JP3904214B2 - 車両の後部構造 - Google Patents

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本発明は、車体のルーフパネルとサイドフレームの接続部分に車体の前後方向に延設されたモヒカン溝部を有する所謂モヒカンルーフの車両においてテールゲートを設置するための車両の後部構造に関する。
従来からワンボックスカーやステーションワゴンなどのRV車には、車両の後部に荷物を容易に積載できるようにするためにヒンジ構造でなる跳ね上げ式のテールゲートが設けられている(例えば、特許文献1)。
図9は、従来の車両の後部構造を示す図面で、テールゲートを閉めたときの状態を示す要部断面図である。
図9に示すように、車体100のルーフ部101の後部102には、ヒンジ200を介してテールゲート300が回動自在に設置されている。そのルーフ部101とテールゲート300との間には、テールゲート300を枢支するヒンジ200の回転中心となるヒンジピン230が配設されている。そのヒンジ200は、ルーフ部101に固定されるヒンジ基部材210と、テールゲート300に固定されるゲートヒンジ部材220とから構成されている。ヒンジ200は、車体100の後部102に形成されたゲート開口部103の上部の左右両側に設置されて、テールゲート300を跳ね上げ式に開閉できるように回動自在に支持されている。
ヒンジ基部材210は、側面視して略L字型の金属板部材であって、基端側の固定部211が車体100のゲート開口部103の上部104に溶接ボルト401でしっかりと取り付けられ、先端側の連結部212がヒンジピン230によってゲートヒンジ部材220に回動自在に連結されている。固定部211は、ルーフ部101の天井面105から高さL2下がった平らな上部104に固定されている。
ゲートヒンジ部材220は、基端側の固定部221がテールゲート300の上部301に形成された略垂直な取り付け面302にゲート取り付けボルト501によって固定され、先端側の連結部222がヒンジピン230によってヒンジ基部材210に回動自在に連結されている。
特開2001−105867号公報(段落0021〜段落0022、図11及び図13)
テールゲート300は、このテールゲート300を開くと、ヒンジピン230を中心に矢印A方向に回動する。このとき、テールゲート300の上端のパーティング303とゲートヒンジ部材220も一体となって回動し、パーティング303は、矢印A方向に回転してヒンジ基部材210の固定部211に近接する。
このため、ゲートヒンジ部材220を支えているヒンジ基部材210は、パーティング303がルーフ部101に当接することを回避するために、腕の長さL1を長くしてヒンジピン230を高い位置に配置しなければならない。ヒンジ基部材210の腕の長さL1を長くしたことにより、車体100は、固定部211を設けた上部104の設置面から天井面105までの長さL2を長くして、テールゲート300のパーティング303の回転軌跡を避けるためにルーフ部101の形状を設定する必要がある。
これに伴って、車体100は、ゲート開口部103の上端から天井面105までの厚さT1が厚くなり、ゲート開口部103の上方向の高さH1が規制されて、ゲート開口部103全体の面積が狭くなる。これにより、ゲート開口部103は、高さH1が低いため、大きな荷物を荷物室へ出し入れするときに作業が行い難くなる。また、作業者は、ゲート開口部103の内側上端が低いため、作業中に頭部がゲート開口部103の縁の接触するおそれもあった。
また、テールゲート300を車体100に取り付ける場合、テールゲート300は、ゲート取り付けボルト501を挿通する貫通穴223を上下方向に長い長孔とすることにより、矢印Bの上下方向の取り付け位置を調整することができる。
しかしながら、テールゲート300の取り付け位置を矢印Cの前後方向に調整する場合、ヒンジ200の固定部211は、テールゲート300ががたつかないようにリベット401でしっかりと固定されるため、車体100のルーフ部101を改修するか、またはヒンジ200の形状を変更しなければならない。このため、テールゲート300は、矢印Cの前後方向に取り付け位置を調整することが困難であった。
