JP2011156919A - インストルメントパネル - Google Patents

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Abstract

【課題】インストルメントパネルが大型化したりグローブボックスが大型化したりした場合であっても、ストライカの支持強度を強くすることができ、インストルメントパネル本体の前壁に形成された開口部の剛性を向上させることができて、開口部とグローブボックスの合せ部の隙を一定に保ちやすいインストルメントパネルを提供する。
【解決手段】インストルメントパネル本体15の前壁17に開口部20が形成され、開口部20の奥側にグローブボックス11が設けられ、ステアリングメンバ2から延出したブラケット3,4に開口部20の下端部が固定され、ストライカ6を備えたリンフォース5が開口部20の上端部20Jの裏面20Uに固定され、物品収納部30の上方を覆う遮蔽パネル7の車室内側の一端部7Aがリンフォース5に固定され、遮蔽パネル7の他端部7Bがブラケット3,4に固定されている。
【選択図】図6

Description

本発明は、
インストルメントパネル本体の車室内側の前壁に開口部が形成され、
前記インストルメントパネル本体の前記開口部の奥側にグローブボックスが設けられているインストルメントパネルに関する。
従来、上記のインストルメントパネルでは、特許文献1に開示されているように、インストルメントパネル本体の奥側に位置するインストルメントパネル支持部材から車室内側に向かってブラケットが延出し、物品収納部の上方を覆う遮蔽パネルの前後方向中間部が前記ブラケットに固定され、グローブボックス側の係合部を係合させるストライカを備えたストライカブラケットが前記ブラケットと遮蔽パネルの上面に固定されていた。
また、インストルメントパネル本体の前壁に形成された開口部には、複数のリブが形成されており、前記リブに遮蔽パネルの前端部が係合していた。
特開平9−207680号公報
上記従来の構造によれば、ストライカブラケットが前記ブラケットに固定されていたために、車両前後方向の長さが長い大型のインストルメントパネルでは、ストライカがグローブボックス側の係合部に係合できるように、ブラケットの車両前後方向の長さを長くしなければならず、インストルメントパネル支持部材によるストライカの支持が不安定になりやすかった。
また、インストルメントパネル本体の前壁に形成された開口部には、遮蔽パネルの前端部が係合する複数のリブが形成されているだけであったために、グローブボックスが大型化すると開口部の剛性が低下し、開口部とグローブボックスの合せ部の隙を一定に保つのが困難であった。
本発明は上記実状に鑑みて成されたもので、その目的は、インストルメントパネルが大型化したりグローブボックスが大型化したりした場合であっても、グローブボックス側の係合部を係合させるストライカの支持強度を強くすることができ、インストルメントパネル本体の前壁に形成されたグローブボックス用の開口部の剛性を向上させることができて、開口部とグローブボックスの合せ部の隙を一定に保ちやすくすることができるインストルメントパネルを提供する点にある。
本発明の特徴は、
インストルメントパネル本体の車室内側の前壁に開口部が形成され、
前記インストルメントパネル本体の前記開口部の奥側にグローブボックスが設けられているインストルメントパネルであって、
ステアリングメンバから延出したブラケットに前記開口部の両側部及び/又は下端部が固定され、
前記グローブボックス側の係合部を係合させるストライカを備えたリンフォースが前記開口部の上端部の裏面に固定され、
前記開口部の奥側の物品収納部の上方を覆う遮蔽パネルの車室内側の一端部が前記リンフォースに固定され、
前記遮蔽パネルの他端部が前記ブラケットに固定されている点にある。(請求項1)
ステアリングメンバから延出したブラケットにインストルメントパネル本体の開口部の両側部及び/又は下端部が固定されており、グローブボックス側の係合部を係合させるストライカを備えたリンフォースが前記開口部の上端部の裏面に固定されているから、インストルメントパネル本体の開口部の剛性・強度を向上させることができる。
そして、物品収納部の上方を覆う遮蔽パネルの車室内側の一端部が前記リンフォースに固定され、遮蔽パネルの他端部が前記ブラケットに固定されているから、遮蔽パネルを介して開口部をステアリングメンバに支持させることができる。その結果、開口部の剛性・強度を向上させることができるとともに、前記ブラケットをステアリングメンバから車室内側に長く延出する必要がなくて、例えば、車室内側に長く延出したブラケットにストライカを支持させる構造に比べると、ステアリングメンバによるストライカの支持強度を強くすることができる。
