JP2006315500A - 鞍乗型車両 - Google Patents
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Abstract
【課題】 停止状態であっても、エンジンが発生する熱から電装部品を保護することが可能な鞍乗型車両を提供する。
【解決手段】 ハンドル50を回動可能に支持するヘッドパイプ61と、ヘッドパイプから車体の後方に延びるタンクレール63と、ヘッドパイプ61から車体の下方に延びるダウンチューブ62と、タンクレール63及びダウンチューブ62の間に配置される前側バンク40aとを備える自動二輪車10において、ヘッドパイプ61、タンクレール63及びダウンチューブ62の接合部が、電装部品95を収容する電装部品収容部65を有する。
【選択図】 図3
【解決手段】 ハンドル50を回動可能に支持するヘッドパイプ61と、ヘッドパイプから車体の後方に延びるタンクレール63と、ヘッドパイプ61から車体の下方に延びるダウンチューブ62と、タンクレール63及びダウンチューブ62の間に配置される前側バンク40aとを備える自動二輪車10において、ヘッドパイプ61、タンクレール63及びダウンチューブ62の接合部が、電装部品95を収容する電装部品収容部65を有する。
【選択図】 図3
Description
本発明は、ハンドルを回動可能に支持するヘッドパイプと、ヘッドパイプから車体の後方に延びるタンクレールと、ヘッドパイプから車体の下方に延びるダウンチューブとを備える鞍乗型車両に関する。
従来、ハンドルを回動可能に支持するヘッドパイプと、ヘッドパイプから車体の後方に延びるタンクレールと、ヘッドパイプから車体の下方に延びるダウンチューブとを有する鞍乗型車両が一般的に広く知られている。
また、鞍乗型車両は、イグニッションコイルなどの電装部品を収容する電装部品収容部を有し、電装部品収容部は、走行風を取り入れる取入口及び走行風を排出する排出口を有する。
このように、鞍乗型車両は、取入口から取り入れられ、排出口から排出される走行風によって、エンジンが発生する熱から電装部品を保護していた(例えば、特許文献1)。
特許第3552498号公報(請求項1、図3)。
しかしながら、上述したように、従来の鞍乗型車両は、エンジンが発生する熱によって加熱される電装部品を走行風によって冷却するため、アイドリング状態などのように鞍乗型車両が停止している状態で電装部品を十分に冷却することができない場合があった。
そこで、本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、停止状態であっても、エンジンが発生する熱から電装部品を保護することが可能な鞍乗型車両を提供することを目的とする。
また、本発明は、電装部品を効率よく配置することが可能な鞍乗型車両を提供することを目的とする。
本発明の第1の特徴は、ハンドル(ハンドル50)を回動可能に支持するヘッドパイプ(ヘッドパイプ61)と、前記ヘッドパイプから車体の後方に延びるタンクレール(タンクレール63)と、前記ヘッドパイプから車体の下方に延びるダウンチューブ(ダウンチューブ62)と、前記タンクレール及び前記ダウンチューブの間に配置されるエンジン(前側バンク40a)とを備える鞍乗型車両において、前記タンクレールの前記ヘッドパイプへの接合部と、前記ダウンチューブの前記ヘッドパイプへの接合部との間に、電装部品を収容する電装部品収容部(電装部品収容部65)を有することを要旨とする。
かかる特徴によれば、タンクレールのヘッドパイプへの接合部とダウンチューブのヘッドパイプへの接合部との間に形成される電装部品収容部が、エンジンが発生する熱を断熱することにより、鞍乗型車両は、停止状態であっても、エンジンが発生する熱から電装部品を保護することができる。また、タンクレールのヘッドパイプへの接合部とダウンチューブのヘッドパイプへの接合部との間の空間を電装部品収容部として利用することにより、鞍乗型車両は、電装部品を配置するスペースの省スペース化を図り、電装部品を効率よく配置することができる。
本発明の第2の特徴は、本発明の第1の特徴において、前記タンクレールが、左右一対のタンクレール(左タンクレール63a及び右タンクレール63b)であり、前記電装部品収容部が、前記左右一対のタンクレールの間に形成されることを要旨とする。
本発明の第3の特徴は、本発明の第1の特徴において、前記ダウンチューブが、左右一対のダウンチューブであり、前記電装部品収容部は、前記左右一対のダウンチューブ(左ダウンチューブ62a及び右ダウンチューブ62b)の間に形成されることを要旨とする。
