JP2014217475A - 封入式遊技機 - Google Patents
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Abstract
Description
しかし、従来の遊技機は、上皿に球貸機以外からの遊技球が補給されることがあり、正確な球管理ができない。また、発射のための追加球数がある場合、遊技者が交代した場合等には、店員が確認する必要があり、人手が必要とされた。
一方、封入式遊技機を用いてカードに記憶されたデータに基づき遊技を行い、強制的に遊技を終了させる発明も為されている。
投入された金額に対応する金額データを記憶媒体に記憶し、該記憶された金額データの範囲内で貸出金額の設定を受け付ける隣接カードユニットから出力される貸出金額に対応するデータを持球数データとして新たに記憶又は加算して記憶し、遊技終了操作に伴って該持球数データを前記カードユニットに出力する持球数データ入出力手段と、
封入された遊技球の発射に従って前記持球数データを減算し、発射された封入遊技球に起因する入賞に応じた賞球数を前記持球数データに加算する持球数データ演算手段と、を備えた封入式遊技機であって、
前記カードユニットから入力される持球数データが特定のデータである場合には、該データに従って遊技球を発射できないことを特徴とする。
これにより、ICカードに記憶された持球数データが正常なデータでも、一定の遊技状態により終了し、ICカードに正常に書き込まれたデータでも当該データによる遊技を阻止することができる。
この結果、本願発明は、遊技機本体と隣接したカードユニットとにより自動的に遊技を阻止することができ、規模が大きくならなく、設備が簡単である。
尚、該データに従って遊技球を発射できないとは、該データを入力不可にして、結果として遊技球を発射できない構成が好適である。
カードユニットは、隣接するカードユニットに金銭を投入可能なものでも良く、単に金額データを記憶したカードを挿入可能なものでも良い。カードには、投入された金額が記憶され、貸球があれば残高が記憶される。遊技終了時には、残高があれば残金と遊技機から入力した持球数が記憶される。
交換図柄とは、例えば、「444」又は「999」等の図柄で大当たりした場合には、大当たり遊技終了後等に強制的に遊技を終了させる図柄をいう。大当たりしなくとも、遊技中に表示されれば強制的に遊技を終了させる図柄でも良い。
これにより、交換図柄により遊技を終了させた意義が生じる。交換図柄で遊技が終了した場合には、遊技者はホールのカウンタ等で景品交換しなくてはならなくなる。
ここで、持球数が上限値に達するとは、遊技中の持球数が予め定められた所定数に達する場合、遊技中の持球数から遊技に使用した金額に対応する遊技球数を減算した差分数が予め定められた所定数に達する場合、をいう。
これにより、打ち止めにより遊技を終了させた意義が生じる。打ち止めにより遊技が終了した場合には、遊技者はホールのカウンタ等で景品交換しなくてはならなくなる。
停電の発生に起因してカードユニットに出力された持球数データの場合は、該データを入力した場合には、遊技可能としたことを特徴とする。
カードユニットから入力される持球数データが特定のデータである場合には、持球数データとして新たに記憶又は加算して記憶しないことを特徴とする。
請求項5に係る発明は、カードユニットから入力される持球数データが特定のデータである場合には、持球数データとして新たに記憶又は加算して記憶しないことにより、遊技球を発射できない構成とした。
本発明を適用した本実施形態の遊技機たるパチンコ機を説明する。本パチンコ機は、機台内に所定数の遊技球が封入されており、封入された遊技球を遊技盤の遊技領域に向けて発射するとともに、入賞した遊技球(入賞球)、入賞しなかったアウト球に関わらず発射された遊技球を回収し、回収した遊技球を再度発射することで内部の遊技球を循環的に使用して遊技を行う構成(封入式)となっている。
