JP2004105280A - パチンコ機 - Google Patents
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Abstract
【課題】賞球払出装置(賞球払出手段)および貸球払出装置(貸球払出手段)に関する種々の不具合を容易に認識できるパチンコ機を提供する。
【解決手段】賞球払出装置に関する不具合(払出過剰、払出過少、払出の中断もしくは中止、および払出不能)を表示するためのランプ(賞球過少払出ランプ14、賞球過剰払出ランプ15)、および貸球払出装置に関する不具合(払出過剰、払出過少、払出の中断もしくは中止、および払出不能)を表示するためのランプ(貸出エラー表示ランプ)を、全てパチンコ機1の前面側に配置する。貸出エラー表示ランプは、遊技球の貸出しに関する操作を行うための貸出操作部87に配置する。
【選択図】 図1
【解決手段】賞球払出装置に関する不具合(払出過剰、払出過少、払出の中断もしくは中止、および払出不能)を表示するためのランプ(賞球過少払出ランプ14、賞球過剰払出ランプ15)、および貸球払出装置に関する不具合(払出過剰、払出過少、払出の中断もしくは中止、および払出不能)を表示するためのランプ(貸出エラー表示ランプ)を、全てパチンコ機1の前面側に配置する。貸出エラー表示ランプは、遊技球の貸出しに関する操作を行うための貸出操作部87に配置する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、遊技球を用いて遊技を行うパチンコ機に関する。
【0002】
【従来の技術】
遊技店においては、複数台のパチンコ機が遊技機島に並べて取り付けられる。遊技機島内には、各パチンコ機に遊技球を供給するための球循環機構が配設されていて、各パチンコ機には、球循環機構から遊技球が随時供給されるようになっている。
パチンコ機の中には、投入した貨幣の金額または使用した遊技カード(プリペイドカード)の度数に応じた数の遊技球(貸球)を遊技者に払い出すための貸球払出装置と、遊技中に所定の条件が成立した場合(たとえば、入賞口に遊技球が入った場合)に所定数の遊技球(賞球)を払い出す賞球払出装置とが備えられているものがある。貸球払出装置および賞球払出装置は、たとえば、当該パチンコ機における遊技内容を制御するためのメイン基板に接続された払出制御基板(サブ基板)によって制御されるようになっている。
【0003】
貸球払出装置および賞球払出装置には、球循環機構から遊技球が供給される。そして、貸球または賞球の払出しが行われた場合には、その払い出された分の遊技球が、貸球払出装置または賞球払出装置に球循環機構から供給されるようになっている。貸球払出装置および賞球払出装置から払い出される遊技球の数は、それぞれ、貸球検出センサおよび賞球検出センサからの入力信号に基づいて検知される。
【0004】
遊技中には、貸球払出装置や賞球払出装置から所望の数の遊技球が払い出されなかったり(払出過少)、所望の数以上の遊技球が払い出されたり(払出過剰)、それらの装置に球循環機構から供給される遊技球が不足(球切れ)したりするなどのエラー状態(異常状態)が生じる場合がある。これらの貸球払出装置や賞球払出装置に関する不具合が生じた場合、その旨を遊技店の従業員に報知(エラー報知)する必要があるため、パチンコ機の中には、その前面に配置されたエラー報知ランプが点灯するなどしてエラー報知が行われるようになっているものがある(特許文献1参照)。
【0005】
この従来技術によれば、球切れ(賞球切れ、貸球切れ)に関するエラーをパチンコ機の前面側から容易に認識することができるので、遊技店の従業員がエラー状態に対して迅速に対処することができる。
【0006】
【特許文献1】
特開2001−46720号公報(第7頁)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来技術では、球切れに関するエラーをパチンコ機の前面で報知することはできるが、払出過少および払出過剰などの球払出装置や賞球払出装置に関する他の不具合を前面側で報知することはできない。
したがって、エラーの種類によっては、パチンコ機の前面側から認識することができないという問題があった。
【0008】
この発明は、かかる背景のもとでなされたもので、賞球払出装置(賞球払出手段)および貸球払出装置(貸球払出手段)に関する種々の不具合を容易に認識できるパチンコ機を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段および発明の効果】
上記目的を達成するための請求項1記載の発明は、遊技球を用いて遊技を行うパチンコ機(1)であって、遊技球が入賞したことに応じて、賞球としての遊技球を払い出す賞球払出手段(40)と、遊技球の貸出要求に応じて、貸球としての遊技球を払い出す貸球払出手段(50)と、上記パチンコ機の前面側に備えられ、上記賞球払出手段および貸球払出手段に関する不具合が発生したときに、当該不具合を表示するための不具合表示手段(14,15,875)とを含むことを特徴とするパチンコ機である。
【0010】
なお、括弧内の英数字は、後述の実施形態における対応構成要素等を表す。以下、この項において同じ。
この構成によれば、賞球払出手段および貸球払出手段に関していかなる不具合が発生したとしても、それらを全てパチンコ機の前面に表示することができるので、種々の不具合をパチンコ機の前面側から容易に認識できる。
請求項2記載の発明のように、上記不具合表示手段(14,15,875)は、上記賞球払出手段に関する不具合を表示するための賞球不具合表示器(14,15)と、上記貸球払出手段に関する不具合を表示するための貸球不具合表示器(875)とを含むものであってもよい。
【0011】
この場合、請求項3記載の発明のように、上記賞球不具合表示器(14,15)は、上記賞球払出手段(40)に生じた払出過剰、払出過少、払出の中断もしくは中止、および払出不能を表示するものであれば、賞球払出手段に関する種々の不具合(払出過剰、払出過少、払出の中断もしくは中止、および払出不能)をパチンコ機の前面側から容易に認識できる。
上記賞球不具合表示器は、さらに、賞球払出手段および貸球払出手段から払い出される遊技球を受けるための球受け部(球皿)が満杯である旨を表示するものであってもよい。
【0012】
また、請求項4記載の発明のように、上記貸球不具合表示器(875)は、上記貸球払出手段(50)に生じた払出過剰、払出過少、払出の中断もしくは中止、および払出不能を表示するものであれば、貸球払出手段に関する種々の不具合(払出過剰、払出過少、払出の中断もしくは中止、および払出不能)をパチンコ機の前面側から容易に認識できる。
請求項5記載の発明は、上記賞球不具合表示器(14,15)と貸球不具合表示器(875)とは、上記パチンコ機(1)の前面側において離れた位置に配置されていることを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載のパチンコ機である。
【0013】