本発明の第4の特徴は、本発明の第1の特徴において、前記電装部品収容部には、前記エンジン側に開口が設けられており、前記開口を塞ぐ蓋部をさらに備えることを要旨とする。
本発明の第5の特徴は、本発明の第4の特徴において、前記蓋部の前記電装部品収容部側の部分には、前記電装部品が取り付けられていることを要旨とする。
本発明の第6の特徴は、本発明の第4の特徴において、前記蓋部が、断熱部材によって形成されることを要旨とする。
本発明の第7の特徴は、本発明の第1の特徴において、前記電装部品が、前記エンジンに接続線(二次線98)によって接続されており、前記電装部品収容部が、前記エンジンの上部に近接して設けられることを要旨とする。
本発明の第8の特徴は、本発明の第7の特徴において、前記蓋部には、前記接続線が通される開口(開口97)が設けられていることを要旨とする。
本発明の第9の特徴は、本発明の第7の特徴において、前記エンジンが、前側バンクと前記前側バンクの後方に設けられる後側バンクとを有するV型エンジンであり、
前記接続線は、前記前側バンクに接続されることを要旨とする。
前記接続線は、前記前側バンクに接続されることを要旨とする。
本発明の第10の特徴は、本発明の第9の特徴において、前記電装部品が、イグニッションコイルであり、前記接続線が、前記前側バンクに接続される二次線であることを要旨とする。
本発明によれば、停止状態であっても、エンジンが発生する熱から電装部品を十分に保護することが可能な鞍乗型車両を提供することができる。
(本発明の一実施形態に係る鞍乗型車両の全体概略構成)
次に、本発明に係る鞍乗型車両の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の図面の記載において、同一または類似の部分には、同一または類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なることに留意すべきである。
次に、本発明に係る鞍乗型車両の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の図面の記載において、同一または類似の部分には、同一または類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なることに留意すべきである。
したがって、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきものである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
図1は、本実施形態に係る鞍乗型車両を構成する自動二輪車10の左側面図である。図1に示すように、自動二輪車10は、前輪20及び後輪30を備え、V型のエンジン40(前側バンク40a及び後側バンク40b)を用いて後輪30を駆動する。
エンジン40は、左右一対のダウンチューブ62(左ダウンチューブ62a及び右ダウンチューブ62b)と、左右一対のタンクレール63(左タンクレール63a及び右タンクレール63b)との間に配置され、ダウンチューブ62によって車体の下方から支持される。
ハンドル50は、ヘッドパイプ61(図1では、不図示)を介してフロントフォーク64に連結されており、フロントフォーク64は、前輪20、具体的には、車軸23を回動可能に支持する。また、ヘッドパイプ61は、車体フレームの一部を構成し、ハンドル50を回動可能に支持する。
ダウンチューブ62(図1では、右ダウンチューブ62bは不図示)は、車体フレームの一部を構成し、ヘッドパイプ61から車体の下方に延びる形状を有する。また、タンクレール63(図1では、右タンクレール63bは不図示)は、車体フレームの一部を構成し、ヘッドパイプ61から車体の後方に延びる形状を有する。
ここで、ダウンチューブ62のヘッドパイプ61への接合部と、タンクレール63のヘッドパイプ61への接合部との間には、後述するように、前側バンク40aに接続されるイグニッションコイルなどの電装部品95(図1では、不図示)を収容する電装部品収容部65が形成される(図3を参照)。また、電装部品95は、電装部品95(イグニッションコイル)が発生する電力を伝達する二次線98によって前側バンク40aの点火プラグ41aに接続される。
