JP5401974B2 - 車両のドア構造 - Google Patents
車両のドア構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5401974B2 JP5401974B2 JP2008327158A JP2008327158A JP5401974B2 JP 5401974 B2 JP5401974 B2 JP 5401974B2 JP 2008327158 A JP2008327158 A JP 2008327158A JP 2008327158 A JP2008327158 A JP 2008327158A JP 5401974 B2 JP5401974 B2 JP 5401974B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- corner
- glass
- sash
- vehicle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Seal Device For Vehicle (AREA)
Description
このように、コーナーガラスを保持するドアサッシュに角部が設けられた場合、ドアサッシュを含むドア側と車体側とを確実にシールする目的で、車体側のドア開口部に設けられるシール部材としてのシーミングウエルトを、上記角部に相当する部分においては押出し成形することが困難であるため、該部分を型成形品で構成し、角部に相当しない他の部分においては押出し成形品で構成していたが、型成形品がコスト高となる問題点があった。
上述の車体側のドア開口部に設けられるシール部材は、シーミングウエルトに設定してもよい。
上記構成によれば、シール部をコーナーガラスの車幅方向内側に設けたので、外観の見映えを悪化することなく、シール機能を確保することができる。
上記構成によれば、シール部が角部の車幅方向内側面を覆うので、シール面幅を大きく確保することができて、安定したシール機能を得ることができる。
上記構成によれば、2つのサッシュ部材の溶接によりドアサッシュの角部には溶接部が形成され、本来ならば見映えが悪化すると共に、該溶接部にて風騒音性能が悪化するが、この溶接部(ドアサッシュの角部)の車幅方向内側面をシール部で覆うので、見映えの向上と、風騒音性能の向上との両立を図ることができる。
上記構成によれば、シール部が反コーナーガラス側の面に回り込むので、該シール部の取付けが安定し、このシール部の保持性能確保と、シール機能の確保との両立を図ることができる。
図面は車両のドア構造を示すが、まず、図1を参照して車体側の構成について説明する。図1はドアを取付けた状態の車体を、車室内側から車室外側を見た状態で示す側面図であって、車体の上下方向に延びるヒンジピラー1を設けている。このヒンジピラー1は、ヒンジピラーアウタと、ヒンジピラーインナと、ヒンジピラーレインフォースメントとを備え、車体上下方向に延びるヒンジピラー閉断面を有する車体剛性部材である。
上述のサイドシル2の車体前後方向の中間部で、前後の乗降口を仕切る位置には、車体の上下方向に延びるセンタピラー3を設けている。
このセンタピラー3は、センタピラーアウタと、センタピラーインナと、センタピラーレインフォースメントとを備え、車体上下方向に延びるセンタピラー閉断面を有する車体剛性部材である。
さらに、上述のフロントピラー4からさらに後方に延びるルーフサイドレール9を設けている。このルーフサイドレール9は、ルーフサイドレールアウタとルーフサイドレールインナとを備えると共に、必要に応じてルーフサイドレールレインフォースメントを備え、車体前後方向に延びるルーフサイド閉断面を有する車体剛性部材である。
しかも、図5、図6に示すように、コーナーガラス17をドアサッシュ15の保持部15dに支持する弾性支持部材26を設けている。
ここで、上述の弾性支持部材26は、その外片部26aと、端片部26bと、内片部26cとで、コーナーガラス17の端部を挟持して、該コーナーガラス17をドアサッシュ15に保持している。
さらに、このシール部26eは、図5、図6に示すように、ドアサッシュ15の角部αのコーナーガラス17側で該コーナーガラス17の車幅方向内側に位置するように設けられている。
しかも、上述のシール部26eが、ドアサッシュ15の角部αの車幅方向内側面を覆うと共に、反コーナーガラス側の面に回り込むように設けられている(回込み部26f参照)。
この構成によれば、シール部26eをコーナーガラス17の車幅方向内側に設けたので、外観の見映えを悪化することなく、シール機能を確保することができる。
この構成によれば、シール部26eが角部αの車幅方向内側面を覆うので、シール面幅(図5の前後方向の幅、図6の上下方向の幅参照)を大きく確保することができて、安定したシール機能を得ることができる。
この構成によれば、2つのサッシュ部材(上片部15A、前片部15B参照)の溶接によりドアサッシュ15の角部αには溶接部が形成され、本来ならば見映えが悪化すると共に、該溶接部にて風騒音性能が悪化するが、この溶接部(ドアサッシュ15の角部α)の車幅方向内側面をシール部26eで覆い隠すので、見映えの向上と、風騒音性能の向上との両立を図ることができる。
この構成によれば、シール部26eが反コーナーガラス側の面(図5の前方側の面、図6の上方側の面参照)に回り込むので(回込み部26f)、該シール部26eの取付けが安定し、このシール部26eの保持性能確保と、シール機能の確保との両立を図ることができる。
この発明の車体側のドア開口部に設けられるシール部材は、実施例のシーミングウエルト11に対応し、
以下同様に、
2つのサッシュ部材は、上片部15Aと前片部15Bに対応するも、
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
11…シーミングウエルト(シール部材)
13…ドア本体
14…ドアガラス
15…ドアサッシュ
15A…上片部(サッシュ部材)
15B…前片部(サッシュ部材)
16…ガラスガイド
17…コーナーガラス
26…弾性支持部材
26e…シール部
30…ドアヒンジ
α…角部
Claims (5)
- ドア本体と、該ドア本体に設けられドアガラスを保持するドアサッシュと、該ドアサッシュと上記ドア本体との間に設けられ上記ドアガラスを昇降可能にガイドするガラスガイドと、該ガラスガイドの反ドアガラス側に設けられたコーナーガラスとを備えた車両のドア構造であって、
上記コーナーガラスを保持するドアサッシュの前上部に角部が設けられていると共に、
上記コーナーガラスをドアサッシュに支持する弾性支持部材を設け、
該弾性支持部材にドアサッシュ前上部の角部のコーナーガラス側に上記角部のコーナーを緩やかに接続して車体側のドア開口部に設けられるシール部材が当接するシール部を形成し、
