JP3734881B2 - 遊技用装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊技用装置に関し、詳しくは、有価価値を特定可能な情報が記録された遊技者所有の記録媒体を受付けて、該受付けた記録媒体により特定される有価価値から所定の大きさの引落有価価値を減算更新し、前記引落有価価値の大きさに相当する引落持点を使用した遊技を可能にするための処理をする減算更新処理手段を含む遊技用装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の遊技用装置として従来から一般的に知られているものに、たとえば、有価価値を特定可能な情報が記録された遊技者所有の記録媒体を受付けて、該受付けた記録媒体により特定される有価価値から所定の大きさの引落有価価値を減算更新し、前記引落有価価値の大きさに相当する引落持点を使用した遊技を可能にするための処理をする減算更新処理手段を含む遊技用装置があった。そして、たとえば遊技者が前記有価価値の引落操作を行なうと前記有価価値から所定の大きさの引落有価価値が減算更新され、前記引落有価価値の大きさに相当する引落持点を使用した遊技が可能となるように構成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
一方、近年においては不当な利益を得ることを目的にして偽造された記録媒体を不正使用する者が増加しており、問題となっている。
【0004】
そこで従来においては、記録媒体の照合方法をより強化するなどして、このような不正使用者の摘発にあたっている。記録媒体の照合により、偽造された記録媒体であるか否かを判別さえできれば、たとえば遊技用装置から警報を発するなどして不正使用者を摘発することが可能となる。
【0005】
しかしながら、それにも増して偽造が巧みに行なわれるため、記録媒体の照合で検出できない大量の偽造された記録媒体が前記遊技用装置で何らの制限なく使用されてしまい、健全なる遊技場経営が阻害されるという問題が生じていた。すなわち、従来においては、照合方法の強化を図ることのみをもってして不正行為を防止せんとしていたがために、偽造を行なう側とそれを摘発する側とのいたちごっこが際限なく続くばかりであり、問題の解決には至っていないのである。
【0006】
一方、不正使用者の多くは、確実に利益を得るために、偽造された記録媒体から引落した引落持点をほとんど遊技に使用することなく、持ち去ってしまうという事実がある。
【0007】
本発明は係る実情に鑑み考え出されたものであり、照合方法などの観点より前記問題を解決することを試みるのではなく、正規の前記記録媒体を使用する者と偽造された記録媒体を不正使用する者との間において一般的に認められる使用行為の相違点に着目し、当該相違点に基づいて不正使用が行なわれている可能性があるか否かを判定可能な遊技用装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の本発明は、有価価値を特定可能な情報が記録された遊技者所有の記録媒体を受付けて、該受付けた記録媒体により特定される有価価値から所定の大きさの引落有価価値を減算更新し、前記引落有価価値の大きさに相当する引落持点を使用した遊技を可能にするための処理をする減算更新処理手段と、
前記記録媒体が受付けられている受付期間における前記引落持点の総数が、遊技に使用された持点の総数よりも所定数以上多いか否かを、前記受付期間において定期的に判定する判定手段と、
該判定手段により前記引落持点の総数が遊技に使用された持点の総数よりも所定数以上多いと判定された場合に、前記判定手段により前記引落持点の総数が遊技に使用された持点の総数よりも所定数以上多くないと判定されるまでの間、その旨を報知する報知手段とを含むことを特徴とする。
【0009】
請求項2に記載の本発明は、有価価値を特定可能な情報が記録された遊技者所有の記録媒体を受付けて、該受付けた記録媒体により特定される有価価値から所定の大きさの引落有価価値を減算更新し、前記引落有価価値の大きさに相当する引落持点を使用した遊技を可能にするための処理をする減算更新処理手段と、
前記記録媒体の排出要求に基づいて、前記記録媒体が受付けられている受付期間における前記引落持点の総数が、遊技に使用された持点の総数よりも所定数以上多いか否かを判定する判定手段と、
該判定手段により前記引落持点の総数が遊技に使用された持点の総数よりも所定数以上多いと判定された場合に、前記記録媒体の排出を不能動化する不能動化手段と
該不能動化手段による不能動化後、前記判定手段により前記引落持点の総数が遊技に使用された持点の総数よりも所定数以上多くないと判定された場合に、前記記録媒体の排出を能動化する能動化手段とを含むことを特徴とする。
【0013】
【作用】
