JP4330763B2 - 遊技機管理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、現金等の投入に応じて玉を払い出す貸玉払い出し機能を備えた遊技機であって、玉を貯留するための貯留タンクと、補給樋から前記貯留タンクに玉を補給する補給手段と、現金等の投入に応じて払い出す貸玉と遊技の賞として払い出す賞玉の双方を貯留タンクから払い出す払出手段と、補給手段が貯留タンクに補給した玉の個数を表した補給情報と払出手段が払い出した玉の個数を表した払出情報とを送信する送信手段とを備えたものの動作を管理する遊技機管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から使用されているパチンコ機などの遊技機では、台間玉貸機を遊技機毎に併設し、遊技の開始時や途中で遊技に供する玉を貸玉としてすぐに入手できるようになっている。現金を投入するタイプの台間玉貸機は、通常、併設された遊技機とは完全に分離した独立の構成になっている。すなわち、補給樋から玉を補給するための補給装置(補給ライン)を、台間玉貸機と遊技機のそれぞれに対して独立に設け、台間玉貸機の貯留タンク内に貯留してある貸玉が不足すると、台間玉貸機から対応する玉貸機用の補給装置に補給信号を送信し、遊技機内の貯留タンクに貯留してある賞として払い出すための景品玉が不足した場合には、遊技機本体から対応する遊技機用の補給装置に対して補給信号を送信していた。
【0003】
台間玉貸機は、遊技機の上皿の上方に回動可能な払出ノズルを備えており、自装置の有する払出機構により貸玉を自装置の貯留タンクから払出ノズルを通じて遊技機の上皿内に流出するようになっている。一方、遊技機は独自の払出機構を用いて自装置の貯留タンクから景品玉を上皿内に直接払い出すようになっている。
【0004】
ところで、近年、磁気カードを媒介として遊技を行うようにしたカード式の遊技機(いわゆるCR機…Card Reader)がパチンコホールに多く導入されている。この遊技機で使用されるプリペイドカードには、貸玉の払い出しを受けるための権利(貸玉交換価値)が所定の金額に相当する分だけ予め登録されており、このカードに登録されている貸玉交換価値を使用して貸玉を払いだすことができるようになっている。
【0005】
カード式の遊技機は、通常、プリペイドカードを挿入する部分となる玉貸機部と遊技機本体とが併設した形を成しているが、遊技機本体側に設けた1つの払出機構を用いて、貸玉と景品玉の双方を同じ排出口から遊技機の上皿に払い出すようになっている。すなわち、玉貸機部にプリペイドカードを挿入して貸し出しボタン等を押下すると、玉貸機部から貸玉信号が遊技機の払出機構部に送出され、これを受けた払出機構部が指示された個数の貸玉を払い出すようになっている。景品玉を払い出す場合には、遊技機本体の入賞検知部等から払出機構に対して景品玉を払い出す旨の賞玉信号が送信され、これを受けた払出機構部が指示された個数の景品玉を払い出すようになっている。
【0006】
このように1つの払出機構で貸玉と景品玉の双方を払い出すので、これらの玉を貯留するための貯留タンクや、補給樋からこの貯留タンクに玉を補給する補給装置も1つに共通化されている。
【0007】
台間玉貸機と遊技機とが完全に分離独立している場合には、遊技場内の各種装置の動作を管理するホールコンピュータは、台間玉貸機が出力する貸玉信号と台間玉貸機用の補給装置が出力する補給信号とに基づいて台間玉貸機への玉の出入りの整合性を監視したり、遊技機が出力する出玉信号(景品玉信号あるいは賞玉信号)と、遊技機用の補給装置が出力する補給信号とに基づいて景品玉の払出機構や補給装置が正常に動作しているか否かを監視したりすることが可能であった。
【0008】
一方、カード式の遊技機では、貯留タンク、補給装置、払出機構等を貸玉と景品玉用に別々に設ける必要がないので、装置の価格低減や省スペース化などには有利であるが、1つの補給装置で貸玉と景品玉の双方の補給を行うので、個別の補給数が把握できる。このため、補給装置が出力する補給信号を使用せずに、遊技機が出力する出玉信号や貸玉信号等だけをホールコンピュータでの管理に利用していた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
上述のように、カード式の遊技機をホールコンピュータで管理する場合、補給信号を利用せずに出玉(景品玉)の管理を行っていたので、出玉信号がまったく出ないような完全な故障の場合には故障の発生を認識できるが、出玉信号が出たり出なかったりするような故障の場合には、故障の発生を検知できなかった。これは貸玉についても同様である。このため、動作不良の発生自体の発見やその原因を特定するまでに多大な時間を費やし、遊技客およびホール経営者にとって甚大な損失が発生してしまうという問題があった。
