JPH0245080A - 遊技場の管理設備装置 - Google Patents

遊技場の管理設備装置

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JPH0245080A
JPH0245080A JP19404988A JP19404988A JPH0245080A JP H0245080 A JPH0245080 A JP H0245080A JP 19404988 A JP19404988 A JP 19404988A JP 19404988 A JP19404988 A JP 19404988A JP H0245080 A JPH0245080 A JP H0245080A
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card
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Shohachi Ugawa
詔八 鵜川
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Sankyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、パチンコ遊技機、コイン遊技機、アレンジボ
ール、雀球あるいはスロットマシン等の遊技機が設置さ
れた遊技場の管理設備装置に関し、詳しくは、遊技者の
持ち点を特定するための持ち点特定情報が記録された記
録媒体と、該記録媒体によって特定された持ち点情報に
より遊技が可能な遊技機が複数設置された遊技場の管理
設備装置に関する。
[従来の技術] この種の遊技場の管理設備装置において、従来から一般
的に知られているものに、たとえば、持ち点特定情報の
一例としての遊技者の持ち点が記録された磁気カード等
の記録媒体を用いて遊技を行ない、その記録媒体によっ
て特定される遊技者の持ち点の範囲内で遊技を行なうこ
とができる遊技機を複数設置した遊技場の管理設備装置
があった。そして、遊技を行なっている最中に、予め定
められた打止条件が成立すれば、遊技場においては、そ
の打止が成立した時点で一旦景品交換させ、さらに遊技
者が遊技を継続したい場合は新たに持ち点を購入させて
遊技の続行を許容するのが一般的であった。
[発明が解決しようとする課題〕 ところが、従来、遊技中に打止となれば、その打止とな
った遊技機の使用は禁止していたものの、打止にした遊
技者の持ち点を遊技に使用できなくすることは行なわれ
ていなかったため、その持ち点を遊技場における他の遊
技機に使用されてしまい、新たに持ち点を購入すること
なく遊技が行なわれることにより売上げが低下する不都
合があった。そして、その売上げの低下を防止するには
、遊技に伴なって付与される持ち点の合計があまり高く
ならないように持ち点の付与率を低下せざるを得ず、遊
技者に対するサービスの低下につながるため、遊技場ば
かりでなく遊技者にとっても好ましくなかった。
そこで、打止の成立時に、遊技場の係員に対しスピーカ
等の報知手段から打止が成立した旨の報知を行ない、そ
の報知を聞きつけた係員が打止にした遊技者を誘導して
景品交換を行なわせることも考えられるが、前記報知が
行なわれたときすぐに係員が打止の遊技機のところまで
行かないと遊技者が他の遊技機に移動してしまうことも
考えられ、どの遊技者が打止を行なったのかがわからな
くなり、前述と同様に、打止時の持ち点を遊技場におけ
る他の遊技機に使用されてしまうという不都合が生じる
虞れがある。特に、記録媒体を用いて遊技を行なう場合
には、その記録媒体を持って他の遊技機に移動すればよ
(、比較的身軽に移動できるために、打止゛成立後にす
ぐに遊技者が他の遊技機に移動することが可能となり、
遊技場の係員が打止を行なった遊技者を発見できなくな
る可能性が高いのである。
本発明は、かかる事情に鑑み、打止の成立までに獲得し
た持ち点の遊技への使用を確実に防止し得る遊技場の管
理設備装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 請求項1に記載の発明に係る遊技場の管理設備装置は、 遊技者の持ち点を特定するための持ち点特定情報が記録
された記録媒体と、 該記録媒体によって特定された持ち点情報により遊技が
可能な複数の遊技機と、 前記遊技機による遊技に伴なって所定の打止条件が成立
したことを判定するための打止判定手段と、 該打止判定手段からの判定出力が導出された時点で使用
されていた前記持ち点情報の遊技への使用を禁止するた
めの遊技使用禁止手段と、を含むことを特徴とする 請求項2に記載の発明に係る遊技場の管理設備装置は、 遊技者の持ち点を特定するための持ち点特定情報が記録
された記録媒体と、 該記録媒体によって特定された持ち点情報により遊技が
可能な複数の遊技機と、 前記遊技機による遊技に伴なって所定の打止条件が成立
したことを判定するための打止判定手段と、 該打止判定手段からの判定出力に基づいて打止情報を前
記持ち点特定情報に対応して設けられた打止情報領域に
付記するための打止情報付記手段と、 前記打止情報領域に打止情報が付記されていることに基
づいて、該打止情報の付記された持ち点特定情報により
特定される持ち点情報の遊技への使用を禁止するための
遊技使用禁止手段と、を含むことを特徴とする 請求項3に記載の発明に係る遊技場の管理設備装置は、 遊技者の持ち点を特定するための持ち点特定情報が記録
された記録媒体と、 該記録媒体によって特定された持ち点情報により遊技が
可能な複数の遊技機と、 遊技への使用を許容するための遊技使用許容情報を、前
記持ち点特定情報に対応して設けられた遊技使用許容情
報領域に付記するための遊技使用許容情報付記手段と、 前記遊技機による遊技に伴なって所定の打止条件が成立
したことを判定するための打止判定手段と、 該打止判定手段からの判定出力に基づいて、前記遊技使
用許容情報領域に付記されている遊技使用許容情報を抹
消するための遊技使用許容情報抹消手段と、 前記遊技使用許容情報領域の遊技使用許容情報が抹消さ
れていることに基づいて、該遊技使用許容情報が抹消さ
れた持ち点特定情報により特定される持ち点情報の遊技
への使用を禁止するための遊技使用禁止手段とを含むこ
とを特徴とする請求項4に記載の本発明に係る遊技場の
管理設備装置は、 遊技者の持ち点を特定するための持ち点特定情報が記録
された記録媒体と、 該記録媒体によって特定された遊技用持ち点情報により
遊技が可能な複数の遊技機と、該遊技機による遊技に伴
なって所定の打止条件が成立したことを判定するための
打止判定手段と、該打止判定手段からの判定出力に基づ
いて、前記遊技用持ち点情報を遊技には使用できず景品
交換に使用できる景品交換用持ち点情報に変換するため
の持ち点情報変換手段と、 該持ち点情報変換手段によって変換された景品交換用持
ち点情報の遊技への使用を禁止するための遊技使用禁止
手段とを含むことを特徴とする。
[作用] 請求項1に記載の発明では、打止判定手段の働きにより
、遊技機による遊技に伴なって所定の打止条件が成立し
たことが判定される。そして、遊技使用禁止手段の働き
により、前記打止判定手段からの判定出力が導出された
時点で使用されていた前記持ち点情報の遊技への使用が
禁止される。
つまり、遊技場の係員を介することなく自動的に打止時
の持ち点の遊技への使用が防止できる。
請求項2に記載の発明では、打止判定手段の働きにより
、遊技機による遊技に伴なって所定の打止条件が成立し
たことが判定され、その判定出力に基づいて、打止情報
付記手段の働きにより、打止情報が前記持ち点特定情報
に対応して設けられた打止情報領域に付記される。そし
て、遊技使用禁止手段の働きにより、前記打止情報領域
に打止情報が付記されていることに基づいて、その打止
情報の付記された持ち点特定情報により特定される持ち
点の遊技への使用が禁止される。
つまり、持ち点特定情報に対応させて打止情報を付記す
るという簡単な方法により、遊技場の係員を介すること
なく自動的に打止時の持ち点の遊技への使用が防止でき
る。
請求項3に記載の発明では、遊技使用許容情報付記手段
の働きにより、持ち点特定情報に対応して設けられた遊
技使用許容情報領域に遊技への使用を許容するための遊
技使用許容情報が付記される。また、打止判定手段の働
きにより、遊技機による遊技に伴なって所定の打止条件