この構成によれば、賞球払出手段に関する不具合と、貸球払出手段に関する不具合とを、それぞれ異なる位置に表示することができるので、賞球払出手段および貸球払出手段のいずれに関する不具合が生じているのかを容易に認識できる。請求項6記載の発明のように、メイン制御部(31)およびサブ制御部(32)を含み、上記メイン制御部は、上記賞球不具合表示器(14,15)の表示を制御し、上記サブ制御部は、上記貸球不具合表示器(875)の表示を制御するようになっていてもよい。
【0014】
また、請求項7記載の発明のように、上記賞球払出手段(40)および貸球払出手段(50)は、1つの払出手段によって兼用されていてもよい。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下には、図面を参照して、この発明の実施形態について具体的に説明する。図1は、この発明の一実施形態に係る遊技装置の外観構成を示す正面図である。この実施形態に係る遊技装置は、たとえば、パチンコ機1と、このパチンコ機1に隣接して配置される台間機2とを含む。遊技店においては、複数台の遊技装置が遊技機島に並べて配置されることにより、パチンコ機1と台間機2とが交互に並んだ状態となる。
【0016】
台間機2は、遊技に使用する遊技球(貸球)の貸出しのための装置である。たとえば、台間機2のカード挿入口21に、有価価値が記憶された遊技カード(プリペイドカード)を挿入して、パチンコ機1に備えられた貸出ボタン871(図2参照)を押操作することにより、その遊技カードに記憶された有価価値を使用して遊技球の貸出しを受けることができるようになっている。
遊技カードは、たとえば、遊技店に設置されたカード販売機などで購入できる他、台間機2の貨幣投入口22に貨幣を投入することによっても購入できる。貨幣投入口22は、紙幣を投入するための紙幣投入口221と、硬貨を投入するための硬貨投入口222とを含む。貨幣投入口22に貨幣を投入すると、その投入金額に相当する有価価値が記憶された遊技カードがカード挿入口21から排出される。遊技者は、その排出された遊技カードを再びカード挿入口21から台間機2内に挿入することにより、遊技球の貸出しを受けることができる。
【0017】
パチンコ機1は、当該パチンコ機1の外形を区画する略矩形の外枠3と、外枠3の手前側に開閉可能に取り付けられ、遊技盤6を保持するための保持枠4と、保持枠4の手前側に開閉可能に取り付けられた前扉5とを備えている。前扉5の中央には、略円形の窓7が形成されていて、この窓7を介して後側に配置された遊技盤6を視認できるようになっている。
保持枠4の下部には、遊技に使用する遊技球を貯留しておくための受け皿8が設けられている。パチンコ機1内には、貸出ボタン871の押操作に応答して受け皿8に貸球を払い出すための貸球払出装置50(図3参照)が備えられていて、この貸球払出装置50から払い出された遊技球は、球払出口9を介して受け皿8上に落下するようになっている。
【0018】
図2は、受け皿8の外観構成を示す図であって、図2(a)は平面図、図2(b)は正面図をそれぞれ示している。
図1および図2を参照して、受け皿8は、たとえば、球払出口9から払い出された遊技球を受け止めて所定量まで貯留すると共に、その貯留された遊技球を遊技盤6に向けて発射するための発射装置(図示せず)に供給する球供給部81と、球供給部81より1段低く形成され、球供給部81に貯留しきれずに溢れ出した遊技球を受け止めて貯留するための球貯留部82とを有している。
【0019】
球貯留部82の底面には、当該球貯留部82内の遊技球を下方に排出するための排出口83が形成されている。この排出口83は、受け皿8の前面側に備えられた排出レバー84を操作することにより開閉できるようになっている。また、球供給部81内の遊技球は、球抜きレバー85を操作することにより、球貯留部82へと導くことができるようになっている。遊技を終了する際には、球抜きレバー85を操作して、球供給部81内の遊技球をすべて球貯留部82へと導いた後、排出レバー84を操作することにより、受け皿8内の遊技球をすべて排出口83から排出させることができる。
【0020】
受け皿8は、その手前側が受け皿カバー86により覆われている。受け皿カバー86の上面には、たとえば球貯留部82の右側に、遊技球の貸出しに関する操作を行うための貸出操作部87が配置されている。貸出操作部87には、遊技球の貸出しを受ける際に押操作する貸出ボタン871の他、台間機2に挿入されている遊技カードの有価価値を度数(残度数)で表示するための残度数表示部872、遊技球の貸出しが可能な状態(すなわち、台間機2内の遊技カードの度数が残っている状態)で点灯する貸出可表示ランプ873、台間機2内の遊技カードを返却させる際に押操作する返却ボタン874、および遊技球の貸出しに関するエラー状態(異常状態)が生じたときに点灯/点滅する貸出エラー表示ランプ875が配置されている。たとえば、残度数表示部872は、7セグメント表示器を左右に3つ並べて構成されており、貸出可表示ランプ873および貸出エラー表示ランプ875は、それぞれLED素子により構成されている。
【0021】
受け皿カバー86の右下隅には窪みが形成されており、この窪み内に、遊技の際に遊技者が握るためのハンドル10が配設される(図1参照)。ハンドル10は、たとえばほぼ円柱状のグリップ101と、このグリップ101の中心軸線まわりに回動可能に設けられたたとえば略六角形状の回転操作部材102とを有している。受け皿8の球供給部81に遊技球が貯留された状態で回転操作部材102が回転操作されると、発射装置が作動し、球供給部81の遊技球が1球ずつ発射装置に取り込まれて、当該発射装置から遊技盤6の盤面に向けて発射される。発射装置から発射された遊技球は、遊技盤6の左側上部へと導かれ、遊技盤6の盤面に沿って上方に放たれた後、遊技盤6の盤面に打設された多数本の障害釘(図示せず)の間を通って落下する。
【0022】
遊技盤6の盤面に沿って落下する遊技球が、遊技盤6に配置された始動口(図示せず)に入った場合には、多数個の遊技球(賞球)を獲得可能な大当たり遊技モードに突入するか否かを決定するための大当たり抽選が行われる。大当たり抽選では、大当たり遊技モード終了後に再び大当たりとなる確率を予め定める高確率に変更するモード(確変モード)に突入させるか否かも決定されるようになっている。
【0023】
このようなパチンコ機1における遊技動作(大当たり抽選や各種モードの実行など)は、パチンコ機1内に備えられ、たとえばマイクロコンピュータにより構成されたメイン基板31(図3参照)によって制御されるようになっている。
遊技盤6には、図示しない入賞口が配置されていて、この入賞口に遊技球が入る(入賞する)と、予め定める数の賞球が球払出口9を介して受け皿8の球供給部81に払い出されるようになっている。大当たり遊技モード中は、入賞口に遊技球が入りやすくなり、したがって、遊技者は多数個の賞球を獲得することができる。入賞に対する賞球は、パチンコ機1内に備えられた賞球払出装置40(図3参照)から払い出される。
【0024】
