JP4612252B2 - 遊技設備用記憶媒体の照合システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は遊技設備用の有価情報を備える記憶媒体の照合のための遊技設備用記憶媒体の照合システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、遊技店では電子的情報や磁気的情報が書き込まれたプリペイドカードと称される記憶媒体を有価情報の媒体とし、この記憶媒体の有価情報をもとに遊技機での遊技を行うことができるようにした遊技設備が設置されている。
【0003】
この場合、各遊技機に記憶媒体の読み書きを行うための読み書き装置(カードリーダー・ライター)を設けることになるが、一般には各遊技機毎に付設した台間機と称されているユニットに上記読み書き装置を装備させている。この台間機は、有価情報が書き込まれた記憶媒体を受け付けて遊技機による遊技を可能とするだけでなく、記憶媒体の発行も行うものとなっている。
【0004】
ここにおいて、遊技設備用の記憶媒体としては、コスト的に磁気カード型のものが多用されているが、この記憶媒体の複製や記憶媒体が保持している有価情報の改竄などに対処するために、この種の遊技設備では読み書き装置に装填された記憶媒体の照合を行っている。
【0005】
たとえば、記憶媒体の発行時に付与した固有識別情報や有価情報といった各種情報を記憶媒体に書き込むと同時に、記憶媒体の管理のための記憶媒体管理手段にも上記固有識別情報や有価情報等の照合用情報を記録し、記憶媒体の有価情報を書き換える際には記憶媒体管理手段側の照合用情報における該当記憶媒体についての有価情報も書き換えるものとし、遊技のために記憶媒体を装填した時、該記憶媒体の固有識別情報や有価情報等の情報を読み込んで、記憶媒体管理手段側で保持している照合用情報とを照合することで記憶媒体の認証を行っている。
【0006】
そして照合によって認証された記憶媒体については、遊技装置側にその記憶媒体の残度数(有価情報)を伝えて表示させ、遊技装置側に設けた玉貸し出しボタンを押せば、所定数の玉の貸し出しが行われるとともに、貸し出した玉の分だけ減算した有価情報が記憶媒体読み書き装置内にある記憶媒体に書き込まれると同時に記憶媒体管理手段側の有価情報も書き換えるようにしている。
【0007】
また、記憶媒体には有価情報を記録せずに、その記憶媒体についての有価情報は記憶媒体管理手段側でのみ管理し、記憶媒体の使用時には固有の識別情報に基づいて記憶媒体管理手段側からその記憶媒体についての有価情報を引き出すようにしたものもある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、記憶媒体の認証のための上記のような照合システムを有するものにおいては、記憶媒体の発行に伴って記憶媒体管理手段側と記憶媒体発行機器との間でデータの送受がなされ、遊技のために台間機に記憶媒体を装填すれば照合のために記憶媒体管理手段と台間機との間でデータの送受がなされ、玉貸しに際しても記憶媒体管理手段側の有価情報の書き換えのために台間機と記憶媒体管理手段との間でデータの送受がなされるものであり、これら台間機や記憶媒体発行機と記憶媒体管理手段との間では頻繁にデータのやりとりがなされることになる。そして、このような遊技店においては、きわめて多数の遊技機が設置されることから、各機器間のデータの送受用の回線に流れるトラフィック量はかなりのものとなる上に、この種の遊技設備で使用されている機器間のデータ通信仕様は、速度の速いものではない。このためにトラフィック量が大であることはデータの衝突が生じやすくてトラブルを招きやすいものとなっている。
【0009】
トラフィック量を抑えるために、記憶媒体を発行することができる機器に夫々記憶媒体管理手段を設け、発行した記憶媒体に関する情報は発行した機器自体が管理するようにしたシステムも存在しており、この場合、記憶媒体を発行した機器(台間機)でその記憶媒体を使用する限り、回線上にデータが流れ出ることがないようにすることができる。しかし、記憶媒体を発行した機器とは異なる機器で記憶媒体が使用される時には認証や玉貸しに伴って回線上にデータが流れるものであり、遊技機の数が多い場合にはトラフィック量がかなり多くなる場合が想定され、トラフィック量を確実に抑制することはできない。
【0010】
本発明はこのような点に鑑みなされたものであって、その目的とするところは機器間をつなぐ回線上を流れる記憶媒体の照合のためのデータの量を確実に少なくすることができてトラブル発生を抑制することができる遊技設備用記憶媒体の照合システムを提供するにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