が成立したことが判定され、その判定出力に基づいて、
遊技使用許容情報抹消手段の働きにより、前記遊技使用
許容情報領域に付記されている遊技使用許容情報が抹消
される。また、遊技使用禁止手段の働きにより、前記遊
技使用許容情報領域の遊技使用許容情報が抹消されてい
ることに基づいて該遊技使用許容情報が抹消された持ち
点特定情報により特定される持ち点情報の遊技への使用
が禁止される。
つまり、持ち点特定情報に対応して予め付記されている
遊技使用許容情報を抹消するという簡単な方法により、
遊技場の係員を介することなく自動的に打止時の持ち点
の遊技への使用が防止できる。
請求項4に記載の発明では、打止判定手段の働きにより
、遊技機による遊技に伴なって所定の打止条件が成立し
たことが判定され、その判定出力に基づいて、持ち点情
報変換手段の働きにより、前記遊技用持ち点情報が、遊
技には使用できず景品交換に使用できる景品交換用持ち
点情報に変換される。そして、遊技使用禁止手段の働き
により、持ち点情報変換手段によって変換された景品交
換用持ち点情報の遊技への使用が禁止される。
つまり、遊技用持ち点情報を景品交換用持ち点情報に変
換するという簡単な方法により、遊技場の係員を介する
ことなく自動的に打止時の持ち点の遊技への使用が防止
できるとともに、景品交換を促すことができる。
[発明の実施例] 次に、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
第1図は、本発明に係る遊技場の管理設備装置の一例を
示す全体概略図である。
遊技場には、遊技機の一例であるパチンコ遊技機30が
複数台配設されている。これらのパチンコ遊技機30の
それぞれは中央管理装置(ホストコンピュータ)150
に接続されている。
中央管理装置150は、CPU等の演算部152と、R
AMやROMからなる記憶部153と、外部信号との整
合性を保つための入出力制御部151とからなっている
。この中央管理装置150に接続されたカード販売機1
0は、前記複数台のパチンコ遊技機30が整列されてな
る島ごとに1つずつ配設されている。このカード販売機
10から販売された記録媒体の一例である磁気カード2
0(第2図参照)を用いてパチンコ遊技機3oにより遊
技が可能となる。
さらに、遊技場には、カード精算機100が配設されて
おり、このカード精算機100は前記中央管理装置15
0に接続されている。そして、遊技者が遊技を終了した
後に、自己の磁気カード20をカード精算機10に挿入
することにより遊技により獲得した持ち点を景品に交換
するための景品交換券111(第3図参照)が発行され
、その景品交換券111により景品交換が可能となる。
なお、前記パチンコ遊技l!30は、他に、アレンジボ
ール、電球あるいはスロットマシン等、記録媒体より遊
技が可能なものであればよく、遊技場に配設される遊技
機はパチンコ遊技機に限定されるものではない。
第2図は、カード販売機10を示す全体正面図である。
カード販売機10は、遊技者の投入貨幣の金額の範囲内
で持ち点情報が記録された記録媒体を払出す機能を有す
る。カード販売機10には、硬貨投入口11が設けられ
ており、遊技者がこの硬貨投入口11から硬貨を投入し
得るよう構成されている。そして投入された硬貨の真偽
および金額が判別され、その結果、偽物等の不適当な硬
貨であると判別された場合には下方に設けられている硬
貨返却口12から投入硬貨が返却される。さらに、紙幣
挿入口13が設けられており、遊技者が紙幣を挿入し得
るよう構成されている。そして、挿入された紙幣の真偽
および金額が判別され、その結果、偽物等の不適当なも
のであると判別された場合にはこの紙幣挿入口13から
遊技者に挿入紙幣が返却されるよう構成されている。
そして、前記投入硬貨および挿入紙幣が適正であると判
別された場合に初めてカードの払出しが可能となるので
あり、その場合には、遊技者は前記投入貨幣の金額の範
囲内で自己が欲する貸出点数を貸出点数選択ボタン16
a〜16dを押圧操作することにより選択する。なお、
この貸出点数のレートは、予め定められており、たとえ
ば1点につき4円程度に定めておく。遊技者が販売ボタ
ン17を抑圧操作することにより、前記貸出点数選択ボ
タン16a〜16dの押圧操作に応じた貸出点数が遊技
者の持ち点情報として記録媒体の一例である磁気カード
20の磁気記録部20aに記録される。また、中央管理
装置150(第1図参照)からカード識別情報の一例の
カードナンバーが送られてくるのであり、カード販売機
10では、送られてきたカードナンバーを磁気記録部2
0aに記録するとともに、遊技場ナンバーや発行口等の
情報も磁気記録部20aに記録する。また、遊技場ナン
バーや発行口等の情報も中央管理装置から送られてくる
ようにしてもよい。また磁気カード20には、可視表示
部20bが設けられており、磁気カードに記録されてい
る持ち点情報や磁気カードナンバーやその磁気カードの
発行年月日さらには遊技店名等が遊技者に視認可能に印
字あるいは刻字され、そして磁気カード20がカード払
出口14から払出される。なお、カード販売機10は、
カード20に書込んだ情報と同じ情報を中央管理装置1
50に送る。中央管理装置150は、これを受けて、記
憶部153の一部に設けられた情報記憶領域にカードナ
ンバーを記憶するとともに、他の情報をカードナンバー
に対応させて記憶する。
そして、遊技者の投入金額が販売された磁気カード20
の金額よりも多かった場合には、その差引金額を釣銭払
出口15から釣銭として払出す。
18はキャンセルボタンであり、遊技者が貨幣を投入し
た後または貸出点数選択ボタン16a〜16dを押圧操
作した後に気が変わって磁気カード20の販売をキャン
セルしたい場合に押圧操作するものであり、押圧操作す
ることにより磁気カード20の販売がキャンセルされて
投入貨幣がそれぞれの硬貨返却口12または紙幣挿入口
13から返却されるよう構成されている。さらに図中、
19は投入金額表示器であり、遊技者が投入した貨幣の
金額を遊技者に視認可能に表示するためのものである。
なお、前記カード払出口14から払出される磁気カード
20は、図面上は偏平な長方形の形のものを示したが、
本発明はこれに限らず、棒状あるいは円板状等、形状は
問わ、ない。また、カードの種類としては、磁気カード
のほかに、ICカードや光デイスクメモリを利用したカ
ード、さらにはバーコードを印刷したものあるいはパン
チ穴を形成したもの等、種々のものが考えられる。前記
カード販売機10や後述するカード処理装置82さらに
はカード精算機100は、前述したカードの種類や形状
等に合わせて適宜変更可能である。なお、前述したよう
に、この磁気カード20に遊技者の持ち点情報を直接記
録させて、遊技者の持ち点情報自体により持°ち点特定
情報を構成することに代えて、磁気カード20に磁気カ
ードを識別するための磁気カード識別情報(カードナン
バー)を記録させ、その磁気カード識別情報を読取るこ
とによってそれを手書りに中央管理装置150(第1図
参照)により遊技者の持ち点情報を検索し、その持ち点
情報に基づいて遊技を行なったり聚晶交換を行なったり
するよう制御してもよい。
この場合には、前記磁気カード識別情報が、遊技者の持
ち点を特定するための持ち点特定情報となる。
なお、このカード販売機は、遊技機に内蔵してもよく、
その場合には、記録媒体を、貨幣の投入により即座に払
出してもよく、また、貨幣の投入により遊技を行ない獲
得した持ち点を特定できる情報を記録した記録媒体を遊
技終了時に払出すようにしてもよい。
第3図は、遊技機の一例としてのパチンコ遊技機30と
、カード精算機100を示す全体正面図である。
パチンコ遊技機30の前面枠32には、その枠内に位置
させて遊技盤44が設けられており、その遊技盤44に
より遊技領域46が形成されている。また、パチンコ遊
技機30の下方右隅には、操作ハンドル37の操作によ
って打球杆58が間欠揺動し、パチンコ玉を前記遊技領
域46内に打込むよう構成されている。
遊技領域46内には、1対の開閉翼片48a。
48bが設けられた可変入賞球装置47がその中央位置
に設けられている。また、遊技領域46の下方位置には
、始動通過口の一例である始動入賞口52が形成されて
いる。さらに、遊技領域46には、チューリップ式の入
賞装置51や、通常の通過口の一例である入賞口49.
50が設けられている。なお、前記可変入賞球装置47
および入賞装置51は、上方から進入したパチンコ玉が
そのまま通過して下方から遊技盤46に排出される玉通
過装置であってもよい。
前記操作ハンドル37の操作に応答して、前記打球杆5
8が間欠揺動されることによって、その打球杆58によ
フてパチンコ玉が弾発され、打球誘導レール45aと遊
技領域形成レール45bとの間を通って発射玉が遊技領
域46内に進入する。
この遊技領域46内に進入する直前に、発射玉が発射玉
検出器61により検出される。図中、57は打球供給機
構であり、打玉待機樋64内にあるパチンコ玉を打球杆
58による弾発発射位置にまで供給するためのものであ
る。
次に、打球杆58による弾発力が弱すぎた場合には、パ
チンコ玉が前記遊技領域46内に到達することな(その
まま逆方向に転がって元の位置に戻ろうとするのであり
、その元の位置に戻ろうとするパチンコ玉すなわちファ
ール玉がファール玉通路62に落人し打玉待機樋64に
戻される。なお、本実施例では、遊技領域46内に実際
に進入する発射玉なわち有効発射玉を、前記遊技領域形
成レール45bの終端位置に設けた発射玉検出器61に
より検出するよう構成したが、本発明はこれ限らず、発
射玉検出器をたとえば打球発射位置近傍の打球発射下手
側に設け、かつ、前記ファール玉通路62にファール玉
を検出するファール玉検出器を設け、発射玉検出器の検
出出力からファール玉検出器の検出出力を減算した値に
より、実際の遊技領域46内に進入した有効発射玉を算
出するよう構成してもよい。
前記遊技領域46に打込まれた有効発射玉が、前記始動
入賞口52のいずれかに入賞することにより、開閉翼片
48a、48bが所定回数(たとえば1回または2回)
開閉するように制御され、その間にパチンコ玉が可変入
賞球装置47内に入賞できるように構成している。なお
、図中53はアウト口であり、遊技領域46に打込まれ
たパチンコ玉がいずれの入賞口あるいは入賞球装置にも
入賞することなく落下した場合にその落下したアウト玉
を回収するためのものである。
パチンコ遊技機30の下方には、前面装飾板36が設け
られており、その一端部に、記録媒体挿入口の一例であ
るカード挿入・排出口39が形成されており、記録媒体
の一例である磁気カード20が挿入・排出可能に構成さ
れている。この磁気カード20には、前述したように、
遊技者の持ち点が特定できるように、持ち点情報が記録
されたり、カード識別情報が記録されたりしており、そ
の磁気カードから直接あるいは間接的に導き出される持
ち点情報に対応する数だけのパチンコ玉によりパチンコ
遊技が可能となる。さらに、カード挿入・排出口39の
右側には、遊技を終了させるための遊技終了ボタン40
が設けられている。また、その遊技終了ボタン40の右
側には、カード挿入・排出口39から挿入された磁気カ
ード20により遊技が可能な旨の表示を行なうための遊
技可表示器41が設けられている。そして、この遊技可
表示器41のさらに右側には、可変入賞球装置47が連
続開閉するいわゆる大当たり状態の発生に伴なって効果
音を発生させたり、不正遊技が行なわれた場合の警報音
を発生させたりするためのスピーカ42が設けられてい
る。
なお、第3図には、磁気カード20の挿入のみによって
遊技が可能なパチンコ遊技機を示したが、本発明はこれ
に限らず、遊技の開始時または遊技の最中において貨幣
を投入することによりその投入金額に応じて遊技が可能
となるものであってもよく、遊技者の持ち点がまだ残存
するときに遊技を終了すればその残存している持ち点が
導き出せる情報が記録された記録媒体を遊技者側に排出
する遊技機であれば他の形態のものであってもよい。
図中、43.54は遊技効果ランプであり、大当たり状
態などのときに点灯または点滅し、遊技効果を向上させ
るためのものである。55は持ち点表示器であり、遊技
の過程で刻々変化する遊技者の持ち点を表示し遊技者に
知らせるためのものである。この持ち点表示器55の設
置場所は、遊技盤44に限らず、前面枠32あるいは幕
板等の遊技機近傍の遊技機外部であってもよい。33は
扉保持枠であり、ガラス扉枠34および前面板35を保
持するためのものであり、材質は金属に限らずプラスチ
ック等でもよい。また、63は、前記アウト玉と入賞子
とが集まった打込玉を打玉待機樋64内に排出する打込
玉排出口である。31は機枠である。
一方、前記遊技領域46内に打込まれ、入賞口50や入
賞装置51さらには可変入賞球装置47内に入賞したパ
チンコ玉はく第4図に示すように、入賞玉検出器65に
より集合され、入賞玉検出器66により検出されて入賞
子・アウト正合流樋69内に導かれる。また、前記アウ
ト口53に落人したアウト玉もアウト玉誘導樋67によ
って前記入賞子・アウト正合流樋69内に導かれる。な
お、前記アウト口53に落人したアウト玉は、アウト玉
検出器68により検出される。そして、そのアウト玉と
前記入賞子とを寄せ集めた打込玉が、打込玉排出連絡ロ
ア0を通って前記打込玉排出口63から打玉待機樋64
内に排出されるよう構成されている(第3図参照)。
第4図中、31は機枠であり、その機枠31には、前面
枠32が開閉自在および着脱自在に取付けられている。
この前面枠32には遊技盤取付枠72が設けられており
、この遊技盤取付枠72に対し、遊技盤44が遊技盤固
定部材73により着脱自在に取付けられている。つまり
、この遊技盤固定部材73は図示矢印で示すように回動
可能に構成されており、この遊技盤固定部材73を回動
させることにより遊技盤44を遊技盤取付枠72から取
外し可能に構成している。このように、遊技盤44のみ
を取替可能に構成することにより、遊技場でのパチンコ
遊技機30の入替時のコストを削減し得る利点がある。
遊技盤裏面側には、1組の入賞上集合カバ一体77a、
77bが配設されており、お互いに分割可能な構成とし
、パチンコ遊技機30の機種に応じて一方の入賞上集合
カバ一体のみを取替えて他方の入賞上集合カバ一体に組
合わせることにより、多くの機種に対処できるようにし
ている。この入賞上集合カバ一体77a、77bにより
、遊技盤44に形成されている各種の入賞口50.49
さらには可変入賞球装置内に形成されている特定入賞口
(Vポケット)74あるいは通常入賞ロア5a、75b
に入賞したパチンコ玉が所定の径路に導かれて集合され
るよう構成されている。さらに、この入賞上集合カバ一
体77a、77bには、中継端子基板78や各・種の検
出器79.80等が取付けられている。なお、76a、
76bは、可変入賞球装置47の開閉翼片48a、48
b (第3図参照)を駆動するためのソレノイドであり
、可変人賞球装置47の裏側に取付けられている。
パチンコニを遊技領域に打込むための打球発射装置56
は、打球モータ59とその打球モータ59によって間欠
揺動される打球杆58とその打球杆58の間欠揺動に連
動して昇降する連動昇降体60とにより構成されている
。この連動昇降体60は、打玉供給機構57(第3図参
照)を作動させてパチンコニを打球発射位置に1つずつ
供給するためのものである。
前記可変入賞球装置47(第3図参照)内には、特定通
過口の一例である特定入賞口(Vポケット)74および
通常通過口の一例である通常入賞ロア5a、75bが形
成されており、特定入賞ロア4内に入賞したパチンコニ
が特定入賞玉検出器7つにより検出され、前記開閉翼片
48a、48b(第1図参照)を連続開閉させる大当た
り制御が行なわれる。この大当たり制御における開閉翼
片48a、48bの開閉は、所定回数(たとえば18回
)に達するかまたは可変入賞球装置内へのパチンコニの
入賞個数が所定個数(たとえば10個)に達するかのい
ずれかの条件が成立した時点で終了する。なお、前記可
変入賞球装置47に入賞したパチンコニは、10カウン
ト検出器80により検出され、可変入賞球装置内に入賞
したパチンコニが所定個数(たとえば10個)に達した
ことが検出される。また、始動入賞口52(第3図参照
)に入賞したパチンコニが始動入賞玉検出器81によっ
て検出されるよう構成されている。この始動入賞玉検出
器81の検出出力に基づいて、可変入賞球装置47が所
定回数(たとえば1回または2回)開閉される。
遊技盤裏面にはさらに制御基板ボックス71が取付けら
れており、前記各入賞玉検出器からの信号を受けて、前
記大当たり状態等の遊技制御を行なうよう構成されてい
る。
前面枠32の裏面側にはカード処理装置82が設けられ
ている。このカード処理装置82は、前記カード挿入・
排出口39(第3図参照)から挿入されたカードを収納
するためのカード収納箱93と、そのカード収納箱93
を取出してカードを回収するための取っ手93aと、制
御部(マイクロコンピュータ)94とから構成されてい
る。
前述したように、第4図に示したパチンコ遊技機は、全
入賞玉を集合させて入賞玉検出器66で検出し、アウト
玉をアウト玉検出器68で検出するものであるが、本発
明はこれに限らず、入賞玉検出器を各入賞口ごとに設け
てもよく、さらには、前記それぞれの入賞口をブロック
毎に区切りそのブロック毎に入賞玉検出器を設け、それ
ぞれの入賞玉検出器の検出出力を加算してその合計によ
り入賞玉の個数を算出するよう構成してもよい。入賞玉
検出器をブロック毎に設けた場合には、賞品玉として遊
技者の持ち玉数データに加算される数値をそのブロック
毎に異ならせることも可能である。さらに、前記入賞玉
・アウト玉舎流ti!69で合流した打込玉は、前述し
たように、打込玉排出連絡ロア0を通って前記打込玉排
出口63から再び打玉待機樋64内に排出されるのであ
るが、このような−旦打込まれたパチンコニが機外に排
出されることなくすべて遊技機内部を巡回し再び打球待
機樋64に戻ってくるよう構成されたいわゆる封入玉方
式の弾球遊技機の代わりに、打込玉を必いて打玉として
補給する方式の弾球遊技機であってもよい。
次に、第3図に基づいてカード精算機100を説明する
。カード精算機100は、挿入された磁気カードに記録
されている持ち点特定情報から特定される持ち点の範囲
内で景品交換を行なうための景品交換界111を発行す
る機械であり、精算制御部と各種表示部とを含んでいる
。カード精算機100には、記録媒体挿入・排出口の一
例であるカード挿入・排出口101が設けられており、
遊技者がそのカード挿入・排出口101から磁気カード
20を挿入できるよう構成されている。そしてカード挿
入・排出口101から磁気カード20が挿入されれば、
精算制御部110は、所定の記録情報を読取り、読取っ
た情報のうちカードナンバーを中央管理装置150に送
る。中央管理装置150はその送られてきたカードナン
バーが情報記憶領域に記憶されているかどうかを検索し
、記憶されていればそのカードナンバーに対応する他の
情報をカード精算機100に送る。記憶されていなけれ
ばNG信号をカード精算機100に送る。カード精算機
100では送られてきた情報と読取った情報を比較して
チエツクを行なう(たとえば、遊技場ナンバー、発行日
、持ち点等の順で行なう)。なお、情報のチエツクをす
べて中央管理装置(ホストコンピュータ)において行な
うようにしてもよいが、この場合には前記精算制御部1
10で読取った情報をすべて中央管理装置150に送る
必要がある。そして、前記読取った情報のチエツクを行
なった結果、適正でない磁気カードである場合には挿入
された磁気カード20をカード挿入・排出口101から
遊技者側に排出する。
一方、前記チエツクの結果、適正な磁気カードであると
判定された場合には、以降の精算制御に移行する。なお
、精算制御部110によって読取られた記録情報は、そ
のうちのカードナンバーがカードナンバー表示部107
により表示され、持ち点情報が持ち点表示部108によ
り表示される。
次に、挿入された磁気カードが適正なものであると判定
された場合には、遊技者は、前記持ち点表示部108に
よって表示されている持ち点の範囲内で景品交換したい
点数をテンキー102a〜102jから入力する。する
とその入力された景品交換したい点数が景品交換点数表
示部109により表示される。この状態でテンキー10
2a〜102jの押圧操作に誤りがあれば、訂正キー1
03を抑圧操作することにより、前記テンキー102a
〜102jの抑圧操作を行なう以前の状態に戻し、正し
い景品交換点数を新たに入力し直すことができる。そし
て、景品交換点数を入力した後に確認ボタン105を押
すことにより、精算が行なわれ、前記景品交換点数表示
部109によって表示されている点数およびカードナン
バー、レシートナンバー、発行日時が印字された景品交
換券111がレシート発行口106から発行される。
そして遊技者はその発行された景品交換券101をカウ
ンターに持参することによりその景品交換券111に印
字されている景品交換点数に基づいて景品交換を行なう
ことができる。なお、景品交換券111に印字されてい
るレシートNOの欄の数字(0206300025)は
、2番機で6月30日に25番目に発行された景品交換
券であることを示している。また、前記レシート発行口
106から景品交換券が発行されると同時に、挿入され
た磁気カード20が前記カード挿入・排出口101から
遊技者側に排出される。この排出制御の前に、精算制御
部110は、磁気カード20に記録されている持ち点情
報を景品交換点数を減算した点数に書換え、他の情報に
関しては読取ったままの情報を書込む。そして、磁気カ
ード20に書込んだ情報と同じ情報を中央管理装置15
0に送り、中央管理装置は情報記憶領域の中の送られて
きたカードナンバーに対応する他の情報を、送られてき
た他の情報に更新する(実質的には持ち点情報が更新さ
れる)。また、精算制御部110は景品交換券に印字し
た情報と同じ情報を中央管理装置150に送り、中央管
理装置150はこれを受けて、情報記憶領域内のカード
管理のための領域とは別に設けられた領域に景品交換券
ナンバーを記憶するとともに、他の情報(景品交換点数
カードナンバー、発行日時)を景品交換券ナンバーに対
応させて記録する。これにより、トラブル等の発生に際
し、必要に応じてすぐに景品交換券に印字した情報内容
を呼出せるように構成されている。なお、挿入された磁
気カード20は、精算した結果持ち点がなくなった場合
にはカード精算機100の内部に取り込まれる。
一方、遊技者は、持ち点表示部108に表示されている
持ち点すべてを精算したい場合には、前記テンキー10
2a〜102j等を押圧操作することなく精算ボタン1
04を押圧操作することにより直ちに精算が行なわれ、
持ち点表示部108に表示されている持ち点すべてが印
字された景品交換券111がレシート発行口106から
発行されることとなる。この場合の景品交換券111の
発行に際して、精算制御部110は、カードナンバーと
持ち点情報を中央管理装置150に送る。
中央管理装置150は、そのカードナンバーに対応する
持ち点が精算の結果0になったことに基づいて、カード
ナンバーと対応する他の情報と共に中央管理装置内の情
報記憶領域から抹消する。また、精算制御部110は、
景品交換券111に印字した情報と同じ情報を中央管理
装置150に送る。中央管理装置150はこれを受けて
、情報記憶領域の中のカード管理のための領域とは別に
設けられた領域に景品交換券ナンバーを記憶するととも
に、他の情報(景品交換点数、カードナンバ、発行日時
)を景品交換券ナンバーに対応させて記憶する。なお、
前記情報の抹消は、景品交換券111の発行時ではなく
、景品交換が済んだときに行なうようにしてもよい。ま
た、景品交換券111の発行を行なうことなく、磁気カ
ード20で直接景品交換を行なうようにしてもよい。ま
た、景品交換券の発行内容をカード精算機100で記憶
するようにしてもよいし、発行した内容と同じ内容のも
のをカード精算機内部で印字させるように構成してもよ
い。
ところで、この景品交換点数のレートは、前述したカー
ド販売時における貸出点数のレートよりも低く設定され
ているのが一般的であり、たとえば貸出点数のレートが