また、上記のように開口部の剛性を向上させるリンフォースにストライカが設けられているから、ストライカがステアリングメンバから遠く離れた位置に設けられていても、ストライカの支持強度を強くすることができる。
以上により、インストルメントパネルが大型化したりグローブボックスが大型化したりした場合であっても、グローブボックス側の係合部を係合させるストライカの支持強度を強くすることができ、インストルメントパネル本体の前壁に形成されたグローブボックス用の開口部の剛性を向上させることができて、開口部とグローブボックスの合せ部の隙を一定に保ちやすくすることができる。(請求項1)
本発明において、
前記遮蔽パネルに車室内側に開口する第2の物品収納部が形成され、
前記第2の物品収納部の開口部の周部が前記リンフォースに固定されていると、遮蔽パネルを第2の物品収納部として利用できることによりグローブボックスの物品収納部の使い勝手が良くなる。そして、第2の物品収納部に物品を出し入れする際に加わる負荷をリンフォースで受けることができて、第2の物品収納部の開口部の剛性・強度を向上させることができる。(請求項2)
本発明において、
前記遮蔽パネルは、上壁と、前記上壁の車室内とは反対側の端部から下方に延びる奥壁と、前記上壁の車室内側の端部から上方に立ち上がる立ち上がり壁とを備え、
前記立ち上がり壁と共に前記第2の物品収納部を形成する周壁が前記上壁に立設されて、前記上壁と周壁と立ち上がり壁とで前記第2の物品収納部が形成され、
前記立上がり壁に前記第2の物品収納部の開口部が形成されていると、上壁と奥壁でインストルメントパネル本体の内部(上側と奥側)を覆い隠すことができる。さらに、第2物品収納部をコンパクトに構成することができ、遮蔽パネルの構造を簡素化することができる。(請求項3)
本発明において、
前記ブラケットは前記ステアリングメンバから一対、車幅方向に互いに間隔を空けて延出し、
前記奥壁の車幅方向の両端部が前記一対のブラケットに各別に固定されていると、ブラケットを介して遮蔽パネルをステアリングメンバに確実に支持させることができ、ステアリングメンバによる遮蔽パネルの支持強度を向上させることができる。(請求項4)
本発明において、
前記遮蔽パネルは、前記上壁の車幅方向の両端部から下方に延びる側壁を備え、
前記側壁と前記奥壁の間には空間が形成され、
前記側壁の下端部と前記奥壁の車幅方向の端部の下端部とが連結片を介して連結し、
前記側壁は前記上壁よりも薄肉に設定されていると、次の作用を奏することができる。(請求項5)
前記遮蔽パネルは、前記上壁の車幅方向の両端部から下方に延びる側壁を備えているから、この側壁でインストルメントパネル本体の内部の側方を覆い隠すことができる。また、前記側壁と前記奥壁の間には空間が形成され、前記側壁の下端部と前記奥壁の車幅方向の端部の下端部とが連結片を介して連結しているから、側壁に適度の弾力性を備えさせることができる。そして、前記側壁が上壁よりも薄肉に設定されているから、側壁の剛性が低くなり、組み付け時に側壁が開口部に干渉しても側壁を容易にたわませることができて、組み付け作業の作業性を向上させることができる。(請求項5)
本発明において、
前記リンフォースは長手方向中間部が屈曲したクランク状に形成され、
前記リンフォースの長手方向中間部の屈曲部を挟んで位置する一対のリンフォース部分のうち一方のリンフォース部分は、車幅方向で区分けされた前記開口部の左右一対の上端部部分のうち一方の上端部部分に固定され、
他方のリンフォース部分は前記インストルメントパネル本体の内部の奥側に位置し、
前記他方のリンフォース部分の前記屈曲部とは反対側の端部が前記開口部の側部に固定され、
前記開口部の他方の上端部部分と前記他方のリンフォース部分とに引き出し式のカップホルダが固定されていると、次の作用を奏することができる。(請求項6)
前記他方のリンフォース部分の前記屈曲部とは反対側の端部が前記開口部の側部に固定され、前記開口部の他方の上端部部分と前記他方のリンフォース部分とに引き出し式のカップホルダが固定されているから、カップホルダを介してインストルメントパネル本体とリンフォースを連結することができ、より車幅方向に広い範囲にわたってリンフォースを配置することができる。そして、カップホルダにより開口部の上端部の剛性を向上させることができ、インストルメントパネル本体とリンフォースによるカップホルダの支持も強固にできるという相乗効果を得ることができる。
本発明において、
前記カップホルダは、容器保持体と、前記容器保持体を出退自在に収納するケースとを備え、
前記ケースの車室内側の前端部から上側フランジが上方に張り出すとともに、前記ケースの下壁から下側フランジが下方に張り出し、
前記開口部の他方の上端部部分に前記上側フランジが固定され、
前記他方のリンフォース部分に前記下側フランジが固定されていると、次の作用を奏することができる。(請求項7)