また、テールゲート300と車体100との間には、オープンステー(図示せず)が設置されている。オープンステーは、一端がそれぞれテールゲート300の両側に支持され、他端がそれぞれ車体100のゲート開口部103の車幅方向の両端に支持されている。そして、ゲート開口部103の車幅方向の端部に設けられるテールゲート300と車体100との間に介在されるオープンステー(図示せず)の取り付け位置と、ヒンジ200とは、テールゲート300の車幅方向でオフセットしている。
したがって、オープンステー(図示せず)の反力によりテールゲート300が歪むように変形することがあった。このテールゲート300の変形が組み立て寸法に影響を及ぼし、寸法調整のための構成・作業時間がかかるという問題点があった。
本発明の課題は、テールゲートのヒンジ手段に関し、テールゲートのゲート開口部の上下方向の寸法を大きく取ることができる車両の後部構造を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、請求項1に記載の車両の後部構造は、車体のルーフパネルとサイドフレームの接続部分に前記車体の前後方向に形成されたモヒカン溝部を有すると共に、前記車体の後部に設置されたテールゲートをヒンジ手段で取り付けた車両の後部構造であって、前記ヒンジ手段は、前記モヒカン溝部に取り付けられるヒンジ基部材と、前記ヒンジ基部材に回動可能に取り付けられる前記テールゲートに取り付けられるゲートヒンジ部材と、を備え前記ヒンジ基部材は、前記車体のルーフ部の上側に形成された前記モヒカン溝部の後端底部に固定される固定部と、ヒンジピンによって前記ゲートヒンジ部材が回動自在に連結される連結部とを有すると共に、前記モヒカン溝部に設けられるルーフモールに連続するカバー部材によって覆われ前記ゲートヒンジ部材は、前端部側の前記連結部が、前記モヒカン溝部内に配置された前記ヒンジ基部材に回動自在に軸支され、前記カバー部材は、前記テールゲートを回動させて開放したときに、前記ゲートヒンジ部材が入る切欠部を後端部に有し、前記テールゲートの上端のパーティングは、前記ヒンジピンから後方側に離れた位置に配置されていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、ヒンジ手段は、モヒカン溝部にヒンジ基部材を設けることにより、テールゲートのパーティングの回転軌跡を車体のルーフパネルと干渉しないように構成することができる。このため、テールゲートによって開閉されるゲート開口部の上下方向の寸法を大きくすることができる。
また、ヒンジ手段は、車体のルーフ部の左右端部に配設されたモヒカン溝部に設けられることにより、テールゲートの支持間隔を大きくすることができるため、テールゲートの取り付け強度を高くすることができる。
請求項2に記載の車両の後部構造は、請求項1に記載の車両の後部構造であって、前記ゲートヒンジ部材は、前記テールゲートの開閉方向に沿って延設され、前記テールゲートの開放時に前記カバー部材の切欠部を挿通する部分が前記テールゲートの開閉方向に沿って延設される板状に形成されていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、ゲートヒンジ部材には、テールゲートの開閉方向に沿って延設されることにより、テールゲートの開閉時に、延在する面方向にせん断力が作用するため、ゲートヒンジ部材の外形及び板厚が小さい部材を利用することができるようになる。したがって、ゲートヒンジ部材を薄型化及び小型化して、軽量化とコストダウンを図ることができる。また、ゲートヒンジ部材は、テールゲートに薄くコンパクトな状態で取り付けることができることにより、そのテールゲートから室内側に出っ張らずに取り付けることができるため、見栄えがよく、かつゲート開口部の車幅方向の大きさを大きくすることができる。このため、荷物室への荷物の積み降ろし作業が行い易くなる。