1点につき4円であるとすれば、景品交換点数のレート
は3円程度に定められているのが一般的である。そして
、この貸出点数のレートと景品交換点数のレートの差が
遊技場側の利益となるのであって、この利益は貸出点数
が大きくなるすなわち売上げが上がるほど大きくなる。
また、このレートの差のお陰で、持ち点の付与率を成る
程度高くしても遊技場の利益を維持できるのである。解
りやすく言えば、3. 000円の売上げがあった、す
なわち750点が貸出されたとすると、3,000円相
当の景品交換点数、すなわち1,000点を越えなけれ
ば、遊技者の景品交換点数が750点以上であったとし
ても遊技場は利益を得ることができるのである。
ところが、売上げが低下すれば利益も低下してしまうた
め、必然的に持ち点の付与率も低くせざるを得なくなっ
てしまうのである。
第5図は、カード処理装置82の働きを説明するための
作用説明図である。
カード処理装置82は、磁気カード20が挿入・排出さ
れるカード挿入・排出口39が形成されている。このカ
ード挿入・排出口39に挿入された磁気カード20は、
第1のカード検出器83(SWI)により検出され、そ
の検出出力に基づいて搬送モータ88が正転を開始し、
主回転ローラ89が図示反時計方向に回転し、搬送ベル
ト91によりカード20が図示左方向に搬送される。
なお、図中92は逆転自在なガイドローラであり、カー
ド20を搬送ベルト91側に押圧することにより、カー
ド20を確実に搬送させるためのものである。前記搬送
ベルト91によりカード20が搬送されている途中で、
読取手段の一例であるデータ読取器85でカード20の
データが読取られ、そのデータはパチンコ遊技機30に
設けられている制御部(マイクロコンピュータ)94(
第6図参照)に送られる。そして、カード20が第2の
カード検出器84 (SW2)で検出されると前記搬送
モータ88が停止し、前記第2のカード検出器84 (
SW2)で検出されたところでカード20が停止される
。なお、図中、9oは遊転自在に取付けられた従回転ロ
ーラである。また、前記搬送モータ88は、制御部94
(第6図参照)からの制御信号に基づいて逆転可能に構
成されており、搬送モータ88が逆転することにより磁
気カード20を図示右方向に搬送してカード挿入・排出
口39から磁気カード20が排出できるよう構成されて
いる。そして、前記搬送モータ88が逆転して磁気カー
ドが図示右方向に搬送される途中で、データ消去器87
により磁気カードに記録されている各種データの消去が
可能となり、データ書込器86により新たなデータが書
込まれるよう構成されている。さらに、制御部94(第
6図参照)からの制御信号に基づいて、搬送モータ88
が正転することにより前記第2のカード検出器84(S
W2)による検出位置に保留されている磁気カード20
を図示左方向に搬送し、カード回収箱93内に回収でき
るよう構成されている。このカード回収箱93には取っ
手93aが設けられておリ、遊技場の係員が取っ手93
aを保持してカード回収箱93を取出し、そのカード回
収箱93内に回収されている磁気カード20を取出せる
よう構成されている。
なお、本実施例では、カード回収箱93により磁気カー
ド20を遊技機毎に収容するよう構成したが、遊技機裏
面にベルトコンベヤ等を設けて設置島の端1箇所で集め
るようにしてもよい。
第6図は、パチンコ遊技機30を制御するための制御回
路を示すブロック図である。
制御回路は、制御中枢としての制御部(マイクロコンピ
ュータ)94を含む。制御部94は、以下に述べるよう
なパチンコ遊技機30の動作を制御する機能を有する。
制御部94は、たとえば数チップのLSIで構成されて
おり、その中には、制御動作を所定の手順で実行するこ
とのできるMPU121とMPU121の動作プログラ
ムを格納するROM122と、必要なデータの書込読出
ができるRAM123とが含まれている。さらに、MP
U121と外部回路との信号の整合性をとるための入出
力回路124と、電源投入時にMPU121にリセット
パルスを与えるパワーオンリセット回路125と、MP
U121にクロック信号を与えるクロック発生回路12
6と、クロック発生回路126からのクロック信号を分
周して割込パルスを定期的にMPU121に与えるパル
ス分周回路(割込パルス発生回路)127と、MPU1
21からのアドレスデータをデコードするアドレスデコ
ード回路128とを含む。
MPU121はパルス分周回路127から定期的に与え
られる割込パルスに応じて、割込制御ルーチンの動作を
実行することが可能となる。また、アドレスデコード回
路128はMPU121からのアドレスデータをデコー
ドし、ROM122゜RAM123.入出力回路124
にそれぞれチップセレクト信号を与える。
この実施例では、ROM122は、その内容の書換、す
なわち、必要が生じた場合にその中に格納されたMPU
121のためのプログラムを変更することができるよう
に、プログラマブルROM122が用いられている。そ
して、MPU121は、ROM122内に格納されたプ
ログラムに従って、かつ、以下に述べる各制御信号の入
力に応答して、前述した搬送モータ88等に対し制御信
号を与える。
まず、第1のカード検出器83 (SWI)および第2
のカード検出器84 (SW2)からの検出信号がカー
ド検出回路129を介して与えられる。
データ読取器85からの読取データ信号がデータ読取書
込回路131を介して制御部94に与えられる。遊技者
の遊技終了ボタン40(第3図参照)の抑圧操作により
、遊技終了スイッチ40′がON操作され、その信号が
遊技終了スイッチ回路132を介して制御部94に与え
られる。発射玉検出器61からの発射玉検出信号が発射
玉検出回路133を介して制御部94に与えられる。入
賞玉検出器66からの検出信号が入賞玉検出回路134
を介して制御部94に与えられる。また、アウト玉検出
器68からの検出信号がアウト玉検出回路135を介し
て制御部94に与えられる。
次に、制御部94は以下の機器に制御信号を与える。
まず、搬送モータ回路130を介して搬送モータ88に
搬送モータ駆動制御信号を与える。データ読取書込回路
131を介してデータ書込器86にデータ書込用信号を
与えるとともに、データ消去器87にデータ消去のため
の制御信号を与える。
次に、打球モータ回路136を介して打球モータ59に
打球モータ駆動用制御信号を与える。ランプ回路137
を介して、遊技可表示器41に表示制御信号を与える。
ディジタル表示駆動回路138を介して持ち点表示器5
5に表示制御信号を与える。なお、前記構成の各回路に
は、電源回路139から所定の直流電流が供給される。
第7図は、第6図に示した制御回路の動作を説明するた
めのフローチャートである。
まず、ステップS1により第1のカード検出器SWIが
ONになったか否かの判断がなされ、ONになるまで待
機される。そして、遊技者が磁気カード20をカード挿
入・排出口に挿入すればスチップS1によりYESの判
断がなされてステップS2に進み、搬送モータを正転さ
せてカードを第5図における図示左方向に搬送させ、ス
テップS3により磁気カードに記録されているデータを
データ読取器85(第5図参照)により読取らせる。そ
の読取られた情報のうちカードナンバーが中央管理装置
150(第1図参照)に送られる。
そして、中央管理装置150は、送られてきたカードナ
ンバーが情報記憶領域に記憶されているがどうかを検索
し、記憶されていればそのカードナンバーに対応する他
の情報をパチンコ遊技機に送るが、記憶されていなけれ
ばNG信号をパチンコ遊技機に送る。次にステップS4
に進み、第2のカード検出器SW2がONになったか否
がの判断がなされ、未だにONになっていないすなわち
カードが第2のカード検出器84(第5図参照)まで搬
送されていない場合には前記ステップs2に戻り、ステ
ップS2およびステップs3の処理が続行される。そし
て、カードが第2のカード検出器84 (SW2)で検
