JP4364341B2 - 自動二輪車における物品収納装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スクータ型等の自動二輪車における物品収納装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動二輪車、特に二人乗り用のスクータ型自動二輪車では、前後に長いタンデムシートの下方に、2個のヘルメットを収納できるようにした、容積の大きい物品収納ボックスを配設したものが知られている(特許第2757795号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところがかかる自動二輪車において、前記物品収納ボックスが、シート下の限られたスペースの多くを占有してしまうため、バッテリ等の補器の取付位置が自ずから制約をうけ、その補器の取付場所が、車体の重心から離れることになる。しかしながらバッテリ等の補器は、比較的重量が大きいため、自動二輪車の重量バランスが崩れてしまうばかりでなくそのメンテナンスがしにくくなる等の問題があり、また前記補器を車体の重心の近くに配置すれば、物品収納ボックスの収納スペースが減ってしまうという別の問題がある。
【0004】
本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので、物品収納ボックスの収納スペースを充分に確保しながら、バッテリ等の補器を車体の重心近くに配置できるようにして、前記問題を解決できるようにした、新規な自動二輪車における物品収納装置を提供することを主な目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的達成のため、本請求項1記載の発明は、乗員の座乗するシートの下方に、そのシートにより上面が開閉される物品収納ボックスを配設してなる自動二輪車であって、前記シートが物品収納ボックスに対し後開きとなるように、そのシートに対するヒンジ軸を該シートの前部に配置したものにおいて、後輪を支持するスイングアームに下端が連結され且つ車体フレームに上端が連結された左、右のリヤクッション間に挟まれるように前記物品収納ボックスを配置し、その物品収納ボックスには、前部収納室と後部収納室とを縦列して設けると共に、それらの収納室の間に、物品収納ボックスの壁面により仕切られていて、その物品収納ボックス側に凹入する仕切空間を形成し、この仕切空間にバッテリ等の補器を配設し、前記後部収納室の前壁には、前記仕切空間に通じる窓孔を開設し、この窓孔、前記後部収納室の前壁の一部となるカバー壁により任意に開閉可能に被覆されていて、該窓孔が開かれた状態では物品収納ボックス内から該窓孔を通して前記補器の出し入れを行なうことが可能であり、また前記窓孔が、前記物品収納ボックスの左、右側壁まで回り込むように開口していて、その窓孔を通して前記左、右のリヤクッション上端が対面可能であることを特徴としており、かかる特徴によれば、物品収納ボックスの収容容積を充分に確保しながら、重量物品である、バッテリ等の補器を、車体の中間部に配置することができて自動二輪車全体の重量バランスを良くすることができる。しかも物品収納ボックス内を通して、仕切空間への補器の出し入れ作業を簡単、容易に行なうことができる。さらに物品収納ボックスの左、右側壁まで回り込むように大きく開口する前記窓孔を通して、左、右リヤクッションの上端取付部に対するアジャスト等のメンテナンスを物品収納ボックス側より簡単に行なうことができる。
【0006】
また請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の前記特徴に加えて、前記カバー壁には、後方に向かって山型に突出する把手が一体に形成されることを特徴とする。
【0007】
さらに請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の発明の前記特徴に加えて、前記仕切空間の下方にトレーが配置されていて、このトレーの上に前記補機が支持されることを特徴とし、この特徴によれば、前記トレーを、仕切空間の開口下面を覆うインナフエンダとしても機能させることができ、トレー上の補機に泥土、飛沫がかかることがない。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を、添付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
【0009】
図1〜5を参照して本発明をスクータ型の自動二輪車に実施した場合の一実施例について説明する。
【0010】
以下の説明において、「上、下」「左、右」および「前、後」は、自動二輪車の進行方向を基準にしていう。
【0011】
図1は、本発明物品収納装置を備えたスクータ型自動二輪車の全体側面図、図2は、その自動二輪車の、車体カバーおよびシートを除いた平面図、図3は、その自動二輪車の後部の、車体カバーを除いた一部破断側面図、図4は、物品収納装置の要部の縦断面図、図5は、図4の5線矢視平面図、図6は、図4の6−6線に沿う縦断面図である。
【0012】
図1,2において、自動二輪車の骨格となる車体フレームFは、前部フレームFfと、走行用のエンジンユニットEuと、後部フレームFrとを一体に結合して構成されている。前記前部フレームFfは、ヘッドパイプ1と、そこから後方に下向きに一体に延びる二又状のメインパイプ2とを備えている。ヘッドパイプ1には、通常のように、下端に前輪Wfを軸架したフロントフォーク3が操向可能に支持されており、このフロントフォーク3の上端には操向ハンドル4が固定されている。前記メインパイプ1の下端およびこのメインパイプ1より下方に延長される支持フレーム5の下端には、前記エンジンユニットEuの上部が固着されており、このエンジンユニットEuの前部が前部フレームFfに懸吊支持されている。エンジンユニットEuは、その前部に水平対向式のエンジン本体7を備え、このエンジン本体7は、左右方向、外方に略水平に延長される一対のシリンダ71 を有している。そして、このエンジンユニットEuの後部のトランスミッション部8が,後部フレームFrにより懸吊支持される。
【0013】
前記後部フレームFrは、リヤパイプ10と、その上方のシートレール11と、それらを一体に結合する複数の連結パイプ12とより上下面を開放した、枠状に形成されており、その中に、後に詳述するヘルメット等の物品を収納するための物品収納ボックスBが設けられる。前記リヤパイプ10は、その前端がエンジンユニットEuのトランスミッション部8の後端両側に連結ボルト13により一体に連結されて後上がりに後方に延びており、一方前記シートレール11は、その左右両端が、エンジンユニットEuの上面左右に連結ボルト14をもって一体に連結されて、リヤパイプ10の上方を後方に延びており、それらリヤパイプ10とシートレール11の途中は、複数本の連結パイプ12を以て一体に結合されており、さらにリヤパイプ10とシートレール11の後端は一体に連接されている。
【0014】
前部フレームFf、エンジンユニットEuおよび後部フレームFrとより構成される車体フレームFの大部分は、モノコックの、合成樹脂板製または金属板製の車体カバーCにより覆われる。
【0015】
前記エンジンユニットEuの後部のトランスミッション部8の下部には、スイングアーム18が、ピボット軸19を以て上下方向に揺動可能に軸支されており、このスイングアーム18の後端には後輪Wrが回転自在に軸支され、このスイングアーム18と、後部フレームFrとの間には、左右一対のリヤクッション20が連結されている。スイングアーム18内には、図示しない従来公知の動力伝達機構が収容されており、この動力伝達装置を介してエンジンユニットEuの動力が後輪Wrに伝達されるようになっている。また、エンジンユニットEuの下部には、側方に張り出す足乗せフレーム9が固着されている。
【0016】
リヤパイプ10、シートレール11および連結パイプ12よりなる、後部フレームFr内には、後輪Wrの上方において、上下方向に開放した空間部が形成され、この空間部内には、前記左右のリヤクッション20の間で、ヘルメット等の物品を収納するための物品収納ボックスBが設けられており、この物品収納ボックスBは後に述べるように、後部フレームFrのシートレール11に支持されている。
【0017】
次に、この実施例の特徴である、物品収納ボックスBの構成について詳細に説明する。
【0018】
この物品収納ボックスBは、金属板あるいは合成樹脂板により、前壁23、左右側壁24,25、後壁26および底壁27とより前後に長い四角形状に形成されており、その上面に、この物品収納ボックスB内に物品を出し入れするための出入口28が開口されている。物品収納ボックスB内には、その前部に一方のヘルメットH1 を収容可能な前部収納室Cfが形成され、またその後部に他方のヘルメットH2 を収容可能な後部収納室Crが前後に縦列して形成されている。また物品収納ボックスBの、前後方向の中間部には、前記前部収納室Cfと後部収納室Crとを横切るように仕切る、仕切空間Asが、底壁27より物品収納ボックスB側に凹入して形成されている。この仕切空間Asは、図4に最も明瞭に示すように、物品収納ボックスBの前後中間部を横方向に貫通したトンネル状をなして、その前後方向に所定の幅を有して側面視逆U字状に形成されている。そしてこの仕切空間Asは、前記前部収納室Cfの後壁29と、前記後部収納室Crの前壁30と、それら両壁29,30の上端を相互に連結する略水平な上壁31により画成されている。そしてこの仕切空間Asの上壁31は物品収納ボックスBの出入口28近くまで達している。仕切空間Asの後面すなわち前記後部収納室Crの前壁30の中間部には、この物品収納ボックスBの底壁27にまで及んでいて、仕切空間Asを後部収納室Cr内に連通させる窓孔33が開口され、この窓孔33は、後部収納室Crの前壁30の一部となるカバー壁34により被覆される。このカバー壁34は、図4,5に示すように、前記仕切空間Asの容量を拡張すべく、後部収納室Cr側に進入するように縦断面段状に形成されており、このカバー壁34の下縁に、物品収納ボックスBの底壁27に形成した差込溝35内に着脱可能に差し込まれる差込片341 が一体に形成され、またその上縁には、上方にのびる取付フランジ342 が一体に形成されている。そしてカバー壁34は、その下縁の差込片341 を前記差込溝35に差し込んだのち、その取付フランジ342 を止めネジ36により、後部収納室Crの前壁30に固着することにより、前記窓孔33が閉じられる。また前記カバー壁34の上部には、これを着脱操作するための、後方に向かって山型に突出する把手343 が一体に形成されている。またこの把手343 は、前部収納室Cfに収納された他のヘルメットH2 の顎部を受ける受面を兼ねている。
