JP4108290B2 - 車両の後部構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、リヤコンビネーションランプのメンテナンス性向上と、車両後部のスリム化とを図るのに好適な車両の後部構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動二輪車等の車両の収納ボックスの後方にリヤコンビネーションランプを配置した車両の後部構造としては、例えば、特開平10−203449号公報「車体後部の灯火器取付構造」の図2に、収納箱50(符号については上記公報に記載されているものを使用した。以下同様。)の後部外壁54aに複数のビスで灯火器70を取付けた構造が記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
収納箱50の後部外壁54aに灯火器70を取付けると、灯火器70の電球を交換する場合に、収納箱50から灯火器70を取外さなければならない。また、収納箱50と灯火器70との間から電球の脱着を行う構造にした場合には、収納箱50と灯火器70との間に手を差し入れるための大きな隙間を設けなければならない。
【0004】
収納箱50から灯火器70を取外すには複数のビスを弛めなければならず、取外しに手間取る。また、収納箱50と灯火器70との間に大きな隙間を設けると、例えば、収納性を向上させるために大型にした収納箱と視認性を向上させるために大型にした灯火器とを車両後部に配置する場合に、上記した大きな隙間によって車両後部が大型になったり全長が大きくなって、車両の大型化や外観性に影響を及ぼすことになる。
【0005】
そこで、本発明の目的は、車両の後部構造を改良することで、車両後部の灯火器のメンテナンス性向上と、車両後部のスリム化とを図ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1は、開閉式シートの下方に収納ボックスを配置し、この収納ボックスの後方にリヤコンビネーションランプを配置した車両の後部構造において、リヤコンビネーションランプを、左右上部に配置された一対のリヤターンシグナルランプと、これらのリヤターンシグナルランプの間の下部中央に配置されたテールランプとから構成し、左右のリヤターンシグナルランプに、それぞれ第1の電球を備え、テールランプに、左右一対の第2の電球を備え、これらの第1の電球及び第2の電球をメンテナンスするための左右の点検口を収納ボックスに開け、これらの点検口をリッドで塞ぐことで、収納ボックスにリヤコンビネーションランプを近接させ、左右の第1の電球のそれぞれの中心を通るランプ軸を、前広がりになるように車体長手軸に対して傾斜させ、左右の第2の電球のそれぞれの中心を通るランプ軸を、前広がりになるように車体長手軸に対して傾斜させ、収納ボックスの後部に、平面視で前広がりにした後部左壁及び後部右壁を設け、これらの後部左壁及び後部右壁にそれぞれ点検口を設け、リヤコンビネーションランプに、平面視で後部左壁及び後部右壁に沿って延びる左右一対のリヤターンシグナルランプを少なくとも備え、これらの左右一対のリヤターンシグナルランプの第1の電球が、平面視で後部左壁及び後部右壁のそれぞれの点検口に対向するように配置されることを特徴とする。
【0007】
第1の電球及び第2の電球をメンテナンスするための左右の点検口を収納ボックスに開けたことで、収納ボックスの内側から第1の電球及び第2の電球の交換等のメンテナンスを容易に行うことができるとともに、収納ボックスにリヤコンビネーションランプを近接させることができて、大型の収納ボックスの後方に大型のリヤコンビネーションランプを配置しても車両の後部をコンパクトに形成することができる。
また、ランプ軸を車体長手軸に対して傾斜させた構造にしたことで、例えば、ランプ軸を、点検口から第1の電球及び第2の電球をメンテナンスしやすい方向に傾けることができる。
更に、左右のランプ軸を前広がりになるようにしたことで、リヤコンビネーションランプの左右の第1の電球、左右の第2の電球の間に纏まった(まとまった)大きなスペースを確保することができ、収納ボックスを後方へ拡大することができて、収納ボックスの容量を大きくすることができる。
【0008】
請求項2は、リヤコンビネーションランプに、車両後方から見て、左右一対のリヤターンシグナルランプの間に横長に延びるテールランプを備え、左右一対のリヤターンシグナルランプの第1の電球を、横長に延びるテールランプの第2の電球よりも上方に配置し、この横長に延びるテールランプに、左右第2の電球を両端部に備え、これらの左右の第2の電球のそれぞれのランプ軸を前広がりにしたことを特徴とする。
横長に延びるランプの電球を、点検口を利用して交換できる。
【0009】
請求項3は、点検口の上辺を、左右一対のリヤターンシグナルランプの第1の電球よりも高い位置に配置し、更に点検口の下辺を、横長に延びるテールランプの第2の電球よりも低い位置に配置したことを特徴とする。
左右一対のリヤターンシグナルランプ又は横長に延びるテールランプの何れの電球を交換する際にも、十分な大きさの点検口で交換を容易にすることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、「前」、「後」、「左」、「右」、「上」、「下」は運転者から見た方向に従う。また、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係る後部構造を採用した車両の左側外観図であり、車両としての自動二輪車10が低床式フロア25を有するスクータ型車両であることを示す。
【0011】
自動二輪車10の車体フレーム全体を覆う車体カバー20は、後述する車体フレームの前部並びに前輪の上部を覆うフロントカウル21と、フロントカウル21の上部開口を覆うアッパカバー22と、フロントカウル21の後部を覆うインナカバー23と、インナカバー23の後端から後方へ延ばし車体フレームの長手中央を覆うセンタカバー24と、センタカバー24の下端外縁から外方へ延し運転者の足を載せる低床式フロア25と、低床式フロア25の外縁から下方へ延ばしたフロアスカート26と、センタカバー24から後方へ延ばし車体フレームの後側部を覆うリヤサイドカバー27と、リヤサイドカバー27の後端から後方へ延ばし車体フレームの後部を覆うリヤカバー28と、からなる。
