JP4223529B2 - 車両の後部構造 - Google Patents

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Description

この発明は、テールゲートを備えた車両の後部構造に関し、とりわけ、テールゲートを車体に回動自在に取り付けるヒンジ部回りの構造にするものである。
所謂ワンボックスカーやワゴン車等には、車体後部に開口部が設けられ、その開口部に跳ね上げ式のテールゲートが設けられたものがある。この種の車両においては、ルーフの後端部にヒンジが設けられ、テールゲートがそのヒンジを介して上下回動可能に取り付けられている。テールゲートを取り付けるためのヒンジは、車体に確実に取り付けるためには大型で強固な構造が望まれるが、大型のヒンジは車両の意匠性の低下を招き易い。
このため、近年では、車両のルーフに設けられる断面コ字状の溝を利用し、その溝内にテールゲートを取り付けるためのヒンジを配置した車両が開発されている(例えば、特許文献1参照)。
この車両は、ルーフパネルの両側の端部とルーフサイドパネルとの接合部によって車体前後方向に沿う断面コ字状の接合部溝を形成し、その接合部溝の車体後方側の端部にヒンジ基部を固定設置するとともに、テールゲートの上端に固定設置されたゲートヒンジ部の延出端をヒンジ基部に回動自動に連結するようにしている。そして、ヒンジ基部が固定設置された車体側の接合部溝には、ヒンジ基部を覆う樹脂製のヒンジカバーが取り付けられ、ヒンジカバーの後部壁には、テールゲートの開閉作動に伴うゲートヒンジ部の回動変位を許容するための切欠き部が設けられている。
特開2005−75195号公報
しかし、この従来の車両の後部構造においては、ヒンジカバーの後部壁にゲートヒンジ部の変位を許容するための切欠き溝が形成されているため、テールゲートを閉じたときに切欠き溝が車両後方側に露出し、外観上好ましくない場合がある。
そこでこの発明は、テールゲート取付部の外観の向上を図ることのできる車両の後部構造を提供しようとするものである。
上記の課題を解決する請求項1に記載の発明は、車両のルーフパネル(例えば、後述の実施形態におけるルーフパネル5)の側端部とルーフサイドパネル(例えば、後述の実施形態におけるルーフサイドパネル6)との接合部によって車体前後方向に沿う断面コ字状の接合部溝(例えば、後述の実施形態における接合部溝7)が形成され、この接合部溝の車体後方側の端部に、ヒンジ手段(例えば、後述の実施形態におけるヒンジ4)を介してテールゲート(例えば、後述の実施形態におけるテールゲート2)が開閉自在に取り付けられた車両の後部構造において、前記ヒンジ手段が、前記接合部溝内に固定されるヒンジ基部(例えば、後述の実施形態におけるヒンジ基部8)と、このヒンジ基部に回動自在に連結されるとともに前記テールゲートに固定されるゲートヒンジ部(例えば、後述の実施形態におけるゲートヒンジ部18)と、を備えて成り、前記接合部溝の車体後方側の端部に、前記ヒンジ基部を覆うヒンジカバー(例えば、後述の実施形態におけるヒンジカバー9)が設けられるとともに、このヒンジカバーの後部壁(例えば、後述の実施形態における後部壁11)に、前記ヒンジ基部との連結部から延出した前記ゲートヒンジ部の回動変位を許容して前記ゲートヒンジ部が通過する切欠き部(例えば、後述の実施形態における切欠き部21)が設けられ、前記テールゲートの上端部のうちの、テールゲートの閉時に前記ヒンジカバーの後部壁に対向する位置に、前記切欠き部を隠蔽する後部遮蔽部材(例えば、後述の実施形態における後部遮蔽部材23)が設けられ、前記後部遮蔽部材には、前記テールゲートの骨格パネルの上部前方側の角部に係止される係止片が設けられていることを特徴とする。