カップホルダをインストルメントパネル本体とリンフォースで上側と下側から支持することができて、カップホルダを安定支持することができる。また、支持構造に要するスペースを狭くすることができ、カップホルダの支持構造を簡素化することができる。(請求項7)
本発明によれば、
インストルメントパネルが大型化したりグローブボックスが大型化したりした場合であっても、グローブボックス側の係合部を係合させるストライカの支持強度を強くすることができ、インストルメントパネル本体の前壁に形成されたグローブボックス用の開口部の剛性を向上させることができて、開口部とグローブボックスの合せ部の隙を一定に保ちやすくすることができるインストルメントパネルを提供することができた。
インストルメントパネルの斜視図 インストルメントパネルとステアリングメンバを示す分解斜視図 グローブボックスを開放した状態のインストルメントパネルの斜視図 グローブボックスを取り付ける前の状態のインストルメントパネルの斜視図 リンフォースのインストルメントパネル本体への取り付けを示す分解斜視図(車室内とは反対側から見た斜視図) 遮蔽パネルとカップホルダとインストルメントパネル本体を示すインストルメントパネルの分解斜視図 図1のA−A断面図 図1のB−B断面図 グローブボックスの斜視図 遮蔽パネルの組み付け方法を示す平面図 遮蔽パネルと開口部の側部を示す縦断面図
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1に自動車のインストルメントパネル1を示してある。インストルメントパネル1は車室内の車体前部及び側部に取付けられる合成樹脂製の一体成形品であり、運転席及び助手席(図示せず)の前方に配設されている。
インストルメントパネル本体15は車室内のほぼ全幅にわたる長さに設定され、上壁16と、運転席及び助手席に対向する車室内側の前壁17と、左右一対の第1側壁18とを備えている。そして、前壁17の車幅方向Wの中央部にカーステレオ(オーディオ類)・エアコン(空調機器)などの操作系パネル19が集約して設けられている。助手席と対向する前壁17(詳しくは前壁17のうちの左側の部分)の上半部には意匠カバー10が設けられている。前記意匠カバー10に換えてアッパーボックスが設けられた構造であってもよい。
助手席と対向する前壁17の下半部はインストルメントパネル1の右側から見て「く」の字状に形成されている。この前壁17の下半部に、助手席側(車両後方側Rr)から見て長方形状の開口部20(図4参照)が形成され、インストルメントパネル本体15の前記開口部20の奥側に、開口部20から出退自在な揺動開閉式のグローブボックス11が設けられている。
[開口部20の構造]
図6,図11に示すように、前記開口部20の左側の側部20Sには、前記前壁17の左側の開口縁からインストルメントパネル本体15の奥側(車両前方側Fr)に延びる左側折り返し壁21が形成されて、インストルメントパネル本体15の左側の第1側壁18に右側から対向している。さらに、左側折り返し壁21の先端部(車両前方側Frの端部)から開口部20の径方向内方側(右側)に第1のフランジ21F1が張り出し、第1のフランジ21F1からインストルメントパネル本体15の奥側に第2のフランジ21F2が張り出している。
図4,図11に示すように、開口部20の右側の側部20Sにも前壁17の右側の開口縁からインストルメントパネル本体15の奥側に延びる右側折り返し壁22が形成され、右側折り返し壁22の先端部から開口部20の径方向内方側(左側)に第1のフランジ22F1が張り出しし、第1のフランジ22F1からインストルメントパネル本体15の奥側に第2のフランジ22F2が張り出している。左側及び右側折り返し壁21,22の先端部はインストルメントパネル1の右側から見てそれぞれ前壁17に対応する「く」の字状に形成されている。
図4〜図6に示すように、開口部20の下端部20Kに角孔36を貫通させて、開口部20の下端部20Kに左右一対の軸部35が形成されている。開口部20の上端部20Jの左側の端部には、後述のカップホルダ8の前壁部を収納する切り欠き20R(図5参照)が形成されている。
[グローブボックス11の構造]
図7〜図9に示すように、グローブボックス11は、縦断側面視V字状の物品収納部30を備え、車室内側(車両後方側Rr)ほど上方に位置する第1傾斜壁31と、車室内とは反対側(車両前方側Fr)ほど上方に位置する第2傾斜壁32との側部同士の間に第3側壁39が架け渡されている。
また、第1傾斜壁31の上端部から前上方に第3傾斜壁33が延出し、第1傾斜壁31と第3傾斜壁33から成る壁34が、インストルメントパネル1の右側から見て前壁17に対応する「く」の字状に形成されている。
図9に示すように、前記第1傾斜壁31と第2傾斜壁32の下端部に、下方に突出する左右一対の凸部64が一体に形成され、この凸部64に下側開放の円弧状の係合凹部64Bが形成されている。凸部64はグローブボックス11の幅方向に間隔を空けて並ぶ複数枚のリブ状の板材64Pから成る。
