JP2002284076A - スクータ型車両の車体フレーム構造 - Google Patents

スクータ型車両の車体フレーム構造

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JP2002284076A
JP2002284076A JP2001086345A JP2001086345A JP2002284076A JP 2002284076 A JP2002284076 A JP 2002284076A JP 2001086345 A JP2001086345 A JP 2001086345A JP 2001086345 A JP2001086345 A JP 2001086345A JP 2002284076 A JP2002284076 A JP 2002284076A
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seat
frame structure
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Katsuichi Yagisawa
勝一 八木澤
Hiroshi Inaoka
洋 稲岡
Kazuo Sato
和夫 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 ヘッドパイプ111に連なるフロントフ
レーム112の後部から後方へ左右一対のリヤフレーム
115を延し、これらのリヤフレーム115にてシート
208並びにリヤクッション206を支持し、フロント
フレーム112の後方に且つ一対のリヤフレーム11
5,115の下方にエンジン211を配置したスクータ
型車両の車体フレームにおいて、エンジン211の上方
で、左右一対のリヤフレーム115,115間に、クロ
スメンバ131〜133を着脱可能に掛け渡した。 【効果】 例えば、ボルト締めすることで、クロスメン
バを容易に取り替えられることができる。この結果、車
体フレームの剛性を調整できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フロントフレーム
の後方且つリヤフレームの下方にエンジンを配置するス
クータ型車両の車体フレーム構造に関する。
【0002】
【従来の技術】スクータ型車両の車体フレーム構造とし
て、例えば特開平10−203460号公報「スクータ
型車両」が知られている。上記技術は、同公報の図3に
よれば、ヘッドパイプ3から左右のサブフレーム55
L,55Rを延ばし、ヘッドパイプ3からフロントパイ
プ52を延ばし、このフロントパイプ52にY字継手5
3を介して左右のリヤパイプ54L,54R(以下、
「リヤフレーム」と呼ぶ)を接続し、これらのリヤパイ
プ54L,54Rにサブフレーム55L,55Rの後端
をそれぞれ接続し、サブフレーム55L,55R(以
下、「ダウンフレーム」とよぶ)、リヤパイプ54L,
54Rと呼ぶ)間にコ字状のサブフレーム後方ステー6
4(以下、「クロスメンバ」と呼ぶ)を渡して補強した
車体フレーム2である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のスクータ型車両
のように、スクータ型車両ではエンジンをヘッドパイプ
3に連結される後下がりのダウンフレーム後方で、且つ
ヘッドパイプ3から遠く離れた左右一対のリヤフレーム
の下方で支持する関係から、エンジンの大型化に伴い車
体フレーム2も大型化して車体フレーム全体の強度が増
加する。場合によては、クロスメンバ等で補強して剛性
を保つ必要が生ずる。一方で、ゆったりした乗り心地の
車体フレームを求められることもある。すなわち、車体
フレーム全体の剛性を確保しつつ用途に応じて剛性を変
えることのできる車体フレームを実現したいものであ
る。
【0004】そこで、本発明の目的は、剛性を容易に変
えることのできるスクータ型車両の車体フレーム構造を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1は、ヘッドパイプに連なるフロントフレーム
の後部から後方へ左右一対のリヤフレームを延し、これ
らのリヤフレームにてシート並びにリヤクッションを支
持し、前記フロントフレームの後方に且つ前記一対のリ
ヤフレームの下方にエンジンを配置したスクータ型車両
の車体フレームにおいて、エンジンの上方で、左右一対
のリヤフレーム間に、クロスメンバを着脱可能に掛け渡
したことを特徴とする。
【0006】スクータ型車両では、エンジンの大型化に
伴い車体フレームの強度が要求され、クロスメンバ等で
補強して剛性を保つ必要が生ずる。一方で、ゆったりと
した乗り心地を有する車体フレームが要求される。そこ
で、エンジンの上方で、左右一対のリヤフレーム間にク
ロスメンバを着脱可能に掛け渡し、例えば、ボルト締め
することで、クロスメンバを容易に取り替えられる構造
にして車体フレームの剛性を調整できるようにする。ま
た、エンジンの上方で、左右一対のリヤフレーム間にク
ロスメンバを着脱可能に掛け渡すことで、エンジン周り
のメンテナンスを容易に行なえるようにする。
【0007】請求項2は、左右一対のリヤフレームを縦
長断面形状の部材であることを特徴とする。ここで、縦
長断面形状とは、横寸法に比べて縦寸法が大きい断面形
状のものを言い、リヤフレームを縦長断面形状の部材に
することで、シート並びにリヤクッションを支持するた
めの縦方向の剛性を十分に確保しつつ、横方向の剛性の
増加を抑えることができる。この結果、車両の軽量化を
図りつつゆたりした乗心地を確保する。
【0008】請求項3は、シートが開閉式のシートであ
るときに、クロスメンバに開閉式シートのシートヒンジ
を支持する部材を兼ねさせたことを特徴とする。クロス
メンバに開閉式シートのシートヒンジを支持する部材を
兼ねさせることで、構成部品の部品点数の削減を図り、
車体フレームのコストの低減することができる。また、
シートヒンジを車体フレームから取外すことができるた
め、シートヒンジの形状変更や、エンジン周りのメンテ
ナンスがさらに容易に行なうことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図に基
づいて以下に説明する。なお、「前」、「後」、
「左」、「右」、「上」、「下」は運転者から見た方向
に従う。また、図面は符号の向きに見るものとする。
【0010】図1は本発明に係るスクータ型車両の車体
フレーム構造を搭載した自動二輪車の左側外観図であ
り、スクータ型車両としての自動二輪車10は、低床式
フロア25を有する車両であることを示す。自動二輪車
10の車体フレーム全体を覆う車体カバー20は、後述