しかして本発明に係る遊技設備用記憶媒体の照合システムは、固有の識別情報や有価情報等の情報が書き込まれ、遊技装置での相応する遊技を可能とする記憶媒体と、この記憶媒体が挿抜自在となっているとともに記憶媒体が保持する情報の読み取り及び記憶媒体への情報の書き込みが可能な読み書き装置と、記憶媒体に関する照合用情報を保持している記憶媒体管理手段と、読み書き装置が読み出した記憶媒体が保持する情報と記憶媒体管理手段が保持する照合用情報との照合を行う照合手段とを備えた遊技設備用記憶媒体の照合システムであって、上記読み書き装置が設けられている各機器は固有の機器識別番号が付されて、上記記憶媒体に書き込まれた情報内には該記憶媒体を発行した機器を含む前回使用機器の機器識別番号が記録されており、上記の各機器は、前記固有の識別情報や有価情報等の情報に加えて自身の機器識別番号を書き込んで記憶媒体を発行する発行手段と、発行した記憶媒体についての照合用情報をデータファイルとして記憶する記憶手段と、該記憶手段で記憶しているデータファイルを管理する上記記憶媒体管理手段と、該記憶媒体管理手段で管理しているデータファイル中の照合用情報を基に上記記憶媒体の照合を行う上記照合手段とを具備する制御装置を夫々備えており、上記の各機器における制御装置は、自身の読み書き装置に挿入された記憶媒体に書き込まれている前回使用機器の機器識別番号が自身の機器識別番号であるときに記憶媒体から読み出した情報と自身の記憶手段に記憶したデータファイル中の該当記憶媒体についての照合用情報とから記憶媒体の照合を行う上記照合手段と、上記記憶媒体に書き込まれている前回使用機器の機器識別番号が自身の機器識別番号と異なるときに書き込まれている機器識別番号から照合要求先としての他の機器を特定する機器特定手段と、上記機器特定手段で特定された機器に対して記憶媒体から読み出した情報を送信するとともに照合を要求する照合要求手段と、他の機器の照合要求手段からの上記照合要求で送られてきた記憶媒体の情報と自身の記憶手段に記憶したデータファイル中の該当記憶媒体についての照合用情報とを照合して照合結果を上記の他の機器に送り返す照合結果送信手段と、上記照合要求手段による照合要求に応じて他の機器の照合結果送信手段から送信されてきた照合結果が良であるときに自身の記憶手段のデータファイルにその記憶媒体の照合用情報を作成するとともに該照合用情報中の機器識別番号を自身の機器の機器識別番号とし、更に上記記憶媒体に書き込まれている情報中の前回使用機器の機器識別番号を自身の機器の機器識別番号に書き換える照合用情報作成手段と、前記照合結果送信手段によって送信した照合結果が良であるときに自身の記憶手段のデータファイルからその記憶媒体の照合用情報の論理的削除及び該照合用情報中の機器識別番号を上記照合の要求を送信した機器の機器識別番号に書き換える書き換え手段とを有することに特徴を有している。
【0012】
記憶媒体を使用している機器に設けた記憶媒体管理手段がその記憶媒体に関する照合用情報を保持することから、機器間を接続する回線上に照合のためのデータが流れることは殆ど無いものであり、また記録媒体の照合用情報の履歴のチェックを行うこともできる。
【0013】
また、記憶媒体に書き込まれている前回使用機器の機器識別番号を基に他の機器に対して照合要求を行うとき、常に適切な機器を指定して行うことができるために、各機器の記憶媒体管理手段の負担が小さくなる。
【0015】
さらに上記制御装置の照合用情報作成手段は、他の機器からの照合結果を受けて自身の記憶手段のデータファイルにその記憶媒体の照合用情報を作成するにあたり、記憶媒体から読み出した情報を基に照合用情報を作成記憶するものであれば、照合用情報すべてを回線上に流す必要がなく、トラフィック量を減らすことができる。
【0016】
記憶媒体管理手段が管理するデータファイル中のデータを集計する統合管理手段を備えたものとしてもよい。
【0017】
この場合の統合管理手段は、各記憶媒体管理手段に対して所定のタイミングでデータ送信要求を送信し、各記憶媒体管理手段は前回送信時から変化のあったデータについて統合管理手段に送信するものであることが好ましい。
【0018】
また、統合管理手段は、各記憶媒体管理手段から送られてきたデータ中のある記憶媒体についての複数のデータを各データが備える書換回数で区別して処理するものであることや、各記憶媒体管理手段から送られてきたデータ中のある記憶媒体についての複数のデータを各データが備える書換回数と残金額情報で区別して処理するものであることが好ましい。
【0019】