賞球払出装置40および貸球払出装置50には、遊技機島内(パチンコ機1および台間機2の後方)に巡らされた球循環機構(図示せず)から、遊技球が随時供給されるようになっている。賞球払出装置40および貸球払出装置50の動作は、パチンコ機1内に備えられ、メイン基板31に接続された払出制御基板32(図3参照)によって制御されるようになっている。
前扉5には、窓7の上方および左右両側に、遊技中に発光可能な装飾ランプLが配置されている。また、外枠3の前面最下部の左右両側には、音声を出力するためのスピーカSが配置されている。装飾ランプLの発光およびスピーカSから出力される音声などにより、当該パチンコ機1における遊技の雰囲気を盛り上げることができるようになっている。
【0025】
前扉5の上端部の左右両側には、確変モード中に点滅する確変ランプ11L,11Rが配置されている。また、左側の確変ランプ11Lの上側には、賞球払出装置40から賞球が払い出されているときに点滅する賞球中ランプ12が配置されている。
パチンコ機1における遊技中には、賞球または貸球の払出過剰、払出過少、払出の中断もしくは中止、および払出不能といった種々の不具合(エラー状態)が生じる場合がある。より具体的には、受け皿8が満杯となった状態の受け皿満杯エラー、賞球が過剰に払い出される賞球過剰払出エラー、賞球が所望の数だけ払い出されない賞球過少払出エラ、賞球払出装置40内の賞球が不足した状態の賞球切れエラー、貸球が所望の数だけ払い出されない貸球払出未検出エラ、貸球払出装置50内の貸球が不足した状態の貸球切れエラーなどのエラー状態が生じる場合がある。
【0026】
これらのエラー状態を遊技店の従業員に報知するために、たとえば、右側の確変ランプ11Rの上側には、受け皿満杯エラーを報知するための受け皿満杯ランプ13が設けられており、この確変ランプ11Rの下側には、賞球過少払出エラーを報知するための賞球過少払出ランプ14がそれぞれ設けられている。受け皿満杯ランプ13および賞球過少払出ランプ14は、それぞれLED素子により構成されていて、遊技中に点灯することにより、受け皿満杯エラーおよび賞球過少払出エラーをそれぞれ報知できるようになっている。また、賞球過少払出ランプ14は、賞球切れエラーが生じた場合には点滅するようになっていて、この賞球過少払出ランプ14の点滅により、賞球切れエラーを報知できるようになっている。
【0027】
左側の確変ランプ11Lの下側には、賞球過剰払出エラーを報知するための賞球過剰払出ランプ15が設けられている。この賞球過剰払出ランプ15は、たとえばLED素子により構成されていて、遊技中に点灯することにより、賞球過剰払出エラーを報知できるようになっている。
受け皿カバー86の貸出操作部87に配置された貸出エラー表示ランプ875(図2参照)は、たとえば、貸球払出未検出エラーが生じた場合に点灯し、貸球切れエラーが生じた場合に点滅するようになっている。
【0028】
このように、賞球払出装置40に関するエラーを報知するためのランプ14,15と、貸有払出装置50に関するエラーを報知するためのランプ875とが、パチンコ機1の前面側において離れた位置に配置されているので、賞球払出装置40に関する不具合と、貸球払出装置50に関する不具合とを、それぞれ異なる位置に表示することができる。したがって、賞球払出装置40および貸球払出装置50のいずれに関する不具合が生じているのかを容易に認識できる。
【0029】
装飾ランプL、確変ランプ11L,11R、賞球中ランプ12、および各種エラー状態を報知するためのランプ13〜15の発光態様は、パチンコ機1内に備えられ、メイン基板31に接続されたランプ制御基板33(図3参照)によって制御されるようになっている。一方、貸出エラー表示ランプ875の発光態様は、払出制御基板32によって制御されるようになっている。
図3は、エラー時の各基板31,32,33による制御の流れを説明するためのブロック図である。
【0030】
遊技中に入賞した場合、メイン基板31は、賞球を払い出す旨のコマンド(賞球払出コマンド)を払出制御基板32に送信する。一方、貸出ボタン871が押操作され、その旨の信号が払出制御基板32を経由して台間機2に入力された場合(このとき、信号は払出制御基板32を通過するだけで、特に処理は行われない)、台間機2は、貸球を払い出す旨のコマンド(貸球払出コマンド)を払出制御基板32に送信する。これらのコマンドを受信した払出制御基板32は、賞球払出装置40または貸球払出装置50に、それらの装置における遊技球の払出しを行う際に駆動されるモータ(図示せず)に対する駆動信号を送信する。
【0031】
賞球払出装置40および貸球払出装置50から払い出される遊技球の数は、それぞれ、賞球検出センサ41および貸球検出センサ51により検出できるようになっている。すなわち、賞球払出装置40または貸球払出装置50から1球ずつ遊技球が払い出されるごとに、賞球検出センサ41または貸球検出センサ51で検出され、払出制御基板32およびメイン基板31に検知信号が送信される。
以下では、図3を参照して、各種エラー(受け皿満杯エラー、賞球過剰払出エラー、賞球過少払出エラー、賞球切れエラー、貸球払出未検出エラー、貸球切れエラー)が発生した場合の制御内容を具体的に説明する。
【0032】
まず、受け皿満杯エラーが発生した場合の制御内容を説明する。
球払出口9には、受け皿8が満杯であるか否かを検知するための受け皿満杯スイッチ88が備えられている。受け皿8が満杯の場合には、球払出口9付近の遊技球によって、受け皿満杯スイッチ88のアクチュエータが押圧され、受け皿満杯スイッチ88がオンするようになっている。受け皿満杯スイッチ88は、たとえばメイン基板31に接続されている。
【0033】
受け皿8が満杯になると、受け皿満杯スイッチ88からメイン基板31にオン信号が送信される。このオン信号を受信したメイン基板31は、そのマイクロコンピュータによって、受け皿満杯エラーが生じたと判別し、その旨のエラーコマンド(受け皿満杯コマンド)を払出制御基板32およびランプ制御基板33に送信する。
受け皿満杯コマンドを受信した払出制御基板32は、賞球払出装置40または貸出払出装置50からの遊技球の払出しを停止させる。一方、受け皿満杯コマンドを受信したランプ制御基板33は、受け皿満杯ランプ13を点灯させることにより、受け皿満杯エラーが生じた旨を報知する。
【0034】
次に、賞球過剰払出エラーが発生した場合の制御内容を説明する。
払出制御基板32は、賞球検出センサ41からの検知信号をカウントしていて、賞球として払い出すべき遊技球の数がカウントされた時点で賞球払出装置40のモータを停止させることにより、所望の数の賞球を賞球払出装置40から払い出すことができるようになっている。
メイン基板31も、賞球検出センサ41からの検知信号をカウントしている。メイン基板31における賞球のカウント数が、賞球として払い出すべき遊技球の上限数(たとえば、一度に255個)を超えた場合には、メイン基板31は、そのマイクロコンピュータによって、賞球過剰払出エラーが生じたと判別し、その旨のエラーコマンド(賞球過剰払出コマンド)を払出制御基板32およびランプ制御基板33に送信する。
【0035】
賞球過剰払出コマンドを受信したランプ制御基板33は、賞球過剰払出ランプ15を点灯させることにより、賞球過剰払出エラーが生じた旨を報知する。