する車体フレームの前部並びに前輪の上部を覆うフロン
トカウル21と、フロントカウル21の上部開口を覆う
アッパカバー22と、フロントカウル21の後部を覆う
インナカバー23と、インナカバー23の後端から後方
へ延ばし車体フレームの長手中央を覆うセンタカバー2
4と、センタカバー24の下端外縁から外方へ延し運転
者の足を載せる低床式フロア25と、低床式フロア25
の外縁から下方へ延ばしたフロアスカート26と、セン
タカバー24から後方へ延ばし車体フレームの後側部を
覆うリヤサイドカバー27と、リヤサイドカバー27の
後端から後方へ延ばし車体フレームの後部を覆うリヤカ
バー28と、からなる。
【0011】フロントカウル21は、上部に透明のウイ
ンドスクリーン31を備える。インナカバー23は、運
転者の脚部前部を覆うレッグシールド91を備える。さ
らに自動二輪車10は、車体前部にハンドル203を備
えるとともに、車体後部にシート208及びステップホ
ルダ300を備える。
【0012】ハンドル203は、グリップ203a,2
03aを比較的高くするととに後方へ引いた、いわゆる
チョッパー型ハンドルと称する型式の類似形状品であ
る。このハンドル203をハンドルカバー101で覆う
ようにした。ハンドルカバー101は、ハンドル203
の左右の下部を覆う下部ハンドルカバー102と、ハン
ドル203の上部を覆う上部ハンドルカバー103とか
らなる。
【0013】シート208は、運転者が座るシート前部
208aと乗員が座るシート後部208bとからなるダ
ブルシートである。ステップホルダ300は、センタカ
バー24の後部に隣接して配置したものであり、乗員が
足を載せるピリオンステップ(乗員用ステップ)310
を格納・露出可能に取付けたものである。図中、261
はヘッドランプ、262はウインカ、263,263は
ミラー、264はフロントフェンダ、265はシートロ
ック用錠、266はリヤエアスポイラ、267はテール
ランプ、268はリヤフェンダ、269はサブスタン
ド、320はメインスタンドである。なお、271,2
72はマスタシリンダであり、ブレーキレバー273,
274の操作によって制動用液圧を発生するものであ
る。
【0014】図2は本発明に係るスクータ型車両の車体
フレーム構造を搭載した自動二輪車の右側外観図であ
り、フロントカウル21の上部に且つウインドスクリー
ン31の後方にメータパネル92を備えたことを示す。
以上の説明から明らかなように、車体前部にウインドス
クリーン31、レッグシールド91及びメータパネル9
2を備えることができる。さらにこの図は、自動二輪車
10の左側にも、ピリオンステップ310を備えるステ
ップホルダ300を配置したことを示す。275は排気
用消音器である。
【0015】図3は本発明に係るスクータ型車両の車体
フレーム構造を搭載した自動二輪車の側面断面図であ
り、自動二輪車10を左側方から見たものである。自動
二輪車10は、車体フレーム110と、車体フレーム1
10のヘッドパイプ111に左右スイング可能に取付け
たフロントフォーク201と、フロントフォーク201
に取付けた前輪202と、フロントフォーク201に連
結した上記ハンドル203と、車体フレーム110の後
部に取付けたエンジン211と、エンジン211のクラ
ンク軸を中心に上下スイング可能な動力伝達機構212
と、動力伝達機構212の後部に取付けた後輪205
と、車体フレーム110に動力伝達機構212の後端部
を懸架したリヤクッションユニット206と、車体フレ
ーム110の後部上部に取付けた収納ボックス207
と、収納ボックス207の上に配置し開閉可能に取付け
た上記シート208とを、主要構成としたスクータ型車
両である。
【0016】フロントフォーク201は、ヘッドパイプ
111の下方に配置した門型のフォークである。このフ
ロントフォーク201の上部並びにヘッドパイプ111
をフロントカウル21で覆うようにした。エンジン21
1は、左右2つのシリンダヘッド215を前上方へ向け
て若干傾斜し、略水平配置した水冷式2気筒エンジンで
ある。動力伝達機構212は、エンジン211の動力を
後輪205に伝達するようにした遠心クラッチ付きベル
トコンバータ無段変速機である。
【0017】収納ボックス207は、前後に2個のヘル
メットHf,Hrを収納することができるように、車体
前後方向に細長いボックスであり、下部ボックス207
aとこの下部ボックス207aの後上部に重ね合わせた
上部ボックス207bとからなる。図中、281はエア
クリーナ、282はコネクティングチューブ、283は
エアチャンバ、284はスロットルバルブ、285はイ
ンレットパイプ、286はバッテリである。
【0018】図4は本発明に係るスクータ型車両の車体
フレーム構造の斜視図であり、車体フレーム110は、
ヘッドパイプ111に連なるフロントフレーム112
と、フロントフレーム112の後部から後方へ延した左
右一対のリヤフレーム115,115とを、溶接にて結
合したダブルクレードル型の一体フレームである。ヘッ
ドパイプ111はカウルステー用ブラケット111aを
備える。
【0019】フロントフレーム112は、ヘッドパイプ
111から後下方へ左右一対のアッパフレーム113,
113を垂下させ、これら一対のアッパフレーム11
3,113の下方で、ヘッドパイプ111から下方へ左
右一対のダウンチューブ114,114を垂下させ、こ
れら一対のダウンチューブ114,114の下端を後方
へ延ばして一対のアッパフレーム113,113の下端
に結合するとともに、さらに、後上方へ延したものであ
る。このような構成のフロントフレーム112であるか
ら、一対のアッパフレーム113,113及び一対のダ
ウンチューブ114,114で囲んだ、側面視略三角形
状の空間部Sp1を設けることができる。
【0020】左のリヤフレーム115の前端と右のリヤ
フレーム115の前端との間に、正面視門型の第1クロ
スメンバ121を掛け渡し、左のアッパフレーム113
の下端と右のアッパフレーム113の下端との間に、第
2クロスメンバ122を掛け渡し、この第2クロスメン
バ122の車幅中央位置に、エンジン用第1ブラケット
123を結合する。
【0021】左のダウンチューブ114における水平部
分の後端部と右のダウンチューブ114における水平部
分の後端部との間に、第3クロスメンバ124を掛け渡
し、この第3クロスメンバ124の車幅中央位置に、エ
ンジン用第2ブラケット125を結合し、左右のダウン
チューブ114,114の後端に左右のエンジン用第3
ブラケット126,126を結合する。
【0022】左右一対のリヤフレーム115,115
は、一端を左右一対のアッパフレーム113,113の
長手途中に結合するとともに、他端を後方へ延した、縦