そして、前記開口部20の下端部20Kに形成された左右一対の軸部35(図4参照)に前記係合凹部64Bが上方からそれぞれ係合している。これにより、グローブボックス11が前記軸部35の第1横軸芯O1周りに揺動開閉自在に構成されている。
前記「く」の字状の壁34は開口部20に対するリッドに構成されている。このリッドの面積を大きくすることにより大容量の収納空間を確保してある。そして、グローブボックス11を開いた状態においても使い勝手を向上させるためにグローブボックス11ができるだけ大きく乗員側に開くようにしてある。
また、図7に示すように、後述のリンフォース5に設けられたストライカ6に係合するフック37(係合部に相当)が前記第3傾斜壁33の上端部に第2横軸芯O2周りに揺動自在に支持されている。フック37には板状のつまみ12が一体に形成されている。
そして、フック37を第3傾斜壁33の内面側に閉じ揺動付勢する付勢手段としてのコイルスプリング(図示せず)が前記第3傾斜壁33に取り付けられ、これにより、グローブボックス11の閉じ状態を保持及び保持解除自在なロック機構が構成されている。すなわち、
(1) 乗員がグローブボックス11を開放状態から閉じ操作すると、それに伴ってフック37がストライカ6に当接するとともに、コイルスプリングの付勢力に抗してフック37が第2横軸芯O2周りに下方に開き揺動する。そして、フック37がストライカ6を乗り越えるとフック37が前記付勢力で上方に閉じ揺動し、ストライカ6に係合してグローブボックス11の閉じ状態を保持する。
(2) グローブボックス11の閉じ状態から乗員がつまみ12を乗員側に引くと、フック37が第2軸芯O2周りに下方に揺動してストライカ6に対する係合を解除する。これにより、乗員がグローブボックス11を第1横軸芯O1(図4参照)周りに揺動開放することができるようになる。図3にグローブボックス11が開放した状態を示してある。
図2に示すように、インストルメントパネル1の車両前方側Frに、ステアリング装置を支持する丸パイプ状の金属製のステアリングメンバ2が配置されている。そして、ステアリングメンバ2の長手方向(車幅方向W)に間隔を空けて位置する左右一対の帯板状のブラケット3,4がステアリングメンバ2の左端部側に溶接固着されてステアリングメンバ2から下方に延びている。
図2,図6,図8に示すように、ステアリングメンバ2から延出した左右一対のブラケット3,4の下端部が開口部20の幅方向内側に折曲されて連結部3H,4Hが形成され、連結部3H,4Hに雌ねじ部3b,4bが形成されている(図8参照)。
また、ビス挿通孔1d,1eが形成された開口部20の下端部20Kの両端部が前記一対の連結部3H,4Hに車室内側から各別に重ね合わされている。そして、ビス挿通孔1d,1eに挿通されたビス13aが雌ねじ部3b,4bに螺合して、前記連結部3H,4Hと前記開口部20の下端部20Kの両端部とが締結固定されている(図8参照)。このようにして、前記ブラケット3,4及びその支持部材であるステアリングメンバ2を介してインストルメントパネル1が車体に連結・支持されている。
[リンフォース5の構造]
図2,図5,図6に示すように、前記フック37を係合させるストライカ6を備えたリンフォース5が前記開口部20の上端部20Jの裏面20Uに固定されている。リンフォース5の上下両端部には補強用のフランジ5F(図5参照)が形成され、リンフォース5が断面コの字状に形成されている。
リンフォース5は長手方向中間部が屈曲した金属製のクランク板状に形成され、リンフォース5の屈曲部5Kを挟んで位置する一対のリンフォース部分51,52のうち一方のリンフォース部分51は、車幅方向Wで区分けされた開口部20の左右一対の上端部部分20J1,20J2(図5参照)のうち一方の上端部部分20J1(右側の上端部部分)に固定されている。
前記他方のリンフォース部分52(左側の上端部部分)はインストルメントパネル本体15の内部の奥側に位置し、他方のリンフォース部分52の屈曲部5Kとは反対側の端部(左端部)が開口部20の側部20Sに固定されている。
詳しくは、図5に示すように、前記一方の上端部部分20J1の裏面に、車幅方向Wに間隔を空けて位置する複数のボス1A,1Bが突設され、ボス1A,1Bにビス穴1a,1bが形成されている。そして、前記一方のリンフォース部分51に形成された複数のビス挿通孔5a,5bに複数のビス13a(図7参照)が各別に挿通され、ビス穴1a,1bにビス13aが螺合されて、一方のリンフォース部分51が開口部20の一方の上端部部分20J1に固定されている。
