JP2001104620A - カード管理システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 パチンコホール等で、カードを用いて玉の貸
し出しなどを管理するシステムにおいて、カードの不正
コピーによる損害を最小限に抑えると同時に、管理コン
ピュータがダウンしてオフラインになったときでもシス
テムを運用できるようにする。 【解決手段】 パチンコホールにおいて、発券機１から
識別番号を記憶したカードを発行し、このカードを玉貸
機である所望のパチンコ台のカードサンド２に投入して
使用したカード情報をそのカードサンド２とオンライン
接続された管理用のサーバコンピュータ５の双方に記憶
する。また、カードには金額情報を書き込むことなく、
通常はサーバコンピュータ５でカードの情報を管理す
る。そして、オンラインが不通になった場合は、発券機
１、精算機４及びカードサンド２の間で通信を行って、
玉の貸し出しや精算を行う。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコホール等
の遊技場においてカードを用いてパチンコ玉などの遊技
媒体の貸し出しを管理するのに適したカード管理システ
ムに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】近年、パチンコホール等の遊技場におい
ても、カードを使用してパチンコ玉などの遊技媒体の貸
し出しを制御することが行われている。これは、例えば
プリペイドカードのようなもので、遊技者が所望の金額
価値を持つカードを購入し、このカードを遊技台の近傍
に配置された貸出機に挿入し、貸出ボタンを押すことに
より遊技媒体が排出されものである。

【０００３】その際、購入したカードの種類により総貸
し出し量が制限され、その範囲内で遊技媒体を使ってパ
チンコ等のゲームを行うことができ、残りの金額が０の
状態になるとそのカードは使用できなくなる。また、カ
ードの金額が残っている状態でゲームを終了する場合に
は、返却ボタンを押すことでカードを戻すことができ、
そのカードは次回に使用することができる。

【０００４】通常、上記の貸出機は各島（グループ）毎
に制御されており、遊技場のサーバコンピュータとはオ
ンライン接続されている。また必要に応じて、遊技場の
サーバコンピュータは通信回線を介して外部の管理コン
ピュータと接続されている。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来のカード管理システムにあっては、サーバがダウ
ンした場合に、カードの磁気データ等の金額情報により
オフラインで運用することになるが、その場合にカード
を複数枚コピーして不正使用することが可能となり、無
制限に損害を被る虞れがある。

【０００６】また、オフラインになりにくい方法とし
て、サーバのハードディスクや制御部を二重化したシス
テムも提案されているが、このような二重化システムに
あっても、中継器等が故障した場合には同じ状態が発生
する。

【０００７】本発明は、上記のような問題点に着目して
なされたもので、カードの不正使用による損害を最小限
に抑えることができると同時に、サーバや中継器等が故
障してオンラインが不可になった場合でもオフラインで
適正に運用することができ、信頼性の高いカード管理シ
ステムを提供することを目的としている。

【０００８】

【課題を解決するための手段】本発明に係るカード管理
システムは、次のように構成したものである。

【０００９】（１）所望の識別情報をメモリに記憶させ
たカードを発行する発券機と、前記カードの記憶内容に
応じて遊技媒体の貸し出しを制御する複数の貸出制御装
置と、前記発券機及び貸出制御装置とオンライン接続さ
れた管理制御装置とを有し、前記管理制御装置は前記カ
ードの使用経過情報を記憶するメモリを備え、前記貸出
制御装置は投入された金額及び遊技媒体の貸し出し指示
に応じてカードの記憶内容を書き換えるカードの読出・
書込手段と前記カードの使用情報を記憶するメモリを備
え、前記カードに金額情報を書き込むことなしに該カー
ドの最終の使用履歴情報を書き込むようにした。

【００１０】（２）上記（１）の構成において、カード
の最終の使用履歴情報から得られる金額情報に基づいて
残金を精算する精算機を有するようにした。

【００１１】（３）上記（２）の構成において、発券
機、貸出制御装置及び精算機をネットワークを介して接
続し、カードに関わる情報の伝達を行うようにした。

【００１２】（４）所望の識別情報をメモリに記憶させ
たカードを発行する発券機と、前記カードの記憶内容に
応じて遊技媒体の貸し出しを行う複数の貸出機と、これ
らの貸出機をグループ毎に制御する島制御装置と、前記
発券機及び島制御装置とオンライン接続された管理制御
装置とを有し、前記管理制御装置及び前記島制御装置に
それぞれ前記カードの使用経過情報を記憶するメモリを
備え、前記カードに金額情報を書き込まないようにし
た。