各機器に装填されていない記憶媒体についての情報は統合管理手段で管理し、各機器に装填されている記憶媒体にについての情報はその記憶媒体が装填されている機器における記憶媒体管理手段で管理するものであってもよく、この場合、統合管理手段と記憶媒体管理手段との間で管理が変更されるのは記録された情報中に会員情報を含む記憶媒体であってもよい。また、統合管理手段から記憶媒体管理手段への管理の変更は、記憶媒体がいずれの機器に装填されたタイミングで行うものであることが望ましい。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下本発明を実施の形態の一例に基づいて詳述すると、ここでの記憶媒体(プリペイドカード)Mは、テレフォンカード等のプリペイドカードに代表される全国のどこでも使用可能な記憶媒体と異なって、発行された店舗のみで使用可能なハウスカード方式の磁気カード(ICカードなどであってもよい)であり、該記憶媒体Mを利用することができる遊技設備は、図5に示すように、多数の遊技機2と、各遊技機2に個別に付設されている台間機1と、記憶媒体発行装置5と、カード精算装置3、そして中央管理装置4とで構成されていて、これらの装置間では各種情報のやりとりがなされるようになっている。
【0021】
遊技機2に付設された台間機1は、図6に示すように、記憶媒体Mに記録された情報の読み取り及び書き込みが可能なカードリーダー・ライターである読み書き装置を内蔵しているとともに記憶媒体Mの発行も行うもので、遊技者は該台間機1のカード挿入排出口16に記憶媒体Mを挿入すれば、記憶媒体Mが有している有価情報(金額情報)相当分だけ、遊技機2で遊技を楽しむことができるようになっている。このために、遊技機2側にカード返却ボタン20、玉貸し出しボタン21、玉貸し出しボタンランプ22、残度数表示部23等が設けられており、台間機1と遊技機2とのペアで一つの遊技装置が構成されている。
【0022】
なお、台間機1は、その幅寸法の制限が大きいことから、図に示すように、紙幣挿入口10、カード購入可ランプ11、状態表示ランプ12、カード挿入中ランプ13、カード挿入可ランプ14、カード挿入ボタン15、そして上記カード挿入排出口16を備えたものであるとともに、内部的には前述の読み書き装置と、前記中央管理装置4や遊技機2及び読み書き装置との間でデータの送受を行う制御装置とを内蔵したものとなっている。また、読み書き装置に記憶媒体Mを挿入すれば、該記憶媒体Mは読み書き装置内に取り込まれるものであり、読み書き装置が記憶媒体Mの排出動作を実施した時にのみ、読み書き装置からの記憶媒体Mの抜き取りを行うことができるものとなっている。
【0023】
記憶媒体Mの発行(発券)は、各台間機1及び独立した記憶媒体発行装置5とにおいて可能となっているのであるが、これらの機器は夫々個別に記憶媒体管理手段でもある制御装置を内蔵しているとともにカードデータファイルFを記憶する記憶手段を備えたものとなっている。なお、ここにおける制御装置は、照合手段及び照合用情報の記録を移すための手段も兼ねたものとなっている。
【0024】
そして上記機器が記憶媒体Mを発行するにあたっては、制御装置は図2に示すように、種別、使用回数(リサイクル可能なものにおけるリサイクル回数)、店番号、発券年月日、固有の識別情報、発券金額、残金額、登録元台番号(機器識別番号)等の情報を記憶媒体Mに記録するとともに、自身の記憶装置内のカードデータファイルFに、発行した記憶媒体Mについてのレコードを作成して記録する。
【0025】
ここにおいて、上記登録元台番号は、各台間機1(が夫々備える制御装置)及び記憶媒体発行装置5に個別に付した番号であり、記憶媒体1を発行した機器の番号が記憶媒体Mに書き込まれるものとなっている。また、記憶媒体Mの照合のために作成記憶されるカードデータファイルFは、発券年月日、識別符号、登録元台番号、発券金額、残金額、店番号、論理削除フラグ、使用中フラグで構成されるレコードの集合である。
【0026】
そして、発行された記憶媒体Mを使用するために台間機1の読み書き装置に記憶媒体Mを挿入した時、図1に示すように、読み書き装置を通じて記憶媒体Mの情報を読み取った台間機1の制御装置は、店番号と発券日付とからその記憶媒体Mが自店で発行されたものか、有効期限内であるかのチェックを行い、このチェックを通過したものについては、登録元台番号から自身が発行したものかどうか(または直前に自身で使用されたものであるか)をチェックして、登録元台番号が自身の番号であれば、識別符号に基づいて自身の記憶手段内のカードデータファイルF中の該当記憶媒体Mに関するレコードを読み出して、記憶媒体Mに記憶された情報と上記レコード中の情報とを照合し、照合結果がOKであれば、上記レコード中の使用中フラグをセットするとともに、遊技機2の残度数表示部23に記憶媒体Mに記録されている金額情報を表示して、玉貸しが可能であることを遊技者に対して表示する。
【0027】
他の台間機1や記憶媒体発行装置5によって発行された(または直前に他の機器で使用された)記憶媒体Mが差し込まれた時には、記憶媒体Mに記録されている登録元台番号をもとに該当する機器に対して照合要求でもあるデータ登録元移転要求を送信する。この要求は、少なくとも自身の登録元番号と記憶媒体Mに記録されていた識別番号と金額情報を付して行われるものであり、該要求を受けた機器は、上記識別番号を元に自身のカードデータファイルF内のレコードを検索して、識別番号が一致するレコードの金額情報などを照合する。
【0028】
