JP4377023B2 - 口腔用組成物 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、口腔用組成物に関し、より詳しくはカチオン性殺菌剤の失活が防止されていて優れた殺菌効果を示す口腔用組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】
う蝕および歯周炎の原因として歯垢(デンタルプラーク)の付着があり、従来から口腔衛生においてはその除去や付着予防、すなわち歯垢付着予防が重要であることが指摘されている。
歯垢付着予防の方法として一般的に行われているのは、歯ブラシで機械的に歯垢を除去する方法と、殺菌剤を用いることにより口腔内細菌を殺菌する生化学的方法である。
しかし、塩化セチルピリジニウムや塩酸クロルヘキシジンなどのカチオン性殺菌剤に、通常使用されるアニオン性界面活性剤を加えると、2者が静電気作用により複合塩を形成して失活してしまう傾向がある。また、カチオン性殺菌剤に、アニオン性界面活性剤と非イオン性界面活性剤を併用して用いると、多くの場合カチオン性殺菌剤とアニオン性界面活性剤がつくる複合塩が非イオン性界面活性剤によって形成されるミセル中に取り込まれるため、殺菌活性が更に低下してしまうという問題がある。
従って、アニオン性界面活性剤又はアニオン性界面活性剤と非イオン性界面活性剤が共存しても殺菌力を損なわない口腔用組成物が望まれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、アニオン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤を配合した場合でもカチオン性殺菌剤の失活が防止され、高い殺菌効果を示す口腔用組成物を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意検討を行った結果、カチオン性殺菌剤とアニオン性界面活性剤を含む口腔用組成物、又は、カチオン性殺菌剤とアニオン性界面活性剤と非イオン性界面活性剤を含む口腔用組成物において、更に非水溶性グルコマンナンを配合することによって、カチオン性殺菌剤の失活が防止され、高い殺菌効果を有する口腔用組成物が得られることを見出した。
これは、カチオン性の殺菌剤が非水溶性グルコマンナンに先に吸着することで、アニオン性界面活性剤と複合塩を形成することがなく、又非イオン性界面活性剤によって形成されるミセル中に殺菌剤が取り込まれることをも防ぐことによるものと考えられる。
従って本発明は、少なくとも1種のカチオン性殺菌剤、少なくとも1種のアニオン性界面活性剤、及び非水溶性グルコマンナンを含有することを特徴とする口腔用組成物に関する。本発明はまた、少なくとも1種のカチオン性殺菌剤、少なくとも1種のアニオン性界面活性剤、少なくとも1種の非イオン性界面活性剤及び非水溶性グルコマンナンを含有することを特徴とする口腔用組成物に関する。本発明の実施態様では、口腔用組成物全体に対して非水溶性グルコマンナンを0.5〜30質量%含有させる。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下本発明につき詳述する。
本明細書中でいう口腔用組成物とは、練歯磨剤、粉歯磨剤、液状歯磨剤、液体歯磨剤などの歯磨剤類、トローチ剤、錠剤、クリーム剤、軟膏剤、貼付剤、洗口剤、及びチューインガムなどを含む。
【0006】
本発明の口腔用組成物に用いるカチオン性殺菌剤としては、第四級アンモニウム化合物及びビグアニド系化合物等が挙げられる。
第四級アンモニウム化合物に属する殺菌剤としては、例えば塩化セチルピリジニウム、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、塩化アルキルジメチルアンモニウム、塩化アルキルトリメチルアンモニウム、塩化メチルベンゼトニウム、塩化ラウロイルコラミノホルミルメチルピリジニウム等が挙げられる。好ましくは塩化セチルピリジニウム、塩化ベンゼトニウム、塩化ベンザルコニウムである。
【0007】