【0010】
また特開平11-300000号公報には、1つの貯留タンクから景品玉用の払出し通路と貸玉用の払出し通路とを独立に設け、景品玉と貸玉の払出し要求が同時にあった場合でも、景品玉と貸玉とを同時に並行して迅速に払出すことができるように改良した遊技機が開示されている。しかしながら、この遊技機では、貸玉用の通路と景品玉用の通路とが最終的に1つの排出通路に統合されて上皿に通じているので、玉の払出しが不完全になっても、その原因を把握することが依然として困難であった。
【0011】
本発明は、以上のような従来技術が有する問題点に着目してなされたもので、貸玉と景品玉とを共通の補給装置で補給しまた共通の払出装置で払い出す遊技機における補給払出系統の動作異常を的確に把握することのできる遊技機管理装置を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
[1]現金等の投入に応じて玉を払い出す貸玉払い出し機能を備えた遊技機であって、玉を貯留するための貯留タンク(60)と、補給樋(201)から前記貯留タンク(60)に玉を補給する補給手段(210)と、現金等の投入に応じて払い出す貸玉と遊技の賞として払い出す賞玉の双方を前記貯留タンク(60)から払い出す払出手段(65)と、前記補給手段(210)が前記貯留タンク(60)に補給した玉の個数を表した補給情報と前記払出手段(65)が払い出した玉の個数を表した払出情報とを送信する送信手段(450)とを備えたものの動作を管理する遊技機管理装置において、
受信手段(101)と、比較判定手段(103)とを備え、
前記受信手段(101)は、前記遊技機が送信する前記補給情報と前記払出情報とを受信するものであり、
前記比較判定手段(103)は、前記受信手段(101)が受信した前記補給情報および前記払出情報に基づいて前記貯留タンク(60)から払い出された貸玉の総数と賞玉の総数の合計と前記補給手段(210)が前記貯留タンク(60)に補給した玉の総数との差の個数を求め、前記差の個数が所定の許容範囲を超えているとき、前記遊技機における玉の補給系あるいは玉の払出系のいずれかに異常が生じていると判定するものであることを特徴とする遊技機管理装置。
【0013】
[2]前記遊技機は、現金等の投入に応じて所定の貸玉信号を送出する貸玉信号送出手段(453)と、遊技の賞として玉を払い出すべき際に所定の賞玉信号を送出する賞玉信号送出手段(452)とを備え、
前記払出手段(65)は、前記貸玉信号を受けたときまたは前記賞玉信号を受けたとき、それぞれの信号に対応付けて予め定められている個数の玉を前記貯留タンク(60)から払い出すものであり、
前記送信手段(450)は、払出情報として前記貸玉信号および前記賞玉信号を前記払出情報として送信するものであり、
前記比較判定手段(103)は、前記貸玉信号の受信回数に基づいて前記貯留タンク(60)から払い出された貸玉の総数を求め、前記賞玉信号の受信回数に基づいて前記貯留タンク(60)から払い出された賞玉の総数を求めるものであることを特徴とする[1]に記載の遊技機管理装置。
【0014】
[3]前記許容範囲を設定変更する補給差玉設定手段(102)を有することを特徴とする[1]または[2]に記載の遊技機管理装置。
【0015】
[4]前記許容範囲を遊技機の機種別に設定し得ることを特徴とする[1]、[2]または[3]に記載の遊技機管理装置。
【0016】
[5]各種の情報を表示するための表示手段(104、106)を備え、
遊技機毎に前記差の個数を管理するとともに、遊技機毎に前記差の個数が前記許容範囲を超えているか否かを判定し、
前記表示手段(104、106)に、前記差の個数が前記許容範囲を超えている遊技機について少なくとも各遊技機を一意に特定するための識別情報を表示することを特徴とする[1]、[2]、[3]または[4]に記載の遊技機管理装置。
【0017】
[6]各種の情報を表示するための表示手段(104、106)を備え、
前記表示手段(104、106)に、前記貯留タンク(60)から払い出された貸玉の総数と、前記貯留タンク(60)から払い出された賞玉の総数と、前記補給手段(210)が前記貯留タンク(60)に補給した玉の総数と、前記差の個数と、遊技機を一意に特定するための識別情報とを遊技機毎に対応付けて表示することを特徴とする[1]、[2]、[3]または[4]に記載の遊技機管理装置。
【0018】
[7]各種の情報を表示するための表示手段(104、106)を備え、
前記表示手段(104、106)に、前記差の個数が前記許容範囲を超えている遊技機だけを抽出し、これらの遊技機について前記貯留タンク(60)から払い出された貸玉の総数と、前記貯留タンク(60)から払い出された賞玉の総数と、前記補給手段(210)が前記貯留タンク(60)に補給した玉の総数と、前記差の個数と、遊技機を一意に特定するための識別情報とを遊技機毎に対応付けて表示することを特徴とする[1]、[2]、[3]または[4]に記載の遊技機管理装置。