さらに詳しく述べれば、上記要求を受けた機器は、識別番号がカードデータファイルF中に無い時は、上記要求を行った機器に対してNGを返信する。次に該当識別番号のレコード中の論理削除フラグを確認し、該フラグがセットされていた場合はNGを返信し、さらに使用中フラグがセットされていた場合にもNGを返信する。その後、記憶媒体Mに記録されていた残金額とレコード中の残金額とが一致するかどうかを確認して、一致していなければNGを返信する。
【0029】
以上の各照合を通過したものに対しては、該当レコード中の登録元台番号を上記要求を行ってきた機器の登録元台番号に書き換え、さらに論理削除フラグをセットして、論理的に削除を行うとともに、上記要求を行った機器に対してデータ登録元の移転動作を許可する信号を返信する。
【0030】
上記許可信号を受けた機器(記憶媒体Mが挿入された機器)は、記憶媒体Mから読み出した情報に基づいて自身が有しているカードデータファイルFに新レコードを追加する。この時、該レコード中の登録元台番号は自身の番号を記録する。そして、使用中フラグをセットし、遊技機2の残度数表示部23に記憶媒体Mに記録されている金額情報を表示して、玉貸しが可能であることを遊技者に対して表示する。なお、NGを受信した場合、上記機器は挿入されていた記憶媒体Mを排出するとともにエラー表示を行う。
【0031】
遊技者が遊技機2の玉貸し出しボタン21を押したならば、玉貸し処理として、図3に示すように、まず、カードデータファイルF中の使用中フラグがセットされている該当レコードと再度の照合を行い、照合結果がOKであれば、玉を排出して玉貸しを行い、その後、残度数表示部23での金額情報表示を更新するとともに、記憶媒体Mに書き込まれている金額情報及びカードデーファイルF中の該当レコードにおける金額情報を玉貸し分だけ減額した情報に書き換える。
【0032】
また、玉貸しによる減額で記憶媒体Mの残金額が零となる時には、図4に示すように、記憶媒体Mに書き込まれている金額情報及びカードデーファイルF中の該当レコードにおける金額情報を零に書き換えるとともに、その記憶媒体Mの使用中フラグをリセットし、さらにその記憶媒体M排出(あるいは記憶媒体Mのリサイクル使用のために読み書き装置内に記憶媒体Mを取り込んで収容)する。残金額情報は零とするのではなく、データ削除したり初期化データに書き換えるようにしてもよい。
【0033】
残金額情報が零となっていない記憶媒体Mが台間機1に装填されている時に、遊技者がカード返却ボタン20を押せば、やはりカードデータファイルF中の該当レコードにおける使用中フラグをリセットし、記憶媒体Mの排出を行う。
【0034】
この記憶媒体Mをカード精算装置3に投入した場合は、前述の場合と同様に登録元移転要求を伴う照合が行われ、照合結果がOKであれば、上記台間機1内のカードデータファイルFから上記記憶媒体Mに対応するレコードの論理的削除がなされ、また精算装置3内のカードデータファイルFにその記憶媒体Mについてのレコードが追加されるとともに、精算装置3の台番号が登録元台番号として書き込まれ、さらに使用中フラグがセットされる。
【0035】
そして残金額情報分の金額の払い戻しを完了すれば、記憶媒体Mに書き込まれた残金額情報及びカードデータファイルF中の残金額情報の書き換えが行われ、使用中フラグのリセットと記憶媒体Mの排出(リサイクル時には収納)を行う。リサイクルのために収容する場合は、全データを全て初期化データで書き換えておくのが好ましい。なお、精算装置3での精算時には精算装置3内のカードデータファイルFにその記憶媒体Mについてのレコードを追加するのではなく、登録元移転要求先の機器のカードデータファイルFにおける上記記憶媒体Mについてのレコードに精算装置3で精算を行った旨のフラグをセットするようにしてもよい。
【0036】
記憶媒体Mが照合された時点でカードデータファイルF中の該当レコードにおける使用中フラグをセットするのは、その記憶媒体Mの識別符号について他の照合要求があった場合、無条件にNGを送出させて同一の識別符号を有する記憶媒体Mを排除するためである。
【0037】
ここにおいて、カードデータファイルF中のある記憶媒体Mに関するレコードは、常にその記憶媒体Mが使用されている機器の中のカードデータファイルFに存在しているように処理されるわけであり、従って、玉貸しなどの操作がなされたことによってレコードの書き換え(残金額情報の書き換え)操作を行う時、その記憶媒体Mに関する情報は機器間を接続している回線に流れることはなく、機器内のバス接続されたデバイス間だけで処理が完了するものであり、また記憶媒体Mに記録されている登録元台番号と異なる台番号の機器に記憶媒体Mを挿入した時も、照合を兼ねた登録元移転要求として、記録されていた登録元台番号宛に識別符号と金額情報と登録元移転番号とを送出するだけである上に、照合結果はOKであるかNGであるかを登録元移転要求が出された台番号の機器に返信するだけであり、回線を通じた送受信がなされているとはいえ、そのデータ量は微小である。従って、回線上のトラフィック量の多さに付随する問題を生じることはなく、また通信異常による障害も生じることが殆どないものである。
【0038】
次に通信異常によるトラブルに対応する処理について説明すると、まず記憶媒体Mが挿入された機器から記憶媒体Mに記録されている登録元台番号の機器に登録元移転要求を出力したものの、要求の送信を複数回リトライしても移転についての返信が返ってこなかった場合については、移転要求を行った機器の記憶手段に設けたエラーファイルFの該当レコードに読み取った記憶媒体Mの記憶情報とエラーコードとを記録し、該当記憶媒体Mにはエラー発生台番号とエラーコードを追記して、エラーメッセージをユーザーに対して表示しつつ記憶媒体Mの返却を行う。登録元台番号はそのままとする。
【0039】
なお、この時点では、登録元となっている機器のカードデータファイルF中の該当レコードは、要求送信がその機器に届かなかっために論理削除フラグがセットされていない場合と、要求送信に対する返信が要求送信元に届かなかったことが原因であるために、論理削除フラグがセットされている場合とが存在する。
【0040】
そして、前者の場合、エラーコードが付加されて返却された記憶媒体Mを再度使用する時、記憶媒体Mから読み出した情報中にエラーコードが存在していることで登録元台番号の機器に対して、該当識別番号のレコードの論理削除確認を要求し、該当識別番号のレコードが有効である返信があれば、エラー発生台番号とエラーコードの削除を行い、さらに登録元台番号の機器に対して前述の登録元移転要求を行う。
【0041】
後者の場合は、エラーコードが付加されて返却された記憶媒体Mを再度使用する時、上記論理削除確認を行うと、該当識別番号のレコードは既に論理削除されているために、この旨の返信を受けた時点で記憶媒体Mが使用不可となっている旨のメッセージを表示して、記憶媒体Mの返却を行う。
【0042】
そして、このように返却された記憶媒体Mは、登録元台番号の機器もしくはカードチェッカー(図示せず)のいずれかによって、記憶媒体Mの再発行処理を行うことができるようにしてある。
【0043】
すなわち、上記のエラーコードが付されている上記記憶媒体Mを登録元台番号の機器に挿入すれば、カードデータファイルF中の論理削除されているレコードと識別符号によって照合し、レコード中の登録元台番号と記憶媒体Mに書き込まれていたエラー台番号とが一致しているのかの確認を行い、これが一致している場合は残金額情報の確認を行う。
【0044】
そして残金額情報が一致しておれば、上記機器は新規なレコードをカードデータファイルFに追加し、挿入されている記憶媒体Mにも新規なデータを書き込んで記憶媒体Mを返却する。なお、カードデータファイルF中の元のレコードは、論理削除状態から新規再発行フラグを付与するか完全に削除してしまう。
【0045】
エラーコードが付されている上記記憶媒体Mをカードチェッカーに挿入した媒には、カードチェッカーは記憶媒体Mに記録されている登録元台番号の機器に対して、記憶媒体Mに記録されていた識別符号、エラー発生台番号、残金額等の情報を送信し、これを受けた登録元台番号の機器は、カードデータファイルF中の論理削除されているレコードの中に上記識別符号のものがあるかの確認を行い、識別符号があれば、登録元台番号とエラー発生台番号とが一致しているかどうか、そして残金額があっているかどうかを確認し、これらが確認されたならば、その旨をカードチェッカーに返信する。カードチェッカーはこれを受けて、上述のような再発行処理を行い、登録元台番号であって機器では論理削除状態の該当レコードに新規再発行フラグを付与するかそのレコードを完全に削除してしまう。上記確認過程でNGが出た場合には、その旨を表示するとともに記憶媒体Mの返却を行う。
【0046】
全台間機1や記憶媒体発行装置5などにカードチェッカーとしての動作モードを持たせておき、上記のエラーコードが付されている記憶媒体Mが装填された時には、エラーコードの読み取りでカードチェッカーとしての動作モードに移行するようにしてもよい。
【0047】
なお、本発明において、記憶媒体Mに記録しておくデータ及びカードデータファイルFに記録しておくデータは上記の例に限定されるものではない。また、記憶媒体Mを装填すれば、照合の後、玉貸し操作無しで玉出しが行われるものであってもよい。
【0048】
ところで、このように全台間機1や記憶媒体発行装置5などにカードデータファイルFを持たせて各機器で記憶媒体Mの管理を行う場合でも、使用された記憶媒体Mに関する集計や照合情報のバックアップといった点から、統合管理手段Tを別途設けて、照合情報を統合管理手段Tに集めるようにしておくのが好ましい。
【0049】