さらに、前記一方のリンフォース部分51に、複数のビス挿通孔5a,5bに各別に隣接する一対のボス挿通孔5X,5Yが形成され、前記一方の上端部部分20J1の裏面に、複数のボス1A,1Bに各別に隣接する一対の第2のボス1X,1Yが突設されている。そして、一対のボス挿通孔5X,5Yに一対の第2のボス1X,1Yが各別に挿通している。これにより、先に一対のボス挿通孔5X,5Yに一対の第2のボス1X,1Yを各別に差し込むことにより、自動的にボス1A,1Bのビス穴1a,1bと複数のビス挿通孔5a,5bが一致するので、締め付けの作業性が向上する。また、一方のリンフォース部分51を開口部20の一方の上端部部分20J1に強固に固定することができる。
他方のリンフォース部分52の屈曲部5Kとは反対側の端部も同様の手段で開口部20の側部20Sに固定されている。すなわち、図5に示すように、開口部20の左側折り返し壁21の端部から開口部20の内方側に張り出す第1のフランジ21F1の裏面にボス1Cが突設され、ボス1Cにビス穴1cが形成されている。そして、他方のリンフォース部分52の屈曲部5Kとは反対側の端部に形成されたビス挿通孔5cにビス13aが挿通され、前記ボス1Cのビス穴1cにビス13aが螺合されて、他方のリンフォース部分52が開口部20の側部20Sに固定されている。
さらに、前記他方のリンフォース部分52に、ビス挿通孔5cに隣接するボス挿通孔5Zが形成され、前記第1のフランジ21F1の裏面に、ボス1Cに隣接する第2のボス1Zが突設されている。そして、ボス挿通孔5Zに第2のボス1Zが挿通している。これにより、先にボス挿通孔5Zに第2のボス1Zを差し込むことにより、自動的にボス1Cのビス穴1cとビス挿通孔5cが一致するので、締め付けの作業性が向上する。また、他方のリンフォース部分52を開口部20の側部20Sに強固に固定することができる。
前記ストライカ6はU字状の金属製の丸棒で形成され、リンフォース5の長手方向中央部、詳しくは、一方のリンフォース部分51の屈曲部5K近くの部分にストライカ6の両上端部が溶接固着されている。
ストライカ6をリンフォース5に溶接固着することで、ストライカ6をリンフォース5に強固に一体化することができる。その結果、ストライカ6とフック37の係合状態を安定化できて、グローブボックス11の閉じ状態を確実に維持することができ、インストルメントパネル1とグローブボックス11の意匠の合わせを簡単化することができる。
[遮蔽パネル7の構造及び遮蔽パネル7の取り付け構造]
前述のように、本発明のインストルメントパネル1では、グローブボックス11を開いた状態においても使い勝手を向上させるためにグローブボックス11ができるだけ大きく乗員側に開くようにしてある。しかしながら、グローブボックス11を大きく開いた状態では、グローブボックス11の開口部20を通してインストルメントパネル1の内部が車室内の乗員から見えやすくなる。
特に開口部20の上面(天井部)においては、インストルメントパネル1の内部のHVAC(Heating Ventilating Air−Conditioning)への結線などの作業を行う作業孔を設ける必要があるため、この作業孔からインストルメントパネル1の内部が見えて車室内の外観を低下させる虞がある。そこで、インストルメントパネル1の内部の上面に、物品収納部30の上方を覆う遮蔽パネル7を配置し、車室内から作業孔が見えないようにしている。
図2,図6〜図8に示すように、前記遮蔽パネル7は、上壁71と、上壁71の車室内とは反対側の端部から下方に延びる奥壁72と、上壁71の車室内側の端部から上方に立ち上がる立ち上がり壁73と、上壁71の幅方向の両端部から下方に延びる第2側壁74とを備え、立ち上がり壁73の上端部から車室内側に取り付けフランジ75が延出している。
また、遮蔽パネル7に車室内側に開口する第2の物品収納部76が形成されている。すなわち、立ち上がり壁73と共に第2の物品収納部76を形成するコの字状の周壁79(図2参照)が上壁71に立設されて、上壁71と周壁79と立ち上がり壁73とで第2の物品収納部76が形成され、立ち上がり壁73に第2の物品収納部76の長方形状の開口部77が形成されている。
本実施形態では、第2の物品収納部76は複数枚のCD90(図7参照)を積層収納する物品収納部として構成されている。第2の物品収納部76に他の物品を収納することもできる。第2の物品収納部76がCD以外の物品の収納部として構成されていてもよい。このように、遮蔽パネル7を第2の物品収納部として利用できることによりグローブボックス11の物品収納部30の使い勝手が良くなる。
左右一対の第2側壁74の間隔は前記開口部20の左右一対の開口縁の間隔よりも幅広に設定されている(図11参照)。インストルメントパネル本体15への遮蔽パネル7の組み付け状態で前記左右一対の第2側壁74の内側をグローブボックス11のストッパー91(図9参照)が開閉に伴ない移動する。グローブボックス11の全開時にはストッパー91が開口部20の第2のフランジ21F2、22F2に当接することにより、グローブボックス11のそれ以上の展開を阻止する。第2側壁74はこのストッパー91の軌跡の全域に渡り、開口部20よりも外側となる様に覆っているので、グローブボックス11の動きを損なうことなく、遮蔽性を高める事ができる。
