JP4495718B2 - 車両の後部構造 - Google Patents
車両の後部構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4495718B2 JP4495718B2 JP2006348454A JP2006348454A JP4495718B2 JP 4495718 B2 JP4495718 B2 JP 4495718B2 JP 2006348454 A JP2006348454 A JP 2006348454A JP 2006348454 A JP2006348454 A JP 2006348454A JP 4495718 B2 JP4495718 B2 JP 4495718B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle
- hinge
- door
- fixed
- fixing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60J—WINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
- B60J5/00—Doors
- B60J5/10—Doors arranged at the vehicle rear
- B60J5/101—Doors arranged at the vehicle rear for non-load transporting vehicles, i.e. family cars including vans
- B60J5/107—Doors arranged at the vehicle rear for non-load transporting vehicles, i.e. family cars including vans constructional details, e.g. about door frame, panels, materials used, reinforcements
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05D—HINGES OR SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS
- E05D5/00—Construction of single parts, e.g. the parts for attachment
- E05D5/02—Parts for attachment, e.g. flaps
- E05D5/0207—Parts for attachment, e.g. flaps for attachment to vehicles
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05Y—INDEXING SCHEME RELATING TO HINGES OR OTHER SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS AND DEVICES FOR MOVING WINGS INTO OPEN OR CLOSED POSITION, CHECKS FOR WINGS AND WING FITTINGS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, CONCERNED WITH THE FUNCTIONING OF THE WING
- E05Y2900/00—Application of doors, windows, wings or fittings thereof
- E05Y2900/50—Application of doors, windows, wings or fittings thereof for vehicles
- E05Y2900/53—Application of doors, windows, wings or fittings thereof for vehicles characterised by the type of wing
- E05Y2900/546—Tailgates
Description
図6に示すように、モヒカン溝部130は、車両本体100のルーフパネル110とサイドパネル120との接合部となる断面凹状の部分であり、車両本体100のルーフ部101に形成されている。そのモヒカン溝部130の後端底面部131には、後部ドア300を車両本体100に回動自在に軸支するためのヒンジ200が設置されている。モヒカン溝部130は、合成ゴム製のルーフモール600と、このルーフモール600に連設された樹脂製のカバー部材700とによって閉塞されている。
さらに、ヒンジ手段の回動支持部は、車幅方向の厚さが固定部の車幅方向の幅より小さく設定されていることによって、車幅方向の取り付けスペースを小さくすることができる。また、ヒンジ手段は、固定部と回動支持部と連結部とが一体形成されていることにより、ヒンジ基部を一部品で形成されているため、構成および形状を簡素化することができる。