【００１３】（５）上記（４）の構成において、カード
の使用経過情報から得られる金額情報に基づいて残金を
精算する精算機を有するようにした。

【００１４】（６）上記（５）の構成において、発券
機、島制御装置及び精算機をネットワークを介して接続
し、カードに関わる情報の伝達を行うようにした。

【００１５】（７）上記（１）ないし（６）何れかの構
成において、各メモリは書き換え可能回数が高い小容量
のメモリとそれより書き換え可能回数が低い大容量のメ
モリとから成るようにした。

【００１６】（８）上記（１）ないし（７）何れかの構
成において、各メモリは交換可能に設けた。

【００１７】（９）上記（１）ないし（８）何れかの構
成において、カードに識別情報を印刷するようにした。

【００１８】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面につ
いて説明する。

【００１９】図１は本発明の第１の実施例のシステム構
成を示すブロック図であり、パチンコホールにおけるカ
ード管理システムの全体を示している。同図において、
１は所望の識別情報をメモリに記憶させたカードを発行
する発券機、２はカードの記憶内容に応じて遊技媒体で
あるパチンコ玉の貸し出しを制御する複数のカードサン
ド（貸出制御装置）で、グループ毎にスイッチングハブ
（中継器）３に接続されている。

【００２０】また図１中、４は精算機で、カードに記憶
された最終履歴情報から得られる金額情報に基づいて残
金を精算することが可能となっている。５は上記発券機
１、カードサンド２及び精算機４とスイッチングハブ３
及び６を介してオンライン接続されたサーバコンピュー
タ（管理制御装置）、７はサーバコンピュータ５と一般
の公衆通信回線を介して接続された外部の管理コンピュ
ータである。

【００２１】上記サーバコンピュータ５は、カードの使
用経過情報を記憶するメモリを備えており、また各カー
ドサンド２は、投入された金額及びパチンコ玉の貸し出
しの指示に応じてカードの記憶内容を書き換える読出・
書込手段とカードの使用情報を記憶するモメリを備えて
いる。そして、サーバコンピュータ５とカードの双方に
該カードに関わる情報を二重に残し、カードには金額情
報を書き込まないようにしている。

【００２２】また、発券機１とカード２と精算機４はＬ
ＡＮ回線で接続されていて、サーバコンピュータ５との
間のオンラインが遮断された場合には、互いにカードに
関わる情報の伝達を行うことができるようになってお
り、カードに書き込まれた最終の使用履歴情報から得ら
れた金額情報に基づいて、上記のように残金を精算機４
にて精算できるようになっている。その際、スイッチン
グハブ３により、複数のカードサンド２の間の通信を同
時に行えるようになっている。

【００２３】上記構成のシステムは、発券機１、カード
サンド２及び精算機４の各端末機とサーバコンピュータ
５とから成り、通常はサーバコンピュータ５により管理
されるが、サーバコンピュータ５が停止しても端末が動
作していれば、端末同士で情報の伝達を行うことで、オ
フラインで動作が可能となっている。そして、サーバコ
ンピュータ５が回復したときに、オフラインのデータを
吸い上げるようにしている。

【００２４】図２はカードサンド２の構成を示す図であ
り、（ａ）は本体の側面、（ｂ）は本体の正面をそれぞ
れ示している。同図中、１１は投入口１２から投入され
た紙幣を識別する識別機、１３は紙幣搬送部、１４は投
入口１５から投入されたカードに対してデータの読み出
し及び書き込みを行う上述の読出・書込手段であるリー
ダライタ、１６はカード搬送部、１７は制御部の制御基
板、１８はバックアップ用の上述のメモリで、ＥＥＰＲ
ＯＭが用いられている。

【００２５】また、１９はＡＣ２４Ｖの電源、２０はパ
チンコ台へ玉制御、スイッチ、表示等に関する信号を伝
達する出力端子、２１は各種通信信号の出力端子、２２
は売り上げ信号の出力端子、２３は貸出ボタン、２４は
返却ボタン、２５は投入金額の表示部、２６はカード金
額の表示部、２７は確認用のパイロットランプである。

【００２６】上記のカードサンド２に対して、遊技者は
カードあるいは現金を投入するが、カードが中に残って
いれば紙幣を投入し、不図示のスイッチを押して投入金
をメモリ１８に記録する。このカードの記録が終了する
と、紙幣ば本体後側の紙幣搬送部１３に送られる。その
後、貸出ボタン２３によりパチンコ台から玉を出すこと
が可能になる。