燃料タンク70は、車体幅方向にタンクレール63を跨ぐ形状を有し、タンクレール63によって支持される。
図2は、自動二輪車10の右側面図である。図2に示すように、燃料タンク70は、ゴムなどの弾性部材によって形成される液垂れ防止部材71を有する。ここで、液垂れ防止部材71は、点火プラグ41bの車体幅方向外側に設けられる。
収容ボックス80は、後側バンク40bに接続されるイグニッションコイルなどの電装部品(不図示)を収容するボックスであり、前側バンク40aと後側バンク40bとの間に配置される。また、収容ボックス80の車体幅方向の外側面は、ナイロンなどによって構成される外側ボックスカバー81が取付けられている。
図3は、上述した電装部品収容部65の左側面図である。なお、図3では、電装部品収容部65の内部を説明するために、電装部品収容部65の外側の一部分が省略されている。
図3に示すように、電装部品収容部65は、ダウンチューブ62のヘッドパイプ61への接合部と、タンクレール63のヘッドパイプ61への接合部との間に形成され、電装部品95を収容する。また、電装部品収容部65は、エンジン40(前側バンク40a)側に開口66を有し、電装部品95は、この開口66から電装部品収容部65の内部に挿入される。
電装部品95は、電装部品収容部65の開口66を塞ぐ蓋部90にねじ103で固定され、蓋部90は、電装部品収容部65にねじ101及びねじ102で固定される。
なお、電装部品95は、蓋部90に固定された状態で、電装部品収容部65の内部に挿入される。
図4は、電装部品95が蓋部90に固定された状態を示す斜視図である。図4に示すように、電装部品95は、ねじ103(具体的には、ねじ103a及びねじ103b)で蓋部90に固定される。
蓋部90は、上述したねじ101が螺入されるねじ孔91(具体的には、ねじ孔91a及びねじ孔91b)、上述したねじ102が螺入されるねじ孔92(具体的には、ねじ孔92a及びねじ孔92b)を有する。また、蓋部90は、前側バンク40aが発生する熱を遮断する断熱部材によって構成される。
すなわち、蓋部90が電装部品収容部65に固定されると、蓋部90及び電装部品収容部65の内部は閉空間となり、この閉空間内に電装部品95が配置される。
図5は、電装部品収容部65を車体下方から見た図である。図5に示すように、電装部品収容部65は、左ダウンチューブ62aと右ダウンチューブ62bとの間に形成される。また、電装部品収容部65は、左タンクレール63aと右タンクレール63bとの間に形成される。さらに、蓋部90には、二次線98が通される開口97が設けられている。
図6(a)〜図6(c)は、上述した収容ボックス80の展開図である。なお、図6(a)〜図6(c)では、上述した外側ボックスカバー81は省略されている。
図6(a)〜図6(c)に示すように、収容ボックス80は、外側ボックスカバー81(図6では、不図示)と、内側ボックスカバー82と、前側ボックスカバー83と、後側ボックスカバー84とによって構成される。
内側ボックスカバー82は、前側バンク40a及び後側バンク40bが発生する熱を遮断する耐熱部材(例えば、ポリプロピレン)によって構成され、外側ボックスカバー81を取り付けるねじ(不図示)が螺入される複数のねじ孔82aを有する。また、内側ボックスカバー82は、前側ボックスカバー83を固定するねじ(不図示)が螺入されるねじ孔82bと、後側ボックスカバー84を固定するねじ(不図示)が螺入されるねじ孔82cとを有する。
前側ボックスカバー83は、走行風を取り入れる複数の取入スリット83aと、内側ボックスカバー82に固定するねじ(不図示)が螺入されるねじ孔83bとを有する。また、取入スリット83aは、走行風を取り入れやすいように上下方向に入っている。
後側ボックスカバー84は、走行風を排出する複数の排出スリット84aと、内側ボックスカバー82に固定するねじ(不図示)が螺入されるねじ孔84bとを有する。また、排出スリット84aは、走行風を排出しやすいように上下方向に入っている。
図7は、上述した燃料タンク70の後部の左側面図である。なお、図7では、説明を簡略化するために、自動二輪車10の構成の一部が省略されている。
図7に示すように、燃料タンク70の後側には、サブタンク110が配置される。燃料タンク70及びサブタンク110は、燃料管(燃料管121及び燃料管122)で連結される。また、サブタンク110には、燃料タンク70から燃料を移す際にサブタンク110内の空気を抜くためのエア抜き管(エア抜き管123及びエア抜き管124)が連結される。