請求項5に記載の発明によれば、ドアヒンジ部が、回動支持部の車外側に配置されていることによって、ドアヒンジ部の支持スパンを極力大きくすることが可能である。
請求項6に記載の発明によれば、ルーフモールの係合部は、モール取付用クリップのモール結合部に装着される。そのモール取付用クリップは、固定部材係合部がモヒカン溝部に固定された固定部材に係合されることによって車両に取り付けられる。
請求項7に記載の車両の後部構造は、請求項6に記載の車両の後部構造であって、前記固定部材は、フランジ形状の頭部と、この頭部の上側に突設された前記固定部材係合部に係合する突出部と、前記頭部の下側に突設されて前記固定孔に挿入して前記車両本体に固定される締結部と、を備えていることを特徴とする。
請求項7に記載の発明によれば、固定部材は、頭部の上側の係合部が固定部材係合部に係合し、頭部の下側の締結部が固定孔に挿入されて車両に固定される。
請求項8に記載の車両の後部構造は、請求項1に記載の車両の後部構造であって、前記ルーフモールの車幅方向の幅は、車両前後方向に沿って前記車両のルーフ部の前端から後端まで均一に形成されていることを特徴とする。
請求項8に記載の発明によれば、ルーフモールの車幅方向の幅は、モヒカン溝部と同様に、車両前後方向に沿って車両のルーフ部の前端から後端まで均一になっている。
その結果、モヒカン溝部の後端部を幅広に形成する必要がなくなるので、ヒンジ基部が設置されるモヒカン溝部にルーフモールと別体のカバー部材を設置することも解消できる。
これにより、モヒカン溝部全体をルーフモールだけの1つの閉塞部材で閉塞できるので、繋ぎ目がないため、モヒカン溝部のある部位の外観性を向上させた車両の後部構造を提供できる。
さらに、ルーフモールを1部品で形成することを可能にするため、ルーフモールの形状を簡素化できると共に、部品点数および組付工数を削減してコストの削減を図ることができる。
図1は、本発明の実施形態に係る車両の後部構造を示す図で、車両の後部の分解斜視図である。
なお、本発明の実施形態では、「前」は車両の進行方向側、「後」は車両の後退方向側、「上」は鉛直上方側、「下」は鉛直下方側、「左右」は車幅方向側とする。
図1に示すように、車両1は、例えば、ワンボックスカーやステーションワゴンやハッチバック等であり、車両本体2の後部2aにはヒンジ4によるヒンジ構造でなる跳ね上げ式の後部ドア3が設けられている。なお、車両1は、車両本体2の後部2aに後部ドア3を備えるものであれば、その種類および形状等は特に限定されない。ヒンジ4は、特許請求の範囲に記載の「ヒンジ手段」に相当する。
図1に示すように、車両本体2の後部2aには、後面側に後部ドア3によって開閉されるドア開口部2dが形成されている。そのドア開口部2dの上部左右両端から車両前側に向かって、ルーフ部2bには、2本のモヒカン溝部2c,2cが平行に形成されている。後部ドア3は、モヒカン溝部2c,2cの後端底部2gにヒンジ4のヒンジ基部41を固定し、このヒンジ基部41にドアヒンジ部42を回動自在に取り付けることによって、ヒンジ4を中心として回動して、ドア開口部2dを開閉するようになっている。
車両本体2の後部2aの車室内には、荷物室2hが形成され、後部ドア3を開けることにより、荷物の積み降ろしができるようになっている。
図1に示すように、ルーフ部2bは、車両本体2の天井部分であって、中央部分に配置されたルーフパネルRと、このルーフパネルRの車幅方向の左右両端部側にそれぞれ設置されたサイドパネルSと、から構成されている。そのルーフパネルRの左右側端辺とサイドパネルSの上端辺とは、溶接手段によって接合されている。その接合箇所は、車両本体2のルーフ部2bの車幅方向の左右両端部から前後方向に延設されて、断面が上方に開口する略凹字状の接合溝からなる前記モヒカン溝部2cが形成されている。
図1に示すモヒカン溝部2cは、ルーフ部2bの前端のフロントガラス(図示せず)の両縁から後端のドア開口部2dの縁まで車両1の前後方向に沿ってそれぞれ形成されている。モヒカン溝部2cの車幅方向の幅W2は、全体が均一に前後方向に細長く形成されている。モヒカン溝部2cは、後端底部2gに前記ヒンジ4、固定部材7、およびモール取付用クリップ5を介在して、そのモヒカン溝部2cの開口部全体が、1つのルーフモール6によって閉塞されて、モール取付用クリップ5が覆われて見えないようになっている。
図1に示す後部ドア3は、ドア開口部2dを開閉するためのバックドアであり、圧延鋼板からなるアウタパネルとインナパネルとをヘミング加工して主に形成されている。後部ドア3は、上端をヒンジ4によって車両本体2に回動可能に支持されている。後部ドア3の車幅方向の左右上端部の側面部3aには、ヒンジ基部41にヒンジピン43によって回動自在に取り付けられたドアヒンジ部42と、ドア開口部2dの右の縁に回動自在に設置されたオープンステー(図示せず)が取り付けられている。