この場合、図7に示すように、統合管理手段Tは各台間機1及び記憶媒体発行装置5に対してポーリングにより現状況を問い合わせ、カードデータファイルFに前回の時点から変化があった旨の通知があった台間機1あるいは記憶媒体発行装置5に対し、変化があったレコード(論理削除したレコードを含む)の内容の送信要求を行い、そのレコードが送信されたならば、統合管理手段T内に設けた全カードデータファイルTF中に該当レコードに当たる記憶媒体Mに関するレコードがあるか否かを検索し、無ければ送られたレコードを新レコードとして追加し、あった場合は送られてきたレコードで該当レコードを更新する。そして、統合管理手段Tは新レコードとして追加したものやレコードを更新したものについて、情報収集を完了した旨を台間機1や記憶媒体発行装置5に通知する。この時、各台間機1及び記憶媒体発行装置5内のカードデータファイルF中で前記論理削除を行っていた照合情報を削除させる。
【0050】
ここにおいて、ある機器で発行乃至使用した記憶媒体Mを他の機器で使用した場合、発行乃至以前に使用した機器でのカードデータファイルF中のその記憶媒体Mについてのレコードは、論理的な削除を行うだけであり、統合管理手段Tからポーリングで現状況の問い合わせを受けた時、そのレコードも変化があったレコードとして最終的に統合管理手段Tに送信することから、統合管理手段Tに集められるレコードの中には、記憶媒体発行装置5あるいは複数の台間機1から、同一の記憶媒体Mについての複数のものが存在する場合がある。この場合、記憶媒体Mに書き込んだりカードデータファイルFで管理でするデータの中に、書換回数(使用回数)のデータも入れておき、統合管理手段Tに集められたレコードの中で同一の記憶媒体Mに関する複数レコードは、書換回数で比較して、書換回数が少ないまたは同じ(通常はない)レコードについては読み捨てて、残ったレコードに基づいて新レコードの追加あるいは更新を行う。
【0051】
統合管理手段Tに集められたレコードの中で同一の記憶媒体Mに関する複数レコードのうちの一つを残すのではなく、集まった複数レコードの変化順をその書換回数データで判断し、この順でレコード内容(カードデータ)を登録できるようにしておけば、履歴を後から参照することができる。
【0052】
また、ある記憶媒体Mに関する全カードデータファイルTF中のレコードと、送られてきたレコードとにおいて書換回数の比較を行い、後者の書換回数が多い時には残金額情報の比較を行い、後者の残金額情報が多い時には異常としてエラー登録を行い、残金額が等しいか後者の残金額情報が少ない時には全カードデータファイルTF中の該当レコードの更新を行う。
【0053】
このような統合管理手段Tの全カードデータファイルTFに、各カードデータファイルFの内容を集約することは、集計という点だけ考えれば、たとえば営業終了後に行うものであってもよいが、台間機1や記憶媒体発行装置5のバックアップ装置としての機能を重視する場合は、営業時間中も定期的に上記ポーリングに続くデータ収集動作を統合管理手段Tが行うようにしておくのが好ましい。
【0054】
また、記憶媒体Mが会員カードを兼ねていて、会員番号や来店回数(もしくは来店ポイント)、貯玉数(もしくは貯玉ポイント)等の会員カード使用者特有の情報も記憶媒体Mに書き込んでいたり、カードデータファイルF(全カードデータファイルF)中のレコード中に上記のような会員カード使用者特有の情報を収録している場合には、会員情報の管理を次のようにして行うのが好ましい。
【0055】
すなわち、営業中はポーリングで会員カードのカード情報を上記の場合と同様に行う。そして終了処理時に会員カードの本日最終のカード情報を収集し、この時、本日使用フラッグをリセットする(本日使用フラッグは、その日、最初に使用された時にセットする)のである。
【0056】
記憶媒体Mに関する管理は、通常、統合管理手段Tが行うものとし、その記憶媒体Mが使用される時のみ、その記憶媒体Mが装填された遊技装置の記憶媒体管理手段が管理するようにしていてもよい。たとえば、営業終了時に各記憶媒体管理手段のカードデータファイルFの内容を統合管理手段Tの全カードデータファイルTFに集約し、翌日、使用される記憶媒体Mについては全カードデータファイルTFからその記憶媒体Mが装填された遊技機におけるカードデータファイルFにその情報を移すのである。特に会員情報を含んでいる記憶媒体Mに関しては、このように処理することが会員情報の管理の点で好ましい。
【0057】
この場合の台間機1での処理及び統合管理手段Tとのやりとりの一例を図8に示す。台間機1において記憶媒体Mを挿入すれば、この会員情報についての検証が統合管理手段TFとの間でなされ、照合がOKとなれば、台間機1は読み込んだ記憶媒体Mに記録してある情報をカード情報としてカードデータファイルに登録し、玉貸し可能状態となる。台間機1ではなく、記憶媒体Mが挿入されたのが精算機であれば、残金額を払い出す。
【0058】