長断面形状の部材である。ここで、「縦長断面形状」と
は、横寸法に比べて縦寸法が大きい断面形状のものを言
う。具体的には、リヤフレーム115,115は縦長矩
形断面の角パイプからなる。
【0023】本発明に係るスクータ型車両の車体フレー
ム構造は、左右一対のリヤフレーム115,115間
に、3個のクロスメンバ131〜133を着脱可能に掛
け渡したことを特徴とする。具体的には、左右のリヤフ
レーム115,115間に、前部リヤクロスメンバ13
1、中部リヤクロスメンバ132及び後部リヤクロスメ
ンバ133を、前からこの順に掛け渡したものである。
これら3個のクロスメンバ131〜133は、リヤフレ
ーム115,115の上面に重ねてボルト止めする。角
パイプのリヤフレーム115,115であるから、3個
のクロスメンバ131〜133を載せた状態で取付ける
ことは容易である。
【0024】前部リヤクロスメンバ131は正面視門型
の部材であり、左右の起立部分から前方へ平面視で後開
放U字状ステー131aを延し、このU字状ステー13
1aの前端にシートヒンジ支持部131bを結合すると
ともに、U字状ステー131aの前端から前方へ延長部
材131cを延し、この延長部材131cの前端に第1
クロスメンバ121をボルト止めする。中部リヤクロス
メンバ132はバー状の部材であり、シート208(図
3参照)を閉じた状態では保持するための不図示のシー
トキャッチ部材が取付けられる。後部リヤクロスメンバ
133はアルミニウムダイキャスト製で、且つ平面視で
前開放U字状の帯状部材である。なお、この後部リヤク
ロスメンバ133をボルト締めによりリヤフレーム11
5,115の後端を連結した場合のリヤフレーム11
5,115の横方向の剛性の増加を防止して乗り心地に
与える影響を良好にしている。また、後部リヤクロスメ
ンバ113にもシート208を閉じた状態では保持する
ための不図示のシートキャッチ部材が取付けられる。す
なわち、ボルト締めしたボルトを取外すことで、シート
ヒンジ208cやシートキャッチをクロスメンバ131
〜133と共に車体フレーム110から取外し可能な構
造にしたものである。
【0025】さらに、左右のリヤフレーム115,11
5の後部に、左右のクッション用ブラケット134,1
34を結合し、左右のリヤフレーム115,115の後
部間に、正面視略U字状の後下部リヤクロスメンバ13
5を掛け渡して溶接し、この後下部リヤクロスメンバ1
35に、左右の搬送用フック136,136を結合する
ようにしたものである。なお、後下部リヤクロスメンバ
135をU字状にすることにより、リヤフレーム11
5,115の後部の連結に伴う横方向の剛性の増加を防
止して乗り心地を向上させたものである。
【0026】そしてこの図は、上記車体フレーム110
に左右一対のフロア支持ステー141,141及びアン
ダフレーム143を着脱可能に取付けるとともに、複数
の頭付きピン144・・・(・・・は複数を示す。以下同
じ。)を取付けたことを示す。詳しく述べると、左右の
フロア支持ステー141,141は、低床式フロア25
(図1参照)を支持する部材であって、左右のダウンチ
ューブ114,114のブラケット145,145,1
46,146にボルト止めする部材である。右のフロア
支持ステー141は、前端下部にステー142を介して
エンジン用点火コイル226を、ボルト227,227
によって着脱可能に取付けた部材である。ダウンチュー
ブ114の下部に取付けた点火コイル226は、低床式
フロア25よりも下位に配置することになる。
【0027】アンダフレーム143は、左右のダウンチ
ューブ114,114の水平部分間に吊り下げるように
掛け渡した部材であって、ダウンチューブ114,11
4のブラケット146,146,147,147にボル
ト止めするものである。このようなアンダフレーム14
3は、ダウンチューブ114,114の水平部分に沿っ
て延びた左右のサイドメンバ143a,143aと、サ
イドメンバ143a,143aの長手中央部間に掛け渡
した中央クロスメンバ143bと、サイドメンバ143
a,143aの後端間に掛け渡した後部クロスメンバ1
43cとからなる。148は、後述する燃料タンク用遮
熱板を掛け止めるフックである。
【0028】頭付きピン144・・・は、後述する燃料タ
ンク用遮熱板を掛け止める部材であり、左右のアッパフ
レーム113,113並びに左右のダウンチューブ11
4,114の外側部及び第1クロスメンバ121の前部
左右に、計6個設ける。図中、151はフロントクロス
メンバ、152,152,153はステーである。
【0029】図5は本発明に係るスクータ型車両の車体
フレーム構造にエンジン、動力伝達機構及びシート搭載
した左側面図であり、フロントフレーム112の後方に
且つ一対のリヤフレーム115,115の下方に、エン
ジン211及び動力伝達機構212を配置し、フロント
フレーム112と左右のリヤフレーム115,115
(この図では左のみ示す。以下同じ。)との接続部分の
近傍に、エンジン211を取付けるようにしたことを示
す。
【0030】具体的には、フロントフレーム112の後
部で、一対のアッパフレーム113,113、一対のダ
ウンチューブ114,114及び一対のリヤフレーム1
15,115で囲んだ、側面視略三角形状の空間部Sp
2を設け、この空間部Sp2にエンジン211のシリン
ダヘッド215並びにヘッドカバー216を配置し、エ
ンジン用第1ブラケット123にエンジン211の前部
下部を取付け、エンジン用第2ブラケット125にエン
ジン211の後部下部を取付け、エンジン用第3ブラケ
ット126,126にエンジン211の後部上部を取付
ける。前部・中部リヤクロスメンバ131,132は、
エンジン211の上方に配置する。
【0031】さらにこの図は、(1)左右のクッション
用ブラケット134,134に左右のリヤクッションユ
ニット206,206を介して動力伝達機構212の後
端部を懸架したこと、(2)前部リヤクロスメンバ13
1が、開閉式シート208のシートヒンジ208cを支
持する部材を兼ねたことを示す。このようにして、リヤ
フレーム115,115でリヤクッションユニット20
6,206並びにシート208を支持することができ
る。
【0032】すなわち、本発明に係るスクータ型車両の
車体フレーム構造は、ヘッドパイプ111に連なるフロ
ントフレーム112の後部から後方へ左右一対のリヤフ
レーム115,115(一方の115不図示)を延し、
これらのリヤフレーム115にてシート208並びにリ
ヤクッション206,206(一方の206不図示)を
支持し、フロントフレーム112の後方に且つ一対のリ
ヤフレーム115,115の下方にエンジン211を配