前枠11の下部の左右両側位置には、それぞれ、スピーカ112が設置してあり、これらにより遊技音が出力され、遊技の趣向性を向上させる。また、前枠11には、遊技状態に応じて発光する枠側装飾ランプ113のほか、遊技の異常を報知するLED類が設けてある。
CRユニット60に関連して、パチンコ機1には、前枠11の下半部の左側に貸出SW171、返却SW172および残高表示装置173が設けてある。
図2に示すように、発射装置31は、中央に発射台310が設けられ、該発射台310へは球送り機構312の作動により開口部313を経て遊技球Bが一球ずつ送り出される。そして、発射モータ314により駆動する発射槌311の作動により遊技球Bを打ち出して、遊技盤2の遊技領域20へ向けて発射する。
なお、電源基板には、例えば、大容量のコンデンサ等から構成された補助電源が設けられており、パチンコ機1の稼動中に該補助電源に電力が充電されると共に、パチンコ機1への電力供給が停止されると、該補助電源から各部位に電力が供給される構成となっている。これにより、パチンコ機1は、電力供給が停止した場合であっても一定期間にわたり動作を継続することができ、瞬間停電が発生しても遊技を継続することができる。
本実施例では、CRユニット60にも、停電時には補助電源から電源が供給される構成となっている。
主制御装置40は、搭載しているプログラムに従って動作して、上述の検出信号などに基づいて遊技の進行に関わる各種のコマンドを生成し、払出制御装置41,サブ統合制御装置42,演出図柄制御装置43へ向けてのコマンドの出力や、図柄表示装置中継端子板542を介して特図表示装置27、特図保留数表示装置271、普通図柄表示装置28及び普図保留数表示装置281の表示制御を行う。尚、これら表示装置27,271,28,281は、遊技盤2の前面の遊技領域20の外部に設けてある。
また、主制御装置40には、時計機能が設けられている。なお、払出制御装置41,CRユニット60を経由してホールコンピュータ500から現在の時刻を示す時刻情報を取得する構成としても良い。
そして、サブ統合制御装置42は、スピーカ112を駆動して音声を出力することや、各種LEDや各種ランプ113の点灯、消灯等を制御する。更に、演出図柄制御装置43へキャラクタなどを表示する擬似演出や特図の擬似図柄の表示態様のコマンドを送信する。
また、本パチンコ機1は、大当り遊技後に、遊技状態が特別図柄の当選確率が高確率となる「確変」機能が付与された遊技状態(確変状態)や、第2特図始動口24の普電役物の開放時間が延長される「開放延長」機能が付与された遊技状態(時短状態)へと移行可能な構成である。
以下、主制御装置40および払出制御装置41で実行される本発明に関わりの深いプログラム処理について説明する。
図5は、主制御装置40で実行される「メインルーチン」のフローチャートを示し、「メインルーチン」は本処理(S100〜S110,S115)と残余処理(S111)とで構成され、2ms又は4ms周期の割り込み信号に起因して開始され、最初に正常割り込みか否かを判断する(S100)。この判断はRAMの特定アドレスに特定の数値が書き込まれているか否かに基づいて行われ、ここで否定判断(S100:no)なら初期設定(S115)を実行する。前述の正常割り込みか否かを判断するための数値は、この初期設定の一環としてRAMに書き込まれる。
プ処理する。
(2)始動入賞確認処理について
図6に示す「始動入賞確認処理」は、前記入賞確認処理(S107)のサブルーチンで、第1特図始動口23および第2特図始動口24への入球があれば(S200:yes)、入球に対応する特図の保留記憶が満杯か確認する(S201)。本実施形態における記憶可能な保留記憶数は4個である。
図7ないし図10は、「当否判定処理」のフローチャートを示す。図7に示すように「当否判定処理」は、先ず、役物連続作動装置の作動を確認して大当り遊技中であるか否かを確認し(S300)、大当り遊技中でなければ(S300:no)、第1、第2特図が変動中であるか否かを確認し(S301)、変動中でなければ(S301:no)、第1、第2特図の確定図柄が表示中であるか否かを確認する(S302)。尚、前記役物連続作動装置が作動中(S300:yes)であれば「特別遊技処理」に移行する。