次に、賞球過少払出エラーが発生した場合の制御内容を説明する。
メイン基板31における賞球のカウント数が、賞球として払い出すべき所望の数に満たない場合には、メイン基板31は、そのマイクロコンピュータによって、賞球過少払出エラーが生じたと判別し、その旨のエラーコマンド(賞球過少払出コマンド)を払出制御基板32およびランプ制御基板33に送信する。
【0036】
賞球過少払出コマンドを受信した払出制御基板32は、賞球払出装置40からのゆっくりとした3球分の賞球の払出動作を、一定間隔(たとえば、30秒)を空けて繰り返し行うことにより、不足分の賞球の補充を試みる。そして、追加払出が正常に行われた場合には、賞球のカウント数が所望の数に達した時点で、賞球払出装置40からの賞球の払出しを停止させる。
一方、賞球過少払出コマンドを受信したランプ制御基板33は、賞球過少払出ランプ14を点灯させることにより、賞球過少払出エラーが生じた旨を報知する。
【0037】
次に、賞球切れエラーが発生した場合の制御内容を説明する。
球循環機構から賞球払出装置40に供給される遊技球が不足しているか否かは、賞球切れセンサ42によって検知される。賞球払出装置40への賞球の供給が不足している場合には、その旨の信号が賞球切れセンサ42からメイン基板31および払出制御基板32に送信される。この信号を受信したメイン基板31は、そのマイクロコンピュータによって、賞球切れエラーが生じたと判別し、その旨のエラーコマンド(賞球切れコマンド)を払出制御基板32およびランプ制御基板33に送信する。
【0038】
賞球切れコマンドを受信した払出制御基板32は、賞球払出装置40からの賞球の払出しを停止させる。一方、賞球切れコマンドを受信したランプ制御基板33は、賞球過少払出ランプ14を点滅させることにより、賞球切れエラーが生じた旨を報知する。
以上のように、賞球の払出に関するエラー(賞球過剰払出エラー、賞球過少払出エラー、賞球切れエラー)は、メイン基板31が検知するので、払出制御基板32が故障した場合や、払出制御基板32に対して不正行為が行われた場合などでも、エラー報知を確実に行うことができる。
【0039】
次に、貸球払出未検出エラーが発生した場合の制御内容を説明する。
払出制御基板32は、貸球検出センサ51からの検知信号をカウントしていて、貸球として払い出すべき遊技球の数がカウントされた時点で貸球払出装置50のモータを停止させることにより、所望の数の貸球を貸球払出装置50から払い出すことができるようになっている。
払出制御基板32における貸球のカウント数が、貸球として払い出すべき所望の数(たとえば、有価価値100円分につき25個)に満たない場合には、払出制御基板32は、そのマイクロコンピュータによって、貸球払出未検出エラーが生じたと判別する。
【0040】
貸球払出未検出エラーが生じたと判別した払出制御基板32は、貸球払出装置50からのゆっくりとした3球分の貸球の払出動作を、一定間隔(たとえば、30秒)を空けて繰り返し行うことにより、不足分の貸球の補充を試みる。そして、追加払出が正常に行われた場合には、貸球のカウント数が所望の数に達した時点で、貸球払出装置50からの貸球の払出しを停止させる。
また、貸球払出未検出エラーが生じたと判別した払出制御基板32は、貸出エラー表示ランプ875を点灯させることにより、貸球払出未検出エラーが生じた旨を報知する。
【0041】
次に、貸球切れエラーが発生した場合の制御内容を説明する。
球循環機構から貸球払出装置50に供給される遊技球が不足しているか否かは、貸球切れセンサ52によって検知される。貸球払出装置50への貸球の供給が不足している場合には、その旨の信号が貸球切れセンサ52からメイン基板31および払出制御基板32に送信される。この信号を受信した払出制御基板32は、そのマイクロコンピュータによって、貸球切れエラーが生じたと判別する。
【0042】
貸球切れエラーが生じたと判別した払出制御基板32は、貸球払出装置50からの貸球の払出しを停止させる。また、貸球切れエラーが生じたと判別した払出制御基板32は、貸出エラー表示ランプ875を点滅させることにより、貸球切れエラーが生じた旨を報知する。
以上の実施形態では、賞球払出装置40および貸球払出装置50に関していかなる不具合が発生したとしても、それらを全てパチンコ機1の前面に表示することができるので、種々の不具合をパチンコ機1の前面側から容易に認識できる。
【0043】
この発明は、以上の実施形態の内容に限定されるものではなく、請求項記載の範囲内において種々の変更が可能である。
たとえば、エラー報知は、LED素子からなるランプ13〜15,875によるものに限らず、液晶表示器や7セグメント表示器などの他の表示器を用いたものであってもよい。
賞球払出装置40と貸球払出装置50とは、1つの払出手段によって兼用されていてもよい。この場合、賞球切れセンサ42と貸球切れセンサ52とは、たとえば、球循環機構から供給される遊技球を受けるための球タンクなどに備えられた1つのセンサによって兼用されていてもよい。
【0044】
メイン基板31で検知したエラー状態に関する情報を、遊技店に設置されたすべての遊技機(パチンコ機やパチスロ機)を統括するホストコンピュータに送信するような構成となっていてもよい。この場合、ホールコンピュータの表示画面を見るだけで、どの遊技機にどのようなエラー状態が生じたかを容易に認識することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係る遊技装置の外観構成を示す正面図である。
【図2】受け皿の外観構成を示す図である。
【図3】エラー時の各基板による制御の流れを説明するためのブロック図である。
【符号の説明】
1 パチンコ機
14 賞球過少払出ランプ
15 賞球過剰払出ランプ
31 メイン基板
32 払出制御基板
40 賞球払出装置
50 貸球払出装置
875 貸出エラー表示ランプ
【発明の属する技術分野】
この発明は、遊技球を用いて遊技を行うパチンコ機に関する。
【0002】
【従来の技術】
遊技店においては、複数台のパチンコ機が遊技機島に並べて取り付けられる。遊技機島内には、各パチンコ機に遊技球を供給するための球循環機構が配設されていて、各パチンコ機には、球循環機構から遊技球が随時供給されるようになっている。
パチンコ機の中には、投入した貨幣の金額または使用した遊技カード(プリペイドカード)の度数に応じた数の遊技球(貸球)を遊技者に払い出すための貸球払出装置と、遊技中に所定の条件が成立した場合(たとえば、入賞口に遊技球が入った場合)に所定数の遊技球(賞球)を払い出す賞球払出装置とが備えられているものがある。貸球払出装置および賞球払出装置は、たとえば、当該パチンコ機における遊技内容を制御するためのメイン基板に接続された払出制御基板(サブ基板)によって制御されるようになっている。
【0003】
貸球払出装置および賞球払出装置には、球循環機構から遊技球が供給される。そして、貸球または賞球の払出しが行われた場合には、その払い出された分の遊技球が、貸球払出装置または賞球払出装置に球循環機構から供給されるようになっている。貸球払出装置および賞球払出装置から払い出される遊技球の数は、それぞれ、貸球検出センサおよび賞球検出センサからの入力信号に基づいて検知される。
