JP4807555B2 - ルーフレール支持脚、ルーフレール及びルーフレール組付方法 - Google Patents
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Description
た状態でも、前記締結手段により前記支持脚本体を前記ルーフ上に固定する作業を行うことが可能になる。したがって、ルーフレールのルーフへの取り付けの際の作業は、前記ルーフレール本体に取り付けられた状態の前記支持脚本体及び前記第一カバーを前記ルーフに取り付け、その後に第二カバーを取り付けるという2工程の作業で済むので、作業工数を少なくすることが可能となる。また、樹脂製の前記第二カバーが同じく樹脂製の前記第一カバーとともに前記支持脚本体の周囲の全体を覆って意匠面を形成する構成としたので、金属製の前記支持脚本体の表面の研磨や塗装をなくすことができ、部品加工コストを低く抑えることができる。
このように構成すれば、前記レール当接面部が前記ルーフレール本体の被支持面と前記支持脚本体との間に挟まれて支持され、前記ルーフレール本体側への移動が規制された状態では、前記レール側係合部の係合が外れることがなくなる。したがって、前記第一カバーのレール側端縁近傍を、前記支持脚本体に対して確実に係止することができる。
このレール側係合部は、前記レール当接面部の他方側面から突出し、前記支持脚本体に形成された凹部に係合する突出部を有して構成されていると好適である。
このように構成すれば、前記レール当接面部が前記ルーフレール本体の被支持面と前記支持脚本体との間に挟まれて支持され、前記ルーフレール本体側への移動が規制された状態では、前記ルーフ側係合部の係合が外れることがなくなる。したがって、前記第一カバーのルーフ側端縁近傍を、前記支持脚本体に対して確実に係止することができる。
このルーフ側係合部は、前記レール当接面部に対して略平行な方向に延び、前記支持脚本体に形成された溝部に係合する延出部を有して構成されていると好適である。
持してなる点にある。
また、前記第一カバーの前記レール当接面部は、前記ルーフレール本体の被支持面と前記支持脚本体との間に挟み込まれることで、前記第一カバーを確実に係止できる。
図1は、本実施形態に係るルーフレール1の全体構成を示す斜視図である。図2は、ルーフレール1の分解斜視図である。図3は、本実施形態に係る中間支持脚2の構成を示す分解斜視図である。図4は、中間支持脚2によるルーフレール本体3の支持構造を示す断面図である。これらの図に示すように、本実施形態においては、本発明に係るルーフレール支持脚を、ルーフレール本体3の中間部を支持する中間支持脚2に適用する場合について説明する。
aは、ボルト等の締結部材14aによりルーフ4に固定される。レール接続部6bは、中空管状のルーフレール本体3の端部3bに挿入され、ボルト等の締結部材14bにより固定される。この際、レール接続部6bとルーフレール本体3の端部3bとの間のぐらつきを防止するため、レール接続部6bの外周とルーフレール本体3の端部3bの内周との間にはブッシュ9が介装される。端部カバー7は、滑らかな外表面を有しており、端部支持脚本体6の外周側に嵌着される。この端部カバー7は、合成樹脂等により形成される。端部クッション材8は、ルーフ取付面部6aのルーフ取付面形状に合致する平面形状を有しており、端部支持脚本体6のルーフ側面に一体的に取り付け可能に形成されている。この端部クッション材8は、ゴムや合成樹脂等の弾性部材により形成される。
本実施形態においては、締結部材14cが本発明における「締結手段」に相当する。
壁部10Cとルーフ取付面部10Aとの間には、ルーフ取付面部10Aを補強するためのリブ10Cbが設けられている。
ここではレール長さ方向DLであって、ルーフ4に対して略平行な方向に延びるように形成している。
なお、本実施形態においては、係合延出部11Cが本発明における「ルーフ側係合部」に相当し、係合突出部11Dが本発明における「レール側係合部」に相当する。
ルーフ端側(図5における手前側)の端縁の内側面に当接するように形成されている。この第二カバー12は、第一カバー11と同様に樹脂製であり、例えば射出成形等により形成される。
以上のように構成されるルーフレール1を車両のルーフ4に組み付ける際の組付方法は、以下のようにすることができる。すなわち、まず、中間支持脚2については、予備組付工程として、第一カバー11を中間支持脚本体10に組み付けるとともに、ルーフレール本体3の中間部に中間支持脚本体10を組み付ける。この際、端部支持脚5については、端部クッション材8が取り付けられた端部支持脚本体6をルーフレール本体3の端部に組付ける。次に、中間支持脚2については、第一車両組付工程として、ルーフレール本体3に組み付けられた中間支持脚本体10を車両のルーフ4上に締結部材14cにより固定する。この際、端部支持脚5についても同様に、端部支持脚本体6をルーフ4上に締結部材14aにより固定する。その後、中間支持脚2については、第二車両組付工程として、第二カバー12を、第一カバー11の開口部11Eを閉塞するように組み付ける。そして、第一カバー11及び第二カバー12により中間支持脚本体10の周囲の全体を覆って意匠面を形成する。この際、端部支持脚5については、端部支持脚本体6の外周側に端部カバー7を組み付ける。これにより端部支持脚5の周囲の意匠面を形成する。