続くS315の処理では、S313又はS314の処理の当否判定が大当りか否かの確認を行う。
S317の処理では、前記当否判定の対象となる保留記憶の変動パターン決定用乱数に基づいて、演出図柄表示装置21に表示される特図の大当り用の変動時間などといった変動パターンを決定する。
S342の処理で、大当りになる組合せでなければ(S342:no)、確変フラグが「1」であるか否かを確認し(S350)、確変フラグが「1」であり(S350:yes)、確変カウンタ(回数)が「0」であれば(S351:yes)、確変フラグを「0」にセットする(S352)。
続くS356の状態指定コマンド送信処理では、遊技状態を示す確変フラグや時短フラグの情報等を含む状態指定コマンドを、サブ統合制御装置42へ送信する。
次に、演出図柄表示装置21の持球数の表示に関して、主制御装置40で実行されるプログラム処理について説明する。図11に示す「持球数加減算処理」は、前記「メインルーチン」の「各出力処理」のサブルーチンであり、「持球数加減算処理」では先ず、主制御装置40において遊技に使用可能な遊技球である持球情報(持球の数を示す情報)の記憶が無いか否かを確認する(S400)。持球情報が無ければ(S400:yes)、続くS401の処理において、CRユニット60へのICカード挿入時にカードに持球数の記憶がある場合にカードから読み出された持球情報、又はカードに持球数の記憶がなく遊技者により新規ないし追加により持球として遊技球の貸出しがなされた持球情報を、払出制御装置41を介して受信したか否かを確認し、持球情報の受信を待つ。
なお、主制御装置40は、持球情報の記憶の有無に関らず、球貸し等に応じた持球情報の受信があればこれを保存するか、或いは、既に保存されている持球情報が示す持球数に新たに受信した持球情報が示す持球数を加算し、該持球情報を更新する構成としても良い。
遊技の終了は、遊技者が前記計数SW174を操作することでなされる。図13に示す「計数処理」は、遊技の終了に関して主制御装置40で実行される処理である。この処理は、先ず、計数SW174が操作され、計数信号を受信したか否かを確認する(S500)。この場合、計数SW174は払出制御装置41と接続されており、計数信号は主制御装置40へ払出制御装置41を介して送信される。
次に、持球情報に関して払出制御装置41で実行されるプログラム処理である「持球情報処理」について、図14を用いて説明する。なお、本処理は、払出制御装置41にて定期的に実行される。
S602では、払出制御装置41は、CRユニット60から、ICカード挿入時にICカードから読み出された持球情報や、S601での送信要求に応じて送信された持球情報を受信したか否かを判定する。そして、肯定判定が得られた場合には(S602:Yes)、S603に処理を移行し、否定判定が得られた場合には(S602:No)、S604に処理を移行する。
パチンコ機1では、所定数の持球の払出金額を、後述する貸出ルールに従い同数の遊技球の球貸しを行った際の貸出金額よりも低くなるように算出する交換ルールが定められている。これにより、払出金額を算出する段階で、遊技者から施設使用料等の付加料金を徴収することができる。
次に、遊技球を持球として貸し出すプログラム処理である「貸出処理」について、図15を用いて説明する。なお、本処理は、払出制御装置41にて定期的に実行される。
また、貸出ルールは、例えば、交換時の遊技球1球あたりの単価よりも高い単価で貸球数を算出するという内容であっても良い。
本実施形態のパチンコ機1では、予め定められた更新条件が満たされると更新処理が行われる。この更新処理とは、遊技を中止して持球情報が示す持球数分の払出金額(持球数データそのものでも良い。)をICカードに保存するといったものや、持球数を減少させるといったものであり、これにより、パチンコ店は施設使用料等の徴収が可能となり、さらには、持たせ遊技を制限して過度な出玉を抑止すること等が可能となる。