【0019】
[8]前記差の個数が前記許容範囲を超えている遊技機と他の遊技機とを区分して表示することを特徴とする[5]、[6]または[7]に記載の遊技機管理装置。
【0020】
次に本発明の作用を説明する。
この遊技機管理装置に接続される遊技機は、現金等の投入に応じて玉を払い出す貸玉払い出し機能を備えたものであって、玉を貯留するための貯留タンク(60)と、補給樋(201)から貯留タンク(60)に玉を補給する補給手段(210)と、現金等の投入に応じて払い出す貸玉と遊技の賞として払い出す賞玉の双方を貯留タンク(60)から払い出す払出手段(65)と、補給手段(210)が貯留タンク(60)に補給した玉の個数を表した補給情報と払出手段(65)が払い出した玉の個数を表した払出情報とを送信する送信手段(450)とを備えている。
【0021】
たとえば、遊技機は、現金等の投入に応じて所定の貸玉信号を送出する貸玉信号送出手段(453)と、遊技の賞として玉を払い出すべき際に所定の賞玉信号を送出する賞玉信号送出手段(452)とを備え、払出手段(65)は、貸玉信号を受けたときまたは賞玉信号を受けたとき、それぞれの信号に対応付けて予め定められている個数の玉を貯留タンク(60)から払い出す。また送信手段(450)は、貸玉信号および賞玉信号を払出情報として遊技機管理装置に向けて送信する。
【0022】
遊技機管理装置は、受信手段(101)と、比較判定手段(103)とを備えており、受信手段(101)は、各遊技機が送信する補給情報と払出情報とを受信し、比較判定手段(103)は、受信手段(101)が受信した補給情報および払出情報に基づいて、貯留タンク(60)から払い出された貸玉の総数と賞玉の総数の合計と補給手段(210)が貯留タンク(60)に補給した玉の総数との差の個数を求め、この差の個数が、所定の許容範囲を超えているか否かを判定する。
【0023】
先の例で、遊技機からの払出情報が貸玉信号および賞玉信号の場合には、貸玉信号の受信回数に基づいて貯留タンク(60)から払い出された貸玉の総数を求め、賞玉信号の受信回数に基づいて貯留タンク(60)から払い出された賞玉の総数を求めて、これらの和と補給された玉の総数との差の個数を求め、これが許容範囲を超えているか否かを調べ、差の個数が許容範囲を超えているとき、遊技機における玉の補給系あるいは玉の払出系のいずれかに異常が生じていると判定する。
【0024】
このように、貸玉と景品玉の和の総数と補給した玉の総数との差が一定の許容範囲を超えたとき、玉の補給系あるいは払出系に何らかの異常があると判定するので、管理対象の遊技機が貸玉と景品玉とを共通の補給装置で補給しまた共通の払出し装置で払い出すものであっても、各遊技機で、玉の補給系あるいは払出系統のいずれかに動作異常が発生しているか否かを的確に把握することができる。
【0025】
また許容範囲を設定変更する補給差玉設定手段(102)を有するものでは、遊技機の有する貯留タンク(60)のサイズの違いなどにも適切に対応することができる。
【0026】
さらに、遊技機毎に差の個数を管理するとともに、遊技機毎に差の個数が許容範囲を超えているか否かを判定し、各種の情報を表示するための表示手段(104、106)に、差の個数が許容範囲を超えている遊技機について少なくとも各遊技機を一意に特定するための識別情報、たとえば、台番号などを表示するものでは、動作異常の発生した遊技機を容易に認識することができる。
【0027】
また表示手段(104、106)に、貯留タンク(60)から払い出された貸玉の総数と、貯留タンク(60)から払い出された賞玉の総数と、補給手段(210)が前記貯留タンク(60)に補給した玉の総数と、差の個数と、遊技機を一意に特定するための識別情報とを遊技機毎に対応付けて表示するものでは、遊技機ごとの動作を詳細に把握することができる。
【0028】
なお、差の個数が許容範囲を超えている遊技機だけを抽出して上述のデータを表示するものでは、異常のある遊技機を容易に把握でき、しかもその動作状況を詳細に知ることができる。
【0029】
また差の個数が許容範囲を超えている遊技機と他の遊技機とを区分して表示すれば、どの遊技機で動作異常が発生しているかが一目瞭然となる。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づき本発明の一実施の形態を説明する。
図2に示すように、本発明の一実施の形態にかかる遊技機管理装置100に接続される遊技機10は、遊技者が発射ハンドル11を回転操作することにより遊技盤12上へ玉を打ち出し、かかる打玉の入賞を競い楽しむパチンコ機である。