上記ドア本体とドアサッシュとを備えたドアの前端には、該ドアを車体に開閉可能に取付けるドアヒンジが設けられており、
上記シール部材は、上記ドアサッシュ前上部の角部の対応位置を含んで押出し成形により形成されている
車両のドア構造。 - 上記シール部がドアサッシュの角部のコーナーガラス側で該コーナーガラスの車幅方向内側に設けられた
請求項1記載の車両のドア構造。 - 上記シール部がドアサッシュの角部の車幅方向内側面を覆うように設けられた
請求項1または2記載の車両のドア構造。 - 上記ドアサッシュの角部が2つのサッシュ部材を溶接により接合して形成されるように構成された
請求項3記載の車両のドア構造。 - 上記シール部がドアサッシュの角部の車幅方向内側面を覆うと共に、反コーナーガラス側の面に回り込むように設けられた
請求項3または4記載の車両のドア構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008327158A JP5401974B2 (ja) | 2008-12-24 | 2008-12-24 | 車両のドア構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008327158A JP5401974B2 (ja) | 2008-12-24 | 2008-12-24 | 車両のドア構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010149557A JP2010149557A (ja) | 2010-07-08 |
JP5401974B2 true JP5401974B2 (ja) | 2014-01-29 |
Family
ID=42569156
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008327158A Expired - Fee Related JP5401974B2 (ja) | 2008-12-24 | 2008-12-24 | 車両のドア構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5401974B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113879078A (zh) * | 2021-11-19 | 2022-01-04 | 上汽通用汽车有限公司 | 一种车门玻璃总成及车门 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57134322A (en) * | 1981-02-12 | 1982-08-19 | Nissan Motor Co Ltd | Glass run-channel for automobile |
JP3251181B2 (ja) * | 1996-10-17 | 2002-01-28 | 鬼怒川ゴム工業株式会社 | オープンカーのシール構造 |
JP2002154322A (ja) * | 2000-11-20 | 2002-05-28 | Suzuki Motor Corp | ドアのガラス受け部構造 |
-
2008
- 2008-12-24 JP JP2008327158A patent/JP5401974B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010149557A (ja) | 2010-07-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6700979B2 (ja) | 自動車ドア用グラスラン | |
JP2010070054A (ja) | 車両のドア構造 | |
WO2012056912A1 (en) | Glass run integral molding and door frame structure | |
JP6677543B2 (ja) | 格納式ルーフ付き自動車の車体構造 | |
JP2010143453A (ja) | 車両のドア構造 | |
JP5401974B2 (ja) | 車両のドア構造 | |
JP2001328489A (ja) | 車両の上部車体構造 | |
JP6256587B1 (ja) | 車体後部構造 | |
JP2020090232A (ja) | 車両のシール構造 | |
JP4917843B2 (ja) | 排水ホースの接続構造 | |
JP5077763B2 (ja) | 車両用ドア構造 | |
JP2006205984A (ja) | 自動車の側部車体構造 | |
JP6732847B2 (ja) | 自動車のドア構造 | |
JP4121992B2 (ja) | ドアガラスのスライド部材取り付け構造 | |
JP2016107854A (ja) | 開閉ルーフ車の車体構造 | |
JP6295945B2 (ja) | 開閉ルーフ車の車体構造 | |
JP4094540B2 (ja) | 開閉体用シール | |
JP6295934B2 (ja) | 開閉ルーフ車の車体構造 | |
JP7318492B2 (ja) | 車両用ドア構造 | |
JP2014144675A (ja) | 自動車のドア構造 | |
JP7388047B2 (ja) | 車両の側部車体構造 | |
JP5003532B2 (ja) | ストレージリッドのシール構造 | |
JP5004014B2 (ja) | 車両用ドアのシール構造 | |
JP2009012722A (ja) | 格納式ルーフ搭載車両のシール構造 | |
JPH0630509Y2 (ja) | 自動車のキャンバストップ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20111125 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20121025 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130122 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130319 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20131001 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20131014 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5401974 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |