JPH10118291A - 情報中継装置 - Google Patents

情報中継装置

Info

Publication number
JPH10118291A
JPH10118291A JP27347096A JP27347096A JPH10118291A JP H10118291 A JPH10118291 A JP H10118291A JP 27347096 A JP27347096 A JP 27347096A JP 27347096 A JP27347096 A JP 27347096A JP H10118291 A JPH10118291 A JP H10118291A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
game
card
input
gaming machine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP27347096A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4248611B2 (ja
Inventor
Shohachi Ugawa
詔八 鵜川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sankyo Co Ltd filed Critical Sankyo Co Ltd
Priority to JP27347096A priority Critical patent/JP4248611B2/ja
Publication of JPH10118291A publication Critical patent/JPH10118291A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4248611B2 publication Critical patent/JP4248611B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 玉封入式遊技機の遊技状況を玉払出式遊技機
の管理のために設けられたホールコンピュータで管理で
きるようにする。 【解決手段】 玉封入式遊技機から出力される各種遊技
情報を中継可能な台管理装置70を玉封入式遊技機とホ
ールコンピュータ72との間に設け、玉封入式遊技機か
ら所定数の利益情報が入力される毎に情報入出力回路A
86からホールコンピュータ72へ利益情報を1パルス
出力し、また、玉封入式遊技機から所定数の不利益情報
が入力される毎に情報入出力回路A86からホールコン
ピュータ72へ不利益情報を1パルス出力する機能を該
台管理装置70に設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技場の遊技用管
理装置に入力される入力用情報を中継する情報中継装置
に関し、詳しくは、遊技状態に応じて得点が付与される
得点付与式遊技機が設置された遊技場の遊技用管理装置
に入力される入力用情報を中継する情報中継装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種の遊技用装置として、たとえば、
遊技状態に応じて得点が付与される得点付与式遊技機が
設置された遊技場の遊技用管理装置に入力される入力用
情報を中継する情報中継装置が考案されている。
【0003】また、遊技場には、前記得点付与式遊技機
用の遊技用管理装置が設けられており、前記情報中継装
置は、たとえば前記得点付与式遊技機から前記遊技用管
理装置への入力用情報を中継するものとして考案されて
いる。
【0004】一方、遊技場には従来、一般的に、遊技状
態に応じて遊技者に遊技媒体が付与される遊技媒体付与
式遊技機が前記得点付与式遊技機よりも以前から設置さ
れており、該遊技媒体付与式遊技機用の遊技用管理装置
が遊技場内に設けられていた。そして、前記遊技媒体付
与式遊技機用の遊技用管理装置を利用して前記遊技媒体
付与式遊技機の遊技状況の管理・運用が行なわれてい
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、遊技場で
は、従来から利用していた前記遊技媒体付与式遊技機用
の遊技用管理装置を有効利用して前記得点付与式遊技機
を含めた遊技場内の遊技機の一括管理を図りたいという
要望がある。前記得点付与式遊技機を該得点付与式遊技
機用の遊技用管理装置で管理する一方で前記遊技媒体付
与式遊技機を該遊技媒体付与式遊技機用の遊技用管理装
置で管理するような二元管理方式では、遊技場全体の遊
技状況を正確かつ容易に把握することが困難だからであ
る。また、特に従来より利用してきた遊技媒体付与式遊
技機用の遊技用管理装置を用いて従来と同様の方式・手
順でこれらを一元管理できれば遊技場側の管理負担は一
層軽減されることになる。
【0006】しかしながら、前記得点付与式遊技機用の
管理装置と前記遊技媒体付与式遊技機用の管理装置とで
は入力される入力用情報の形式が異なる場合があり、前
記情報中継装置は前記遊技媒体付与式遊技機用の管理装
置には対応していないため、現実的に前記遊技媒体付与
式遊技機用の管理装置で前記得点付与式遊技機と前記遊
技媒体付与式遊技機とを一元管理することはできなかっ
た。
【0007】本発明は、係る実情に鑑み考え出されたも
のであり、その目的は、遊技場の管理負担を軽減可能な
汎用性の高い情報中継装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、遊技状態に応じて得点が付与される得点付与式遊技
機が設置された遊技場の遊技用管理装置に入力される入
力用情報を中継する情報中継装置であって、前記入力用
情報を中継して前記得点付与式遊技機用の遊技用管理装
置が処理可能な管理用情報として外部出力する第1情報
出力手段と、前記入力用情報を中継して、遊技状態に応
じて遊技者に遊技媒体が付与される遊技媒体付与式遊技
機用の遊技用管理装置が処理可能な管理用情報として外
部出力する第2情報出力手段とを含むことを特徴とす
る。
【0009】請求項2に記載の本発明は、請求項1記載
の発明の構成に加えて、前記得点付与式遊技機は有価価
値を特定可能な情報が記録された記録媒体により特定さ
れる有価価値から所定の大きさの有価価値を引落として
持点により遊技が可能となり、前記第1情報出力手段は
前記入力用情報に基づいて前記得点付与式遊技機の遊技
に関する遊技情報と前記記録媒体に関する記録媒体情報
とを出力可能であり、前記第2情報出力手段は前記入力
用情報に基づいて前記遊技情報を出力可能であることを
特徴とする。
【0010】請求項3に記載の本発明は、請求項2記載
の発明の構成に加えて、前記第2情報出力手段は前記入
力用情報に基づいて前記得点付与式遊技機で遊技に使用
された持点数を特定可能な使用持点数特定用情報と前記
得点付与式遊技機で遊技者に付与された得点数を特定可
能な得点数特定用情報とを出力可能であることを特徴と
する。
【0011】請求項4に記載の本発明は、請求項3記載
の発明の構成に加えて、前記得点付与式遊技機は所定の
始動条件が成立した場合に動作を行う遊技装置を有し、
該遊技装置の動作結果が予め定められた特定の動作結果
となった場合に遊技状態が遊技者にとって有利な特定遊
技状態となるように定められており、前記第2情報出力
手段は前記入力用情報に基づいて前記始動条件の成立回
数を特定可能な始動条件成立回数特定用情報と前記特定
の動作結果となった回数を特定可能な特定動作結果成立
回数特定用情報とを出力可能であることを特徴とする。
【0012】請求項5に記載の本発明は、請求項3記載
の発明の構成に加えて、前記第2情報出力手段は前記得
点付与式遊技機で遊技に使用された持点数が所定の複数
値に達する毎に前記使用持点数特定用情報を出力し、前
記得点付与式遊技機で遊技者に付与された得点数が所定
の複数値に達する毎に前記得点数特定用情報を出力する
ことを特徴とする。
【0013】
【作用】請求項1に記載の本発明によれば、第1情報出
力手段の働きにより、前記入力用情報が中継されて前記
得点付与式遊技機用の遊技用管理装置が処理可能な管理
用情報として外部出力される。第2情報出力手段の働き
により、前記入力用情報が中継されて遊技状態に応じて
遊技者に遊技媒体が付与される遊技媒体付与式遊技機用
の遊技用管理装置が処理可能な管理用情報として外部出
力される。
【0014】請求項2に記載の本発明によれば、請求項
1に記載の発明の作用に加えて、第1情報出力手段の働
きにより、前記入力用情報に基づいて前記得点付与式遊
技機の遊技に関する遊技情報と前記記録媒体に関する記
録媒体情報とが出力される。また、前記第2情報出力手
段の働きにより、前記入力用情報に基づいて前記遊技情
報が出力される。
【0015】請求項3に記載の本発明によれば、請求項
2に記載の発明の作用に加えて、前記第2情報出力手段
の働きにより、前記入力用情報に基づいて前記得点付与
式遊技機で遊技に使用された持点数を特定可能な使用持
点数特定用情報と前記得点付与式遊技機で遊技者に付与
された得点数を特定可能な得点数特定用情報とが出力さ
れる。
【0016】請求項4に記載の本発明によれば、請求項
3に記載の発明の作用に加えて、前記第2情報出力手段
の働きにより、前記入力用情報に基づいて前記始動条件
の成立回数を特定可能な始動条件成立回数特定用情報と
前記特定の動作結果となった回数を特定可能な特定動作
結果成立回数特定用情報とが出力される。
【0017】請求項5に記載の本発明によれば、請求項
3に記載の発明の作用に加えて、前記第2情報出力手段
の働きにより、前記得点付与式遊技機で遊技に使用され
た持点数が所定の複数値に達する毎に前記使用持点数特
定用情報が出力され、前記得点付与式遊技機で遊技者に
付与された得点数が所定の複数値に達する毎に前記得点
数特定用情報が出力される。
【0018】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面に
基づいて詳細に説明する。
【0019】図1は、本発明に係る情報中継装置の一例
となる台管理装置70と、これに関連して遊技場に設置
される各種装置との接続構成を説明するためのブロック
図である。
【0020】遊技場には、複数台の遊技機が設置された
遊技機設置島1が複数設けられている。図1には、その
うちの遊技機設置島の1つを図示している。遊技場に設
けられたすべての遊技機設置島1は、島管理装置71を
介してカード管理コンピュータ73と接続されている。
カード管理コンピュータ73は、遊技機設置島1に設置
された各装置を管理している。
【0021】遊技機設置島1には、持点を使用して遊技
が行なわれるタイプの弾球遊技機49が設置されてい
る。この弾球遊技機49では、その内部に封入された所
定数のパチンコ玉が繰返し循環して弾発発射され、弾発
発射毎に遊技者の持点が減算される。また、打玉の入賞
に応じて所定数の持点が加算される。以下の説明におい
て、この玉封入式の弾球遊技機49を単に遊技機49と
称して説明する。
【0022】この遊技機49で遊技を行なうためには、
遊技者所有の持点カードをカード個別処理装置50に挿
入する必要がある。持点カードは、たとえば、遊技場に
設置された持点カード販売機(図示省略)で購入するこ
とができる。持点カード販売機から発行された持点カー
ドには、持点カードが発行された遊技場を特定可能な遊
技場コード、複数の持点カードの中から一の持点カード
を特定可能な識別情報などが記録されている。持点カー
ドに記録された識別情報により、遊技者が持点カード購
入の際に支払った代金の大きさに応じてその上限が定ま
るカード残高が特定される。このカード残高は、持点カ
ード購入の際に持点カード販売機からカード管理コンピ
ュータ73へ、識別情報などのカード記録情報とともに
送信される。そして、カード管理コンピュータ73で識
別情報毎に管理されている。
【0023】台管理装置70は、遊技機49に対応して
たとえばその上部に設置されている。そして、遊技機4
9およびカード個別処理装置50から出力される各種情
報をカード管理コンピュータ73の要求情報に応答して
出力する。さらに台管理装置70は、遊技機49から出
力される情報の一部を持玉表示装置51と情報開示装置
75とにそれぞれ出力する。持玉表示装置51および情
報開示装置75は、遊技機49の上方部分に各遊技機4
9毎に設けられており、台管理装置70より入力される
情報に基づいて遊技者の所有している持点などを表示す
る。
【0024】島管理装置71は、遊技機設置島1に設け
られた複数の台管理装置70より入力される各種情報を
カード管理コンピュータ73へ出力するとともにカード
管理コンピュータ73から各台管理装置70へ出力され
る情報を中継する機能を有する。また、島管理装置71
は台管理装置70より入力される情報に基づいて各遊技
機49の遊技状況を把握可能なデータを演算し、記憶し
ている。
【0025】遊技者が遊技を開始するために持点カード
をカード個別処理装置50に挿入すれば、カード個別処
理装置50で持点カードの記録情報が読取られる。カー
ド個別処理装置50は、持点カードの識別情報を含むカ
ード読取情報を台管理装置70へ出力する。台管理装置
70はこれを記憶し、カード管理コンピュータ73の要
求情報に応答してこれを出力する。これにより、カード
読取情報が島管理装置71を介してカード管理コンピュ
ータ73に入力される。
【0026】カード管理コンピュータ73には、持点カ
ードの記録情報がカードの識別情報毎に分類して記憶さ
れている。カード管理コンピュータ73は受信されたカ
ード読取情報に基づいて持点カードの記録情報を照合
し、照合結果を照合情報としてカード個別処理装置50
へ出力する。照合結果が一致する場合には、カード管理
コンピュータ73は照合情報に持点カードにより特定さ
