JP3907117B2 - 車両のテールゲート構造 - Google Patents

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本発明は、車両において、上縁近傍を回動軸として上下方向に回動開閉するテールゲートの構造に関するものである。
一般に、ワンボックスカーやワゴン車等、後部の荷室周りを重視した車両は、車両の後面全体に大きな開口部が得られるように、車両の後部上方において車幅方向に沿った回動軸を中心に上下方向に回動開閉するテールゲートを備えたタイプが多く、この場合、テールゲートは、前記回動軸に枢支された一対のヒンジ部材を介して回動する構造が主流となっている(例えば、特許文献1参照)。
また、テールゲートは重量物であることから、通常、上方に開いた際にその開時状態を維持するため、車体とテールゲートとの間には支持用のオープンステーを介在させる場合が多い。オープンステーの具体例としては、テールゲートを手動で上方に押し開く際の力の軽減機能も担うダンパステーが挙げられる(例えば、特許文献2参照)。このようなダンパステー等のオープンステーはテールゲートの両側端部に一対として設けられることもあるが、近年では、車両の経済性を考慮して、或いはこのオープンステーは荷物の積み出し時の妨げとなりやすいことから利便性を考慮して、テールゲートの一方の側端部のみに設けたタイプも多い。
特開2001−105867号公報(段落0021〜0022、図11及び図13) 特開2000−158942号公報(段落0009、図7)
オープンステーが両側端部に設けられたテールゲートの場合には、開閉動作時や全開時において各オープンステーから受ける反力がテールゲートに左右均一に加わることになるが、オープンステーが一方の側端部のみに設けられたテールゲートの場合、オープンステーが取り付けられた側のみに反力が集中することになる。その結果、前記一対のヒンジ部材に関する取り付け位置を全くの左右対称とした場合には、テールゲートと車体との組み付け時において、オープンステーが取り付けられていない側がその自重によって肩下がり気味に撓み、テールゲートの左右間に偏差が生じやすくなってしまうという問題がある。
このようなとき従来にあっては、テールゲート及びオープンステーを車体に組み付ける際に前記偏差分を吸収するような調整作業を要しており、具体例としては一方のヒンジ部材側に調整用のシムを追加する等、いわゆる見込み代を介在させる手法を採っていた。しかし、シムによる調整作業等は作業効率の低下を招きやすく、特にこのような見込み代を前提とした組み付け作業は、定量性及び安定性という観点からすれば困難が伴うものであり、ある程度の熟練度も要求される。また、テールゲートやオープンステー等、複合的な部品構成の場合には見込み代の的確な解析が困難となりやすい。
本発明は、このような問題を解消するために創作されたものであり、シム等の調整作業を要することなく、テールゲートの組み付け作業が容易に行える車両のテールゲート構造を提供することを目的としている。
前記課題を解決するため、本発明は、上縁近傍を回動軸として一対のヒンジ部材を介して上下方向に回動開閉自在であり、且つ、上方への開時における支持用のオープンステーが一方の側部のみに設けられた車両用テールゲートに関する構造であって、前記各ヒンジ部材は、その一端側が車体側の前記回動軸に連結されるとともに他端側がゲート取り付け部を介してテールゲート側に連結され、テールゲートが閉時の状態において、前記ゲート取り付け部が前記回動軸よりも下方に位置するように構成され、テールゲートが閉時の状態において、前記オープンステーが設けられる側の一方のヒンジ部材のゲート取り付け部の位置は、テールゲートの前記オープンステーが設けられていない側の自重によって生ずるテールゲート開時でのテールゲートの左右間の撓みの偏差を予め吸収するように、他方のヒンジ部材のゲート取り付け部よりも下方に設定されている構成とした。
