JP3879437B2 - 自動二輪車の物品収納装置 - Google Patents

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  • Mechanical Engineering (AREA)
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  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動二輪車の物品収納装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動二輪車、特にスクーター型の自動二輪車においては、開閉可能に設けられた着座シートの下方に、ヘルメット等の大物品を収容可能な大容量の収納ボックスを設けた物品収納装置が広く採用されている。このような物品収納装置の従来例として、例えば特開平1−148679号公報、実開平1−58388号公報、特開平6−156344号公報に示されるようなものがある。
【0003】
これらの従来例において、着座シート下方の収納ボックスは、合成樹脂材料により、上方に開口する物品出入口を持つ有底容器状に一体成形され、物品出入口の開口面積が底面の面積と同等以上とされ、よって収納ボックスの全体形状が下方に向かって窄まるテーパー形状に形成されている。その理由は、収納ボックスの成形時における型抜き性を良くして成形型の単純化を図るとともに、成形が完了した収納ボックスを重ね積み可能にして搬送効率を向上させること等にある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、スクーター型の自動二輪車においては、収納ボックスの両側に別体のフレームカバーが被装され、このフレームカバーは収納ボックスの下方に設置されたパワーユニットの両側方を覆うために下方に向かって幅が拡がるように造形されるため、下方に向かって窄まるテーパー形状に造形された収納ボックスと、下方に向かって幅が拡がるフレームカバーとの間に無用なデッドスペースが発生していた。また、収納ボックスの前後にもデッドスペースが発生し易く、外観のわりには収納容量の少ない物品収納装置となりやすかった。
【0005】
また、収納ボックス内にヘルメットを収納可能にするには、収納ボックスの底面の面積をヘルメットの大きさに合わせる必要があるが、収納ボックスが下窄まりのテーパー形状であることから、その物品出入口の開口面積がヘルメットの大きさよりも大きくなり、この物品出入口を閉塞する着座シートも必然的に大型にならざるを得ず、これによりライダーおよび同乗者の着座性(跨ぎやすさ)や足付き性が損なわれるばかりか、自動二輪車のデザイン面でも不利であった。
【0006】
一方、収納ボックスを大容量化し、特にテニスラケットや傘のような長尺物の収納を可能にするべく収納ボックスの前後寸法を大きく取った場合には、ヘルメットや他の小物品が収納ボックス内の一定位置に位置決めされにくくなり、これらの収納物が収納ボックス内を転動して収納物自体や収納ボックス内部が損傷するという別な問題が発生する。
【0007】
この場合、ヘルメット等の収納物の転動を防止するべく収納ボックス内にフック等を設け、ロープやネット等で束縛固定することも考えられるが、大物品を収納するような場合には収納ボックス内に突出するフックがかえって邪魔になったり、収納物を傷付ける恐れがある。
【0008】
本発明に係る自動二輪車の物品収納装置は、上記問題点を解決するために発明されたものであり、その目的は、車体内部のデッドスペースを有効利用し、かつライダーや同乗者の着座性および足付き性を損なうことなく収納ボックスを大容量化すると同時に、収納ボックスの製造性を向上させることにある。
【0009】
また、本発明に係る自動二輪車の物品収納装置のさらなる目的は、収納ボックス内におけるヘルメットや小物品等の収納物の転動を防止し、かつ収納物の出し入れを容易にするとともに長尺物の収納を可能にし、併せて収納ボックス内にフックを邪魔にならないように設置可能にすることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本発明に係る自動二輪車の物品収納装置は、特許請求の範囲の請求項1に記載したように、ライダーが着座するライダーシートの後部に同乗者が着座するピリオンシートが連設されてなる着座シートの下方に収納ボックスが設置され、上記収納ボックスに設けられて上方に開口する物品出入口が上記着座シートにより開閉される自動二輪車の物品収納装置において、上記着座シートのピリオンシートをライダーシートよりも一段高く形成し、上記収納ボックスを上記ピリオンシートの下方かつ上下に揺動する後輪の上方に配設し、上記後輪との干渉防止の為に収納ボックスの底面中央部に上側に凸となる凹み形状を形成し、上記凹み形状の頂部よりも前方の底面を前下がり傾斜に、凹み形状の頂部よりも後方の底面を後下がり傾斜にし、上記収納ボックスの前半部と後半部の内部形状を、それぞれフルフェース型のヘルメットがその頂部を上にして収容されるように形成し、前側のヘルメットは高さ軸線方向が前方に傾斜して前記ピリオンシートの前方を指向し、後側のヘルメットは高さ軸線方向が後方に傾斜してピリオンシートの後方を指向するように各ヘルメットの収納姿勢を定めるとともに、側面視でピリオンシートの底板の、上記前後のヘルメットの間に形成される谷状の空間の上方に対応する部分の高さを、前後のヘルメットの頂部付近の上方に対応する部分の高さよりも低くし、上記物品出入口の後縁を上記底面の凹み形状の頂部よりも後方に位置付けたことを特徴とする。
【0011】
上記構成によれば、上記凹み形状により収納ボックスの底面が中高な形状になり、この凹み形状の頂部を境に収納ボックスの内部が前半部と後半部に分けられ、前半部と後半部にそれぞれ収納されるヘルメットや小物品等の収納物が、凹み形状の盛り上がりによって前後方向への転動を阻止される。特に、前後2つのヘルメットがその底縁部を下方に向け、前側のヘルメットは前傾姿勢、後側のヘルメットは後傾姿勢で収納ボックス内に収納されるため、各ヘルメットの転動を効果的に防止することができる。これに加え、収納ボックスの高さ、即ちピリオンシートの高さを低めるとともにピリオンシシートのクッション厚を厚くして同乗者の着座性や足付き性と乗り心地を向上させ、かつ後側のヘルメットを出し入れしやすくできる。
【0017】
また、本発明に係る自動二輪車の物品収納装置は、請求項に記載したように、請求項1の構成において、前記収納ボックスを、前記ピリオンシートの下方に配置し、収納ボックスの前端にはライダーシートの下方に延出する突出部を形成し、収納ボックスの内部に上記突出部の内部空間を収納ボックス内の他の空間に対して隔てる蓋手段開閉可能に設けた。この突出部と蓋手段を収納ボックスの前端に設けることにより、デッドスペースを有効利用して小物品を保持可能かつその転動を防止可能にし、しかも蓋手段の開放により長尺物の収納も可能になる。
【0018】
さらに、本発明に係る自動二輪車の物品収納装置は、請求項に記載したように、請求項の構成において、前記蓋手段を前記収納ボックスとは別体に設け、この蓋手段に、前記突出部の内部に収容される小物品の保持部を一体に形成した。これにより、収納ボックスの成形性が向上して組立も容易になる。
【0019】
そして、本発明に係る自動二輪車の物品収納装置は、請求項に記載したように、請求項1の構成において、前記収納ボックスの最後部を前記物品出入口の後縁よりも後方に膨出させて膨出部を形成した。こうすれば、収納ボックスの後部に出来やすいデッドスペースを収納スペースに置き換えて収納ボックスの容量拡大を図れる。しかも、物品出入口が大きくならない。
【0020】
また、本発明に係る自動二輪車の物品収納装置は、請求項に記載したように、請求項1の構成において、前記収納ボックスの前半部と後半部に収容されるフルフェース型のヘルメットのうち、少なくとも後側のヘルメットの上部を前記着座シートの底板で押さえるようにした。こうすれば、前方に転動しやすい後側のヘルメットを、収納ボックス後部底面の後下がり傾斜と共同して確実に位置決めすることができる。
【0023】
また、本発明に係る自動二輪車の物品収納装置は、請求項に記載したように、請求項1の構成において、前記収納ボックスの底面に複数のフック収容凹部を設け、これらのフック収容凹部にフックを設置し、上記フックの高さが収納ボックスの底面の高さ以下になるようにした。こうすれば、フックの非使用時にフックが邪魔になったり、収納物が傷付く恐れがない。
【0024】
さらに、本発明に係る自動二輪車の物品収納装置は、請求項に記載したように、請求項の構成において、前記フックを前記フック収容凹部内にて起立位置と倒伏位置との間を回動可能に設け、起立位置ではフックが収納ボックスの底面から突出し、倒伏位置ではフックが収納ボックスの底面以下に没するようにした。これにより、フックの非使用時にフックが邪魔になることをより効果的に防止するとともに、フック収容凹部の深さを浅くして収納ボックスの容量を大きく確保することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明に係る物品収納装置が適用されたスクーター型の自動二輪車の左側面図であり、図2は同自動二輪車の車体内部レイアウト図である。
【0026】
このスクーター型車両1は、鋼管製の車体フレーム2を備えており、この車体フレーム2の前頭部に前輪3を保持するフロントフォーク4がハンドルバー5と共に左右回動自在に軸支される一方、車体フレーム2の後部寄りに設けられた懸架ブラケット6に懸架リンク7を介してパワーユニット8が上下揺動可能に設けられている。
【0027】
パワーユニット8は、スクーター用として広く周知の、エンジン10とスイングケース11が一体的に構成されたものであり、例えばエンジン10は4サイクル単気筒で、スイングケース11はエンジン10のクランクケース12左側面に連設されて後方に延び、その後部右側面に後輪13が軸支されている。スイングケース11の内部にはVベルトを用いた無段変速装置や減速ミッション装置、エンジン始動装置等が収容され、エンジン10の動力が自動変速されて後輪13に伝達されるようになっている。
【0028】
また、エンジン10のクランクケース12前面には前方へ略水平に延びるシリンダー14が設けられており、その上方にキャブレター15やエアクリーナー16が設置されている。さらに、シリンダー14の下面からエキゾーストパイプ18が延出して後方に延び、後輪13の右側に位置する排気マフラー19に繋がっている。
【0029】
自動二輪車1の走行時において、路面の凹凸等により後輪13が上下に揺動すると、パワーユニット8およびキャブレター15、エアクリーナー16、排気マフラー19等の補機類が全て一体となって懸架リンク7を支点に上下に揺動する。
【0030】
パワーユニット8の緩衝装置20はエンジン10(シリンダー14)の前下方に配置されており、例えば車体フレーム2の下部にて前後方向に略水平に設置されたショックアブソーバー21の先端が車体フレーム2側に軸支され、後端が車体フレーム2に回動自在に軸支された回動リンク22の力点に連結され、回動リンク22の作用点が連結ロッド23を介してパワーユニット8のクランクケース12前面に連結される構造である。ショックアブソーバー21はパワーユニット8の上下揺動に伴い伸縮し、揺動ショックを緩衝する。
【0031】
車体フレーム2の周囲は合成樹脂製のフレームカバー25により全面的に覆われ、車体前頭部に流線形のフェアリング26が造形される一方、車体後半部にリヤボディー27が形作られ、リヤボディー27の上部に着座シート28が設置されている。そして、ハンドルバー5と着座シート28との間の部分が下方に低く湾入し、この部分に低床式のステップボード29が設けられている。ステップボード29は車体フレーム2の中間部を跨ぐ形で左右一対に設けられており、その間に設けられたセンターコンソール30内に燃料タンク31等の機材が内蔵されている。
【0032】
着座シート28は、ライダーが着座するライダーシート28aの後部に同乗者が着座するピリオンシート28bが一段高く連設されており、ライダーシート28aに着座したライダーは両足をステップボード29の上に載せ、ピリオンシート28bに着座した同乗者は両足を左右一対のピリオンフットレスト32の上に載せる。ピリオンフットレスト32は、ステップボード29の後方に一段高く連なる形でリヤボディー27に一体的に設けられている。