請求項3に記載の車両の後部構造は、請求項2に記載の車両の後部構造であって、前記ゲートヒンジ部材は、前記テールゲートの側面部に取り付けられることを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、ゲートヒンジ部材は、テールゲートの側面部に取り付けられることにより、ゲートヒンジ部材の取り付け作業をテールゲートの側面で行うことができるため、ゲートヒンジ部材の取り付け箇所が作業者に良く視認できるようになる。このため、ゲートヒンジ部材の取り付け作業は、締め付けボルトの設置位置を調整しながら容易に行うことができるので、取り付けの作業性を向上させることができる。
また、ゲートヒンジ部材とテールゲートとの固定部には、テールゲートの開閉時にゲートヒンジ部材がテールゲートから剥離する方向ではなく、せん断方向に力が加わるため、ボルト締めなどの手段によって大きな固定強度を得ることが可能となる。ヒンジ手段は、使用頻度がかなり高い部品であるが、それに耐えることができる強度と耐久性を備えさせることができる。
請求項4に記載の車両の後部構造は、請求項2に記載の車両の後部構造であって、前記ゲートヒンジ部材は、前記テールゲートに対して、車両の前後または高さ方向に調整可能に設けられていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明によれば、ゲートヒンジ部材は、テールゲートに対して、車両の前後または高さ方向に調整可能に設けられることにより、テールゲートを車体に組み付けるときに、テールゲートの取り付け位置の誤差のバラツキを調整することができる。このため、テールゲートは、所望位置に正確に取り付けることが可能となる。
請求項5に記載の車両の後部構造は、請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の車両の後部構造であって、前記テールゲートを車体に固定するためのオープンステーは、前記ゲートヒンジ部材の取り付け部の近傍に設けられることを特徴とする。
請求項5に記載の発明によれば、オープンステーが、ゲートヒンジ部材の取り付け部の近傍に設けられることにより、オープンステーの取り付け位置とヒンジ手段とのオフセット量を小さくすることができる。これにより、テールゲートが開閉時にオープンステーとゲートヒンジ部材とによって加わるモーメントが小さくなるため、テールゲートの変形を極力防ぐことができる。
請求項6に記載の車両の後部構造は、請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の車両の後部構造であって、前記ヒンジ基部材は、前記モヒカン溝部に設けられるルーフモールに連続するカバー部材によって覆われていることを特徴とする。
請求項6に記載の発明によれば、ヒンジ基部材は、モヒカン溝部に設けられるルーフモールに連続するカバー部材によって覆われることにより、ゲートヒンジ基部を隠して、カバー部材をルーフモールの形状に合わして配設することができるため、外観性を向上させることができる。
本発明に係る車両の後部構造によれば、ヒンジ手段は、モヒカン溝部にヒンジ基部材を設けたことにより、テールゲートの回転軌跡を車体のルーフパネルと干渉しないように構成することができるため、テールゲートによって開閉されるゲート開口部の上下方向の寸法を大きくすることができる。
ヒンジ手段は、テールゲートの開閉方向に沿って延設されたゲートヒンジ部材を備え、そのゲートヒンジ部材がテールゲートの側面部に取り付けられることにより、ゲートヒンジ部材を薄型化して、ゲート開口部を車幅方向に大きくすることができる。このため、荷物室への荷物の積み降ろし作業を行い易くすることができる。そして、ゲートヒンジ部材は、取り付け作業をテールゲートの側面で行うことができることにより、取り付け箇所の視認性が良くなるため、取り付けの作業性を向上させることができる。
また、ヒンジ手段は、車体のルーフ部の左右端部に配設されたモヒカン溝部に設けられることにより、テールゲートの左右の支持間隔を大きくすることができるため、テールゲートの取り付け強度を高くすることができる。