当該構成によれば、オープンステーの組み付け工程において、オープンステーからの反力に起因するテールゲートの左右間の偏差、具体的にはオープンステーが設けられていない側の撓みの補正に対して、シム等の調整作業を要することなく、その偏差分を、ヒンジ部材単品の状態として予め吸収できることとなる。したがって、車体に対するテールゲートの組み付け時、またはオープンステーの取り付け時の調整作業が不要となり、作業効率が向上することとなる。
また、前記ヒンジ部材はテールゲートの開閉方向を含む面に沿って延在し、前記ゲート取り付け部は車両の幅方向に貫通するゲート取り付け孔として形成される構成とした。
当該構成によれば、テールゲートの開閉時に、ヒンジ部材には延在する面方向に開閉荷重が作用することから、この開閉荷重に対する強度を確保することができる。したがって、ヒンジ部材の外形及び板厚が小さくて済み、軽量化及びコストダウンを図ることができる。
また、前記ヒンジ部材は、前記ゲート取り付け部を介してテールゲートの側面部に固定される構成とした。
当該構成によれば、ヒンジ部材の組み付け作業を、開放空間となるテールゲートの横位置で行えることとなり、組み付け作業が容易に行えるとともに、テールゲートに対するヒンジ部材の具体的な取り付け箇所の視認性も向上することになる。また、ヒンジ部材と側面部との固定部には、テールゲートの開閉時において、ヒンジ部材がテールゲートから剥離する方向ではなく、せん断方向に力が加わる構造となることから、ボルト締め等の締結手段によって大きな固定強度が得られるものである。
さらに、前記ヒンジ部材は、前記テールゲートに対して車両の前後方向及び上下方向に調整可能に設けられる構成とした。
当該構成によれば、テールゲートをヒンジ部材に取り付ける際に取り付け位置の誤差のばらつきを簡単に調整できるので、ヒンジ部材とテールゲートとの互いの組み付け精度を簡単な作業で向上させることができる。
また、前記ヒンジ部材は、車両のルーフパネルに左右一対として形成される接合溝部に設けられる構成とした。
当該構成によれば、ルーフパネルに対するヒンジ部材の取り付け部位の突設を防止できる。この場合、例えば本実施形態のように接合溝部にヒンジカバー部材を取り付けることにより、ヒンジ部材の取り付け部位を覆うことができ、外観の意匠性も向上する。
本発明によれば、オープンステーの組み付け工程において、オープンステーからの反力に起因するテールゲートの左右間の偏差、具体的にはオープンステーが設けられていない側の撓みの補正に対して、シム等の調整作業を要することなく、その偏差分を、ヒンジ部材単品の状態として予め吸収できることとなる。したがって、車体に対するテールゲートの組み付け時、またはオープンステーの取り付け時の調整作業が不要となり、作業効率が向上することとなる。
以下では、ワンボックスタイプの車両に本発明を適用した形態について説明する。図1はテールゲート構造の各構成部材を分解した状態で示す斜視説明図、図2は、ヒンジ部材とヒンジカバー部材を示す斜視図、図3はヒンジ部材周りの構造を示す側断面説明図であり、(a)はテールゲート1が全閉時の状態、(b)は全開時の状態を示す。
図1に示すように、本発明に係る車両のテールゲート構造は、車体4の後面に形成された開口部4aに取り付けられるテールゲート1と、車両の後部上方に取り付けられ、テールゲート1を上下方向に回動開閉可能に支持する左右一対のゲートヒンジ部材(以降、単にヒンジ部材という)2と、テールゲート1と車体4とを連結し、テールゲート1の一方の側部のみに取り付けられるオープンステー3と、を主な構成部材としている。
オープンステー3は、テールゲート1の一方の側部(本実施形態では右側の側部)に取り付けられている。オープンステー3としては例えば公知のガスダンパーが適用される。このガスダンパーは、使用者がテールゲート1を手動で開く際にはその力を助成すべく、テールゲート1を開く状態側に回動付勢する付勢力を有し、テールゲート1を閉める際には適宜な抵抗力を有するものである。