【0033】
また、着座シート28は、その先端付近が車体フレーム2の中間部に突設されたシートブラケット34の上端に回動自在に軸支され、図1に示す矢印A方向に跳ね上げて開放することができる。そして、着座シート28の下方、詳しくはピリオンシート28bの下方のリヤボディー27内部に、上方に開口する物品出入口35を有する有底容器状の収納ボックス36が設けられて物品収納装置37が構成されており、着座シート28を開放することにより収納ボックス36に物品を出し入れすることができる。
【0034】
一方、キャブレター15とエアクリーナー16は収納ボックス36の直ぐ前方にレイアウトされており、着座シート28を開放することにより上記部材15,16のメンテナンスが行える。
【0035】
図3は、収納ボックス36を単体で示した左側面図であり、図4は着座シート28および収納ボックス36の車体中心線に沿う縦断面図である。また、図5は収納ボックス36を左斜め後方から見た分解斜視図であり、図6は図3のVI−VI線に沿う収納ボックス36の縦断面図である。
【0036】
収納ボックス36は車体後部かつ上下に揺動する後輪13の上方に配設されており、パワーユニット8と後輪13がその揺動範囲の最上位置にある時に後輪13が収納ボックス36の底面38に干渉しないように、底面38には上側に凸となる凹み形状38aが設けられている。そして、この凹み形状38aの頂部よりも前方において底面38は前下がりに傾斜し、凹み形状38aの頂部よりも後方において底面38は後下がりに傾斜するように形成されている。
【0037】
また、物品出入口35の後縁35aは凹み形状38aの頂部よりも後方に位置付けられており、この後縁35aの位置に対し収納ボックス36の最後部が後方に膨出して膨出部39が形成されている。この膨出部39の形成により、収納ボックス36の後部に出来やすいデッドスペースを収納スペースに置き換えて収納ボックス36の容量拡大を図れる。しかも、物品出入口35の前後寸法がむやみに大きくならない。
【0038】
さらに、収納ボックス36は合成樹脂成形による上側ボックス半体41および下側ボックス半体42と、これらの部材41,42とは別体に合成樹脂成形されたリッドユニット43(後に詳述)とを備えて構成されている。上側ボックス半体41は、物品出入口35および下方に開口する接合開口部44を有しており、物品出入口35から接合開口部44に向かって下拡がりな略スカート形状に形成されている。一方、下側ボックス半体42は、底面38および上方に開口する接合開口部45を有し、底面38から接合開口部45に向かって上拡がりな略トレー形状に形成されている。
【0039】
そして、上下のボックス半体41,42の接合開口部44,45が互いに合わせられて接合される構造となっている。したがって、図3および図6に示すように、上下のボックス半体41,42の接合開口部44,45の長さL1および幅W1が、物品出入口35の長さL2および幅W2よりも大きくなっており、当然、接合開口部44,45の開口面積は物品出入口35の開口面積よりも大きく、かつ底面38の面積よりも大きくなっている。
【0040】
上側および下側のボックス半体41,42のそれぞれの接合開口部44,45には、図7にも拡大縦断面を示すように、外周側に突出する係合フランジ47,48が全周に亘って形成されており、これらの係合フランジ47,48が互いに掌合される。例えば上側の係合フランジ47は下方に開放された略『コ』字形断面とされる一方、下側の係合フランジ48は上方に起立する略『凸』字形断面とされ、上下の係合フランジ47,48が互いに嵌合されることにより上下のボックス半体41,42の相対位置決めがなされるとともに、上方から降り注ぐ水滴等に対する収納ボックス36の防水性が確保される。
【0041】