置したスクータ型車両の車体フレームにおいて、エンジ
ン211の上方で、左右一対のリヤフレーム115,1
15間に、クロスメンバ131〜133(133は図4
参照)を着脱可能に掛け渡したものであると言える。
【0033】スクータ型車両では、エンジンの大型化に
伴い車体フレームの強度が要求され、クロスメンバ等で
補強して剛性を保つ必要が生ずる。一方で、ゆったりと
した乗り心地を有する車体フレームが要求される。そこ
で、エンジン211の上方で、左右一対のリヤフレーム
115,115間にクロスメンバ131〜133を着脱
可能に掛け渡し、例えば、ボルト締めすることで、クロ
スメンバ131〜133を容易に取り替えられる構造に
して車体フレーム110の剛性を調整できるようにす
る。また、エンジン211の上方で、左右一対のリヤフ
レーム115,115間にクロスメンバ131〜133
を着脱可能に掛け渡すことで、エンジン211周りのメ
ンテナンスを容易に行なえるようにする。
【0034】また、本発明に係るスクータ型車両の車体
フレーム構造は、左右一対のリヤフレーム115,11
5(一方の115不図示)を、縦長断面形状の部材とし
たものであるとも言える。ここで、縦長断面形状とは、
横寸法に比べて縦寸法が大きい断面形状のものを言い、
リヤフレームを縦長断面形状の部材にすることで、シー
ト208並びにリヤクッションユニット206,206
(リヤクッション)を支持するための縦方向の剛性を十
分に確保しつつ、横方向の剛性の増加を抑えることがで
きる。この結果、車両の軽量化を図りつつゆたりした乗
心地を確保する。
【0035】さらに、本発明に係るスクータ型車両の車
体フレーム構造は、シート208が開閉式のシートであ
るときに、前部クロスメンバ131(クロスメンバ)に
開閉式シートのシートヒンジ208cを支持する部材を
兼ねさせたものであるとも言える。クロスメンバ131
に開閉式シートのシートヒンジ203cを支持する部材
を兼ねさせることで、構成部品の部品点数の削減を図
り、車体フレーム110のコストの低減することができ
る。また、シートヒンジ203cを車体フレーム110
から取外すことができるため、シートヒンジ203cの
形状変更や、エンジン211周りのメンテナンスがさら
に容易に行なうことができる。
【0036】図6は本発明に係るスクータ型車両の車体
フレーム構造を搭載した自動二輪車の前部下部の側面断
面図であり、自動二輪車10を左側方から見たものであ
って、想像線にて示す低床式フロア25の後部にエンジ
ン211を配置し、フロア25の前部にエンジン冷却用
ラジエータ221を配置し、フロア25の前部下部に点
火コイル226を配置し、エンジン211とラジエータ
221との間に燃料タンク230を配置したことを示
す。すなわち、ラジエータ221は、エンジン211よ
り前に且つ左右のダウンチューブ114,114(この
図では左のみ示す。以下同じ。)の前に配置したもので
ある。
【0037】エンジン211からラジエータ221へ冷
却液を戻す戻し管222は、車幅中央から左寄り(図の
手前側)に通したホースである。具体的には、エンジン
211の液戻し口に接続した戻し管222は、左のダウ
ンチューブ114の水平部分並びにその前部の垂下部分
に沿って延び、ラジエータ221の上部ヘッダ221a
に接続する。
【0038】一方、ラジエータ221からエンジン21
1へ冷却液を供給する供給管223は、車幅中央から右
寄り(図の向う側)に通したホースである。具体的に
は、ラジエータ221の下部ヘッダ221bに接続した
供給管223は、右のダウンチューブ114(図の向う
側)の水平部分に沿って後方へ延び、エンジン211の
液入口に接続する。224はラジエータ用ファンであ
る。
【0039】点火コイル226は、車幅中央に対し戻し
管222と反対側の右の位置(図の向う側)に且つラジ
エータ221より前に配置したことを特徴とする。この
ようにして、点火コイル226を(1)エンジン211
からの熱影響を受けない位置で、(2)ラジエータ22
1からの排風の熱影響を受けない位置で、(3)戻し管
222からの熱影響を受けない位置に配置することがで
きる。
【0040】燃料タンク230は、左右一対のアッパフ
レーム113,113及び左右一対のダウンチューブ1
14,114で囲んだ側面視略三角形状の空間部Sp1
に配置する。このような燃料タンク230は、空間部S
p1を有効利用して配置するために、この図に示すよう
に車体側方から見たときに、アッパフレーム113,1
13及びダウンチューブ114,114に沿って前上が
先細り状になった容器である。さらに燃料タンク230
は容量を増すために、下部をダウンチューブ114,1
14よりも下方へ延す。ダウンチューブ114,114
よりも下方へ延びた燃料タンク230の下部を、着脱可
能なアンダフレーム143で覆うことにより、燃料タン
ク230を保護することができる。車体フレーム110
の下方から空間部Sp1へ燃料タンク230を挿入して
取付けた後に、車体フレーム110にアンダフレーム1
43を取付けることになる。
【0041】図7は本発明係るスクータ型車両の車体フ
レーム構造を搭載した自動二輪車の燃料タンク周りの斜
視図である。燃料タンク230は、前下半分のタンク下
半部231と後上半分のタンク上半部232とを重ね合
わせてフランジ233部分を結合することで一体化した
容器であり、傾斜した上面230aに給油口234、ブ
リーザ用サブタンク235及び燃料供給ポンプ236を
備える。具体的には、燃料タンク230の上部に、ブリ
ーザ用サブタンク235、給油口234及び燃料供給ポ
ンプ236を前からこの順に配置する。
【0042】フランジ233は、上部中央部に1個の取
付け孔233aを有するとともに、下部の左右に2個の
取付け孔233b(この図では左の1個のみ示す。)を
有する。給油口234は、密閉型キャップ237を備え
る。ブリーザ用サブタンク235は、燃料タンク230
内に連通した小容器である。
【0043】燃料タンクの遮熱構造は、エンジン211
やラジエータ221(図6参照)からの熱影響を防止す
るための遮熱板を、符号241,242,243,24
3にて示す4個の部材に分割し、これら分割した遮熱板
241,242,243,243を燃料タンク230の
前面、後面、左面及び右面に配置したものである。分割
した遮熱板241,242,243,243なので、エ
ンジン211やラジエータ221からの熱影響の度合い
を勘案するとともに、燃料タンク230の各面の形状に
合せて、任意に且つ最小限の大きさに留めることができ
る。この結果、各遮熱板241,242,243,24
3は比較的小型になり、製造も極めて容易になる。しか
も成形用金型が小さくてすみ、材料も少なくてすむの