図6に示すように、前記第2側壁74と奥壁72の間には空間Sが形成され、第2側壁74の下端部と奥壁72の左端部72Cの下端部とが連結片78を介して連結するとともに、第2側壁74の下端部と奥壁72の右端部72Dの下端部とが連結片78を介して連結し、第2側壁74が上壁71よりも薄肉に設定されている(図11参照)。
これにより、第2側壁74に適度の弾力性を備えさせることができる。そして、第2側壁74が上壁71よりも薄肉に設定されているから、第2側壁74の剛性が低くなり、組み付け時に第2側壁74が開口部20に干渉しても第2側壁74を容易にたわませることができて、組み付け作業の作業性を向上させることができる。そして、組み付け後は第2側壁74が弾性復元するため、開口部20の外側からグローブボックス11のストッパー91の移動スペースを確保した状態で覆うことができ、遮蔽性の高い遮蔽構造を得ることができる。
前記遮蔽パネル7の車室内側の一端部7Aはリンフォース5に着脱自在に固定され、遮蔽パネル7の他端部7Bはブラケット3,4に着脱自在に固定されている。このように、遮蔽パネル7を介してグローブボックス11の開口部20の周辺をステアリングメンバ2に支持させてある。
詳述すると、第2の物品収納部76の開口部77の周りにはリンフォース5に対する複数の係合爪7b,7cが分散配設され、複数の係合爪7b,7cのうち1個の係合爪7cは、第2の物品収納部76の開口部77の側方に位置するよう取り付けフランジ75に形成されている。
また、別の1個の係合爪7bは、第2の物品収納部76の開口部77を挟んで前記1個の係合爪7cとは反対側に位置するように上壁71の車室内側の端部に形成されている。このように、第2の物品収納部76の開口部77の周部がリンフォース5に固定されている。さらに第3の係合爪7aが上壁71の左端部と前端部とで形成されるコーナー部に形成されている。前記係合爪7a.7b,7cは車両前方側Frほど上方に位置する状態に形成されている(図8参照)
そして、図5に示すように、前記一方のリンフォース部分51と他方のリンフォース部分52とに複数の係合孔5d,5e,5fが形成され、図6,図8に示すように、前記遮蔽パネル7の一端部7A側の係合爪7c,7b,7aがリンフォース5の係合孔5d,5e,5fにクリップ13cを介して7aが解除自在に挿通係合して、遮蔽パネル7の車室内側の一端部7Aがリンフォース5に着脱自在に固定されている。
上記のように、第2の物品収納部76の開口部20の周部がリンフォース5に固定されているから、第2の物品収納部76に物品を出し入れする際に加わる負荷をリンフォース5で受けることができて、第2の物品収納部76の開口部77の剛性・強度を向上させることができる。
また、図6,図8に示すように、前記奥壁72の左端部72Cの上端部にクリップ挿通孔7dが形成され、第2側壁74の下端部と奥壁72の右端部72Dの下端部とを連結する連結片78にクリップ挿通孔7eが形成されている。
そして、奥壁72の左端部72Cの上端部に形成されたクリップ挿通孔7dと、ステアリングメンバ2の一方のブラケット3に形成されたクリップ挿通孔3aとにクリップ13b(図8参照)が挿通されて、奥壁72の左端部72Cの上端部が前記一方のブラケット3に着脱自在に固定されている。
さらに、前記連結片78に形成されたクリップ挿通孔7eと、ステアリングメンバ2の他方のブラケット4に形成されたクリップ挿通孔4aとにクリップ13bが挿通されて、奥壁72の右端部72Dの下端部が前記他方のブラケット4に着脱自在に固定されている。
このように、奥壁72の車幅方向の両端部72C,72Dが一対のブラケット3,4に各別に固定されている。従って、遮蔽パネル7を介して前記開口部20の上端部を充分な強度により支持することができる。
前記遮蔽パネル7は車室内側から後付けされる(インストルメントパネル本体15の車体への組み付け後に遮蔽パネル7がインストルメントパネル本体15に組み付けられる)。これにより、インストルメントパネルモジュールを車両に搭載・組付ける時に開口部20を作業孔として確保でき、遮蔽パネル7の取り付け前にHVAC等への結線を容易に行うことができる。そして、結線のための作業穴を遮蔽パネル7に開ける必要がないので、遮蔽性の高い構造にすることができる
図6,図10に示すように、遮蔽パネル7の幅方向の端部(左端部)に切り欠き7fが形成されている。そして、前記開口部20の側部20Sの第1のフランジ21F1と第2のフランジ21F2に嵌めながら車室内側から車室内とは反対側(図10の矢印Q方向)に回転させて組付けることができるようにして、遮蔽パネル7の組付け性の向上を可能としている。