れる遊技者所有のカード残高や景品交換持点、貯玉など
の情報を付加する。したがって、これを受信するカード
個別処理装置50は、この照合情報により、遊技者所有
のカード残高などを特定して記憶する。そして、カード
残高の引落を許容する。これにより、遊技機49で玉貸
操作が可能となる。一方、持点カードの照合が一致しな
い場合には、挿入されている持点カードがカード個別処
理装置50より排出される。
【0027】遊技機49の内部には、循環制御基板60
が設けられている。循環制御基板60は、遊技者の玉貸
操作、あるいは遊技終了操作に応じて生ずる操作信号を
カード個別処理装置50へ出力するとともにカード個別
処理装置50からの入力信号に応答して遊技者の持点を
更新する。また、遊技機49で打玉が入賞口に入賞し、
これに伴ってゲーム制御基板28から加算値信号が入力
されれば、持点の加算更新を行なうとともに、台管理装
置70に対して加算更新した持点数を特定可能な不利益
情報を出力する。さらに、遊技機49で持点が遊技に使
用される毎に循環制御基板60は利益情報を台管理装置
70へ出力する。その他、循環制御基板60は、玉磨制
御基板74からの玉抜指令信号に応答して遊技機49内
の封入玉を外部へ排出する制御を行なう。玉磨制御基板
74は、玉磨装置(図示省略)内に設けられており、遊
技場の係員などにより玉磨装置で所定の操作が行なわれ
たことに基づいて玉抜指令信号を循環制御基板60へ出
力する。遊技機49から排出されたパチンコ玉は玉磨装
置へ案内される。
【0028】ゲーム制御基板28は、打玉の入賞に応じ
て循環制御基板60に加算値信号などを出力する他、後
述する始動入賞情報(始動情報)や大当り情報、確率変
動情報(以下、確変情報という。)などの各種遊技情報
を台管理装置70へ出力する。
【0029】台管理装置70は、循環制御基板60およ
びゲーム制御基板28から入力される各種情報に基づい
て遊技者の所有している持点数を把握し、その値を記憶
して逐次更新する。そして、遊技者の所有している持点
を特定可能な持点情報を持玉表示装置51に出力する。
また、台管理装置70は持点情報や始動情報、確変情
報、大当り情報などの遊技情報を情報開示装置75へ出
力する。
【0030】カード管理コンピュータ73では、遊技機
49の台番号毎に遊技情報が管理されている。具体的に
は、遊技機49で発生した大当りの回数や出玉数、始動
入賞回数、確率変動突入回数(以下、確変突入回数とい
う。)、打込玉数などの各種データが遊技機49の台番
号別に分類されて記憶されている。カード管理コンピュ
ータ73は、所定周期で各台管理装置76へポーリング
をかけて各種情報の送信要求を行う。自己のアドレスを
含む情報要求を受けた台管理装置76は、記憶している
各種情報(始動情報,大当り情報,確変情報,持点情
報,利益情報,不利益情報,引落情報,カード読取情
報,カード精算情報,カード中断情報)をまとめて島管
理装置71へ出力する。島管理装置71は、これらの情
報を中継してカード管理コンピュータ73へ出力する。
カード管理コンピュータ73は、島管理装置71から入
力される情報に基づいて記憶している管理データを逐次
更新し、必要に応じて台管理装置70へ照合情報などを
返信する。
【0031】これまでの説明によって理解される通り、
遊技機49からは打玉が弾発発射される毎に利益情報が
出力され、また、打玉の入賞に基づいて持点が遊技者に
付与される毎にその持点数を特定可能な不利益情報が出
力される。この利益情報あるいは不利益情報は、たとえ
ば、信号線に印加した基準電圧を一定期間変動させるこ
とにより生じる方形パルスの数により弾発発射されたパ
チンコ玉数(使用された持点数)あるいは入賞に応じて
付与された持点数を伝達するものであり、方形パルス1
つが持点(パチンコ玉)1つを表わしている。
【0032】カード管理コンピュータ73や島管理装置
71などは、このような利益/不利益情報の送信フォー
マットに適用しているため、台管理装置70は遊技機4
9により入力される利益/不利益情報をその情報形式の
ままで島管理装置71などへ出力している。
【0033】ところで遊技場には、従来、得点付与式遊
技機49ではなく、打玉の入賞などに応じてパチンコ玉
が直接払出される玉払出式遊技機が主に設置され、遊技
場にはこのような玉払出式遊技機を管理するための専用
のホールコンピュータが既に設置されている。したがっ
て遊技場では、このホールコンピュータを利用して遊技
場内に設置されている遊技機の管理・運用を行なってい
る。このような実情から、遊技場に得点付与式遊技機4
9を設置するにあたってはホールコンピュータを利用し
てその遊技情報などを一括管理したいというニーズがあ
る。このようなニーズに応えるべく、本発明に係る台管
理装置70には、玉払出式遊技機を管理するために設置
されているホールコンピュータ72(図4参照)に対し
て得点付与式遊技機49から出力される利益情報や不利
益情報、その他の遊技情報を中継して出力可能な出力部
(情報入出力回路A86(図4参照))が設けられてい
る。
【0034】一方、玉払出式遊技機の場合は、打玉計数
装置から打玉が複数(たとえば10発)計数される毎に
利益情報を1パルス出力し、また、補給玉計数装置から
補給玉(賞球玉)が複数(たとえば10個)補給される
毎に不利益情報を1パルス出力するように構成されてい
るため、玉払出式遊技機を管理するホールコンピュータ
はこれに対応して、入力される利益/不利益情報1パル
スについて玉10個として処理するように構成されてい
る。ただし、玉払出式遊技機から利益/不利益情報が出
力されるように構成されているものでもよい。
【0035】このため、得点付与式遊技機49から出力
される利益/不利益情報をそのまま中継してホールコン
ピュータに出力したのでは都合が悪い。得点付与式遊技
機49は、パチンコ玉(持点)1つについて利益/不利
益情報を1パルス出力しているからである。
【0036】そこで台管理装置70では、遊技機49よ
り入力される利益情報に基づいて弾発発射された打玉数
を演算して累積的に記憶し、打玉数がホールコンピュー
タ72で処理される利益情報1パルスに相当する数(た
とえば10個)に達する毎に利益情報を1パルスだけホ
ールコンピュータ72に出力するように構成されてい
る。なお、遊技機49より入力される不利益情報につい
ても同様に処理し、遊技者に付与された持点数がホール
コンピュータ72で処理される不利益情報1パルスに相
当する数(たとえば10個)に達する毎に不利益情報を
1パルスだけホールコンピュータ72に出力する。
【0037】台管理装置70はこのような機能を有して
いるために、各台管理装置70を従来から利用されてい
るホールコンピュータ72に接続すれば、ホールコンピ
ュータ72で遊技場に設置された玉払出式遊技機および
得点付与式遊技機49のすべてを一括して管理すること
が可能である。
【0038】また、このように構成することにより遊技
場内に設置されたすべての遊技機から出力される遊技情
報を一括管理できるのみならず、各遊技機に対して出力
すべき指令情報を一括してホールコンピュータ72で入
力し、出力することができる。たとえば、遊技機の大当
り確率の調整や打止指令、1回の玉貸装置で引落とされ
るカード残高額などをホールコンピュータ72で一括し
て設定できることとなる。
【0039】図2は、遊技機49およびこれに対応して
設けられたカード個別処理装置50,持玉表示装置5
1,情報開示装置75の全体正面図である。
【0040】遊技機49の幕板部2に設けられている持
玉表示装置51には、情報量をアナログ表示可能なアナ
ログ表示器91が設けられている。このアナログ表示器
91では、遊技者の所有している持点が所定数に達する
毎にランプが1つずつ点灯する。
【0041】また、持玉表示装置51の上部に設けられ
た情報開示装置75には、遊技機49で発生した大当り
回数や始動入賞の回数、確変突入回数、打止回数、遊技
者の持点などの各種遊技情報が表示される。
【0042】持玉表示装置51および情報開示装置75
が設けられていることにより、遊技機49での遊技状況
を当該遊技機49で遊技を行なっている遊技者以外の遊
技客が容易に把握できる。持玉表示装置51は、遊技状
況をさまざまな表示態様により表示可能であるとともに
遊技機周辺を巡回する遊技客の視線にとまりやすいよう
に遊技機49の上部に取付けられているからである。多
くの遊技客の視線を浴びることにより、遊技者の遊技意
欲は一層向上することになる。
【0043】幕板部2の裏面側には、遊技機49に対応
して前述した台管理装置70が設けられている。台管理
装置70は、持玉表示装置51および情報開示装置75
に表示用の各種遊技情報を送信している。
【0044】遊技機49には、その前面に突出する態様
で操作部45が設けられている。操作部45の上面部分
には、遊技者が各種操作を行なうための操作スイッチ
(返却精算スイッチ64,引落スイッチ63,再プレー
スイッチ104,表示切換スイッチ103,中断スイッ
チ102,自動引落スイッチ101)や各種表示器(持
点表示器62,残高表示器43)、各種LED(貯玉表
示中LED96,持点1表示中LED97,持点2表示
中LED98,自動引落中LED99,中断中LED1
00,引落可LED105)が設けられている。なお、
これらの操作スイッチや表示器、LEDについては、図
5にその構成を示している。
【0045】カード個別処理装置50は遊技機49に対
応してその側面に遊技機毎に設けられている。たとえば
図においては、遊技機49の図面に向かって左側面にカ
ード個別処理装置50が設けられており、当該カード個
別処理装置50が右側の遊技機49と対応していること
が連結方向指示器20の点灯により表示される。
【0046】この遊技機49で遊技を行なうためには、
まず持点カードをカード個別処理装置50に挿入する必
要がある。処理状態表示LED18が点灯しており、カ
ード個別処理装置50が玉貸可能な状態にあることを確
認して持点カードをカード挿入・排出口22に挿入する
と、持点カードに記録されている識別情報などの記録情
報がカードリーダライタ23により読取られる。そし
て、持点カードの照合処理が行われる。照合結果が一致
すれば、持点カードにより特定されるカード残高が操作
部45の上面に設けられた残高表示器43に表示され
る。なお、持点カードの照合が一致しない場合には、前
述の通り、挿入されている持点カードが排出される。
【0047】遊技者が操作部45に設けられた引落スイ
ッチ63(図5参照)を押圧操作すれば、予め定められ
たカード残高(たとえば500円分)が引落されて所定
数の引落持点(たとえば125点)が遊技者に与えられ
る。引落持点は、操作部45に設けられた持点表示器6
2(図5参照)において加算更新され、残高表示器43
では、引落されたカード残高が減算更新される。また、
引落情報が台管理装置70へ出力される。
【0048】持点の存在する状態で遊技者が打球操作ハ
ンドル7を操作すれば、遊技機49内に封入されている
パチンコ玉がハンマー38により1発ずつ遊技領域8内
に打込まれる。打込まれたパチンコ玉は発射玉検出器5
2により1つずつ検出され、検出のある毎に操作部45
に設けられた持点表示器62の持点が1つずつ減算更新
される。
【0049】発射勢いが弱すぎて遊技領域8にまで到達
しなかったパチンコ玉はファール玉入口55aに進入し
て遊技盤の裏面に案内され、遊技盤の裏面に設けられた
ファール玉検出器54(図3参照)で検出される。ファ
ール玉が検出される毎に持点表示器62の持点が1つず
つ加算更新される。これにより、遊技者は打玉が遊技領
域8にまで達する機会を得ることなく減算更新された持
点を有効に再度使用することができる。
【0050】打玉が可変入賞球装置11、あるいは始動
口9,通常入賞口16などに入賞すれば、その入賞に応
じた所定数の持点が遊技者に付与される。遊技者に付与
された持点は、操作部45に設けられた持点表示器62
において加算更新表示される。また、入賞があって遊技
者に持点が付与される毎に不利益情報が台管理装置70
へ出力される。なお、いずれの入賞口にも入賞しなかっ
たパチンコ玉はアウト口32により回収される。
【0051】遊技領域8に打込まれた打玉が始動口9に
入賞すれば、遊技機49から台管理装置70へ始動情報
が出力される。なお、打玉が始動口9に入賞することを
特に始動入賞と呼ぶ。始動入賞の発生に基づいて可変表
示装置10で図柄の可変表示が開始される。そして、可
変表示装置10に予め定められた大当り図柄(たとえば
777)が停止表示されれば、いわゆる大当りが発生す
る。大当りが発生すれば、ソレノイド13が励磁されて
可変入賞球装置11に設けられた開閉板12が開成状態
となり遊技者にとって有利な第1の状態となる。この第
1の状態はパチンコ玉の可変入賞球装置11への所定個
数(たとえば10個)の入賞、あるいは所定期間(たと
えば30秒間)の経過のうち、いずれか早い方の条件が
成立することにより終了して遊技者に不利な第2の状
態、すなわち開閉板12が閉成した状態となる。
【0052】可変入賞球装置11が第1の状態となって
いる期間中に可変入賞球装置11内に進入したパチンコ
玉は入賞個数検出器15あるいは特定入賞玉検出器14
により検出される。パチンコ玉が特定入賞玉検出器14
により検出されれば、その回の可変入賞球装置11の第
1の状態が終了するのを待って再度可変入賞球装置11
を第1の状態に制御する繰返し継続制御が行なわれる。
この繰返し継続制御の上限回数はたとえば16回と定め
られている。 なお、大当りの発生中、継続して遊技機
49から台管理装置70へ大当り情報が出力されてい
る。また、大当りの発生中は、遊技効果ランプ101で
所定の点滅表示などが行なわれる。
【0053】繰返し継続制御が終了し、いわゆる大当り
状態が終了すれば、再び大当りが発生しない限り開閉板