図8および図9に示すように、上側の係合フランジ47の途中には、所定の間隔で10箇所のクランプフック49が形成され、その両側に一対のクランプストッパー50が形成され、さらにクランプフック49の下部にクランプ切欠51が形成されている。一方、下側の係合フランジ48には、クランプフック49の位置に対応してクランプフック52が形成されている。
【0042】
上下の係合フランジ47,48が合わせられると、各クランプ切欠51にクランプフック52が嵌合する。そして、クランプフック49とクランプフック52に、外周側からクランプ部材53が嵌合される。クランプ部材53は、例えばバネ鋼製の金属板を略『C』字状に屈曲形成したものであるが、合成樹脂材料等でクランプ部材53を形成してもよい。
【0043】
クランプ部材53は、クランプフック49とクランプフック52の部分で上下の係合フランジ47,48を挟持固定し、これにより上下のボックス半体41,42が一体的かつ堅固に組み立てられる。クランプ部材53は2つのクランプストッパー50の間とクランプ切欠51とに嵌合されることにより横ずれを防止される。
【0044】
なお、図10に別な実施形態を示すように、下側の係合フランジ48a(または上側の係合フランジ47a)にクランプ部材53aを一体成形して設け、その接続部を薄肉化して樹脂ヒンジ53bとし、この樹脂ヒンジ53bを折曲点としてクランプ部材53aを折り曲げ、上側の係合フランジ47aのクランプフック49aに嵌合させる構造にすること等も考えられる。このように、クランプ部材53(53a)は必ずしも上下のボックス半体41,42と別体である必要はない。
【0045】
ところで、図3〜図5に示すように、上側ボックス半体41の後部には左右一対の締結座55が形成される一方、下側ボックス半体42(底面38)には前部および中間部にそれぞれ左右一対の締結座56が形成され、後部に真中1箇所の締結座57が形成されている。これらの締結座55,56,57は車体フレーム2に形成された締結ブラケット58…(図1参照)等にビス59,60,61やナット62で締結固定され、これにより収納ボックス36が車体フレーム2に固定される。
【0046】
図4に示すように、収納ボックス36の内部空間は底面38の凹み形状38aを境に前半部と後半部とに分けられ、前半部の内部形状はフルフェース型のヘルメット65がその上部を上にして底縁部を前下がりに、即ち高さ軸線65aが前方に傾斜してピリオンシート28bの前方を指向して収納されるように形成され、後半部の内部形状は同じくフルフェース型のヘルメット66がその上部を上にして底縁部を後下がりに、即ち高さ軸線66aが後方に傾斜してピリオンシート28bの後方を指向して収納されるように形成されている。なお、これら2個のヘルメット65,66は共に横向きで収納されるが、縦向きに収納されるようにしてもよい。
【0047】
このように、収納ボックス36内の前半部に収納されるヘルメット65が底縁部を下方に向けた前傾姿勢とされ、収納ボックス36内の後半部に収納されるヘルメット66が底縁部を下方に向けた後傾姿勢とされているため、収納ボックス36内における両ヘルメット65,66の前後方向への転動を効果的に防止するとともに、収納ボックス36の高さ、即ちピリオンシート28aの高さを低めて同乗者の着座性や足付き性を向上させることができる。
【0048】
また、物品出入口35の後縁位置35aは着座シート28の開放時に後側のヘルメット66の少なくとも前部が外部に臨むように位置付けられており、ヘルメット66の出し入れを容易にしている。
【0049】
さらに、側面視でピリオンシート28bの底板の前方部分28c,中間部分28d,後方部分28eのうち、前後のヘルメット65,66の間に形成される谷状の空間の上方に位置する中間部分28dの高さが、前後のヘルメット65,66の頂部付近の上方に対応する前方部分28cおよび後方部分28eの高さよりも低く落とし込まれている。
【0050】
このように、前後のヘルメット65,66の間にできる谷状の空間にピリオンシート28bの底板の中間部分28dを落とし込めば、ピリオンシート28bの高さを一層低めるとともにピリオンシシート28bのクッション厚を厚くし、同乗者の着座性と乗り心地を向上させることができる。
