JP3835262B2 - 自動車用ドア構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車用ドア構造に関し、特に、ドアウエストラインよりも上部にヒンジ中心を有したフルパネルドアのドア構造においてヒンジ取付部およびミラー取付部の強度を確保する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車のドアにおいてヒンジ取付部を補強する構造として、例えば、実公平7−17542号公報に記載のものが知られている。
この従来技術は、ドアインナの前端部の車外側にドアインナよりも板厚の厚い金属板により形成されたドアインナレインフォースを前後方向に重ねて結合させ、さらに、ドアインナレインフォースには、車両前方を向いたヒンジ取付面を形成し、このヒンジ取付面にヒンジ部材を固定し、また、ドアインナレインフォースの上端部においてドアインナと重合する部分を後方に延長させこの延長部にドアミラー取付部を形成し、ドアアウタに当接させたドアミラーの基端部をドアミラー取付部にねじ止め固定したものである。
【0003】
この従来技術にあっては、ドアインナよりも板厚が厚く剛性の高いドアインナレインフォースによりヒンジを支持するようにしたため高い支持強度を得ることができるとともに、このドアインナレインフォースを利用してドアミラーも支持するようにしているため、高い支持剛性が得られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述の従来技術にあっては、ドアヒンジがドアの窓用開口部の下縁に沿って設けられるドアウエスト部よりも下方に配置されている。
しかしながら、ドアのデザインによっては、上下2箇所のヒンジのうちで上側のヒンジが、図1に示すように、ウエストラインWLよりも上方位置に設けられることがある。
このような構造において、ヒンジによる支持強度およびドアミラーの支持強度を確保しようとした場合、上述の従来技術を適用すると、ドアインナレインフォースを後方に延長させてドアミラーの支持強度を確保する構成であったため、窓の前端部におけるドアの枠部分が太くなり、運転者の視界を妨げてしまうという問題があった。また、上述の従来技術は、ドアインナレインフォースの板厚により剛性を確保する構成であったため、この視界を確保するためにこの部位を細くすると十分な強度を確保できないものであった。
すなわち、ヒンジ取付部は、ドア重量を支えるものでドア開閉フィーリングなどの基本的商品性に関わるため、強度・剛性を高く確保する必要があるとともに、ドアミラーが振動で振れないようにするためにも強度・剛性を確保する必要があるが、従来技術では、視界を確保するために細い構造としながら強度・剛性を確保することが難しかった。
【0005】
さらに、上述の従来技術にあっては、その組付工程において下記のような問題点もあった。
すなわち、上述の従来技術にあっては、窓ガラスの上下スライドを案内するグラスランを保持する略コの字断面形状のロアサッシュがドアインナとドアアウタの端部に溶接により結合されている。
このような従来技術にあっては、ドアを組み立てていく工程において、まず、ドアインナに対してガードビームや補強部品などと共にロアサッシュを組み付け、次に、このアッセブリ状態のドアインナをドアアウタに対して組み付けた後、ドアアウタの縁部をヘミング加工したり、必要に応じて溶接したりしてドアとして一体に組み付ける。
この組付工程の途中において、ロアサッシュはドアインナに片持ち状態で支持されており、この状態ではロアサッシュの車外側端部は前後方向に振れやすくその位置精度が定まり難く、かつ、組付加工に伴う移動中にロアサッシュを物にぶつけるおそれもあり、その場合、位置がずれる。
このロアサッシュの位置は、ドアガラスが昇降するときの窓ガラスとグラスランとの摺動抵抗に大きな影響を与え、位置精度が悪いと窓ガラスの昇降性が悪化する。
【0006】
