JP4350543B2 - 画像処理装置、画像処理装置における処理方法、プログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理装置における処理方法、プログラム Download PDF

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本発明は画像処理装置、画像処理装置における処理方法、プログラムに関する。
プリンタの出力画像は、温度変化等の環境変化やプリンタエンジンを構成する部品の経年変化等の状態変化に伴って変化する。従って、出力画像の品質を維持するためには、環境変化等の状態変化に応じて、プリンタエンジンの出力特性を補正するための処理、すなわち、キャリブレーションが必要である。このキャリブレーションは、プリンタの高解像度化、カラー化に伴って、極めて重要な処理となってきた。
従来のプリンタにおいて、プリンタエンジンは、プリンタ内のプリンタコントローラやホストコンピュータ内のプリンタドライバに何らの通知をすることなく、電源投入時あるいは所定のページ数の印刷が終了した際に自動的にキャリブレーションを実行していた。従って、ユーザは、キャリブレーションが実行されるタイミングを知ることができず、また、任意のタイミングでキャリブレーションの実行を指示することができなかった。しかしながら、キャリブレーションの実行は、ユーザが管理した方が良い場合もある。例えば、大量の印刷を実行する場合に、予めキャリブレーションを実行しておくことにより、当該印刷ジョブの中途で強制的にキャリブレーションが実行されることを防止することができる。
こうした問題点に鑑みて、温度や、湿度などが、キャリブレーションを実施した際から一定値以上変化した際に、ユーザに、キャリブレーションを催促し、キャリブレーションの実行するか否かをユーザに判断させるものがある。
特開平10−63047号公報
しかしながらこの場合も、ユーザは、現在どの程度キャリブレーションが必要か否かを判断する目安を得ることができず、キャリブレーションが必要とされた時に、突然、キャリブレーションを勧めるメッセージに遭遇してしまうという問題があった。また、従来技術では大量ページジョブを出力する際にジョブの途中でキャリブレーションを要求されるのを避けようとジョブの最初にキャリブレーションを行おうした場合、同じネットワークを利用している他のユーザが直前に大量のプリントジョブを出力し様としているプリンタのキャリブレーションを行っていて、その時点で再キャリブレーションが必要ないとしても、それを知ることができず、キャリブレーションってしまうことがあった。その結果、ユーザは時間を浪費し、更には不要なキャリブレーションに伴うサンプルカラーチャート(パッチ)の出力によるインク、トナー、紙の消耗品を消費せざるを得ないという欠点があった。
本発明は、画像形成装置と該画像形成装置を制御する画像処理装置から構成されるプリンタにおいて前記画像形成装置の前回キャリブレーションを行った際の該画像形成装置の状態を示すステータス情報と、該画像形成装置の現在の状態を示すステータス情報からキャリブレーションの必要度を示す評価値と該評価値とを比較し、
前記比較の結果、前記画像形成装置にてキャリブレーションを必要とする状態変化が発生していると判断された場合、ユーザに前記画像形成装置におけるキャリブレーションの実行を促すべく、前記2つのステータス情報と前記評価値を前記プリンタのパネル部において表示することを特徴とする。
本発明に拠れば、キャリブレーションの実行にユーザを関与させることが可能となる。またラスタライズ部を含むコントローラにおけるキャリブレーションを行う前に自動的にプリンタエンジンにおけるキャリブレーレーションを行うことが可能となり、2つのキャリブレーションを連携して制御でき良好な画質を補償できる。
以下、図面を参照しながら本発明の好適な実施の形態を説明する。
図1は、本発明の1つの実施の形態に係るプリンタシステムの概略構成を示す図である。このプリンタシステムは、画像情報の供給源或いはプリンタの制御装置として機能するコンピュータ等の外部機器101と、外部機器101から供給される画像情報に基づいて記録媒体上に画像を出力するプリンタ102とを双方向通信が可能なインターフェースにより接続してなる。なお、このプリンタシステムにおいては、プリンタ102としてレーザビームプリンタを用いている。図1ではプリンタ102と外部機器101が1対1に接続されているが、これはネットワークを介して他の外部機器が接続され、プリンタ102を共有する構成を簡略化して記載している。
プリンタコントローラ103は、外部機器101から供給される画像情報(例えば、ESCコード、ページ記述言語等)に基づいて、ページ毎にラスタデータを生成し、プリンタエンジン105に送出する。また、プリンタコントローラ103は、プリンタエンジン105より環境の変化(例えば、気温の変化)や内部状態の変化(例えば、トナー残量の変化等)等の状態変化に関する情報を受け取り、パネル部104や外部機器101に通知し、パネル部104や外部機器101からの指示に従ってキャリブレーションを実行する。