(1)上記実施形態においては、中間支持脚本体10の被係合溝部10Fを、ルーフ取付面部10Aにおけるレール長さ方向DLの両側縁部にそれぞれ設け、第一カバー11の係合延出部11Cを、第一カバー本体11Aの延出壁部11Abに設ける場合について説明した。しかし、第一カバー11のルーフ側係合部としての係合延出部11C、及びそれと係合する中間支持脚本体10のルーフ側被係合部としての被係合溝部10Fの構成はこれに限定されるものでない。したがって、例えば図6に示すように、第一カバー11の係合延出部11Cは、第一カバー本体11Aの中央部のルーフ側端縁(図6における下方側端縁)から延出するT字形状に形成することも可能である。この場合、T字形状のレール長さ方向DLに平行な部分が、第一カバー11の回転方向に対して交差する方向であって、ルーフ4に対して略平行な方向に延びる、本発明における「延出部」を構成する。また、この場合、中間支持脚本体10の被係合溝部10Fは、第一カバー支持面部10Dの中央部10Dcをルーフ取付面部10Aと同じ高さまで低く形成し、当該中央部10Dcに形成した、係合延出部11Cが係合可能なT字形状の溝部とすることができる。なお、係合延出部11C及び被係合溝部10Fの形状は、この他にも任意の形状とすることが可能である。
る構成としている。したがって、ルーフレール組付方法における予備組付工程では、第一カバー11を中間支持脚本体10に組み付けた状態で、中間支持脚本体10をルーフレール本体3に組み付けることとしている。しかし、第一カバー11の組付構成は、これに限定されるものはなく、ルーフレール本体3及び中間支持脚本体10の少なくとも一方に組み付けられるものであればよい。したがって、ルーフレール組付方法における予備組付工程で、中間支持脚本体10をルーフレール本体3に組み付けてから、第一カバー11をルーフレール本体3及び中間支持脚本体10の少なくとも一方に組み付ける方法とすることも、好適な実施形態の一つである。
2:中間支持脚(ルーフレール支持脚)
3:ルーフレール本体
3a:ルーフレール本体の底面(被支持面)
3b:ルーフレール本体の端部
4:ルーフ
5:端部支持脚
10:中間支持脚本体(支持脚本体)
10A:ルーフ取付面部
10Aa:ルーフ取付面
10Ab:貫通孔
10B:レール取付面部
10Ba:レール取付面
10D:第一カバー支持面部
10Da:第一カバー支持面
10F:被係合溝部
10G:被係合凹部
11:第一カバー
11A:第一カバー本体
11B:レール当接面部
11C:係合延出部(ルーフ側係合部)
11D:係合突出部(レール側係合部)
11E:開口部
12:第二カバー
12A:第二カバー本体
14c:締結部材(締結手段)
Claims (8)
- 車両のルーフと、該ルーフ上に配置されるルーフレール本体との間に設けられて、前記ルーフレール本体の被支持面を支持するルーフレール支持脚であって、
前記ルーフ上に締結手段により固定される金属製の支持脚本体と、
前記支持脚本体に組み付けられ、前記締結手段と対向する位置に開口部を有するとともに、前記支持脚本体の周囲の一部を覆う樹脂製の第一カバーと、
前記開口部を閉塞し、前記第一カバーとともに前記支持脚本体の周囲の全体を覆って意匠面を形成する樹脂製の第二カバーと、
を備え、
前記第一カバーは、
前記支持脚本体の周囲の一部を覆うカバー本体と、
該カバー本体のレール側端縁近傍に設けられて、一方側面が前記ルーフレール本体の被支持面に当接し、他方側面が前記支持脚本体に当接するレール当接面部と、
を備えているルーフレール支持脚。 - 前記第一カバーは、前記レール当接面部の他方側面に設けられ、前記支持脚本体に対してルーフレール本体側から係合するレール側係合部を備えている請求項1に記載のルーフレール支持脚。
- 前記第一カバーの前記レール側係合部は、前記レール当接面部の他方側面から突出し、前記支持脚本体に形成された凹部に係合する突出部を有して構成されている請求項2に記載のルーフレール支持脚。
- 前記第一カバーは、前記カバー本体のルーフ側端縁近傍に設けられ、前記支持脚本体に対してルーフレール本体側から係合するルーフ側係合部を備えている請求項1から3の何れか一項に記載のルーフレール支持脚。
- 前記第一カバーの前記ルーフ側係合部は、前記レール当接面部に対して略平行な方向に延び、前記支持脚本体に形成された溝部に係合する延出部を有して構成されている請求項4に記載のルーフレール支持脚。
- 前記支持脚本体は、
前記ルーフに取り付けられるルーフ取付面部と、
前記ルーフレール本体の被支持面に取り付けられるレール取付面部と、
前記レール取付面部のレール取付面に対して前記レール当接面部の厚さ分後退した位置に配置されて前記レール当接面部が支持される第一カバー支持面を有する第一カバー支持面部と、
を備えている請求項1から5の何れか一項に記載のルーフレール支持脚。 - 前記請求項1から6の何れか一項に記載のルーフレール支持脚を備えたルーフレールであって、
端部支持脚により両端部がそれぞれ支持された前記ルーフレール本体の中間部を、前記ルーフとの間で前記ルーフレール支持脚により支持してなるルーフレール。 - ルーフレール本体に金属製の支持脚本体を組み付けるとともに、前記支持脚本体に、前記支持脚本体の周囲の一部を覆う樹脂製の第一カバーを組み付け、前記第一カバーのレール当接面部が、前記ルーフレール本体の被支持面と前記支持脚本体との間に挟み込まれる予備組付工程と、
前記ルーフレール本体に組み付けられた前記支持脚本体を車両のルーフ上に締結手段により固定する第一車両組付工程と、
樹脂製の第二カバーを、前記第一カバーにおける前記締結手段と対向する位置に形成された開口部を閉塞するように組み付けて、前記第一カバー及び前記第二カバーにより前記支持脚本体の周囲の全体を覆って意匠面を形成する第二車両組付工程と、
を備えているルーフレール組付方法。
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