ここで、燃料管121及び燃料管122は、バルブ130によって連結され、エア抜き管123及びエア抜き管124は、バルブ140によって連結される。
図8は、バルブ130の拡大断面図である。なお、バルブ140は、バルブ130と同様の構成を有するため、バルブ130を例に挙げて説明する。
図8に示すように、バルブ130は、燃料管121及び燃料管122に連結される。また、
バルブ130は、筒部131と、キャップ132と、本体部133と、漏れ防止部材134とを有する。
バルブ130は、筒部131と、キャップ132と、本体部133と、漏れ防止部材134とを有する。
筒部131は、筒状の形状を有しており、燃料管121及び燃料管122を連結している。キャップ132は、本体部133の一端に設けられ、筒部131の開口をカバー部分132aで開口の径方向外側から覆っている。
本体部133は、本体部133の一端に設けられるキャップ132とともに回動して、筒部131内に螺入される。また、本体部133の他端には、ゴムなどの弾性部材によって形成される漏れ防止部材134が設けられる。
漏れ防止部材134は、燃料管122と連結する筒部131の一端(筒端部131a)の内径と略等しい径を有する。すなわち、漏れ防止部材134は、本体部133とともに螺入されると、筒端部131a内を塞ぐ形状を有する。
(作用・効果)
以上説明した自動二輪車10によれば、ヘッドパイプ61、ダウンチューブ62及びタンクレール63の接合部が、前側バンク40aに接続される電装部品95を収容する電装部品収容部65を有する。
以上説明した自動二輪車10によれば、ヘッドパイプ61、ダウンチューブ62及びタンクレール63の接合部が、前側バンク40aに接続される電装部品95を収容する電装部品収容部65を有する。
つまり、ヘッドパイプ61、ダウンチューブ62及びタンクレール63の接合部に設けられる電装部品収容部65が、前側バンク40aが発生する熱を断熱するため、自動二輪車10は、停止状態であっても、前側バンク40aが発生する熱から電装部品95を保護することができる。また、前側バンク40aが発生する熱をダウンチューブ62及びタンクレール63によって効率的に放熱することができる。
また、ダウンチューブ62のヘッドパイプ61への接合部と、タンクレール63のヘッドパイプ61への接合部との間の空間を電装部品収容部65として利用することにより、自動二輪車10は、電装部品95を配置するスペースの省スペース化を図り、電装部品95を効率よく配置することができる。
さらに、左ダウンチューブ62aと右ダウンチューブ62bとの間に電装部品収容部65を形成することにより、左ダウンチューブ62a及び右ダウンチューブ62bを電装部品収容部65で補強して、左ダウンチューブ62aと右ダウンチューブ62bとの接合部の強度を上げることができる。
また、左タンクレール63aと右タンクレール63bとの間に電装部品収容部65を形成することにより、左タンクレール63a及び右タンクレール63bを電装部品収容部65で補強して、左タンクレール63aと右タンクレール63bとの接合部の強度を上げることができる。
さらに、ダウンチューブ62が左ダウンチューブ62a及び右ダウンチューブ62bによって構成され、タンクレール63が左タンクレール63a及び右タンクレール63bによって構成されることにより、電装部品収容部65のサイズを大きくすることができる。
また、電装部品収容部65が、前側バンク40aの上部に近接して設けられることにより、電装部品収容部65と前側バンク40aとを接続する二次線98の長さを短くすることができる。
さらに、自動二輪車10が、電装部品収容部65の前側バンク40a側に設けられる開口66を塞ぐ蓋部90を備えることにより、前側バンク40aが発生する熱から電装部品95を保護しつつ、電装部品95の取り付けを容易にすることができる。
また、蓋部90の電装部品収容部65側に電装部品95が取り付けられた状態で、電装部品95が電装部品収容部65内に挿入されることにより、自動二輪車10は、電装部品95の取り付けをさらに容易にすることができる。
さらに、蓋部90が、断熱部材によって形成されることにより、自動二輪車10は、電装部品収容部65の断熱性をさらに高めることができる。
また、燃料タンク70が、点火プラグ41bの車体幅方向外側に液垂れ防止部材71を有することにより、自動二輪車10は、燃料タンク70の外面をつたう燃料が点火プラグ41bに垂れることを防止することができる。