本発明は、上述のような従来の問題点に着目して成されたもので、ドアヒンジ取付部におけるヒンジ中心がドアウエストラインよりも上方に配置され、かつこのドアヒンジ取付部にドアミラーを取り付ける自動車用ドア構造において、ドアヒンジ取付部を細く形成して視界を確保可能としつつ、ドアヒンジ取付部の強度・剛性の確保と、ロアサッシュの組付位置精度の確保とを図ることのできる自動車用ドア構造を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために本発明では、
窓開口部(11)の全周を囲んでドアアウタ(1)とドアインナ(2)とを接合してフルパネル形式のドア(D)が形成され、
前記ドアインナ(2)には、ドアヒンジ(21)を固定する車両幅方向のヒンジ取付面(2b)が形成され
このヒンジ取付面(2b)が形成されている部位には、ドアアウタ(1)とドアインナ(2)との間にヒンジ取付面(2b)を補強するドアインナレインフォース(3)が設けられているとともに、ドアミラー(23)の取付部補強を行うドアミラーレインフォース(4)が設けられているドアヒンジ取付部(12h)が設けられ、
前記ヒンジ取付面(2b)に取り付けられるドアヒンジ(21)のヒンジ中心が窓開口部(11)の下縁であるウエストライン(WL)よりも上方に配置されている自動車用ドア構造であって、
前記ドアヒンジ取付部(12h)に、
窓ガラス(WL)の上下スライドを案内するグラスラン(51)を保持する略コの字断面形状のロアサッシュ(5)と、板状のドアインナレインフォース(3)およびドアミラーレインフォース(4)とで構成される、水平断面にて閉断面となる第1閉断面(D1)を設け、
この第1閉断面(D1)の外側に、ドアアウタ(1)とドアインナ(2)とロアサッシュ(5)とで構成される、水平断面で閉断面となる第2閉断面(D2)を設けたことを特徴とする構造とした。
【0008】
なお、請求項2に記載の発明のように、請求項1に記載の自動車用ドア構造において、
前記ウエストライン(WL)に沿ってドアアウタ(1)の内側にドアアウタウエストレインフォース(31)が設けられ、
このドアアウタウエストレインフォース(31)は、前端部でドアインナレインフォース(3)と前後方向の面で結合する結合部(31f)を形成するとともに、その後方で、ドアミラーレインフォース(4)と逆T字形状を成すように前後方向の面で結合する結合部(31g)を形成してもよい。
【0009】
【発明の作用および効果】
本発明の自動車用ドア構造にあっては、以下に述べる手順でドアを組み立てることができる。
まず、組立治具上にドアインナを載置し、このドアインナに対して、ドアインナレインフォース、ロアサッシュを所定位置に配置してスポット溶接などにより固定し、さらに、ドアミラーレインフォースをスポット溶接などにより固定し、ドアインナサブアッセンブリを形成する。
次に、他の組立治具上にドアアウタを載置し、上記ドアインナサブアッセンブリを裏返ししてドアアウタの上に載置し、ドアアウタとドアインナサブアッセンブリとを結合させてドアを組み立てる。
【0010】
この組立工程において、上述のドアインナアッセンブリ状態では、ロアサッシュは、ドアミラーレインフォースとドアインナレインフォースおよびこのロアサッシュとで形成された第1閉断面と、その外側に形成されたドアインナとにより強固に固定されているため、このドアインナアッセンブリ状態で移動させたときにロアサッシュがぐらつくことが無いとともに、仮に移動中にロアサッシュなどに物が当たったとしても、位置がずれにくいもので、位置精度の安定性が格段に向上する。このロアサッシュの位置精度の安定により、組立後における窓ガラス昇降の際のグラスランの摺動抵抗が安定し、窓ガラスの昇降がスムーズに安定する。
さらに、ロアサッシュのみならず、ドアミラーレインフォースおよびドアインナレインフォースも、ロアサッシュと共に閉断面を形成して強固に固定されているため、高い位置精度の安定性を得ることができる。
加えて、請求項2に記載の発明にあっては、ドアアウタウエストレインフォースがドアインナレインフォースならびにドアミラーレインフォースに結合されているため、上述の剛性・強度が向上するとともに、各部材の位置精度も格段に向上する。