【0051】
着座シート28が閉じられた際には後側のヘルメット66の上部がピリオンシート28b底板の中間部分28d〜後方部分28eにより押さえられるようになっており、これにより前方に転動しやすい後側のヘルメット66を、収納ボックス36後部の底面38の後下がり傾斜と共同して確実に位置決めすることができる。
【0052】
以上のように構成された物品収納装置37は、その収納ボックス36が物品出入口35から下方に向かって一旦前後左右に拡張した後、さらに底面38に向かって窄まる形状となっているため、収納ボックス36の両側に被装されるフレームカバー25(リヤボディー27)との間や、収納ボックス36の前後にデッドスペースが発生せず、その分収納ボックス36の容量を拡大できる。よって、図4の如く2個のフルフェース型ヘルメット65,66やアタッシュケース67等の大物品を余裕を持って収納することができる。
【0053】
しかも、収納ボックス36の容量を拡大しても物品出入口35がむやみに大きくならないため、物品出入口35を閉塞する着座シート28が大型化することを防止し、ライダーの着座性や足付き性、ならびに自動二輪車1のデザイン性を飛躍的に向上させることができる。
【0054】
その上、収納ボックス36を構成する上下のボックス半体41,42が各々小形化されてその成形性が良くなるばかりか、上下のボックス半体41,42を各々積み重ねて省スペースで搬送可能になり搬送効率が良くなることから、収納ボックス36の製造性が大幅に向上する。
【0055】
また、上下のボックス半体41,42のそれぞれの接合開口部44,45に形成した係合フランジ47,48を互いに掌合させてクランプ部材53で挟持固定する構造としたので、例えば上下の接合開口部44,45を互いに接着や溶着、あるいはビス止め等により接合した場合に比べて接合構造および接合作業を簡素化でき、かつ接合部(係合フランジ47,48)をコンパクト化して収納ボックス36の容量増大に貢献することができる。
【0056】
さらに、収納ボックス36の底面38に凹み形状38aが設けられたことにより底面38が中高な形状となっており、この凹み形状38aの頂部を境に収納ボックス36の内部が前半部と後半部に分けられているため、前半部と後半部にそれぞれ収納されるヘルメット65,66や小物品等の収納物の前後方向への転動を凹み形状38aの盛り上がりにより確実に阻止することができる。しかも、物品出入口35が凹み形状38aの頂部よりも後方まで開いているため、収納ボックス36の後半部に収納されるヘルメット66等の収納物を出し入れしやすい。
【0057】
ところで、図3〜図5および図11、図12に示すように、収納ボックス36の前端には、前方に向かって突出し、ライダーシート28aの下方に延出する突出部70が形成されており、この突出部70の内側に前述のリッドユニット43が取り付けられる。リッドユニット43は、請求項に記載した蓋手段の一例となるものであり、収納ボックス36と同様な合成樹脂材料を用いて固定プレート71とリッド72とが一体に成形され、両者71,72の間が薄肉化されて樹脂ヒンジ73とされたものである。
【0058】
リッドユニット43の固定プレート71は、例えば3個の差込クリップ74で突出部70の上側の壁部(上側ボックス半体41)に固定され、1個のビス75で突出部70の下側の壁部(下側ボックス半体42)に固定される。そして、リッド72は下部の樹脂ヒンジ73を回動点として上開きに開閉することができる。リッド72の上端には左右一対の開閉ツマミ76と係止孔77が形成され、リッド72の閉塞時には係止孔77が突出部70の上側(物品出入口35の前端部付近)に形成された係止爪78に係止されてリッド72がロックされる。リッド72が閉塞されると、突出部70の内部空間が収納ボックス36内の他の空間に対して隔てられる。
【0059】
また、リッドユニット43の固定プレート71側には、左右一対の保持部81が一体に形成されている。これらの保持部81は、例えば上下2つの打抜穴82の互いに近接する辺にフック形状83を形成したものであり、この保持部81(フック形状83)の間に車載工具等の小物品84を置いてゴムバンド85を各保持部81(83)に係止することにより、小物品84を突出部70の内部に安定的に固定することができる。