図2に示すように、ヒンジ4は、後部ドア3を車両本体2のドア開口部2dの上端部を中心として跳ね上げ式に開閉するために設置される蝶番であり、例えば、鋳造製品からなる。ヒンジ4は、車両本体2のモヒカン溝部2cに固定されるヒンジ基部41と、ヒンジ基部41に回動自在に支持されると共に後部ドア3に取り付けられるドアヒンジ部42と、ヒンジ基部41とドアヒンジ部42とを回動自在に連結するためのヒンジピン43と、を備えている。
図3に示すように、ヒンジ基部41は、ヒンジ4において、車両本体2側に取り付けられる金属製部材であり、例えば、鋳造等によって形成された金属製厚板材からなる。このヒンジ基部41は、車両本体2に設置されたヒンジ基部41において、前側に形成される固定部41aと、後側に形成される回動支持部41bと、この回動支持部41bと固定部41aとの間に形成される連結部41cとを備えている。
ヒンジ基部41は、後方から見て前側の平板状の固定部41aを水平に配置し、その固定部41aから後方の回動支持部41bを上方に向けて連設して、略L字型形状に形成されている(図5参照)。
図4に示すように、固定部41aは、ヒンジ基部41において、モヒカン溝部2cの底面に密着した状態に固定される厚い平板状の水平部分である。固定部41aの略中央部には、固定部材7が挿通される固定孔41dが穿設さている。固定部41aは、例えば、1本の固定部材7の締結部7cをヒンジ基部41の固定孔41dを貫通して、固定部材7の頭部7bから上方に向けて突出形成された雄ねじ部7aをモール取付用クリップ5の嵌合孔5aに挿入して係合させ、前記締結部7cがモヒカン溝部2cの後端底部2gに穿設された設置孔2iに挿入されて車両本体2にナットN等によって固定される。
図5に示すように、回動支持部41bは、ドアヒンジ部42(後部ドア3)をヒンジ基部41にヒンジピン43で回動自在に軸支する連結部分である。この回動支持部41bは、車幅方向に向けて軸孔41eが穿設された軸筒部41fを備えている。回動支持部41bは、軸筒部41fの軸孔41eと、ドアヒンジ部42の軸孔42bとにヒンジピン43を挿通することによって、ヒンジ基部41に対してドアヒンジ部42を回動自在に軸支している。その軸筒部41fには、連結部41cが連続して形成されている。
連結部41cは、固定部41aと回動支持部41bとを連結する部分である。この連結部41cは、固定部41aから回動支持部41bに向かって徐々に上下方向の厚さが大きくなるように形成されている。
図5に示すように、回動支持部41bは、車幅方向の厚さT1が、固定部41aの車幅方向の幅W1より小さく設定されている。すなわち、回動支持部41bの車幅方向の厚さT1は、固定部41aの車幅方向の幅W1より長さW2小さく設定されている。
そして、回動支持部41bにおいて、軸筒部41fの車幅方向の厚さを厚さT1として、この軸筒部41fの軸方向側に連続して並設されるドアヒンジ部42の軸孔42b周辺の厚さT3を長さW2より小さくすれば、モヒカン溝部2c内に配置されるヒンジ4全体の横幅を幅W1にすることができる。
そのため、軸筒部41fは、モヒカン溝部2c内において、図3に示すように、後端底部2gに密着するように設置した固定部41aの後端(連結部41c)から斜め上側後方に向けて略逆ヘ字状に折曲した回動支持部41bの先端部に形成されて、後端底部2g上のモヒカン溝部2c内の略中央部に配置されている。
固定部材7は、ヒンジ基部41およびモール取付用クリップ5をしっかりと車両本体2に固定するための部材であって、例えば、1本の溶接ボルトからなる。固定部材7は、フランジ形状の頭部7bと、この頭部7bの上側に突設されてモール取付用クリップ5の嵌合孔5aに係合する雄ねじ部7aと、前記頭部7bの下側に突設されてヒンジ基部41の固定孔41d、および車両本体2の設置孔2iと挿通して車両本体2に固定される締結部7cとを一体形成してなる(図4参照)。なお、固定部材7は、ヒンジ基部41およびモール取付用クリップ5を車両本体2に固定できるものであればよく、種類、材質、形状等は特に限定されない。固定部材7は、例えば、リベット、ビス等の締結部材であってもよい。
図3に示すように、ドアヒンジ部42は、側面視および平面視して(図2参照)略く字型形状をした金属製厚平板材からなる。ドアヒンジ部42は、後部ドア3の開閉方向(矢印A,B方向)に沿って平らに形成されると共に、後部ドア3の側面部3aに合わせて曲げ加工され、その側面部3aに沿って略前後方向に延設される。ドアヒンジ部42は、前端部にヒンジピン43を挿通するための軸孔42bと、後端部および略中央部に穿設されたボルトを設置するための貫通孔42cと、ボルトを位置決め可能に設けるための貫通孔42dとを有する。ドアヒンジ部42は、回動支持部41bの車外側に配置されて、後部ドア3の開閉時に、後部ドア3と一体にヒンジピン43を中心として回動するようになっている。
ルーフモール6は、図4に示すように、ヒンジ基部41およびモール取付用クリップ5を覆って、モヒカン溝部2cを閉塞して隠蔽するための蓋部材である。ルーフモール6は、そのモヒカン溝部2cの開口部の形状に合わせて形成された略板状のゴム材料または合成樹脂によって主に形成されている。ルーフモール6は、モヒカン溝部2cの開口部全体を1部材で閉塞するように、ルーフ部2bの前端から後端の縁まで車両1の前後方向に沿って均一の横幅で前後方向に細長く形成されている。