【0012】
フロントカウル21は、上部に透明のウインドスクリーン31を備える。インナカバー23は、運転者の脚部前部を覆うレッグシールド91を備える。
さらに自動二輪車10は、車体前部にハンドル203を備えるとともに、車体後部にシート208及びステップホルダ300を備える。
【0013】
ハンドル203は、グリップ203a,203aを比較的高くするととに後方へ引いた、いわゆるチョッパー型ハンドルと称する型式の類似形状品である。このハンドル203をハンドルカバー101で覆うようにした。ハンドルカバー101は、ハンドル203の左右の下部を覆う下部ハンドルカバー102と、ハンドル203の上部を覆う上部ハンドルカバー103とからなる。
【0014】
シート208は、運転者が座るシート前部208aと乗員が座るシート後部208bとからなるダブルシートである。ステップホルダ300は、センタカバー24の後部に隣接して配置したものであり、乗員が足を載せるピリオンステップ(乗員用ステップ)310を格納・露出可能に取付けたものである。
図中、261はヘッドランプ、262はウインカ、263,263はミラー、264はフロントフェンダ、265はシートロック用錠、266はリヤエアスポイラ、267はリヤコンビネーションランプ、268はリヤフェンダ、269はサブスタンド、320はメインスタンドである。
なお、271,272はマスタシリンダであり、ブレーキレバー273,274の操作によって制動用液圧を発生するものである。
【0015】
図2は本発明に係る自動二輪車の右側外観図であり、フロントカウル21の上部に且つウインドスクリーン31の後方にメータパネル92を備えたことを示す。以上の説明から明らかなように、車体前部にウインドスクリーン31、レッグシールド91及びメータパネル92を備えることができる。
さらにこの図は、自動二輪車10の右側にも、ピリオンステップ310を備えるステップホルダ300を配置したことを示す。275は排気用消音器である。
【0016】
図3は本発明に係る自動二輪車の側面断面図であり、自動二輪車10を左側方から見たものである。
自動二輪車10は、車体フレーム110と、車体フレーム110のヘッドパイプ111に左右スイング可能に取付けたフロントフォーク201と、フロントフォーク201に取付けた前輪202と、フロントフォーク201に連結した上記ハンドル203と、車体フレーム110の後部に取付けたエンジン211と、エンジン211のクランク軸を中心に上下スイング可能な動力伝達機構212と、動力伝達機構212の後部に取付けた後輪205と、車体フレーム110に動力伝達機構212の後端部を懸架したリヤクッションユニット206と、車体フレーム110の後部上部に取付けた収納ボックス207と、収納ボックス207の上に配置し開閉可能に取付けた上記シート208とを、主要構成としたスクータ型車両である。
【0017】
フロントフォーク201は、ヘッドパイプ111の下方に配置した門型のフォークである。このフロントフォーク201の上部並びにヘッドパイプ111をフロントカウル21で覆うようにした。
エンジン211は、左右2つのシリンダヘッド215を前上方へ向けて若干傾斜し、略水平配置した水冷式2気筒エンジンである。動力伝達機構212は、エンジン211の動力を後輪205に伝達するようにした、遠心クラッチ付きベルトコンバータ無段変速機である。
【0018】
収納ボックス207は、前後に2個のヘルメットHf,Hrを収納することができるように、車体前後方向に細長いボックスであり、下部ボックス207aとこの下部ボックス207aの後上部に重ね合わせた上部ボックス207bとからなる。
図中、281はエアクリーナ、282はコネクティングチューブ、283はエアチャンバ、284はスロットルバルブ、285はインレットパイプ、286はバッテリである。
【0019】
図4は本発明に係る自動二輪車の車体フレームの斜視図であり、車体フレーム110は、ヘッドパイプ111に連なるフロントフレーム112と、フロントフレーム112の後部から後方へ延した左右一対のリヤフレーム115,115とを、溶接にて結合したダブルクレードル型の一体フレームである。ヘッドパイプ111はカウルステー用ブラケット111aを備える。
【0020】
フロントフレーム112は、ヘッドパイプ111から後下方へ左右一対のアッパフレーム113,113を垂下させ、これら一対のアッパフレーム113,113の下方で、ヘッドパイプ111から下方へ左右一対のダウンチューブ114,114を垂下させ、これら一対のダウンチューブ114,114の下端を後方へ延ばして一対のアッパフレーム113,113の下端に結合するとともに、さらに、後上方へ延したものである。このような構成のフロントフレーム112であるから、一対のアッパフレーム113,113及び一対のダウンチューブ114,114で囲んだ、側面視略三角形状の空間部Sp1を設けることができる。
【0021】
左のリヤフレーム115の前端と右のリヤフレーム115の前端との間に、正面視門型の第1クロスメンバ121を掛け渡し、左のアッパフレーム113の下端と右のアッパフレーム113の下端との間に、第2クロスメンバ122を掛け渡し、この第2クロスメンバ122の車幅中央位置に、エンジン用第1ブラケット123を結合する。
【0022】
左のダウンチューブ114における水平部分の後端部と右のダウンチューブ114における水平部分の後端部との間に、第3クロスメンバ124を掛け渡し、この第3クロスメンバ124の車幅中央位置に、エンジン用第2ブラケット125を結合し、左右のダウンチューブ114,114の後端に左右のエンジン用第3ブラケット126,126を結合する。
【0023】
左右一対のリヤフレーム115,115は、一端を左右一対のアッパフレーム113,113の長手途中に結合するとともに、他端を後方へ延した、縦長断面形状の部材である。ここで、「縦長断面形状」とは、横寸法に比べて縦寸法が大きい断面形状のものを言う。具体的には、リヤフレーム115,115は縦長矩形断面の角パイプからなる。