【００２７】そして、パチンコゲームを途中で中止する
場合は、返却ボタン２４によりカードを排出させる。こ
のとき、全部使用して金額が“０”のカードは、リーダ
ライタ１４内に保留されたままとなる。

【００２８】また、カードが中にない場合は、カードを
投入するとそのままカード金額が表示され、後は上記と
同じ動作となる。

【００２９】また、上記のようにカードが保留された場
合には、新しいカードが投入されるとその保留されたカ
ードはカード搬送部１６に送られ、新しいカードが読み
込まれる。

【００３０】そして、上記のカードの内容の使用経過
は、常にメモリ１８とオンライン接続のサーバコンピュ
ータ５のメモリに記憶され、二重に管理される。

【００３１】なお、カードが１回限りの使い捨ての場合
も同様の動作なるが、この場合識別機１１は不要とな
る。

【００３２】ここで、上記のカードとしては磁気カード
やＩＣカードが使用可能であり、図３にその構造を示
す。このカード８は、データを記憶する記憶部（メモ
リ）９を有し、またバーコード印字部１０が設けられ、
カード番号（識別番号）が印刷されている。

【００３３】上記カード８には、上述のように金額デー
タを記録することなく、必ずオンライン（銀行カードと
同じ）で金額をサーバコンピュータ５によりチェックし
ている。また、紙幣の投入により発券機１で発行された
このカード８は、例えば千円券、二千円券、三千円券、
五千円件、一万円券のように金額別の種類があり、識別
番号と組み合わせて、全国で１枚しか存在しない。

【００３４】すなわち、例えばホール番号６桁とカード
番号８桁の識別番号をバーコードと数字で前もってサー
マル印刷し、この識別番号以外はカード８には全て
“０”を記録しておく（紙幣番号と同じ）。そして、発
券機１はそのデータを読み取り、カード８に上記の識別
番号の他に例えばオンライン区分１桁、発券機番号２
桁、サンド番号４桁（発券時は未定のため“０”）、発
行年月日時分秒１２桁を記録する。

【００３５】上記カード８の発行はオンライン時のみ行
い、オフライン時は発行しない。オフライン時は、係員
の操作により、発券機１から識別番号のみ印刷したカー
ドを上記オンライン区分を“特別”にして発行する。こ
の生カードをカードが入っていないカードサンド２に投
入することにより、オフラインでも例えば千円紙幣を投
入することにより玉を出すことができる。但しこの場
合、例えば５００円でカードを抜いた場合は、他のカー
ドサンド２でそのカードを入れて玉を出すことは不可能
となる。しかし、オフライン回線が生きていれば、他の
カードサンド２に移動して玉を出すことが可能となる。

【００３６】また、カードサンド２のオフライン回線不
通の状態で精算する場合は、係員を呼んで金額を確認
し、返却操作によりカードを排出し、そのカードを精算
機４に投入する。そして、金額を入力して精算するとカ
ードが排出されるので、そのカードを元のカードサンド
２に投入すればデータのクリアが確認できる。カード投
入中にオフラインになって精算したい場合も同じ操作に
なり、またオンライン中にカードを排出後、オフライン
になった場合も同じ操作になる。

【００３７】また、サーバコンピュータ５がダウンして
もカードサンド２及び発券機１が正常であれば、カード
サンド２あるいは発券機１でカードの情報を確認するこ
とができ、オフラインでも玉を出すことができる。これ
は、常にカードに最終の履歴情報を残し、カードの最後
の履歴を検索することにより可能となるものである。

【００３８】このように、本システムでは、カードには
金額は書かないで、サーバコンピュータ５がダウンして
も端末同士で通信可能な構成とし、オンラインが回復し
たときにカードの情報を吸い上げるようにし、また端末
がダウンした場合はサーバコンピュータ５から情報を吸
い上げる二重構造としている。このため、カードの不正
使用があっても１回限りで、損害を最小限に抑えること
ができると同時に、オンラインが不可になった場合でも
オフラインで適正に運用することができ、信頼性の高い
システムを構築することができる。

【００３９】ここで、発券機１、カードサンド２、精算
機４の各メモリには略１００万回書き換え可能なＥＥＰ
ＲＯＭを使用し、データを二重化で約１ケ月分バックア
ップするようにしている。また、メモリは単独で変換可
能な構造とし、例えばカードサンド２の本体を変換して
も交換したカードサンド２に前のメモリをセットすれば
動作可能となるようにしている。

【００４０】上記カードに印刷をしているのは、万が一
データが破壊しても端末及びサーバコンピュータ５で確
認できるようにし、ホールに判断材料を提供するためで
あり、バーコードは人手による入力ミスを防ぐためであ
る。