来店ポイントを付加するシステムとなっている場合には、その日の最初の玉貸しスイッチの押し下げ時に来店ポイントのポイント付加を記録媒体M中の書き込みデータやカードデータファイルF中のレコードに対して行う。玉貸しポイントを付加するシステムとなっている場合には、玉貸しスイッチの押し下げ時に玉貸しポイントのポイント付加を記録媒体M中の書き込みデータやカードデータファイルF中のレコードに対して行う。最終利用年月日を記憶媒体MやカードデータファイルFに記録している場合も、玉貸しスイッチの押し下げに伴ってデータ更新を行う。図中の玉貸しスイッチフラッグは、カード情報の更新時にリセットし、玉貸しスイッチ押し下げ時にセットするものである。
【0059】
【発明の効果】
以上のように本発明においては、記憶媒体を使用している機器に設けた記憶媒体管理手段がその記憶媒体に関する照合用情報を常に保持することになり、このために記憶媒体を発行した機器と記憶媒体を使用する機器とが異なる場合においても、機器間を接続する回線上に照合のためのデータが流れるのは当初の1回目だけであり、その後は記憶媒体が装填された機器内の記憶媒体管理手段の管理下において記憶媒体の照合がなされることから、機器間を接続している回線上のトラフィック量を大きく削減することができるものであり、トラフィック量の多さに基づくトラブルの発生が殆ど無いものであり、しかも記憶媒体の前回使用機器における記憶媒体管理手段は、照合の後、上記記憶媒体に関する照合用情報を論理削除で行うとともに機器識別番号を現在使用機器のものに書き換えるために、記録媒体の照合用情報の履歴のチェックが可能であって、記憶媒体に何らかのトラブルがあった時の対処が容易なものである。
【0060】
この時、上記制御装置は他の機器へ要求した照合の結果が良である時の上記照合用情報の作成に際して記憶媒体に書き込まれた情報中の機器識別番号も自身の機器の機器識別番号に書き換えるものであれば、他の機器に対して照合要求を行うとき、常に適切な機器を指定して行うことができるために、各機器の記憶媒体管理手段が夫々照合の要求があった記憶媒体についての照合用情報をチェックする必要がなく、各機器の記憶媒体管理手段の負担を小さくすることができる上に、照合についての応答を早くすることができる。
【0062】
さらに上記制御装置の照合用情報作成手段は、他の機器からの照合結果を受けて自身の記憶手段のデータファイルにその記憶媒体の照合用情報を作成するにあたり、記憶媒体から読み出した情報を基に照合用情報を作成記憶するものであれば、照合用情報を移転するにあたり、照合用情報すべてを回線上に流す必要がなく、トラフィック量をさらに減らすことができる。
【0063】
そして、記憶媒体管理手段が管理するデータファイル中のデータを集計する統合管理手段を備えたものでは、データ集計を容易に行うことができるほか、各記憶管理手段が管理するデータのバックアップを行うことができる。
【0064】
この場合の統合管理手段は、各記憶媒体管理手段に対して所定のタイミングでデータ送信要求を送信し、各記憶媒体管理手段は前回送信時から変化のあったデータについて統合管理手段に送信するものであると、トラフィック量を少なくすることができる。
【0065】
また、統合管理手段は、各記憶媒体管理手段から送られてきたデータ中のある記憶媒体についての複数のデータを各データが備える書換回数で区別して処理するものであったり、各記憶媒体管理手段から送られてきたデータ中のある記憶媒体についての複数のデータを各データが備える書換回数と残金額情報で区別して処理するものであれば、ある記憶媒体が複数の台間機で使用された場合などにも的確に対応することができる。
【0066】
各機器に装填されていない記憶媒体についての情報は統合管理手段で管理し、各機器に装填されている記憶媒体にについての情報はその記憶媒体が装填されている機器における記憶媒体管理手段で管理するものであってもよい。各記憶媒体管理手段で管理しなくてはならない情報量を少なくすることができる。
【0067】
この場合、統合管理手段と記憶媒体管理手段との間で管理が変更されるのは記録された情報中に会員情報を含む記憶媒体であってもよい。会員情報の管理が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例の記憶媒体照合処理を示すフローチャートである。
【図2】同上の記憶媒体発行時の処理を示すフローチャートである。
【図3】同上の玉貸し処理を示すフローチャートである。
【図4】同上の玉貸しによって記憶媒体の金額情報が零となった時の処理を示すフローチャートである。
【図5】同上の全体構成を示すブロック図である。
【図6】同上の遊技装置と台間機の正面図である。
【図7】統合管理手段でデータ集計を行う場合の処理を示す説明図である。
【図8】統合管理手段と記憶媒体管理手段の処理の例を示す説明図である。
【符号の説明】
F カードデータファイル
M 記憶媒体
1 台間機

Claims (9)

  1. 固有の識別情報や有価情報等の情報が書き込まれ、遊技装置での相応する遊技を可能とする記憶媒体と、この記憶媒体が挿抜自在となっているとともに記憶媒体が保持する情報の読み取り及び記憶媒体への情報の書き込みが可能な読み書き装置と、記憶媒体に関する照合用情報を保持している記憶媒体管理手段と、読み書き装置が読み出した記憶媒体が保持する情報と記憶媒体管理手段が保持する照合用情報との照合を行う照合手段とを備えた遊技設備用記憶媒体の照合システムであって、