ゲートヒンジ部材は、テールゲートの開閉時に、延在する面方向にせん断力が作用するため、ゲートヒンジ部材の外形及び板厚が小さい部材を利用することができるようになる。したがって、ゲートヒンジ部材を薄型化して、軽量化とコストダウンを図ることができる。
また、ヒンジ基部材は、モヒカン溝部に設けられるルーフモールに連続するカバー部材によって覆われることにより、ゲートヒンジ基部を隠して、カバー部材をルーフモールの形状に合わせて配設することができるため、走行中の風切り音を減少させると共に、外観性を向上させることができる。
以下、図1〜図8を参照して、本発明の実施の形態に係る車両の後部構造を説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る車両の後部構造を示す図で、車両の後部の分解斜視図である。図2は、本発明の実施の形態に係る車両の後部構造を示す図で、テールゲートの取り付け状態を示す拡大要部側面図である。図3は、本発明の実施の形態に係る車両の後部構造を示す図で、ヒンジカバーを離脱させたときのテールゲートの取り付け状態を示す拡大要部斜視図である。図4は、本発明の実施の形態に係る車両の後部構造を示す図で、テールゲートの取り付け状態を示す要部拡大断面図である。図5は、本発明の実施の形態に係る車両の後部構造を示す図で、ヒンジの拡大平面図である。図6は、図4の矢視X−X線方向断面図である。図7は、本発明の実施の形態に係る車両の後部構造を示す図で、ヒンジ基部材のカバーの設置状態を示す拡大要部斜視図である。図8は、本発明の実施の形態に係る車両の後部構造を示す図で、テールゲートの中央部上端の構造を示す要部拡大断面図である。
なお、本発明の実施の形態では、「前」は車両の進行方向側、「後」は車両の後退方向側、「上」は鉛直上方側、「下」は鉛直下方側、「左右」は車幅方向側とする。
図1に示すように、車両1は、例えば、ワンボックスカーやステーションワゴンやハッチバックなどであり、車体2の後部2aにはヒンジ構造でなる跳ね上げ式のテールゲート3が設けられている。
車体2の後部2aには、後面側にテールゲート3によって開閉されるゲート開口部2dが形成され、そのゲート開口部2dに上部左右両端にヒンジ4と、ヒンジカバー5とが備えられている。
車体2の後部2aの車室内には、荷物室2hが形成され、テールゲート3を開けることにより、荷物の積み降ろしができるようになっている。
ルーフ部2bは、車体2の天井部分であって、中央部分に配置されたルーフパネルRと、このルーフパネルRの車幅方向の左右両端部側にそれぞれ設置されたサイドフレームSとから構成されている。そのルーフパネルRの左右側端辺とサイドフレームSの上端辺とは、溶接手段によって接合されている。その接合箇所は、車体2のルーフ部2bの車幅方向の左右両端部から前後方向に延設された断面が上方に開口する略コ字状の接合溝からなる所謂モヒカン溝部2cが形成されている。
モヒカン溝部2cは、ルーフ部2bの前端のフロントガラス(図示せず)の縁から後端のゲート開口部2dの縁まで車両1の前後方向に沿って形成されている。モヒカン溝部2cの車幅方向の幅は、車体2の後部2aで拡開されて、その拡開した後端底部2gには車体2とテールゲート3とを回動自在に支持するヒンジ4が設置され、ヒンジカバー5で覆って見えないようにしている。後端底部2gには、ヒンジ4が設置される後部2a側に前記ヒンジカバー5が嵌装され、そのヒンジカバー5より前方にルーフモール6が連続して嵌装されている。
なお、モヒカン溝部2cの後端底部2gは、特許請求の範囲に記載された「取り付け部」に相当する。
ゲート開口部2dの内周縁のフランジ2fには、図8に示すように、テールゲート3を閉めたときの衝撃を緩衝する緩衝部材、雨水の浸入を防止する防水材、空気や音の侵入を防止するための密閉材としてのウェザーストリップWが設置されている。ゲート開口部2dの下側中央には、テールゲート3に設置されたロック部33が噛み合うストライカ21が設置されている。
なお、前記ウェザーストリップWは、合成ゴムまたは発泡樹脂材によって形成されている。
また、車体2の後部2aのルーフパネルRの内側には、車幅方向に延設されるリアルーフレールアッパ11とリアルーフレールロア12とが重ねて設置されている(図8参照)。