【００４１】カードの寿命回数は、カードに記録するの
ではなく、サーバコンピュータ５で管理し、例えば１日
の営業が終了した時点でコンピュータ５からの指示によ
り寿命となったカードにリーダライタ１４の内部で使用
済みマーク（パンチあるいは印刷マークサンド）を付
し、カード搬送部１６に送るようにしている。また、精
算機４あるいは発券機１でも寿命のカードを分別するこ
とができ、排出されたカードは廃棄処分となる。

【００４２】図４はオンライン状態のときの接続構成を
示す図である。玉貸機である各カードサンド２のメモリ
３１は、図示していないが他のメモリと同様、書き換え
可能回数が高い小容量のメモリ３１ａと書き換え可能回
数が低い大容量のメモリ３１ｄとから成っている。

【００４３】上記メモリ３１としては、例えば小のメモ
リ３１ａに１兆回書き換え可能で３２Ｋバイトの容量の
強誘電体メモリを使用し、大のメモリ３１ｄに１０万回
書き換え可能で１Ｍバイトの容量のＥＥＰＲＯＭを使用
することができる。

【００４４】これにより、パチンコホールでは１０年で
１０００万回のデータの更新が見込まれるので、小のメ
モリ３１ａが満杯になったら大のメモリ３１ｄにデータ
を移動することで、大のメモリ３１ｄの書き換え回数を
カバーすることができる。また、電池によりバックアッ
プするのではなく、不揮発性メモリを使用することでデ
ータの保存を確実にしている。

【００４５】上述のオンライン状態は、どこに正しいデ
ータがあるかを分かるようにするもので、サーバコンピ
ュータ５がオフラインのときは、サーバコンピュータ５
にデータを取りに行かないようにしている。カード番号
はカードを特定するためのものである。また、メモリア
ドレスを設定して、メモリを高速で検索できるようにし
ている。

【００４６】また、発券機１にも同様のメモリ３２が設
けられ、サーバコンピュータ５にはハードディスク等の
メモリ３３が接続されている。

【００４７】発券機１に一万円分のカードを発行させる
ために一万円を投入すること、この発券機１からの通信
でサーバコンピュータ５のメモリ３３上にオンラインの
状態番号が登録されてカードが発行される。このとき、
最終フラグをカードとメモリ３２に記録し、現在は発券
機１が最終のカード状態情報を保持していることをカー
ドに記録する。

【００４８】そして、遊技者が所望のカードサンド２に
上記カードを投入し、五千円分を使用して返却ボタン２
４を押すと、通信によりカードサンド２はカードの内容
に応じたデータを発券機１とサーバコンピュータ５に送
り、カードの最終履歴が上記の１回目のカードサンド２
であることをメモリ３２，３３に記録する。そして発券
機１に対して最終フラグが移動し、上記の１回目のカー
ドサンド２がカードを使用した最終の機械であることを
カードに記録する。

【００４９】次に、遊技者が別のカードサンド２で例え
ば二千円分使用すると、この２回目のカードサンド２は
サーバコンピュータ５と１回目のカードサンド２にカー
ドが移動したことを伝達する。また、更に別のカードサ
ンド２に移動したときは、そのことを同様にして伝達す
る。

【００５０】また、サーバコンピュータ５がオフライン
で記録した場合は、オンラインの最終データをサーバコ
ンピュータ５に送り、各メモリのオンライン状態を書き
換える。

【００５１】図５は本発明の第２の実施例の構成を示す
ブロック図である。同図中、４１はカードの記憶内容に
応じてパチンコ玉の貸し出しを行う複数のカードサンド
（貸出機）、４２はこれらのカードサンド４１をグルー
プ毎に制御する島制御器（島制御装置）で、前述の実施
例と同様のメモリ４３を備えており、発券機１、精算機
４及びサーバコンピュータ５と高速回線を介して接続さ
れている。

【００５２】上記各カードサンド４１は、カードのデー
タの読み取りを行うリーダのみ有しており、発券機１で
発行されたカードは発券機１及びサーバコンピュータ５
に登録される。そして、カードサンド４１にカードが投
入されると、サーバコンピュータ５に問合わせに行く。
このとき、サーバコンピュータ５がダウンしていた場合
は、島制御器４２によりカードが登録されている機械を
検索し、例えば発券機１にそのカードのカード番号があ
れば、発券機１からその島制御器４２にカードの最終権
利（情報）を移動する。