12が開成しない状態となり、大当り情報の出力が停止
する。
【0054】大当り図柄の中でも特に特別の図柄が可変
表示装置10に導出表示されることにより大当りが発生
していた場合には、大当りが終了した後、大当りの発生
する確率が高く変動する。このように大当り確率の変動
した遊技状態を特に確率変動状態と呼ぶ。このような大
当り確率が変動した状態は、たとえばその後大当りが2
回発生するまで継続する。なお、確率変動状態を引き起
こす特別の図柄を特に確率変動図柄という。大当りが確
率変動図柄で発生すれば、大当り情報が出力されるとと
もに確変情報が出力される。この確変情報は、少なくと
もその後予定されている2回の大当り状態が終了するま
で継続して出力される。そして予定されている2回の大
当りのいずれもが確率変動図柄で発生しなかった場合に
その出力が停止される。一方、確率変動図柄で大当りが
発生した場合には、さらに継続して出力され、最終的に
大当り確率が通常に戻るまで出力される。
【0055】大当りの発生に伴う繰返し継続制御がすべ
て終了して、いわゆる大当り状態が終了すれば、遊技状
態が確率変動状態に移行した場合や大当りが後述する
「ラッキーナンバー」で発生したものである場合を除い
て、その時点で持点表示器62に表示されている持点は
全て遊技に直接使用できない景品交換専用の景品交換持
点に変換される。なお、持点表示器62に表示されてい
た持点が景品交換持点に変換されると同時に持点表示器
62の表示は0クリアされる。したがって、大当りの終
了後、遊技を続行するためには、改めてカード残高の引
落操作を行なわなければならない。なお、景品交換持点
と区別する意味で、特に遊技に直接使用可能な持点のこ
とを遊技可能持点と呼ぶ。持点表示器62には、通常、
この遊技可能持点が表示されており、遊技可能持点が持
点表示器62に表示されている間は持点1表示中LED
97(図5参照)が点灯している。
【0056】一方、大当り成立時に可変表示装置10に
停止表示されている大当たり図柄が予め定められたラッ
キーナンバーと一致する場合にはこれに基づいた大当り
状態終了後、前述した持点の変換処理を実行することな
く遊技可能持点を継続して遊技に使用可能な「持点遊
技」が許容される。「持点遊技」が許容されている間
は、遊技続行許容表示器132aが点灯し、遊技者にそ
の旨が知らされる。その後、予め定められたアンラッキ
ーランバーが可変表示装置10に停止表示され、大当り
が発生したことを条件に持点遊技の許容状態が取消され
て遊技続行許容表示器132aが消灯する。そして、大
当りの終了後に前述した持点の変換処理が実行される。
なお、アンラッキーランバーが可変表示装置10に停止
表示された場合であっても遊技状態が確率変動状態にあ
る場合には、持点遊技は許容される。そして大当り確率
が通常のものに復帰したことを条件に遊技者が所有して
いる持点が全て景品交換持点に変換される。
【0057】なお、遊技者が遊技を終了した際などにお
いては、必要に応じて遊技機49の持点遊技許容状態を
解除しなければならない。遊技機49の右側上方部分に
設けられた錠口に遊技場の係員などが鍵を挿入して所定
の解除操作を行なえば、その解除操作が解除操作検出器
132で検出される。そして、解除操作検出器132の
検出に基づいて持点遊技許容状態が解除され、遊技続行
許容表示器132aが消灯する。
【0058】さて、遊技機49での遊技状況に応じて持
点数が残り少なくなれば、再度引落スイッチ63を押圧
操作することによりカード残高が減算更新されるととも
に持点を加算更新させることができる。しかしながら、
カード残高のこのような引落操作が面倒である場合に
は、自動引落スイッチ101(図5参照)を押圧操作し
て持点の貸出モードを「自動玉貸モード」に変更すれば
よい。これにより、遊技可能持点が所定数以下になれば
自動的にカード残高が引落されて持点表示器62に所定
数の持点が加算更新表示されるようになる。モードが
「自動玉貸モード」にある場合には、自動引落中LED
99(図5参照)が点灯する。
【0059】食事をとるなどの目的のために一旦遊技を
中断したい場合には、中断スイッチ102を押圧操作す
ればよい。これにより、中断途中から遊技を再開させる
権利を有した状態で遊技を中断することができる。すな
わち、遊技者が中断スイッチ102を押圧操作すれば、
持点カードがカード挿入・排出口22より排出されると
ともに中断操作が行なわれた際にカード個別処理装置5
0に挿入されていた持点カード以外のカードを使用した
遊技が拒絶される。なお、遊技の中断操作が行われれば
中断情報が遊技機49からカード個別処理装置50に出
力される。カード個別処理装置50は中断情報を受信し
て記憶するとともに台管理装置70へカード中断情報を
出力する。また、操作部45では中断中LED100
(図5参照)が点灯するとともに、アナログ表示器91
に遊技が中断中である旨の所定の表示が行なわれる。
【0060】遊技を終了する場合には、操作部45に設
けられた返却精算スイッチ64(図5参照)を押圧操作
すればよい。精算操作が行なわれれば、操作信号がカー
ド個別処理装置50に入力される。カード個別処理装置
50は、カード精算情報を台管理装置70に出力する。
台管理装置70へ出力されたカード精算情報は島管理装
置71を介してカード管理コンピュータ73へ入力され
る。カード管理コンピュータ73は、この情報を受信す
ることにより遊技の終了を把握する。なお、遊技終了時
の遊技者の持点(遊技可能持点、景品交換持点)やカー
ド残高などは、カード精算情報が入力されるまでの間に
逐次入力のあった引落情報や利益情報、不利益情報その
他の入力情報によりすでにカード管理コンピュータ73
内部で把握されている。
【0061】遊技の終了操作に応答して、持点カードが
カード個別処理装置50のカード挿入・排出口22から
排出される。
【0062】持点カードにより特定される景品交換持点
および遊技可能持点は、それぞれの持点を所有すること
となった当日限りにおいて有効な持点である。したがっ
て、遊技可能持点を当日中に遊技に使用しない場合や景
品交換持点および遊技可能持点を当日中に景品交換に使
用しない場合には、翌日以降はそれらの持点は無効扱い
となる。遊技場内には、これらの持点を当日以降も景品
交換に有効に使用可能な価値である「貯玉」に変換する
ための変換処理装置が設けられている。たとえば、この
種の変換処理装置は遊技場内のスペースを有効活用する
ために景品交換操作を行なうための景品交換処理装置と
兼用構成されている場合が多い。景品交換持点あるいは
遊技可能持点を「貯玉」に変換したい場合には、それら
の持点の記録された持点カードを前記変換処理装置に挿
入し、貯玉に変換したい持点の種類(遊技可能持点,景
品交換持点)および持点数を指定して実行操作すればよ
い。これにより、指定された持点が「貯玉」に変換され
る。そして、持点カードの識別情報と共に変換情報が変
換処理装置からカード管理コンピュータ73へ出力され
る。カード管理コンピュータ73はこれを受信して持点
カードの識別情報を手がかりに記憶している管理データ
を呼び出して遊技者の貯玉数を加算更新し、貯玉に変換
した持点を減算更新する。
【0063】ここで「貯玉」を定義付けるならば、「貯
玉」とは、持点を遊技場預りとして累積的に保管された
価値となる。持点を「貯玉」に変換することにより、遊
技行為当日のみならず過去において獲得した持点を累積
的に保管できることとなる。遊技者は、貯玉を繰返し行
なうことにより、一度の遊技では獲得することが困難な
景品交換額の大きな景品を所有することが可能となる。
【0064】一方、持点カードにより特定されるカード
残高や遊技可能持点を使用することなく、貯玉を用いて
遊技を行ないたいという遊技者のニーズがある。このよ
うなニーズに応えるべく、たとえば、景品交換処理装置
で貯玉を遊技可能持点に変換する操作を行なうことがで
きるように構成することが考えられる。しかしながら、
一々遊技機から席を離れて景品交換処理装置に赴いてこ
のような変換操作を行なうことは遊技者にとって不便極
まりない。そこで本実施形態では、各遊技機49に設け
られている操作部45を操作して、持点の引落しを行な
う際にこれをカード残高から行なうのか貯玉から行なう
のかを選択できるように構成されている。すなわち、貸
出モードが「玉貸モード」あるいは「自動玉貸モード」
に設定されている場合において再プレースイッチ104
(図5参照)を押圧操作すれば、貸出モードが貯玉から
持点を引落とす「再プレーモード」あるいは「自動再プ
レーモード」に変更される。
【0065】貸出モードが「再プレーモード」あるいは
「自動再プレーモード」に設定されれば、残高表示器4
3には「カード残高」に換えて遊技者が遊技に使用可能
な「貯玉」が表示される。また、残高表示器43に貯玉
がされている間は貯玉表示中LED96が点灯し、その
旨が遊技者に知らされる。なお、貸出モードが「再プレ
ーモード」に設定されている場合には引落スイッチ10
1の押圧操作に基づいて貯玉から持点が引落され、貸出
モードが「自動再プレーモード」に選択されている場合
には、遊技者の持点数が所定数以下となれば自動的に貯
玉から所定数の持点が引落されるように構成されてい
る。
【0066】貸出モードが「再プレーモード」または
「自動再プレーモード」に設定されている際に再プレー
スイッチ104を押圧操作すれば、貸出モードが「玉貸
モード」または「自動玉貸モード」に切り替わり、貯玉
表示中LED96が消灯する。
【0067】本実施形態によれば、貯玉を用いた遊技を
行なうか、あるいはカード残高を用いた遊技を行なうか
を遊技途中にも極めて容易に選択でき、これにより遊技
者の操作性が向上される。このことは、高額景品獲得を
目的として貯玉を行なう遊技者以外に、別日に遊技を行
なうことを目的として貯玉を行なう遊技者を増やすこと
となり、遊技者の来店回数を多くすることにつながる。
【0068】一方、貯玉をそのまま持点に引落して遊技
に使用できるように構成した場合には、貯玉の変換処理
にかかるコストなどを考慮すると遊技場にとって不利益
が生ずるおそれがある。たとえば、遊技者が1000個
の貯玉を所有している場合にこれをそのまま1000発
のパチンコ玉を弾発可能な持点数(1000点)に変換
できるように構成した場合などである。本実施形態で
は、遊技場側にこのような不利益が生ずることのないよ
うに貯玉から持点を引落す場合には手数料として所定数
の貯玉が差引かれるように構成されている。具体的に
は、たとえば5つの貯玉につき貯玉1つ分を手数料とし
て差引いて貯玉4つ分を持点数4点に変換する。残高表
示器43には、前述したように”遊技に使用可能な”貯
玉数が表示されるのであり、たとえば遊技者が貯玉を1
000個所有している場合には、この貯玉から予め手数
料相当数の貯玉が差引かれたものがたとえば「800」
として表示される。
【0069】遊技途中などにおいて表示切換スイッチ1
03を押圧操作すれば、持点1表示中LED97に替わ
って持点2表示中LED98が点灯し、持点表示器62
には手数料の差引かれる前の貯玉数と、遊技者が現在使
用している全持点数(遊技可能持点+景品交換持点)と
が表示される。
【0070】122は、大当りの発生した際などに効果
音を発するために設けられたスピーカーである。また、
遊技の中断操作が行なわれた際や貸出モードが変更され
た際には、スピーカー122を通じてその旨が音声によ
り遊技者に報知される。また、4は透明板保持枠であ
り、遊技領域8の前面を覆う透明板を保持している。
【0071】図3は、遊技機49およびカード個別処理
装置50の全体背面図である。遊技機49の通常入賞口
16や始動口9、あるいは可変入賞球装置11内に進入
した入賞玉は遊技盤の裏面に導かれて入賞玉集合樋30
に案内される。そして、入賞玉検出器31で1個ずつ検
出された後、入賞玉排出ソレノイド134の作用により
1個ずつ下方へ落下する。一方、アウト口32より回収
されたアウト玉はアウト玉誘導樋53で誘導されて入賞
玉と合流する。そして、アウト玉および入賞玉は打込玉
検出器33で検出された後、打込玉集合樋34に案内さ
れる。パチンコ玉が打込玉検出器33で検出される毎に
利益情報が通信部63(情報入出力回路121)から台
管理装置70に出力される。
【0072】一方、ファール玉入口55aより回収され
たファール玉はファール玉用モータ76の駆動力により
揚送路(図示省略)を揚送される。そして、ファール玉
出口55bから排出されてファール玉検出器54で検出
された後、打込玉集合樋34に案内される。打込玉集合
樋34に案内された打玉は傾斜に沿って発射玉供給口5
6へ案内される。
【0073】遊技機49内に封入されている全ての封入
玉が打込玉集合樋34に整列すれば、その最後尾の封入
玉が位置する箇所に設けられた玉量検出器131で最後
尾の封入玉が検出される。この玉量検出器131の検出
出力により、打球発射の終了が検出される。
【0074】遊技者が打球操作ハンドル7(図2参照)
を操作すれば打球モータ37が駆動し、ハンマー38が
間欠揺動する。ハンマー38の揺動がハンマーセンサ1
29で検出される。また、ハンマー38の間欠揺動に伴
ってパチンコ玉が1発ずつ発射玉供給口56に案内さ
れ、玉送りセンサ130で検出される。発射玉供給口5
6に案内されたパチンコ玉は1発ずつ遊技領域8(図2
参照)へ弾発発射されることになる。一方、玉量検出器
131では、封入玉が検出されなくなり、弾発発射開始
されたことが遊技機49で把握される。以上のようにし
て、遊技機49内に封入されているパチンコ玉が繰返し
循環して遊技機に使用される。
【0075】玉磨制御基板74(図1参照)から玉抜指
令信号が出力されればソレノイド58が励磁され、打込
玉集合樋34の一部を形成している回動板57が所定角
度回動し、玉抜樋59と打込玉集合樋34とを連通させ
る。これにより、打込玉集合樋34を移動する封入玉は
発射玉誘導口56へ向かうことなく、玉抜樋59へ案内
される。玉抜樋59へ案内された封入玉は遊技機49外
部へ排出されて、玉磨装置へ案内される。
【0076】28はゲーム制御基板であり、各種遊技内
容の制御を行なう遊技用マイクロコンピュータ125
(図5参照)が設けられている。また、60は循環制御
基板であり、持点の制御を行なうための持点制御用マイ
クロコンピュータ108(図5参照)が設けられてい
る。なお、68は大当り情報や確変情報、始動情報、利
益情報、不利益情報などの遊技情報を台管理装置70へ
出力するとともに打止情報を入力するための通信部であ
り、遊技機49内部の各種情報入出力回路(情報入出力
回路121)と接続されている。
【0077】図4は、台管理装置70の制御回路とこれ
に接続される各種装置の一部を示すブロック図である。
【0078】台管理装置70には、入力情報を中継して
外部出力するための制御を行なう台管理装置マイクロコ
ンピュータ76が設けられている。台管理装置マイクロ
コンピュータ76のROM82には、制御プログラムが
記憶されおり、CPU84はこの制御プログラムに基づ
いて入力情報を演算し、出力するための制御動作を実行
する。また、RAM83にはCPU84の演算結果が記
憶される。
【0079】台管理装置マイクロコンピュータ76に
は、外部装置から出力される情報を入力し、また外部装
置へ情報を出力するための情報入出力回路が外部装置に
対応して複数設けられている。そして、各情報入出力回
路は台管理装置マイクロコンピュータ76の制御に基づ
いて情報を入力し、出力する。
【0080】情報入力回路79には、遊技機49に設け
られているゲーム制御基板28から出力される始動入賞
情報や大当り情報、確変情報が入力される。台管理装置
マイクロコンピュータ76はこれらの遊技情報を中継し
て情報入出力回路A86に出力する。また、カード管理
コンピュータ73からの要求情報に応答してこれらの遊
技情報その他の情報を一括して情報入出力回路B87か
ら出力する。さらに台管理装置マイクロコンピュータ7
6は、これらの入力情報に基づいて始動入賞回数や大当
り回数、確変突入回数(確率変動回数)を演算し、その
演算結果をRAM83に記憶する。RAM83には、入
力情報に基づいて演算される演算結果を計数するために
用いられる各種カウンタが設けられており、CPU84
は入力情報に応じて各カウンタのカウンタ値を更新す
る。したがって、RAM83内のカウンタ値を参照する
ことにより、たとえば遊技機49の始動入賞回数や大当
り回数、確変突入回数などを把握できる。台管理装置マ
イクロコンピュータ76は、情報入力回路79から入力
される情報に応じて演算結果を更新した後、その演算結
果に基づいて始動回数情報と大当り回数情報とを情報出
力回路147に出力する。
【0081】情報入出力回路A86は、玉払出式遊技機
を管理する目的で遊技場内に設置されるホールコンピュ
ータ72との間で情報の入出力を行なうための回路であ
り、遊技場内にこのようなホールコンピュータ72が設
置されている場合には、遊技場側のニーズに応じてホー
ルコンピュータ72と接続される。情報入出力回路A8
6にホールコンピュータ72を接続することにより、ホ
ールコンピュータ72に大当り情報や始動情報、確変情
報、その他の遊技情報(利益情報,不利益情報)あるい
はカード残高の引落額を特定可能な引落情報が入力され
ることになる。ホールコンピュータ72でこれらの情報
を集計することにより、遊技機49の台番号毎に遊技状
況などを管理することができる。また、情報入出力回路
A86には、ホールコンピュータ72から各遊技機49
に対して出力される各種指令情報が入力される。たとえ
ば図4には、指令情報の一例として打止情報が表示され
ている。打止情報は、遊技機49で行なわれている遊技
行為を停止させ、いわゆる打止とするために出力される
情報である。情報入出力回路A86に入力される打止情
報は台管理装置マイクロコンピュータ76で中継されて
情報入出力回路80に入力される。また、台管理装置マ
イクロコンピュータ76は、打止情報に基づいてRAM
83内の打止回数計数用のカウンタ値を更新する。そし
てその更新結果に基づいて打止回数情報を情報出力回路
147に出力する。なお、打止情報は、カード管理コン
ピュータ73からの要求情報に応答してその他の情報と
一括して情報入出力回路B87から出力するために一時
的に内部に記憶される。
【0082】情報入出力回路80は、遊技機49に設け
られた循環制御基板60と接続される回路である。循環
制御基板60から情報入出力回路80には、遊技に使用
された持点数(パチンコ玉数)を特定可能な利益情報と
打玉の入賞に基づいて遊技者に付与された持点数を特定
可能な不利益情報とが入力される。一方、情報入出力回
路80から循環制御基板60には、ホールコンピュータ
72より受信した打止情報が出力される。台管理装置マ
イクロコンピュータ76は、情報入出力回路80に入力
された利益情報と不利益情報とに基づいてRAM83に
記憶されている持点計数用のカウンタのカウンタ値を更
新する。持点計数用のカウンタは、遊技者が遊技に使用
している持点数(遊技機49の持点表示器62に表示さ
れている持点数)を把握するために設けられているカウ
ンタであり、不利益情報に基づいてそのカウンタ値を加
算更新し、利益情報に基づいてそのカウンタ値を減算更
新する。また、台管理装置マイクロコンピュータ76
は、入力された利益情報と不利益情報とを中継して情報
入出力回路A86に出力する。なお、利益情報および不
利益情報は、カード管理コンピュータ73からの要求情
報に応答してその他の情報と一括して情報入出力回路B
87から出力するために一時的に内部に記憶される。
【0083】情報入出力回路81は、カード個別処理装
置50のカード処理制御基板135との間で情報の送受
信を行なうために設けられている回路である。情報入出
力回路81には、引落情報、カード精算情報、カード読
取情報、カード中断情報がそれぞれカード個別処理装置
50より入力される。また、情報入出力回路81からカ
ード個別処理装置50へは、照合情報が出力される。
【0084】引落情報は遊技者の持点カードからカード
残高が引落とされる際に出力される情報である。なお、
遊技機49では、カード残高の引落に伴って所定数の持
点が遊技者に付与されることとなる。一方、台管理装置
マイクロコンピュータ76は、引落情報の入力に基づい
てRAM83内に記憶されている持点計数用のカウンタ
のカウンタ値に所定数(たとえば125)加算する。ま
た、引落情報を情報入出力回路A86から外部出力す
る。
【0085】カード精算情報は、遊技者の遊技終了操作
(返却精算スイッチ64の押圧操作)が行なわれたこと
に応答して入力される情報である。このカード精算情報
の入力に基づいて持点カードの記録情報が精算されるこ
ととなる。台管理装置マイクロコンピュータ76は、カ
ード精算情報の入力に基づいて持点計数用のカウンタ値
を0クリアする。
【0086】カード読取情報は、カード個別処理装置5
0で読取られた持点カードの識別情報を含む情報であ
る。カード読取情報は、カード管理コンピュータ73か
らの要求情報に応答してその他の情報と一括して情報入
出力回路B87から出力される。カード管理コンピュー
タ73は、このカード読取情報に基づいて持点カードの
照合を行なう。
【0087】カード中断情報は、遊技者の遊技中断操作
(中断スイッチ102の押圧操作)に応答して入力され
る情報である。このカード中断情報の入力に基づいて遊
技機49の中断制御動作が実行されることになる。
【0088】照合情報はカード管理コンピュータ73が
カード読取情報に基づいて行なった持点カードの照合結
果をカード個別処理装置50に通知するための情報であ
る。照合情報には、持点カードにより特定される遊技者
所有のカード残高、持点(遊技可能持点,景品交換持
点)、貯玉に関する情報が含まれている。台管理装置マ
イクロコンピュータ76は、この照合情報に基づいて、
持点カードにより特定される持点、カード残高、貯玉を
記憶する。また、台管理装置マイクロコンピュータ76
は、この照合情報を中継して情報入出力回路81からカ
ード個別処理装置50へ出力する。
【0089】カード読取情報、カード精算情報、および
カード中断情報は、カード管理コンピュータ73からの
要求情報に応答してその他の情報と一括して情報入出力
回路B87から出力するために一時的に台管理装置マイ
クロコンピュータ76内部に記憶される。
【0090】情報出力回路85は持玉表示装置51に持
点情報を出力するための回路である。持点情報は遊技者
が所有している持点(持点表示器62に表示されること
になる遊技可能持点数)を特定可能な情報である。台管
理装置マイクロコンピュータ76は、RAM83内に記
憶されている持点計数用のカウンタのカウンタ値に基づ
いてこの持点情報を情報出力回路85へ出力する。な
お、持点情報は、情報出力回路147へも併せて出力さ
れている。
【0091】情報出力回路85から出力された持点情報
は、持玉表示装置51の持点アナログ表示制御基板88
に設けられた情報入力回路89に入力される。持点アナ
ログ表示制御基板88には、ROM94とRAM95と
を含む出玉表示用マイクロコンピュータ90が設けられ
ている。出玉表示用マイクロコンピュータ90は電源回
路93から電源の供給を受けてランプドライバ92を制
御し、情報入力回路89に入力された持点情報に基づい
てアナログ表示器91のランプを所定個数だけ点灯させ
る。
【0092】情報出力回路147は、情報開示装置75
に各種遊技情報を出力するための回路である。情報開示
装置75は、情報出力回路147から出力される始動回
数情報や大当り回数情報、打止回数情報、持点情報に基
づいて、始動回数や大当り回数、打止回数、持点を表示
する。
【0093】情報入出力回路B87は、島管理装置71
に各種の遊技情報を出力するとともにカード管理コンピ
ュータ73とカード個別処理装置50との間で送受信さ
れる持点カードに関する情報(カード読取情報,引落情
報,カード精算情報,カード中断情報,照合情報)を中
継するための回路である。台管理装置マイクロコンピュ
ータ76は、カード管理コンピュータ73からの要求情
報に応答して内部に一時記憶している各種情報(始動情
報,大当り情報,確変情報,持点情報,利益情報,不利
益情報,引落情報,カード読取情報,カード精算情報,
カード中断情報)を情報入出力回路B87から島管理装
置71へ出力する。島管理装置71は、複数の台管理装
置70から入力される各種情報を中継してカード管理コ
ンピュータ73に出力するとともに遊技機49毎に分類
してそれらの情報を管理している。一方、島管理装置7
1から情報入出力回路B87には、カード管理コンピュ
ータ73から受信した照合情報が入力される。
【0094】カード管理コンピュータ73には、持点カ
ードのカード残高や遊技可能持点、景品交換持点、貯玉
などの情報が持点カードの識別情報毎に分類して記憶さ
れ、管理されている。島管理装置71を介してカード読
取情報が入力されれば、カード管理コンピュータ73は
カード読取情報に含まれている識別情報を手掛かりにし
て持点カードを特定する。そして、持点カードを特定す
ることができればその持点カードにより特定されるカー
ド残高や貯玉などに関する情報を照合情報として島管理
装置71に出力する。一方、カード読取情報により特定
される持点カードが存在しない場合には、持点カードの
照合の結果該当する持点カードが存在しない旨の情報を
照合情報として出力する。島管理装置71に入力された
照合情報は、島管理装置71および台管理装置70を介
してカード読取情報出力先のカード個別処理装置50に
入力される。
【0095】また、カード管理コンピュータ73はカー
ド精算信号が入力されることに基づいてカード精算情報
出力先の遊技機49で遊技が終了したことを把握する。
カード中断情報が入力された場合には、カード管理コン
ピュータ73は、中断操作の行なわれた遊技機49に対
応して記憶している管理用情報で中断フラグを立てると
ともに、その遊技機49に使用されている持点カードに
対応して記憶している管理用情報で中断フラグを立て
る。また、始動情報や大当り情報、持点情報、確変情
報、不利益情報、利益情報、打止情報、引落情報などが
入力されることに基づいてカード管理コンピュータ73
はそれらの情報を遊技機49毎に集計し、管理する。
【0096】台管理装置70の台管理装置マイクロコン
ピュータ76と電源回路78との間には、バックアップ
電源77が設けられている。したがって、電源回路78
に供給される電源で瞬停が発生した場合や長時間にわた
る停電が発生した場合であっても、台管理装置マイクロ
コンピュータ76内に記憶されている各種記憶情報はそ
の影響を受けることはない。これにより、遊技場で停電
が発生した場合であっても、あるいは各遊技機49で個
別に電源の供給に不具合が生じた場合であっても、遊技
機49の各種情報がバックアップされることになる。
【0097】図5は、遊技機49の構成を説明するため
のブロック図である。遊技機49には、操作部45や循
環制御基板60、ゲーム制御基板28などが設けられて
いる。操作部45には、遊技者が操作するための各種操
作スイッチ、および操作スイッチの操作に応じて点灯す
る各種LED、持点数を表示するための持点表示器6
2、カード残高などを表示するための残高表示器43が
取付けられている。
【0098】また、循環制御基板60には、遊技状況に
応じて変化する遊技者の持点を管理するとともに各種操
作スイッチの操作に基づいてLEDを表示制御し、ま
た、各種検出器の検出信号が入力される持点制御用マイ
クロコンピュータ108が設けられている。持点制御用
マイクロコンピュータ108は、ROM110内に記憶
されている制御プログラムに基づいて持点制御などの各