プリンタエンジン105は、プリンタコントローラ103から供給されるラスタデータに基づいて、感光ドラム上に潜像を形成し、その潜像を記録媒体上に転写・定着(電子写真方式)することにより画像を形成する。
パネル部104は、ユーザインターフェースとして使用される。ユーザは、パネル部104を操作することにより、所望の動作を指示することができる。例えば、パネル部104には、上記の状態変化に基づいて、キャリブレーションを促すメッセージが表示される。ユーザは、このメッセージに応答してキャリブレーションの実行を所望のタイミングで指示することができる。
図2は、プリンタ102の一構成例を示す図である。201は、プリンタ筐体である。202は、ユーザが各種指示を与えるためのスイッチ、メッセージやプリンタの設定内容等を表示するためのLED表示器やLCD表示器が配された操作パネルであり、図1に示すパネル部104の一態様である。203は、ボード収容部であり、プリンタコントローラ103及びプリンタエンジン105の電子回路部分を構成するボードを収容する。
210及び250は、用紙(記録媒体)を保持する用紙カセットであり、不図示の仕切り板によって電気的に用紙サイズを検知する機構を有する。211及び253は、カセット給紙クラッチであり、夫々用紙カセット210及び250上に載置された用紙の最上位の一枚を取出して、取出した用紙を不図示の駆動手段から伝達される駆動力によって給紙ローラ212及び256まで搬送するカムを有する。このカムは、給紙の度に間欠的に回転し、1回転に対応して1枚の用紙を給紙する。給紙ローラ212は、用紙の先端部をレジストシャッタ214まで搬送するローラである。給紙ローラ256は、用紙の先端部を給紙ローラ212まで搬送するローラである。214は、レジストシャッタであり、用紙を押圧することにより給紙を停止させることができる。
219は、手差し用トレイであり、215は、手差し給紙クラッチである。給紙クラッチ215は、用紙の先端をレジストシャッタ214まで搬送するために使用される。画像記録に供する用紙は、用紙カセット210、250、手差し給紙用トレイ219のいずれかの給紙手段を選択して給紙される。
プリンタエンジン105は、プリンタコントローラ103と所定の通信プロトコルに従って通信を行い、プリンタコントローラ部103からの指示に従って用紙カセット210、250、手差し用トレイ219の中からいずれかの給紙手段を選択し、印刷の開始指示に応じて該当する給紙手段よりレジストシャッタ214まで用紙を搬送する。なお、プリンタエンジン105は、給紙手段、潜像の形成、転写、定着等の電子写真プロセスに関する機構、排紙手段及びそれらの制御手段を含む。
204は、感光ドラム205やトナー保持部等を有するカートリッジである。206はレーザ部、207は回転多面鏡、208は反射ミラー、209はビームディテクタである。レジストシャッタ214まで用紙が搬送されると、レーザ部206は、プリントコントローラ103から供給されるラスタデータに応じて、内蔵の半導体レーザを駆動し、レーザビームを発射する。レーザビームは、回転多面鏡207及び反射ミラー208により反射され、感光ドラム205上に結像し潜像を形成する。この際、レーザビームは、回転多面鏡207により感光ドラム205の主走査方向を走査される。このレーザビームの発射に同期してレジストシャッタ214が上方に駆動され、これにより画像記録に供する用紙の搬送がレーザビームの副走査に同期する。レーザビームの走査開始位置に配置されたビームディテクタ209は、レーザビームを検出することによって主走査方向の画像の書き出しタイミングを決定するための同期信号を形成し、プリンタコントローラ103に送る。
画像の転写に際して、画像記録に供する用紙は、搬送ローラ213によって搬送され、一方、感光ドラム205は、不図示のモータによって副走査方向に回転駆動される。感光ドラム205上に順次形成される潜像は、現像器220によって現像され、トナー像として顕像化された後に、感光ドラム205に当接された用紙上に転写される。用紙に転写されたトナー像は、その後、定着ローラ216により加熱定着され、搬送ローラ217を経て、排紙ローラ218によりプリンタ筐体の排紙トレイに排紙される。
プリンタ102には、さらにオプションカセットや封筒フィーダ等のオプションを装備可能である。上記説明では、プリンタエンジン105とプリンタコントローラ103パネル104をレーザビームプリンタ102の筐体内に備える構成としたが、プリンタエンジン105とプリンタコントローラ103を別筐体として、パネル104をプリンタエンジン105の筐体とプリンタコントローラ103の筐体それぞれに設けるようにしてもよい。図3は、プリンタコントローラ103とプリンタエンジン105とを接続するビデオインターフェース及びプリンタエンジン105の構成例を示す図である。
プリンタコントローラ103は、外部機器101との通信(画像情報の受信を含む)、受信した画像情報に基づくラスタデータの生成(展開)、プリンタエンジン105の制御等を司る。