請求項1に記載の本発明によれば、減算更新処理手段の働きにより、受付けられた記録媒体により特定される有価価値から所定の大きさの引落有価価値を減算更新し、前記引落有価価値の大きさに相当する引落持点を使用した遊技を可能にするための処理がなされる。判定手段の働きにより、前記記録媒体が受付けられている受付期間における前記引落持点の総数が、遊技に使用された持点の総数よりも所定数以上多いか否かが前記受付期間において定期的に判定される。該判定手段により前記引落持点の総数が遊技に使用された持点の総数よりも所定数以上多いと判定された場合に、前記判定手段により前記引落持点の総数が遊技に使用された持点の総数よりも所定数以上多くないと判定されるまでの間、報知手段の働きにより、その旨が報知される。
【0014】
請求項2に記載の本発明によれば、減算更新処理手段の働きにより、受付けられた記録媒体により特定される有価価値から所定の大きさの引落有価価値を減算更新し、前記引落有価価値の大きさに相当する引落持点を使用した遊技を可能にするための処理がなされる。判定手段の働きにより、前記記録媒体の排出要求に基づいて、前記記録媒体が受付けられている受付期間における前記引落持点の総数が、遊技に使用された持点の総数よりも所定数以上多いか否かが前記受付期間において定期的に判定される。該判定手段により前記引落持点の総数が遊技に使用された持点の総数よりも所定数以上多いと判定された場合に、不能動化手段の働きにより、前記記録媒体の排出が不能動化される。不能動化手段による不能動化後、前記判定手段により前記引落持点の総数が遊技に使用された持点の総数よりも所定数以上多くないと判定された場合に、能動化手段により前記記録媒体の排出が能動化される。
【0018】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は、その内部にパチンコ玉が封入された玉封入式の弾球遊技機1、およびこれと対応して設けられたカードユニット2の正面図である。また図2は、弾球遊技機1の前面盤3に対して突出する態様で設けられた操作部5の上面図である。
【0019】
カードユニット2は、弾球遊技機1に対応してその側面に弾球遊技機毎に設けられている。たとえば図1においては、弾球遊技機1の図面に向かって左側面にカードユニット2が設けられており、当該カードユニット50が右側の弾球遊技機1と対応していることが連結方向指示器20の点灯により表示される。
【0020】
利用可ランプ18が点灯しており、カードユニット2が利用可能状態にあることを確認して遊技者が自己の持点カードをカード挿入・排出口22に挿入すれば、カード挿入表示ランプ21が点灯表示する。
【0021】
ここで持点カードについて説明する。図3を参照して、持点カードには、持点カードが発行された遊技場を特定するための店番号、持点カードを特定するためのカード番号、持点カードを入手した際に遊技場に支払った金額に応じてその上限が定められる残高金額(カード残高)、遊技者がこれまでに弾球遊技機1における遊技の結果として得た持点数、持点カードが不正に使用されている恐れがあるか否かを示す変換異常情報、持点カードの記録情報が更新された日付、持点カードが正規のものであるか否かを照合する際に用いられるセキュリティコードが記録されている。持点カードは、たとえば、遊技場のカウンタあるいは持点カード販売機において購入可能である。
【0022】
再び、図1を参照して、持点カードがカード挿入・排出口22に挿入されれば、その記録情報がカードリーダライタ23により読取られて操作部5に設けられた残高表示部49(図2参照)にカード残高が表示される。なお、カードユニット2に設けられた端数スイッチ19を押圧操作することにより、カード残高の端数を残高表示部49に表示させることができる。
【0023】
遊技者が変換スイッチ47(図2参照)を押圧操作すれば、カード残高が所定値以上であることを条件に予め定められたカード残高数(たとえば500円分)が引落されて所定数の引落持点(たとえば125点)が遊技者に与えられる。その引落持点数は、持点表示部50(図2参照)に加算更新表示される。また、残高表示部49では、引落された残高数分だけカード残高が減算更新表示される。さらに、引落処理の発生した旨を表わす引落情報が通信部17からホールコンピュータへ送信される。
【0024】
持点表示部50に持点の存在する状態で遊技者が打球操作ハンドル6を操作すれば、弾球遊技機1内に封入されているパチンコ玉が1発ずつ遊技領域7内に打込まれる。打込まれたパチンコ玉は発射玉検出器25により1つずつ検出され、検出のあるごとに持点表示部50の持点数が1つずつ減算更新される。
【0025】
発射勢いが弱すぎて遊技領域7にまで到達しなかったパチンコ玉はファール玉入口26より回収され、遊技盤の裏面に設けられたファール玉検出器33(図4参照)で検出される。ファール玉が検出されるごとに持点表示部50の持点数が1つずつ加算更新される。これにより、遊技者は打玉が遊技領域7にまで到達する機会を得ることなく減算更新された持点を有効に再度使用することができる。
【0026】
