50がヒンジ部材40に下方向から組み付けられるようになっている。また、本第2実施形態では、線状部材20がヒンジ部材40に組み付けた後に、ヒンジ部材40にカバー部材50が組み付けられるので、カバー部材50の組み付け作業が容易である。その他、本第2実施形態も前記第1実施形態と同様な作用効果を奏する。
次に、本発明の第3実施形態について図6〜図8を参照して詳細に説明する。
図6は、本発明の第3実施形態に係るヒンジ構造を示す分解斜視図である。図7は、本発明の第3実施形態に係るヒンジ構造を示す斜視図である。図8は、本発明の第3実施形態に係るヒンジ構造を示す断面図である。
ヒンジ部材70のアーム部材71及びヒンジ本体72は、第1実施形態(図2(a)参照)のアーム部材11及びヒンジ本体12と略同一形状のものからなり、互いに溶接して連設されている。つまり、アーム部材71は、角筒状の金属部材からなる。
ヒンジ本体72は、断面略逆J字形状にプレス加工された金属製板部材からなり、回動軌跡円に沿って形成された湾曲部72aと、全体がコーナー部4aに沿って略U字状に曲げて形成された凹面72cと、トランクリッド取付部72bと、が一体形成されている。ヒンジ本体72には、第1実施形態のカバー取付ブラケット14(図2(a)参照)と同様に、凹面72cに溶接されるカバー取付ブラケット74が備えられる。その他、ヒンジ本体72には、カバー部材80と、線状部材20とが取り付けられる。
溶接部Wは、カバー取付ブラケット74がヒンジ部材70にスポット溶接される箇所であり、カバー取付ブラケット74の四隅に設けられて凹面72cに密着するように配置される。窪面74aは、周囲より窪んで形成された部位であり、周囲を折曲させることでカバー取付ブラケット74を補強している。第1カバー取付孔74bは、第1弾性係止片80bの係止爪を係止させるための孔であり、窪面74aに隣設された突片に穿設されている(図8参照)。第2カバー取付孔74cは、窪面74aの中央部に穿設された孔であり、第2弾性係止片80cが係合される。
カバー部材80の凹面80aには、カバー部材80をヒンジ部材70に取り付けるための複数の第1弾性係止片80b及び第2弾性係止片80cと、長手方向から凹面80aを見て中央部に突設された第2弾性係止片80cの両側に分けて設置されたぞれぞれの一対の線状部材保持片80dと、がヒンジ本体72に向けて一体に突出形成されている。
第1弾性係止片80bは、カバー部材80の凹面80a内からヒンジ本体72に向けて突設されて、先端に係止爪を有している。第1弾性係止片80bの係止爪は、カバー取付ブラケット74の外側から第1カバー取付孔74bに係止されることによって、カバー部材80の上側を保持している。
このようにして筒状に組み付けられたヒンジ部材70及びカバー部材80は、図7に示すように、ヒンジ部材70をコーナー部4aの近くに寄せて配置させることができるとともに、カバー部材80を開口部4の内方へ極力張り出さないように、断面視して扁平な形状に形成できる。このため、ヒンジ構造1の全体の断面形状を円弧状のコーナー部4aの形状に追従した形に形成して、ヒンジ構造1とコーナー部4aとの間隔L3,L4を狭くすることができる。これに伴って、ヒンジ部材70の基端部側が挿入されるライニング3aの開口部4の内方への張り出し量を抑制してトランクルーム3の収納容量を大きくすることができる。
2 自動車(車両)
2a 車体
4 開口部
4a コーナー部
5 トランクリッド(開閉体)
10,40,70 ヒンジ部材
11,41,71 アーム部材
12,42,72 ヒンジ本体
20 線状部材
30,50,80 カバー部材
Claims (4)
- 開閉体を支持する長尺状のヒンジ部材が車体の開口部に回動自在に設けられ、前記開閉体の開閉動作に伴い前記ヒンジ部材が回動する車両用開閉体のヒンジ構造であって、
前記ヒンジ部材の延在方向の断面は、前記開口部のコーナー部の形状に倣って形成され、
前記ヒンジ部材は、前記コーナー部側に設けられるとともに、前記開口部の内方側から前記ヒンジ部材に係合されるカバー部材を有していることを特徴とする車両用開閉体のヒンジ構造。 - 前記ヒンジ部材は、前記カバー部材が取り付けられるヒンジ本体と、
一端が前記ヒンジ本体に固定され、他端が前記車体に回動自在に取り付けられるアーム部材と、
を有することを特徴とする請求項1に記載の車両用開閉体のヒンジ構造。 - 前記ヒンジ部材には、当該ヒンジ部材に沿って線状部材が配設され、
前記線状部材は、樹脂材料からなる前記カバー部材に保持されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両用開閉体のヒンジ構造。 - 前記ヒンジ部材には、当該ヒンジ部材に沿って線状部材が配設され、
前記線状部材は、金属材料からなる前記ヒンジ部材に保持されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両用開閉体のヒンジ構造。
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