で、安価に製造することができる。
【0044】燃料タンク230の前面を覆う前部遮熱板
241は、正面から見たときに概ね矩形状を呈する、硬
質樹脂等の樹脂製シートである。樹脂製シートからなる
前部遮熱板241なので形状が極めて簡素なものであ
り、より安価に製造することができる。
【0045】燃料タンク230の後面を覆う後部遮熱板
242は概ね矩形状のラバー製シートであって、上部に
左右2個の引掛け孔242a,242aを有するととも
に、下部に1個の引掛け孔242bを有する。燃料タン
ク230における左面の下半部及び右面の下半部を覆う
左・右遮熱板243,243は、上部に2個の引掛け孔
243a,243aを有するラバー製シートである。こ
のように後部遮熱板242及び左・右遮熱板243,2
43は、ラバー製シートなので自在に変形可能であり、
燃料タンク230周りのスペースに合せて自由に配置す
ることができる。しかも、燃料タンク230周りの狭い
スペースを有効利用して、簡単に配置することができ
る。さらには、シートからなる後部遮熱板242及び左
・右遮熱板243,243なので、形状が極めて簡素な
ものであり、より安価に製造することができる。
【0046】ここで一旦図6に戻って説明を続ける。前
部遮熱板241は、ヘッドパイプ111から下方へ垂下
したダウンチューブ114と燃料タンク230との間に
配置し、フロントクロスメンバ151に着脱可能に取付
けることで、ラジエータ221の導風ガイドを兼ねる部
材である。このため、前部遮熱板241の上端はラジエ
ータ221の上部側へ湾曲し、前部遮熱板241の下端
はラジエータ221の下まで延びる。このように、前部
遮熱板241をダウンチューブ114と燃料タンク23
0との間に配置するので、前部遮熱板241をダウンチ
ューブ230に簡単に取付けることができる。従って、
前部遮熱板241の取付け作業性がよい。
【0047】後部遮熱板242は、上部を頭付きピン1
44に掛け止めるとともに、下部をフック148に掛け
止めることで、車体フレーム110に着脱可能に取付け
ることができる。また、左・右遮熱板243,243
(この図では左のみ示す。)は、上部を頭付きピン14
4・・・に掛け止めることで、車体フレーム110に着脱
可能に取付けることができる。
【0048】以上の説明から明らかなように、分割した
遮熱板241,242,243,243であるから、車
体フレーム110(車体)に燃料タンク230を取付け
た後に各遮熱板241,242,243,243を自由
に車体フレーム110に取付けることができ、取付け作
業性がよい。
【0049】この図は、ラジエータ221の前をフロン
トロアカバー93で覆うとともに、ラジエータ221及
び燃料タンク230の下をアンダーカバー94で覆うよ
うにしたことを示す。フロントロアカバー93は、アン
ダーカバー94の前端まで延びるとともに、前面に複数
のラジエータ用導風口93a・・・を備える。アンダーカ
バー94は、ラジエータ221の排風を外部へ排出する
ために、ファン224の下方に排風口94aを備える。
排風口94aは、斜め後を向いた多数のルーバ(整流
板)94b・・・を備える。
【0050】さらにこの図は、給油口234を通じて燃
料タンク230へ燃料を供給するときに開ける給油用リ
ッド330、及び、エンジン211の点火プラグ(図示
せず)を点検するときに開ける点検用リッド360を、
車体カバー20に備えたことを示す。
【0051】図8は図6の8矢視図であり、車体フレー
ム110に燃料タンク230を取付けた構造を示す。車
体フレーム110は、左右のステー152,152間に
上部ブラケット154を掛け渡し、左右のダウンチュー
ブ114,114に下部ブラケット155,155を取
付けたものである。上部ブラケット154に燃料タンク
230のフランジ233の上部をボルト止めするととも
に、下部ブラケット155,155にフランジ233の
下部をボルト止めすることで、車体フレーム110に燃
料タンク230を着脱可能に取付けることができる。な
お、フランジ233の上部は上部ブラケット154にき
つくボルト止めしたものである。
【0052】図9は図8の9−9線断面図であり、下部
ブラケット155にフランジ233の下部をゴムブッシ
ュ156を介してボルト・ナット157にて取付けるこ
とで、ラバーマウントしたことを示す。158はカラー
である。
【0053】図10は本発明に係るスクータ型車両の車
体フレーム構造を搭載した自動二輪車の正面断面図であ
り、(1)車体フレーム110並びに燃料タンク230
を、センタカバー24と左右のフロア25,25と左右
のフロアスカート26,26とアンダカバー94とによ
って覆ったこと、及び(2)左右のダウンチューブ11
4,114にフロア支持ステー141,141を介して
フロア25,25をボルト止めしたことを示す。
【0054】上述のように、頭付きピン144・・・に掛
け止めた左・右遮熱板243,243は、燃料タンク2
30の側方に沿って垂下し、燃料タンク230の側面と
ダウンチューブ114,114との間の隙間を通って延
びる。このように、左・右遮熱板243,243の上部
を車体フレーム110に掛け止めるだけなので、取付け
は簡単である。
【0055】図11は本発明に係るスクータ型車両の車
体フレーム構造を搭載した自動二輪車のラジエータ周り
の作用図であり、ラジエータ221の後方にあるファン
224は、ラジエータ221の前方から風を吸引する。
このため、外気は冷却風(車両走行時の走行風を含む)
Fcとなってラジエータ用導風口93a・・・へ入り、冷
却風通路を流れてラジエータ221に入る。
【0056】ラジエータ221を通った熱気(排風熱
気)Fhはファン224から吐出され、導風ガイドを兼
ねる前部遮熱板241によって案内されて下方へ流れを
変え、アンダーカバー94の排風口94aから外部へ流
出する。ラジエータ221を通った熱気Fhの向きを前
部遮熱板241にて変えるので、ラジエータ221の後
方にあるエンジン211や燃料タンク230への熱気F
hの影響を防止することができる。また、前部遮熱板2
41が導風ガイドを兼ねるので、別異の導風ガイドを設
ける必要はない。
【0057】図12は本発明に係るスクータ型車両の車
体フレーム構造を搭載した自動二輪車の燃料タンクの模
式図であり、燃料タンク230に給油口234の周りを
囲うトレー251を備え、このトレー251に燃料排出
用ホース(ドレンホース)252の一端252aを接続
し、燃料排出用ホース252の他端252bを大気に開
放したことを示す。ブリーザ用サブタンク235には、
ブリーザ用ホース253の一端253aを接続し、ブリ
ーザ用ホース253の他端を二股状に分岐させる。25