【0019】
図4に示すように、前記仕切空間Asの上部には、シートレール11と一体のクロスパイプ38が挿通されており、このクロスパイプ38に仕切空間Asの上壁31が支承される。クロスパイプ38には、その長さ方向に間隔をあけて複数の取付ボス39が固着され、これらの取付ボス39に、物品収納ボックスBから、仕切空間Asの上壁31を通して取付ボルト40を螺着することにより、この物品収納ボックスBの前後中間部は、シートレール11に支持される。
【0020】
また、図5に示すように、物品収納ボックスBの前部左、右は、そこに一体に形成した取付片41を介して取付ボルト42により、シートレール11に固定支持される。
【0021】
図4に示すように、前記仕切空間Asの下方において、リヤパイプ10と一体のクロスパイプ44には、左、右のリヤクッション20の間で、トレー45が一体に支持されている。このトレー45上には、物品収納ボックスB内より、窓孔33を通して仕切空間As内に装入した電装品たとえばバッテリBaを載置することができる。そしてその窓孔33を、前述したようにカバー壁34により閉鎖すれば、該カバー壁34の内面あるいはバッテリBaの上面に取り付けた緩衝体46を介してトレー45上のバッテリBaを緩衝的に保持することができる。以上により重量物であるバッテリBaは、前後方向に長い物品収納ボックスBの前後中間部で、しかも、左、右のリヤクッション20の間で後部フレームFrに支持することができ、自動二輪車全体の重量バランスがよい。
【0022】
また前記トレー45は、仕切空間Asの開口下面を覆うインナフエンダとしても機能しており、バッテリBaに泥土、飛沫がかかることがない。
【0023】
物品収納ボックスBの後部収納室Crの底壁27の左右中間部には、前後方向に沿い物品収納ボックスB側に向けてアーチ状のタイヤハウス48が形成され、このタイヤハウス48に、後輪Wrの上面が臨んでいる。そしてこのタイヤハウス48の形成により、物品収納ボックスBを後輪Wrに近づけて配置することができる。
【0024】
物品収納ボックスBの上方において、シートレール11には、ヒンジ軸32を介して二人の乗員の座乗する、前後方向に長いタンデムシートSの前部が回動自在に軸支されており、このタンデムシートSは、このヒンジ軸32回りに、後開きに開閉可能である。前記タンデムシートSの直下の、車体カバーCの上面は開口されており、そのタンデムシートSが閉じたとき、このタンデムシートSにより、物品収納ボックスBの出入口28が閉じられる。
【0025】
次に、この実施例の作用について説明する。
【0026】
いま、シートSの開放回動により、物品収納ボックスBの出入口28を開口すれば、その前部収納室Cfに、一方のヘルメットH1 、その他の物品を収納することができる。また、その後部収納室Cr内には、他方のヘルメットH2 、その他の物品を収納することができ、このヘルメットH2 の顎部は、カバー壁34の把手343 に形成した受面により支承される。このとき、物品収納ボックスを前後方向に長く形成したにもかかわらず、仕切空間Asを画成する、前記後壁29および前壁30は両収納室Cf,Cr内のヘルメットH1 ,H2 等の物品を遊動させることなく収納することができる。またカバー壁34を外せば、窓孔33が開口され、仕切空間Asが物品収納ボックスB内に通じるので、この物品収納ボックスB内より前記窓孔33を通して、仕切空間AsにバッテリBa等の電装品、その他の補器を装入してトレー45上に載置することができる。このように、重量物品であるバッテリBa等を、物品収納ボックスBの前後中間部の仕切空間Asに配置することにより、物品収納ボックスBの収納容量を充分に確保しながら自動二輪車全体の重量バランスを良くすることができる。
【0027】
また、仕切空間Asのトレー45上のバッテリBaを、窓孔33より物品収納ボックスBを通して外部に取り出すことができる。
【0028】
ところで本発明実施では、図示はされていないが、物品収納ボックスBに開口される窓孔33を、その左、右側壁24,25まで回り込むように大きく開口して、その窓孔33に、左、右のリヤクッション20上端が対面するようにしている。この構成によれば、この窓孔33を通して左、右リヤクッション20の上端取付部のアジャスト等のメンテナンスを物品収納ボックスB側より簡単に行うことができる。
【0029】
なお、図中、符号Tfは、リヤパイプ10の後部に設けられる燃料タンク、符号50は、シートレール11の後部に固着されるグリップである。
【0030】