【0031】
遊技盤12は、打ち出された玉が流下する場であって略垂直に立設され、その前面は所定の隙間を設けてガラス扉で覆われている。遊技盤12とガラス扉との間の隙間は、玉が移動するための空間になっている。遊技盤12の周縁には、遊技領域を画するとともに打ち出された玉を遊技盤12の上部へ導くためのレール13が配設されている。
【0032】
遊技盤12の略中央部には、カラー液晶ディスプレイ(LCD)から成る特別図柄表示装置30が配置されている。本遊技機では、特別図柄表示装置30上で、「777」、「333」など同一の数字図柄が3つ揃うと大当たりになるスロットマシンに見立てた図柄合わせゲームが表示遊技として展開される。
【0033】
特別図柄表示装置30の下方には、始動口40が配設されている。始動口40は、特別図柄表示装置30上で展開される表示遊技の実行権を確保するための入賞口である。
【0034】
始動口40のさらに下方には、大入賞口50が配置されている。大入賞口50は、ソレノイド等の駆動源によりその入賞口が玉の入賞し難い閉状態と入賞容易な開状態とに変化し得るように構成されている。大入賞口50の内部は複数に仕切られており、その一部が特定領域になっている。
【0035】
遊技盤12の最下部には、いずれの入賞口にも入賞し得なかった玉を取り込んで遊技盤12の上から排出するためのアウト口14が配置されている。アウト口14に玉が入った場合には、遊技者に何らの特典も与えられず、賞玉の払い出しも行われない。このほか、遊技盤12には、各種の入賞口15や風車16のほか、打ち出された玉の落下速度や方向を変化させるための多数の障害釘(図示省略)などが配置されている。さらに遊技盤12の左右両端には、表示遊技で特賞状態が出現した際など、各表示遊技の進行状況に応じて点滅する電飾ランプ17が配置されている。
【0036】
遊技機10の正面であって遊技盤12の下方には、遊技に供する玉を貯留するための上皿20、この上皿20から溢れる玉を受け止めて貯留するための下皿21が設けられている。下皿21の底面には、当該下皿21の下方に置かれる玉箱(図示せず)に玉を排出するための開閉可能な排出口があり、下皿21前面下部には、この排出口の開閉操作を行うための玉抜きレバー22が設けてある。
【0037】
下皿21の右横には、発射ハンドル11が配置されている。回転操作式の発射ハンドル11を、回転させると、その角度に応じた打ち出し力で玉を1個ずつ遊技盤12上に発射するようになっている。
【0038】
遊技機10の向かって左横には、薄型箱状の玉貸機70が併設されている。玉貸機70は、常に遊技機10と組にして使用されるものであり、玉貸機70と遊技機10とを一体に構成してもよいものである。
【0039】
玉貸機70の正面上部には、紙幣投入口71、硬貨投入口72が配置されている。また玉貸機70の正面下部には、プリペイドカードなど貸玉交換価値媒体を挿入するためのカード挿入口73が配置してある。
【0040】
遊技機10の上方には、パチンコ玉の補給樋201が渡してあり、補給樋201から分岐した玉補給路202が、遊技機10の上部裏面に配置した賞玉タンク60へと伸びている。この玉補給路202の途中には補給樋201から賞玉タンク60にパチンコ玉を補給するか否か切り替える等を行う補給手段210が取り付けてある。
【0041】
賞玉タンク60の底部と上皿20との間は、賞玉タンク60に貯留されているパチンコ玉を上皿20まで案内するための排出筒61で接続されており、さらにその途中に、玉計数排出装置65が介挿されている。
【0042】
上皿20の前面右側には、精算スイッチ23と、玉貸スイッチ24と、残金表示部25が設けてあり、上皿20の前面左端には、排出玉数表示部26が設けてある。精算スイッチ23は、遊技を終了する際に押下するスイッチであり、玉貸スイッチ24は、貸玉を出すときに押下するスイッチである。残金表示部25には、カード挿入口73に挿入されているプリペイドカードの残金が表示される。排出玉数表示部26には、遊技を開始してから払い出された玉の総数が表示されるようになっている。
【0043】
図3は、本発明の一実施の形態にかかる遊技機管理装置100を適用した遊技場のシステム構成図である。このシステムは、LON(Local Operating Network:エシャロン社登録商標)技術を応用した分散型ネットワークとして構築されている。
【0044】
遊技場内には、遊技機10と玉貸機70を組にしたものを多数併設した遊技島が通路を挟んで複数列形成されている。各遊技島内には、中継器としての台コントローラ91が複数設置され、各台コントローラ91には、遊技機10および玉貸機70等が接続されている。台コントローラ91は、対応する遊技機10等の各種動作や信号の送受信を検知、監視、制御するものである。