図4に示すように、モール取付用クリップ5は、ルーフモール6を固定部材7によって車両本体2のモヒカン溝部2c内に固定するに使用される間接的な固定具であり、固定した際に、車外から固定部材7を視認できないように組み付けられる。このモール取付用クリップ5は、図2に示すように、上側部位に形成されるモール結合部5bおよび弾性突出部5cと、下方部位に形成される平板状の底板部5dと、この底板部5dとモール結合部5bとの間の中間部位に形成される中空部5fと、を一体形成してなる。このモール取付用クリップ5は、弾性を有する硬質ゴムや合成樹脂等によって、背面視して略コ字状に形成してなる。
モール結合部5bは、略C字状の係合部6b内に左右端部を係止するようにして圧入してルーフモール6に装着される平板状の部分である。このモール結合部5bは、固定部材7をモール取付用クリップ5内に挿入する際に、窓5e側を上側に引き上げれば、上方向に反り曲がって固定部材7の取付け作業が容易に行えるようになっている。
窓5eは、固定部材7の挿入口となる部分であり、その底板部5dとモール結合部5bとの間に形成されて、ルーフ部2b中央側および前後側に向けて開口している。
次に、本発明の実施形態に係る車両1の後部構造の作用を組み付け手順と共に説明する。
図2に示すように、後部ドア3を車両本体2の後部2aに取り付ける場合、まず、ヒンジ4のヒンジ基部41と、ドアヒンジ部42とをヒンジピン43によって回動自在に連結する。
次に、固定部材7の締結部7c(図4参照)を、ヒンジ基部41の固定孔41d、および車両本体2の設置孔2iに挿入する。
続いて、モール取付用クリップ5の嵌合孔5aを固定部材7の雄ねじ部7aに係合させ、モール取付用クリップ5を固定部41aの上に載設する。
そして、固定部材7の締結部7cを車両本体2にナットNでねじ止めするによってヒンジ基部41の固定部41aとモール取付用クリップ5とをモヒカン溝部2cの後端底部2gに固定する。
その固定部材7の頭部7bは、モール取付用クリップ5の下側に設置されて隠れた状態に配置されるので、外部から視認できなくなると共に、モール取付用クリップ5で覆われた状態に設置されることによって、外部と接触しないため、耐久性を向上させることができる。
ルーフモール6の上面は、図4に示すように、ルーフパネルRおよびサイドパネルSの上面と面一に設置されることにより、ルーフ部2bの外観に合わせたデザイン形状にすることができるため、美観性を向上させることができる。
図3に示すように、後部ドア3を開けると、後部ドア3およびドアヒンジ部42は、車両本体2の後部端部に配置されたヒンジピン43を中心として矢印A方向に一体となって回動して開く。このとき、後部ドア3は、オープンステー(図示せず)によって、ゆっくりと開放される。
車両本体2のモヒカン溝部2cの後端底部2gから上方向に突出した回動支持部41bの高さHを低くすることが可能となる。したがって、モヒカン溝部2cの後端底部2gからルーフ部2bの天井面までの高さ、すなわち、モヒカン溝部2cの深さH2を浅くすることができる。
その結果、このような深さの浅いモヒカン溝部2cであっても、後部ドア開閉用のヒンジ4を溝内に設置することが可能になる。
そして、車両本体2の後部2aは、デザインやドア開口部2dの寸法の設定に自由度が生まれ、余裕を持った設定が可能となる。
そして、ヒンジ基部41の回動支持部41bは、固定部41aから連結部41c、軸筒部41fへと厚さが除々に厚くなって強度がある。
このため、ヒンジ4は、後部ドア3の開閉方向に対して強度があり、剛性が大幅に向上されて、ヒンジ基部41およびドアヒンジ部42を小型化することができる。
2 車両本体
2a 後部
2c モヒカン溝部
2g 後端底部
3 後部ドア
4 ヒンジ(ヒンジ手段)
6 ルーフモール
7 固定部材
41 ヒンジ基部
41a 固定部
41b 回動支持部
41c 連結部
42 ドアヒンジ部
R ルーフパネル
S サイドパネル
T1 回動支持部の車幅方向の厚さ
W1 固定部の車幅方向の幅
Claims (8)
- 車両の後部に後部ドアを備える車両の後部構造であって、
前記後部ドアは、上端をヒンジ手段によって車両本体に回動可能に支持され、
前記ヒンジ手段は、前記車両本体のルーフパネルとサイドパネルとの接合部となるモヒカン溝部に設けられるヒンジ基部と、前記ヒンジ基部に回動自在に支持され前記後部ドアに取り付けられるドアヒンジ部と、を有し、
前記モヒカン溝部は、断面視して上方に開口する凹部状に形成されて、当該モヒカン溝部の車幅方向の幅が均一な状態で前記ルーフパネルの前端から後端まで車両前後方向に沿って延設されると共に、当該モヒカン溝部の開口部全体が一つのルーフモールによって覆われ、
前記ヒンジ基部は、車幅方向に延在して形成され前記モヒカン溝部の底部に固定される固定部と、前記固定部後部から上下方向に延在して形成され前記ドアヒンジ部を上下方向に回動自在に支持する回動支持部と、前記固定部と前記回動支持部との間に形成された連結部と、を一体形成してなると共に、前記ルーフモールによって覆われ、