これにより、テールゲートの開閉動作に伴いゲートヒンジ部の延出端がヒンジカバーの後部壁の切欠き内を変位するようになり、テールゲートが閉じられた状態においては、テールゲートの上端部に設けられた後部遮蔽部材がヒンジカバーの切欠き部を覆い隠すようになる。また、後部遮蔽部材には、テールゲートの骨格パネルの上部前方側の角部に係止される係止片が設けられているため、後部遮蔽部材が骨格パネルの角部に位置決め状態で安定的に支持されるようになる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の車両の後部構造において、前記後部遮蔽部材は、前記テールゲートが閉じられた状態で、前記ヒンジカバーの外面形状に連続する形状に形成されていることを特徴とする。
これにより、テールゲートの閉時には、車体ルーフ側のヒンジカバーとテールゲート側の後部遮蔽部材が連続した外形を成すようになる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の車両の後部構造において、前記係止片には、前記骨格パネルの角部に設けられたヘミング加工部(例えば、後述の実施形態におけるヘムフランジ16)に当接するヘム当接部(例えば、後述の実施形態におけるヘム当接部24a)が設けられていることを特徴とする。
これにより、後部遮蔽部材が強度的に有利な骨格パネルのヘミング加工部にさらに安定的に支持されるようになる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両の後部構造において、前記後部遮蔽部材のうちの、前記係止片から離間した部位が、前記骨格パネルにクリップ(例えば、後述の実施形態における樹脂クリップ28)によって固定されていることを特徴とする。
これにより、後部遮蔽部材は、係止片を骨格パネルの角部に係止させた状態で、クリップによって安定的に取り付けられるようになる。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の車両の後部構造において、前記後部遮蔽部材のうちの、前記骨格パネルの車外側面に対面する位置には、前記後部遮蔽部材の取り付け姿勢を保持する弾性部材からなる姿勢保持手段(例えば、後述の実施形態におけるリブ30および弾性部材31)が設けられていることを特徴とする。
これにより、後部遮蔽部材は姿勢保持手段によって常に安定姿勢を保持されるようになる。
請求項1に記載の発明によれば、テールゲートが閉じられた状態において、ヒンジカバーの切欠き部がテールゲートの上端部の後部遮蔽部材で覆い隠されるようになるため、テールゲート取付部の外観を確実に向上させることができる。また、係止片を骨格パネルの角部に係止させることにより、後部遮蔽部材をテールゲートの骨格パネルに容易に、かつ精度良く取り付けることが可能になる。
請求項2に記載の発明によれば、テールゲートを閉じた状態でヒンジカバーと後部遮蔽部材が連続した外形を成すようになるため、テールゲート取付部の外観をさらに向上させることができる。
請求項3に記載の発明によれば、係止片に設けられたヘム当接部を、骨格パネル側の強度的に有利なヘミング加工部に当接させることにより、後部遮蔽部材を骨格パネルにさらに強固に取り付けることが可能になる。
請求項4に記載の発明によれば、係止片による骨格パネルの角部への係止と、クリップ止めによって遮蔽部材を骨格部材に固定できるため、後部遮蔽部材をテールゲートに対して容易に、かつ安定的に取り付けることが可能になる。
請求項5に記載の発明によれば、弾性部材からなる姿勢保持手段によって後部遮蔽部材を常に安定姿勢に保持することができるため、テールゲートの開閉に伴う衝撃が頻繁に加わる状況下においても後部遮蔽部材を安定姿勢に保持し、車両の外観品質を維持することが可能になる。
以下、この発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の説明においては、テールゲート2についての「上」、「下」とは、テールゲート2が閉じられた状態での上と下を夫々意味するものとする。