また、ビグアニド系化合物に属する殺菌剤としては、例えばクロルヘキシジンおよびその塩を挙げることができる。ここでクロルヘキシジンの塩としては、薬学的に許容されるものであれば特に制限されないが、例えば塩酸塩等の無機酸塩、グルコン酸塩等の有機酸塩を挙げることができる。好ましくはグルコン酸クロルヘキシジンおよび塩酸クロルヘキシジンである。
本発明では、上記のカチオン性殺菌剤を1種あるいは2種以上使用することができる。
【0008】
このようなカチオン性殺菌剤は医薬品や化粧品をはじめ、食品、雑貨品など広く一般に使用されるものであり、本発明においては市販品を用いることができる。
本発明の口腔用組成物における1種あるいは2種以上のカチオン性殺菌剤の含有量は、口腔用組成物の全質量に対して0.001〜0.5質量%、好ましくは0.01〜0.2質量%である。この量が0.001質量%未満であると、期待される効果が発揮されず、一方0.5質量%を越えると、含有量に見合った効果が得られない。
【0009】
アニオン性界面活性剤としては、例えばラウリル硫酸塩、ミリスチル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、ラウロイルサルコシン塩、ミリストイルサルコシン塩、アルキルエーテルカルボン酸塩、アルキルリン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸塩、N−アシルタウリン塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸・リン酸塩、スルホン酸塩が挙げられる。本発明では、これらアニオン性界面活性剤を1種あるいは2種以上使用することができる。
【0010】
このようなアニオン性界面活性剤は医薬品や化粧品をはじめ、食品、繊維、窯業、石油、インキ工業、農芸化学など広く一般に使用されるものであり、本発明においてはこれらに使用されている市販品を用いることができる。
本発明の口腔用組成物における1種あるいは2種以上のアニオン性界面活性剤の含有量は、口腔用組成物の全質量に対して0.1〜5質量%、好ましくは0.5〜2.0質量%である。この量が0.1質量%未満であると、期待される界面活性効果が発揮されず、一方5質量%を越えると、含有量に見合った効果が得られず使用性を損ねる場合がある。
【0011】
非イオン性界面活性剤としては、例えば脂肪酸アルカノールアミド、プロピレングリコール脂肪酸エステル類、グリセリン脂肪酸エステル類、ショ糖脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル類、ポリグリセリン脂肪酸エステル類、ソルビタン脂肪酸エステル類、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル類、ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステル類、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル類、ポリオキシエチレンヒマシ油、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンアルキルエーテル類、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル類、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル類、ポリオキシエチレンアルキルアミン、ポリオキシエチレン脂肪酸アミド類、ポリオキシエチレンアルキルフェニルホルムアルデヒド縮合物等が挙げられる。本発明では、これら非イオン性界面活性剤を1種あるいは2種以上使用することができる。
【0012】
このような非イオン性界面活性剤は医薬品や化粧品をはじめ、食品、繊維、窯業、石油、インキ工業、農芸化学など広く一般に使用されるものであり、本発明においてはこれらに使用されている市販品を用いることができる
本発明の口腔用組成物における1種あるいは2種以上の非イオン性界面活性剤類の含有量は、口腔用組成物の全質量に対して0.1〜15質量%、好ましくは0.5〜5.0質量%である。この量が0.1質量%未満であると、期待される界面活性効果が発揮されず、一方5質量%を越えると、含有量に見合った効果が得られず使用性を損ねる場合がある。