【0024】
本発明は、左右一対のリヤフレーム115,115間に、3個のクロスメンバ131〜133を着脱可能に掛け渡したことを特徴とする。具体的には、左右のリヤフレーム115,115間に、前部リヤクロスメンバ131、中部リヤクロスメンバ132及び後部リヤクロスメンバ133を、前からこの順に掛け渡したものである。
これら3個のクロスメンバ131〜133は、リヤフレーム115,115の上面に重ねてボルト止めする。角パイプのリヤフレーム115,115であるから、3個のクロスメンバ131〜133を載せた状態で取付けることは容易である。
【0025】
前部リヤクロスメンバ131は正面視門型の部材であり、左右の起立部分から前方へ平面視で後開放U字状ステー131aを延し、このU字状ステー131aの前端にシートヒンジ支持部131bを結合するとともに、U字状ステー131aの前端から前方へ延長部材131cを延し、この延長部材131cの前端に第1クロスメンバ121をボルト止めする。中部リヤクロスメンバ132はバー状の部材であり、シート208(図3参照)を閉じた状態では保持するための不図示のシートキャッチ部材が取付けられる。後部リヤクロスメンバ133はアルミニウムダイキャスト製で、且つ平面視で前開放U字状の帯状部材である。
なお、この後部リヤクロスメンバ133をボルト締めによりリヤフレーム115,115の後端を連結した場合のリヤフレーム115,115の横方向の剛性の増加を防止して乗り心地に与える影響を良好にしている。また、後部リヤクロスメンバ133にもシート208を閉じた状態では保持するための不図示のシートキャッチ部材が取付けられる。すなわち、ボルト締めしたボルトを取外すことで、シートヒンジ208cやシートキャッチをクロスメンバ131〜133と共に車体フレーム110から取外し可能な構造にしたものである。
【0026】
さらに、左右のリヤフレーム115,115の後部に、左右のクッション用ブラケット134,134を結合し、左右のリヤフレーム115,115の後部間に、正面視略U字状の後下部リヤクロスメンバ135を掛け渡して溶接し、この後下部リヤクロスメンバ135に、左右の搬送用フック136,136を結合するようにしたものである。
なお、後下部リヤクロスメンバ135をU字状にすることにより、リヤフレーム115,115の後部の連結に伴う横方向の剛性の増加を防止して乗り心地を向上させたものである。
【0027】
そしてこの図は、上記車体フレーム110に左右一対のフロア支持ステー141,141及びアンダフレーム143を着脱可能に取付けるとともに、複数の頭付きピン144・・・(・・・は複数を示す。以下同じ。)を取付けたことを示す。
詳しく述べると、左右のフロア支持ステー141,141は、低床式フロア25(図1参照)を支持する部材であって、左右のダウンチューブ114,114のブラケット145,145,146,146にボルト止めする部材である。
右のフロア支持ステー141は、前端下部にステー142を介してエンジン用点火コイル226を、ボルト227,227によって着脱可能に取付けた部材である。ダウンチューブ114の下部に取付けた点火コイル226は、低床式フロア25よりも下位に配置することになる。
【0028】
アンダフレーム143は、左右のダウンチューブ114,114の水平部分間に吊り下げるように掛け渡した部材であって、ダウンチューブ114,114のブラケット146,146,147,147にボルト止めするものである。
このようなアンダフレーム143は、ダウンチューブ114,114の水平部分に沿って延びた左右のサイドメンバ143a,143aと、サイドメンバ143a,143aの長手中央部間に掛け渡した中央クロスメンバ143bと、サイドメンバ143a,143aの後端間に掛け渡した後部クロスメンバ143cとからなる。148は、後述する燃料タンク用遮熱板を掛け止めるフックである。
【0029】
頭付きピン144・・・は、後述する燃料タンク用遮熱板を掛け止める部材であり、左右のアッパフレーム113,113並びに左右のダウンチューブ114,114の外側部及び第1クロスメンバ121の前部左右に、計6個設ける。図中、151はフロントクロスメンバ、152,152,153はステーである。
【0030】
図5は本発明に係る自動二輪車の車体フレーム、エンジン、動力伝達機構並びにシートの左側面図であり、フロントフレーム112の後方に且つ一対のリヤフレーム115,115の下方に、エンジン211及び動力伝達機構212を配置し、フロントフレーム112と左右のリヤフレーム115,115(この図では左のみ示す。以下同じ。)との接続部分の近傍に、エンジン211を取付けるようにしたことを示す。
【0031】
具体的には、フロントフレーム112の後部で、一対のアッパフレーム113,113、一対のダウンチューブ114,114及び一対のリヤフレーム115,115で囲んだ、側面視略三角形状の空間部Sp2を設け、この空間部Sp2にエンジン211のシリンダヘッド215並びにヘッドカバー216を配置し、エンジン用第1ブラケット123にエンジン211の前部下部を取付け、エンジン用第2ブラケット125にエンジン211の後部下部を取付け、エンジン用第3ブラケット126,126にエンジン211の後部上部を取付ける。前部・中部リヤクロスメンバ131,132は、エンジン211の上方に配置する。
【0032】
さらにこの図は、(1)左右のクッション用ブラケット134,134に左右のリヤクッションユニット206,206を介して動力伝達機構212の後端部を懸架したこと、(2)前部リヤクロスメンバ131が、開閉式シート208のシートヒンジ可動部208cを支持する部材を兼ねたことを示す。このようにして、リヤフレーム115,115でリヤクッションユニット206,206並びにシート208を支持することができる。
ここで、208dはシート208の底部に設けたシート底板である。
【0033】