エンジン制御部150は、プリンタコントローラ103から供給される制御信号に基づいて、プリンタエンジン105内のユニット151〜158を制御する。
ユニット151〜158の概要を説明すると、151は、用紙カセット210及び250、その他、オプションカセット(不図示)内に載置された用紙のサイズを検出してエンジン制御部150に通知する用紙サイズ検出部、152は、用紙カセット210及び250、手差し用トレイ219、オプションカセット(不図示)、封筒フィーダ(不図示)の夫々の給紙口の有無を検出してエンジン制御部150に通知する給紙口検出部、153は、オプションカセット、封筒フィーダ等のオプションの接続状況を確認するためのオプション調査部、154は、用紙の搬送を制御する搬送制御部、155は、回転多面鏡207の駆動モータ、レーザ部206等の光学系を制御する光学系制御部、156は、定着ローラ216の温度制御の他、定着ローラ216における異常検出等をも行う定着温度制御部、157はオプションカセットや封筒フィーダ等のオプションを制御するオプション制御部、158は、レジスト、排紙、両面、反転など搬送路内の用紙の有無、外気温、印刷ページ数、トナー残量等の環境の変化(状態変化)を検出するためのセンサ部である。
次に、プリンタコントローラ103とエンジン制御部150とを接続するビデオインターフェースを構成する信号の概要を説明する。170は、プリンタコントローラ103がエンジン制御部150と通信可能な状態にあることを示す/CPRDY信号、171は、エンジン制御部150がプリンタコントローラ部103と通信可能な状態にあることを示す/PPRDY信号、172は、エンジン制御部150がプリント可能な状態にあることを示す/RDY信号、173は、プリンタコントローラ103がエンジン制御部150に印刷要求を発行するための/PRNT信号、174は、エンジン制御部150がプリンタコントローラ103に対して垂直同期信号を要求するための/VSREQ信号、175は、プリンタコントローラ103がエンジン制御部150に対して出力する垂直同期信号としての/VSYNC信号、176は、エンジン制御部150がプリンタコントローラ部103に出力する水平同期信号としての/BD信号、178は、シリアル通信のための同期クロック信号としての/SCLK信号、179は、プリンタコントローラ103がエンジン制御部150に対してコマンドを送信するためのコマンド信号としての/CMD信号、180は、コマンドを送信するためのストローブ信号としての/CBSY信号、181は、プリンタコントローラ103から送信されたコマンドに対して応答(プリンタエンジン105内部のステータスを含む)を返すためのSTS信号、182は、ステータス等の応答を返すためのストローブ信号としての/SBSY信号、183は、ラスタデータとしてのVIDEO信号である。
177は、プリンタエンジン105のステータスのうち、/RDY信号に直接関与しない状態、すなわち印刷の可否に直接関与しない状態変化が発生した場合(例えば、気温、印刷ページ数、トナー残量等が基準値を超えた場合)に“TRUE”となる/CCRT(Condition Change Report)信号である。
図4は、プリンタコントローラ103の構成例を示すブロック図である。301は、パネル部104とのデータ通信を行うパネルインターフェース部である。CPU309は、パネルインターフェース301を介して、ユーザがパネル部104において設定・指示した内容を認識することができる。302は、ネットワークを介してホストコンピュータ等の外部機器101と双方向に接続するためのホストインターフェース部である。306は、プリンタエンジン105と接続するためのエンジンインターフェース部である。CPU309は、エンジンインターフェース部306を介して、図3の信号170,173,175,178,179,180を制御し、信号171,172,174,176,177,181,182の状態、すなわち、プリンタエンジン105の状態を認識することができる。
303は、外部機器101より供給された画像情報に基づいて、プリンタエンジン105に供給するラスタデータを生成(ラスタライズ)するラスタライズ部である。305は、生成したラスタデータを一時的に保持するための画像メモリである。309は、ROM304に保持された制御プログラムコードに基づいて、CPUバス311に接続されたデバイスを制御するCPUである。307はCPU309が使用する一時記憶用メモリとしてのRAMである。310は、例えば、濃度補正テーブル等の制御情報を保持するための不揮発性メモリで構成される。308は、DMA制御部であり、CPU309からの指示により画像メモリ305内のラスタデータを、エンジンインターフェース部306に転送する。
311は、アドレス、データ、コントロールバスを含むCPUバスである。パネルインターフェース部301、ホストインターフェース部302、ラスタライズ部303、ROM304、画像メモリ305、エンジンインターフェース部306、RAM307、DMA制御部308、CPU309及びEEPROM310は、夫々CPUバス311に接続され、CPU309は、CPUバス311に接続された全てのデバイスにアクセス可能である。