4はブリーザ用ホース253の他端を分岐させるT継手
である。
【0058】図13は本発明に係るスクータ型車両の車
体フレーム構造を搭載した自動二輪車の燃料タンクの給
油口周りの背面断面図であり、トレー251は、平坦な
底251aに上下貫通した筒部251bを一体に形成し
た、燃料受け皿である。筒部251bを給油口234に
挿入するとともに、底251aの上下両面をセンタカバ
ー24の給油部分に設けた凹部24aの底24bと燃料
タンク230の上面230aとによって挟み込むこと
で、トレー251を取付けることができる。従って、ト
レー251を取付けるためのボルト等の部材が不要であ
り、取付けも容易である。24cは給油口貫通孔であ
る。
【0059】図14は本発明に係るスクータ型車両の車
体フレーム構造並びに燃料タンクの右側外観図であり、
トレー251は後下方へ延びる排出口251cを備え
る。この排出口251cに燃料排出用ホース252の一
端252aを接続し、この燃料排出用ホース252を右
のアッパフレーム113に沿って垂下し、アンダカバー
94の後部右端の部分まで延し、他端252bを下に向
ける。燃料タンク230へ給油している最中に、給油口
234の周辺にこぼれた燃料をトレー251で受け、燃
料排出用ホース252を介して外部に排出することがで
きる。従って、こぼれた燃料で燃料タンクの外面が濡れ
る心配はない。
【0060】一方、ブリーザ用サブタンク235は右側
方へ延びるブリーザ口235aを備える。このブリーザ
口235aにブリーザ用ホース253の一端253aを
接続し、このブリーザ用ホース253を燃料タンク23
0の右側面に沿って後下方へ垂下させる。すなわちブリ
ーザ用ホース253を、燃料タンク230を正面から見
たときに、燃料タンク230に沿って、アッパフレーム
113とダウンチューブ114との間を通し、アンダカ
バー94の後部右端の部分まで延した後に、二股状に分
岐させる。分岐した一方の他端253bは、アンダカバ
ー94の後部左端の部分まで延びて、大気に開放し、分
岐した他方の他端253cは、燃料タンク230の後面
に沿って一旦上方へ延び、さらに、左のアッパフレーム
113に沿って後方へ延びて、大気に開放する。
【0061】図15は本発明に係るスクータ型車両の車
体フレーム構造を搭載した自動二輪車の給油用リッドの
斜視図であり、車両用開閉式リッドのヒンジ構造は、車
体カバー20側に凹部又は開口としての給油トレイ部3
31を形成し、この給油トレイ部331に開閉式リッド
としての給油用リッド330を一対のヒンジ333,3
34(図16参照)を介して開閉自在に取付けるための
ヒンジの構造を言う。なお、車体カバー20及び給油用
リッド330は、合成樹脂製の部材である。
【0062】給油トレイ部331は、車体カバー20の
一部であるインナカバー23に給油口234に当たる部
分を切り欠いて給油トレイ前部335を形成し、車体カ
バー20の一部であるセンタカバー24に給油口234
に当たる部分を切り欠いて給油トレイ後部336を形成
し、これらの給油トレイ部335及び給油トレイ後部3
36を前後から合せて形成した部分である。また、給油
トレイ後部336は、一対の腕337,338を通す小
さな貫通孔339a,339bを備える。
【0063】給油用リッド330は、リッド本体341
の前端にインナカバー23にロック/アンロックするた
めのリッドオープナ342を取付け、リッド本体341
の後端から左右一対の腕337,338を延ばしたもの
である。343はインナカバー23に形成したリッドオ
ープナ342を係止するための係止部である。
【0064】図16は本発明に係るスクータ型車両の車
体フレーム構造を搭載した自動二輪車の給油用リッドの
背面図である。一方のヒンジ333は、一方の腕337
の回転軸C1廻りに形成した内歯車344と、この内歯
車344に噛み合わせたダンパとしてのロータリ式ダン
パ345のギヤ346と、このロータリ式ダンパ345
のハウジング347を支持するためにセンタカバー24
に形成したリブ群349と、このリブ群349にロータ
リ式ダンパ335のハウジング347を止める止めねじ
351,351とからなる。
【0065】ロータリ式ダンパ345は、ハウジング3
47にギヤ346を回転可能に取付け、ハウジング34
7内にオイル(不図示)を充填し、ギヤ346の回転に
粘性を持たせた部材であり、ギヤ346を給油用リッド
330の一方の腕337の内歯車344に噛み合わせる
ことで、給油リッド330の回転速度を減衰させ、なめ
らかに回転させるものである。なお、一方の腕337は
内歯車344の背面にリブ群349で支持させるための
シャフト348を備えた部材である。
【0066】他方のヒンジ334は、他方の腕338の
回転軸C1廻りに形成した軸部352と、この軸部35
2に支持させたばね部材としてのトーションばね353
と、これらの軸部352及びトションばね353を一括
して納めた補強プレートとしてのヒンジホルダ354
と、このヒンジホルダ354に軸部352を回転自在に
止めるためのねじ352aと、ヒンジホルダ354をセ
ンタカバー24に止める止めねじ355・・・とからな
る。なお、355a・・・は355・・・を捩じ込むためにセ
ンタカバー24側に形成したボスである。トーションば
ね353は、一端を右の腕338に掛け、他端をヒンジ
ホルダ354に掛けることで、給油用リッド330を開
放方向に付勢したばねである。
【0067】図17は本発明に係るスクータ型車両の車
体フレーム構造を搭載した自動二輪車のヒンジ構造の分
解斜視図である。リブ群349は、止めねじ351,3
51を捩じ込むためのボス356a,356aを備えた
第1リブ356と、ロータリ式ダンパ345のハウジン
グ347を受けるための半円溝357aを備えた第2リ
ブ357と、内歯車344の背面から延出したシャフト
348を支持するためにU字溝358aを備えた第3リ
ブ358と、この第3リブ358aを補強する補強リブ
359,359とから構成したものである。
【0068】車両用開閉式リッド構造は、ダンパをハウ
ジング347にギヤ346を回転可能に取付けてなるロ
ータリ式ダンパ345を採用し、一方の腕337の回転
軸C1周りに内歯車344を形成し、この内歯車344
にギヤ346を直接的に噛み合わせ、ハウジング347
を車体カバー20(図15参照)に固定したものである
と言える。一方の腕337の回転軸C1周りに内歯車3
44を形成し、この内歯車344にロータリ式ダンパ3
45のギヤ346を直接的に噛み合わせ、ハウジング3
47を車体カバー20に固定することで、ロータリ式ダ
ンパ345に給油用リッド330の回転部支持機能を持
たす。ロータリ式ダンパ345に給油用リッド330の