出される位置にまで搬送された場合にはステップS4に
よりYESの判断がなされて、ステップS5に進み搬送
モータが停止されて、これによりカード20が第2のカ
ード検出器84 (SW2)で検出される所定位置に保
留される。
次に、ステップS6に進み、前記ステップs3で読取っ
たカードデータに基づいて、そのカードがこの遊技場で
使用できるカードであるが否がまたは偽造カードでない
か否かあるいは発行日時に基づいて遊技使用有効期限が
切れていないか等の判断がなされる。具体的には、前記
ステップs3で読取ったデータと中央管理装置150が
ら送られてきたデータとを比較し、たとえば、遊技場ナ
ンバー、発行口、持ち点の順で比較してチエツクを行な
い、データの真偽を判別する。なお、中央管理装置15
0から送られてきた情報がNG信号であった場合には挿
入された磁気カードが不適正なものである旨の判定を直
ちに行なう。そして、すべて適正なものであると判断が
なされた場合にステップS7に進み、打止データが記録
(記憶)されているか否かの判断を行なう。この打止デ
ータは、後述するように、打止条件が成立した場合にス
テップS40により書込記録(記憶)されるものである
。そして、打止データが記録(記憶)されていないと判
断された場合にはステップS11に進み、持ち点がOで
あるか否かの判断がなされ、0でないと判断された場合
にはステップS12に進む。
一方、前記ステップS3で読取ったカードデータにおい
て、たとえば遊技場ナンバーが他店のナンバーである等
、1つでも不適正と判断される情報があれば、ステップ
S6によりNoの判断がなされてステップS8に進み、
搬送モータを逆転させて磁気カードを第5図における図
示右方向に搬送させ、ステップS9により第1のカード
検出器SWIがONからOFFに切換わったか否かの判
断がなされ、切換わるまでステップS8による処理が続
行される。そして、カード押入・排出口39から磁気カ
ード20が遊技者側に排出されることにより第1のカー
ド検出器SW1がONからOFFに切換わるのであり、
その状態でステップS9によりYESの判断がなされて
ステップSIOに進み、搬送モータが停止されて再びス
テップS1に戻る。これにより、挿入された磁気カード
を遊技者側に返却し、遊技への使用ができないようにす
る。また、前記ステップS7により打止データがあると
判断された場合にもステップS8に進み、前述と同様に
磁気カードを遊技者側に返却して遊技への使用を禁止す
る。つまり、打止条件が成立して後述するステップS4
0により打止データが一旦書込まれれば、その磁気カー
ドをカード挿入・排出口に挿入したとしても、遊技者側
に返却されて遊技への使用が禁止されるのであり、この
ステップS7.ステップS8ならびにステップS9によ
り、後述する打止判定手段からの判定出力が導出された
時点で使用されていた前記持ち点情報の遊技への使用を
禁止するための遊技使用が土手段が構成されている。も
う少し具体的に言えば、ステップS7.ステップS8な
らびにステップS9により、後述する打止情報付記手段
により後述する打止情報領域に打止情報が付記されてい
ることに基づいて、該打止情報の付記された持ち点特定
情報により特定される持ち点情報の遊技への使用を禁止
する遊技使用禁止手段が構成されている。
次に、前記ステップSllによりNoの判断がなされた
場合には、ステップS12に進み、打球モータの電源を
ONに制御してパチンコ玉の弾発発射が可能な状態にし
、ステップS13に進み遊技可表示器を点灯させて遊技
が可能な旨の表示を行なう。次にステップS14に進み
、発射玉検出器がONになったか否かの判断がなされ、
未だにONになっていないと判断された場合にはステッ
プS 1”5に進み、入賞玉検出器がONになったか否
かの判断がなされ、未だにONになっていないと判断さ
れた場合にはステップS1,6に進み、アウト玉検出器
がONになったか否かの判断がなされ、未だにONにな
っていないと判断された場合にはステップS22に進み
、持ち点が0であるか否かの判断がなされ、持ち点がO
でないと判断された場合にはステップS23に進む。ま
たステップS23では、遊技終了スイッチがONになっ
たか否かの判断がなされ、遊技者が遊技終了ボタンを押
圧操作していなければNOの判断がなされてステップS
24に進み、入賞玉数×n−打込玉数≧mの判断がなさ
れる。このmは、打止設定数であり、たとえば3000
.4000程度の数字である。また、nは、後述するよ
うにパチンコ玉の1回の入賞に伴なって付与される得点
に相当する数であり、たとえば13等の予め定められて
いる数である。(入賞玉数Xn)−(打込玉数)がm未
満であれば、未だに打止とはならずステップS24によ
りNoの判断がなされて再びステップS12に戻るDo
小ループ形成されている。
このDOループを巡回する途中で、パチンコ玉が弾発発
射されて発射玉検出器がONになれば、ステップS14
によりYESの判断がなされてステップS17に進み、
持ち点から1を減算する処理がなされ、ステップ318
に進み、発射玉カウンタを1インクリメントする処理が
なされてステップS22に進む。
一方、遊技領域に打込まれたパチンコ玉が入賞すれば、
入賞玉検出器がONになりステップS15によりYES
の判断がなされてステップS19に進み、持ち点にnを
加算する処理がなされる。
このnはパチンコ玉の入賞に伴なって付与される得点に
相当する数であり、たとえば13等の予め定められてい
る数字である。次にステップS20に進み、入賞玉カウ
ンタを1インクリメントする処理がなされ、ステップS
21に進み、打込玉カウンタを1インクリメントする処
理がなされた後にステップS22に進む。なお、持ち点
に対する加算条件としては、パチンコ玉の入賞に代えて
またはそれに加えて、たとえば特定遊技状態の成立を選
んでもよく、特定遊技状態になったことに基づいて所定
数加算するよう制御してもよい。
次に、遊技領域に打込まれたパチンコ玉がアウト口に落
人した場合には、ステップS16によりYESの判断が
なされてステップ521に進み、打込玉カウンタを1イ
ンクリメントした後にステップS22に進む。また、前
記ステップS20による入賞玉カウンタの値により入賞
玉数が定まり、前記ステップS21による打込玉カウン
タの値により打込玉数が定まるのであり、それら両数に
基づいてステップS24により打止が成立したか否かの
判断がなされる。そしてこのステップS24により打止
条件が成立したと判断された場合にはステップS37以
降の打止制御に移行する。このステップS24により、
遊技機による遊技に伴なって所定の打止条件が成立した
ことを判定するための打止判定手段が構成されている。
そしてこの打止条件は、前述したもののほかに、遊技者
の持ち点が所定点数に達したことや大当たり状態が発生
して終了したこと等で構成してもよい。そして、この打
止条件の設定や条件成立の判定は、前述したように各遊
技機で行なってもよいが、中央管理装置150(第1図
参照)で行なってもよい。また、打止条件は、遊技場に
それぞれ異なった種類の遊技が可能な複数種類の遊技機
が設置されている場合に、その遊技内容毎に異ならせて
もよく、また、遊技機毎に1台ずつ異ならせてもよい。
次に、遊技中において遊技者の持ち点が0になった場合
には、前記ステップS22によりYESの判断がなされ
てステップS25に進み、打球モータの電源をOFFに
制御して遊技不能状態とし、ステップS26に進み、遊
技が可能である旨の表示を行なう遊技可表示器を消灯さ
せ、ステップS27に進み、発射玉数と打込玉数とが等
しいか否かの判断がなされ、未だに等しくないと判断さ
れた場合にはステップS15に戻るが、等しいと判断さ
れた場合にはステップ328に進む。このステップS2
7による判断は、遊技者の持ち点が0となり打球モータ
の電源がOFFに制御された後に、遊技領域に残存する
残留玉のすべてが遊技結果が確定したか否かを判断する
ものであり、残留玉による入賞に伴なう遊技価値の付与