図5は、プリンタコントローラ103におけるキャリブレーションに関する処理の流れを示すフローチャートである。なお、このフローチャートに示す動作は、ROM304に保持された制御プログラムに基づいてCPU309により実行される。
電源が投入され、印刷可能な状態になると、ホストインターフェース部302に対する外部機器101からの受信要求の有無を所定の周期で問合わせる。そして、受信要求を認識すると、図5に示す処理が起動される。
先ず、ステップS11において、ホストインターフェース部302を介して外部機器101よりデータを受信し、RAM307内の受信データ領域に順次書込み、ステップS12において、受信データを解析する。ここでは、受信データは、画像情報と制御情報とに分類され、制御情報には、プリンタエンジン105にキャリブレーションの実行を指示するキャリブレーション命令が含まれるものとして説明する。
ステップS13では、解析結果に基づいて、受信データが画像情報であるか制御情報であるかを判断し、受信データが画像情報であればステップS14に進み、制御情報であればステップS20に進む。
ステップS14では、画像情報に対応する画像をRAM307内のページバッファに描画(ラスタライズ)する。なお、ページバッファへの描画は、ページ単位になされる。ページバッファへの1ページ分の画像の描画が完了すると、ステップS15において、ページバッファから順次データを読み出し、VIDEO信号83を介してプリンタエンジン105に送出する。プリンタエンジン105は、送出されたデータに基づいて、用紙に画像を形成し、排出する。
ステップS16では、前回印字部のキャリブレーションを行った際の、温度、湿度、日時、圧力、CMYK各色のトナー残量、使用したマテリアル種類、プリント枚数、などのステータス情報をそれぞれ、温度をT1、湿度をH1、日時をTime1、圧力をP1、CMYKのトナーの各色の残量をC1,M1,Y1,K1、使用したマテリアルの種類をM1として、それらの値と現在のそれらの値(ステータス情報)から、予め定めた評価式にもとづき、評価値Fを算出する。図7には、評価値をもとめる評価式の例を示す。
F=(Time2−Time1)/1000+(Page2−Page1)/1000
+SQRT((P2−P1)**2)/100)+(T2−T1)**2
Time2は現在の日時、Page2は現在の印刷枚数、P2は現在の圧力、T2は、現在の温度をしめしており、Time2−Time1は、前回キャリブレートを実施してからの経過時間を示す。評価値Fは、前回キャリブレートしてからの経過時間を1000で割り、それに、前回キャリブレートした後に印字したページ枚数を1000で割った値 (Page2−Page1)/1000を加算 さらに、前回キャリブレートした際の圧力P1と現在の圧力P2の差を二乗し、ルートをとり100で割った値を加算、さらに前回キャリブレートした際の温度と、現在の温度の差を二乗し加算した値としている。尚、評価値は上記演算式からの算出に限定されるものではなく、上述したステータスの変化を反映した数値であり、キャリブレーションのタイミングを数値的に評価したものであればどのようなものでもよいことは言うまでもない。
次にステップS17に進む。ステップS17では、評価値Fが10以上かどうか判定し、10以上の場合には、ステップ18に制御を移し、10未満の場合は、ステップS11にもどる。
S18では、前回キャリブレーションを実施した際の、ステータス情報と、現在のステータス情報を外部機器101に通知する。
ステップS19において、プリンタコントローラ103は、キャリブレーション要求が発生した旨と、ジョブ情報(例えば、ジョブ名、印刷が完了したページ数等)とを外部機器101に通知する。この通知を受けた外部機器101は、例えば、不図示の表示部に、キャリブレーションの指示を促すメッセージとジョブ情報とを表示し、ユーザに対してキャリブレーションの指示を促す。ユーザは、このメッセージに基づいて、キーボード等を介してキャリブレーションの実行を外部機器101に指示することができる。
ユーザよりキャリブレーションの実行が指示されると、外部機器101は、図8に示すフローチャートに従い、レーザビームプリンタ105(印字部)単体での濃度再現性のキャリブレーションの実施の必要性を判定し、必要と判断された場合には自動的にプリンタコントローラ103に、レーザビームプリンタ102(印字部)単体での濃度再現性のキャリブレーションを実施させ、しかるのちにラスタライズ部303を有するプリンタコントローラ103の濃度再現性のキャリブレーションを行う。図8のフローについては後述する。