回転部支持機能を持たすことで、給油用リッド330
(車両用開閉式リッド)のヒンジ構造の簡素化を図る。
すなわち、給油用リッド330のコストの低減をするこ
とができるとともに、給油用リッド330の組立工数の
低減を図ることができる。
【0069】また、車両用開閉式リッド構造は、他方の
腕338を支えるヒンジ334をヒンジホルダ345
(補強プレート)を介してセンタカバー23(車体カバ
ー20)に支持したので、ヒンジ334の剛性の向上を
図ることができる。
【0070】図18は本発明に係るスクータ型車両の車
体フレーム構造を搭載した自動二輪車の給油用リッドの
側面断面図である。車両用開閉式リッド構造は、車体フ
レーム110(図3参照)を覆う合成樹脂製の車体カバ
ー20に給油トレイ部331(凹部又は開口)を設け、
この給油トレイ部331を合成樹脂性の給油用リッド3
30(開閉式リッド)で塞ぐときのヒンジ構造におい
て、給油用リッド330から一対の腕337,338
(手前の337は図17参照)を延ばし、これらの腕3
37,338をヒンジ333,334(手前の333は
図17参照)を介して車体カバー20側に回転可能に取
付けるとともに、一方の腕338を支えるヒンジ334
にはリッド330を開放方向へ付勢するトションばね3
53(ばね部材)を付属し、他方の腕337を支えるヒ
ンジ333にはリッド330の回転速度を減衰させるロ
ータリ式ダンパ345(図17参照)を付属したもので
あるとも言える。
【0071】図19(a),(b)は本発明に係るスク
ータ型車両の車体フレーム構造を搭載した自動二輪車の
採用した給油用リッドの作用説明図である。(a)にお
いて、指でリッドオープナ342を矢印aの如く引くこ
とで、リッドオープナ342をセンタパネル23から外
す。(b)において、(a)に示す指を離すことで、給
油用リッド330はゆっくりと回転を始め、自力で全開
位置まで開放する。
【0072】図20は本発明に係るスクータ型車両の車
体フレーム構造に採用した搬送用ロープ取付け構造の説
明図である。図中、161は荷台、162,162は荷
台に取付けたロープ掛け部、163,163は搬送用ロ
ープであり、搬送用ロープ取付け構造は、車体フレーム
110の後下部リヤクロスメンバに搬送用フック13
6,136を取付け、これらの搬送用フック136,1
36をリヤフェンダ268に沿わせると共にリヤフェン
ダ268で大きく覆うようにしたものである。従って、
搬送用フック136,136は走行状態では見えること
はないので、自動二輪車10(図 参照)の外観の向
上を図ることができる。また、リヤフェンダ268で大
きく覆うようにしたので、搬送用フック136,136
をを大きく設定することができ、リヤフェンダ268を
傷付ける虞れもない。すなわち、車体フレーム110に
搬送用ロープ163,163が掛けやすい。
【0073】図21は本発明に係るスクータ型車両の車
体フレーム構造に採用したメインスタンド取付け構造の
側面図である。図中、217はエンジン211のクラン
クケース、218L,218Rはクランクケース217
に取付けた左右の取付けブラケット、219・・・は左右
の取付けブラケット218L,218Rをクランクケー
ス217に取付けるボルトであり、メインスタンド32
0は、門型に形成したスタンド本体321と、このスタ
ンド本体321に取付けた左右のヒンジステー322
L,322Rと、これらのヒンジステー322L,32
2Rとスタンド本体321との間にそれぞれ渡した補強
部材333L,333Rと、スタンド本体321の左側
に取付けた足掛け部334とからなる。なお、335,
335は、左右の取付けブラケット218L,218R
にメインスタンド320を軸支するピボット軸、33
6,336はスタンド本体321の左右の接地面であ
る。
【0074】図22は本発明に係るスクータ型車両の車
体フレーム構造に採用したメインスタンドの側面図であ
り、すなわち、メインスタンド取付け構造は、クランク
ケース217に取付けた左右の取付けブラケット218
L,218Rに左右のヒンジステー322L,322R
をスイング自在に軸支したものである。クランクケース
217の左右の取付けブラケット218L,218Rに
左右のヒンジステー322L,322Rをスイング自在
に軸支したので、メインスタンドの接地面336,33
6からピボット軸までの距離を短くすることができる。
例えば、ヒンジステー322L,322Rに渡すクロス
メンバなどを省くことができ、メインスタンド320の
コストの低減を図ることができる。
【0075】図23は本発明に係るスクータ型車両の車
体フレーム構造に採用した点検リッド廻りの側面断面図
であり、点検リッド360は、リッド本体361と、こ
のリッド本体361に形成することでセンタカバー24
に引っ掛ける前係止部362と、リッド本体361に形
成することでシートヒンジ支持部131bに引っ掛ける
後係止部363と、リッド本体361に形成することで
エンジンからの熱を通過させ後方へ逃がす逃がし孔36
4とからなる。
【0076】大型のスクータ型車両においては、エンジ
ン211の発熱も大きいので、細部に渡っての放熱対策
が必要である。そこで、エンジン211の点検のための
点検リッド360に熱の流れを集中させる逃がし孔36
4を形成することで、エンジン211から発生した熱Q
1・・・を矢印Q2の如くシート底208dに導くように
し、走行風を利用して後方に逃がすようにした。従っ
て、エンジン211廻りの熱気が車体カバー20にこ籠
ることを防止することができる。また、エンジン211
の点検の際には、点検リッド360を取外して点検を行
なうものである。
【0077】図24は本発明に係るスクータ型車両の車
体フレーム構造に採用したシート下部断熱構造を示す分
解斜視図であり、シート下部断熱構造とは、エンジン2
21からの発熱を遮断するために、及び工具(不図示)
を収納するためにエンジン211の上部に着脱自在に取
付けるシート下部トレイ171の配置構造を言う。17
2はシート下部トレイ171に形成した工具収納部であ
る。
【0078】図25は本発明に係るスクータ型車両の車
体フレーム構造に採用したシート下部トレイ取付け姿を
示す斜視図である。例えば、ラゲージボックスなどでエ
ンジン211(図24参照)上部を一体的に覆うこと
で、エンジン211からの発熱を遮断するとすれば、エ
ンジン211廻りの点検作業がやりにくくなる。また、
エンジン211からの発熱を遮断するために専用の遮熱
板を設けたのでは部品点数が増える。
【0079】そこで、エンジン211の上部にシート下
部トレイ171を配置することで、エンジンからの発熱
を遮断する。そして、シート下部トレイ171に工具収
