JP6295934B2 - 開閉ルーフ車の車体構造 - Google Patents
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Description
上記後側シール部は、上記保持部材の車両後方側の縁部の車幅方向外側面に設けられ、上記デッキカバーの上記突出部の前縁によって車幅方向外側から覆われ、上記突出部の前記前縁と上記保持部材とに当接したことを特徴とする。
具体的には、ブラケットは、開閉ルーフの回動軸を保持した状態で車体に固定することが可能な優れた剛性を備えて形成された部材であり、このようなブラケットに保持部材を連結することで、保持部材の剛性を確保することができる。
なお、図中、矢印Fは車両前方を示し、矢印Rは車両後方を示し、矢印INは車幅方向内方を示し、矢印OUTは車幅方向外方を示し、矢印Uは車両上方を示す。
具体的には、図示しないが、フロントルーフ22の前部には、ルーフ閉鎖時に該フロントルーフ22をフロントヘッダ18に係止するためのフックを形成するとともに、フロントヘッダ18には、フックと係合する被係合部を形成し、それぞれ車幅方向の中央部分に備えている。
なお、図6は、車幅方向内側、且つ下側から視たメインブラケット30、及びBピラー50を車幅方向の内側から視た斜視図を示すが、枢支ブラケット38等メインブラケット30に取り付けられている部材については図示省略している。
面状フランジ部32は、該メインブラケット本体31の車両前側部分に、上下方向全体に亘って車体本体11のピラーインナーパネル150に対して車幅方向の内側から面接触状態で当接可能に面状に形成するとともに、脚状フランジ部33は、車両本体11のピラーインナーパネル150に対して内側から当接可能に脚状に形成し、それぞれ車両本体11のピラーインナーパネル150に対してボルト締結により固定している(同図参照)。
延設部34は、図5、及び図10に示すように、後述する中空状のピラー芯材本体部52の閉断面空間52Aの下方開口から挿通可能な幅、及び長さを有して上方に突出し、該延設部34の基端部分(下側部分)には、上側にボルト挿通孔35を形成するとともに、該ボルト挿通孔35よりも下側に板厚方向に貫通した位置決め孔36を形成している。
このようなガーニッシュ62は、ピラー芯材本体部52の外壁面52oに車幅方向の外側から対向させた状態で装着する(図7、図8参照)。
デッキカバー71は、図1、図2、図11に示すように、車室1とトランクルーム13との間の車両外面を構成し、幅方向に延びて格納室15を閉塞するプレート状のデッキカバーベース部72と、該デッキカバーベース部72の車幅方向の両側において、閉止時には車両本体11の上部外観面を形成するようにデッキカバー71の主に前部側が上方に突出する突出部75と、該突出部75間に架設したデッキカバーヘッダ76とで一体に形成している。
デッキカバーヘッダ76は、幅方向に直線状に延びる閉断面構造で構成し、幅方向の両側の突出部75の前部上端の間に横架している(図1〜図3参照)。
すなわち、デッキカバー71は、一対の突出部75とデッキカバーヘッダ76とで正面視門型に構成している。
すなわち、このようなBピラー50、及び突出部75と、Bピラー50間に横架したデッキカバーヘッダ76とにより、デッキカバー71は、リヤウインド配置開口部19に向かって開口面積が徐々に小さくなる先細り形状、換言すると、先すぼまり形状に形成している。
すなわち、四節リンク機構80は前後方向に延びるデッキカバー71の前方側に配設されている。
具体的には、メインブラケット30は、開閉ルーフ21の回動軸を保持した状態で車両本体11に固定可能な優れた剛性を備えて形成された部材であり、このようなメインブラケット30にピラー芯材51を連結することで、ピラー芯材51の剛性を確保することができる。
上記構成によれば、車両前後方向においてデッキカバー71とドアガラス111との間にピラー芯材51を介在させた構成とすることができるため、例えば、ウェザーストリップを前端に備えたデッキカバーを直接、ドアガラス111の後端に当接させた構成のように、走行中に、車両に上下方向の荷重が加わるなどしても、それに伴ってデッキカバーがブレることにより、ウェザーストリップがガタついて異音が発生するおそれもなく、優れたシール性を確保することができる。
この発明の開閉ルーフ車は、実施例のオープンカー10に対応し、
以下、同様に、
ブラケットは、メインブラケット30に対応し、
シール部材は、ピラー前側ウェザーストリップ60F、及びピラー後側ウェザーストリップ60Rに対応し、
保持部材は、ピラー芯材51に対応し、
車体は車両本体11に対応するも、この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
11…車両本体(車体)
21…開閉ルーフ
30…メインブラケット(ブラケット)
60F…ピラー前側ウェザーストリップ(シール部材、前側シール部)
60R…ピラー後側ウェザーストリップ(シール部材、後側シール部)
51…ピラー芯材(保持部材)
71…デッキカバー
111…ドアガラス
Claims (4)
- 開閉可能な開閉ルーフと開閉可能なドアガラスを有する車両が、該開閉ルーフの回動軸を保持するブラケットを有し、該ブラケットが車体に固定されるものにおいて、
シール部材を保持する保持部材を有し、
上記シール部材は、開閉ルーフの開閉状態に関わらず、ドアガラス閉時に該ドアガラスの後部と当接する前側シール部と、上記保持部材の後側に配置された後側シール部とを有し、
上記保持部材は、その下方で上記ブラケットに対し連結され、
上記保持部材の後方には、上記開閉ルーフを開放した際に該開閉ルーフを格納する格納室を開閉可能にカバーするデッキカバーが配設され、
上記デッキカバーは、上方に突出する突出部を有し、
上記後側シール部は、上記保持部材の車両後方側の縁部の車幅方向外側面に設けられ、上記デッキカバーの上記突出部の前縁によって車幅方向外側から覆われ、上記突出部の前記前縁と上記保持部材とに当接した
開閉ルーフ車の車体構造。 - 上記ブラケットから車体よりも上方に延びた延設部が設けられ、上記延設部に上記保持部材が締結された
請求項1に記載の開閉ルーフ車の車体構造。 - 上記ブラケットと上記開閉ルーフとの間に跨って連結された基端側リンクを有し、
上記ブラケットは、車体よりも上方に延在し、この延在部分に上記リンク基端部の基端部が枢支結合された
請求項1又は請求項2に記載の開閉ルーフ車の車体構造。 - 上記保持部材は、上記ブラケットに連結された状態で車体に組み付けられている
請求項1から3のうちの一項に記載の開閉ルーフ車の車体構造。
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Applications Claiming Priority (1)
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JP2014247627A JP6295934B2 (ja) | 2014-12-08 | 2014-12-08 | 開閉ルーフ車の車体構造 |
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Family Applications (1)
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