を行なわんとするものである。つまり、前記遊技領域に
残留玉が存在する限りは、発射玉数の方が打込玉数の値
よりも大きくなるはずであり、その結果ステップS27
によりNoの判断がなされるのである。
そして、ステップS27によりNoの判断がなされた場
合にはステップS15に再び戻り、前記残留玉による入
賞があったか否かの判断が行なわれるのである。その結
果残留土による入賞があった場合にはステップS19に
よる持ち点にnを加算する処理がなされ、遊技者に不満
を抱かせないように制御する。次に、前記遊技領域に存
在する前記残留玉がすべてアウト口に落人した場合には
ステップ827によりYESの判断がなされてステップ
S28に進む。
ステップ328では、搬送モータを正転させて磁気カー
ドを第5図における図示左方向に搬送し、ステップS2
9に進み、第2のカード検出器SW2がONでなくなる
まで前記ステップ328による処理を続行する。そして
、磁気カードがカード回収箱93(第5図)内に回収さ
れて第2のカード検出器84 (SW2)(第5図参照
)がONでなくなればステップS29によりNOの判断
がなされてステップS30に進み、搬送モータが停止さ
れて再び前記ステップS1に戻る。そして、パチンコ遊
技機は、前記ステップ328およびステップS29によ
り磁気カードをカード回収箱内に取込むと、その取込ん
だカードナンバーと持ち点情報を中央管理装置15o(
第1図参照)に送る。
そして中央管理装置150は、その送られてきたカード
ナンバーに対応する持ち点が0になったことに基づいて
、そのカードナンバーを対応する他の情報とともに中央
管理装置150の情報記憶領域から抹消する。
次に、遊技者が遊技終了ボタン40(第3図参照)を押
圧操作して遊技終了スイッチがONに切換わった場合に
はステップS2BによりYESの判断がなされてステッ
プS31に進む。ステップS31では、打球モータの電
源がOFFに制御されて遊技不能状態となる。この遊技
不能状態にする方法としては、他に、打球杆58(第3
図参照)への打玉の供給を停止させたり、発射玉通路途
中に遮蔽板等を出現させて発射玉をすべて強制的にファ
ール玉にする方法等が考えられる。次にステップS32
に進み、遊技が可能である旨の表示を行なう遊技可表示
器を消灯させ、ステップ33Bに進み、搬送モータを逆
転させて磁気カードを第5図におけ図示右方向に搬送さ
せる。次にステップS34に進み、磁気カードにデータ
を書込む処理を行なう。このステップS34では、具体
的には、データ消去器87(第5図参照)により従前の
記録データを消去するとともにデータ書込器86(第5
図参照)により遊技者が獲得した持ち点を書込み、その
持ち点以外の情報は読取ったままの情報を書込む。そし
て遊技機は、カードに書込んだ情報と同じ情報を中央管
理装置150(第1図参照)に送る。中央管理装置15
0は、情報記憶領域の中の送られてきたカードナンバー
に対応する他の情報を、送られてきた他の情報に更新す
る(実質的には持ち点情報が更新される)。次にステッ
プS35に進み、第1のカード検出器SW1がONから
OFFになったか否かの判断がなされ、未だにOFFに
なっていないと判断された場合には前記ステップ83B
に戻り、ステップS33およびステップS34の処理が
続行される。そして磁気カードがカード挿入・排出口3
9(第5図参照)から遊技者側に排出されれば、第1の
カード検出器SW1がONからOFFに切換わるのであ
り、ステップS35によりYESの判断がなされてステ
ップS36に進み、搬送モータを停止させ、前記ステッ
プS1に戻る。
次に、打止条件が成立すれば前記ステップs24により
YESの判断がなされてステップS37に進み、そして
、ステップS37では打球モータの電源がOFFに制御
されて遊技不能状態となる。
この遊技不能状態とする方法としては、前記ステップS
31で説明したように、他の方法であってもよい。次に
ステップ838に進み、遊技が可能な旨の表示を行なう
ための遊技可表示器を消灯させ、ステップS39に進み
、搬送モータを逆転させて第5図における図示右方向に
磁気カードを搬送し、ステップS40に進み、磁気カー
ドに打止データを含む所定のデータを書込む処理がなさ
れる。具体的には、磁気カード20の磁気記録部20a
(第2図参照)に、新たな持ち点情報と遊技場ナンバー
、発行口を記録させ、それらの情報を記録させるための
領域以外に、打止情報を記録させるための打止情報領域
が磁気記録部20aに形成されており、その打止情報領
域に、データ書込機86(第5図参照)から打止データ
を書込む。
また、前記打止情報領域は、磁気カード2oの磁気記録
部20a以外に、中央管理装置15o(第1図参照)の
持ち点特定情報(カードナンバー)に対応する記憶領域
で構成してもよく、その場合には、遊技機の制御部94
がら打止情報が中央管理装置に送られ、中央管理装置側
で打止データを持ち点特定情報(カードナンバー)に対
応する打止情報領域に記憶する。このステップS40に
より、前記打止判定手段からの出力に基づいて打止(1
報を前記持ち点特定情報に対応して設けられた打止情報
領域に付記する打止情報付記手段が構成されている。次
にステップS41に進み、第1のカード検出器SW1が
ONからOFFに切換ゎったか否かの判断がなされ、切
換ゎるまで前記ステップS39およびステップS40の
処理が続行される。そして、磁気カードがカード挿入・
排出口39から遊技者側に排出されれば、第1のカード
検出器83 (SWI)(第5図参照)がONがらOF
Fに切換わるため、ステップS41によりYESの判断
がなされてステップS42に進み、搬送モータを停止さ
せ、制御が終了する。この磁気カードの排出に伴なって
、遊技機は、磁気カードに書込んだ情報と同じ情報を中
央管理装置150に送る。中央管理装置150は、情報
記憶領域の中の送られてきたカードナンバーに対応する
他の情報を、送られてきた他の情報に更新する(実質的
には持ち点情報が更新され、打止情報が新たに記憶され
る)。
次に、他の実施例を説明する。
(1) カード販売機10から磁気カードが販売される
際に、その磁気カードの磁気記録部2゜aに形成されて
いる遊技使用許容情報領域に遊技使用許容情報を予め記
録させておき、打止条件が成立すれば、前記第7図のス
テップS40の所で遊技使用許容情報を抹消するよう制
御し、ステップS7の所で遊技使用許容情報があるか否
かの判断を行ない、遊技使用許容情報があると判断され
た場合にはステップSllに進み、ないと判断された場
合にはステップS8以降の磁気カードの排出制御に移行
し、遊技使用許容情報が抹消された磁気カードによる遊
技を禁止するよう構成してもよい。なお、遊技使用許容
情報は、磁気カードの磁気記録部20aに形成されてい
る遊技使用許容情報領域に代えて、中央管理装置】50
の持ち点特定情報(カードナンバー)に対応して設けら
れている遊技使用許容情報領域に遊技使用許容情報を記
憶するよう構成してもよい。
つまり、カード販売機10に、遊技への使用を許容する
ための遊技使用許容情報を前記持ち点特定情報に対応し
て設けられた遊技使用許容情報領域に付記するための遊
技使用許容情報付記手段が組込まれている。また、第7
図のステップS40の所で行なう抹消制御により、前記
打止判定手段からの出力に基づいて、前記遊技使用許容
情報領域に付記されている遊技使用許容情報を抹消する
だめの遊技使用許容情報抹消手段を構成する。さらに、
第7図のステップS6.ステップS8ならびにステップ
S9により、前記遊技使用許容情報領域の遊技使用許容
情報が抹消されていることに基づいて、該遊技使用許容
情報が抹消された持ち点特定情報により特定される持ち
点情報の遊技への使用を禁止するための遊技使用禁止手
段を構成している。
(2) 持ち点情報を、遊技にのみ使用できる遊技用持
ち点情報と景品交換にのみ使用できる景品交換用持ち点
情報との2種類に形成し、磁気カード20の磁気記録部
20aに、遊技用持ち点情報を記録させる遊技用持ち点