遊技領域7に打込まれた打玉が始動入賞口8に入賞すれば、その入賞が始動入賞玉検出器9で検出される。始動入賞玉検出器9で始動入賞が検出されれば、可変表示装置10で図柄の可変表示が開始される。そして、可変表示装置10の可変停止結果が予め定められた特定の表示態様(たとえば777)となればいわゆる大当りが発生する。大当りが発生すれば、ソレノイド13が励磁されて可変入賞球装置11に設けられた開閉板12が開成状態となり、遊技者にとって有利な第1の状態となる。この第1の状態がパチンコ玉の可変入賞球装置11への所定個数(たとえば10個)の入賞、あるいは所定期間(たとえば30秒間)の経過のうち、いずれか早い方の条件が成立することにより終了して遊技者に不利な第2の状態、すなわち、開閉板12が閉成した状態となる。
【0027】
可変入賞球装置11が第1の状態となっている期間中に可変入賞球装置11内に進入したパチンコ玉は特定入賞玉検出器14あるいは入賞個数検出器15により検出される。パチンコ玉が特定入賞玉検出器14により検出されれば、その回の可変入賞球装置11の第1の状態が終了するのを待って再度可変入賞球装置11を第1の状態に制御する繰返し継続制御が行なわれる。この繰返し継続制御の上限回数はたとえば16回と定められている。
【0028】
その他、遊技領域7には、通常入賞口16が設けられている。
打玉が始動入賞口9や通常入賞口16、あるいは可変入賞球装置11に入賞すれば、その入賞に応じて所定数の持点が遊技者に付与される。遊技者に付与された持点は持点表示部50に加算更新表示される。また、いずれの入賞口にも入賞しなかったパチンコ玉はアウト口29より回収される。
【0029】
なお、24はアナログ表示部であり、持点表示部50に表示されている持点数がランプの点灯量により表示される。また、4は透明板保持枠であり、遊技領域7の前面を覆う透明板を保持している。
【0030】
弾球遊技機1における遊技を終了する場合には、返却精算スイッチ48(図2参照)を押圧操作すればよい。これにより、持点表示部50に表示されている持点が、遊技開始前に持点カードに記録されていた持点に加算更新されて記録されるとともに、残高表示部49に表示されている残高がカード残高として持点カードに更新記録される。そして、これらの更新記録の終了した持点カードがカード挿入・排出口22より排出される。
【0031】
持点カードに記録されている持点は、その大きさに応じた所定の景品あるいは現金と交換することが可能である。したがって、たとえばカード残高に関する情報部分が不正に改変された持点カードを不当な利益を得る目的で使用する不正使用者の多くは、持点カードから不正に引落した持点を遊技にほとんど使用することなく金品などと交換するものと考えられる。
【0032】
そこで本実施形態に係る弾球遊技機1およびカードユニット2は、持点カードのカード残高を利用して引落された引落持点数と弾球遊技機1に打込まれた打込玉数とを遊技期間中、累積的に計数して、引落持点(変換持点)の総数に対して打込玉の総数が所定数以上とならない限り、持点カードを排出させることができないように構成されている。より具体的には、引落持点(変換持点)の総数から打込玉の総数を差し引いた引落残数が250点よりも大きい限り、返却精算スイッチ48が押圧されても持点カードのカード情報の更新処理および持点カードの排出処理を実行しないように構成されている。
【0033】
したがって、遊技を行なうことなく持点カードから大量に不正の持点を引落して当該引落持点を持点カードに記録し、その持点カードを利用して不当利益を得るなどという行為が行なわれることを防止できる。
【0034】
さらに、本実施形態に係る弾球遊技機1およびカードユニット2は、引落残数が所定値(250点)を超える場合に、その旨を表わす異常変換報知情報をホールコンピュータへ送信するように構成されている。遊技場の係員などは、ホールコンピュータを通じて異常変換報知情報が出力されている弾球遊技機1およびカードユニット2を特定することができる。これにより、長期にわたり異常変換報知情報が出力されている場合には、その出力先において持点カードの不正使用行為が行なわれている可能性のあることを把握できる。
【0035】
図4は、図1に示した弾球遊技機1およびカードユニット2の全体裏面図である。
【0036】
図1に示した通常入賞口16や始動入賞口8、あるいは可変入賞球装置11内に進入した入賞玉は遊技盤の裏面に導かれて入賞玉集合樋27に案内される。一方、アウト口29より回収されたアウト玉はアウト玉誘導樋30で誘導されて、入賞玉検出器28で検出された入賞玉と合流する。そして、アウト玉および入賞玉は打込玉検出器31で検出された後、打込玉集合樋32に案内される。また、ファール玉入口26より回収されたファール玉はファール玉検出器33で検出された後、打込玉集合樋32に案内される。
【0037】
打込玉集合樋32に案内された打玉は傾斜に沿って発射玉供給口34へ導かれる。遊技者が打球操作ハンドル6(図1参照)を操作すれば打球モータ40が駆動し、ハンマ41が間欠揺動される。ハンマ41の間欠揺動に伴って発射玉供給口34に案内されたパチンコ玉が1発ずつ遊技領域7(図1参照)へ弾発発射される。以上のようにして、弾球遊技機1内に封入されているパチンコ玉が繰返し循環して遊技に使用されている。
【0038】
遊技場の係員などが所定の玉抜スイッチ(図示省略)を操作すればソレノイド36が励磁され、打込玉集合樋32の一部を形成している回動板35が所定角度回動し、玉抜樋37と打込玉集合樋32とを連通させる。これにより、打込玉検出器31で検出された後、打込玉集合樋32へ案内されるパチンコ玉は発射玉供給口34へ誘導されることなく玉抜樋37へ導かれる。玉抜樋37へ導かれたパチンコ玉は弾球遊技機1外部へ排出される。
【0039】
38は遊技用制御基板であり、各種遊技内容の制御を行なう遊技用マイクロコンピュータ46(図5参照)が設けられている。また、39は持点用制御基板であり、持点の制御を行なうための持点制御用マイクロコンピュータ45(図5参照)が設けられている。
【0040】
図5は、図1に示した弾球遊技機1およびカードユニット2のブロック図である。カードユニット制御部42は、カードユニット2に異常のないことを条件に利用可ランプ18を点灯させる。カードユニット2に持点カードを挿入すればその持点がカードリーダライタ23のカード搬送機構43で搬送されてその記録情報がカードリーダライタ23で読取られる。また、持点カードが挿入された旨が挿入検出スイッチ44で検出され、その検出信号がカードユニット制御部42に入力される。カードユニット制御部42は、これを受信してカード挿入表示ランプ21を点灯表示させる。
【0041】
一方、カードリーダライタ23で読取られた記録情報はカードユニット制御部42に入力され、記憶される。また、カードユニット制御部42は、持点カードから読取られた情報をもとにして残高表示部49にカード残高を表示させる。
【0042】
端数スイッチ19が操作されればカードユニット制御部42はカード残高の端数を残高表示部49に表示させる制御を行なう。また、カードユニット制御部42は、予め入力された情報に基づいて連結方向表示器20を点灯表示させる。
【0043】
変換スイッチ47が押圧操作されれば、その押圧操作に基づいて出力される変換要求信号がカードユニット制御部42に入力される。カードユニット制御部42は、この変換要求信号が入力された旨を検出する。そして、カードユニット制御部42は、持点制御用マイクロコンピュータ45に変換要求信号を送信する。持点制御用マイクロコンピュータ45はこれを受信して持点の加算更新処理を実行する。持点制御用マイクロコンピュータ45内には、カードユニット制御部42からの変換要求信号に応じて引落した持点(引落持点)数を累積的に記憶するための引落持点総数計数カウンタと、遊技状況に応じてその大きさが変化する遊技者所有の持点数、すなわち、打玉の入賞により獲得した持点数と引落持点数とを足し合わせた持点数から打込玉数を差し引いた持点数を累積的に記憶するための持点数計数カウンタとが設けられている。持点制御用マイクロコンピュータ45は、カードユニット制御部42より入力された変換要求信号に基づいて引落持点総数計数カウンタおよび持点数計数カウンタに所定数(125点)を加算する。また、加算更新後の持点数計数カウンタのカウンタ値を持点表示部50に表示させる。そして、持点制御用マイクロコンピュータ45は、これらの持点の加算更新処理を終了すれば、カードユニット制御部42に変換終了信号を送信する。カードユニット制御部42はこれを受信して、カード残高の減算更新処理を実行する。すなわち、カードユニット制御部42に記憶されているカード残高から所定数(500円相当)のカード残高を減算更新し、残高表示部49の表示を減算更新後の表示に切換える。
【0044】
遊技が開始され、発射玉検出器25でパチンコ玉が1発ずつ検出されるごとに持点制御用マイクロコンピュータ45は、持点数計数カウンタのカウンタ値を1つずつ減算更新し、その更新結果を持点表示部50に表示させる。ファール玉検出器33でファール玉が検出されれば、持点制御用マイクロコンピュータ45は記憶している持点数計数カウンタのカウンタ値を1つずつ加算更新するとともにその加算更新結果を持点表示部50に表示させる。入賞玉検出器28で入賞玉が検出されれば、持点制御用マイクロコンピュータ45は、所定数の持点数を持点数計数カウンタのカウンタ値に加算更新するとともに、その加算更新結果を持点表示部50に表示させる。打込玉検出器31で打込玉が検出されれば、その検出信号が持点制御用マイクロコンピュータ45に入力される。持点制御用マイクロコンピュータ45は、これを検出して、打込玉総数をカウントする。なお、持点制御用マイクロコンピュータ45内には、打込玉総数をカウントするための打込玉総数計数カウンタが設けられている。
【0045】
また、持点制御用マイクロコンピュータ45は、持点数計数カウンタの値を遊技用マイクロコンピュータ46に送信するとともに、持点数の大きさに応じてアナログ表示部51を表示制御する。