前記固定部には、該固定部を前記モヒカン溝部に固定する固定部材が挿入される固定孔が設けられ、
前記回動支持部には、前記ドアヒンジ部を回動自在に軸支するヒンジピンが挿入される軸孔が設けられ、
前記固定部の前記固定孔と前記回動支持部の前記軸孔とは、前記連結部を介して車両前後方向に離間して並べて配置され、
前記回動支持部が形成された部位の前記ヒンジ基部全体の車幅方向の厚さは、前記固定部の車幅方向の幅より小さく設定され、
前記ドアヒンジ部は、前記回動支持部の車幅方向側方に連続して配置されていることを特徴とする車両の後部構造。 - 前記回動支持部は、車幅方向の厚さが、前記固定部の車幅方向の幅より小さく設定されていることを特徴とする請求項1に記載の車両の後部構造。
- 前記固定部と、前記回動支持部と、前記連結部は、一体形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両の後部構造。
- 前記固定部は、固定部材によって前記モヒカン溝部に固定され、
前記モヒカン溝部に設けられるルーフモールは、前記固定部材を介して車両本体に固定されることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の車両の後部構造。 - 前記ドアヒンジ部は、前記回動支持部の車外側に配置されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載された車両の後部構造。
- 前記ルーフモールは、モール取付用クリップが装着される係合部を有し、
前記モール取付用クリップは、前記係合部に係止されるモール結合部と、前記固定部材に係合される固定部材係合部と、を備えていることを特徴とする請求項1に記載の車両の後部構造。 - 前記固定部材は、フランジ形状の頭部と、この頭部の上側に突設された前記固定部材係合部に係合する突出部と、前記頭部の下側に突設されて前記固定孔に挿入して前記車両本体に固定される締結部と、を備えていることを特徴とする請求項6に記載の車両の後部構造。
- 前記ルーフモールの車幅方向の幅は、車両前後方向に沿って前記車両のルーフ部の前端から後端まで均一に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両の後部構造。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006348454A JP4495718B2 (ja) | 2006-12-25 | 2006-12-25 | 車両の後部構造 |
US12/005,044 US7669916B2 (en) | 2006-12-25 | 2007-12-21 | Rear part structure of vehicle |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006348454A JP4495718B2 (ja) | 2006-12-25 | 2006-12-25 | 車両の後部構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008155825A JP2008155825A (ja) | 2008-07-10 |
JP4495718B2 true JP4495718B2 (ja) | 2010-07-07 |
Family
ID=39540831
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006348454A Expired - Fee Related JP4495718B2 (ja) | 2006-12-25 | 2006-12-25 | 車両の後部構造 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US7669916B2 (ja) |
JP (1) | JP4495718B2 (ja) |
Families Citing this family (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4223529B2 (ja) * | 2006-09-27 | 2009-02-12 | 本田技研工業株式会社 | 車両の後部構造 |
US8256825B1 (en) | 2011-03-08 | 2012-09-04 | Nissan North America, Inc. | Vehicle body structure |
EP2700520B1 (en) * | 2011-04-19 | 2016-04-06 | Honda Motor Co., Ltd. | Vehicle body rear structure |
US8641118B2 (en) | 2012-03-07 | 2014-02-04 | Nissan North America, Inc. | Vehicle body structure |