種制御動作を実行する。EEPROM109には、遊技
者所有の持点(遊技可能持点)や貯玉、景品交換持点が
記憶されており、遊技の進行状況に応じてその値が更新
される。また、RAM111には、持点制御などの制御
動作に必要なカウンタが記憶されている。
【0099】ゲーム制御基板28には、遊技制御を行な
うとともに遊技情報を台管理装置70へ出力する制御を
行なう遊技用マイクロコンピュータ125が設けられて
いる。遊技用マイクロコンピュータ125は、ROM1
26内に記憶されている遊技制御用プログラムに基づい
て各種遊技制御動作を実行する。なお、RAM127に
は、遊技制御動作にかかる各種カウンタが記憶されてい
る。
【0100】カード個別処理装置50に持点カードが挿
入されれば、その記録情報が読み取られて持点カードの
照合処理が実行される。そして、照合処理が正常に終了
すれば、持点制御用マイクロコンピュータ108のEE
PROM109に、照合情報に基づいた景品交換持点や
貯玉、あるいは遊技可能持点が記憶される。また、カー
ド個別処理装置50から残高表示器43にカード残高の
表示制御用信号が入力される。これにより残高表示器4
3には照合情報に基づいた持点カードのカード残高が表
示される。
【0101】カード残高の引落しが可能な状態になれ
ば、カード個別処理装置50から引落可LED105に
制御用信号が入力される。これにより、引落可LED1
05が点灯する。引落可LED105が点灯している状
態で引落スイッチ63を押圧操作すれば、引落情報がカ
ード個別処理装置50へ出力される。循環制御基板60
の信号回路116はカード個別処理装置50と接続され
ており、カード個別処理装置50でカード残高の引落処
理が終了すれば引落情報が信号回路116に入力され
る。持点制御用マイクロコンピュータ108は引落情報
の入力を受けて所定数(たとえば125点)の持点をE
EPROM109内の持点に加算更新する。
【0102】持点制御用マイクロコンピュータ108
は、EEPROM109に記憶されている持点数を持点
表示器62に表示させるための表示制御信号をLED回
路106を介して持点表示器62に出力する。これによ
り持点表示器62に遊技者の持点が表示される。また、
持点表示器62に遊技可能持点を表示している場合に
は、持点制御用マイクロコンピュータ108はLED回
路106を介して持点1表示中LED97を点灯させ
る。自動引落スイッチ101が押圧操作されればその押
圧操作に基づいた押圧操作信号がスイッチ回路107を
介して持点制御用マイクロコンピュータ108に入力さ
れる。持点制御用マイクロコンピュータ108はこの入
力信号に基づき、LED回路106を介して自動引落中
LED99を点灯させる。そして、EEPROM109
内に記憶される持点数が所定数以下となれば信号回路1
16に自動的に引落情報を出力する。そして、カード個
別処理装置50から信号回路116に引落情報が入力さ
れることに基づいて持点の加算更新を実行する。
【0103】表示切換スイッチ103が押圧操作されれ
ば、押圧操作信号がスイッチ回路107を介して持点制
御用マイクロコンピュータ108に入力される。持点制
御用マイクロコンピュータ108はこの入力信号に基づ
いてLED回路106を介して持点2表示中LED98
を点灯させ、持点1表示中LED97を消灯させ、持点
2表示中LED98を点灯させる。また、持点表示器6
2に遊技者が現在所有している遊技可能持点,景品交換
持点,貯玉を表示させる。なお、全持点数、景品交換持
点、貯玉のみを表示するようにしてもよい。
【0104】再プレースイッチ104が押圧操作されれ
ば、押圧操作信号がスイッチ回路107を介して持点制
御用マイクロコンピュータ108に入力される。持点制
御用マイクロコンピュータ108はこの入力信号に基づ
き、LED回路106を介して貯玉表示中LED96を
点灯させ、持点1表示中LED97を消灯させる。さら
に残高表示器43には、EEPROM109内に記憶さ
れている貯玉に関する情報に基づいて遊技者が所有して
いる貯玉の数を表示させる。
【0105】遊技中に中断スイッチ102が押圧操作さ
れれば、その操作に基づいた押圧信号がスイッチ回路1
07を介して持点制御用マイクロコンピュータ108に
入力される。持点制御用マイクロコンピュータ108は
この入力信号に基づき、信号回路116から中断情報を
カード個別処理装置50へ出力する。カード個別処理装
置50はこの中断情報に基づいて中断制御動作を実行す
る。カード個別処理装置50で中断制御動作が終了すれ
ば中断処理終了情報が信号回路116に入力される。持
点制御用マイクロコンピュータ108はこの入力信号に
基づき、LED回路106を介して中断中LED100
を点灯させる。
【0106】遊技中に返却精算スイッチ64が押圧され
れば、その操作に基づいた押圧信号がカード個別処理装
置50へ出力される。そして、カード個別処理装置50
で遊技終了のための精算制御動作が終了すれば遊技終了
信号が信号入力回路116を介して持点制御用マイクロ
コンピュータ108に入力される。持点制御用マイクロ
コンピュータ108はこの入力信号に基づいて操作部4
5の各LEDや表示器の表示状態をリセットする。
【0107】信号回路117には、玉磨制御基板120
から出力される玉抜指令信号が入力される。持点制御用
マイクロコンピュータ108は信号回路117に入力さ
れた玉抜指令信号に基づいてモータ・ソレノイド駆動回
路113を制御して玉抜用ソレノイド58を励磁する。
これにより遊技機49内の封入玉が玉抜樋59(図3参
照)から玉磨装置へ排出される。玉抜樋59から外部へ
排出される排出玉は排出玉検出器133で検出され、そ
の検出信号が検出回路112を介して持点制御用マイク
ロコンピュータ108に入力される。持点制御用マイク
ロコンピュータ108はすべての封入玉が排出玉検出器
133で検出された時点で玉抜用ソレノイド58を非励
磁状態に制御する。
【0108】ハンマー38(図3参照)の動作がハンマ
ーセンサ129で検出され、その検出信号が検出回路1
12を介して持点制御用マイクロコンピュータ108に
入力される。打込玉集合樋34(図3参照)から発射玉
供給口56(図3参照)に供給される打玉は玉送りセン
サ130で検出され、その検出信号が検出回路112を
介して持点制御用マイクロコンピュータ108に入力さ
れる。遊技領域8に打込まれたすべての打玉が打玉検出
器33で検出され、その検出信号が検出回路112を介
して持点制御用マイクロコンピュータ108に入力され
る。遊技領域8から遊技盤裏面の入賞玉集合樋30に案
内された打玉は入賞玉検出器31により検出され、その
検出信号が検出回路112を介して持点制御用マイクロ
コンピュータ108に入力される。打球操作ハンドル7
の操作により打玉が発射されれば、その発射玉が発射玉
検出器52により検出され、検出信号が検出回路112
を介して持点制御用マイクロコンピュータ108に入力
される。持点制御用マイクロコンピュータ108は発射
玉検出器52の検出信号に応じてEEPROM109内
に記憶されている持点を減算更新する。ファール玉がフ
ァール玉検出器54で検出されれば、検出信号が検出回
路112を介して持点制御用マイクロコンピュータ10
8に入力される。持点制御用マイクロコンピュータ10
8はこの入力信号に基づいてEEPROM109内の持
点を加算更新する。
【0109】遊技機49内の封入玉がすべて打込玉集合
樋34に回収されればその旨が玉量検出器131により
検出され、検出信号が検出回路112を介して持点制御
用マイクロコンピュータ108に入力される。持点遊技
許容状態にある場合に持点遊技の解除操作が行なわれれ
ば、その旨が解除操作検出器132により検出され、検
出信号が検出回路112を介して持点制御用マイクロコ
ンピュータ108に入力される。これにより持点制御用
マイクロコンピュータ108は持点遊技を禁止する。
【0110】持点制御用マイクロコンピュータ108
は、ファール玉が検出されればモータ・ソレノイド駆動
回路113を制御してファール玉用モータ76を駆動
し、ファール玉入口55aに回収されたファール玉をフ
ァール玉出口55bに揚送する。
【0111】持点制御用マイクロコンピュータ108は
入賞玉検出器31で入賞玉が1つ検出される毎にモータ
・ソレノイド駆動回路113を制御して入賞玉排出ソレ
ノイド130を励磁する。これにより入賞玉検出器31
で検出された打玉が1つずつ打込玉集合樋34(図3参
照)に落下する。
【0112】持点制御用マイクロコンピュータ108は
遊技の中断操作が行なわれた場合や貸出モードが変更さ
れた場合などには音声合成IC114を制御して所定の
音声情報を音回路123を介してスピーカ122から出
力する。
【0113】打玉が始動口9や通常入賞口16、あるい
は可変入賞球装置11に入賞した場合には、その旨がそ
れぞれ入賞個数検出器15その他の検出器で検出され
る。そしてそれぞれの検出器から検出信号が持点制御用
マイクロコンピュータ108に入力される。持点制御用
マイクロコンピュータ108はこの検出信号に応じた入
賞信号を信号回路115を介してゲーム制御基板28の
信号回路124へ出力する。信号回路124に入力され
た入賞信号は遊技用マイクロコンピュータ125に入力
される。遊技用マイクロコンピュータ125にはそれぞ
れの入賞信号に応じて予め定められた持点加算値が記憶
されている。そして遊技用マイクロコンピュータ125
は入賞信号に応じた持点加算値を選択し、信号回路12
4へ加算値信号を出力する。この加算値信号は、D0〜
D3の4ビットのデータから構成されている。持点制御
用マイクロコンピュータ108はこの加算値信号を信号
回路115を介して入力する。そして入力された加算値
信号に応じた持点をEEPROM109内に記憶されて
いる持点に加算する。
【0114】持点制御用マイクロコンピュータ108は
打込玉検出器33で打込玉が検出される毎に利益情報を
情報入出力回路121に出力する。情報入出力回路12
1は台管理装置70の情報入出力回路80と接続されて
おり、持点制御用マイクロコンピュータ108から出力
された利益情報は情報入出力回路121,情報入力回路
80を介して台管理装置マイクロコンピュータ76に入
力される。また、持点制御用マイクロコンピュータ10
8は遊技用マイクロコンピュータ125から入力される
加算値信号に基づいて情報入出力回路121に不利益情
報を出力する。情報入出力回路121に出力された不利
益情報は台管理装置70に出力される。また、情報入出
力回路121には台管理装置を介してホールコンピュー
タ72から打止情報が入力される。持点制御用マイクロ
コンピュータ108は打止情報の入力に応じて遊技機4
9を打止状態に制御する。
【0115】遊技用マイクロコンピュータ125は始動
入賞が検出されれば情報出力回路128を介して始動情
報を出力する。また、大当りが発生すれば信号回路12
4を介して大当り信号を持点制御用マイクロコンピュー
タ108に出力するとともに情報出力回路128に大当
り情報を出力する。さらに大当りが確率変動図柄により
発生した場合には、確変情報を情報出力回路128に出
力する。情報出力回路128は台管理装置70の情報入
力回路79に接続されており、情報出力回路128から
出力された始動情報と大当り情報と確変情報は情報入力
回路79を介して台管理装置マイクロコンピュータ76
に入力される。
【0116】また、大当りが発生した場合やリーチが成
立した場合には、遊技用マイクロコンピュータ125は
音回路123に効果音をスピーカ122から出力するた
めの制御信号を出力する。これによりスピーカ122か
ら所定の効果音が発せられる。
【0117】循環制御基板60には、電源回路119を
介して供給される電源をバックアップするためのバック
アップ電源118が設けられている。したがって、遊技
場内で停電が発生した場合であっても持点制御用マイク
ロコンピュータ108内で記憶されているデータは保持
される。
【0118】図6は、カード個別処理装置50を説明す
るためのブロック図である。カード個別処理装置50に
は、カード処理制御基板135が設けられている。そし
てカード処理制御基板135には、カード個別処理装置
50の制御動作を実行するカード処理制御マイクロコン
ピュータ139が設けられている。カード処理制御マイ
クロコンピュータ139には、カード管理コンピュータ
73から出力された照合情報により特定されるカード残
高や貯玉などが記憶される。またROM145にはカー
ド処理制御マイクロコンピュータが実行する制御プログ
ラムが記憶されており、RAM146にはカード処理制
御を実行する際に必要な各種カウンタが記憶されてい
る。カード処理制御マイクロコンピュータ139は、電
源回路143から電源が入力された際にROM145内
に記憶されている制御プログラムをチェックし、異常が
ない場合にはLED回路141を介して処理状態表示L
ED18を点灯させる。
【0119】カード個別処理装置50に挿入された持点
カードはカードリーダライタ23に案内され、カードリ
ーダライタ(カードR/W)制御回路140によりその
記録情報が読取られる。カード処理制御マイクロコンピ
ュータ139は読取られた記録情報から持点カードの識
別情報を特定し、情報入出力回路136を介して台管理
装置70にカード読取情報を出力する。そして、出力さ
れたカード読取情報に対応した照合情報が情報入出力回
路136に入力されれば、カード処理制御マイクロコン
ピュータ139はこの照合情報に基づいて持点カードの
使用を許容するか否かを判断する。すなわち、持点カー
ドの照合が良好に終了し、受信された照合情報に持点カ
ードにより特定されるカード残高や貯玉などに関する情
報が含まれている場合には、持点カードの使用を許容す
る。そして、持点カードにより特定されるカード残高や
貯玉をEEPROM144内に記憶するとともに情報回