テールゲート3は、ゲート開口部2dを開閉するためのバックドアであり、圧延鋼板からなるアウタパネル31とインナパネル32とをヘミング加工して形成されている。
テールゲート3の車幅方向の左右上端部の側面部3aには、図1に示すように、ヒンジ基部材41にヒンジピン43によって回動自在に取り付けられたゲートヒンジ部材42と、ゲート開口部2dの右の縁に回動自在に設置されたオープンステー7が取り付けられている。テールゲート3には、運転中に車両1の後方を視認できるようにするための窓ガラス34が設置されている。
図8に示すように、テールゲート3の上部3cには、テールゲート3に設置されるストップランプなどのランプ類(図示せず)に接続するためのケーブルやワイパウォッシャノズルWNに接続するためのパイプを嵌通させるためのグロメットGが設置されている。また、テールゲート3の上部3cは、リヤスポイラ(図示せず)なども設置できるように、前後方向に比較的長く厚みがあるように形成されている。
図4に示すように、ヒンジ4は、テールゲート3を車体2のゲート開口部2dの上端部を中心として跳ね上げ式に開閉するために設置される蝶番であり、例えば、鋼板プレス製品からなる。ヒンジ4は、車体2のモヒカン溝部2cに固定されるヒンジ基部材41と、テールゲート3に取り付けられるゲートヒンジ部材42と、ヒンジ基部材41とゲートヒンジ部材42とを回動自在に連結するためのヒンジピン43とから構成されている。
なお、ヒンジ4は、特許請求の範囲に記載の「ヒンジ手段」に相当する。
図3及び図6に示すように、ヒンジ基部材41は、後方から見て略L字型形状をした金属製厚板材からなる。そのヒンジ基部材41は、車体2側(基端側)の固定部41aが車体2のゲート開口部2dの上部2iに車体用固定具8,8でしっかりと取り付けられ、先端側の連結部41b(図6参照)がヒンジピン43によってゲートヒンジ部材42に回動自在に連結されている。固定部41aは、ルーフ部2bの天井面2kから高さL4下がったモヒカン溝部2cの後端底部2gに固定されている。ヒンジ基部材41は、モヒカン溝部2cに設けられるルーフモール6(図1参照)に連続するヒンジカバー5によって覆われている。
車体用固定具8,8は、ヒンジ基部材41をしっかりと車体2に固定するための部材であって、例えば、溶接ボルトからなる。なお、車体用固定具8,8は、リベットなどであってもよい。
図4に示すように、ゲートヒンジ部材42は、側面視して略く字型形状をした金属製厚平板材からなる。ゲートヒンジ部材42は、テールゲート3の開閉方向(矢印D,E方向)及びテールゲート3の側面部3aに沿って延設される。ゲートヒンジ部材42は、図4に示すように、前端部にヒンジピン43を挿通するための貫通孔42cと、後端部及び中央部に穿設された固定用ボルトBOを取り付けるための貫通孔42d,42eと、この貫通孔42dと貫通孔42eとの間に穿設されて治具(図示せず)を仮止めする仮止め用ボルト(図示せず)が取り付けられる貫通孔42f,42gとを有する。ゲートヒンジ部材42は、前端部側の連結部42bがヒンジピン43によってヒンジ基部材41に回動自在に設置されると共に、後端部側の固定部42aがテールゲート3の側面部3aを図4に示すように、上下前後方向(矢印H,I,J,K方向)に位置を調整して取り付けることができるように構成されている。
前記テールゲート3は、連結部42bをヒンジピン43に連結した状態のゲートヒンジ部材42によって、車体2に対して車両1の前後(矢印H,I)または高さ方向(矢印J,K方向)に調整可能に設けられている。
ヒンジピン43は、例えば、ヒンジ基部材41とゲートヒンジ部材42とを回動自在に連結するためのリベット形状の金属軸部材からなる。ヒンジピン43は、図6に示すように、ヒンジ4に注油を不要にするために、含油樹脂や含油焼結金属などからなるブッシュ44を嵌合してメンテナンスフリーにしている。