図6は本発明に係る自動二輪車の前部下部の側面断面図であり、自動二輪車10を左側方から見たものであって、想像線にて示す低床式フロア25の後部にエンジン211を配置し、フロア25の前部にエンジン冷却用ラジエータ221を配置し、フロア25の前部下部に点火コイル226を配置し、エンジン211とラジエータ221との間に燃料タンク230を配置したことを示す。
すなわち、ラジエータ221は、エンジン211より前に且つ左右のダウンチューブ114,114(この図では左のみ示す。以下同じ。)の前に配置したものである。
【0034】
エンジン211からラジエータ221へ冷却液を戻す戻し管222は、車幅中央から左寄り(図の手前側)に通したホースである。具体的には、エンジン211の液戻し口に接続した戻し管222は、左のダウンチューブ114の水平部分並びにその前部の垂下部分に沿って延び、ラジエータ221の上部ヘッダ221aに接続する。
【0035】
一方、ラジエータ221からエンジン211へ冷却液を供給する供給管223は、車幅中央から右寄り(図の向う側)に通したホースである。具体的には、ラジエータ221の下部ヘッダ221bに接続した供給管223は、右のダウンチューブ114(図の向う側)の水平部分に沿って後方へ延び、エンジン211の液入口に接続する。224はラジエータ用ファンである。
【0036】
点火コイル226は、車幅中央に対し戻し管222と反対側の右の位置(図の向う側)に且つラジエータ221より前に配置したことを特徴とする。
このようにして、点火コイル226を(1)エンジン211からの熱影響を受けない位置で、(2)ラジエータ221からの排風の熱影響を受けない位置で、(3)戻し管222からの熱影響を受けない位置に配置することができる。
【0037】
燃料タンク230は、左右一対のアッパフレーム113,113及び左右一対のダウンチューブ114,114で囲んだ側面視略三角形状の空間部Sp1に配置する。このような燃料タンク230は、空間部Sp1を有効利用して配置するために、この図に示すように車体側方から見たときに、アッパフレーム113,113及びダウンチューブ114,114に沿って前上が先細り状になった容器である。さらに燃料タンク230は容量を増すために、下部をダウンチューブ114,114よりも下方へ延す。ダウンチューブ114,114よりも下方へ延びた燃料タンク230の下部を、着脱可能なアンダフレーム143で覆うことにより、燃料タンク230を保護することができる。
車体フレーム110の下方から空間部Sp1へ燃料タンク230を挿入して取付けた後に、車体フレーム110にアンダフレーム143を取付けることになる。
【0038】
図7は本発明に係る自動二輪車の燃料タンク周りの斜視図である。
燃料タンク230は、前下半分のタンク下半部231と後上半分のタンク上半部232とを重ね合わせてフランジ233部分を結合することで一体化した容器であり、傾斜した上面230aに給油口234、ブリーザ用サブタンク235及び燃料供給ポンプ236を備える。具体的には、燃料タンク230の上部に、ブリーザ用サブタンク235、給油口234及び燃料供給ポンプ236を前からこの順に配置する。
【0039】
フランジ233は、上部中央部に1個の取付け孔233aを有するとともに、下部の左右に2個の取付け孔233b(この図では左の1個のみ示す。)を有する。給油口234は、密閉型キャップ237を備える。ブリーザ用サブタンク235は、燃料タンク230内に連通した小容器である。
【0040】
本発明は、エンジン211(図6参照)やラジエータ221(図6参照)からの熱影響を防止するための遮熱板を、符号241,242,243,243にて示す4個の部材に分割し、これら分割した遮熱板241,242,243,243を燃料タンク230の前面、後面、左面及び右面にそれぞれ近接させて配置したことを特徴とする。
分割した遮熱板241,242,243,243なので、エンジン211やラジエータ221からの熱影響の度合いを勘案するとともに、燃料タンク230の各面の形状に合せて、任意に且つ最小限の大きさに留めることができる。この結果、各遮熱板241,242,243,243は比較的小型になり、製造も極めて容易になる。しかも成形用金型が小さくてすみ、材料も少なくてすむので、安価に製造することができる。
【0041】
燃料タンク230の前面を覆う前部遮熱板241は、正面から見たときに概ね矩形状を呈する、硬質樹脂等の樹脂製シートである。樹脂製シートからなる前部遮熱板241なので形状が極めて簡素なものであり、より安価に製造することができる。
【0042】
燃料タンク230の後面を覆う後部遮熱板242は概ね矩形状のラバー製シートであって、上部に左右2個の引掛け孔242a,242aを有するとともに、下部に1個の引掛け孔242bを有する。
燃料タンク230における左面の下半部及び右面の下半部を覆う左・右遮熱板243,243は、上部に2個の引掛け孔243a,243aを有するラバー製シートである。
このように後部遮熱板242及び左・右遮熱板243,243は、ラバー製シートなので自在に変形可能であり、燃料タンク230周りのスペースに合せて自由に配置することができる。しかも、燃料タンク230周りの狭いスペースを有効利用して、簡単に配置することができる。さらには、シートからなる後部遮熱板242及び左・右遮熱板243,243なので、形状が極めて簡素なものであり、より安価に製造することができる。
【0043】
ここで一旦図6に戻って説明を続ける。
前部遮熱板241は、ヘッドパイプ111から下方へ垂下したダウンチューブ114と燃料タンク230との間に配置し、フロントクロスメンバ151に着脱可能に取付けることで、ラジエータ221の導風ガイドを兼ねる部材である。このため、前部遮熱板241の上端はラジエータ221の上部側へ湾曲し、前部遮熱板241の下端はラジエータ221の下まで延びる。
このように、前部遮熱板241をダウンチューブ114と燃料タンク230との間に配置するので、前部遮熱板241をダウンチューブ114に簡単に取付けることができる。従って、前部遮熱板241の取付け作業性がよい。
【0044】