【0013】
非水溶性グルコマンナンは、コンニャク属の植物の球茎や根から抽出される非イオン性の天然高分子で、その主成分はD−マンノースとD−グルコースからなる多糖類である。また、このものはエタノールを抽出溶媒として用い、水に不溶なゲルとし、乾燥させ粉末としたものである。
本品の元となるグルコマンナンの分子量は原料に用いるこんにゃく芋の種類、産地、収穫の時期によって異なるが、一般に100万〜200万の範囲内である。
このようなグルコマンナンは食品や化粧品をはじめ、医薬品、農芸用品、餌類、インキ工業、プラスチック工業など広く一般に使用されるものであり、本発明においては「非水溶性グルコマンナン」として市販品を用いることができる。市販品の例としては、「プロポールISLB」(清水化学(株)製)がある。
【0014】
本発明の口腔用組成物における非水溶性グルコマンナンの含有量は、口腔用組成物の全質量に対して0.5〜30質量%、好ましくは1〜10質量%である。この量が0.5質量%未満であると、期待される効果が発揮されず、一方30質量%を越えると、含有量に見合った効果が得られず使用性を損ねる場合がある。
【0015】
本発明の口腔用組成物にはその種類に応じて、上記成分に加えて、必要により以下の成分を常用する範囲内で配合することができる。
<研磨剤>
シリカゲル、沈降性シリカ、火成性シリカ、含水ケイ酸、無水ケイ酸、ゼオライト、アルミノシリケート、ジルコノシリケート等のシリカ系研磨剤、第二リン酸カルシウム二水和物、第二リン酸カルシウム無水和物、ピロリン酸カルシウム、第三リン酸マグネシウム、第三リン酸カルシウム、水酸化アルミニウム、アルミナ、軽質炭酸カルシウム、重質炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、ケイ酸ジルコニウム、合成樹脂系研磨剤などが挙げられ、これらのうち1種または2種以上を併用して用いることができる。上記研磨剤の配合量は、組成物全体に対して3〜60重量%が好ましく、より好ましくは10〜45重量%である。
【0016】
<湿潤剤>
グリセリン、濃グリセリン、ジグリセリン、ソルビット、マルチトール、ジプロピレングリコール、プロピレングリコール、1,3-ブチレングリコール、キシリトール等の多価アルコール等の1種または2種以上を使用することができる。
<粘結剤>
カラギーナン(ι、λ、κ)、アルギン酸、アルギン酸ナトリウム、アルギン酸プロピレングリコールエステル、カルシウム含有アルギン酸ナトリウム、アルギン酸カリウム、アルギン酸カルシウム、アルギン酸アンモニウム等のアルギン酸塩及びその誘導体、キサンタンガム、グァーガム、ゼラチン、寒天、カルボキシメチルセルロースナトリウム、ヒドロキシエチルセルロース、ポリアクリル酸ナトリウムなどが挙げられ、これらのうち1種または2種以上を併用して用いることができる。
【0017】
<発泡剤>
2-アルキル-N-カルボキシメチル-N-ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン等の両性界面活性剤等が挙げられ、これらのうち1種または2種以上を併用して用いることができる。
<甘味剤>
サッカリンナトリウム、アスパルテーム、トレハロース、ステビオサイド、ステビアエキス、パラメトキシシンナミックアルデヒド、ネオヘスペリジルジヒドロカルコン、ペリラルチン等。
【0018】
<防腐剤>
メチルパラベン、エチルパラベン、プロピルパラベン、ブチルパラベン等のパラベン類、安息香酸ナトリウム、フェノキシエタノール、塩酸アルキルジアミノエチルグリシン等。
<殺菌剤>
トリクロロカルバニリド、ヒノキチオール、トリクロサン、イソプロピルメチルフェノール等。
【0019】
<香料成分>
l-メントール、アネトール、メントン、シネオール、リモネン、カルボン、メチルサリシレート、エチルブチレート、オイゲノール、チモール、シンナミックアルデヒド、トランス-2-ヘキセナールなどの中から1種または2種以上を併用して用いることができる。これらの成分は単品で配合してもよいが、これらを含有する精油等を配合してもよい。