【0011】
また、本発明の自動車用ドア構造にあっては、ドアヒンジ取付部において、ドアミラーレインフォースとドアインナレインフォースとロアサッシュとで第1閉断面を形成し、さらにその外側に、ドアアウタとドアインナとロアサッシュとで第2閉断面を形成して二重の閉断面を有しているため、ドアヒンジ取付部を細く形成して視界を確保しても十分な剛性を得ることができ、ドア全体をしっかりと保持できるとともに、ドアミラーを強固に支持することができる。
すなわち、ドアを支える荷重はヒンジから入力され、このヒンジ中心がドアウエストラインよりも高い位置に配置されていて、ドアミラー取付部が枠状に形成されている構造にあっては、視界を確保できる細い形状でドアミラー取付部の剛性を確保することが難しかったが、本発明では、この部位を二重の閉断面により構成したため、細い形状でありながら高い剛性を確保することが可能となった。
加えて、請求項2に記載の発明にあっては、ドアアウタウエストレインフォースがドアインナレインフォースならびにドアミラーレインフォースに結合されているため、上述のドアの支持剛性およびドアミラーの支持剛性を、いっそう向上させることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は実施の形態の自動車用ドア構造を有したドアDを示す側面図である。このドアDは、窓開口部11が枠部12で囲まれた一般にフルパネルドアと呼ばれる形状に形成されている。
また、このドアDは、前端部が上側ヒンジ21と下側ヒンジ22との2つのヒンジにより図外の車体に回動可能に支持されるもので、本実施の形態では、上側ヒンジ21の中心であるヒンジ中心STが、窓開口部11の下縁部を構成するドアウエストラインWLよりも上方に位置する構成となっている。
【0013】
また、前記ドアDは、図2〜4の断面図に示すように、ドアアウタ1とドアインナ2とを両者の間に空間部Sを形成して結合させて形成されたもので、ドアアウタ1の外周縁はドアインナ2の外周縁を挟むように折り返したヘミング結合部HGを形成して結合されている。
【0014】
本実施の形態の自動車用ドア構造を適用したドアDにおいて、特徴となる構成は、前記上側ヒンジ21ならびにドアミラー23(図2参照)の取付部分としての前記枠部12の前端部縦枠部分であるドアヒンジ取付部12hを含むドアDの前端部の構造であって、以下、この構造について説明する。
前記ドアDの前端部には、図1に示すように、ドアインナレインフォース3が上下方向に延在して設けられているとともに、前記ドアヒンジ取付部12hにドアミラーレインフォース4が設けられている。
【0015】
図1のS2−S2断面図である図2および図1のS3−S3断面図である図3に示すように、前記ドアインナレインフォース3は、車幅方向に延在されて車両前後方向を向いた前側片3bと、この前側片3bの車両中央側から後方に延在された内側片3cとにより略L字断面形状に形成されている。さらに、このドアインナレインフォース3の上部であってドアヒンジ取付部12hに配置されている部位には、図6の斜視図にも示すように、内側片3cが一般部よりも車両後方に延在されてミラー支持部3mが形成されている。このミラー支持部3mの後端部は、車外方向に延在され、その先端部から後方に折り曲げられて後側フランジ3rが形成されている。
このドアインナレインフォース3は、前側片3bの車外側端部から前方に延在された前側フランジ3fがドアインナ2にスポット溶接などにより結合されている一方、ミラー支持部3mを含み内側片3cがドアインナ2にスポット溶接などにより結合されている。なお、ここでスポット溶接などとは、アーク溶接などのような他の溶接や、ビス止め・ボルト止めなどを含むものであり、以下も同様である。
【0016】