すなわち、前記切り欠き7fをインストルメントパネル1(第1のフランジ21F1と第2のフランジ21F2)に引っ掛けて、第2側壁74を容易に変形させながら遮蔽パネル7をインストルメントパネル本体15に組付けることが可能となる。これにより、インストルメントパネル1の内部を覆い隠すことが出来る遮蔽性のより高い遮蔽パネル構造を提供することができる。
上記の構造により、グローブボックス11を開放した際にインストルメントパネル本体15の内部のHVACユニット等の内蔵物が見えるのを遮蔽パネル7で防止でき、開口部20やグローブボックス11の容量やグローブボックス11の意匠面を大きくすることができる。
さらに、ストライカ6を備えたリンフォース5が開口部20の上端部20Jの裏面20Uに固定され、物品収納部30の上方を覆う遮蔽パネル7の車室内側の一端部7Aがリンフォース5に固定され、遮蔽パネル7の他端部7Bが前記ブラケット3,4に固定されているから、遮蔽パネル7の支持剛性を向上させることができる。
その結果、開口部20の剛性・強度を向上させることができるとともに、ブラケット3,4をステアリングメンバ2から車室内側に長く延出する必要がなくて、例えば、車室内側に長く延出したブラケットにストライカを支持させる構造に比べると、ステアリングメンバ2によるストライカ6の支持強度を強くすることができる。
すなわち、前記開口部20の上端部20Jに固定されるリンフォース5とステアリングメンバ2から延出する左右一対のブラケット3,4とが遮蔽パネル7を介して門形状に連結されているので、開口部20に高い剛性を与え、歪みや変形を低減させる事ができる。この様に開口部20の剛性を向上させるリンフォース5にストライカ6が設けられているから、ストライカ6がステアリングメンバ2から遠く離れた位置に設けられていても、ステアリングメンバ2によるストライカ6の支持強度を強くすることができる。
[カップホルダ8及びカップホルダ8の取り付け構造]
図2,図3,図6,図8に示すように、前記開口部20の他方の上端部部分20J2と前記他方のリンフォース部分52とに引き出し式のカップホルダ8が固定されている。つまり、カップホルダ8を介してリンフォース5がインストルメントパネル本体15に固定されている。
カップホルダ8は樹脂製であり、容器を保持する容器保持体81と、容器保持体81を出退自在に収納するケース82とを備えている。また、ケース82の車室内側の前端部から上側フランジ82F1が上方に張り出すとともに、ケース82の下壁82Kの前後方向中間部(下壁82Kの前半部)から下側フランジ82F2が下方に張り出している。そして、開口部20の他方の上端部部分20J2(図5,図8参照)に前記上側フランジ82F1が固定され、他方のリンフォース部分52(図5,図8参照)に下側フランジ82F2が固定されている。
上側フランジ82F1には複数のビス挿通孔8aが形成され、このビス挿通孔8aに挿通されたビス13aが、開口部20の他方の上端部部分20J2に形成されたビス穴1f,1gに螺合されている(図5,図8参照)。また、下側フランジ82F2にビス挿通孔8bが形成され、このビス挿通孔8bに挿通されたビス13aが、他方のリンフォース部分52に形成された雌ねじ部5gに螺合されている。
さらに、上側フランジ82F1に、複数のビス挿通孔8aに各別に隣接する複数のボス挿通孔8X,8Yが形成され、開口部20の他方の上端部部分20J2に突設された複数のボスが前記複数のボス挿通孔8X,8Yに各別に挿通している。これにより、先に複数のボス挿通孔8X,8Yに複数のボスを各別に差し込むことにより、自動的にボスのビス穴1f,1gとビス挿通孔8aが一致するので、締め付けの作業性が向上する。また、上側フランジ82F1を開口部20の他方の上端部部分20J2に強固に固定することができる。
また、下側フランジ82F2に、ビス挿通孔8bに隣接するボス(図示せず)が車室内とは反対側に突出する状態に形成され、他方のリンフォース部分52に、前記雌ねじ部5gに隣接するボス挿通孔5Vが形成されている(図5参照)。そして、前記下側フランジ82F2のボスが他方のリンフォース部分52のボス挿通孔5Vに挿通している。これにより、先にボス挿通孔5Vにボスを差し込むことにより、自動的に雌ねじ部5gとビス挿通孔8bが一致するので、締め付けの作業性が向上する。また、下側フランジ82F2を他方のリンフォース部分52に強固に固定することができる。
前記開口部20の他方の上端部部分20J2と他方のリンフォース部分52とに引き出し式のカップホルダ8が固定されているから、カップホルダ8を介してインストルメントパネル本体15とリンフォース5を連結することができ、より車幅方向に広い範囲にわたってリンフォース5を配置することができる。そして、カップホルダ8により開口部20の上端部20Jの剛性を向上させることができ、インストルメントパネル本体15とリンフォース5によるカップホルダ8の支持も強固にできるという相乗効果を得ることができる。