後部遮熱板242は、上部を頭付きピン144に掛け止めるとともに、下部をフック148に掛け止めることで、車体フレーム110に着脱可能に取付けることができる。
また、左・右遮熱板243,243(この図では左のみ示す。)は、上部を頭付きピン144・・・に掛け止めることで、車体フレーム110に着脱可能に取付けることができる。
【0045】
以上の説明から明らかなように、分割した遮熱板241,242,243,243であるから、車体フレーム110(車体)に燃料タンク230を取付けた後に各遮熱板241,242,243,243を自由に車体フレーム110に取付けることができ、取付け作業性がよい。
【0046】
この図は、ラジエータ221の前をフロントロアカバー93で覆うとともに、ラジエータ221及び燃料タンク230の下をアンダーカバー94で覆うようにしたことを示す。
フロントロアカバー93は、アンダーカバー94の前端まで延びるとともに、前面に複数のラジエータ用導風口93a・・・を備える。
アンダーカバー94は、ラジエータ221の排風を外部へ排出するために、ファン224の下方に排風口94aを備える。排風口94aは、斜め後を向いた多数のルーバ(整流板)94b・・・を備える。
【0047】
さらにこの図は、給油口234を通じて燃料タンク230へ燃料を供給するときに開ける給油用リッド330、及び、エンジン211の点火プラグ(図示せず)を点検するときに開ける点検用リッド360を、車体カバー20に備えたことを示す。
【0048】
図8は図6の8矢視図であり、車体フレーム110に燃料タンク230を取付けた構造を示す。
車体フレーム110は、左右のステー152,152間に上部ブラケット154を掛け渡し、左右のダウンチューブ114,114に下部ブラケット155,155を取付けたものである。上部ブラケット154に燃料タンク230のフランジ233の上部をボルト止めするとともに、下部ブラケット155,155にフランジ233の下部をボルト止めすることで、車体フレーム110に燃料タンク230を着脱可能に取付けることができる。なお、フランジ233の上部は上部ブラケット154にきつくボルト止めしたものである。
【0049】
図9は図8の9−9線断面図であり、下部ブラケット155にフランジ233の下部をゴムブッシュ156を介してボルト・ナット157にて取付けることで、ラバーマウントしたことを示す。158はカラーである。
【0050】
図10は本発明に係る自動二輪車の正面断面図であり、(1)車体フレーム110並びに燃料タンク230を、センタカバー24と左右の低床式フロア25,25と左右のフロアスカート26,26とアンダカバー94とによって覆ったこと、及び(2)左右のダウンチューブ114,114にフロア支持ステー141,141を介して低床式フロア25,25をボルト止めしたことを示す。
【0051】
上述のように、頭付きピン144・・・に掛け止めた左・右遮熱板243,243は、燃料タンク230の側方に沿って垂下し、燃料タンク230の側面とダウンチューブ114,114との間の隙間を通って延びる。このように、左・右遮熱板243,243の上部を車体フレーム110に掛け止めるだけなので、取付けは簡単である。
【0052】
図11は本発明に係る自動二輪車のラジエータ周りの作用図であり、ラジエータ221の後方にあるファン224は、ラジエータ221の前方から風を吸引する。このため、外気は冷却風(車両走行時の走行風を含む)Fcとなってラジエータ用導風口93a・・・へ入り、冷却風通路を流れてラジエータ221に入る。
【0053】
ラジエータ221を通った熱気(排風熱気)Fhはファン224から吐出され、導風ガイドを兼ねる前部遮熱板241によって案内されて下方へ流れを変え、アンダーカバー94の排風口94aから外部へ流出する。
ラジエータ221を通った熱気Fhの向きを前部遮熱板241にて変えるので、ラジエータ221の後方にあるエンジン211や燃料タンク230への熱気Fhの影響を防止することができる。また、前部遮熱板241が導風ガイドを兼ねるので、別に導風ガイドを設ける必要はない。
【0054】
図12は本発明に係る自動二輪車の燃料タンクの模式図であり、燃料タンク230に給油口234の周りを囲うトレー251を備え、このトレー251に燃料排出用ホース(ドレンホース)252の一端252aを接続し、燃料排出用ホース252の他端252bを大気に開放したことを示す。
ブリーザ用サブタンク235には、ブリーザ用ホース253の一端253aを接続し、ブリーザ用ホース253の他端253b,253cを二股状に分岐させる。254はブリーザ用ホース253の他端を分岐させるT継手である。
【0055】
図13は本発明に係る自動二輪車の燃料タンクの給油口周りの背面断面図であり、トレー251は、平坦な底251aに上下貫通した筒部251bを一体に形成した、燃料受け皿である。筒部251bを給油口234に挿入するとともに、底251aの上下両面をセンタカバー24の給油部分に設けた凹部24aの底24bと燃料タンク230の上面230aとによって挟み込むことで、トレー251を取付けることができる。従って、トレー251を取付けるためのボルト等の部材が不要であり、取付けも容易である。24cは給油口貫通孔である。
【0056】
図14は本発明に係る自動二輪車の車体フレーム並びに燃料タンクの右側外観図であり、トレー251は後下方へ延びる排出口251cを備える。この排出口251cに燃料排出用ホース252の一端252aを接続し、この燃料排出用ホース252を右のアッパフレーム113に沿って垂下し、アンダカバー94の後部右端の部分まで延し、他端252bを下に向ける。
燃料タンク230へ給油している最中に、給油口234の周辺にこぼれた燃料をトレー251で受け、燃料排出用ホース252を介して外部に排出することができる。従って、こぼれた燃料で燃料タンクの外面が濡れる心配はない。
【0057】
一方、ブリーザ用サブタンク235は右側方へ延びるブリーザ口235aを備える。このブリーザ口235aにブリーザ用ホース253の一端253aを接続し、このブリーザ用ホース253を燃料タンク230の右側面に沿って後下方へ垂下させる。