このドアインナレインフォース3の前側フランジ3fには、前記ドアミラーレインフォース4の前側フランジ4fがスポット溶接などにより結合され、かつ、ドアミラーレインフォース4の後端部に設けられた後側フランジ4rと、前記ドアインナレインフォース3の後側フランジ3rは、略コの字形状を成すロアサッシュ5にスポット溶接などにより接合されて、図2に示すように、ドアミラーレインフォース4とドアインナレインフォース3とロアサッシュ5とで第1閉断面D1が形成されている。
さらに、前記ドアインナ2とドアアウタ1の後端縁部が両後側フランジ3r,4rの外側にスポット溶接などにより結合されて、前記第1閉断面D1を包む第2閉断面D2が形成されている。
【0017】
なお、ロアサッシュ5は、窓ガラスWGの昇降を案内するグラスラン51を支持しており、図1に示すように、前記窓開口部11の前端縁および前記空間部S内において前記ドアインナレインフォース3の後端部に沿って上下方向に延在されている。また、ロアサッシュ5の下端部はドアインナ2にスポット溶接などにより固定されたロアサッシュブラケット52にスポット溶接などで固定されている。また、図2において6はウエザストリップ、7はドアトリムである。
【0018】
前記ドアヒンジ取付部12hにおいて、ドアインナ2の前端部には、図5に示すように上側ヒンジ21を固定するヒンジ取付面2bが形成され、このヒンジ取付面2bの裏側には、図2に示すようにドアインナレインフォース3の前側片3bが当接状態でスポット溶接などにより結合されて、補強されている。
なお、ヒンジ取付面2bの上下2箇所には、ボルト8が突出され、このボルト8に前記上側ヒンジ21がナット8bにより固定されている。
また、図示は省略するが、下側ヒンジ22を取り付ける部位も図2に示すのと同様のヒンジ取付面2bが形成されているとともに、ドアインナレインフォース3の前側片3bによる補強が成されている。
【0019】
前記ドアアウタ1およびドアミラーレインフォース4には、ドアミラー23のベース部23aの裏面に凸設されたドアミラーボス部23bを貫通させるボス部逃穴1h,4hが穿設されている。なお、これらボス部逃穴1h,4hは、図5の斜視図に示すように複数形成されている(ボス部逃穴4hのみ図示している)ものであり、また、図示は省略するがドアミラーボス部23bも複数形成されている。
また、図2に示すように、このボス部逃穴1h,4hと同軸に前記ドアインナレインフォース3のミラー支持部3mおよびドアインナ2には、前記ドアミラーボス部23bに締結するボルト24を貫通させるためのボルト用穴3h,2hが穿設されている。これらボルト用穴3h,2hも、図6の斜視図に示すように複数形成されている(図においてボルト用穴3hのみ図示する)。
よって、ドアミラー23は、ドアヒンジ取付部12hにおいてドアミラーレインフォース4により補強されているドアアウタ1にベース部23aを当接させた状態で、ドアミラーボス部23bをドアインナレインフォース3のミラー支持部3mおよびドアインナ2に締結させて取り付けられている。
【0020】
また、図1に示すように、ドアウエストラインWLの位置には、このドアウエストラインWLに沿って長板状のドアアウタウエストレインフォース31およびドアインナウエストレインフォース32が設けられている。前記ドアインナウエストレインフォース32は、S4−S4断面である図4に示すように、その上端縁部と下端縁部とをそれぞれドアインナ2の内側面にスポット溶接などにより接合されている。前記ドアアウタウエストレインフォース31は、その上端部をドアアウタ1の窓開口部縁にヘミング結合部HHGを形成して結合され、一方、その下端部を接着材33によりドアアウタ1の内側面に接着されているもので、溶接を用いない結合とすることで溶接痕がドアアウタ1の表面に現れない結合としている。
【0021】
さらに、前記ドアアウタウエストレインフォース31は、図3の断面図および図5の斜視図に示すように、その前端部が、前後方向に延在されたドアインナレインフォース3の前側フランジ3fに重なった状態でスポット溶接などにより結合部31fを形成して結合されている。さらに、この結合の後方位置において、ドアアウタウエストレインフォース31とドアミラーレインフォース4の下端部とが、両者により逆T字形状を成すように前後方向に延在された重なり面からなる結合部31gを形成してスポット溶接などにより結合されている。