【0046】
持点制御用マイクロコンピュータ45は、定期的に、引落持点総数計数カウンタのカウンタ値から打込玉総数計数カウンタのカウンタ値を減算する処理を実行する。そして、その減算結果が250よりも大きい場合には、持点制御用マイクロコンピュータ45内の異常変換報知フラグをオンとして記憶する。一方、250以下である場合には、異常変換報知フラグをオフとして記憶する。そして、持点制御用マイクロコンピュータ45は、異常変換報知フラグがオンである限り、カードユニット制御部42に異常変換報知情報を出力する。カードユニット制御部42はこれを受信して、異常変換報知情報を通信部17へ送信する。通信部17は、異常変換報知情報をホールコンピュータへ送信する。異常変換報知情報は、異常変換報知フラグがオフに更新されることに伴って、その出力が停止される。
【0047】
返却精算スイッチ48が押圧操作されれば、排出要求信号がカードユニット制御部42を介して持点制御用マイクロコンピュータ45へ入力される。排出要求信号が持点制御用マイクロコンピュータ45で検出されれば、持点制御用マイクロコンピュータ45は異常変換報知フラグがオンであるかオフであるかを判断する。異常変換報知フラグがオフの場合には、持点制御用マイクロコンピュータ45は、排出許容信号と持点数計数カウンタのカウンタ値とをカードユニット制御部42に送信する。カードユニット制御部42はこれらを受信して持点カードの記録情報の書換えを行なう。そして、書換え終了後、持点カードをカードリーダライタ23より外部へ排出させる。
【0048】
一方、持点制御用マイクロコンピュータ45内の異常変換報知フラグがオンである場合には、変換要求信号に基づいたこれらの処理は実行されない。
【0049】
図6は、景品交換処理装置の構成を示す図である。遊技者が持点カードに記録されている持点数を用いて所定の景品交換をしたい場合には、たとえば景品交換用の所定のカウンタの係員に持点カードを手渡す。持点カードをカード挿入口52に挿入すれば、その記録情報がカードリーダライタ53に読取られてディスプレイ55に表示される。遊技者がカウンタに展示されている景品の中から所望の景品を選択すれば、係員の操作によってその景品に付されたバーコードがスキャナ56で読取られ、景品の種類や景品交換に必要な持点数などの情報がディスプレイ55に表示される。遊技場の係員などが遊技者の了承を得てキーボード57より景品選択確定操作を行なえば、持点カードの持点数が景品交換に必要な持点数だけ減算更新される。なお、54は、以上の処理を制御するための制御部である。
【0050】
図7および図8は、図5に示した持点制御用マイクロコンピュータ45により実行される各種処理の手順を示すフローチャートである。以下に説明する各フローチャートに基づく処理内容は、持点制御用マイクロコンピュータ45内に構成されているROMに記憶されている。
【0051】
図7は、異常変換報知処理の処理手順を示すフローチャートである。まず、S1において持点カードが挿入されているか否かが判断される。持点カードが挿入されていない場合には、処理が終了する。一方、持点カードが挿入されている場合には、S2に進む。S2では、変換持点(引落持点)数と打込玉数とをカウントする処理が実行される。具体的には、打込玉が打込玉検出器31で検出され、打込玉総数計数カウンタのカウンタ値が更新される。さらに、持点カードから持点が引落されれば、引落持点総数計数カウンタのカウンタ値が更新される。
【0052】
次にS3に進み、(変換持点数−打込玉数>250)であるか否かが判断される。より具体的には、引落持点総数計数カウンタのカウンタ値から打込玉総数計数カウンタのカウンタ値を差引いた値が250よりも大きいか否かが判断され、大きい場合には、異常変換報知フラグがオンに更新される。そして、異常変換報知フラグがオンの場合には、S4に進み、異常変換報知情報が持点制御用マイクロコンピュータ45からカードユニット制御部42へ送信される。そして、処理が終了する。一方、S3においてNOと判断された場合には、異常変換報知フラグがオフに更新された後、異常変換報知情報を出力することなく、処理が終了する。
【0053】
図8は、排出許容判定処理の処理手順を示すフローチャートである。この処理手順により、持点カードの排出要求を許容するか否かが制御される。まず、S101において排出要求信号が検出されたか否かが判断される。排出要求信号が検出されていない場合には、処理が終了する。一方、排出要求信号が検出された場合には、S102にすすみ、(変換持点数−打込玉数>250)であるか否かが判断される。より具体的には、異常変換報知フラグがオンであるか否かが判断される。そして、NOと判断された場合には、S104に進み、持点制御用マイクロコンピュータ45からカードユニット制御部42に排出許容信号が出力された後、処理が終了する。一方、S102においてYESと判断された場合には、そのまま処理が終了する。