【0045】
各遊技島内に設けた複数台の台コントローラ91は、ゲートウェイを兼ねた島コントローラ92に接続されている。島コントローラ92は各遊技島の設備機器である遊技機10、玉貸機70等の各データを一時集積、記憶する機能を果たすものである。島コントローラ92は、LAN(ローカル・エリア・ネットワーク)93と接続され、LAN93には遊技機管理装置としての遊技機管理装置100、ホール管理端末機110、POS装置111、インターネット情報端末機112、インターネット対応情報端末機113、音声出力装置114等が接続されている。また、これらの中の主要な装置には、ディスプレイ、プリンタ等が更に接続されている。
【0046】
図4は、遊技機10の概略の回路構成を示すブロック図である。遊技機10は、装置の動作を統括制御する主基板401と、賞玉の払出し制御等を行う賞玉制御基板402と、電源基板403と、パチンコ玉の発射制御を行う発射制御基板404と、外部のスイッチ等を接続するための中継箇所となるターミナル基板405と、電飾ランプ17等を点灯制御するランプ制御基板406と、特別図柄表示装置30の表示内容を制御する表示器制御基板407と、効果音などを流すための制御を司る音声制御基板408とを備えている。
【0047】
遊技盤12に配置された入賞口15、始動口40、大入賞口50等の入賞口には、それぞれパチンコ玉の入賞を検知するためのスイッチである入賞玉検出手段410が設けてあり、入賞玉検出手段410の検出信号(賞玉信号)が主基板401および外部接続端子基板421を通じて遊技機管理装置100へ出力されている。入賞玉検出手段410によってパチンコ玉の入賞が検知されると、その旨が主基板401を通じて賞玉制御基板402に伝達される。
【0048】
賞玉制御基板402は、所定数のパチンコ玉の払出しを賞玉排出検出制御ユニット431に指示し、賞玉排出検出制御ユニット431は玉計数排出装置65を駆動して、指定された数のパチンコ玉(ここでは10個)を景品玉として上皿20に払い出すようになっている。なお、玉計数排出装置65はパチンコ玉を1つずつ払い出す機能と、パチンコ玉が払い出されたことを検知する機能を備えている。賞玉排出検出制御ユニット431は、玉計数排出装置65からの払出検知信号に基づいて、実際に払いだされたパチンコ玉の個数を計数し、指定された数の玉が排出されたことを確認するようになっている。
【0049】
玉貸機70は、カード挿入口73に挿入されたプリペイドカードの読み書きを行うプリペイドカードユニット441と、これを接続するためのプリペイドカードユニット接続基板442を備えている。プリペイドカードユニット441で読み取ったプリペイドカードの残額などの情報は、プリペイドカードユニット接続基板442を通じて遊技機管理装置100の賞玉制御基板402に入力されている。
【0050】
遊技機管理装置100の主基板401には、精算スイッチ23、玉貸スイッチ24、残金表示部25、排出玉数表示部26等も接続されている。玉貸スイッチ24が押下されると賞玉制御基板402にその旨が伝達され、プリペイドカードの残金が必要な額以上残っていると、所定数のパチンコ玉を払い出す旨の指示が賞玉排出検出制御ユニット431に送出され、賞玉タンク60に貯留されているパチンコ玉が玉計数排出装置65によって計数しながら上皿20に貸玉として排出されるようになっている。ここでは100円で1パルスの貸玉信号が出力され、当該貸玉信号1パルスに対して25個の玉を払い出すようになっている。また貸玉を上皿20に払い出したとき、外部接続端子基板422を通じて、貸玉信号が遊技機管理装置100の送信されるようになっている。
【0051】
図1は、遊技機10および遊技機管理装置100の本発明にかかわりある主要部分を示したものである。玉貸機70および遊技機10では、賞玉タンク60に貯留されているパチンコ玉が少なくなったことが図示省略したセンサで検知されると、補給手段210によって補給樋201からパチンコ玉が補給されるようになっている。補給信号送信手段451は、パチンコ玉の補給があったことを示す補給信号を遊技機管理装置100に向けて送信するものである。
【0052】
賞玉数信号送信手段452は、入賞玉検出手段410によってパチンコ玉の入賞が検知されて賞玉が払い出されたことを示す賞玉信号を遊技機管理装置100に向けて送信する機能を果たすものである。貸玉払出信号送出手段453は、貸玉を払い出した旨を示す貸玉信号を遊技機管理装置100に向けて送出する機能を果たすものである。
【0053】
賞玉信号および貸玉信号は玉計数排出装置65にも入力されており、賞玉信号や貸玉信号を受けた玉計数排出装置65は、入力された信号の種類に対応する所定数のパチンコ玉を賞玉タンク60から上皿20に払い出すようになっている。