すなわちブリーザ用ホース253を、燃料タンク230を正面から見たときに、燃料タンク230に沿って、アッパフレーム113とダウンチューブ114との間を通し、アンダカバー94の後部右端の部分まで延した後に、二股状に分岐させる。
分岐した一方の他端253bは、アンダカバー94の後部左端の部分まで延びて、大気に開放し、分岐した他方の他端253cは、燃料タンク230の後面に沿って一旦上方へ延び、さらに、左のアッパフレーム113に沿って後方へ延びて、大気に開放する。
【0058】
なお、上記本発明の実施の形態において、図6に示した点火コイル226は車幅中央に対し戻し管222と反対側の位置に配置したものであればよく、例えば戻し管222を車幅中央から右寄りに通した場合には左寄りに配置すればよい。
【0059】
図15は本発明に係る自動二輪車の収納ボックスの側面図であり、図中の白抜き矢印(front)は車両前方を示す。(以下同様。)
収納ボックス207は、下部ボックス207aの後部左壁207e及び後部右壁207f(後部右壁207fは後部左壁207eの奥側であり、不図示。)にリヤコンビネーションランプ267(図1参照)用の電球をメンテナンスするための点検口511,512(奥側のリッド512は不図示)をそれぞれ開け、これらの点検口511,512をそれぞれリッド513,514(奥側のリッド514は不図示)で塞ぎ、下部ボックス207aの後ろ上部に上部ボックス207bを取付けるものである。なお、511a,511bは点検口511の上辺及び下辺、516はバッテリ286(図3参照)を挿入するバッテリ挿入穴である。点検口512及びリッド514については、点検口511及びリッド513と左右対称な形状であるため、以降の詳細説明は省略する。
【0060】
図16は本発明に係る自動二輪車の収納ボックスの平面図であり、収納ボックス207の下部ボックス207aの後部に、前広がりにした後部左壁207e及び後部右壁207fを設け、これらの後部左壁207e及び後部右壁207fにそれぞれ点検口511,512を設け、これらの点検口511,512にそれぞれリッド513,514を取付ける状態を示す。なお、518は下部ボックス207aの後壁、521,521は車体フレーム110(図4参照)に取付けるために下部ボックス207aに設けた車体フレーム取付部である。
【0061】
図17は図16の17−17線断面図であり、下部ボックス207aの後部左壁207eに設けた点検口511にリッド513を取付ける状態を示す。
リッド513は、点検口511の下部に引掛ける下部掛け部531と、点検口511の上部に引掛ける上部掛け部532とを備え、上部掛け部532は、指掛け部534に指を掛けてU字状部535を撓ませることにより、凹部536に点検口511の上部を嵌合させるものであり、まず、下部掛け部531を点検口511の下部に引掛け、次に、上部掛け部532を点検口511の上部に引掛けることで、点検口511にリッド513を取付ける。
【0062】
図18は本発明に係る自動二輪車のリヤコンビネーションランプの説明図であり、リヤコンビネーションランプ267を車両後方から見た図である。
リヤコンビネーションランプ267は、左右上部にリヤターンシグナルランプ541,542を配置し、下部中央に横長のストップランプを兼ねるテールランプ543を配置したものである。なお、545,545はリヤターンシグナルランプ用の電球、546,546はテールランプ兼ストップランプ用の電球、547はリヤコンビネーションランプ267の下部に設けたライセンスランプである。
【0063】
図19は図18の19−19線断面図であり、リヤコンビネーションランプ267における各電球545,546,546,545のランプ軸551,552,553,554を、車両の前後方向に延びる車体長手軸560・・・に対してそれぞれ傾斜させたことを示す。
【0064】
即ち、電球545は、車体長手軸560に対してランプ軸551,554の後方をそれぞれ車幅中心側に角度αだけ傾斜させ、電球546は、車体長手軸560に対してランプ軸552,553の後方をそれぞれ車幅中心側に角度βだけ傾斜させたものである。なお、角度βを角度αより大きな傾斜角度として収納ボックス207をリヤコンビネーションランプ267により近づけて収納ボックス207の容量を増大させた。
【0065】
ランプ軸551,552,553,554は、各電球545,546,546,545のそれぞれの口金545a,546a,546a,545aの中心を通る軸である。
従って、2つの電球545,545のランプ軸551,554は、前広がりとなり、また、2つの電球546,546のランプ軸552,553も、前広がりとなる。
【0066】
このように、電球545,545のランプ軸551,554及び電球546,546のランプ軸552,553をそれぞれ前広がりにすることで、左右の電球545,545の間及び左右の電球546,546の間に纏まった大きなのスペース561を形成することができる。即ち、より有効に利用できるスペース561が広がるようになる。
従って、収納ボックス207の後部を後方へ拡大することができ、収納ボックス207の容積を大きくすることができる。
【0067】
また、ランプ軸551,552,553,554を傾斜させることにより、電球545,546をリヤコンビネーションランプ267の外形形状に沿わせることができ、電球545,545間及び電球546,546間を左右に大きく離すことができ、リヤコンビネーションランプ267の視認性をより向上させることができるとともに、電球545,545間より収納ボックス207を更に後方へ拡大させて収納ボックス207の容量を増やすことができる。
【0068】
更に、収納ボックス207における下部ボックス207aの後部左壁207e及び後部右壁207fにそれぞれ点検口511,512を設けたことで、リッド513,514を外して、収納ボックス207の内側から電球545,546を容易に交換することができる。なお、収納ボックス207の後部で点検口511,512を左右に設けたので、左右の点検口511,512に対して車両の加速時における収納物の後ろ向きの挙動に対して点検口511,512への負荷を減らすことができるため、点検口511,512を大型化してメンテナンス性を向上させることができる。