【0004】
遊技中には、貸球払出装置や賞球払出装置から所望の数の遊技球が払い出されなかったり(払出過少)、所望の数以上の遊技球が払い出されたり(払出過剰)、それらの装置に球循環機構から供給される遊技球が不足(球切れ)したりするなどのエラー状態(異常状態)が生じる場合がある。これらの貸球払出装置や賞球払出装置に関する不具合が生じた場合、その旨を遊技店の従業員に報知(エラー報知)する必要があるため、パチンコ機の中には、その前面に配置されたエラー報知ランプが点灯するなどしてエラー報知が行われるようになっているものがある(特許文献1参照)。
【0005】
この従来技術によれば、球切れ(賞球切れ、貸球切れ)に関するエラーをパチンコ機の前面側から容易に認識することができるので、遊技店の従業員がエラー状態に対して迅速に対処することができる。
【0006】
【特許文献1】
特開2001−46720号公報(第7頁)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来技術では、球切れに関するエラーをパチンコ機の前面で報知することはできるが、払出過少および払出過剰などの球払出装置や賞球払出装置に関する他の不具合を前面側で報知することはできない。
したがって、エラーの種類によっては、パチンコ機の前面側から認識することができないという問題があった。
【0008】
この発明は、かかる背景のもとでなされたもので、賞球払出装置(賞球払出手段)および貸球払出装置(貸球払出手段)に関する種々の不具合を容易に認識できるパチンコ機を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段および発明の効果】
上記目的を達成するための請求項1記載の発明は、遊技球を用いて遊技を行うパチンコ機(1)であって、遊技球が入賞したことに応じて、賞球としての遊技球を払い出す賞球払出手段(40)と、遊技球の貸出要求に応じて、貸球としての遊技球を払い出す貸球払出手段(50)と、上記パチンコ機の前面側に備えられ、上記賞球払出手段および貸球払出手段に関する不具合が発生したときに、当該不具合を表示するための不具合表示手段(14,15,875)とを含むことを特徴とするパチンコ機である。
【0010】
なお、括弧内の英数字は、後述の実施形態における対応構成要素等を表す。以下、この項において同じ。
この構成によれば、賞球払出手段および貸球払出手段に関していかなる不具合が発生したとしても、それらを全てパチンコ機の前面に表示することができるので、種々の不具合をパチンコ機の前面側から容易に認識できる。
請求項2記載の発明のように、上記不具合表示手段(14,15,875)は、上記賞球払出手段に関する不具合を表示するための賞球不具合表示器(14,15)と、上記貸球払出手段に関する不具合を表示するための貸球不具合表示器(875)とを含むものであってもよい。
【0011】
この場合、請求項3記載の発明のように、上記賞球不具合表示器(14,15)は、上記賞球払出手段(40)に生じた払出過剰、払出過少、払出の中断もしくは中止、および払出不能を表示するものであれば、賞球払出手段に関する種々の不具合(払出過剰、払出過少、払出の中断もしくは中止、および払出不能)をパチンコ機の前面側から容易に認識できる。
上記賞球不具合表示器は、さらに、賞球払出手段および貸球払出手段から払い出される遊技球を受けるための球受け部(球皿)が満杯である旨を表示するものであってもよい。
【0012】
また、請求項4記載の発明のように、上記貸球不具合表示器(875)は、上記貸球払出手段(50)に生じた払出過剰、払出過少、払出の中断もしくは中止、および払出不能を表示するものであれば、貸球払出手段に関する種々の不具合(払出過剰、払出過少、払出の中断もしくは中止、および払出不能)をパチンコ機の前面側から容易に認識できる。
請求項5記載の発明は、上記賞球不具合表示器(14,15)と貸球不具合表示器(875)とは、上記パチンコ機(1)の前面側において離れた位置に配置されていることを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載のパチンコ機である。
【0013】
この構成によれば、賞球払出手段に関する不具合と、貸球払出手段に関する不具合とを、それぞれ異なる位置に表示することができるので、賞球払出手段および貸球払出手段のいずれに関する不具合が生じているのかを容易に認識できる。請求項6記載の発明のように、メイン制御部(31)およびサブ制御部(32)を含み、上記メイン制御部は、上記賞球不具合表示器(14,15)の表示を制御し、上記サブ制御部は、上記貸球不具合表示器(875)の表示を制御するようになっていてもよい。
【0014】
また、請求項7記載の発明のように、上記賞球払出手段(40)および貸球払出手段(50)は、1つの払出手段によって兼用されていてもよい。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下には、図面を参照して、この発明の実施形態について具体的に説明する。図1は、この発明の一実施形態に係る遊技装置の外観構成を示す正面図である。この実施形態に係る遊技装置は、たとえば、パチンコ機1と、このパチンコ機1に隣接して配置される台間機2とを含む。遊技店においては、複数台の遊技装置が遊技機島に並べて配置されることにより、パチンコ機1と台間機2とが交互に並んだ状態となる。
【0016】
台間機2は、遊技に使用する遊技球(貸球)の貸出しのための装置である。たとえば、台間機2のカード挿入口21に、有価価値が記憶された遊技カード(プリペイドカード)を挿入して、パチンコ機1に備えられた貸出ボタン871(図2参照)を押操作することにより、その遊技カードに記憶された有価価値を使用して遊技球の貸出しを受けることができるようになっている。
遊技カードは、たとえば、遊技店に設置されたカード販売機などで購入できる他、台間機2の貨幣投入口22に貨幣を投入することによっても購入できる。貨幣投入口22は、紙幣を投入するための紙幣投入口221と、硬貨を投入するための硬貨投入口222とを含む。貨幣投入口22に貨幣を投入すると、その投入金額に相当する有価価値が記憶された遊技カードがカード挿入口21から排出される。遊技者は、その排出された遊技カードを再びカード挿入口21から台間機2内に挿入することにより、遊技球の貸出しを受けることができる。
【0017】
パチンコ機1は、当該パチンコ機1の外形を区画する略矩形の外枠3と、外枠3の手前側に開閉可能に取り付けられ、遊技盤6を保持するための保持枠4と、保持枠4の手前側に開閉可能に取り付けられた前扉5とを備えている。前扉5の中央には、略円形の窓7が形成されていて、この窓7を介して後側に配置された遊技盤6を視認できるようになっている。
保持枠4の下部には、遊技に使用する遊技球を貯留しておくための受け皿8が設けられている。パチンコ機1内には、貸出ボタン871の押操作に応答して受け皿8に貸球を払い出すための貸球払出装置50(図3参照)が備えられていて、この貸球払出装置50から払い出された遊技球は、球払出口9を介して受け皿8上に落下するようになっている。