【0054】
図9および図10は、これまで説明した弾球遊技機1およびカードユニット2の処理に対し、その変形例を示すフローチャートである。
【0055】
まず、図9は、持点カードがカードユニット50から排出される際に実行されるカード排出処理の処理手順を示す。このカード排出処理は、カードユニット2のカードユニット制御部42により実行される。
【0056】
S201において、排出要求があったか否かが判断される。具体的には、返却精算スイッチが押圧操作され、排出要求信号がカードユニット制御部42に入力されたか否かが判断される。すなわち、この変形例においては、排出要求信号はカードユニット制御部42により検出される。排出要求信号が検出されなかった場合には、そのまま処理が終了する。一方、排出要求信号が検出された場合には、S202に進む。S202では、(変換持点数−打込玉数>250)であるか否かが判断される。すなわち、この変形例においては、カードユニット制御部42内に、引落持点総数計数カウンタ,打込玉総数計数カウンタ,異常変換報知フラグが記憶されている。なお、打込玉数については、図5において打込玉検出器31の検出出力が持点制御用マイクロコンピュータ45を介してカードユニット制御部42に入力される。
【0057】
S202においてYESの判断がなされた場合には、S203に進む。S203では、持点の更新処理が行なわれるとともに、異常変換情報を持点カードに記録するための処理が実行される。持点の更新処理とは、遊技者が遊技を行なう以前に既に獲得していた持点に今回の遊技で獲得した持点を加算更新するための処理である。異常変換情報をカードに記録するための処理とは、変換異常情報(図3参照)を「1」としてカードに記録させるための処理である。
【0058】
S203の処理の後、あるいはS202においてNOの判断がされた後、S204に進む。S204では、持点カードに情報を書込むカード書込処理が実行される。次にS205に進み、カード排出処理が実行され、処理が終了する。
【0059】
図10は、図9に示したカード排出処理の処理手順に関連して景品交換処理装置51(図6参照)で実行される異常変換検出処理の処理手順を示すフローチャートである。
【0060】
まず、S301において、持点カードが挿入されたか否かが判断される。持点カードが挿入されていない場合には、処理が終了する。一方、持点カードが挿入されている場合には、S302に進み、記録情報が読取られる。次にS303に進み、異常変換の記録があるか否かが判断される。具体的には、持点カードの変換異常情報(図3参照)が1であるか否かが判断される。1でない場合には、処理が終了する。一方、1である場合には、S304に進み、異常変換報知が行なわれる。具体的には、景品交換処理装置51のディスプレイ55に異常変換の記録がある旨の表示がなされる。
【0061】
これにより、遊技場の係員などは、不正行為の可能性が高いと判断して、持点カードを改めるなどし、不正行為が行なわれていないか否かを確認することができる。
【0062】
次に、以上説明した実施形態の変形例や特徴点を以下に列挙する。
(1) 図3において説明したように、持点カードには持点数が直接記録されるように構成した。しかしながら、これに代えて持点数はホールコンピュータで管理されるように構成してもよい。この場合には、持点カードに記録されているカード番号別にホールコンピュータで持点が管理されるように構成すればよい。なお、同様にカード残高についてもホールコンピュータ側で管理されるように構成してもよい。
【0063】
(2) 持点カードに記録される持点は、その持点を獲得した当日限りのみ有効なものとして取扱うように構成してもよい。あるいは、当日に限ることなく有効なものとして取扱うように構成して、持点数を長期にわたり更新できるように構成してもよい。また、持点カードに記録されている持点を利用して再遊技を行なうことが可能であるように構成してもよい。
【0064】
(3) 持点カードに記録される持点は、持点カードの残高金額から引落した引落持点に入賞口への打玉の入賞に伴って遊技者に払出された持点を加えた値から遊技に使用した持点(パチンコ玉の打込数)を差引いた値である。そこで、持点カードにこれらの3種類の持点を合わせて記録するように構成してもよい。少なくとも、引落持点数と遊技に使用した持点数(打込玉数)とを記録しておくことにより、その持点カードを利用して図7のS3に示した判断(変換持点数−打込玉数>250)を行なうことが可能となる。この場合には、景品交換処理装置51の処理の一例として説明した異常変換検出処理(図10参照)のS303において、異常変換の記録があるか否かを判断する代わりに、持点カードに記録されている引落持点数(変換持点数)および打込玉数に基づいて図9のS202に示したような判断処理(変換持点数−打込玉数>250)を行なうように構成できる。このように構成した場合には、景品交換処理装置51の異常変換検出処理のために持点カードに変換異常情報を記録する必要がなくなる。