ヒンジカバー5は、図1に示すように、ヒンジ基部材41の上部を覆うものであり、モヒカン溝部2cの後端部の形状に合わせて形成された板状の合成樹脂により形成されている。ヒンジカバー5は、図7に示すように、前端部に形成された係合部5aと、下面に形成されたクリップCL設置用のブラケット部5b(図4参照)と、下面の複数箇所に形成された補強用のリブ5dと、後端部中央に形成された切欠部5cとを一体形成している。そのヒンジカバー5は、図7に示すように、係合部5aをルーフモール6の後端部に挟み込み、図4に示すように、クリップCLをヒンジ基部材41の上面に固着されたカバー固定具10に嵌着することにより、車体2側に固定されている。ヒンジカバー5は、後端部中央に、テールゲート3を矢印D方向に回動させて開放したときに、ゲートヒンジ部材42の回動を可能にさせるための切欠部5cを形成している。
なお、ヒンジカバー5は、特許請求の範囲に記載の「カバー部材」に相当する。
また、前記カバー固定具10は、例えば、台形をした平板材からなるブラケットであり、クリップCLが係合する貫通穴が穿設されている。
オープンステー7は、図1に示すように、テールゲート3の開閉時に、跳ね上げ式のテールゲート3の重量とバランスを取って開閉できるように車体2に固定するためのガススプリングからなる。オープンステー7は、車体2のゲート開口部2dの右端部に回動自在に取り付けられるピストンロッド71と、このピストンロッド71に対して弾性的に進退して、テールゲート3に回動自在に取り付けられるチューブシリンダ72とから構成されている。このオープンステー7は、車体2に固定されたヒンジ基部材41の取り付け部(後端底部2g)の近傍に設けられている。
次に、本発明の実施の形態に係る車両の後部構造の組み付け手順を説明する。
図1に示すように、テールゲート3を車体2の後部2aに取り付ける場合、まず、ヒンジ基部材41とゲートヒンジ部材42とを、ヒンジピン43によって連結されたヒンジ4を車体用固定具8によってモヒカン溝部2cの後端底部2gに取り付ける。
次に、ルーフモール6を接着剤などによってモヒカン溝部2cに固定する。そのルーフモール6の後端には、ヒンジカバー5の係合部5aを嵌合させて(図7参照)、ヒンジカバー5の下面に取り付けたクリップCLをカバー固定具10に圧入して、ヒンジカバー5を車体2に固定されたヒンジ基部材41を覆うように固定する(図4参照)。ルーフパネルRとサイドフレームSとを接合する従来からあるモヒカン溝部2cは、ヒンジ4及びヒンジカバー5の取り付け箇所として有効利用することができる。このため、車体2の後部2aの上方部位の形状を制約することなく設定できる。
ヒンジカバー5は、図7に示すように、前端に形成された係合部5aをルーフモール6の後端に係合し、図4に示すように、下面に取り付けたクリップCLをヒンジ基部材41に固定されたカバー固定具10に押し込むことにより、ワンタッチで取り付けることができる。
ヒンジ基部材41は、図1に示すように、ヒンジカバー5で覆って露出することを防止すると共に、ルーフモール6に合わせて車体2の前後方向に配置し、かつルーフモール6の上面とヒンジカバー5の上面とを面一にすることにより、ルーフモール6などの周辺部品との外観に合わせたデザイン形状にすることができるため、美観性を向上させることができる。
次に、図1に示すように、ゲート開口部2dの右の上側の縁に、オープンステー7のピストンロッド71を回動自在に設置する。そして、治具(図示せず)をテールゲート3に取り付けて、オープンステー7のチューブシリンダ72をテールゲート3の側面部3aに回動自在に取り付ける。
次に、図4に示すように、テールゲート3を矢印Dの方向に開けた状態で、仮止め用ボルト(図示せず)をゲートヒンジ部材42の貫通孔42f,42gに挿通してテールゲート3に螺合し、このテールゲート3をヒンジ4に仮止めする。ヒンジ4をテールゲート3に仮止めした状態では、治具(図示せず)を上下前後(矢印H,I,J,K方向)に移動させると、テールゲート3も同じ方向に移動する。
そして、テールゲート3の固定ボルトBOを貫通孔42e,42fに挿入して、調整可能範囲DA,DA内を矢印H,I,J,Kの上下前後の方向に取り付け位置を調整し、テールゲート3をヒンジ4の所望位置に位置合わせして、固定ボルトBOをしっかりと締め付けて本締めする。