実施例1では、パチンコ機1の遊技に関する各種状態に基づき定められた更新条件が設けられている。
具体的には、更新処理とは、例えば、払出制御装置41に対し、現時点の持球数を示す持球情報を送信すると共に、該持球数の精算を指示し、さらに、主制御装置40に記憶されている現在の持球情報をクリアして遊技を中止するといった内容であっても良い。なお、持球情報を受信した払出制御装置41は、上述した「持球情報処理」のS605,S606により、交換ルールに従い払出金額を算出し、CRユニット60に対し払出金額をICカードに保存することを指示する。
次に、交換図柄が停止表示された大当りによって開始された大当り遊技が終了したという更新条件が設けられている場合において、交換図柄を設定する「図柄設定処理」について、図16(b)に記載のフローチャートを用いて説明する。なお、「図柄設定処理」は、「メインルーチン」の「各出力処理」のサブルーチンとして構成されている。
なお、パチンコ機1は、「図柄設定処理」を行わず、常に予め定められた図柄を交換図柄として用いても良い。
この場合、ICカードに書き込まれた持球数データに基づき一定の割合で景品交換される。
更に、交換図柄に起因するICカードへの更新処理を行わない持球数データの書き込みは、払出制御装置41を介して主制御装置40から交換図柄に起因する持球数データであることを示すフラグ(データ)を添付して出力するよう構成しても良い。これにより、ICカードに書き込まれた持球数データは、通常の持球数データの場合は、持球数データを出力した同遊技機又は他の遊技機でも当該持球数データに従って遊技を続行可能とし、交換図柄に起因する持球数データの場合は、遊技続行不可能とするよう構成しても良い。これにより、交換図柄に起因する遊技終了の場合は、ホールのカウンタ等で景品交換する必要が生じる。
実施例2では、通常状態(特典状態でない遊技状態)中に持球数や、現在の持球数から貸球の総数を減算した差分が上限値に達したこと等を更新条件としている。
S811では、主制御装置40は、確変フラグや時短フラグの状態に基づき特典状態が終了したか否かを判定し、肯定判定が得られた場合には(S811:Yes)、S812に処理を移行すると共に、否定判定が得られた場合には(S811:No)、本処理を終了する。
S812では、主制御装置40は、実施例1と同様の更新処理を行い、本処理を終了する。この更新処理の変形例として次の構成が考えられる。
この際、差分が上限値に達したからといって直ちに零クリアすると、遊技者が驚くことになる。
そこで、演出図柄表示装置21の画面上に持球数及び/又は差分数、上限値を表示し、持球数又は差分数が上限値に近くなれば、表示を赤点滅表示、赤点灯表示し、上限値以上になれば、「打止です!」のメッセージを表示し持球数データを零クリアする構成が好適である。
例えば、持球数が零でない状態で貸球数データがCRユニット60から出力されれば、同一遊技者による遊技が続行されていると看做す。持球数が少なくなって零に近くなったときの貸球操作は、同一遊技者による操作と看做しても問題ないからである。
また、持球数が零になってから所定時間内に貸球数データがCRユニット60から出力されれば、同一遊技者による遊技が続行されていると看做す。所定時間とは、遊技者が財布から金銭を取り出し、CRカードユニットに投入し、球貸操作に要する時間に若干の余裕時間を加算した時間が好適である。この場合、遊技機に近い椅子等に遊技者が離れたか否か検知するカメラ等のセンサにより同一遊技者が貸球操作を行うか否かを判断する構成を付加すれば、確認の効果を一層高めることが可能となる。