以上、本発明の実施例について説明したが、本発明はその実施例に限定されることなく、本発明の範囲内で種々の実施例が可能である。たとえば前記実施例では、物品収納ボックスの収納装置をスクータ型自動二輪車に実施した場合を説明したが、これを鞍乗り型等の他の自動二輪車にも実施できる。また、仕切空間には、バッテリの外、他の電装品、その他の補器を収容できることは勿論であり、またシートは、前後に分割された前、後部シートにより構成してもよい。またエンジンユニットのエンジン本体は、水平対向型以外の型式であってもよい。
【0031】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、シートの下方に、物品収納ボックスを配設してなる自動二輪車において、物品収納ボックスには、前部収納室と後部収納室とを縦列して設けると共に、それらの収納室の間に、物品収納ボックスの壁面により仕切られていて、その物品収納ボックス側に凹入する仕切空間を形成し、この仕切空間にバッテリ等の補器を配設したので、物品収納ボックスの収容容積を充分に確保しながら、重量物品であるバッテリ等の補器を、車体の重心から近い位置に配置することができて自動二輪車全体の重量バランスを良くすることができる。しかも、後部収納室の前壁には、前記仕切空間に通じる窓孔を開設し、この窓孔は、後部収納室の前壁の一部となるカバー壁により任意に開閉可能に被覆されていて、該窓孔が開かれた状態では物品収納ボックス内から該窓孔を通して補器の出し入れを行うことができるようにしたので、前記窓孔を通して物品収納ボックス内から仕切空間への補器の出し入れ作業を簡単、容易に行うことができる。さらに物品収納ボックスの左、右側壁まで回り込むように大きく開口する前記窓孔を通して、左、右リヤクッションの上端取付部に対するアジャスト等のメンテナンスを物品収納ボックス側より簡単に行なうことができる。
【0032】
また特に請求項3の発明によれば、仕切空間の下方にトレーが配置されていて、このトレーの上に前記補機が支持されるので、そのトレーを、仕切空間の開口下面を覆うインナフエンダとしても機能させることができ、トレー上の補機に泥土、飛沫がかかることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 物品収納装置を備えたスクータ型自動二輪車の全体側面図
【図2】 その自動二輪車の、車体カバーおよびシートを除いた平面図
【図3】 その自動二輪車の後部の、車体カバーを除いた一部破断側面図
【図4】 物品収納装置の要部の縦断面図
【図5】 図4の5線矢視平面図
【図6】 図4の6−6線に沿う縦断面図
【符号の説明】
18・・・スイングアーム
20・・・リヤクッション
24,25・・左、右側壁
33・・・窓孔
34・・・カバー壁
343 ・・把手
45・・・トレー
As・・・仕切空間
B・・・・物品収納ボックス
Ba・・・バッテリ
Cf・・・前部収納室
Cr・・・後部収納室
F・・・・車体フレーム
S・・・・シート
Wr・・・後輪

Claims (3)

  1. 乗員の座乗するシート(S)の下方に、そのシート(S)により上面が開閉される物品収納ボックス(B)を配設してなる自動二輪車であって、
    前記シート(S)が物品収納ボックス(B)に対し後開きとなるように、そのシート(S)に対するヒンジ軸(32)を該シート(S)の前部に配置したものにおいて、
    後輪(Wr)を支持するスイングアーム(18)に下端が連結され且つ車体フレーム(F)に上端が連結された左、右のリヤクッション(20)間に挟まれるように前記物品収納ボックス(B)を配置し、その物品収納ボックス(B)には、前部収納室(Cf)と後部収納室(Cr)とを縦列して設けると共に、それらの収納室(Cf,Cr)の間に、物品収納ボックス(B)の壁面により仕切られていて、その物品収納ボックス(B)側に凹入する仕切空間(As)を形成し、この仕切空間(As)にバッテリ(Ba)等の補器を配設し、前記後部収納室(Cr)の前壁(30)には、前記仕切空間(As)に通じる窓孔(33)を開設し、この窓孔(33)は、前記後部収納室(Cr)の前壁(30)の一部となるカバー壁(34)により任意に開閉可能に被覆されていて、該窓孔(33)が開かれた状態では物品収納ボックス(B)内から該窓孔(33)を通して前記補器の出し入れを行なうことが可能であり、また前記窓孔(33)は、前記物品収納ボックス(B)の左、右側壁(24,25)まで回り込むように開口していて、その窓孔(33)を通して前記左、右のリヤクッション(20)上端が対面可能であることを特徴とする、自動二輪車における物品収納装置。
  2. 前記カバー壁(34)には、後方に向かって山型に突出する把手(343 )が一体に形成されることを特徴とする、前記請求項1記載の自動二輪車における物品収納装置。
  3. 前記仕切空間(As)の下方にトレー(45)が配置されていて、このトレー(45)の上に前記補機が支持されることを特徴とする、前記請求項1又は2に記載の自動二輪車における物品収納装置。
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