また、上記香料成分に加え、脂肪族アルコールやそのエステル、テルペン系炭化水素、フェノールエーテル、アルデヒド、ケトン、ラクトン等の香料成分、精油を本発明の効果を妨げない範囲で配合してもよい。上記香料の配合量は、組成物全体に対して0.02〜2質量%とすることが好ましい。
【0020】
<有効成分>
塩化リゾチーム、モノフルオロホスフェート、フッ化ナトリウム、フッ化カリウム、モノフルオロリン酸ナトリウム、ポリエチレングリコール,ポリビニルピロリドン、ゼオライト、アスコルビン酸、酢酸トコフェロール、ε−アミノカプロン酸、トラネキサム酸、アルミニウムヒドロキシルアラントイン、乳酸アルミニウム、ジヒドロコレステロール、グリチルレチン酸、グリチルリチン酸塩類、銅クロロフィリン塩、塩化ナトリウム、グァイアズレンスルホン酸塩、デキストラナーゼ、塩酸ピリドキシン,薬用ハイドロキシアパタイトなどを1種または2種以上を配合することができる。
<その他>
青色1号等の色素、酸化チタン等の顔料、ジブチルヒドロキシトルエン等の酸化防止剤、エデト酸塩等のキレート剤、チャエキス、チャ乾留液、プロポリスエキス、グルタミン酸ナトリウム等の矯味剤など。
【0021】
なお、上記成分を組み合わせた本発明の口腔用組成物は、常法に準じて製造できるものであり、その製法は特に限定されるものではない。また、得られた練歯磨剤等の組成物は、アルミニウムチューブ、ラミネートチューブ、ガラス蒸着チューブ、プラスチックチューブ、プラスチックボトル、エアゾール容器等に充填して使用することができる。
【0022】
【発明の効果】
本発明の口腔用組成物は、アニオン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤を配合した場合でもカチオン性殺菌剤の失活が防止されていて、高い殺菌効果を示すものである。
【0023】
【実施例】
以下、実験例及び実施例により、本発明を詳細に説明するが、本発明は下記の実施例に制限されるものではない。表1に示す組成(単位:質量%)にて常法により各種練歯磨剤を調製し、以下の試験に供した。
【0024】
<殺菌力試験>
本発明の口腔用組成物の殺菌力を検証するため、S. mutans ATCC21715を用い、in vitroでの評価を行った.
試験に用いたS.mutans はBrain Heart Infusion培地で前培養し、TH buffer(pH7.2)を用いて3回洗浄後、TH bufferにて1.0×106CFU/mLとなるように調製した。この菌体懸濁液1mLに表1に示した処方の試料を最終濃度がそれぞれ400mg/mLになるように加え(total 2mL)、37℃で3分間反応させた。反応後、菌体をTH bufferで3回遠沈洗浄し、Mitis Salivalis寒天培地に混釈し、培養後の形成されたCFU(colony forming unit, 集落形成単位、培地上に形成されたコロニーの数)から生存率を算出した。
各例の試験結果を表1に示す。
【0025】
【表1】
※殺菌力試験の値はLogCFU/mLであるため、数値が小さいほど高い殺菌力を示す。
【0026】
以上の実験結果から、実施例の口腔用組成物(練歯磨剤)では、カチオン性殺菌剤の失活が防止され、高い殺菌効果を示すことが判った。また下記の実施例5〜12に示す組成(質量%)の練歯磨剤についても上記の実験を行ったところ、全て上記と同様な結果が得られた。
【0027】
【実施例5】
塩化セチルピリジニウム 0.5%
ラウリル硫酸ナトリウム 0.1
非水溶性グルコマンナン 0.5
重質炭酸カルシウム 30.0
無水ケイ酸 5.0
濃グリセリン 15.0
ソルビット 20.0
カルボキシメチルセルロースナトリウム 1.0
サッカリンナトリウム 0.1
安息香酸ナトリウム 0.1
β−グリチルレチン酸 0.1
香料 1.0
水 残
計 100.0%
【0028】
【実施例6】
塩酸クロルヘキシジン 0.001%
ミリスチル硫酸ナトリウム 5.0
非水溶性グルコマンナン 0.5
水酸化アルミニウム 35.0
無水ケイ酸 5.0
濃グリセリン 30.0