各ヒンジ部材2はヒンジ取り付け座5を介して車体4に取り付けられる。各ヒンジ取り付け座5は、車両の後方上部において、車両のルーフパネルRの側端辺6と、ルーフサイドフレームSの上側端辺7とによって形成される左右一対の接合溝部8の底部9に固設される。ルーフパネルRの内側には、車幅方向に延設されるルーフ補強部材、センタピラー(共に図示せず)等が配置され、ルーフパネルR、ルーフサイドフレームS等と結合されて車体4の基本フレームを構成する。
ヒンジ取り付け座5は、図2に示すように、前記底部9(図1参照)に接面して固設される平板状の基板部5aと、この基板部5aの側部に立設されたヒンジ枢支板部5bと、後に詳述するヒンジカバー部材10を取り付けるためのカバー取り付け部5cとを備えた構成からなる。基板部5aの底面には、底部9(図1)に穿設された取り付け孔9a,9b(図1)に嵌着される取り付けピン5dが突設されている。取り付けピン5dとしては例えばリベット等である。カバー取り付け部5cは、一方の取り付けピン5dの頭部の上方に形成される脚部5eと、脚部5eの上面に穿設された係合孔5fとを有した構成からなる。ヒンジ枢支板部5bには、車幅方向を軸方向とする回動軸11が形成され、この回動軸11を中心として回動するようにヒンジ部材2が取り付けられる。
ヒンジカバー部材10は、接合溝部8(図1)に取り付けられることでヒンジ取り付け座5を覆う部材であり、長手方向(車両の前後方向)の両端部において狭端部10aと広端部10bとを有する略三角板状のカバー基体10cと、狭端部10aに設けられたモール連結部10dと、前記係合孔5fに係合する係合部10eと、広端部10bに設けられたカバー部10fとを備えた構成からなる。モール連結部10dは、カバー基体10cの狭端部10aと、この狭端部10aの下面から分岐して車両前方側に延設された係合舌部10gとから構成される。狭端部10aの下面には、係合舌部10gに向けて上係止突条10hが車幅方向に沿って突設されている。係合舌部10gの上面には、上係止突条10hに対応して下係止突条10iが突設される。係合部10eは、カバー基体10cの下面に形成された中空箱形状の基台10jと、この基台10jの下面に取り付けられ、弾性変形が可能な係合ピン12とから構成される。また、カバー基体10cの広端部10bには、回動するヒンジ部材2を挿通させるための逃げ溝10kが形成されている。
図1において、接合溝部8の車両前方寄りの部位にはルーフモール13が嵌装され、これと前後して、以上の構成からなるヒンジカバー部材10を取り付ける際には、図2において、モール連結部10dの狭端部10aと係合舌部10gとの間でルーフモール13(図1)の後端を挟装するとともに、係合ピン12を係合孔5fに係合させる。これにより図1において、ヒンジカバー部材10が接合溝部8の後部に取り付けられた際には、ルーフモール13の上面とヒンジカバー部材10の上面とが面一状としてなだらかに連なるように構成される。
さて、図2にも示すように、ヒンジ部材2は、車両前方側において前記回動軸11に枢支される回動腕部2aと、この回動腕部2aと一体に形成され、テールゲート1の取り付け支持部となるゲート支持部2bとを備えた形状からなる。ヒンジ部材2は、例えば鋼板プレス製品からなり、本実施形態では略平板状部材として形成されており、その板面は、ほぼテールゲート1の開閉方向を含む面、つまり車両の前後方向に沿った鉛直面に延在している。
テールゲート1において、図1に示すように、車両室内に臨む面側の左右の縁部近傍には、室内側に向けて、且つテールゲート1の上下方向に沿って立設するように側面部1aが形成されている(図1では右側の側面部1aのみ示されている)。テールゲート1は、この側面部1aがヒンジ部材2のゲート支持部2bに接面する態様として取り付けられる。具体的に説明すると、図3に示すように、ヒンジ部材2は、側面視して略くの字形状を呈するように若干、屈曲成形されており、その凹部側が室内に臨むように配設されたうえで、ゲート支持部2bがテールゲート1の側面部1aの上部と連結する。