【0065】
(4) 図7に示した異常変換報知処理の処理手順においては、S3の判断は定期的に行なわれるように構成した。しかしながら、これに代えて、持点カードの排出要求信号があったときにのみ、判断が行なわれるように構成してもよく、持点の引落が行なわれたときにのみ判断が行なわれるように構成してもよい。また、図7および8の処理は、持点制御用マイクロコンピュータ45(図5参照)で行なわれるように構成したが、カードユニット制御部42(図5参照)で行なわれるように構成してもよい。
【0066】
(5) 図9に示したカード排出処理の処理手順の説明において、打込玉総数計数カウンタと引落持点総数計数カウンタとはカードユニット制御部42内に構成されているものとした。しかしながら、これに代えてこれらのカウンタは持点制御用マイクロコンピュータ45内に構成してもよい。この場合には、図9のS202の判断が行なわれるごとにそれぞれのカウンタのカウンタ値が持点制御用マイクロコンピュータ45からカードユニット制御部42へ送信されるように構成すればよい。あるいは、S202の処理は持点制御用マイクロコンピュータ45で行なわれるように構成して、その判断結果がカードユニット制御部42へ送信されるように構成してもよい。
【0067】
(6) 持点カードにはカード残高と持点数とが記録されるようにしたが、カード残高を記録する記録媒体と持点数を記録する記録媒体とを別々に設けてもよい。
【0068】
(7) 遊技機の一例として弾球遊技機1を示したが、本発明に係る遊技機はこれに拘らず、たとえば、記録媒体を使用して遊技可能なスロットマシンで構成してもよい。
【0069】
(8) 図7のS3,図8のS102,図9のS202において、引落持点総数計数カウンタのカウンタ値から打込玉総数計数カウントのカウンタ値を差し引いた値が所定値(250)よりも大きいか否かが判断され、大きい場合には異常変換報知フラグがオンに更新されるように構成した。つまり、2つのカウンタを用いて持点カードから引落された引落持点が弾球遊技機1に使用された持点よりも所定数以上多いか否かを判定するように構成した。しかしながら、これに代えて1つのカウンタでこのような判定を行なうように構成してもよい。たとえば、引落持点総数計数カウンタと打込玉総数計数カウンタの代わりに判定用の判定カウンタを1つ設けて、持点カードから持点が引落とされれば判定用カウンタのカウンタ値が加算更新され、持点が遊技に使用されればそれに併せてカウンタ値が減算更新されるように構成することが考えられる。そして、判定用カウンタのカウンタ値が所定値以上であることを条件に引落持点が弾球遊技機1に使用された持点よりも所定数以上多いとの判定が行なわれるように構成すればよい。この方法によれば、引落持点と遊技に使用された使用持点とを直接比較することなく、前記判定を行なうことができる。
【0070】
【課題を解決するための手段の具体例】
図1に示した弾球遊技機1により、遊技機が構成されている。また、図1に示したカードユニット2により、記録媒体の受付機能と排出機能とを有する記録媒体処理装置であって有価価値を特定可能な情報が記録された遊技者所有の記録媒体を受付けた場合には前記遊技機における遊技を可能にする記録媒体処理装置が構成されている。さらに、弾球遊技機1およびカードユニット2により、前記遊技機と、前記記録媒体処理装置とを含む遊技用装置が構成されている。また、持点カードにより、前記記録媒体が構成されている。
【0071】
図5に示したカードユニット制御部42により、前記記録媒体により特定される有価価値から所定の大きさの引落有価価値を減算更新し、前記引落有価価値の大きさに相当する引落持点を使用した前記遊技機における遊技を可能にするための減算更新処理手段が構成されている。
【0072】
図7のフローチャートのS3により、前記引落持点が前記遊技機に使用された持点よりも所定数以上多い旨を判定する判定手段が構成されている。
【0073】
図5の通信部17により、前記判定手段による判定の結果前記引落持点が前記遊技機に使用された持点よりも所定数以上多い場合にその旨を報知するための報知手段が構成されている。
【0074】
持点カードにより、前記遊技機における遊技の結果として遊技者が所有する持点を特定可能な記録媒体が構成されている。また、図3に示した持点数により、前記遊技者が所有する持点が構成されている。
【0075】
カード挿入・排出部22により、前記記録媒体を挿入して使用するための挿入部が構成されている。
【0076】
図8に示したフローチャートにより、前記判定手段による判定の結果前記引落持点が前記遊技機に使用された持点よりも所定数以上多い場合に前記記録媒体処理装置の排出機能を不能動化する不能動化手段が構成されている。
【0077】
図9に示したフローチャートのS203により、前記引落持点が前記遊技機に使用された持点よりも所定数以上多いか否かを判定可能な判定用情報を前記記録媒体に記録するための判定用情報記録手段が構成されている。また、図3に示した変換異常情報により、前記判定用情報が構成されている。