さらに、後側バンク40bに接続されたイグニッションコイル等の電装部品を収容する収容ボックス80が、取入スリット83a及び排出スリット84aを有することにより、自動二輪車10は、後側バンク40bが発生する熱を走行風によって冷却することができる。
また、収容ボックス80の車体幅方向内側の面を構成する内側ボックスカバー82が、ポリプロピレンなどの耐熱部材によって形成されることにより、自動二輪車10は、停止状態であっても、収容ボックス80に収容された電装部品を後側バンク40bが発生する熱から保護することができる。
さらに、燃料タンク70とサブタンク110とを連結する燃料管(燃料管121及び燃料管122)をバルブ130が連結し、キャップ132を回転させると、漏れ防止部材134が燃料管121と燃料管122との連結部分を塞ぐことにより、自動二輪車10は、メンテナンスなどを行う際にサブタンク110を取り外す場合であっても、燃料タンク70又はサブタンク110から燃料が漏れることを容易に防止することができる。
10・・・自動二輪車、20・・・前輪、23・・・車軸、30・・・後輪、40・・・エンジン、41・・・点火プラグ、50・・・ハンドル、61・・・ヘッドパイプ、62・・・ダウンチューブ、63・・・タンクレール、64・・・フロントフォーク、65・・・電装部品収容部、66・・・開口、70・・・燃料タンク、71・・・液垂れ防止部材、80・・・収容ボックス、81・・・外側ボックスカバー、82・・・内側ボックスカバー、82a・・・ねじ孔、82b・・・ねじ孔、82c・・・ねじ孔、83・・・前側ボックスカバー、83a・・・取入スリット、83b・・・ねじ孔、84・・・後側ボックスカバー、84a・・・排出スリット、84・・・ねじ孔、90・・・蓋部、91・・・ねじ孔、92・・・ねじ孔、95・・・電装部品、97・・・開口、98・・・二次線、101・・・ねじ、102・・・ねじ、103・・・ねじ、110・・・サブタンク、121・・・燃料管、122・・・燃料管、123・・・エア抜き管、124・・・エア抜き管、130・・・バルブ、131・・・筒部、131a・・・筒端部、132・・・キャップ、132a・・・カバー部分、133・・・本体部、134・・・漏れ防止部材、140・・・バルブ
Claims (10)
- ハンドルを回動可能に支持するヘッドパイプと、前記ヘッドパイプから車体の後方に延びるタンクレールと、前記ヘッドパイプから下方に延びるダウンチューブと、前記タンクレール及び前記ダウンチューブの間に配置されるエンジンとを備える鞍乗型車両であって、
前記タンクレールの前記ヘッドパイプへの接合部と、前記ダウンチューブの前記ヘッドパイプへの接合部との間に、電装部品を収容する電装部品収容部を形成することを特徴とする鞍乗型車両。 - 前記タンクレールは、左右一対のタンクレールであり、
前記電装部品収容部は、前記左右一対のタンクレールの間に形成されることを特徴とする請求項1に記載の鞍乗型車両。 - 前記ダウンチューブは、左右一対のダウンチューブであり、
前記電装部品収容部は、前記左右一対のダウンチューブの間に形成されることを特徴とする請求項1に記載の鞍乗型車両。 - 前記電装部品収容部は、前記エンジン側に開口が設けられており、
前記開口を塞ぐ蓋部をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の鞍乗型車両。 - 前記蓋部の前記電装部品収容部側の部分には、前記電装部品が取り付けられていることを特徴とする請求項4に記載の鞍乗型車両。
- 前記蓋部は、断熱部材によって形成されることを特徴とする請求項4に記載の鞍乗型車両。
- 前記電装部品は、前記エンジンに接続線によって接続されており、
前記電装部品収容部は、前記エンジンの上部に近接して設けられることを特徴とする請求項1に記載の鞍乗型車両。 - 前記蓋部には、前記接続線が通される開口が設けられていることを特徴とする請求項7に記載の鞍乗型車両。
- 前記エンジンは、前側バンクと前記前側バンクの後方に設けられる後側バンクとを有するV型エンジンであり、
前記接続線は、前記前側バンクに接続されることを特徴とする請求項7に記載の鞍乗型車両。 - 前記電装部品は、イグニッションコイルであり、
前記接続線は、前記前側バンクに接続される二次線であることを特徴とする請求項9に記載の鞍乗型車両。
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