図3(a)に示すように、テールゲート1が全閉時の状態において、ゲート支持部2bには、テールゲート1の上縁側に位置するゲート取り付け部21と、このゲート取り付け部21よりも下方に位置したゲート取り付け部22とが設けられている。テールゲート1が全閉時の状態において、これら各ゲート取り付け部21、22は前記回動軸11よりも下方に位置しており、本実施形態では回動軸11よりも車両の後方側に位置している。また、本実施形態では、各ゲート取り付け部21、22は、車両の幅方向に貫通するゲート取り付け孔として形成されている。これにより、テールゲート1はその側面部1aの部位にて、孔として形成される各ゲート取り付け部21、22を介して、図示しない固定ボルトによりヒンジ部材2に連結固定される。なお、両ゲート取り付け部21、22間には、テールゲート1の組み付け時に使用する治具(図示せず)を仮止めするためのボルトの挿入用孔23、24が穿設されている。
本発明は、図3(a)に示すテールゲート1が閉時の状態において、オープンステー3(図1)が設けられる側のヒンジ部材2のゲート取り付け部21、22の位置を、他方のヒンジ部材2のゲート取り付け部21、22の位置よりも下方に設定したことを主な特徴とするものである。図3は前記したように車両を側断面視した図であるから、一対のヒンジ部材2が互いに重なって見える状態である。そこで、以下では、便宜上、図3(a)において図示されているヒンジ部材2(車両の左側に位置するヒンジ部材であり、オープンステー3(図1)が設けられていない側のヒンジ部材である)には符号2Aを付し、その距離寸法に関して符号L1、L3を付し、紙面奥側に位置したヒンジ部材2(車両の右側に位置するヒンジ部材であり、オープンステー3が設けられた側のヒンジ部材である)には符号2Bを付し、その距離寸法に関して符号L2、L4を付して説明する。
ヒンジ部材2Bにおける回動軸11の中心と各ゲート取り付け部21、22(それぞれ孔の中心を指す)との鉛直方向に関する距離寸法L2、L4は、ヒンジ部材2Aにおける同距離寸法L1,L3よりも大きい値となっている。つまり、ヒンジ部材2A,2Bの両者における回動軸11の位置は同一の高さに設定されていることから、ヒンジ部材2Bのゲート取り付け部21、22の位置が、ヒンジ部材2Aのゲート取り付け部21、22の位置よりも下方に位置することとなる。本実施形態では、ヒンジ部材2A側の距離寸法L1、L3をそれぞれ22.5mm、78.7mmに設定したのに対し、ヒンジ部材2B側の距離寸法L2、L4をそれぞれ23.1mm、79.4mmに設定している。つまり、ゲート取り付け部21において0.6mm、ゲート取り付け部22において0.7mmの寸法差が生じるように各ヒンジ部材2A,2Bが形成されている。
このように、テールゲート1が閉まった状態において、ヒンジ部材2B側のゲート取り付け部21、22の孔位置を他方の孔位置よりも予め下げて設定し、いわゆる左右非対称の孔位置に設定しておくことで、オープンステー3の組み付け工程において、オープンステー3からの反力に起因するテールゲート1の左右間の偏差、具体的にはオープンステー3が設けられていない側の撓みの補正に対して、シム等の調整作業を要することなくその偏差分を吸収できることとなる。したがって、車体4に対するテールゲート1の組み付け時、またはオープンステー3の取り付け時の調整作業が不要となり、作業効率が向上することとなる。
また、例えばゲート取り付け部21、22の貫通孔を固定ボルト(図示せず)に対して大きめの孔として穿設し、ヒンジ部材2をテールゲート1に対して車両の前後方向及び上下方向に調整可能に設ける構成とすれば、ヒンジ部材2とテールゲート1との互いの組み付け精度を簡単な作業で向上させることができる。