【0018】
図2は、受け皿8の外観構成を示す図であって、図2(a)は平面図、図2(b)は正面図をそれぞれ示している。
図1および図2を参照して、受け皿8は、たとえば、球払出口9から払い出された遊技球を受け止めて所定量まで貯留すると共に、その貯留された遊技球を遊技盤6に向けて発射するための発射装置(図示せず)に供給する球供給部81と、球供給部81より1段低く形成され、球供給部81に貯留しきれずに溢れ出した遊技球を受け止めて貯留するための球貯留部82とを有している。
【0019】
球貯留部82の底面には、当該球貯留部82内の遊技球を下方に排出するための排出口83が形成されている。この排出口83は、受け皿8の前面側に備えられた排出レバー84を操作することにより開閉できるようになっている。また、球供給部81内の遊技球は、球抜きレバー85を操作することにより、球貯留部82へと導くことができるようになっている。遊技を終了する際には、球抜きレバー85を操作して、球供給部81内の遊技球をすべて球貯留部82へと導いた後、排出レバー84を操作することにより、受け皿8内の遊技球をすべて排出口83から排出させることができる。
【0020】
受け皿8は、その手前側が受け皿カバー86により覆われている。受け皿カバー86の上面には、たとえば球貯留部82の右側に、遊技球の貸出しに関する操作を行うための貸出操作部87が配置されている。貸出操作部87には、遊技球の貸出しを受ける際に押操作する貸出ボタン871の他、台間機2に挿入されている遊技カードの有価価値を度数(残度数)で表示するための残度数表示部872、遊技球の貸出しが可能な状態(すなわち、台間機2内の遊技カードの度数が残っている状態)で点灯する貸出可表示ランプ873、台間機2内の遊技カードを返却させる際に押操作する返却ボタン874、および遊技球の貸出しに関するエラー状態(異常状態)が生じたときに点灯/点滅する貸出エラー表示ランプ875が配置されている。たとえば、残度数表示部872は、7セグメント表示器を左右に3つ並べて構成されており、貸出可表示ランプ873および貸出エラー表示ランプ875は、それぞれLED素子により構成されている。
【0021】
受け皿カバー86の右下隅には窪みが形成されており、この窪み内に、遊技の際に遊技者が握るためのハンドル10が配設される(図1参照)。ハンドル10は、たとえばほぼ円柱状のグリップ101と、このグリップ101の中心軸線まわりに回動可能に設けられたたとえば略六角形状の回転操作部材102とを有している。受け皿8の球供給部81に遊技球が貯留された状態で回転操作部材102が回転操作されると、発射装置が作動し、球供給部81の遊技球が1球ずつ発射装置に取り込まれて、当該発射装置から遊技盤6の盤面に向けて発射される。発射装置から発射された遊技球は、遊技盤6の左側上部へと導かれ、遊技盤6の盤面に沿って上方に放たれた後、遊技盤6の盤面に打設された多数本の障害釘(図示せず)の間を通って落下する。
【0022】
遊技盤6の盤面に沿って落下する遊技球が、遊技盤6に配置された始動口(図示せず)に入った場合には、多数個の遊技球(賞球)を獲得可能な大当たり遊技モードに突入するか否かを決定するための大当たり抽選が行われる。大当たり抽選では、大当たり遊技モード終了後に再び大当たりとなる確率を予め定める高確率に変更するモード(確変モード)に突入させるか否かも決定されるようになっている。
【0023】
このようなパチンコ機1における遊技動作(大当たり抽選や各種モードの実行など)は、パチンコ機1内に備えられ、たとえばマイクロコンピュータにより構成されたメイン基板31(図3参照)によって制御されるようになっている。
遊技盤6には、図示しない入賞口が配置されていて、この入賞口に遊技球が入る(入賞する)と、予め定める数の賞球が球払出口9を介して受け皿8の球供給部81に払い出されるようになっている。大当たり遊技モード中は、入賞口に遊技球が入りやすくなり、したがって、遊技者は多数個の賞球を獲得することができる。入賞に対する賞球は、パチンコ機1内に備えられた賞球払出装置40(図3参照)から払い出される。
【0024】
賞球払出装置40および貸球払出装置50には、遊技機島内(パチンコ機1および台間機2の後方)に巡らされた球循環機構(図示せず)から、遊技球が随時供給されるようになっている。賞球払出装置40および貸球払出装置50の動作は、パチンコ機1内に備えられ、メイン基板31に接続された払出制御基板32(図3参照)によって制御されるようになっている。
前扉5には、窓7の上方および左右両側に、遊技中に発光可能な装飾ランプLが配置されている。また、外枠3の前面最下部の左右両側には、音声を出力するためのスピーカSが配置されている。装飾ランプLの発光およびスピーカSから出力される音声などにより、当該パチンコ機1における遊技の雰囲気を盛り上げることができるようになっている。
【0025】
前扉5の上端部の左右両側には、確変モード中に点滅する確変ランプ11L,11Rが配置されている。また、左側の確変ランプ11Lの上側には、賞球払出装置40から賞球が払い出されているときに点滅する賞球中ランプ12が配置されている。
パチンコ機1における遊技中には、賞球または貸球の払出過剰、払出過少、払出の中断もしくは中止、および払出不能といった種々の不具合(エラー状態)が生じる場合がある。より具体的には、受け皿8が満杯となった状態の受け皿満杯エラー、賞球が過剰に払い出される賞球過剰払出エラー、賞球が所望の数だけ払い出されない賞球過少払出エラ、賞球払出装置40内の賞球が不足した状態の賞球切れエラー、貸球が所望の数だけ払い出されない貸球払出未検出エラ、貸球払出装置50内の貸球が不足した状態の貸球切れエラーなどのエラー状態が生じる場合がある。
【0026】
これらのエラー状態を遊技店の従業員に報知するために、たとえば、右側の確変ランプ11Rの上側には、受け皿満杯エラーを報知するための受け皿満杯ランプ13が設けられており、この確変ランプ11Rの下側には、賞球過少払出エラーを報知するための賞球過少払出ランプ14がそれぞれ設けられている。受け皿満杯ランプ13および賞球過少払出ランプ14は、それぞれLED素子により構成されていて、遊技中に点灯することにより、受け皿満杯エラーおよび賞球過少払出エラーをそれぞれ報知できるようになっている。また、賞球過少払出ランプ14は、賞球切れエラーが生じた場合には点滅するようになっていて、この賞球過少払出ランプ14の点滅により、賞球切れエラーを報知できるようになっている。
【0027】
左側の確変ランプ11Lの下側には、賞球過剰払出エラーを報知するための賞球過剰払出ランプ15が設けられている。この賞球過剰払出ランプ15は、たとえばLED素子により構成されていて、遊技中に点灯することにより、賞球過剰払出エラーを報知できるようになっている。
受け皿カバー86の貸出操作部87に配置された貸出エラー表示ランプ875(図2参照)は、たとえば、貸球払出未検出エラーが生じた場合に点灯し、貸球切れエラーが生じた場合に点滅するようになっている。