情報領域と景品交換用持ち点情報を記録させるための景
品交換用持ち点情報領域とを形成する。そして、カード
販売機10から磁気カードが販売される際に、磁気カー
ドの遊技用持ち点情報領域に遊技用持ち点を記憶させて
払出す。そして、打止が成立すれば、第7図のステップ
S40の所で、遊技用持ち点情報領域に記録されている
遊技用持ち点を消去するとともにその遊技用持ち点と同
数の景品交換用持ち点を景品交換用持ち点情報領域に記
録させる。そして、第7図のステップS6の所で、遊技
用持ち点情報が0でかつ景品交換用持ち点情報が0でな
いと判断された場合にステップS8に進み、それ以外の
場合にはステップS7に進むよう制御し、前記ステップ
S8.S9により遊技用持ち点情報が景品交換用持ち点
情報に変換された後における磁気カードを排出して遊技
への使用を禁止するよう構成してもよい。なお、この別
実施例においては、第7図のステップS11では、遊技
用持ち点がOであるか否かの判断を行なうこととなる。
また、前記景品交換用持ち点情報領域を、中央管理装置
150の持ち点特定情報領域に対応した記憶領域で構成
し、遊技用持ち点情報から変換された景品交換用持ち点
情報をその中央管理装置150の景品交換用持ち点情報
領域に記憶するよう構成してもよい。
つまり、第7図のステップS40の所で行なう情報の消
去、記録制御により、前記打止判定手段からの判定出力
に基づいて、前記遊技用持ち点情報を遊技には使用でき
ず景品交換に使用できる景品交換用持ち点情報に変換す
るための持ち点情報変換手段を構成する。さらに、第7
図のステップS6の所で行なう判断およびステップS8
ならびにステップS9により、前記持ち点情報変換手段
により、て変換された景品交換用持ち点情報の遊技への
使用を禁止するための遊技使用禁止手段が構成されてい
る。
なお、前述のように、遊技用持ち点情報領域と景品交換
用持ち点情報領域との2種類の領域を形成することに代
え、て、その2種類の情報を識別するための種類識別情
報を持ち点情報に対応させて記録(記憶)させ、その種
類識別情報を遊技用持ち点情報を表示する情報から景品
交換用持ち点情報を表示する情報に書換えることにより
、同一領域に記録(記憶)されておりながらも、遊技用
持ち点情報を景品交換用持ち点情報に変換できるよう構
成してもよい。
[発明の効果] 前記構成を何する本発明は、以下の効果を奏する。
請求項1に記載の発明は、遊技場の係員を介することな
く自動的に打止時の持ち点の遊技への使用が防止できる
ために、打止の成立までに獲得した持ち点の遊技への使
用を確実に防止し得るに至った。
請求項2に記載の発明は、持ち点特定情報に対応させて
打止情報を付記するという簡単な方法により、遊技場の
係dを介することなく自動的に打止時の持ち点の遊技へ
の使用が防止でき、打止の成立までに獲得した持ち点の
遊技への使用を確実に防止し得るに至った。
請求項3に記載の発明は、持ち点特定情報に対応させて
付記された遊技使用許容情報を抹消するという簡単な方
法により、遊技場の係員を介することなく自動的に打止
時の持ち点の遊技への使用が防止でき、打止の成立まで
に獲得した持ち点の遊技への使用を確実に防止し得るに
至った。
請求項4に記載の発明は、遊技用持ち点情報を遊技には
使用できず景品交換に使用できる景品交換用持ち点情報
に変換するという簡単な方法により、遊技場の係員を介
することなく自動的に打止時の持ち点の遊技への使用が
防止できるとともに、景品交換を促すことができ、打止
の成立までに獲得した持ち点の遊技への使用を確実に防
止し得ながらも前記持ち点による景品交換がスムーズに
行なわれるに至った。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る遊技場の管理設備装置の一例を
示す全体概略図である。 第2図は、本発明に使用されるカード販売機を示す全体
正面図である。 第3図は、本発明に使用される遊技機の一例であるパチ
ンコ遊技機およびカード精算機を示す全体正面図である
。 第4図は、パチンコ遊技機の一部内部構造を示す全体背
面図である。 第5図は、カード処理装置の働きを説明するための作用
説明図である。 第6図は、パチンコ遊技機を制御するための制御回路を
示すブロック図である。 第7図は、前記第6図に示した制御回路の動作を説明す
るためのフローチャートである。 図中、20は記録媒体の一例である磁気カード、20a
磁気記録部、30は遊技機の一例であるパチンコ遊技機
、150は中央管理装置、10はカード販売機、100
はカード精算機、82はカード処理装置、94は制御部
(マイクロコンピュータ)である。 (ほか2名)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)遊技者の持ち点を特定するための持ち点特定情報
    が記録された記録媒体と、 該記録媒体によって特定された持ち点情報により遊技が
    可能な複数の遊技機と、 該遊技機による遊技に伴なって所定の打止条件が成立し
    たことを判定するための打止判定手段と、該打止判定手
    段からの判定出力が導出された時点で使用されていた前
    記持ち点情報の遊技への使用を禁止するための遊技使用
    禁止手段と、 を含むことを特徴とする、遊技場の管理設備装置。
  2. (2)遊技者の持ち点を特定するための持ち点特定情報
    が記録された記録媒体と、 該記録媒体によって記録された持ち点情報により遊技が
    可能な複数の遊技機と、 該遊技機による遊技に伴なって所定の打止条件が成立し
    たことを判定するための打止判定手段と、該打止判定手
    段からの判定出力に基づいて打止情報を前記持ち点特定
    情報に対応して設けられた打止情報領域に付記するため
    の打止情報付記手段と、 前記打止情報領域に打止情報が付記されていることに基
    づいて、該打止情報の付記された持ち点特定情報により
    特定される持ち点情報の遊技への使用を禁止するための
    遊技使用禁止手段と、を含むことを特徴とする、遊技場
    の管理設備装置。
  3. (3)遊技者の持ち点を特定するための持ち点特定情報
    が記録された記録媒体と、 該記録媒体によって特定された持ち点情報により遊技が
    可能な複数の遊技機と、 遊技への使用を許容するための遊技使用許容情報を、前
    記持ち点特定情報に対応して設けられた遊技使用許容情
    報領域に付記するための遊技使用許容情報付記手段と、 前記遊技機による遊技に伴なって所定の打止条件が成立
    したことを判定するための打止判定手段と、 該打止判定手段からの判定出力に基づいて、前記遊技使
    用許容情報領域に付記されている遊技使用許容情報を抹
    消するための遊技使用許容情報抹消手段と、 前記遊技使用許容情報領域の遊技使用許容情報が抹消さ
    れていることに基づいて、該遊技使用許容情報が抹消さ
    れた持ち点特定情報により特定される持ち点情報の遊技
    への使用を禁止するための遊技使用禁止手段と、 を含むことを特徴とする、遊技場の管理設備装置。
  4. (4)遊技者の持ち点を特定するための持ち点特定情報
    が記録された記録媒体と、 該記録媒体によって特定された遊技用持ち点情報により
    遊技が可能な複数の遊技機と、 前記遊技機による遊技に伴なって所定の打止条件が成立
    したことを判定するための打止判定手段と、 該打止判定手段からの判定出力に基づいて、前記遊技用
    持ち点情報を遊技には使用できず景品交換に使用できる
    景品交換用持ち点情報に変換するための持ち点情報変換
    手段と、 該持ち点情報変換手段によって変換された景品交換用持
    ち点情報の遊技への使用を禁止するための遊技使用禁止
    手段と、 を含むことを特徴とする、遊技場の管理設備装置。
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