図1は、この発明にかかる後部構造を採用した車両1を斜め後方から見た斜視図である。車両1の車体後部にはドア開口部3が設けられ、このドア開口部3の上部に、図4,図5に示すヒンジ4(ヒンジ手段)を介してテールゲート2が上下方向に開閉可能に取り付けられている。
図2は、図1のA部の拡大斜視図である。図1とともに参照すると、車両のルーフを成すルーフパネル5は、その車幅方向両側部がルーフサイドパネル6に接合されている。ルーフパネル5とルーフサイドパネル6の接合部は車室内側に段差状に屈曲し、その接合部によって車体前後方向に沿うように断面略コ字状の接合部溝7が形成されている。
図4,図5は、図2のB−B断面に対応するテールゲート2を閉じた状態における断面図と、テールゲート2を開いた状態における断面図である。これらの図に示すように接合部溝7の車体後方側の端部には、テールゲート2を取り付けるためのヒンジ4のヒンジ基部8が固定設置されるとともに、ヒンジ基部8の上方を覆う樹脂製のヒンジカバー9が取り付けられている。このヒンジカバー9は、その前端部が接合部溝7に被着されるルーフモール10に連続するように形成されるとともに、その後端部に、接合部溝7の車体後方側の端部を閉塞する後部壁11が形成されている。
一方、テールゲート2は、鋼板材から成る骨格パネル12にドアガラス13やガーニッシュ14、図示しない内装パネル等が取り付けられており、骨格パネル12の上縁部は車体ルーフの後部コーナ形状に沿って車体前方側に屈曲している。
骨格パネル12は、図4,図5に示すようにアウタ側とインナ側のパネル材12A,12Bが重合され、両パネル材12A,12Bの外周縁部がヘミング加工によって接合されている。なお、図中16は、ヘミング加工時に折り曲げられてできたヘムフランジ(ヘミング加工部)である。また、骨格パネル12の上縁部のうちの、車幅方向両側の裏面には、先端部がヒンジ基部8に連結されたヒンジ4のゲートヒンジ部18が固定設置されている。
ここで、ルーフ側のヒンジ基部8には、車体後方側の端部から上方に隆起する支持片19が一体に形成され、この支持片19の上端部にゲートヒンジ部18の延出片20が回動自在に連結されている。ゲートヒンジ部18の延出片20は、テールゲート2の骨格パネル12の上端部裏面から前方側に突出するとともに、その先端側が上方側に略L字状に屈曲し、その屈曲端20aがヒンジ基部8の支持片19に回動自在に支持されている。ゲートヒンジ部18の延出片20は、図4および図5に示すように、テールゲート2の開閉作動に応じてヒンジ基部8との連結部を中心として上下方向に揺動する。このため、ゲート基部8を覆う前記ヒンジカバー9の後部壁11には、延出片20の上下の揺動作動を許容するためのスリット状の切欠き部21が形成されている。
図6は、テールゲート2の上部の分解斜視図である。同図に示すように、テールゲート2の骨格パネル12の上縁部の車幅方向両側には略直角な角部22が設けられ、この各角部22の上面側に、ヒンジカバー9の後部壁11に対峙する後部遮蔽部材23が取り付けられている。
図3は、後部遮蔽部材23の平面図であり、図7(a),(b)は、図3のC−C断面に対応する断面図と、図3のD−D断面に対応する断面図である。
後部遮蔽部材23は、ルーフモール10やヒンジカバー9と同様の樹脂材料によって下方に開口する半割り状の箱型断面に形成され、ヒンジカバー9の後部壁11に対峙することによって後部壁11の切欠き部21を外部から隠蔽する。また、この後部遮蔽部材23は、図2,図3に示すように平面視がほぼ略方形状に形成され、その車幅方向の幅がヒンジカバー9と同幅に形成されるとともに、テールゲート2を閉じた状態における前端部の突出高さが、図2,図4に示すようにヒンジカバー9と同高さになっている。そして、この後部遮蔽部材23は、前端部から後端部にかけてが滑らかに後方に傾斜し、ヒンジカバー9の車外側の露出部の外形に連続するように形成されるとともに、テールゲート2の骨格パネル12の外面側の湾曲形状に視覚的に連続するようになっている。