【0028】
このように、賞球払出装置40に関するエラーを報知するためのランプ14,15と、貸有払出装置50に関するエラーを報知するためのランプ875とが、パチンコ機1の前面側において離れた位置に配置されているので、賞球払出装置40に関する不具合と、貸球払出装置50に関する不具合とを、それぞれ異なる位置に表示することができる。したがって、賞球払出装置40および貸球払出装置50のいずれに関する不具合が生じているのかを容易に認識できる。
【0029】
装飾ランプL、確変ランプ11L,11R、賞球中ランプ12、および各種エラー状態を報知するためのランプ13〜15の発光態様は、パチンコ機1内に備えられ、メイン基板31に接続されたランプ制御基板33(図3参照)によって制御されるようになっている。一方、貸出エラー表示ランプ875の発光態様は、払出制御基板32によって制御されるようになっている。
図3は、エラー時の各基板31,32,33による制御の流れを説明するためのブロック図である。
【0030】
遊技中に入賞した場合、メイン基板31は、賞球を払い出す旨のコマンド(賞球払出コマンド)を払出制御基板32に送信する。一方、貸出ボタン871が押操作され、その旨の信号が払出制御基板32を経由して台間機2に入力された場合(このとき、信号は払出制御基板32を通過するだけで、特に処理は行われない)、台間機2は、貸球を払い出す旨のコマンド(貸球払出コマンド)を払出制御基板32に送信する。これらのコマンドを受信した払出制御基板32は、賞球払出装置40または貸球払出装置50に、それらの装置における遊技球の払出しを行う際に駆動されるモータ(図示せず)に対する駆動信号を送信する。
【0031】
賞球払出装置40および貸球払出装置50から払い出される遊技球の数は、それぞれ、賞球検出センサ41および貸球検出センサ51により検出できるようになっている。すなわち、賞球払出装置40または貸球払出装置50から1球ずつ遊技球が払い出されるごとに、賞球検出センサ41または貸球検出センサ51で検出され、払出制御基板32およびメイン基板31に検知信号が送信される。
以下では、図3を参照して、各種エラー(受け皿満杯エラー、賞球過剰払出エラー、賞球過少払出エラー、賞球切れエラー、貸球払出未検出エラー、貸球切れエラー)が発生した場合の制御内容を具体的に説明する。
【0032】
まず、受け皿満杯エラーが発生した場合の制御内容を説明する。
球払出口9には、受け皿8が満杯であるか否かを検知するための受け皿満杯スイッチ88が備えられている。受け皿8が満杯の場合には、球払出口9付近の遊技球によって、受け皿満杯スイッチ88のアクチュエータが押圧され、受け皿満杯スイッチ88がオンするようになっている。受け皿満杯スイッチ88は、たとえばメイン基板31に接続されている。
【0033】
受け皿8が満杯になると、受け皿満杯スイッチ88からメイン基板31にオン信号が送信される。このオン信号を受信したメイン基板31は、そのマイクロコンピュータによって、受け皿満杯エラーが生じたと判別し、その旨のエラーコマンド(受け皿満杯コマンド)を払出制御基板32およびランプ制御基板33に送信する。
受け皿満杯コマンドを受信した払出制御基板32は、賞球払出装置40または貸出払出装置50からの遊技球の払出しを停止させる。一方、受け皿満杯コマンドを受信したランプ制御基板33は、受け皿満杯ランプ13を点灯させることにより、受け皿満杯エラーが生じた旨を報知する。
【0034】
次に、賞球過剰払出エラーが発生した場合の制御内容を説明する。
払出制御基板32は、賞球検出センサ41からの検知信号をカウントしていて、賞球として払い出すべき遊技球の数がカウントされた時点で賞球払出装置40のモータを停止させることにより、所望の数の賞球を賞球払出装置40から払い出すことができるようになっている。
メイン基板31も、賞球検出センサ41からの検知信号をカウントしている。メイン基板31における賞球のカウント数が、賞球として払い出すべき遊技球の上限数(たとえば、一度に255個)を超えた場合には、メイン基板31は、そのマイクロコンピュータによって、賞球過剰払出エラーが生じたと判別し、その旨のエラーコマンド(賞球過剰払出コマンド)を払出制御基板32およびランプ制御基板33に送信する。
【0035】
賞球過剰払出コマンドを受信したランプ制御基板33は、賞球過剰払出ランプ15を点灯させることにより、賞球過剰払出エラーが生じた旨を報知する。
次に、賞球過少払出エラーが発生した場合の制御内容を説明する。
メイン基板31における賞球のカウント数が、賞球として払い出すべき所望の数に満たない場合には、メイン基板31は、そのマイクロコンピュータによって、賞球過少払出エラーが生じたと判別し、その旨のエラーコマンド(賞球過少払出コマンド)を払出制御基板32およびランプ制御基板33に送信する。
【0036】
賞球過少払出コマンドを受信した払出制御基板32は、賞球払出装置40からのゆっくりとした3球分の賞球の払出動作を、一定間隔(たとえば、30秒)を空けて繰り返し行うことにより、不足分の賞球の補充を試みる。そして、追加払出が正常に行われた場合には、賞球のカウント数が所望の数に達した時点で、賞球払出装置40からの賞球の払出しを停止させる。
一方、賞球過少払出コマンドを受信したランプ制御基板33は、賞球過少払出ランプ14を点灯させることにより、賞球過少払出エラーが生じた旨を報知する。
【0037】
次に、賞球切れエラーが発生した場合の制御内容を説明する。
球循環機構から賞球払出装置40に供給される遊技球が不足しているか否かは、賞球切れセンサ42によって検知される。賞球払出装置40への賞球の供給が不足している場合には、その旨の信号が賞球切れセンサ42からメイン基板31および払出制御基板32に送信される。この信号を受信したメイン基板31は、そのマイクロコンピュータによって、賞球切れエラーが生じたと判別し、その旨のエラーコマンド(賞球切れコマンド)を払出制御基板32およびランプ制御基板33に送信する。
【0038】
賞球切れコマンドを受信した払出制御基板32は、賞球払出装置40からの賞球の払出しを停止させる。一方、賞球切れコマンドを受信したランプ制御基板33は、賞球過少払出ランプ14を点滅させることにより、賞球切れエラーが生じた旨を報知する。
以上のように、賞球の払出に関するエラー(賞球過剰払出エラー、賞球過少払出エラー、賞球切れエラー)は、メイン基板31が検知するので、払出制御基板32が故障した場合や、払出制御基板32に対して不正行為が行われた場合などでも、エラー報知を確実に行うことができる。
【0039】
次に、貸球払出未検出エラーが発生した場合の制御内容を説明する。
払出制御基板32は、貸球検出センサ51からの検知信号をカウントしていて、貸球として払い出すべき遊技球の数がカウントされた時点で貸球払出装置50のモータを停止させることにより、所望の数の貸球を貸球払出装置50から払い出すことができるようになっている。
払出制御基板32における貸球のカウント数が、貸球として払い出すべき所望の数(たとえば、有価価値100円分につき25個)に満たない場合には、払出制御基板32は、そのマイクロコンピュータによって、貸球払出未検出エラーが生じたと判別する。