【0022】
一方、前記ドアインナウエストレインフォース32は、図3の断面図および図6の斜視図に示すように、その前端部が、ドアインナレインフォース3の内側片3cとドアインナ2とに挟まれて前後方向に延在された重なり面から成る結合部32fを形成してスポット溶接などにより結合されている。また、この結合部32fの後方位置において、図6に示すように、ドアインナウエストレインフォース32の上端部が、ドアインナレインフォース3の後側フランジ3rの下端部にスポット溶接などにより結合されている。
【0023】
次に、実施の形態のドアDの組立工程順を説明する。
まず、図外の組立治具上にドアインナ2を載置し、このドアインナ2に対して、ドアインナレインフォース3、ロアサッシュ5、ドアインナウエストレインフォース32を所定位置に配置してスポット溶接などにより固定しアッセンブリする。
さらに、同じ組立治具上で、上記アッセンブリに対してドアミラーレインフォース4、ドアアウタウエストレインフォース31を所定位置に配置してスポット溶接などにより固定する。この状態のものを、ドアインナサブアッセンブリと称する。
【0024】
次に、図外の組立治具上にドアアウタ1を載置し、上記ドアインナアッセンブリを裏返ししてドアアウタ1の上に載置し、ヘミング加工などによりドアアウタ1とドアインナアッセンブリとを結合させ、その後に、上下各ヒンジ21,22をナット8bにより固定してドアDを組み立てる。
【0025】
上述のドアインナアッセンブリ状態では、ロアサッシュ5は、ドアミラーレインフォース4とドアインナレインフォース3およびこのロアサッシュ5とで形成された第1閉断面D1と、その外側に形成されたドアインナ2とにより強固に固定されているため、このドアインナアッセンブリ状態で移動させたときにロアサッシュ5がぐらつくことが無いとともに、移動中に物が当たったとしても、位置がずれにくいもので、位置精度の安定性が格段に向上する。
また、ロアサッシュ5のみならず、ドアミラーレインフォース4およびドアインナレインフォース3も、ロアサッシュ5と共に閉断面を形成して強固に固定されているため、高い位置精度の安定性を得ることができ、さらに、これに結合されたドアインナウエストレインフォース32およびドアアウタウエストレインフォース31の位置精度も向上する。
さらに、上述のようにロアサッシュ5の位置精度が安定するため、窓ガラス昇降時のグラスラン51の摺動抵抗が安定し、窓ガラスWGの昇降がスムーズに安定する。
【0026】
以上のような実施の形態のドア構造を有したドアDにあっては、枠部12においてヒンジ取付面2bを有したドアヒンジ取付部12hが第1閉断面D1と第2閉断面D2との二重の閉断面で構成されたことにより、このヒンジ取付部12hを細く形成しても十分な剛性を得ることができ、ドア全体をしっかりと保持できるもので、運転者の視界を確保しつつ、高いドアの支持剛性を得ることができるとともに、ドアミラー23が走行時やドア閉時に振れるのをより抑えることができる。
さらに、ドアインナレインフォース3に結合したドアアウタウエストレインフォース31にドアミラーレインフォース4の下部を結合させたため、ヒンジ取付部12hの剛性がさらに向上し、上記の位置精度および支持剛性がさらに向上するとともに、ドアウエストラインWL部分ならびにドア側面全体の剛性も向上し、ドアDの振動を抑えることができる。
【0027】
以上、本発明の実施の形態を図面に基づき説明してきたが、具体的な構成については、この実施の形態に限られるものではなく、特許請求の範囲の各請求項に係る発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変更や追加等は許容される。
例えば、ドアDの全体形状やドアヒンジ取付部12hの外観形状などをは実施の形態で示した形状に限定されるものではない。