【0069】
以上に述べた車両の後部構造の作用を次に説明する。
図20は本発明に係る車両の後部構造の作用を説明する第1作用図である。
例えば、リヤコンビネーションランプ267の電球545,546が切れて、これらを交換する場合には、まず、リッド513の上部掛け部532に指を掛けてリッド513を外し、収納ボックス207内から点検口511へ手を差し入れ、電球545,546の口金545a、546aを指で摘まみ、回転させることでロックを解除して矢印のように点検口511から引出す。そして、新品の電球545,546を上記とは逆の順で取付ける。
【0070】
このように、電球545,546のメンテナンスを容易に行うことができ、従来のように、リヤコンビネーションランプをビスを弛めて外したり、収納ボックスとリヤコンビネーションランプとの間の隙間から手を挿入したりしてメンテナンスを行うことがない。
【0071】
図21は本発明に係る車両の後部構造の作用を説明する第2作用図であり、図19の21矢視図であって、リヤコンビネーションランプ267の背面を収納ボックスの内側から点検口511を通して見たものである。
点検口511の上辺511aを電球545よりも高い位置に配置し、下辺511bを電球546よりも低い位置に配置して、点検口511の高さをHとすることで、本発明では、電球545,546のメンテナンス性を向上させた。
【0072】
即ち、、電球546を交換するには、点検口511の中央よりやや下側から手を車両後方に真直に挿入すればよいし、電球545を交換するには、点検口511の上部から右側に手を挿入(図19では点検口511の正面からほぼ真直に挿入)すればよい。
【0073】
以上の図3、図16及び図19で説明したように、本発明は第1に、開閉式シート208の下方に収納ボックス207を配置し、この収納ボックス207の後方にリヤコンビネーションランプ267を配置した自動二輪車10の後部構造において、リヤコンビネーションランプ267に左右一対の電球545,545及び電球546,546を設け、これらの電球545,545,546,546をメンテナンスするための左右の点検口511,512を下部ボックス207aに開け、これらの点検口511,512をそれぞれリッド513,514で塞ぐことで、収納ボックス207にリヤコンビネーションランプ267を近接させたことを特徴とする。
【0074】
電球545,546をメンテナンスするための左右の点検口511,512を下部ボックス207aに開けたことで、収納ボックス207の内側から電球545,546の交換等のメンテナンスを容易に行うことができるとともに、収納ボックス207にリヤコンビネーションランプ267を近接させることができて、大型の収納ボックスの後方に大型のリヤコンビネーションランプを配置しても車両の後部をコンパクトに、またスリムに形成することができる。
【0075】
本発明は第2に、電球545,545,546,546のそれぞれの中心を通るランプ軸551,552,553,554を、車体長手軸560に対して傾斜させたことを特徴とする。
【0076】
ランプ軸551,552,553,554を車体長手軸560に対して傾斜させた構造にしたことで、例えば、ランプ軸551,552,553,554を、点検口511,512から電球545,546をメンテナンスしやすい方向に傾けることができる。従って、作業性を向上させることができる。
【0077】
本発明は第3に、左右のランプ軸551,554及びランプ軸552,553をそれぞれ前広がりになるようにしたことを特徴とする。
左右のランプ軸551,554及びランプ軸552,553をそれぞれ前広がりになるようにしたことで、リヤコンビネーションランプ267の左右の電球545,545の間及び左右の電球546,546の間に纏まった(まとまった)大きなスペース561を確保することができ、収納ボックス207を後方へ拡大することができて、収納ボックス207の容量を大きくすることができる。
【0078】
また、収納ボックス207の左右にリッド513,514を設けたので、例えば、車両の加速時に収納ボックス207内の収納物に後方への荷重が作用しても、その荷重がリッド513,514に作用せず、例えば、リッドを収納ボックスの後壁に設けたものに比べて、本発明ではリッド513,514を強固な構造にする必要がない。
【0079】
尚、本発明の実施の形態では、電球のランプ軸を水平面内で傾斜させたが、これに限らず、電球のランプ軸を水平面内で傾斜させるとともに鉛直面内で傾斜させてもよい。これにより、電球の口金を点検口の中央側に向けることができ、電球のメンテナンス性をより高めることができる。
【0080】
【発明の効果】
本発明は上記構成により次の効果を発揮する。
請求項1の車両の後部構造は、リヤコンビネーションランプを、左右上部に配置された一対のリヤターンシグナルランプと、これらのリヤターンシグナルランプの間の下部中央に配置されたテールランプとから構成し、左右のリヤターンシグナルランプに、それぞれ第1の電球を備え、テールランプに、左右一対の第2の電球を備え、これらの第1の電球及び第2の電球をメンテナンスするための左右の点検口を収納ボックスに開け、これらの点検口をリッドで塞ぐことで、収納ボックスにリヤコンビネーションランプを近接させ、左右の第1の電球のそれぞれの中心を通るランプ軸を、前広がりになるように車体長手軸に対して傾斜させ、左右の第2の電球のそれぞれの中心を通るランプ軸を、前広がりになるように車体長手軸に対して傾斜させ、収納ボックスの後部に、平面視で前広がりにした後部左壁及び後部右壁を設け、これらの後部左壁及び後部右壁にそれぞれ点検口を設け、リヤコンビネーションランプに、平面視で後部左壁及び後部右壁に沿って延びる左右一対のリヤターンシグナルランプを少なくとも備え、これらの左右一対のリヤターンシグナルランプの第1の電球が、平面視で後部左壁及び後部右壁のそれぞれの点検口に対向するように配置されるので、収納ボックスの内側から電球の交換等のメンテナンスを容易に行うことができるとともに、収納ボックスにリヤコンビネーションランプを近接させることができて、大型の収納ボックスの後方に大型のリヤコンビネーションランプを配置しても車両の後部をコンパクトに形成することができる。