【0040】
貸球払出未検出エラーが生じたと判別した払出制御基板32は、貸球払出装置50からのゆっくりとした3球分の貸球の払出動作を、一定間隔(たとえば、30秒)を空けて繰り返し行うことにより、不足分の貸球の補充を試みる。そして、追加払出が正常に行われた場合には、貸球のカウント数が所望の数に達した時点で、貸球払出装置50からの貸球の払出しを停止させる。
また、貸球払出未検出エラーが生じたと判別した払出制御基板32は、貸出エラー表示ランプ875を点灯させることにより、貸球払出未検出エラーが生じた旨を報知する。
【0041】
次に、貸球切れエラーが発生した場合の制御内容を説明する。
球循環機構から貸球払出装置50に供給される遊技球が不足しているか否かは、貸球切れセンサ52によって検知される。貸球払出装置50への貸球の供給が不足している場合には、その旨の信号が貸球切れセンサ52からメイン基板31および払出制御基板32に送信される。この信号を受信した払出制御基板32は、そのマイクロコンピュータによって、貸球切れエラーが生じたと判別する。
【0042】
貸球切れエラーが生じたと判別した払出制御基板32は、貸球払出装置50からの貸球の払出しを停止させる。また、貸球切れエラーが生じたと判別した払出制御基板32は、貸出エラー表示ランプ875を点滅させることにより、貸球切れエラーが生じた旨を報知する。
以上の実施形態では、賞球払出装置40および貸球払出装置50に関していかなる不具合が発生したとしても、それらを全てパチンコ機1の前面に表示することができるので、種々の不具合をパチンコ機1の前面側から容易に認識できる。
【0043】
この発明は、以上の実施形態の内容に限定されるものではなく、請求項記載の範囲内において種々の変更が可能である。
たとえば、エラー報知は、LED素子からなるランプ13〜15,875によるものに限らず、液晶表示器や7セグメント表示器などの他の表示器を用いたものであってもよい。
賞球払出装置40と貸球払出装置50とは、1つの払出手段によって兼用されていてもよい。この場合、賞球切れセンサ42と貸球切れセンサ52とは、たとえば、球循環機構から供給される遊技球を受けるための球タンクなどに備えられた1つのセンサによって兼用されていてもよい。
【0044】
メイン基板31で検知したエラー状態に関する情報を、遊技店に設置されたすべての遊技機(パチンコ機やパチスロ機)を統括するホストコンピュータに送信するような構成となっていてもよい。この場合、ホールコンピュータの表示画面を見るだけで、どの遊技機にどのようなエラー状態が生じたかを容易に認識することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係る遊技装置の外観構成を示す正面図である。
【図2】受け皿の外観構成を示す図である。
【図3】エラー時の各基板による制御の流れを説明するためのブロック図である。
【符号の説明】
1 パチンコ機
14 賞球過少払出ランプ
15 賞球過剰払出ランプ
31 メイン基板
32 払出制御基板
40 賞球払出装置
50 貸球払出装置
875 貸出エラー表示ランプ
Claims (7)
- 遊技球を用いて遊技を行うパチンコ機であって、
遊技球が入賞したことに応じて、賞球としての遊技球を払い出す賞球払出手段と、
遊技球の貸出要求に応じて、貸球としての遊技球を払い出す貸球払出手段と、上記パチンコ機の前面側に備えられ、上記賞球払出手段および貸球払出手段に関する不具合が発生したときに、当該不具合を表示するための不具合表示手段とを含むことを特徴とするパチンコ機。 - 上記不具合表示手段は、上記賞球払出手段に関する不具合を表示するための賞球不具合表示器と、上記貸球払出手段に関する不具合を表示するための貸球不具合表示器とを含むことを特徴とする請求項1記載のパチンコ機。
- 上記賞球不具合表示器は、上記賞球払出手段に生じた払出過剰、払出過少、払出の中断もしくは中止、および払出不能を表示するものであることを特徴とする請求項2記載のパチンコ機。
- 上記貸球不具合表示器は、上記貸球払出手段に生じた払出過剰、払出過少、払出の中断もしくは中止、および払出不能を表示するものであることを特徴とする請求項2または3記載のパチンコ機。
- 上記賞球不具合表示器と貸球不具合表示器とは、上記パチンコ機の前面側において離れた位置に配置されていることを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載のパチンコ機。
- メイン制御部およびサブ制御部を含み、
上記メイン制御部は、上記賞球不具合表示器の表示を制御し、
上記サブ制御部は、上記貸球不具合表示器の表示を制御することを特徴とする請求項2〜5のいずれかに記載のパチンコ機。 - 上記賞球払出手段および貸球払出手段は、1つの払出手段によって兼用されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のパチンコ機。
Priority Applications (1)
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JP2002268667A JP2004105280A (ja) | 2002-09-13 | 2002-09-13 | パチンコ機 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2002268667A JP2004105280A (ja) | 2002-09-13 | 2002-09-13 | パチンコ機 |
Publications (1)
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JP2013198781A (ja) * | 2013-07-05 | 2013-10-03 | Daito Giken:Kk | 遊技台 |
JP2015002991A (ja) * | 2014-06-04 | 2015-01-08 | 株式会社大都技研 | 遊技台 |
-
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- 2002-09-13 JP JP2002268667A patent/JP2004105280A/ja active Pending
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JP2012232004A (ja) * | 2011-05-05 | 2012-11-29 | Heiwa Corp | 遊技機 |
JP2013198781A (ja) * | 2013-07-05 | 2013-10-03 | Daito Giken:Kk | 遊技台 |
JP2015002991A (ja) * | 2014-06-04 | 2015-01-08 | 株式会社大都技研 | 遊技台 |
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