後部遮蔽部材23の車両前方側の前部壁23aと車幅方向外側の側部壁23bの連接コーナ付近には、図3および図6に示すように前部壁23aと側部壁23bから後部遮蔽部材23の内側方向に略L字状に屈曲する係止片24が延設されている。この係止片24は、後部遮蔽部材23を骨格パネル12の上面側に設置する際に、角部22の裏面側に回り込ませることによって後部遮蔽部材23を角部22に位置決め状態で係止する。そして、係止片24の内側面はヘム当接部24aとされ、強度的に有利な骨格パネル12のヘムフランジ16に当接するようになっている。また、係止片24の延出端には係止溝25が設けられ、その係止溝25に樹脂グロメット26が取り付けられている。樹脂グロメット26は先端部に球状の頭部26aが設けられ、基部側を係止溝25に取り付けた状態で頭部26aが骨格パネル12の背面に当接するようになっている。
後部遮蔽部材23の裏面のうちの、係止片24のあるコーナと対角側のコーナの付近には、図3および図7(a)に示すようにクリップ係止部27が設けられ、このクリップ係止部27に樹脂クリップ28が取り付けられている。この樹脂クリップ28は、係止片24を骨格パネル12の角部22に係止させた状態で後部遮蔽部材23を角部22の上面に重合したときに、骨格パネル12上の取付孔29(図6参照)に上方から押し込むことによって嵌合される。
また、後部遮蔽部材23の内側には、前部壁23aおよび側部壁23bを含む周壁に沿って複数のリブ30(図7(b)参照)が突設され、各リブ30の端面がシート状の弾性部材31(図3参照)を介して骨格パネル12の上面に当接するようになっている。弾性部材31としては、例えば、ソリッドゴムや発砲ゴムを用いることができるが、この実施形態の場合、前部壁23aと側部壁23bに沿うリブ30に対応する位置にはソリッドゴムが用いられ、その他の壁に沿うリブ30に対応する位置には発砲ゴムが用いられている。各リブ30と弾性部材31は、骨格パネル12に取り付けられた後部遮蔽部材23の姿勢を安定させるように機能し、後部遮蔽部材23の姿勢保持手段を構成している。
以上のように、この車両1の後部構造においては、テールゲート2の上端部のうちの、ルーフ部左右のヒンジカバー9の後部壁に対向する位置に後部遮蔽部材23が設けられているため、テールゲート2を閉じた状態において、各ヒンジカバー9の切欠き部21を後部遮蔽部材23によって覆い隠し、切欠き部21が車外側からの外観を低下させる不具合を無くすことができる。
特に、この実施形態の後部遮蔽部材23においては、ルーフモール10やヒンジカバー9と同材質の樹脂材料で形成されるとともに、外形もヒンジカバー9から車体後方側に滑らかに連続するように形成されているため、車両外部から見た場合の違和感がなく、その点からも車両の外観が向上する。
また、この実施形態の場合、後部遮蔽部材23の前部壁23aと側部壁23bの下端位置にテールゲート2側の骨格パネル12の角部22に回り込む係止片24が設けられ、その係止片24によって後部遮蔽部材23が角部22に位置決め状態で支持されるようになっているため、後部遮蔽部材23を骨格パネル12に容易に、かつ精度良く取り付けることができる。
特に、この実施形態では、係止片24の裏面がヘム当接部24aとなり、骨格パネル12のヘムフランジ16に当接するようになっているため、後部遮蔽部材23を強度的に有利なヘミング加工部を利用して強固に取り付けることができる。
また、係止片24には樹脂グロメット26が取り付けられ、そのグロメット26の球状の頭部26aが骨格パネル12の裏面に当接するようになっているため、後部遮蔽部材23を骨格パネル12にガタつきなく安定的に支持させることができる。
さらに、この実施形態の後部遮蔽部材23の場合、係止片24を骨格パネル12の角部22に係止させた状態において、係止片24と離間した部位を樹脂クリップ28で骨格パネル12に係合させるようになっているため、後部遮蔽部材23を容易に、かつ安定的に骨格パネル12に取り付けることができる。