そして、それぞれの仮止め用ボルト(図示せず)を貫通孔42f,42gから抜き取り、治具を外す。その結果、テールゲート3は、ゲート開口部2dやヒンジ4に対して決められた状態で固定される。このように貫通孔42e,42fの位置調整のみで、テールゲート3を車体2のゲート開口部2d及びヒンジ4に対する位置調整ができるため、位置調整作業の工数が少なく、作業を簡素化することができる。
テールゲート3を固定ボルトBOによってヒンジ4に取り付ける作業は、テールゲート3を開けた状態で、テールゲート3の側面部3aの方向から行われることにより、固定ボルトBOによるゲートヒンジ部材42の取り付け箇所が視認できるため、作業が行い易い。
また、テールゲート3をヒンジ4に取り付け・取り外しする作業は、作業の邪魔になる部材がない側面部3aの方向から行われることにより、その作業を無理なく行うことができる。
ヒンジ4,4は、ゲートヒンジ部材42がテールゲート3の左右の側面部3a,3aに設置されることにより、左の側面部3aのヒンジ4と右の側面部3aとの間の支持スパンが広くなるため、ヒンジ4,4によるテールゲート3の保持力及び剛性を向上させることができる。
さらに、ヒンジ4,4は、平板状のゲートヒンジ部材42,42がテールゲート3の側面部3a,3aに取り付けられることにより、ヒンジ4,4による車幅方向の占有が少ないため、ゲート開口部2dの車幅方向の長さL6(図1参照)が制約されることがない。このため、ゲート開口部2dは、車幅方向の長さL6(図1参照)を長くして、面積を広くし、荷物の積み降ろし作業をし易くすることができる。
また、図1に示すように、ゲートヒンジ部材42は、ヒンジ基部材41をルーフ部2b上のモヒカン溝部2c上に設置し、ゲートヒンジ部材42をテールゲート3の側面部3aに設置したことにより、ヒンジ基部材41とゲートヒンジ部材42が荷物室2hに露出していない。このため、荷物室2h内は、外観が向上されると共に、ゲート開口部2dの広さと荷物室2hの空間とを広げることができる。したがって、ゲート開口部2dから荷物室2hへの荷物の積み降ろし作業をし易くすることができる。
次に、本発明の実施の形態に係る車両の後部構造の作用を説明する。
テールゲート3を開けると、図1に示すように、テールゲート3及びゲートヒンジ部材42は、ルーフ部2bとテールゲート3との間に配置されたヒンジピン43を中心として矢印D方向に一体となって回動して開く。このとき、テールゲート3は、オープンステー7によって、ゆっくりと開放される。
そして、図4に示すように、テールゲート3の上端のパーティング3bもヒンジピン43を中心に矢印M方向に回動する。このとき、パーティング3bは、ヒンジピン43から後方側に距離L5離れた位置に配置されていることにより、回動軌跡がルーフ部2bの天井面2k(図6参照)上になるため、車体2と全く干渉しないで回動する。このため、車体2のモヒカン溝部2cの後端底部2gから上方向に突出したヒンジ基部材41の腕の長さL3を短くすることが可能となる。したがって、後端底部2gから天井面2k(図6参照)までの高さL4も短くすることができ、ヒンジ4をヒンジ車体2の後部2aに設置するための設置用溝をモヒカン溝部2cのような浅い溝でも設置可能になる。そして、車体2の後部2aは、デザインやゲート開口部2dの寸法の設定に自由度が生まれ、余裕を持った設定が可能となる。
図1に示すように、テールゲート3は、ヒンジ4とオープンステー7とが比較的近傍に設置されていることにより、テールゲート3に開閉時にヒンジ4とオープンステー7とにモーメントや捩れ変位が加わったとしても、テールゲート3が受けるモーメントが少ないため、歪むことがない。
図3に示すように、テールゲート3を矢印E方向に回動して、ゲート開口部2dを閉める。このとき、ゲートヒンジ部材42は、ゲートヒンジ部材42の表裏面の延在方向(せん断方向)に回動して、テールゲート3の回動方向に略一致していることにより、テールゲート3の開閉による力がゲートヒンジ部材42の表裏の面方向にかかる。このため、ヒンジ4は、テールゲート3の開閉方向に対して強度があり、剛性が大幅に向上されて、ゲートヒンジ部材42を小型化することができる。