【0054】
遊技機管理装置100は、受信手段101と、補給差玉設定手段102と、比較手段103と、データ表示手段104と、データ抽出手段105と、データ出力手段106を備えている。
【0055】
このうち受信手段101は、遊技機10の送信手段450から送られてくる補給信号、賞玉信号、貸玉信号等を受信する機能を果たすものである。補給差玉設定手段102は、遊技機10のパチンコ玉の補給系あるいは払出系が正常か否かを判定するための基準となる基準差玉数を設定し記憶する機能を備えている。
【0056】
比較手段103は、貸玉信号の受信回数に基づいて賞玉タンク60から払い出された貸玉の総数を求めるとともに、賞玉信号の受信回数に基づいて賞玉タンク60から払い出された賞玉の総数を求め、これらの和(貸玉総数と賞玉総数の和)と、補給信号に基づいて求めた補給玉の総数との差を求め、この差の個数(補給差玉数)の絶対値と基準差玉数とを比較し、差の個数の絶対値が基準差玉数を超えているとき、遊技機の補給系あるいは払出系のいずれかに異常が生じていると判定する機能を備えている。
【0057】
データ表示手段104は、各種のデータをディスプレイ画面に表示するものであり、データ抽出手段105は、補給系あるいは払出系に異常のある遊技機だけを抽出する機能を果たす部分である。データ出力手段106は、抽出結果がデータ表示手段104の表示内容等を印刷出力するものである。
【0058】
次に作用を説明する。
補給手段210は、賞玉タンク60内に貯留されているパチンコ玉が少なくなると、補給樋201からパチンコ玉を賞玉タンク60に補給する。このとき、補給手段210は、補給したパチンコ玉の個数を計数し、補給信号送信手段451は、この補給手段210がパチンコ玉を補給している遊技機10を一意に特定するための識別番号(台番号)の値と、先の計数値とを含む補給信号を遊技機管理装置100に向けて送信する。
【0059】
遊技機10の有する始動口40、大入賞口50、入賞口15などいずれかの入賞口に玉が入賞すると、所定数(ここでは10個)の玉が賞玉として賞玉タンク60から上皿20に玉計数排出装置65により払い出される。このとき賞玉数信号送信手段452からは遊技機10の識別番号を含む賞玉信号を遊技機管理装置100に向けて送信する。
【0060】
また玉貸機70の紙幣投入口71に現金が投入されたり、あるいはカード挿入口73にプリペイドカードが挿入されたりしている状態で精算スイッチ23が押下されると、玉計数排出装置65は、所定数(ここでは100円で25個)のパチンコ玉を貸玉として賞玉タンク60から上皿20へ払い出す。このとき貸玉払出信号送出手段453は、対応する遊技機10の識別番号を含む貸出信号を、百円に対して1パルスの割合で遊技機管理装置100に向けて送信する。
【0061】
遊技機管理装置100は、各遊技機10から送信されてくる補給信号、貸玉信号、賞玉信号に基づいて、遊技機毎に、補給玉の総数と、貸玉の総数と、賞としての景品玉の総数を求めて管理する。そして、貸玉の総数と景品玉の総数との和から補給玉の総数を差し引いた個数の絶対値(補給差玉数)を遊技機毎に求め、この値と補給差玉設定手段102に登録されている基準差玉数とを比較して、遊技機の補給払出系が正常か否か遊技機毎に判定する。この判定は、常時繰り返し行ってもよいし、数分ごとあるいは数時間ごと、営業日ごとなどに行ってもよい。
【0062】
基準差玉数=景品総玉数+貸玉総玉数−補給総玉数 のときは正常な状態である。また基準差玉数<景品総玉数+貸玉総玉数−補給総玉数 のときは少なくとも補給手段210もしくは遊技機10の玉計数排出装置65のどちらかに異常があると判別される。基準差玉数>景品総玉数+貸玉総玉数−補給総玉数 のときは、遊技客の持ち玉の誤差を考慮しても許容範囲に入るので正常と判別する。
【0063】
これにより、貸玉と景品玉の双方の供給を1つの補給手段210で行うようにしても、遊技機のパチンコ玉供給系あるいは払出系の故障、特にまったく動作しないような完全な故障に限らず、動作したり動作しなかったりするような微妙な故障が起きた場合でも、これを的確に検出することができ、動作不良の発生自体の発見やその原因を特定するまでに多大な時間を費やして遊技客やホール経営者に多大な損失を与えるようなことを防止することができる。
【0064】
図5は、遊技機管理装置100のデータ表示手段104(ディスプレイ装置)に表示される画面500の一例を示している。この例では、遊技機毎に、台番号(識別番号)、補給差玉数、補給玉数、景品玉数、貸玉数を表示するとともに、その遊技機の補給系あるいは払出系に異常があるか否かを「*」記号の有無で表示している。また画面の上部には、基準差玉数の値が±200であることが表示されている。
【0065】