また、この実施形態では、後部遮蔽部材23の周壁の内側に複数のリブ30が突設され、リブ30と骨格パネル12の間に弾性部材31を挟み込むようにして、後部遮蔽部材23が骨格パネル12に取り付けられているため、テールゲート2の開閉動作によって衝撃が頻繁に加わった場合にあっても、後部遮蔽部材23を常時安定姿勢に維持することができる。したがって、この車体1の後部構造を採用した場合には、後部遮蔽部材23をガタつきやずれ等を招くことなく、所定の位置に常に維持することができる。
なお、この発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。
この発明の一実施形態を示す車両後部の斜視図。 同実施形態を示す図1のA部の拡大斜視図。 同実施形態を示す後部遮蔽部材の平面図。 同実施形態を示す図2のB−B断面に対応するテールゲートを閉じた状態における断面図。 同実施形態を示す図2のB−B断面に対応するテールゲートを開いた状態における断面図。 同実施形態を示す後部遮蔽部材の取付部の分解斜視図。 同実施形態を示す図3のC−C断面に対応する断面図(a)と、図3のD−D断面に対応する断面図(b)を併せて記載した図。
符号の説明
2…テールゲート
4…ヒンジ(ヒンジ手段)
5…ルーフパネル
6…ルーフサイトパネル
7…接合部溝
8…ヒンジ基部
9…ヒンジカバー
11…後部壁
12…骨格パネル
16…ヘムフランジ(ヘミング加工部)
18…ゲートヒンジ部
21…切欠き部
22…角部
23…後部遮蔽部材
24…係止片
24a…ヘム当接部
28…樹脂クリップ(クリップ)
30…リブ(姿勢保持手段)
31…弾性部材(姿勢保持手段)

Claims (5)

  1. 車両のルーフパネルの側端部とルーフサイドパネルとの接合部によって車体前後方向に沿う断面コ字状の接合部溝が形成され、この接合部溝の車体後方側の端部に、ヒンジ手段を介してテールゲートが開閉自在に取り付けられた車両の後部構造において、
    前記ヒンジ手段が、前記接合部溝内に固定されるヒンジ基部と、このヒンジ基部に回動自在に連結されるとともに前記テールゲートに固定されるゲートヒンジ部と、を備えて成り、
    前記接合部溝の車体後方側の端部に、前記ヒンジ基部を覆うヒンジカバーが設けられるとともに、
    このヒンジカバーの後部壁に、前記ヒンジ基部との連結部から延出した前記ゲートヒンジ部の回動変位を許容して前記ゲートヒンジ部が通過する切欠き部が設けられ、
    前記テールゲートの上端部のうちの、テールゲートの閉時に前記ヒンジカバーの後部壁に対向する位置に、前記切欠き部を隠蔽する後部遮蔽部材が設けられ、
    前記後部遮蔽部材には、前記テールゲートの骨格パネルの上部前方側の角部に係止される係止片が設けられていることを特徴とする車両の後部構造。
  2. 前記後部遮蔽部材は、前記テールゲートが閉じられた状態で、前記ヒンジカバーの外面形状に連続する形状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両の後部構造。
  3. 前記係止片には、前記骨格パネルの角部に設けられたヘミング加工部に当接するヘム当接部が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の車両の後部構造。
  4. 前記後部遮蔽部材のうちの、前記係止片から離間した部位が、前記骨格パネルにクリップによって固定されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両の後部構造。
  5. 前記後部遮蔽部材のうちの、前記骨格パネルの車外側面に対面する位置には、前記後部遮蔽部材の取り付け姿勢を保持する弾性部材からなる姿勢保持手段が設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の車両の後部構造。
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