また、ドアミラー23の取付態様は、実施の形態で示した態様に限定されるものではなく、例えば、実施の形態では、ドアミラーボス部23bの締結をドアインナレインフォース3とドアインナ2とが一体となっている部位で行った例を示したが、ドアインナレインフォース3とドアインナ2とのいずれか一方に締結してもよいし、あるいはドアミラーレインフォース4に締結してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態の自動車用ドア構造を適用したドアを示す側面図である。
【図2】実施の形態の自動車用ドア構造の要部を示す図1のS2−S2線における断面図である。
【図3】実施の形態の自動車用ドア構造の要部を示す図1のS3−S3線における断面図である。
【図4】実施の形態の自動車用ドア構造の要部を示す図1のS4−S4線における断面図である。
【図5】実施の形態の自動車用ドア構造の要部を示す斜め前方から見た斜視図である。
【図6】実施の形態の自動車用ドア構造の要部を示す斜め後方から見た斜視図である。
【符号の説明】
1 ドアアウタ
1h,4h ボス部逃穴
2 ドアインナ
2b ヒンジ取付面
2h ボルト用穴
3 ドアインナレインフォース
3b 前側片
3c 内側片
3f 前側フランジ
3h ボルト用穴
3m ミラー支持部
3r 後側フランジ
4 ドアミラーレインフォース
4f 前側フランジ
4h ボス部逃穴
4r 後側フランジ
5 ロアサッシュ
8 ボルト
8b ナット
11 窓開口部
12 枠部
12hドアヒンジ取付部
21 上側ヒンジ
22 下側ヒンジ
23 ドアミラー
23a ベース部
23b ドアミラーボス部
24 ボルト
31 ドアアウタウエストレインフォース
31f 結合部
31g 結合部
32 ドアインナウエストレインフォース
32f 結合部
33 接着材
51 グラスラン
52 ロアサッシュブラケット
D ドア
D1 第1閉断面
D2 第2閉断面
HG ヘミング結合部
HHG ヘミング結合部
WG 窓ガラス
WL ドアウエストライン

Claims (2)

  1. 窓開口部(11)の全周を囲んでドアアウタ(1)とドアインナ(2)とを接合してフルパネル形式のドア(D)が形成され、
    前記ドアインナ(2)には、ドアヒンジ(21)を固定する車両幅方向のヒンジ取付面(2b)が形成され
    このヒンジ取付面(2b)が形成されている部位には、ドアアウタ(1)とドアインナ(2)との間にヒンジ取付面(2b)を補強するドアインナレインフォース(3)が設けられているとともに、ドアミラー(23)の取付部補強を行うドアミラーレインフォース(4)が設けられているドアヒンジ取付部(12h)が設けられ、
    前記ヒンジ取付面(2b)に取り付けられるドアヒンジ(21)のヒンジ中心が窓開口部(11)の下縁であるウエストライン(WL)よりも上方に配置されている自動車用ドア構造であって、
    前記ドアヒンジ取付部(12h)に、
    窓ガラス(WG)の上下スライドを案内するグラスラン(51)を保持する略コの字断面形状のロアサッシュ(5)と、板状のドアインナレインフォース(3)およびドアミラーレインフォース(4)とで構成される、水平断面にて閉断面となる第1閉断面(D1)を設け、
    この第1閉断面(D1)の外側に、ドアアウタ(1)とドアインナ(2)とロアサッシュ(5)とで構成される、水平断面で閉断面となる第2閉断面(D2)を設けたことを特徴とする自動車用ドア構造。
  2. 請求項1に記載の自動車用ドア構造において、
    前記ウエストライン(WL)に沿ってドアアウタ(1)の内側にドアアウタウエストレインフォース(31)が設けられ、
    このドアアウタウエストレインフォース(31)は、前端部でドアインナレインフォース(3)と前後方向の面で結合する結合部(31f)を形成するとともに、その後方で、ドアミラーレインフォース(4)と逆T字形状を成すように前後方向の面で結合する結合部(31g)を形成していることを特徴とする自動車用ドア構造。
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