また、ヒンジ部材2を、テールゲート1の開閉方向を含む面に沿って延在させた形状とし、且つ、ゲート取り付け部21、22を車両の幅方向に貫通するゲート取り付け孔として形成すれば、テールゲート1の開閉時に、ヒンジ部材2には延在する面方向に開閉荷重が作用することから、この開閉荷重に対する強度を確保することができる。したがって、ヒンジ部材2の外形及び板厚が小さくて済み、軽量化及びコストダウンを図ることができる。
さらに、ヒンジ部材2をテールゲート1の側面部1aに取り付けることにより、ヒンジ部材2の組み付け作業を、開放空間となるテールゲート1の横位置で行えることとなり、組み付け作業が容易に行えるとともに、テールゲート1に対するヒンジ部材2の具体的な取り付け箇所の視認性も向上することになる。また、ヒンジ部材2と側面部1aとの固定部には、テールゲート1の開閉時において、ヒンジ部材2がテールゲート1から剥離する方向ではなく、せん断方向に力が加わる構造となることから、ボルト締め等の締結手段によって大きな固定強度が得られるものである。
また、ヒンジ部材2を、ルーフパネルRに対して凹状となる接合溝部8に設ける構成とすれば、ルーフパネルRに対するヒンジ部材2の取り付け部位の突設を防止できる。この場合、例えば本実施形態のように接合溝部8にヒンジカバー部材10を取り付けることにより、ヒンジ部材2の取り付け部位を覆うことができ、外観の意匠性も向上する。
以上、本発明について最良の形態を説明したが、各構成要素の形状やレイアウト、個数等についてはその主旨を逸脱しない範囲で適宜に設計変更が可能である。
本発明に係るテールゲート構造の各構成部材を分解した状態で示す斜視説明図である。 ヒンジ部材とヒンジカバー部材を示す斜視図である。 ヒンジ部材周りの構造を示す側断面説明図であり、(a)はテールゲートが全閉時の状態、(b)は全開時の状態を示す。
符号の説明
R ルーフパネル
1 テールゲート
1a 側面部
2 ヒンジ部材
3 オープンステー
4 車体
8 接合溝部
11 回動軸
21,22 ゲート取り付け部

Claims (5)

  1. 上縁近傍を回動軸として一対のヒンジ部材を介して上下方向に回動開閉自在であり、且つ、上方への開時における支持用のオープンステーが一方の側部のみに設けられた車両用テールゲートに関する構造であって、
    前記各ヒンジ部材は、その一端側が車体側の前記回動軸に連結されるとともに他端側がゲート取り付け部を介してテールゲート側に連結され、テールゲートが閉時の状態において、前記ゲート取り付け部が前記回動軸よりも下方に位置するように構成され、
    テールゲートが閉時の状態において、前記オープンステーが設けられる側の一方のヒンジ部材のゲート取り付け部の位置は、テールゲートの前記オープンステーが設けられていない側の自重によって生ずるテールゲート開時でのテールゲートの左右間の撓みの偏差を予め吸収するように、他方のヒンジ部材のゲート取り付け部よりも下方に設定されていることを特徴とする車両のテールゲート構造。
  2. 前記ヒンジ部材はテールゲートの開閉方向を含む面に沿って延在し、前記ゲート取り付け部は車両の幅方向に貫通するゲート取り付け孔として形成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両のテールゲート構造。
  3. 前記ヒンジ部材は、前記ゲート取り付け部を介してテールゲートの側面部に固定されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両のテールゲート構造。
  4. 前記ヒンジ部材は、前記テールゲートに対して車両の前後方向及び上下方向に調整可能に設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の車両のテールゲート構造。
  5. 前記ヒンジ部材は、車両のルーフパネルに左右一対として形成される接合溝部に設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の車両のテールゲート構造。
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