    上記読み書き装置が設けられている各機器は固有の機器識別番号が付されて、上記記憶媒体に書き込まれた情報内には該記憶媒体を発行した機器を含む前回使用機器の機器識別番号が記録されており、
    上記の各機器は、前記固有の識別情報や有価情報等の情報に加えて自身の機器識別番号を書き込んで記憶媒体を発行する発行手段と、発行した記憶媒体についての照合用情報をデータファイルとして記憶する記憶手段と、該記憶手段で記憶しているデータファイルを管理する上記記憶媒体管理手段と、該記憶媒体管理手段で管理しているデータファイル中の照合用情報を基に上記記憶媒体の照合を行う上記照合手段とを具備する制御装置を夫々備えており、
    上記の各機器における制御装置は、
    自身の読み書き装置に挿入された記憶媒体に書き込まれている前回使用機器の機器識別番号が自身の機器識別番号であるときに記憶媒体から読み出した情報と自身の記憶手段に記憶したデータファイル中の該当記憶媒体についての照合用情報とから記憶媒体の照合を行う上記照合手段と、
    上記記憶媒体に書き込まれている前回使用機器の機器識別番号が自身の機器識別番号と異なるときに書き込まれている機器識別番号から照合要求先としての他の機器を特定する機器特定手段と、
    上記機器特定手段で特定された機器に対して記憶媒体から読み出した情報を送信するとともに照合を要求する照合要求手段と、
    他の機器の照合要求手段からの上記照合要求で送られてきた記憶媒体の情報と自身の記憶手段に記憶したデータファイル中の該当記憶媒体についての照合用情報とを照合して照合結果を上記の他の機器に送り返す照合結果送信手段と、
    上記照合要求手段による照合要求に応じて他の機器の照合結果送信手段から送信されてきた照合結果が良であるときに自身の記憶手段のデータファイルにその記憶媒体の照合用情報を作成するとともに該照合用情報中の機器識別番号を自身の機器の機器識別番号とし、更に上記記憶媒体に書き込まれている情報中の前回使用機器の機器識別番号を自身の機器の機器識別番号に書き換える照合用情報作成手段と、
    前記照合結果送信手段によって送信した照合結果が良であるときに自身の記憶手段のデータファイルからその記憶媒体の照合用情報の論理的削除及び該照合用情報中の機器識別番号を上記照合の要求を送信した機器の機器識別番号に書き換える書き換え手段と
    を有することを特徴とする遊技設備用記憶媒体の照合システム。
  2. 上記制御装置の照合用情報作成手段は、他の機器からの照合結果を受けて自身の記憶手段のデータファイルにその記憶媒体の照合用情報を作成するにあたり、記憶媒体から読み出した情報を基に照合用情報を作成記憶するものであることを特徴とする請求項1記載の遊技設備用記憶媒体の照合システム。
  3. 各制御装置における記憶媒体管理手段が管理するデータファイル中のデータを集計する統合管理手段を備えていることを特徴とする請求項1または2記載の遊技設備用記憶媒体の照合システム。
  4. 上記統合管理手段は、各制御装置の記憶媒体管理手段に対して所定のタイミングでデータ送信要求を送信し、各記憶媒体管理手段は前回送信時から変化のあったデータについて統合管理手段に送信するものであることを特徴とする請求項3記載の遊技設備用記憶媒体の照合システム。
  5. 上記統合管理手段は、各制御装置の記憶媒体管理手段から送られてきたデータ中のある記憶媒体についての複数のデータを各データが備える書換回数で区別して処理するものであることを特徴とする請求項3または4記載の遊技設備用記憶媒体の照合システム。
  6. 上記統合管理手段は、各制御装置の記憶媒体管理手段から送られてきたデータ中のある記憶媒体についての複数のデータを各データが備える書換回数と残金額情報で区別して処理するものであることを特徴とする請求項3〜5のいずれか1項に記載の遊技設備用記憶媒体の照合システム。
  7. 各機器に装填されていない記憶媒体についての情報は統合管理手段で管理し、各機器に装填されている記憶媒体にについての情報はその記憶媒体が装填されている機器における記憶媒体管理手段で管理するものであることを特徴とする請求項3〜6のいずれか1項に記載の遊技設備用記憶媒体の照合システム。
  8. 統合管理手段と記憶媒体管理手段との間で管理が変更されるのは記録された情報中に会員情報を含む記憶媒体であることを特徴とする請求項7記載の遊技設備用記憶媒体の照合システム。
  9. 統合管理手段から記憶媒体管理手段への管理の変更は、記憶媒体がいずれの機器に装填されたタイミングで行うものであることを特徴とする請求項7または8記載の遊技設備用記憶媒体の照合システム。
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