納部172を形成し、工具(不図示)を収納できるよう
にする。また、シート下部トレイ171をエンジン21
1の上部、且つシート208下部であって車体カバー2
0側に着脱自在に取付けることで、エンジン211廻り
の点検作業の作業性のを損ねることはない。すなわち、
シート下部トレイ171に断熱機能及び収納機能を持た
し、車体カバー20側に着脱自在に取付けることで、機
能の多機能化及び点検作業の作業性の向上を図ることが
できる。
【0080】尚、実施の形態では図4に示すように、前
部クロスメンバ131、リヤフレーム115,115に
中部クロスメンバ132及び後部クロスメンバ133の
三本のクロスメンバを掛け渡したが、これに限るもので
はなく、リヤフレームに掛け渡すクロスメンバの本数は
任意である。
【0081】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1では、エンジンの上方で、左右一対のリ
ヤフレーム間に、クロスメンバを着脱可能に掛け渡した
ので、例えば、ボルト締めすることで、クロスメンバを
容易に取り替えられることができる。この結果、車体フ
レームの剛性を調整できる。また、エンジンの上方で、
左右一対のリヤフレーム間にクロスメンバを着脱可能に
掛け渡したので、クロスメンバを取外すことでエンジン
周りのメンテナンスを容易に行なうことができる。
【0082】請求項2では、左右一対のリヤフレーム
は、縦長断面形状の部材としたので、シート並びにリヤ
クッション支持するための縦方向の剛性を十分に確保し
つつ、横方向の剛性の増加を抑えることができる。この
結果、車両の軽量化を図りつつゆたりした乗心地を確保
する。
【0083】請求項3では、シートが開閉式のシートで
あるときに、クロスメンバに開閉式シートのシートヒン
ジを支持する部材を兼ねさせたので、構成部品の部品点
数の削減を図り、車体フレームのコストの低減すること
ができる。また、シートヒンジを車体フレームから取外
すことができるため、シートヒンジの形状変更や、エン
ジン周りのメンテナンスがさらに容易に行なうことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスクータ型車両の車体フレーム構
造を搭載した自動二輪車の左側外観図
【図2】本発明に係るスクータ型車両の車体フレーム構
造を搭載した自動二輪車の右側外観図
【図3】本発明に係るスクータ型車両の車体フレーム構
造を搭載した自動二輪車の側面断面図
【図4】本発明に係るスクータ型車両の車体フレーム構
造の斜視図
【図5】本発明に係るスクータ型車両の車体フレーム構
造にエンジン、動力伝達機構及びシート搭載した左側面
【図6】本発明に係るスクータ型車両の車体フレーム構
造を搭載した自動二輪車の前部下部の側面断面図
【図7】本発明係るスクータ型車両の車体フレーム構造
を搭載した自動二輪車の燃料タンク周りの斜視図
【図8】図6の8矢視図
【図9】図8の9−9線断面図
【図10】本発明に係るスクータ型車両の車体フレーム
構造を搭載した自動二輪車の正面断面図
【図11】本発明に係るスクータ型車両の車体フレーム
構造を搭載した自動二輪車のラジエータ周りの作用図
【図12】本発明に係るスクータ型車両の車体フレーム
構造を搭載した自動二輪車の燃料タンクの模式図
【図13】本発明に係るスクータ型車両の車体フレーム
構造を搭載した自動二輪車の燃料タンクの給油口周りの
背面断面図
【図14】本発明に係るスクータ型車両の車体フレーム
構造並びに燃料タンクの右側外観図
【図15】本発明に係るスクータ型車両の車体フレーム
構造を搭載した自動二輪車の給油用リッドの斜視図
【図16】本発明に係るスクータ型車両の車体フレーム
構造を搭載した自動二輪車の給油用リッドの背面図
【図17】本発明に係るスクータ型車両の車体フレーム
構造を搭載した自動二輪車のヒンジ構造の分解斜視図
【図18】本発明に係るスクータ型車両の車体フレーム
構造を搭載した自動二輪車の給油用リッドの側面断面図
【図19】本発明に係るスクータ型車両の車体フレーム
構造を搭載した自動二輪車の採用した給油用リッドの作
用説明図
【図20】本発明に係るスクータ型車両の車体フレーム
構造に採用した搬送用ロープ取付け構造の説明図
【図21】本発明に係るスクータ型車両の車体フレーム
構造に採用したメインスタンド取付け構造の側面図
【図22】本発明に係るスクータ型車両の車体フレーム
構造に採用したメインスタンドの側面図
【図23】本発明に係るスクータ型車両の車体フレーム
構造に採用した点検リッド廻りの側面断面図
【図24】本発明に係るスクータ型車両の車体フレーム
構造に採用したシート下部断熱構造を示す分解斜視図
【図25】本発明に係るスクータ型車両の車体フレーム
構造に採用したシート下部トレイ取付け姿を示す斜視図
【符号の説明】
10…スクータ型車両(自動二輪車)、111…ヘッド
パイプ、112…フロントフレーム、115…リヤフレ
ーム、131〜133…クロスメンバ(前部・中部・後
部クロスメンバ)、206…リヤクッション(リヤクッ
ションユニット)、208…シート、208c…シート
ヒンジ、211…エンジン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 和夫 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 Fターム(参考) 3D011 AF02 AF03 AG01 AH02 AJ00 AK12 AK14 AK15 AL51

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッドパイプに連なるフロントフレーム
    の後部から後方へ左右一対のリヤフレームを延し、これ
    らのリヤフレームにてシート並びにリヤクッションを支
    持し、前記フロントフレームの後方に且つ前記左右一対
    のリヤフレームの下方にエンジンを配置したスクータ型
    車両の車体フレームにおいて、 前記エンジンの上方で、前記左右一対のリヤフレーム間
    に、クロスメンバを着脱可能に掛け渡したことを特徴と
    するスクータ型車両の車体フレーム構造。
  2. 【請求項2】 前記左右一対のリヤフレームは、縦長断
    面形状の部材であることを特徴とした請求項1記載のス
    クータ型車両の車体フレーム構造。
  3. 【請求項3】 前記シートは開閉式のシートであり、前
    記クロスメンバに開閉式シートのシートヒンジを支持す
    る部材を兼ねさせたことを特徴とする請求項1記載のス
    クータ型車両の車体フレーム構造。
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