[別実施形態]
(1) 前記ステアリングメンバ2から延出したブラケット3,4に前記開口部20の両側部20Sが固定されていてもよい。
(2) 前記ステアリングメンバ2から延出したブラケット3,4に前記両側部20Sと開口部20の下端部20Kとの両方が固定されていてもよい。
2 ステアリングメンバ
3,4 ブラケット
5 リンフォース
5K 屈曲部
6 ストライカ
7 遮蔽パネル
7A 遮蔽パネルの車室内側の一端部
7B 遮蔽パネルの他端部
8 カップホルダ
11 グローブボックス
15 インストルメントパネル本体
17 前壁
18 側壁(第1側壁、インストルメントパネル本体の側壁)
20 開口部(インストルメントパネル本体の開口部)
20J 開口部の上端部
20J1 上端部部分(一方の上端部部分)
20J2 上端部部分(他方の上端部部分)
20K 下端部(開口部の下端部)
20S 側部(開口部の側部)
20U 開口部の上端部の裏面
30 物品収納部
37 係合部(フック)
51 リンフォース部分(一方のリンフォース部分)
52 リンフォース部分(他方のリンフォース部分)
71 上壁
72 奥壁
72C,72D 奥壁の車幅方向の両端部
73 立ち上がり壁
74 側壁(第2側壁、遮蔽パネルの側壁)
76 第2の物品収納部
77 開口部(第2物品収納部の開口部)
78 連結片
79 周壁
81 容器保持体
82 ケース
82F1 上側フランジ
82F2 下側フランジ
82K ケースの下壁
S 空間
W 車幅方向

Claims (7)

  1. インストルメントパネル本体の車室内側の前壁に開口部が形成され、
    前記インストルメントパネル本体の前記開口部の奥側にグローブボックスが設けられているインストルメントパネルであって、
    ステアリングメンバから延出したブラケットに前記開口部の両側部及び/又は下端部が固定され、
    前記グローブボックス側の係合部を係合させるストライカを備えたリンフォースが前記開口部の上端部の裏面に固定され、
    前記開口部の奥側の物品収納部の上方を覆う遮蔽パネルの車室内側の一端部が前記リンフォースに固定され、
    前記遮蔽パネルの他端部が前記ブラケットに固定されているインストルメントパネル。
  2. 前記遮蔽パネルに車室内側に開口する第2の物品収納部が形成され、
    前記第2の物品収納部の開口部の周部が前記リンフォースに固定されている請求項1記載のインストルメントパネル。
  3. 前記遮蔽パネルは、上壁と、前記上壁の車室内とは反対側の端部から下方に延びる奥壁と、前記上壁の車室内側の端部から上方に立ち上がる立ち上がり壁とを備え、
    前記立ち上がり壁と共に前記第2の物品収納部を形成する周壁が前記上壁に立設されて、前記上壁と周壁と立ち上がり壁とで前記第2の物品収納部が形成され、
    前記立上がり壁に前記第2の物品収納部の開口部が形成されている請求項2記載のインストルメントパネル。
  4. 前記ブラケットは前記ステアリングメンバから一対、車幅方向に互いに間隔を空けて延出し、
    前記奥壁の車幅方向の両端部が前記一対のブラケットに各別に固定されている請求項3記載のインストルメントパネル。
  5. 前記遮蔽パネルは、前記上壁の車幅方向の両端部から下方に延びる側壁を備え、
    前記側壁と前記奥壁の間には空間が形成され、
    前記側壁の下端部と前記奥壁の車幅方向の端部の下端部とが連結片を介して連結し、
    前記側壁は前記上壁よりも薄肉に設定されている請求項3又は4記載のインストルメントパネル。
  6. 前記リンフォースは長手方向中間部が屈曲したクランク状に形成され、
    前記リンフォースの長手方向中間部の屈曲部を挟んで位置する一対のリンフォース部分のうち一方のリンフォース部分は、車幅方向で区分けされた前記開口部の左右一対の上端部部分のうち一方の上端部部分に固定され、
    他方のリンフォース部分は前記インストルメントパネル本体の内部の奥側に位置し、
    前記他方のリンフォース部分の前記屈曲部とは反対側の端部が前記開口部の側部に固定され、
    前記開口部の他方の上端部部分と前記他方のリンフォース部分とに引き出し式のカップホルダが固定されている請求項1〜5のいずれか一つに記載のインストルメントパネル。
  7. 前記カップホルダは、容器保持体と、前記容器保持体を出退自在に収納するケースとを備え、
    前記ケースの車室内側の前端部から上側フランジが上方に張り出すとともに、前記ケースの下壁から下側フランジが下方に張り出し、
    前記開口部の他方の上端部部分に前記上側フランジが固定され、
    前記他方のリンフォース部分に前記下側フランジが固定されている請求項6記載のインストルメントパネル。
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