レーザビームプリンタ102単体でのキャリブレーションは、レーザビームプリンタの色材(トナー)CMYKを用いて、濃度を種々に変化させたパッチを形成させ、そのパッチを濃度計、測色計、スキャナ等で読み込むことで、レーザビームプリンタ102の現ステータスでの階調再現性を検出し、これをターゲットの階調再現に合わせるように変換特性を求め、この変換特性を画像処理に用いることで実現される。プリンタコントローラ103の濃度再現性のキャリブレーションは、キャリブレーション用のカラーチャートのデータをラスタライズ部303でラスタライズして得られる画像データを、上述したレーザビームプリンタ102単体のキャリブレーションで得られた変換特性で補正してテスト画像形成を行なう。この結果得られたテスト画像を濃度計、測色計、スキャナ等で読み込むことで再現特性を得て、この再現特性を予め用意されたプリンタコントローラ103のターゲットの濃度再現性に変換するキャリブレーションテーブルを求める。外部機器101から受信したプリントジョブをラスタライズした場合、このキャリブレーションテーブルを用いて変換を行なうと理想的な再現が可能となる。
ステップ19が実施された後には、ステップS25にて、プリンタエンジン105の状態を適正にするための復帰処理(例えば、状態変化の内容を示すメッセージを表示する等)を実行する。
一方、ステップS17において、F値が10未満の場合には、ステップS11に処理がもどる。ここで、基準値10はあらかじめ定めた値であるが、ユーザや、外部機器101からの指定により、値を変更することも可能である。
又、外部機器101のユーザがキャリブレーション命令を指示したタイミングでのステータス(温度、湿度、日時、圧力、CMYKのトナー残量など)と前回のキャリブレーション時にRAM307に記憶したステータス情報から上述のように評価値を求め、この評価値を新たな基準値としてもよい。この構成によりユーザが実際にキャリブレーションを必要としたタイミングにおける評価値を基準にでき、操作者の意図を反映した基準値を設定できる。
ステップS13において、”NO”と判断した場合、すなわち、受信データが制御情報であると判断した場合には、ステップS20において、当該制御情報がキャリブレーションの実行を指示するキャリブレーション命令であるか否かを判断する。そして、当該制御情報がキャリブレーション命令である場合には、ステップS21において、図6にフローチャートを示すキャリブレーションタスクを起動し、ステップS23に制御を移す。
一方、キャリブレーション命令でない場合には、ステップS22において、ステータス要求の命令か否かを判断し、Yesと判断した場合には、ステップS23に制御を移す。
ステップS23では、RAM307に記憶されている前回、キャリブレーションを実施した際の各種ステータス情報(温度、圧力、湿度、印刷枚数、CMYK各色のトナー残量など)と、現在のステータス情報を外部機器101に通知する。しかるのちに、ステップS11に制御を移す。
外部機器101のユーザは、外部機器101にインストールされているユーティリティソフトウェアを通じて、上述のステータス要求命令を発行すべく指示することで必要に応じて、外部コントローラに本体のステータス情報を要求することでいつでも、前回キャリブレーションを行った際の各種ステータスと、現在のステータスを知ることが可能であり、そのステータスを考慮してキャリブレーションを実施するか否かの判断をすることができる。またこの際、図7による評価式により、評価した値を表示することで、複雑な計算なしに、様々なステータス情報から総合的な尺度で、キャリブレーション実施の必要度をしる事が可能である。
ステップS22にてNoと判定された場合は当該制御情報に応答する処理を実行し、夫々ステップS11に戻る。
図8は、ラスタライズ部303を有するプリンタコントローラ103自体のキャリブレーションを行う際のフローチャートであり、ユーザからの要求または、プリンタコントローラ103からの要求に応じて、本キャリブレーションフローが開始される。
ステップS201では、ユーザ指示により外部機器101からプリンタコントローラ103にステータスを要求し、以前プリンタコントローラ103がキャリブレーションを実施した際のステータスと、現在のステータスを取得する。次にステップS202にて、前回、プリンタコントローラ103がレーザプリンタ105(印字部)のキャリブレーションを行った際のステータス情報と、現在のステータス情報から、上述の予め定義された評価関数によりF値を算出する。本実施例では、評価関数として、前述の図7に示す評価関数をもちいている。次に、ステップS203にて、F値が10より大きいか否かを判定し、Yesの場合は、ステップS204にて、プリンタコントローラ103は、自動的にプリンタエンジン105(印字部)の濃度再現性のキャリブレーションを求める命令を発行し、次に、ステップS205にて、ラスライズ部303を含むプリンタコントローラ103のキャリブレーションを実施する。S203にて、F値が10未満と判断された場合には、ステップS205に制御を移し、プリンタコントローラ103によう上記した自動のプリンタエンジン105(印字部)の濃度再現性のキャリブレーションを行わず、ラスライズ部303を含むプリンタコントローラ103のキャリブレーションを行う。