【0060】
このように収納ボックス36の前部に突出部70を設けてリッド72で仕切ることにより、デッドスペースとなりがちなライダーシート28a下方の空間や、収納ボックス36前部の空間を突出部70に置き換え、この突出部70内に小物品を保持可能にして小物品の転動を防止することができる。しかも、リッド72を開放すればテニスラケット86(図4参照)や傘等の長尺物を容易に収納することができる。
【0061】
また、リッドユニット43を収納ボックス36とは別体に設け、このリッドユニット43に保持部81を一体に形成したので、リッドユニット43や保持部81を収納ボックス36に一体化した場合よりも収納ボックス36(上下ボックス半体41,42)の成形性が向上し、組立が容易になる。
【0062】
一方、図3〜図6および図13、図14に示すように、収納ボックス36(下側ボックス半体42)の底面38には、例えば前部、中間部、後部にそれぞれ左右一対のフック収容凹部88が設けられており、これら6箇所のフック収容凹部88内にそれぞれフック89が設置されている。各フック89は、例えばD形環状に形成されてフックボス90に回動自在に設けられ、フックボス90下部の差込クリップ91がフック収容凹部88の底面88aの貫通孔88bに差し込まれて固定される。
【0063】
各フック89は、それぞれフック収容凹部88内にて起立位置89aと倒伏位置89bとの間を回動できる可倒式とされており、起立位置89aではフック89が収納ボックス36の底面38から大きく突出し、倒伏位置89bではフック89が底面38の高さ以下に没するようになっている。
【0064】
このようなフック89を設けたことにより、収納ボックス36の内部に収納した物品をロープやネット等を用いて簡単に束縛固定することができ、フック89の非使用時にはフック89を倒伏位置89bに倒せばフック89が収納ボックス36の底面38から突出しないのでフック89が邪魔になったり収納物が傷付く恐れがない。
【0065】
しかも、フック89を可倒式としたことにより、フック収容凹部88の深さを浅くして相対的に収納ボックス36の底面38の高さを可能な限り引き下げ、収納ボックス36の容量拡大に貢献することができる。
【0066】
また、フック収容凹部88の底面88aにおける貫通孔88bの両側には、それぞれ一段高い段部88cが形成されており、倒伏位置89bに倒されたフック89はこの段部88cの上に載ることにより底面88aよりも若干浮き上がるため、使用者が指でフック89を引き起こし易くなっている。
【0067】
なお、以上に述べた物品収納装置37の構成は、スクーター型の自動二輪車に対応したものではあるが、スクーター型に限らず、他の型や形式の自動二輪車にも本発明に係る物品収納装置の構成を適用することができる。
【0068】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る自動二輪車の物品収納装置によれば、車体内部のデッドスペースを有効利用し、かつ着座シートを大型化させることなく収納ボックスを大容量化すると同時に、収納ボックスの製造性を向上させることができる。また、収納ボックス内におけるヘルメットや小物品の転動を防止し、かつ長尺物の収納を可能にし、併せて収納ボックス内にフックを邪魔にならないように設置することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る物品収納装置が適用されたスクーター型の自動二輪車の左側面図。
【図2】同自動二輪車の車体内部レイアウト図。
【図3】収納ボックスを単体で示した左側面図。
【図4】着座シートおよび収納ボックスの車体中心線に沿う縦断面により、本発明の一実施形態を示した図。
【図5】収納ボックスを左斜め後方から見た分解斜視図。
【図6】図3のVI−VI線に沿う収納ボックスの縦断面図。
【図7】図3のVII−VII線に沿う縦断面図。
【図8】図6のVIII部拡大図。