カラギーナン 1.0
サッカリンナトリウム 0.05
ステビアエキス 0.05
安息香酸ナトリウム 0.1
酢酸トコフェロール 0.05
香料 1.0
水 残
計 100.0%
【0029】
【実施例7】
塩化デカリニウム 0.01%
ラウロイルサルコシンナトリウム 0.5
非水溶性グルコマンナン 5.0
重質炭酸カルシウム 20.0
無水ケイ酸 5.0
プロピレングリコール 10.0
ソルビット 15.0
キサンタンガム 1.0
サッカリンナトリウム 0.05
安息香酸ナトリウム 0.1
酢酸トコフェロール 0.1
β−グリチルレチン酸 0.05
香料 1.0
水 残
計 100.0%
【0030】
【実施例8】
グルコン酸クロルヘキシジン 0.05%
ラウリル硫酸ナトリウム 2.0
非水溶性グルコマンナン 10.0
ピロリン酸カルシウム 25.0
無水ケイ酸 7.0
濃グリセリン 20.0
カラギーナン 0.5
カルボキシメチルセルロースナトリウム 0.8
ステビアエキス 0.1
安息香酸ナトリウム 0.1
塩化リゾチーム 0.4
ε−アミノカプロン酸 0.1
香料 1.0
水 残
計 100.0%
【0031】
【実施例9】
塩化セチルピリジニウム 0.2%
ミリスチル硫酸ナトリウム 0.5
プロピレングリコール脂肪酸エステル 0.1
非水溶性グルコマンナン 3.0
歯磨用リン酸水素カルシウム 30.0
無水ケイ酸 5.0
濃グリセリン 20.0
ソルビット 10.0
カラギーナン 0.5
カルボキシメチルセルロースナトリウム 1.0
キシリトール 10.0
安息香酸ナトリウム 0.5
フッ化ナトリウム 0.2
香料 1.0
水 残
計 100.0%
【0032】
【実施例10】
塩酸クロルヘキシジン 0.05%
ラウリル硫酸ナトリウム 0.5
ポリエチレングリコール脂肪酸エステル 5.0
非水溶性グルコマンナン 30.0
無水ケイ酸 10.0
濃グリセリン 10.0
ソルビット 20.0
カラギーナン 0.3
サッカリンナトリウム 0.05
ステビアエキス 0.05
安息香酸ナトリウム 1.0
トラネキサム酸 0.1
香料 1.0
水 残
計 100.0%
【0033】
【実施例11】
塩化ベンゼトニウム 0.1%
塩化セチルピリジニウム 0.05
ラウリル硫酸ナトリウム 0.5
オリオキシエチレン硬化ヒマシ油 15.0
非水溶性グルコマンナン 5.0
ピロリン酸カルシウム 25.0
無水ケイ酸 5.0
濃グリセリン 15.0
ソルビット 10.0
カルボキシメチルセルロースナトリウム 1.0
キシリトール 5.0
エチルパラベン 0.05
プロピルパラベン 0.05
フッ化ナトリウム 0.1
酢酸トコフェロール 0.1
香料 1.0
水 残
計 100.0%
【0034】
【実施例12】
塩化セチルピリジニウム 0.05%
塩酸クロルヘキシジン 0.01
ラウロイルサルコシンナトリウム 0.1
ショ糖脂肪酸エステル 1.0
非水溶性グルコマンナン 1.0
歯磨用リン酸水素カルシウム 25.0
無水ケイ酸 5.0
濃グリセリン 25.0
カルボキシメチルセルロースナトリウム 1.0
2-アルキル-N-カルボキシメチル-N-
ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン 3.0
ステビアエキス 0.1
エチルパラベン 0.1
塩化リゾチーム 1.0
香料 1.0
水 残
計 100.0%
Claims (3)
- 第四級アンモニウム化合物から選ばれる少なくとも1種のカチオン性殺菌剤、少なくとも1種のアニオン性界面活性剤、及び非水溶性グルコマンナンを含有することを特徴とする口腔用組成物。
- 第四級アンモニウム化合物から選ばれる少なくとも1種のカチオン性殺菌剤、少なくとも1種のアニオン性界面活性剤、少なくとも1種の非イオン性界面活性剤及び非水溶性グルコマンナンを含有することを特徴とする口腔用組成物。
- 口腔用組成物全体に対して非水溶性グルコマンナンを0.5〜30質量%含有する請求項1又は2記載の口腔用組成物。
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