路138から照合情報により特定される遊技者所有の貯
玉や景品交換持点、遊技可能持点に関する情報を遊技機
49の持点制御用マイクロコンピュータ108へ出力す
る。さらにLED回路141を介して遊技機49の引落
可LED105を点灯させ、また、LED回路141を
介して遊技機49の残高表示器43にカード残高を表示
させる。
【0120】一方、受信された照合情報が照合を良好に
できなかった旨を表わすものである場合には、カードリ
ーダライタ23から持点カードを排出させる。なお、遊
技機49が遊技中断状態にある場合に持点カードがカー
ドリーダライタ23に取込まれた場合には、カード処理
制御マイクロコンピュータ139は中断動作が行なわれ
た際に使用された持点カードの識別情報とカードリーダ
ライタ23に取込まれている持点カードの識別情報とを
照合し、一致する場合にはカード読取情報を出力する。
一方、一致しない場合には持点カードを排出する。な
お、遊技を中断する際に使用されていた持点カードの識
別情報は、中断操作が行なわれた際にカード処理制御マ
イクロコンピュータ139内に記憶されている。
【0121】遊技機49で引落スイッチ63が押圧操作
されれば、引落情報がスイッチ回路142を介してカー
ド処理制御マイクロコンピュータ139に入力される。
カード処理制御マイクロコンピュータ139はEEPR
OM144内に記憶されているカード残高から所定数の
カード残高を引落として残高表示器43の表示内容を更
新するとともに信号回路138を介して遊技機49に引
落情報を出力する。
【0122】遊技機49で再プレースイッチ104が押
圧されれば、信号回路116を介して押圧操作信号が信
号回路138に入力される。カード処理制御マイクロコ
ンピュータ139はこの入力信号に応じ、LED回路1
41を介して残高表示器43の表示対象をカード残高か
ら貯玉へ、あるいは貯玉からカード残高へ切換える。そ
して、再プレースイッチ104の押圧操作に応答して持
点の引落対象をカード残高あるいは貯玉に変更する。
【0123】遊技機49の信号回路116から信号回路
138に中断情報が入力されれば、カード処理制御マイ
クロコンピュータ139は情報入出力回路136から台
管理装置70へカード中断情報を出力する。そして、E
EPROM144内に記憶されているカード残高や貯玉
などを保持した状態で持点カードをカードリーダライタ
23から排出させる。
【0124】スイッチ回路142から返却精算信号が入
力されれば、カード処理制御マイクロコンピュータ13
9は情報入出力回路136から台管理装置70へカード
精算情報を出力する。そして、カード管理コンピュータ
73で精算処理が終了したことを条件に持点カードをカ
ードリーダライタ23から排出させる。
【0125】図7および図8は、情報入力制御処理の処
理手順を説明するためのフローチャートである。このフ
ローチャートに基づく制御プログラムは台管理装置70
の台管理装置マイクロコンピュータ76に構成されてい
るROM82内に記憶されている。台管理装置マイクロ
コンピュータ76はこの制御プログラムに基づいて以下
に説明する情報入力制御処理を実行する。
【0126】まず、S1において始動情報が入力されて
いるか否かが判断される。始動情報が入力されている場
合には、S2に進み、RAM83内に記憶されている始
動回数に1を加算して記憶する。次にS3に進み、情報
入出力回路A86から始動情報が出力され、処理が終了
する。
【0127】一方、S1において始動情報が入力されて
いないと判断された場合には、S4に進み、大当り情報
が入力されているか否かが判断される。大当り情報が入
力されている場合には、S5に進み、RAM83内に記
憶されている大当り回数に1を加算して記憶する。次に
S6に進み、情報入出力回路A86から大当り情報が出
力され、処理が終了する。
【0128】S4において大当り情報が入力されていな
いと判断された場合にはS7に進み、確変情報が入力さ
れているか否かが判断される。確変情報が入力されてい
る場合には、S8に進み、RAM83内に記憶されてい
る確変突入回数に1を加算して記憶する。次にS9に進
み、情報入出力回路A86から確変情報が出力され、処
理が終了する。
【0129】S7において確変情報が入力されていない
と判断された場合にはS10に進み、利益情報が入力さ
れているか否かが判断される。利益情報が入力されてい
る場合にはS11に進み、入力されている利益点数を記
憶している利益点数に加算して記憶する。なお、この利
益点数により遊技者が遊技に使用した持点(パチンコ玉
数)が特定される。次にS12に進み、記憶されている
持点数に1を加算して記憶する。なお、この記憶されて
いる持点数により遊技者が所有している遊技可能持点が
特定される。次にS13に進み、S11で加算した利益
点数が10になる毎に情報入出力回路A86から利益情
報が出力される。具体的には、台管理装置マイクロコン
ピュータ76のRAM83に、S11で加算される利益
点数を1点から10点まで繰返し計数可能なカウンタが
設けられており、このカウンタのカウンタ値が10とな
っているか否かが判断される。そして10になっている
場合には利益情報が出力され、10になっていない場合
にはそのまま処理が終了する。なお、このカウンタは、
S11で総利益点数を計数するためのカウンタとは別個
のものである。
【0130】S10で利益情報が入力されていない場合
にはS14に進み、不利益情報が入力されているか否か
が判断される。不利益情報が入力されている場合にはS
15に進み、入力した不利益点数を記憶されている不利
益点数に加算して記憶する。なお、このS15で記憶さ
れる不利益点数により、遊技者に付与された持点の総数
を把握できる。次にS16に進み、記憶されている持点
数に1を減算して記憶する。次にS17に進み、減算し
た不利益点数が10になる毎に情報入出力回路A86か
ら不利益情報が出力される。具体的には、台管理装置マ
イクロコンピュータ76のRAM83に、S15で減算
される不利益点数を1点から10点まで繰返し計数可能
なカウンタが設けられており、このカウンタのカウンタ
値が10となっているか否かが判断される。そして10
になっている場合には不利益情報が出力され、10にな
っていない場合にはそのまま処理が終了する。なお、S
17で利用されるこのカウンタは、S15で総不利益点
数を計数するカウンタとは別個のものである。
【0131】S14で不利益情報が入力されていない場
合にはS18に進み、引落情報が入力されているか否か
が判断される。引落情報が入力されている場合にはS1
9に進み、入力された引落情報に基づいて把握される引
落額分を、記憶されているカード残高の引落額に加算し
て記憶する。次にS20に進み、引落額分に相当する持
点を持点数に加算して記憶する。次にS21に進み、情
報入出力回路A86から引落情報が出力され、処理が終
了する。
【0132】S18で引落情報が入力されていない場合
には、図8を参照して、処理がS22に進む。S22で
は、打止情報が入力されているか否かが判断される。打
止情報が入力されている場合にはS23に進み、打止情
報が情報入出力回路80から持点制御用マイクロコンピ
ュータ108に出力される。なお、この際に、打止情報
の入力に基づいて打止回数が累積的に記憶される。打止
回数を累積的に記憶し、打止情報を持点制御用マイクロ
コンピュータ108に出力した後、処理が終了する。
【0133】S22で打止情報が入力されていない場合
にはS24に進み、カード読取情報が入力されているか
否かが判断される。カード読取情報が入力されている場
合にはS25に進み、カード読取情報を記憶し、カード
読取情報により特定される遊技者所有の持点数を読取
る。そして、読取った持点数を持点数計数用カウンタの
カウンタ値(持点数)に加算して記憶する。なお、カー
ド読取情報が入力された際には、遊技開始前の状態であ
るために当然のことながら持点計数用カウンタのカウン
タ値は0にリセットされている。カード読取情報を記憶
し、持点数の加算更新が終了した後、処理が終了する。
【0134】S24でカード読取情報が入力されていな
い場合にはS26に進み、カード精算情報が入力されて
いるか否かが判断される。カード精算情報が入力されて
いる場合にはS27に進み、カード精算情報を記憶し、
また、持点計数用カウンタに記憶されている持点を0に
クリアする。そしてその後処理が終了する。
【0135】S26でカード精算情報が入力されていな
い場合にはS28に進み、カード中断情報が入力されて
いるか否かが判断される。カード中断情報が入力されて
いる場合にはS29に進み、カード中断情報が記憶さ
れ、処理が終了する。
【0136】S28でカード中断情報が入力されていな
い場合にはS30に進み、照合情報が入力されているか
否かが判断される。照合情報が入力されていない場合に
は処理が終了する。一方、照合情報が入力されている場
合にはS31に進み、カード個別処理装置50に照合情
報が出力され、処理が終了する。なお、この際に照合情
報を台管理装置マイクロコンピュータ76内に記憶して
おくように構成してもよい。
【0137】図9は、情報出力制御処理の処理手順を説
明するためのフローチャートである。このフローチャー
トに基づく制御プログラムは台管理装置マイクロコンピ
ュータ76のROM82内に記憶されている。台管理装
置マイクロコンピュータ76はこの制御プログラムに従
い、カード管理コンピュータ73から入力される情報要
求に応じて内部に記憶している各種情報をカード管理コ
ンピュータ73へ出力する。まずS32において、カー
ド管理コンピュータ73から情報要求があるか否かが判
断され、情報要求のない場合には処理が終了する。この
情報要求は、島管理装置71および情報入出力回路B8
7を介してカード管理コンピュータ73より入力される
情報要求信号により行なわれる。情報要求がある場合に
はS33に進み、情報要求信号内に含まれている台管理
装置70を特定するためのアドレスが読出される。そし
て、読出されたアドレスが自機のアドレスと一致してい
るか否かが判断される。アドレスが一致しない場合には
処理が終了する。一方、アドレスが一致する場合にはS
34に進む。S34では、情報入出力回路B87からカ
ード管理コンピュータ73へ各種データが送信される。
なお、各種データには、カード読取情報,カード精算情
報,カード中断情報,引落情報,始動情報,大当り情
報,確変情報,打止情報,利益情報,不利益情報,持点
情報が含まれる。データの送信の後、処理が終了する。
【0138】次に、以上において説明した実施の形態の
変形例や特徴点を以下に列挙する。 (1) 情報入出力回路A86とホールコンピュータ7
2との間には、送受信すべき情報の種類に対応して複数
の信号線が接続されるように構成した。そして、情報の
送信側で送信時期を判断し、情報受信先へ各種情報を出
力するように構成している。しかしながらこれに代え
て、複数の情報を1つの信号線で送信するように構成し
てもよい。たとえば、ホールコンピュータ72から出力
される要求情報に応じて台管理装置70が各種情報をま
とめて出力するように構成する。より具体的には、ホー
ルコンピュータ72から出力する要求情報に台管理装置
70のアドレスと送信を要求する情報の種類とを特定可
能なデータを含める。台管理装置70は自己のアドレス
を含む要求情報が入力されたことに基づいて要求情報に
応じた遊技情報などをまとめてホールコンピュータ72
へ出力するのである。
【0139】また、台管理装置70とカード管理コンピ
ュータ73との間では、カード管理コンピュータ73が
主局となって情報要求を台管理装置70へ出力し、台管
理装置70は情報要求に応答して情報を出力するように
構成している。しかしながらこれに代えて、情報要求の
有無に係わらず、台管理装置マイクロコンピュータ76
から逐次情報をカード管理コンピュータ73へ出力する
ように構成してもよい。この際には、情報入出力回路B
87と島管理装置71との間には送受信される情報の種
類数に応じた信号線を接続するように構成してもよい。
【0140】また、情報入出力回路A86にホールコン
ピュータ72を接続しない場合には、台管理装置マイク
ロコンピュータ76は情報入出力回路A86へ情報を出
力しないように構成してもよい。たとえば、ホールコン
ピュータ72と情報入出力回路A86との接続の有無を
把握するための信号線をさらに設け、この信号線の信号
状態の有無により、台管理装置マイクロコンピュータ7
6は情報入出力回路A86に信号を送信するか否かを判
断するように構成することが考えられる。
【0141】図7を参照して、S17では利益点数が1
0点加算される毎に利益情報が1パルス出力されるよう
に構成した。また、S22では不利益点数が10点加算
される毎に不利益情報が1パルス出力されるように構成
した。しかしながら、これに代えて、利益情報あるいは
不利益情報の出力条件を任意に設定できるように構成し
てもよい。たとえば、台管理装置70に利益/不利益情
報の出力条件を設定可能な設定操作手段を設けることが
考えられる。そして設定操作手段を操作することによ
り、たとえば、S13あるいはS18で利益情報あるい
は不利益情報が入力されればその都度情報入出力回路A
86から利益情報あるいは不利益情報が出力されるよう
に設定されたり、設定操作手段で設定された所定数の利
益点数あるいは不利益点数が加算される毎に利益情報あ
るいは不利益情報が出力されるように設定できるなど、
構成することが考えられる。
【0142】(2) 本実施形態では、台管理装置70
により遊技機49などに関する情報が中継されてカード
管理コンピュータ73とホールコンピュータ72とに出
力されるようにした。しかしながら、島管理装置71に
より遊技機49などに関する情報が中継されてカード管
理コンピュータ73とホールコンピュータ72とに出力