更に、強制的に零クリアされた後、カード返却の操作信号がCRユニット60から入力されれば、同一遊技者による遊技が終了したものと看做しても良い。但し、カードの残高が零であればカード返却の操作を行わないと考えられる。そこで、強制的に零クリアした際に、演出図柄表示装置21の画面上又は残高表示装置173の画面上に「遊技を続行する場合は、所定時間(例えば、手続に必要な時間+α)内に球貸操作を行って下さい。所定時間内に操作がなければ遊技を終了したものと看做します。」のメッセージを表示し、所定時間経過後の遊技は同一遊技者でない遊技とする制御を行うことも考えられる。
次に、上限値を設定する「上限値設定処理」について、図17(b)に記載のフローチャートを用いて説明する。なお、「上限値設定処理」は、「メインルーチン」の「各出力処理」のサブルーチンとして構成されている。
<実施例3>
実施例3では、パチンコ機1への電力供給が停止したことを更新条件としている。以下では、主制御装置40にて行われる「更新条件判定処理3」について、図18に記載のフローチャートを用いて説明する。なお、「更新条件判定処理3」は、「メインルーチン」の「各出力処理」のサブルーチンとして構成されている。
具体的には、更新処理とは、例えば、払出制御装置41に対し、現時点の持球数を示す持球情報を送信すると共に、該持球数の精算を指示し、さらに、主制御装置40に記憶されている現在の持球情報をクリアして遊技を中止するといった内容であっても良い。なお、持球情報を受信した払出制御装置41は、上述した「持球情報処理」のS605,S606により、交換ルールに従い払出金額を算出し、CRユニット60に対し払出金額をICカードに保存することを指示する。
尚、実施例2と同様、払出制御装置41は現在の持球情報(持球数データ)をそのままCRユニット60に出力する構成でも良い。
この際、更新した情報又は持球数情報に停電により出力した情報であることを示すフラグ(データ)を付加する構成でも良い。
この構成により、所定時間内に停電から復帰した場合には、停電発生時の持球数により遊技を再開可能な構成とすることができる。この結果、遊技者の利益は損なわれない。ICカードに書き込まれた情報なので、データが化けることも少ない。更に、所定時間内に停電復旧しなくとも、ICカードに書き込まれた情報は、停電の発生による遊技終了であることが容易に判別できる。この結果、通常の景品交換と相違し、遊技者の損失を補填する景品交換が可能となる。尚、停電時に持球数データを零クリアすることなく、停電復帰時にICカードから読みだす情報と比較する構成も考えられる。一致すれば、記憶している持球数データに従って遊技を再開し、一致しなければICカードから読み出した情報を優先する構成が好ましい。
<実施例4>
実施例4では、パチンコ機1が設置されたパチンコ店の閉店時刻の到来を更新条件としている。以下では、主制御装置40にて行われる「更新条件判定処理4」について、図19に記載のフローチャートを用いて説明する。なお、「更新条件判定処理4」は、「メインルーチン」の「各出力処理」のサブルーチンとして構成されている。
S831では、主制御装置40は、パチンコ店の閉店時刻(或いは、閉店時刻の例えば10分前の時刻)が到来したか否かを判定し、肯定判定が得られた場合には(S831:Yes)、S832に処理を移行すると共に、否定判定が得られた場合には(S831:No)、本処理を終了する。
<実施例5>
実施例5では、球貸しが行われたことを更新条件としている。以下では、主制御装置40にて行われる「更新条件判定処理5」について、図20に記載のフローチャートを用いて説明する。なお、「更新条件判定処理5」は、「メインルーチン」の「各出力処理」のサブルーチンとして構成されている。
ここで、更新処理とは、例えば、持球数を予め定められた割合で減少させる、或いは、持球数から所定数の遊技球数を減算するという処理であっても良い。
本実施形態のパチンコ機1によれば、ICカードに保存された残高情報に基づき球貸しがなされると共に、更新条件が成立すると、その時点の持球数に応じた払出金額が算出されてICカードに保存され、該ICカードに保存された払出金額により景品との交換がなされる。
(1)本実施形態ではパチンコ機1を例に挙げて説明を行ったが、本発明は、封入式として構成されていないカード式のパチンコ機にも適用できる。