図5の例では、台番号1の遊技機は、補給差玉の数が「820」で基準差玉数の「±200」の範囲を超えているので、補給系あるいは払出系に異常があると判定され「*」の記号が右端の異常欄に表示されている。図5に示したものの例では、補給玉数、景品玉数、貸玉数のそれぞれが適度にカウントアップされているので、台番号1の遊技機で補給系が故障しているのか払出系が故障しているかの判別はつけることができない。
【0066】
しかしながら図6の例では、台番号29から32の遊技機は、補給玉数が「0」になっているので、明らかに補給系の故障であることがわかる。図示省略したが、景品玉総数や貸玉総数が「0」になるなど極端に異常な値を示す場合には、その部分が故障しているものと判定される。なおこの判定を自動で行うようにしてもよい。
【0067】
図6に示した表示画面600では、台番号と対応つけて、遊技機ごとに補給差玉数、補給玉数、景品玉総数、貸玉総数等をリスト表示するデータ表示部610と、異常の生じている台番号だけを独立してリスト表示する異常台番号表示部620を設けてある。
【0068】
図5あるいは図6に示すような表示を行うことにより、異常のある遊技機を視覚的に把握できるので、迅速にかつ容易に異常のある遊技機を認識でき、その故障の回復に努めることができる。これにより、遊技客やホール経営者に対する不利益を事前に排除し、あるいは最小に抑えることができる。
【0069】
以上説明した実施の形態では、カード式の玉貸機と遊技機との組み合わせを示したが、貸玉と景品玉とを同じ賞玉タンク60から払い出し、共通の補給手段210で補給樋201から賞玉タンク60にパチンコ玉を供給する構造のものであれば、玉貸機自体は現金専用機であってもよい。また実施の形態では、貸玉と景品玉の双方を玉計数排出装置65により払い出すようにしたが、共通の賞玉タンク60から払い出すものであれば、払出装置を貸玉用と景品玉用とで個別のものとし、払出速度の高速化等を図るようにしてもよい。
【0070】
このほか、補給差玉設定手段102に登録する基準差玉数を適宜変更し得るようにすれば、賞玉タンク60の容量等に応じた最適な基準差玉数を選択することができ、異常の検出をより的確に行うことができる。なお、基準差玉数を遊技機の機種別に設定し得るようにしてもよい。
【0071】
また実施の形態では、判定結果等をディスプレイに表示したが、印刷出力してもよい。
【0072】
【発明の効果】
本発明にかかる遊技機管理装置によれば、貸玉の総数と景品玉の総数の和と補給した玉の総数と差が一定の許容範囲を超えたとき、玉の補給系あるいは払出し系に何らかの異常があると判定するので、管理対象の遊技機が貸玉と景品玉とを共通の補給装置で補給し、また共通の払出し装置で払い出すものであっても、各遊技機で補給系、払出系の動作異常が発生しているか否かを的確に把握することができる。これにより、遊技機の玉補給系あるいは払出系の動作不良の発生やその原因を特定するまでに多大な時間を費やして遊技客やホール経営者に多大な損失を与えるようなことを防止することができる。
【0073】
また異常が発生している遊技機を、補給玉数や貸玉総数などのデータや異常の有無を表示することで視覚的に把握できるので、異常の発見およびその故障への対処を迅速に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る遊技機管理装置および管理対象となる遊技機の回路構成の主要部を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係る遊技機管理装置が管理対象とする玉貸機および遊技機を示す正面図である。
【図3】本発明の一実施の形態に係る遊技機管理装置を適用した遊技場のシステム構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の一実施の形態に係る遊技機管理装置が管理対象としている遊技機の回路構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の一実施の形態に係る遊技機管理装置の表示画面の一例を示す説明図である。
【図6】本発明の一実施の形態に係る遊技機管理装置の表示画面の他の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
10…遊技機
11…発射ハンドル
12…遊技盤
13…レール
14…アウト口
15…入賞口
17…電飾ランプ
20…上皿
23…精算スイッチ
24…玉貸スイッチ
25…残金表示部
26…排出玉数表示部
30…特別図柄表示装置
40…始動口
50…大入賞口
60…賞玉タンク
61…排出筒
65…玉計数排出装置
70…玉貸機
71…紙幣投入口
72…硬貨投入口
73…カード挿入口
91…台コントローラ
92…島コントローラ
100…遊技機管理装置(ホール管理コンピュータ)