されるように構成してもよい。
【0143】(3) 台管理装置70には、ホールコン
ピュータ72へ各種情報を出力する際に各種情報をシリ
アルで出力するかパラレルで出力するかを選択的に切り
替えることのできる機能を設けてもよい。
【0144】(4) 遊技機49にカード個別処理装置
50の機能を一体的に設けて遊技機49から直接、カー
ド読取情報やカード精算情報、カード中断情報が台管理
装置70に出力されるようにしてもよい。
【0145】あるいは、利益/不利益情報や始動情報な
どの遊技情報は遊技機49から台管理装置70に出力さ
れるように構成するのに換えて、カード個別処理装置5
0から台管理装置70に出力されるように構成してもよ
い。この場合には、遊技機49から出力される各種遊技
情報はカード個別処理装置50に入力されることにな
る。
【0146】(5) 台管理装置70に、情報の出力形
式を切り換える機能を持たせるように構成してもよい。
たとえば、遊技機から入力される利益/不利益情報が1
パルス入力につきたとえば10点(10個)を表すもの
である場合には、これを出力1パルスについてたとえば
1点(1個)を表す利益/不利益情報に変換して出力で
きる切替え機能を設けることが考えられる。これによ
り、玉払出式遊技機から入力される利益/不利益情報
(たとえば、1パルスについて利益/不利益数が10
個)を変換してカード管理コンピュータ73に1パルス
1個として利益/不利益情報を出力することで、カード
管理コンピュータ73で正確に利益/不利益情報を管理
可能となる。
【0147】逆に、遊技機から入力される利益/不利益
情報が1パルス入力につきたとえば1点(1個)を表す
ものである場合には、出力形式を切り換えることによ
り、これを出力1パルスについてたとえば10点(10
個)を表す利益/不利益情報に変換して出力できるよう
にすればよい。
【0148】また、出力形式を切り換えることにより、
入力される利益/不利益情報などを何ら変換することな
く、そのまま中継して出力することもできるように構成
してもよい。情報の出力先と入力先との間で情報形式の
インタフェースがとれている場合には、あえて変換する
必要もないからである。
【0149】このようにして情報の出力形式の変換機能
を設けることにより、さらに汎用性の高い台管理装置7
0とすることができる。
【0150】
【課題を解決するための手段の具体例】台管理装置70
により、遊技状態に応じて得点が付与される得点付与式
遊技機が設置された遊技場の遊技用管理装置に入力され
る入力用情報を中継する情報中継装置が構成されてい
る。また、遊技機49により、前記得点付与式遊技機が
構成されており、ホールコンピュータ72およびカード
管理コンピュータ73などにより前記遊技用管理装置が
構成されている。なお、得点付与式遊技機は、遊技領域
部分が画像表示される画像表示式遊技機で構成してもよ
い。
【0151】情報入出力回路B87により、前記入力情
報を中継して前記得点付与式遊技機用の遊技用管理装置
が処理可能な管理用情報として外部出力する第1情報出
力手段が構成されている。
【0152】情報入出力回路A86により、前記入力用
情報を中継して、遊技状態に応じて遊技者に遊技媒体が
付与される遊技媒体付与式遊技機用の遊技用管理装置が
処理可能な管理用情報として外部出力する第2情報出力
手段が構成されている。また、ホールコンピュータ72
により、前記遊技媒体付与式遊技機用の遊技用管理装置
が構成されている。
【0153】遊技機49により、有価価値を特定可能な
情報が記録された記録媒体により特定される有価価値か
ら所定の大きさの有価価値を引落して持点により遊技が
可能となる得点付与式遊技機が構成されている。持点カ
ードにより、前記記録媒体が構成されており、カード残
高や貯玉により、前記有価価値が構成されている。ま
た、持点表示器62に表示される遊技可能持点により前
記持点が構成されている。
【0154】引落情報,カード読取情報,カード精算情
報,カード中断情報により前記第1情報出力手段が前記
入力用情報に基づいて出力可能な前記記録媒体に関する
記録媒体情報が構成されている。また、始動情報,大当
り情報,確変情報,利益情報,不利益情報,引落情報に
より、前記得点付与式遊技機の遊技に関する遊技情報が
構成されている。
【0155】情報入出力回路A86から外部出力される
利益情報により、前記入力用情報に基づいて前記得点付
与式遊技機で遊技に使用された持点数を特定可能な使用
持点数特定用情報が構成されている。また、情報入出力
回路A86から外部出力される利益情報により、前記得
点付与式遊技機で遊技者に付与された得点数を特定可能
な得点数特定用情報が構成されている。
【0156】可変表示装置10により、所定の始動条件
が成立した場合に動作を行う遊技装置が構成されてい
る。なお、遊技装置の一例として可変表示装置を挙げた
が、その他、いわゆる飛行機タイプの2種の弾球遊技機
において採用されている可変入賞球装置も遊技装置の例
として挙げられる。したがって、前記得点付与式遊技機
は、本実施形態に示した1種の弾球遊技機49のみなら
ず、2種の弾球遊技機で構成してもよい。
【0157】また、打玉が始動口9に入賞することによ
り、所定の始動条件が構成されている。また、可変表示
装置10にたとえば「777」などが停止表示した状態
により、遊技装置の動作結果として、予め定められた特
定の動作結果が構成されている。また、大当りの発生に
伴って繰返継続制御が実行されている遊技状態により、
遊技者にとって有利な特定遊技状態が構成されている。
なお、本実施形態に示した遊技機49は、始動入賞の発
生を条件に可変表示が開始されて表示結果が導出表示さ
れるものであるが、始動入賞を条件にして、すでに可変
表示している図柄の停止制御が実行され、表示結果が導
出表示されるものであってもよい。
【0158】始動情報により、前記入力用情報に基づい
て前記始動条件の成立回数を特定可能な始動条件成立回
数特定用情報が構成されている。大当り情報により、前
記特定の動作結果となった回数を特定可能な特定動作結
果成立回数特定用情報が構成されている。
【0159】情報入出力回路A86および図7のS1
3,S17により、前記得点付与式遊技機で遊技に使用
された持点数が所定の複数値に達する毎に前記使用持点
数特定用情報を出力し、前記得点付与式遊技機で遊技者
に付与された前記得点数が所定の複数値に達する毎に前
記得点数特定用情報を出力する前記第2情報出力手段が
構成されている。
【0160】
【課題を解決するための手段の具体例の効果】請求項1
に関しては、前記得点付与式遊技機用の遊技用管理装置
が処理可能な管理用情報と前記遊技媒体付与式遊技機用
の遊技用管理装置が処理可能な管理用情報とを外部出力
可能であるために、汎用性の高い情報中継装置を提供で
き、これにより、遊技場の管理負担を軽減できる。
【0161】請求項2に関しては、請求項1に関する効
果に加えて、前記第1情報出力手段は前記遊技情報と前
記記録媒体情報とを出力可能であり、前記第2情報出力
手段は前記遊技情報を出力可能であるために、前記得点
付与式遊技機用の遊技用管理装置では前記記録媒体と前
記得点付与式遊技機の遊技状況とを管理でき、また、前
記遊技媒体付与式遊技機用の遊技用管理装置では前記遊
技媒体付与式遊技機の遊技状況のみならず前記得点付与
式遊技機の遊技状況をも併わせて管理できる。
【0162】請求項3に関しては、請求項2に関する効
果に加えて、前記第2情報出力手段は前記使用持点数特
定用情報と前記得点数特定用情報とを出力可能であるた
めに、前記遊技媒体付与式遊技機用の遊技用管理装置で
前記得点付与式遊技機の営業状況を把握できる。
【0163】請求項4に関しては、請求項3に関する効
果に加えて、前記第2情報出力手段は前記始動条件成立
回数特定用情報と前記特定動作結果成立回数特定用情報
とを出力可能であるために、前記遊技媒体付与式遊技機
用の遊技用管理装置で前記得点付与式遊技機における始
動条件の成立状況とを特定動作結果成立状況とを把握で
きる。
【0164】請求項5に関しては、請求項3に関する効
果に加えて、前記得点付与式遊技機で遊技に使用された
持点数が所定の複数値に達する毎に前記使用持点数特定
用情報が前記第2情報出力手段から出力され、前記得点
付与式遊技機で遊技者に付与された得点数が所定の複数
値に達する毎に前記得点数特定用情報が出力されるため
に、前記使用持点数特定用情報1入力につき前記複数値
の持点数が遊技に使用されたものとして認識し、また、
前記得点数特定用情報1入力につき前記複数値の得点が
遊技者に付与されたものとして認識するように構成され
ている前記遊技媒体付与式遊技機用管理装置において
も、前記得点付与式遊技機の遊技状況を正確に管理する
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】台管理装置70およびこれに接続される各種装
置の接続概略ブロック図である。
【図2】遊技機49およびカード個別処理装置50の全
体正面図である。
【図3】遊技機49およびカード個別処理装置50の全
体背面図である。
【図4】台管理装置70およびこれに接続される各種装
置の接続構成を説明するためのブロック図である。
【図5】遊技機49の構成を説明するためのブロック図
である。
【図6】カード個別処理装置50の構成を説明するため
のブロック図である。
【図7】情報入力制御処理の処理手順を説明するための
フローチャートである。
【図8】情報入力制御処理の処理手順を説明するための
フローチャートである。
【図9】情報出力制御処理の処理手順を説明するための
フローチャートである。
【符号の説明】
9は始動口、10は可変表示装置、28はゲーム制御基
板、49は遊技機、50はカード個別処理装置、70は
台管理装置、71は島管理装置、72はホールコンピュ
ータ、73はカード管理コンピュータ、76は台管理装
置マイクロコンピュータ、86は情報入出力回路A、8
7は情報入出力回路B、60は循環制御基板、108は
持点制御用マイクロコンピュータ、125は遊技用マイ
クロコンピュータ、130はカード処理制御基板、13
9はカード処理制御マイクロコンピュータである。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊技状態に応じて得点が付与される得点付
    与式遊技機が設置された遊技場の遊技用管理装置に入力
    される入力用情報を中継する情報中継装置であって、 前記入力用情報を中継して前記得点付与式遊技機用の遊
    技用管理装置が処理可能な管理用情報として外部出力す
    る第1情報出力手段と、 前記入力用情報を中継して、遊技状態に応じて遊技者に
    遊技媒体が付与される遊技媒体付与式遊技機用の遊技用
    管理装置が処理可能な管理用情報として外部出力する第
    2情報出力手段とを含むことを特徴とする、情報中継装
    置。
  2. 【請求項2】前記得点付与式遊技機は有価価値を特定可
    能な情報が記録された記録媒体により特定される有価価
    値から所定の大きさの有価価値を引落として持点により
    遊技が可能となり、 前記第1情報出力手段は前記入力用情報に基づいて前記
    得点付与式遊技機の遊技に関する遊技情報と前記記録媒
    体に関する記録媒体情報とを出力可能であり、前記第2
    情報出力手段は前記入力用情報に基づいて前記遊技情報
    を出力可能であることを特徴とする、請求項1記載の情
    報中継装置。
  3. 【請求項3】前記第2情報出力手段は前記入力用情報に
    基づいて前記得点付与式遊技機で遊技に使用された持点
    数を特定可能な使用持点数特定用情報と前記得点付与式
    遊技機で遊技者に付与された得点数を特定可能な得点数
    特定用情報とを出力可能であることを特徴とする、請求
    項2記載の情報中継装置。
  4. 【請求項4】前記得点付与式遊技機は所定の始動条件が
    成立した場合に動作を行う遊技装置を有し、該遊技装置
    の動作結果が予め定められた特定の動作結果となった場
    合に遊技状態が遊技者にとって有利な特定遊技状態とな
    るように定められており、 前記第2情報出力手段は前記入力用情報に基づいて前記
    始動条件の成立回数を特定可能な始動条件成立回数特定
    用情報と前記特定の動作結果となった回数を特定可能な
    特定動作結果成立回数特定用情報とを出力可能であるこ
    とを特徴とする、請求項3記載の情報中継装置。
  5. 【請求項5】前記第2情報出力手段は前記得点付与式遊
    技機で遊技に使用された持点数が所定の複数値に達する
    毎に前記使用持点数特定用情報を出力し、前記得点付与
    式遊技機で遊技者に付与された得点数が所定の複数値に
    達する毎に前記得点数特定用情報を出力することを特徴
    とする、請求項3記載の情報中継装置。
JP27347096A 1996-10-16 1996-10-16 情報中継装置 Expired - Lifetime JP4248611B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27347096A JP4248611B2 (ja) 1996-10-16 1996-10-16 情報中継装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27347096A JP4248611B2 (ja) 1996-10-16 1996-10-16 情報中継装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10118291A true JPH10118291A (ja) 1998-05-12
JP4248611B2 JP4248611B2 (ja) 2009-04-02