【0078】
図6に示した景品交換処理装置51により、前記遊技機における遊技の結果として遊技者が所有する持点を特定可能な記録媒体の記録情報に基づいて所定の景品を遊技者に払出すための処理を行なう景品交換処理装置が構成されている。また、図10に示すフローチャートにより、前記判定手段が設けられた前記景品交換処理装置が構成されている。
【0079】
【課題を解決するための手段の具体例の効果】
請求項1に関しては、前記記録媒体が受付けられている受付期間における前記引落持点の総数遊技に使用された持点の総数よりも所定数以上多いか否かを判定可能であるために、有価価値を特定可能な情報が不正に改変された記録媒体を利用して前記引落持点が引落されている可能性の有無を判定可能となる。しかも、前記引落持点の総数が遊技に使用された持点の総数よりも所定数以上多い旨が報知されるので、前記有価価値を特定可能な情報が不正に改変された記録媒体が利用されている可能性のあることを把握可能となる。
【0080】
請求項2に関しては、前記記録媒体が受付けられている受付期間における前記引落持点の総数が遊技に使用された持点の総数よりも所定数以上多いか否かを判定可能であるために、有価価値を特定可能な情報が不正に改変された記録媒体を利用して前記引落持点が引落されている可能性の有無を判定可能となる。しかも、前記引落持点の総数が遊技に使用された持点の総数よりも所定数以上多い場合に前記記録媒体処理装置の排出が不能動化されるので、不正による情報が記録されていると思われる記録媒体を排出し使用する行為を阻止可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】弾球遊技機およびカードユニットを示す全体正面図である。
【図2】弾球遊技機に構成される操作部を説明するための説明図である。
【図3】持点カードに記録されている各種情報を説明するための説明図である。
【図4】弾球遊技機およびカードユニットの全体背面図である。
【図5】弾球遊技機およびカードユニットのブロック図である。
【図6】景品交換処理装置の機能を説明するための説明図である。
【図7】異常変換報知処理の処理手順を示すフローチャートである。
【図8】排出許容判定処理の処理手順を示すフローチャートである。
【図9】カード排出処理の処理手順を示すフローチャートである。
【図10】異常変換検出処理の処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1は弾球遊技機(玉封入式)、2はカードユニット、17は通信部、22はカード挿入・排出口、25は発射玉検出器、31は打込玉検出器、38は遊技用制御基板、39は持点用制御基板、42はカードユニット制御部、45は持点制御用マイクロコンピュータ、46は遊技用マイクロコンピュータ、47は変換スイッチ、48は返却精算スイッチ、49は残高表示部、50は持点表示部、51は景品交換処理装置、54は制御部である。

Claims (2)

  1. 有価価値を特定可能な情報が記録された遊技者所有の記録媒体を受付けて、該受付けた記録媒体により特定される有価価値から所定の大きさの引落有価価値を減算更新し、前記引落有価価値の大きさに相当する引落持点を使用した遊技を可能にするための処理をする減算更新処理手段と、
    前記記録媒体が受付けられている受付期間における前記引落持点の総数が、遊技に使用された持点の総数よりも所定数以上多いか否かを、前記受付期間において定期的に判定する判定手段と、
    該判定手段により前記引落持点の総数が遊技に使用された持点の総数よりも所定数以上多いと判定された場合に、前記判定手段により前記引落持点の総数が遊技に使用された持点の総数よりも所定数以上多くないと判定されるまでの間、その旨を報知する報知手段とを含むことを特徴とする、遊技用装置。
  2. 有価価値を特定可能な情報が記録された遊技者所有の記録媒体を受付けて、該受付けた記録媒体により特定される有価価値から所定の大きさの引落有価価値を減算更新し、前記引落有価価値の大きさに相当する引落持点を使用した遊技を可能にするための処理をする減算更新処理手段と、
    前記記録媒体の排出要求に基づいて、前記記録媒体が受付けられている受付期間における前記引落持点の総数が、遊技に使用された持点の総数よりも所定数以上多いか否かを判定する判定手段と、
    該判定手段により前記引落持点の総数が遊技に使用された持点の総数よりも所定数以上多いと判定された場合に、前記記録媒体の排出を不能動化する不能動化手段と
    該不能動化手段による不能動化後、前記判定手段により前記引落持点の総数が遊技に使用された持点の総数よりも所定数以上多くないと判定された場合に、前記記録媒体の排出を能動化する能動化手段とを含むことを特徴とする、遊技用装置。
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