101…受信手段
102…補給差玉設定手段
103…比較手段
104…データ表示手段
105…データ抽出手段
106…データ出力手段
110…ホール管理端末機
111…POS装置
112…インターネット情報端末機
113…インターネット対応情報端末機
114…音声出力装置
201…補給樋
202…玉補給路
210…補給手段
401…主基板
402…賞玉制御基板
403…電源基板
404…発射制御基板
405…ターミナル基板
406…ランプ制御基板
407…表示器制御基板
408…音声制御基板
410…入賞玉検出手段
421…外部接続端子基板
422…外部接続端子基板
431…賞玉排出検出制御ユニット
441…プリペイドカードユニット
442…プリペイドカードユニット接続基板
450…送信手段
451…補給信号送信手段
452…賞玉数信号送信手段
453…貸玉払出信号送出手段

Claims (8)

  1. 現金等の投入に応じて玉を払い出す貸玉払い出し機能を備えた遊技機であって、玉を貯留するための貯留タンクと、補給樋から前記貯留タンクに玉を補給する補給手段と、現金等の投入に応じて払い出す貸玉と遊技の賞として払い出す賞玉の双方を前記貯留タンクから払い出す払出手段と、前記補給手段が前記貯留タンクに補給した玉の個数を表した補給情報と前記払出手段が払い出した玉の個数を表した払出情報とを送信する送信手段とを備えたものの動作を管理する遊技機管理装置において、
    受信手段と、比較判定手段とを備え、
    前記受信手段は、前記遊技機が送信する前記補給情報と前記払出情報とを受信するものであり、
    前記比較判定手段は、前記受信手段が受信した前記補給情報および前記払出情報に基づいて前記貯留タンクから払い出された貸玉の総数と賞玉の総数の合計と前記補給手段が前記貯留タンクに補給した玉の総数との差の個数を求め、前記差の個数が所定の許容範囲を超えているとき、前記遊技機における玉の補給系あるいは玉の払出系のいずれかに異常が生じていると判定するものであることを特徴とする遊技機管理装置。
  2. 前記遊技機は、現金等の投入に応じて所定の貸玉信号を送出する貸玉信号送出手段と、遊技の賞として玉を払い出すべき際に所定の賞玉信号を送出する賞玉信号送出手段とを備え、
    前記払出手段は、前記貸玉信号を受けたときまたは前記賞玉信号を受けたとき、それぞれの信号に対応付けて予め定められている個数の玉を前記貯留タンクから払い出すものであり、
    前記送信手段は、払出情報として前記貸玉信号および前記賞玉信号を前記払出情報として送信するものであり、
    前記比較判定手段は、前記貸玉信号の受信回数に基づいて前記貯留タンクから払い出された貸玉の総数を求め、前記賞玉信号の受信回数に基づいて前記貯留タンクから払い出された賞玉の総数を求めるものであることを特徴とする請求項1に記載の遊技機管理装置。
  3. 前記許容範囲を設定変更する補給差玉設定手段を有することを特徴とする請求項1または2に記載の遊技機管理装置。
  4. 前記許容範囲を遊技機の機種別に設定し得ることを特徴とする請求項1、2または3に記載の遊技機管理装置。
  5. 各種の情報を表示するための表示手段を備え、
    遊技機毎に前記差の個数を管理するとともに、遊技機毎に前記差の個数が前記許容範囲を超えているか否かを判定し、
    前記表示手段に、前記差の個数が前記許容範囲を超えている遊技機について少なくとも各遊技機を一意に特定するための識別情報を表示することを特徴とする請求項1、2、3または4に記載の遊技機管理装置。
  6. 各種の情報を表示するための表示手段を備え、
    前記表示手段に、前記貯留タンクから払い出された貸玉の総数と、前記貯留タンクから払い出された賞玉の総数と、前記補給手段が前記貯留タンクに補給した玉の総数と、前記差の個数と、遊技機を一意に特定するための識別情報とを遊技機毎に対応付けて表示することを特徴とする請求項1、2、3または4に記載の遊技機管理装置。
  7. 各種の情報を表示するための表示手段を備え、
    前記表示手段に、前記差の個数が前記許容範囲を超えている遊技機だけを抽出し、これらの遊技機について前記貯留タンクから払い出された貸玉の総数と、前記貯留タンクから払い出された賞玉の総数と、前記補給手段が前記貯留タンクに補給した玉の総数と、前記差の個数と、遊技機を一意に特定するための識別情報とを遊技機毎に対応付けて表示することを特徴とする請求項1、2、3または4に記載の遊技機管理装置。
  8. 前記差の個数が前記許容範囲を超えている遊技機と他の遊技機とを区分して表示することを特徴とする請求項5、6または7に記載の遊技機管理装置。
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