この構成により、前回キャリブレーションした際とステータスの変動が著しいときには、ユーザの手を煩わせることなく、プリンタエンジン105(印字部)のキャリブレーションをした上で、プリンタコントローラ103によるラスタライズ画像を形成する際の特性をキャリブレートでき、プリンタエンジン105(印字部)のキャリブレーションとプリンタコントローラ103のキャリブレーションを連動させないものに比べ良好な色再現が実現できる。なおこのプリンタエンジン105(印字部)のキャリブレーションとプリンタコントローラ103のキャリブレーションそれぞれについて、いつ行なわれたか示す情報は、RAM307に格納され、外部機器101からのユーザによるステータス要求時に前述した種々のステータスとともに外部機器101に通知され表示される。
図9は、外部機器101の操作パネルに、前回キャリブレーション時と現在のステータスを表示した例である。不図示の外部機器101のユーティリティソフトを用いたや、パネル操作により、ユーザは、前回プリンタコントローラのキャリブレーションを行った際の日時、温度、プリント枚数、などのステータス情報と現在のそれらのステータス情報および前述のF値をプリンタコントローラから取得し、外部機器101のパネルに対比して確認することが可能であり、それらの情報から、ユーザは必要に応じて、外部機器101にキャリブレーションの指示が可能である。ユーザからキャリブレーション指示があった際には、図8に示す、フローチャートにより、キャリブレーションを実施する。
キャリブレーションタスクは、図5に示す処理と並行して実行される。以下、図6を参照しながらキャリブレーションタスクの動作の流れを説明する。
キャリブレーションタスクが起動されると、先ず、ステップS101において、印刷中のジョブが存在するか否かを調べ、印刷中のジョブが存在しない場合には、ステップS109に進み、直ちにキャリブレーションを実行する。キャリブレーションの実行は、/CMD信号179を介して、プリンタエンジン105にキャリブレーションの実行を指示することによりなされる。キャリブレーションの実行が指示されると、プリンタエンジン105は、状態変化による影響を補正するためのキャリブレーションを実行する。キャリブレーションがS109で実施された後は、ステップ113に進み、キャリブレーションを行った日時をTime1、温度をT1、湿度H1、気圧P1、出力枚数Print1、CMYK各色のトナー残量をC1、M1、Y1、K1として記憶する。
ステップS101において、印刷中のジョブが存在すると判断した場合には、キャリブレーションのモードを調べ、モードに応じたタイミングでキャリブレーションを実行する。
先ず、ステップS102では、キャリブレーションのモードが「即実行」であるか否かを調べ、その結果、「即実行」であれば、ステップS110に進む。ステップS110及びS111では、排紙中のページが存在するか否かを調べ、排紙中のページが存在する場合には、排紙が完了するのを待ってからステップS109に進み、キャリブレーションを実行し、ステップ113にて、キャリブレーションを実施した際のパラメタを記憶する。
ステップS102において、キャリブレーションのモードが「即実行」以外のモード(すなわち、「ジョブ終了時」または「指定ページ数終了時」)であると判断した場合には、ステップS103において、現在印刷中のジョブの残りページ数を変数PageCntに設定する。
次いで、ステップS104において、キャリブレーションのモードが「ジョブ終了時」であるか否かを判断する。その結果、キャリブレーションのモードが「ジョブ終了時」であれば、ステップS107に進み、印刷待ちのページ数を示す変数WaitCntに変数PageCntの値(現在印刷中のジョブの残りページ数)を設定する。続く、ステップS108では、変数WaitCntに格納されたページ数分の印刷が終了するのを監視し、その後、ステップS109に進み、キャリブレーションを実行し、ステップ113にて、キャリブレーションを実施した際のパラメタを記憶する。
ステップS104において、キャリブレーションのモードが「指定ページ数終了時」であると判断した場合には、外部機器101(ユーザ)によりキャリブレーション命令と併せて指定されたページ数を変数SelCntに設定する。そして、ステップS106において、変数PageCntに設定された値(現在印刷中のジョブの残りページ数)と、変数SelCntの値の大小関係を比較する。その結果、現在印刷中のジョブの残り枚数の方が小さい場合、すなわち、”PageCnt<SelCnt”である場合は、現在印刷中のジョブが終了した後に直ちにキャリブレーションを実行するために、ステップS107に進む。一方、現在印刷中のジョブの残り枚数が、指定されたページ数よりも小さくない場合、すなわち、”PageCnt≧SelCnt”である場合には、指定されたページ数の印刷が終了した後にキャリブレーションを実行するために、ステップS112に進み、変数SelCntの値を変数WaitCntに設定した後にステップS108に進む。