なお、実施例1〜5の更新条件判定処理1〜5における更新処理(S801,S812,S822,S832)において、主制御装置40は、例えば、入賞を無効にする、或いは、払出制御装置41を介して発射装置31の発射モータ314を停止させる等といった遊技を不可能とする処理を行うのが望ましい。
(2)さらに、本発明は、本実施形態と同様に、ICカードに保存された残高情報に基づき遊技メダルの貸し出しを行うと共に、遊技者の遊技メダルの枚数から払出金額を算出して該ICカードに保存するカード式の回胴式遊技機にも適用することができる。このような場合、パチンコ機1の主制御装置40や払出制御装置41に替わって、回胴式遊技機を統括制御する主制御基板が各種処理を行うことになる。
なお、本発明を回胴式遊技機に適用した場合においては、遊技球が遊技メダルに、貸球が貸しメダル(回胴式遊技機により貸し出された遊技メダル)に、持球数がクレジット数に、持球情報がクレジット情報に、大当り遊技がボーナスゲームに、確変状態或いは時短状態がATやRT等に相当する。
(3)本実施形態のパチンコ機1では、遊技中に計数SW174が押されると、持球から払出金額が算出され、該払出金額がCRユニット60に挿入されているICカードに保存される。しかし、持球のICカードへの保存を指示する持球保存SWをさらに設け、主制御装置40は、遊技中に持球保存SWが押されると、その時点の持球情報を払出制御装置41に送信すると共に、該持球情報をクリアしてもよい。そして、持球情報を受信した払出制御装置41は、CRユニット60に該持球情報を送信し、ICカードに該持球情報を保存させても良い。
[特許請求の範囲との対応]
上記実施形態の説明で用いた用語と、特許請求の範囲の記載に用いた用語との対応を示す。
図始動口、24…第2特図始動口、25…大入賞口、26…普通入賞口、27…特図表示装置、271…特図保留数表示装置、28…普通図柄表示装置、281…普図保留数表示装置、29…アウト口、31…発射装置、33…揚送装置、40…主制御装置、41…払出制御装置、42…サブ統合制御装置、43…演出図柄制御装置、45…研磨装置、60…CRユニット、171…貸出SW、172…返却SW、173…残高表示装置、174…計数SW。
Claims (5)
- 投入された金額に対応する金額データを記憶媒体に記憶し、該記憶された金額データの範囲内で貸出金額の設定を受け付ける隣接カードユニットから出力される貸出金額に対応するデータを持球数データとして新たに記憶又は加算して記憶し、遊技終了操作に伴って該持球数データを前記カードユニットに出力する持球数データ入出力手段と、
封入された遊技球の発射に従って前記持球数データを減算し、発射された封入遊技球に起因する入賞に応じた賞球数を前記持球数データに加算する持球数データ演算手段と、を備えた封入式遊技機であって、
前記カードユニットから入力される持球数データが特定のデータである場合には、該データに従って遊技球を発射できないことを特徴とする封入式遊技機。 - 請求項1に記載の封入式遊技機において、
前記特定データは、交換図柄に起因して前記カードユニットに出力された持球数データであることを特徴とする封入式遊技機。 - 請求項1に記載の封入式遊技機において、
前記特定データは、持球数が上限値に達したことに起因して前記カードユニットに出力された持球数データであることを特徴とする封入式遊技機。 - 請求項1又は2に記載の封入式遊技機において、
前記特定データが停電の発生に起因して前記カードユニットに出力された持球数データの場合は、該データに従って遊技球を発射できることを特徴とする封入式遊技機。 - 請求項1乃至4に記載の封入式遊技機において、
前記カードユニットから入力される持球数データが特定のデータである場合には、持球数データとして新たに記憶又は加算して記憶しないことを特徴とする封入式遊技機。
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