従って、車両後部の幅や全長が大きくならず、車両の外観性及び運転性を向上させることができる。
また、例えば、ランプ軸を車体長手軸に対して傾斜させた構造にしたことで、例えば、ランプ軸を、点検口から第1の電球及び第2の電球をメンテナンスしやすい方向に傾けることができる。従って、作業性を向上させることができる。
更に、左右のランプ軸を前広がりになるようにしたことで、リヤコンビネーションランプの左右の第1の電球、左右の第2の電球の間に大きなスペースを確保することができ、収納ボックスを後方へ拡大することができて、収納ボックスの容量を大きくすることができる。
【0081】
請求項2の車両の後部構造は、リヤコンビネーションランプに、車両後方から見て、左右一対のリヤターンシグナルランプの間に横長に延びるテールランプを備え、左右一対のリヤターンシグナルランプの第1の電球を、横長に延びるテールランプの第2の電球よりも上方に配置し、この横長に延びるテールランプに、左右第2の電球を両端部に備え、これらの左右の第2の電球のそれぞれのランプ軸を前広がりにしたので、横長に延びるランプの電球を、点検口を利用して交換できる。
【0082】
請求項3の車両の後部構造は、点検口の上辺を、左右一対のリヤターンシグナルランプの第1の電球よりも高い位置に配置し、更に点検口の下辺を、横長に延びるテールランプの第2の電球よりも低い位置に配置したので、左右一対のリヤターンシグナルランプ又は横長に延びるテールランプの何れの第1の電球、第2の電球を交換する際にも、十分な大きさの点検口で交換を容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る後部構造を採用した車両の左側外観図
【図2】本発明に係る自動二輪車の右側外観図
【図3】本発明に係る自動二輪車の側面断面図
【図4】本発明に係る自動二輪車の車体フレームの斜視図
【図5】本発明に係る自動二輪車の車体フレーム、エンジン、動力伝達機構並びにシートの左側面図
【図6】本発明に係る自動二輪車の前部下部の側面断面図
【図7】本発明に係る自動二輪車の燃料タンク周りの斜視図
【図8】図6の8矢視図
【図9】図8の9−9線断面図
【図10】本発明に係る自動二輪車の正面断面図
【図11】本発明に係る自動二輪車のラジエータ周りの作用図
【図12】本発明に係る自動二輪車の燃料タンクの模式図
【図13】本発明に係る自動二輪車の燃料タンクの給油口周りの背面断面図
【図14】本発明に係る自動二輪車の車体フレーム並びに燃料タンクの右側外観図
【図15】本発明に係る自動二輪車の収納ボックスの側面図
【図16】本発明に係る自動二輪車の収納ボックスの平面図
【図17】図16の17−17線断面図
【図18】本発明に係る自動二輪車のリヤコンビネーションランプの説明図
【図19】図18の19−19線断面図
【図20】本発明に係る車両の後部構造の作用を説明する第1作用図
【図21】本発明に係る車両の後部構造の作用を説明する第2作用図
【符号の説明】
10…車両(自動二輪車)、207…収納ボックス、207e…後部左壁、207f…後部右壁、208…シート、267…リヤコンビネーションランプ、511,512…点検口、511a…上辺、511b…下辺、513,514…リッド、541,542…リヤターンシグナルランプ、543…テールランプ、545…第1の電球(電球)、546…第2の電球(電球、551,552,553,554…ランプ軸、560…車体長手軸。

Claims (3)

  1. 開閉式シートの下方に収納ボックスを配置し、この収納ボックスの後方にリヤコンビネーションランプを配置した車両の後部構造において、
    前記リヤコンビネーションランプは、左右上部に配置された一対のリヤターンシグナルランプと、これらのリヤターンシグナルランプの間の下部中央に配置されたテールランプとからなり、
    前記左右のリヤターンシグナルランプは、それぞれ第1の電球を備え、
    前記テールランプは、左右一対の第2の電球を備え、
    れらの第1の電球及び第2の電球をメンテナンスするための左右の点検口を前記収納ボックスに開け、これらの点検口をリッドで塞ぐことで、前記収納ボックスにリヤコンビネーションランプを近接させ、前記左右の第1の電球のそれぞれの中心を通るランプ軸を、前広がりになるように車体長手軸に対して傾斜させ、前記左右の第2の電球のそれぞれの中心を通るランプ軸を、前広がりになるように車体長手軸に対して傾斜させ、
    前記収納ボックスの後部に、平面視で前広がりにした後部左壁及び後部右壁を設け、これらの後部左壁及び後部右壁にそれぞれ前記点検口を設け
    記リヤコンビネーションランプは、平面視で前記後部左壁及び前記後部右壁に沿って延びる左右一対の前記リヤターンシグナルランプを少なくとも備え、これらの左右一対のリヤターンシグナルランプの前記第1の電球が、平面視で前記後部左壁及び前記後部右壁のそれぞれの前記点検口に対向するように配置されることを特徴とする車両の後部構造。
  2. 前記リヤコンビネーションランプは、車両後方から見て、前記左右一対のリヤターンシグナルランプの間に横長に延びる前記テールランプを備え、前記左右一対のリヤターンシグナルランプの前記第1の電球を、横長に延びる前記テールランプの前記第2の電球よりも上方に配置し
    の横長に延びるテールランプは、左右前記第2の電球を両端部に備え、これらの左右の第2の電球のそれぞれのランプ軸を前広がりにしたことを特徴とする請求項1記載の車両の後部構造。
  3. 前記点検口の上辺を、前記左右一対のリヤターンシグナルランプの第1の電球よりも高い位置に配置し、更に前記点検口の下辺を、横長に延びる前記テールランプの第2の電球よりも低い位置に配置したことを特徴とする請求項2記載の車両の後部構造。
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