以上のように、上記の実施の形態によれば、キャリブレーションを必要とする状態変化(例えば、気温、印刷ページ数、トナー残量等の変化)を検知し、これに応じて外部機器101またはパネル部104にキャリブレーションの実行を促すメッセージが表示される。従って、ユーザは、このメッセージに基づいてキャリブレーションの必要性を認識することができ、また、任意にキャリブレーションの実行を指示することができる。
また、外部機器101よりキャリブレーションの実行を指示することができるため、例えば、印刷ジョブの実行に先立って、文書等の編集の合間等を利用して、キャリブレーションの実行を簡易に指示することができる。
上記の説明は、ステップS18において、プリンタエンジン105よりプリンタコントローラ103がキャリブレーション要求を受け取った場合に、外部機器101に対してキャリブレーション要求が発生した旨とジョブ情報を通知するものであるが、この通知先をパネル部104として、対応するメッセージ(キャリブレーション要求、ジョブ情報)をパネル部104に表示しても良い。また、この通知先を、外部機器101及びパネル部104の双方としても良い。上記メッセージをパネル部104に表示する場合には、パネル部104を介して、ユーザがキャリブレーション(モードの指定を含む)の実行を指示することができる構成とすることが望ましい。
また、上記の説明は、キャリブレーションの実行を指示する際に、併せてキャリブレーションのモードを指定するものであるが、このモードの指定は、予め外部機器101またはパネル部104により設定できる構成であっても良い。
また、上記の説明は、プリンタコントローラ103からプリンタエンジン105に対してキャリブレーションの実行を指示するものであるが、本発明は、プリンタエンジン105がキャリブレーションを要する状態に達したことを検知した場合に、プリンタエンジン105が自発的にキャリブレーションを実行する構成にも適用できる。この場合、キャリブレーションの必要性をプリンタエンジン105が検知した際に、その旨をキャリブレーションを実行する前にプリンタコントローラ103に通知する構成とすることにより、プリンタコントローラ103にキャリブレーションが実行されることを予告することができる。この通知に応答して、プリンタコントローラ103は、パネル部104或いは外部機器101にキャリブレーションが実行される旨を通知し、ユーザに知らしめることができる。ここで、キャリブレーションの実行を延期したい場合には、プリンタコントローラ103より、例えば、その旨を指示する延期命令をプリンタエンジン105に送信すれば良い。かかる延期命令を設ける場合、例えば、当該命令を解除する旨の解除コマンドを設け、これをプリンタエンジン105に送信することにより、キャリブレーションの実行を許可する構成とすれば良い。また、キャリブレーションの実行をプリンタエンジン105が自発的に行うか否かは、例えば、パネル部104より任意に設定可能にしても良い。
また、上記の説明は、レーザビームプリンタを採用した例であるが、プリンタは、例えば、インクジェット方式等の他の方式のプリンタであっても良い。
また、本発明は、ファクシミリや複写機、或いはファクシミリ、複写機及びプリンタの複合機器等のキャリブレーションの必要がある画像形成装置に広く適用可能である。さらに、本発明を適用可能な画像形成装置は、モノクロであるとカラーであることを問わない。
また、本発明は、複数の機器(例えば、ホストコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置など)に適用してもよい。また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMなどを用いることができる。
また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明の1つの実施の形態にかかるプリンタシステムの概略構成を示す図である。 プリンタの一構成例を示す図である。 プリンタコントローラとプリンタエンジンとのビデオインターフェース及びプリンタエンジンの構成例を示す図である。 プリンタコントローラの構成例を示す図である。 プリンタコントローラにおけるキャリブレーションに関する処理の流れを示すフローチャートである。 キャリブレーションタスクの処理の流れを示すフローチャートである。 評価値をもとめる 評価式の一例である。 外部機器のフローチャートである。 外部機器101の操作パネルの表示例である。

Claims (14)

  1. 画像形成装置と該画像形成装置を制御する画像処理装置から構成されるプリンタにおける画像処理装置の処理方法であり、
    前記画像形成装置前回キャリブレーションを行った際の該画像形成装置の状態を示すステータス情報と、該画像形成装置の現在の状態を示すステータス情報からキャリブレーションの必要度を示す評価値を求め、該評価値と所定値とを比較し、
    前記比較の結果、前記画像形成装置にてキャリブレーションを必要とする状態変化が発生していると判断された場合、ユーザに前記画像形成装置におけるキャリブレーションの実行を促すべく、前記2つのステータス情報と前記評価値を前記プリンタのパネル部において表示することを特徴とする画像処理装置における処理方法。