なお、本発明に係る車両の後部構造は、前記実施の形態に限定されるものではなく、その技術思想の範囲内で種々の改造及び変更が可能であり、本発明はこれら改造及び変更された発明にも及ぶことは勿論である。
本発明の実施の形態に係る車両の後部構造を示す図で、車両の後部の分解斜視図である。 本発明の実施の形態に係る車両の後部構造を示す図で、テールゲートの取り付け状態を示す拡大要部側面図である。 本発明の実施の形態に係る車両の後部構造を示す図で、ヒンジカバーを離脱させたときのテールゲートの取り付け状態を示す拡大要部斜視図である。 本発明の実施の形態に係る車両の後部構造を示す図で、テールゲートの取り付け状態を示す要部拡大断面図である。 本発明の実施の形態に係る車両の後部構造を示す図で、ヒンジの拡大平面図である。 図4の矢視X−X線方向断面図である。 本発明の実施の形態に係る車両の後部構造を示す図で、ヒンジ基部材のカバーの設置状態を示す拡大要部斜視図である。 本発明の実施の形態に係る車両の後部構造を示す図で、テールゲートの中央部上端の構造を示す要部拡大断面図である。 従来の車両の後部構造を示す図で、テールゲートを閉めたときの状態を示す要部断面図である。
符号の説明
1 車両
2 車体
2a 後部
2c モヒカン溝部
2d ゲート開口部
2g 後端底部(取り付け部)
3 テールゲート
3a 側面部
4 ヒンジ(ヒンジ手段)
5 ヒンジカバー(カバー部材)
6 ルーフモール
7 オープンステー
41 ヒンジ基部材
42 ゲートヒンジ部材
R ルーフパネル
S サイドフレーム

Claims (6)

  1. 車体のルーフパネルとサイドフレームの接続部分に前記車体の前後方向に形成されたモヒカン溝部を有すると共に、前記車体の後部に設置されたテールゲートをヒンジ手段で取り付けた車両の後部構造であって、
    前記ヒンジ手段は、前記モヒカン溝部に取り付けられるヒンジ基部材と、
    前記ヒンジ基部材に回動可能に取り付けられる前記テールゲートに取り付けられるゲートヒンジ部材と、を備え
    前記ヒンジ基部材は、前記車体のルーフ部の上側に形成された前記モヒカン溝部の後端底部に固定される固定部と、ヒンジピンによって前記ゲートヒンジ部材が回動自在に連結される連結部とを有すると共に、前記モヒカン溝部に設けられるルーフモールに連続するカバー部材によって覆われ
    前記ゲートヒンジ部材は、前端部側の前記連結部が、前記モヒカン溝部内に配置された前記ヒンジ基部材に回動自在に軸支され、
    前記カバー部材は、前記テールゲートを回動させて開放したときに、前記ゲートヒンジ部材が入る切欠部を後端部に有し、
    前記テールゲートの上端のパーティングは、前記ヒンジピンから後方側に離れた位置に配置されていることを特徴とする車両の後部構造。
  2. 前記ゲートヒンジ部材は、前記テールゲートの開閉方向に沿って延設され、前記テールゲートの開放時に前記カバー部材の切欠部を挿通する部分が前記テールゲートの開閉方向に沿って延設される板状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両の後部構造。
  3. 前記ゲートヒンジ部材は、前記テールゲートの側面部に取り付けられることを特徴とする請求項2に記載の車両の後部構造。
  4. 前記ゲートヒンジ部材は、前記テールゲートに対して、車両の前後または高さ方向に調整可能に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の車両の後部構造。
  5. 前記テールゲートを車体に固定するためのオープンステーは、前記ゲートヒンジ部材の取り付け部の近傍に設けられることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載された車両の後部構造。
  6. 前記ヒンジ基部材は、前記モヒカン溝部に設けられるルーフモールに連続するカバー部材によって覆われていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載された車両の後部構造。
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