Family

ID=17528372

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27347096A Expired - Lifetime JP4248611B2 (ja) 1996-10-16 1996-10-16 情報中継装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4248611B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002219263A (ja) * 2000-11-27 2002-08-06 Matsushita Electric Works Ltd 遊技設備用記憶媒体の照合システム
JP2007282943A (ja) * 2006-04-19 2007-11-01 Fujishoji Co Ltd 遊技機
JP2008200199A (ja) * 2007-02-19 2008-09-04 Fourp Co Ltd 遊技機の確率設定方法およびその装置
JP2013017733A (ja) * 2011-07-13 2013-01-31 Glory Ltd 遊技システム、管理装置及び利用情報管理方法
JP2013138782A (ja) * 2012-01-04 2013-07-18 Glory Ltd 遊技システム、各台装置及び遊技管理方法
JP2014217475A (ja) * 2013-05-02 2014-11-20 株式会社高尾 封入式遊技機
JP2017192789A (ja) * 2017-07-03 2017-10-26 株式会社三共 遊技用システム

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002219263A (ja) * 2000-11-27 2002-08-06 Matsushita Electric Works Ltd 遊技設備用記憶媒体の照合システム
JP4612252B2 (ja) * 2000-11-27 2011-01-12 クリエイションカード株式会社 遊技設備用記憶媒体の照合システム
JP2007282943A (ja) * 2006-04-19 2007-11-01 Fujishoji Co Ltd 遊技機
JP4562683B2 (ja) * 2006-04-19 2010-10-13 株式会社藤商事 遊技機
JP2008200199A (ja) * 2007-02-19 2008-09-04 Fourp Co Ltd 遊技機の確率設定方法およびその装置
JP2013017733A (ja) * 2011-07-13 2013-01-31 Glory Ltd 遊技システム、管理装置及び利用情報管理方法
JP2013138782A (ja) * 2012-01-04 2013-07-18 Glory Ltd 遊技システム、各台装置及び遊技管理方法
JP2014217475A (ja) * 2013-05-02 2014-11-20 株式会社高尾 封入式遊技機
JP2017192789A (ja) * 2017-07-03 2017-10-26 株式会社三共 遊技用システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP4248611B2 (ja) 2009-04-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2019154660A (ja) 弾球遊技機
JPH07250965A (ja) 遊技機
JP4260231B2 (ja) 遊技用装置
JPH10113446A (ja) 遊技用装置
JP5568715B2 (ja) 弾球遊技機
JP5615083B2 (ja) 遊技システム
JPH10234990A (ja) パチンコ遊技場の管理システム
JPH0919551A (ja) 遊技機
JP4248611B2 (ja) 情報中継装置
JP2001096049A (ja) 封入式遊技機
JP3747966B2 (ja) 遊技機の管理装置
JP2005152614A (ja) 遊技機
JP2003190602A (ja) 遊技用装置
JP2001321538A (ja) 遊技機の管理装置
JP3797492B2 (ja) 遊技機および獲得価値補償装置
JP2014210042A (ja) 管理装置
JP2001204945A (ja) 遊技用装置
JP3342052B2 (ja) 遊技機
JPH05103868A (ja) 封入球式遊戯装置
JPH105423A (ja) 遊技用装置
JP3734881B2 (ja) 遊技用装置
JP3859741B2 (ja) 遊技機
JP3864161B2 (ja) 弾球遊技機の管理装置
JP4183775B2 (ja) 遊技用装置
JP4083822B2 (ja) 弾球遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080116

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080205

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080318

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090106

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090114

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120123

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120123

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120123

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120123

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130123

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130123

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term