【図9】図8のIX矢視図。
【図10】クランプ部材による嵌合構造の別な実施形態を示した縦断面図。
【図11】図4のXI部を拡大した突出部およびリッドユニットの縦断面図。
【図12】突出部およびリッドユニットの縦断面図。
【図13】図6のXIII部拡大図。
【図14】図13のXIV矢視図。
【符号の説明】
1 自動二輪車
8 パワーユニット
13 後輪
28 着座シート
28a ライダーシート
28b ピリオンシート
28c〜28e ピリオンシートの底板
35 物品出入口
35a 物品出入口の後縁
36 収納ボックス
37 物品収納装置
38 底面
38a 凹み形状
39 膨出部
41 上側ボックス半体
42 下側ボックス半体
43 蓋手段としてのリッドユニット
44,45 接合開口部
47,48 係合フランジ
53 クランプ部材
65,66 フルフェース型のヘルメット
65a 前側のヘルメットの高さ軸線
66a 後側のヘルメットの高さ軸線
70 突出部
81 保持部
84 小物品
85 ゴムバンド
88 フック収容凹部
89 フック
89a フックの起立位置
89b フックの倒伏位置

Claims (7)

  1. ライダーが着座するライダーシートの後部に同乗者が着座するピリオンシートが連設されてなる着座シートの下方に収納ボックスが設置され、上記収納ボックスに設けられて上方に開口する物品出入口が上記着座シートにより開閉される自動二輪車の物品収納装置において、上記着座シートのピリオンシートをライダーシートよりも一段高く形成し、上記収納ボックスを上記ピリオンシートの下方かつ上下に揺動する後輪の上方に配設し、上記後輪との干渉防止の為に収納ボックスの底面中央部に上側に凸となる凹み形状を形成し、上記凹み形状の頂部よりも前方の底面を前下がり傾斜に、凹み形状の頂部よりも後方の底面を後下がり傾斜にし、上記収納ボックスの前半部と後半部の内部形状を、それぞれフルフェース型のヘルメットがその頂部を上にして収容されるように形成し、前側のヘルメットは高さ軸線方向が前方に傾斜して前記ピリオンシートの前方を指向し、後側のヘルメットは高さ軸線方向が後方に傾斜してピリオンシートの後方を指向するように各ヘルメットの収納姿勢を定めるとともに、側面視でピリオンシートの底板の、上記前後のヘルメットの間に形成される谷状の空間の上方に対応する部分の高さを、前後のヘルメットの頂部付近の上方に対応する部分の高さよりも低くし、上記物品出入口の後縁を上記底面の凹み形状の頂部よりも後方に位置付けたことを特徴とする自動二輪車の物品収納装置。
  2. 前記収納ボックスを、前記ピリオンシートの下方に配置し、収納ボックスの前端には前記ライダーシートの下方に延出する突出部を形成し、収納ボックスの内部に上記突出部の内部空間を収納ボックス内の他の空間に対して隔てる蓋手段を開閉可能に設けた請求項1に記載の自動二輪車の物品収納装置。
  3. 前記蓋手段を前記収納ボックスとは別体に設け、この蓋手段に、前記突出部の内部に収容される小物品の保持部を一体に形成した請求項2に記載の自動二輪車の物品収納装置。
  4. 前記収納ボックスの最後部を前記物品出入口の後縁よりも後方に膨出させて膨出部を形成した請求項1に記載の自動二輪車の物品収納装置。
  5. 前記収納ボックスの前半部と後半部に収容されるフルフェース型のヘルメットのうち、少なくとも後側のヘルメットの上部を前記着座シートの底板で押さえるようにした請求項1に記載の自動二輪車の物品収納装置。
  6. 前記収納ボックスの底面に複数のフック収容凹部を設け、これらのフック収容凹部にフックを設置し、上記フックの高さが収納ボックスの底面の高さ以下になるようにした請求項1に記載の自動二輪車の物品収納装置。
  7. 前記フックを前記フック収容凹部内にて起立位置と倒伏位置との間を回動可能に設け、起立位置ではフックが収納ボックスの底面から突出し、倒伏位置ではフックが収納ボックスの底面以下に没するようにした請求項6に記載の自動二輪車の物品収納装置。
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