  2. 前記プリンタのパネル部において表示された2つのステータス情報及び評価値は、前記プリンタに接続された外部機器において表示されることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置における処理方法。
  3. 前記ステータス情報は、日時、温度、湿度、印刷枚数、トナー残量の情報の少なくとも1つを含み、前記画像形成装置へステータス情報の要求を送信することにより、前記画像形成装置から該ステータス情報を受信することことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置における処理方法。
  4. キャリブレーションの実行命令を、前記画像形成装置に送信することで、前記画像形成装置のキャリブレーションが実行されることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置における処理方法。
  5. 印刷要求を画像形成装置に送信しプリントさせる際に、前記画像形成装置前記評価値を求め、該評価値所定値とを比較し、該比較の結果、前記画像形成装置にてキャリブレーションを必要とする状態変化が発生していると判断された場合、ユーザに前記画像形成装置におけるキャリブレーションの実行を促すべく、前記2つのステータス情報と前記評価値を前記プリンタのパネル部において表示することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置における処理方法。
  6. 前記プリンタのパネル部に表示された2つのステータス情報及び評価値は、前記外部装置に表示されることを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置における処理方法。
  7. 前記所定値は、前記画像処理装置において設定されることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置における処理方法。
  8. 前記所定値は、ユーザからキャリブレーションの要求を受信した時の前記画像形成装置のステータス情報と、前回キャリブレーションした際のステータス情報から求まる評価値に応じて設定されることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置における処理方法。
  9. 前記キャリブレーションは、ラスタライズ部を含む画像処理装置におけるキャリブレーションとプリンタエンジンである画像形成装置におけるキャリブレーレーションを含み、
    前記画像形成装置において前回キャリブレーションを行った際の前記画像処理装置の状態を示すステータス情報と該画像処理装置の現在の状態を示すステータス情報からキャリブレーションの必要度を示す評価値を求め、該評価値を所定値とを比較し、
    前記比較の結果、前記画像処理装置にてキャリブレーションを必要とする状態変化が発生していると判断された場合、該画像処理装置におけるキャリブレーションを行う前に前記画像形成装置におけるキャリブレーレーションを行うことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置における処理方法。
  10. 前記画像処理装置にてキャリブレーションを必要とする状態変化が発生していると判断された場合、ユーザに前記画像処理装置におけるキャリブレーションの実行を促すべく、前記2つのステータス情報及び評価値を前記画像処理装置に接続された外部機器に表示し、該外部機器からの指示によって前記画像処理装置のキャリブレーションが実行されることを特徴とする請求項記載の画像処理装置の処理方法。
  11. 前記画像形成装置におけるキャリブレーション及び前記画像処理装置におけるキャリブレーションがいつ実施されたか、記憶することを特徴とする請求項9記載の画像処理装置における処理方法。
  12. 外部に接続された画像形成装置を制御する画像処理装置の処理方法であり、
    前記画像形成装置前回キャリブレーションを行った際の該画像形成装置の状態を示すステータス情報と、該画像形成装置の現在の状態を示すステータス情報からキャリブレーションの必要度を示す評価値を求め、該評価値と所定値とを比較し、
    前記比較の結果、前記画像形成装置にてキャリブレーションを必要とする状態変化が発生していると判断された場合、ユーザに前記画像形成装置におけるキャリブレーションの実行を促すべく、前記2つのステータス情報と前記評価値をパネル部に表示することを特徴とする画像処理装置における処理方法。
  13. 請求項1〜12記載の処理方法を実現するためのプログラム。
  14. 請求項1〜12記載の処理方法を実現するための手段を有する画像処理装置。
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