【００５３】このように、島単位で管理を行うことによ
り、各島制御機４２、発券機１及び精算機４は高速回線
で結ぶことができる。この場合、各カードサンド４１で
のカードの使用データはカードサンド４１で持つのでは
なく、各々の島制御器４２のメモリ４３に持つようにす
る。また、島制御器４２、発券機１及び精算機４は、前
述の実施例と同様メモリを別構造とし、変換可能とす
る。

【００５４】本実施例においても前述の実施例と同等の
作用効果が得られ、不正コピーのカードを使用した場合
は一回のみで本物のカードも使用不可となり、損害を最
小限に抑えることができる。また、オフラインでもシス
テムの運用を図ることができ、信頼性が向上したものと
なる。

【００５５】

【発明の効果】以上のように、本発明によれば、カード
の不正使用による損害を最小限に抑えることができると
同時に、サーバや中継器等が故障してオンラインが不可
になった場合でもオフラインで適正に運用することがで
き、信頼性の高いカード管理システムを実現することが
できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本発明の第１の実施例の構成を示すブロック
図

【図２】 第１の実施例のカードサンドの構成を示す図

【図３】 カードの構造を示す説明図

【図４】 第１の実施例のオンライン状態のときの接続
構成を示す図

【図５】 本発明の第２の実施例の構成を示すブロック
図

【符号の説明】

１ 発券機 ２ カードサンド（貸出制御装置） ４ 精算機 ５ サーバコンピュータ（管理制御装置） ８ カード ９ 記憶部（メモリ） １１ 識別機 １４ リーダライタ（読出・書込手段） １７ 制御基板 １８ メモリ ３１ メモリ ３１ａ メモリ ３１ｂ メモリ ３２ メモリ ３３ メモリ ４１ カードサンド（貸出機） ４２ 島制御器（島制御装置） ４３ メモリ

Claims (9)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 所望の識別情報をメモリに記憶させたカ
   ードを発行する発券機と、前記カードの記憶内容に応じ
   て遊技媒体の貸し出しを制御する複数の貸出制御装置
   と、前記発券機及び貸出制御装置とオンライン接続され
   た管理制御装置とを有し、前記管理制御装置は前記カー
   ドの使用経過情報を記憶するメモリを備え、前記貸出制
   御装置は投入された金額及び遊技媒体の貸し出し指示に
   応じてカードの記憶内容を書き換えるカードの読出・書
   込手段と前記カードの使用情報を記憶するメモリを備
   え、前記カードに金額情報を書き込むことなしに該カー
   ドの最終の使用履歴情報を書き込むようにしたことを特
   徴とするカード管理システム。
2. 【請求項２】 カードの最終の使用履歴情報から得られ
   る金額情報に基づいて残金を精算する精算機を有してい
   ることを特徴とする請求項１記載のカード管理システ
   ム。
3. 【請求項３】 発券機、貸出制御装置及び精算機をネッ
   トワークを介して接続し、カードに関わる情報の伝達を
   行うようにしたことを特徴とする請求項２記載のカード
   管理システム。
4. 【請求項４】 所望の識別情報をメモリに記憶させたカ
   ードを発行する発券機と、前記カードの記憶内容に応じ
   て遊技媒体の貸し出しを行う複数の貸出機と、これらの
   貸出機をグループ毎に制御する島制御装置と、前記発券
   機及び島制御装置とオンライン接続された管理制御装置
   とを有し、前記管理制御装置及び前記島制御装置にそれ
   ぞれ前記カードの使用経過情報を記憶するメモリを備
   え、前記カードに金額情報を書き込まないようにしたこ
   とを特徴とするカード管理システム。
5. 【請求項５】 カードの使用経過情報から得られる金額
   情報に基づいて残金を精算する精算機を有していること
   を特徴とする請求項４記載のカード管理システム。
6. 【請求項６】 発券機、島制御装置及び精算機をネット
   ワークを介して接続し、カードに関わる情報の伝達を行
   うようにしたことを特徴とする請求項５記載のカード管
   理システム。
7. 【請求項７】 各メモリは書き換え可能回数が高い小容
   量のメモリとそれより書き換え可能回数が低い大容量の
   メモリとから成ることを特徴とする請求項１ないし６何
   れか記載のカード管理システム。
8. 【請求項８】 各メモリは交換可能に設けたことを特徴
   とする請求項１ないし７何れか記載のカード管理システ
   ム。
9. 【請求項９】 カードに識別情報を印刷するようにした
   ことを特徴とする請求項１ないし８何れか記載のカード
   管理システム。