JPS63232088A - 自動二・三輪車 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、シートの下方にリアボディを備えた自Ｅ）−
二・三輪車に係り、特に該リアボディ内にヘルメット等
を収納するラッゲージボックスと燃料タンクやオイルタ
ンク等のタンク類を配設してなる自動二・三輪車に関す
る。

〔従来の技術〕

従来より、ロードスポーツ等の自動二輪車では。

ライダーの両膝間に位置するメインフレームに燃ｒｉタ
ンクを搭載しているが、スクータやファミリーバイク等
の自動二・三輪車では、搭乗者の自由な運転姿勢や乗時
の容易性を考慮して、低床の車体フレームを用いたり、
ステップフロアを設【プているため、タンク類をシート
下方に配設している。

第１図は、この種構造のスクータを示すもので、リアカ
バー１で囲繞されるリアボディ２の上部には、１η部を
上方へ向けて突出形成した突出部３ａを右乃るシート３
が配置され、ライダーの臀部の後方へのずれ防止を図っ
ている。

リアボディ２内には、ステップフロア４に連続するリア
フレーム５が車体の後部に亘って配置され、該リアフレ
ーム５の前部上面に燃料タンク６を、１り部上面にオイ
ルタンク７及びバッテリ８を設けており、またリアフレ
ーム５の下部には、エンジン９を一体に設りたパワーユ
ニット１０と、リアリ・スペンション１１とにより、後
輪１２が懸架されている。

第２図は、従来の伯のスクータを示し、リアボディ１３
の前部上面に燃料タンク１４を、後部に小物類を収納す
るラッゲージボックス１５をそれぞれ配置し、更にこの
燃料タンク１４とラッゲージボックス１５の上面に、フ
ロントシート１６及びリアシート１７からなるタンデム
シー１−１８を配設している。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら、前者のものではラッゲージスペースがな
く、また後右のものに配置したラッゲージボックスでは
、小物程度の収納容δｔしかもたないから、運転の際に
着用されるヘルメットを車両に置いて離れる場合には、
両者とも車両に設けたヘルメットホルダ等により車体外
部に掛止めせざるを得ない。

従って、ヘルメットは直接外気に晒されるため、埃によ
って汚損したり、内部に雨が浸入して着用できなくなる
ことがあり、また人目に触れることから盗難防止の而か
らも好ましくなかった。

そこで本発明は、車体内にヘルメットを収納するスペー
スを確保して、上記問題の解決を図った自動二・三輪車
を提供することを目的とする。

〔課題を解決するための手段） 本発明は、上記目的を達成するため、シートの下方にリ
アボディを備えた自動二・三輪車等の車両において、前
記リアボディ内前部にラッゲージボックスを配置すると
共に、リアボディ内後部の前記ラッゲージボックス後方
に燃料タンクとオイルタンクとを並設したことを特徴と
するものである。

〔作′　　　用　〕

従って、シート後部下方に必要容積の燃料タンクとオイ
ルタンクを確保でき、またこれによって、シー１〜前部
下方に大型のラッゲージボックスを配置することができ
る。

〔実施例〕

以下、本発明を二輪スクータに適用した一実施例を第３
図及び第４図に基づいて説明する。

スクータ２０は、低床式の車体フレーム２１に設けたス
テップフロア２２の前部にレッグシールド２３を備え、
該レッグシールド２３内に、下端にフロントサスペンシ
ョン２４を介して前輪２５゛を懸架し、バーハンドル２
６により操舵されるフロントフォーク２７が設けられて
いる。

リアカバー２８で囲繞されるリアボディ２９の上部には
、後部に搭乗型の臀部を保持する突出部３０ａを設けた
シート３０が配置され、またこのリアボディ２９内に車
体後部に亘って設けられたロアフレーム３１の下部に、
エンジン３２を一体に設けたパワーユニット３３を配置
し、該パワーユニット３３とリアサスペンション３４と
で後輪３５を懸架している。

シート３０の後部下方に位置するロアフレーム３１の後
端部は、下方の後輪３５をクッションス１−口一りを存
して湾曲状に被うリアフェ・ンダ部３６を一体形成した
もので、このリアフェンダ部３６の上面には、ステー３
７で支持されるバッテリ３８と、鋼板等でなるタンク３
９がそれぞれ配設されている。

このタンク３９は、前方の仕切板４０にネジ止めにより
固設され、その内部を隔壁３９ａにより２つの室に並列
に画成して、大容聞室を燃料タンク４１に、小容吊室を
オイルタンク４２となしたもので、それぞれ所定の容積
を車体重心に近い位置で確保するために、キャップ４１
ａ、４２ａを設けたタンク３９の上部を、シート３０後
部の突出部３０ａの内部空間３０ｂに突出配置している
。

これにより、タンク３９前方のシート３０下部には、リ
アボディ２９と仕切板４０で囲繞されるスペース４３が
確保され、該スペース４３内に大容Ｍのラッゲージボッ
クス４４を配設している。

このラッゲージボックス４４は、運転時に着用されるヘ
ルメット４５の収納が可能で、前部に突部４４ａを、底
部に凹部４４ｂを形成すると共に、シート３０の内面を
凹設して、ヘルメット４５を一方向に向けて安定して保
持できるようにしたもので、同乗者用のヘルメットを収
納して走行する場合にも、振動によって傷めることがな
い。

また、このヘルメット／１４の出し入れは、シー１−３
０のロックを解除し、前部のヒンジ４６を克点にシート
３０を開くことにより、上部開口より容易に行なうこと
ができる。

尚、本実施例では、燃料タンク４１とオイルタンク４２
でなるタンク３９を鋼板製のもので説明したが、合成樹
脂で製作すると形状設計が自由に行なえて、並列配置と
相俟ってリアボディ２９内のデッドスペースをより有効
に活用できる。

〔発明の効果〕

本発明は以上のように、シート下方のリアボディ内前部
にラッゲージボックスを配置すると共に、リアボディ内
後部の前記ラッゲージボックス後方に燃料タンクとオイ
ルタンクとを並設したので、燃ｒ１タンク及びオイルタ
ンクはシート形状を変更することなく所要の容積を確保
でき、またこれにより、シートの前部下方に人容間のラ
ッゲージボックスを配置できて、特に運転時に着用され
るヘルメットを収納できるから、雨水や塵埃にＪ：る汚
損の防止や盗難の予防が図れる。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は従来例を示すもので、第１図はスク
ータのリアボディを示す一部切欠ぎ側面図、第２図は他
のスクータ例を示す側面図、第３図及び第４図は本発明
の一実施例を示し、第３図は一部断面側面図、第４図は
第３図のＩＶ　−ＩＶ断面図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、シートの下方にリアボディを備えた自動二・三輪車
   等の車両において、前記リアボディ内前部にラッゲージ
   ボックスを配置すると共に、リアボディ内後部の前記ラ
   ッゲージボックス後方に燃料タンクとオイルタンクとを
   並設したことを特徴とする自動二・三輪車。