US8646834B2 (en) | 2012-03-07 | 2014-02-11 | Nissan North America, Inc. | Vehicle body structure |
US8567838B2 (en) | 2012-03-07 | 2013-10-29 | Nissan North America, Inc. | Vehicle body structure |
US8979181B2 (en) | 2012-10-29 | 2015-03-17 | Nissan North America, Inc. | Vehicle body structure |
FR3036328B1 (fr) * | 2015-05-21 | 2017-05-19 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Dispositif de fixation d'un ouvrant de vehicule automobile |
US9771108B2 (en) * | 2015-08-03 | 2017-09-26 | Ford Global Technologies, Llc | Vehicle body assembly and method of joining vehicle body components |
DE102015016209A1 (de) * | 2015-12-14 | 2017-06-14 | GM Global Technology Operations LLC (n. d. Gesetzen des Staates Delaware) | Kraftfahrzeugkarosserie mit Dachreling |
DE112017006266T5 (de) * | 2016-12-14 | 2019-09-26 | Honda Motor Co., Ltd. | Türstruktur |
US10358852B2 (en) * | 2017-07-27 | 2019-07-23 | Dura Operating, Llc | Detachable lift gate hinge cover assembled to roof rail |
US11028626B2 (en) * | 2019-07-08 | 2021-06-08 | Ford Global Technologies, Llc | Roof hinge cover attachment strategies |
FR3102500B1 (fr) * | 2019-10-29 | 2022-03-04 | Renault Sas | Ouvrant de vehicule automobile a charniere inclinee et vehicule automobile associe |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61189964U (ja) * | 1985-05-20 | 1986-11-26 | ||
FR2815992A1 (fr) * | 2000-10-31 | 2002-05-03 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Dispositif d'articulation a charniere de volet de coffre arriere de vehicule automobile |
JP2005075195A (ja) * | 2003-09-02 | 2005-03-24 | Honda Motor Co Ltd | 車両のテールゲート構造 |
JP2005075210A (ja) * | 2003-09-02 | 2005-03-24 | Honda Motor Co Ltd | 車両の後部構造 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4620743A (en) * | 1985-02-25 | 1986-11-04 | Glasstite, Inc. | Slide mounted door hinge assembly |
CN1309614C (zh) * | 2003-09-02 | 2007-04-11 | 本田技研工业株式会社 | 车辆的后部构造 |
-
2006
- 2006-12-25 JP JP2006348454A patent/JP4495718B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2007
- 2007-12-21 US US12/005,044 patent/US7669916B2/en active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61189964U (ja) * | 1985-05-20 | 1986-11-26 | ||
FR2815992A1 (fr) * | 2000-10-31 | 2002-05-03 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Dispositif d'articulation a charniere de volet de coffre arriere de vehicule automobile |
JP2005075195A (ja) * | 2003-09-02 | 2005-03-24 | Honda Motor Co Ltd | 車両のテールゲート構造 |
JP2005075210A (ja) * | 2003-09-02 | 2005-03-24 | Honda Motor Co Ltd | 車両の後部構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US7669916B2 (en) | 2010-03-02 |
JP2008155825A (ja) | 2008-07-10 |
US20080148518A1 (en) | 2008-06-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4495718B2 (ja) | 車両の後部構造 | |
USRE49858E1 (en) | Rear part structure of vehicle | |
US10300773B2 (en) | Tailgate structure | |
EP1582421B1 (en) | Roll bar assembly and method for mounting the same | |
US7144064B2 (en) | Vehicle body having a forward facing rear door | |
US7390049B2 (en) | Vehicle door | |
JP4372743B2 (ja) | 車両の開閉部構造 | |
US20130020822A1 (en) | Vehicle body structure | |
US20090056074A1 (en) | Automobile door hinge | |
JP4645367B2 (ja) | 自動車用ドア | |
JP6170535B2 (ja) | 自動車用ドア構造 | |
JP4105649B2 (ja) | 自動車用窓ガラスの支持構造 | |
JP3904214B2 (ja) | 車両の後部構造 | |
JP2007320484A (ja) | ドアサッシュのモール取付構造 | |
JP3907117B2 (ja) | 車両のテールゲート構造 | |
JP4807555B2 (ja) | ルーフレール支持脚、ルーフレール及びルーフレール組付方法 | |
JP2005075195A (ja) | 車両のテールゲート構造 | |
JP4495571B2 (ja) | サンルーフ装置におけるケーブルの挿通構造 | |
JP4015130B2 (ja) | 自動車用窓ガラスの支持構造 | |
JP5134919B2 (ja) | 車両用ドアサッシュ構造 | |
JP2001151152A (ja) | ピラー補強構造 | |
JP4177279B2 (ja) | 自動車用窓ガラスの支持構造 | |
JP2000085361A (ja) | 車両のドアヒンジ構造 | |
JPH10305787A (ja) | リヤスポイラの取付け構造 | |
CN218234755U (zh) | 汽车后背门支撑结构及汽车 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20081127 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090106 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090304 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090929 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20091126 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100406 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100409 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130416 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130416 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140416 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |